零戦の会では、元零戦搭乗員を囲む会を来たる平成29年(2017)1月22日(日)に開催いたします。
この度お話をお願いするのは、海軍兵学校73期出身の吾妻常雄さん(海軍中尉、戦後空将)です。吾妻さんは、琵琶湖に不時着水させた乗機が発見・復元され、現在、広島県呉市の「大和ミュージアム」に展示されていることでもお名前が知られています。
吾妻さんはまた、零戦搭乗員会時代に事務局長を、零戦の会になってからは副会長を務められました。
吾妻さんは大正14年生まれ。昭和19年3月に海軍兵学校を卒業後に飛行学生となり、霞ヶ浦海軍航空隊での中間練習機課程につづき同年9月から筑波海軍航空隊での実用機教程を経て、20年2月に愛知県明治基地の第二一〇海軍航空隊に配属。同隊で飛行隊士(飛行隊長の補佐)を務められた吾妻さんは、終戦までの半年間を飛行訓練や要務飛行、試飛行等に従事しました。
戦後は解体された海軍の業務を引き継いだ第二復員省(昭和21年6月から復員庁)に所属、掃海艇乗り組みなどを経た後航空自衛隊に入り、航空幕僚監部装備部、在ワシントン日本大使館付防衛駐在官等を経て空将として退官されるまで国防の任に当たりました。
兵学校入校以降の海軍時代のご経験、特に「大和ミュージアム」に展示中の零戦が不時着したときの経緯などに加え、自衛隊勤務についても大変興味深いお話が伺えることと思います。 開催要領は下記のとおり。奮ってのご参加をお待ちいたします。
日時:平成29年1月22日(日)午後1時30分〜4時 場所:立川グランドホテル(東京都立川市 曙町2-14-16、地図はhttp://tachikawa.khgrp.co.jp/info/access.html) 13:20までに受付にお越しください。
会費:3000円(※講演会形式で食事は出ません)当日、受付にて集金。
定員:40名程度・なお定員に達し次第締め切らせていただきます。(皆様、くれぐれも遅刻なきよう、5分前までに集合でお願いします。念のため、服装は、男性の場合、スーツまたはジャケットにネクタイ着用、女性もこれに準じた服装でお願いします。)
ご参加いただける方は、年齢・性別・会員であるなしを問いません。参加ご希望の方は、NPO法人「零戦の会」・「囲む会」専用メールアドレス zerosennokai@yahoo.co.jp (「囲む会」以外のご用件については対応いたしかねます)に、ご参加ご希望の旨とともに、 @ご住所 Aお名前(フルネーム)Bお電話番号(携帯もしくは固定)C ご年齢・ご職業 を明記の上、電子メールでお申し込みください。 (これまでにご参加いただいた方は、お名前とご住所だけで結構です) 折り返し、受付確認のメールを送らせていただくとともに、ご案内ハガキ(概ね開催1週間前までに送付します)を郵送いたしますので、当日、このハガキを受付にお持ちください。 なお、ご家族以外の同伴者がある場合は、ご面倒ながら個別にお申込みください。飛び入りでのご参加はいかなる事情があっても不可ですのでご注意ください。
申込み受付期限・平成29年1月14日(土)※ただし定員に達し次第締め切らせていただきます。
※ご高齢ゆえ、不測の体調不良等による予定変更、あるいは中止の場合もあり得ます。その場合は、メールならびに当零戦の会HP掲示板でお知らせいたします。
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