やっと見られましたーー(といってもDVD持ってるんで見たことはあるんですが)。
まず!最初に開演前のウォーミングアップの様子やキャルさんとのインタビューがあったのがうれしかったーーーー(*^。^*)まさかそんなスペシャルがあるとは!!!
なつめさん、「退団後の予定は」という時に「婚約発表」とふざけて言ってましたが(笑)、言っておいて自分で照れてるのが可愛い♪今って(当時もある程度はそうだったのかもしれませんが)男役さんに恋の話やら男性の影がちらつくとなんかすごくバッシングを食らうような気がするんですが(桂ちゃん叩かれてたし:涙)、当時の歌劇とか読んでいても普通に「結婚」の話とか出てたりして、もっとおおらかだったのかな~と思いました。「夢が壊れる」っていう気持ちもわからなくはないんですが、私は舞台で男役を魅せてくれればそれでいいんであまりうるさく言いたくはないなぁと常々思っていて。でもなつめさんに関してはそういう面倒くさいこと考えなくてすむんです。舞台のかっこいい~~なつめさんにメロメロ、でもオフのかわいい~~なつめさんにもメロメロ、OGになってからの素敵な女性のなつめさんにもメロメロ、ああ~幸せ♪ってな感じで(笑)。
さて、肝心のお芝居ですが、誤解のないように言っておきますが、「ヴェネチアの紋章」嫌いじゃないんです。なつめさんがやりたいと思っていた題材で、なつめさんがすごく愛着を抱いているキャラクターで、実際なつめさんはすごく素敵で・・・。
でも、「アンダーライン」「テンダーグリーン」のような強烈な一撃がなくて・・・・いつもみたいには書けないかもしれません(汗)。でもそれはこの作品が好きじゃないとかではなくて・・・。一緒に上演されたジャンクション24が好きすぎて、いつもそっちばかりリピートしてしまうのも一因かもしれません。。。
でも!!もちろん好きなシーンはたくさんあります!
まずはなんといっても曲が大好きなんです♪オープニング、次から次へと歌い継がれる曲がどれもこれも楽しくてワクワクして(*^。^*)舞台がヴェネチアということもあってなんかディズニーシーみたい♪っていつも思ってしまう^^;
本当にどの曲も大好きなんだけど、「ヴェネチア~の~~♪」と歌いながらアルヴィーゼが登場するとガラリと空気が変わるの!!あれすごい!!!!また銀橋を渡るときのなつめさんの表情がすごく良くて♪
黒衣の乞食は・・・・正直怖かったです(笑)。私子供の頃着ぐるみ怖くて大泣きしてたタイプなんで^_^;でも黒マント脱いだアルヴィーゼがあまりにかっこよくて(#^.^#)
私、実はコスチューム物は(似合う似合わないに関係なく)あまり好きではなくて(宝塚好きなくせに:汗)ベルばらとかもちょいと苦手なところがあるんですが、アルヴィーゼの恰好はどれもなつめさんによく似合ってましたね~~♪♪シックな色のものが多かったのも良かったですし、黒のピタッとしたパンツ(タイツ?)がなつめさんの脚の美しさを際立たせていて!!たしかうずさんが以前書いていらしたと思うのですが、なつめさんの脚ってタイツが似合う!変にむっちりしてないし、棒みたいでもないし、細いのに男っぽくてセクシー(*^。^*)ゆとりのあるパンツがひらひらする感じも大好きですがアルヴィーゼのぴっちりタイツも素敵!
