「真の信仰者による最高の真理の伝道を」 (24) |
- 日時:2014年06月03日 (火) 21時12分
名前:桃次郎
今、心に留めておきたい言葉です。
「真の信仰者による最高の真理の伝道を 」 生長の家愛知教区教化部長
原 田 昭
今日、世界には沢山の宗教があるが、宗教そのものよりも、その真理を伝える活動者に於いて、正しく真理を自覚しているかが、問題である。
「生命の實相」を正しく自覚している伝道者が教えを説いたならば、その教えは生きて参ります。
しかし、「生命の實相」を自覚しておらない伝道者がいくら教えを説きましても、その真理は生きてこないのです。
総裁谷口雅春先生、 副総裁 静超先生が教えをお説きになりましたら、一切経が生きてくるではありませんか。
吾々は正しく「生命の實相」を自覚する活動者を、伝道者を養成しなければならないのです。
真理を正しく実践するために、私共は三つの行を教えて頂いております。
ご存知の通り 顕徳の三行 であります。
一つは 《観行》 即ち 祈り。
神想観の実修です。
光明化運動の一番の原点は ‘神の子の自覚’ です。
この神の子の自覚が薄れて参りますと、運動は鈍ってきます。
吾々の運動は決して 現象運動 ではない。
神様が興した“神の子の運動”です。
吾々はしっかりと神想観を実修しまして、「吾が業は吾が為すにあらず、天地を貫きて生くる祖神の」生命であることを自覚して、そこから真の素晴しい光明化運動を実践して行かねばならないと存じております。
さて 顕徳の三行 の二つ目は《誦行》であるとお教え頂いております。 聖経を読誦し「生命の實相」 を拝読し、天地一切の物に感謝する。
しかして実相円満を実践することであります。
『七つの燈台の点燈者』の神示に、 「感謝」 の言葉が 14ヶ処 も出て参ります。
感謝から離れてはなりません。
感謝を忘れてはなりません。
吾々は「感謝の念の中にこそ汝はわが姿を見、わが救いを受けるであろう」
と、お教え頂いております。
顕徳の三行 の三つ目は、ご存知の通り 《愛行》 でございます。 愛を実践するところ、愛を行ずるところに、必ず神の力が顕われます。
「神があらわるれば乃ち、善となり、義となり、慈悲となり、調和おのずから備わる」 世界が展開致します。
即ち菩提心を起して菩薩行に精進するとき、金剛不壊の仏果を証すること確実なり、 とまし神示にお示し頂いております。
観行・誦行・愛行。
この三徳を実践することによりまして、真の神の子が誕生し、真の伝道者が、真の活動家が養成されますことを確信致します。
吾々が生長の家に触れましたことは決して偶然のことではないことを申し上げたい。
数ある宗教の中で、この 《萬教帰一》 《人間神の子、円満完全》 なる真理に吾々が触れ得たことは断じて偶然ではありません。
キリストは 「吾れ神を選びしに非ず、神吾れを選びしなり」 と申されました。
「生命の實相」 の第1巻に、 「この非常時に神様があなたを選んで下さった」とお書きになっております。
教化部の隣におりましても、或は本部の隣におりましても、この真理に触れる神様を得ておられない方々が沢山おられます。
吾々は今日、この教えに触れることによりまして、永遠の幸福を得ることができましたし、真の魂の解放、人生の意義も、その真の目的も、更にまた繁栄の原理も、真の健康をも ・・・・・ と数々お教え頂きました。
吾々は一日たりとも、このご恩を忘れてはならないと存じます。 この真理をしっかり自覚致しまして、日本国実相顕現のために、人類光明化のために、皆さんと共に 挺身・致心・献資の誠を尽くして参りますことを、深く大神様にお誓い申上げます。
昭和59年5月4日
第8回生長の家相愛会男子全国大会 より
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