あ、黒衣の乞食と言えば、仮面を取った後マルコと銀橋で歌う場面も好きなんですが、この場面から始まって最後まで、マルコが出てくるたびに「ルコさんで見てみたいーー(;O;)」という気持ちになってしまって。。。
ヤンさんは大好きなんです!!なつめさんを本当に慕って尊敬しているのがわかるし。なつめさんとヤンさんのダンスは大大大大大好きで、モンマルトルのカフェもヤンさんで見てみたかったーーー!!!とか思っちゃうし(真桐さんが嫌なわけじゃないですよ!)。ヤンみきがあれだけ人気が出たのも納得なんですが・・・・・・・どうしてもなつめさんとルコさんのガッツリ芝居が見たかった・・・・(T_T)それにマルコってストーリーテラーみたいな部分があるからルコさんのあの声で聞きたかったなとも。なつめさんは別格なんですが、私、本当にルコさんが好きなんです。もっとなつめルコで大人な芝居を見たかったんです・・・。やっぱりあの時点ではヤンさんはまだいっぱいいっぱいな感じがして。。。
でも当然ですよね。ヤンさんにとっては初めての2番手作品。ヤンさんもヤンさんのファンも不安だったろうなぁ(涙)。この辺、やはり前トップさんの退団公演のみ2番手をやった音月さんと重ね合わせてしまいます。。。きっとあの時も彩吹さんファンは水&彩吹で見たい!って思ってたんだろうな。。。
ああ、また脱線してしまった(汗)。
例によって細かいんですが、マルコの家で椅子に座った時、足を組む、その姿にキュンキュンします(#^.^#)足長~~い!!かっこいい~~!!!!一々こんなんだから肝心のお話が頭に入ってこないのかも(汗)。もう一つ細かいんですが(笑)慕ってくるはぐれ鳥たちに「君たちと同じひねくれものだ」。この「ひねくれものだ」の言い方が大好きーーー!!!!!またはぐれ鳥たちがアルヴィーゼを慕う姿が組子となつめさんの関係をダブって泣ける。。。
それからやはりこの物語は難しいことを除いて「アルヴィーゼとリヴィアの情熱的な恋」のお話だと思うんですが・・・・・・・・
本当にアルヴィーゼは情熱的!!!!!!!リヴィアへの想いと野心を秘めた熱い男!!!ここまで情熱的な役は(私が知ってる中では)初めてな気がします。リヴィアを見つめるその目の奥の焼き尽くすような激しさ、かき抱く力強い手、溢れ出る激しい想いの数々、愛の言葉も、熱いキスも・・・・・本当に熱いラブシーンが多くて、リヴィアじゃありませんが「何がどうなってもいいような気がして」しまいます。もう、どうとでもしてーー!!という感じ(笑)。なつめさん、インタビューで「ラブシーンは恥ずかしいから苦手」って言ってたけど全然!!全然そんな風に見えませんよーー!!!
アルヴィーゼの情熱という意味ではやはりモレッカの場面は外せませんね。二人の間にうずまく狂おしいばかりの愛がグイグイ伝わってきて名場面だなぁと。
でも実は私が一番キュンキュンするのはそこではなく・・・
リヴィアがベネチアからコンスタンチノープルにやってきた後のシーン。朝、起きてきたリヴィアを迎えるアルヴィーゼ。「あなたはまたハンガリアへ御発ちになりますのに」とリヴィアが言い終らないうちにその口をふさぐようにキス!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・もうダメっす、私(でも幸せ:笑)。
アルヴィーゼの情熱的なまなざしって、リヴィアに向けられるときはもちろんなんだけど、レミーネに「お前は十分に魅力的だ」と言う時の目も力強くて、あんな目で見つめられ「魅力的だ」なんて言われたら諦められるわけないよーーー!!!と思ってしまいます^_^;罪な男だぜ、アル様(笑)。
アルヴィーゼ以外では、実は最初に見たとき一番心惹かれたのはカシムだったんですよね(笑)。だってアルヴィーゼに対する忠誠心、ストーカー並みに(でも憎めない)慕ってくるヴェロニカへの、ぶっきらぼうながらも優しい一面・・・・いいなあって思って。最後「列の後ろに加えてください」と運命を共にすることを懇願するシーンは泣けて泣けて・・・・・。
最後、リヴィアを想いながら一人でモレッカを踊るシーンも素敵ですね~♪あの白いブラウス(フリルがないからラララブラウスではない?)がなんともよく似合って(*^。^*)後ろにリヴィアの面影が現れ、一緒に踊っているように見えるのがまた泣かせます(:_;)
それから最後の戦い。次々と仲間がんでいき、最後一人残され踊る(戦う)アルヴィーゼ。そしてついに銃弾に倒れ、せり下がっていく・・・・・あれは泣かずにはいられないでしょう(T_T)
退団公演なのに寂しすぎるよーー、悲劇すぎだよーーー!!!!と思ったのですが・・・ラストに救われたというか。
もうね、大好きなんです!!あのラスト!!!!!!アルヴィーゼに瓜二つの男が現れたときブワ~~っと涙が出てきてしまい。。。不安そうに恋人を探すリヴィアに似た女の子、名前を呼ばれ恋人に気付いたときのうれしそうな二人!!このときのなつめさんの衣装がすごく好き♪♪青いブラウスに黒いパンツ。今までと違って憂いや苦しみのない明るく溌剌とした表情にまた涙(:_;)
二人で銀橋であんなに楽しそうに踊って、本当に幸せそうに肩を抱き寄り添いながら去っていく・・・・。
「やっと会えたね!!」「もうずっと一緒だね!!!」
思わず拍手したくなってしまう、そんな素敵なラストでした(*^。^*)
・・・・・・・・ああ、なつめさん、あんなふうに生まれ変わってまた素敵な笑顔を見せてくださいーー(ToT)
はっ!!!!!萌えポイントばかりで全然お話の内容には触れてないかも。相変わらず長文なのに(汗)。どうも政治的な話は私のキャパを超えてまして・・・^_^;
アンダーラインやテンダーグリーンほどには熱く語れないかも・・・と言っておきながら結局まだ語り足りないってことは・・・・やっぱり好きなんでしょうね、この作品(笑)。
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