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10月26日の刮目 - 松井 敬祐(23期生) MAIL
10月26日の刮目
No:3338 投稿者:松井 敬祐(23期生) 投稿日:2010/10/27 Wed 14:00:47 [返信]

みなさんは『週刊ダイヤモンド』を読んでいますか。
私は毎週購入するわけではないのですが、興味がある特集が掲載されていると買っています。しかし、大学の
資料室には毎週行っています。
さて、私が刮目で話したのは2010年10月12日発売のダイヤモンドで特集は“電子書籍”でした。読んだ方は
ご存知だと思いますが、電子技術の発達により、従来の読書法が一変する動きが電子書籍業界で起こっています。
タブレット型の端末でアマゾンの“Kindle”,アップルの“iPad”など他にも日本企業の東芝、シャープからも
電子端末が発売されるそうです。そこで、私がその記事を読んで電子書籍にすることによるメリットとデメリット
を簡単に表にしてみました。10月26日のゼミに出席して私の刮目を聞いた人も言いそびれたことを挙げているので、
ぜひ見てください。

(メリット)                (デメリット)
・インクが不要(エコ)           ・図書館・書店がなくなる。
  ・紙が不要(エコ)           ・書籍の流通業の減少。
・1つの端末で何百冊も保存できる        ・目を悪くする人が増加する。
・従来の書籍より安い。           ・読書に対する意識の低下。
・どこでも書籍の購入が可能。          ・立ち読みできなくなる。
・文字の大きさ変更が自由自在。         ・三戸ゼミの本の交換会ができなくなる。
・知らない語句を即座に検索できる。
・雑誌の発売が地域のより時差がなくなる。
・聖書が燃やされない。

やはりデジタル化(電子化)することのメリットの方が多くなった。成人が読むような専門書はかなり重さが
あり、それを何冊も持ち運ぶことは難しい。しかし、電子書籍があれば1つの端末を持ち運ぶことで何百冊もの
書籍を持ち運ぶことができ、つまり自分の本棚を持ち運んでいるような感覚である。メリットの最後は冗談で
書いたかのように思えるが、実際聖書を電子化することで1つの宗教問題が解決できるのである。
一方でデメリットもあり、一番問題なのは三戸先生からもご意見があったように、活字離れになるのではという
不安である。それでは電子書籍化する意味などなくなる。だが、最も問題なのは三戸ゼミナール伝統の本の交換会
がなくなることである。将来的には本の紹介会になってしまうのではないかという不安だ。そうならないためにも
今後の電子書籍業界の進展を見ていきたいと思う。先生からもご指摘があったように、膨大な量を一週間でまとめ
上げる週刊誌は1つ1つの内容が月刊誌に比べて薄いということは読んでいて感じるが、自分の関心がある記事が
掲載されているとついつい買ってしまいます。
みなさんは本が電子書籍化になっていくことをどう思っているのですか。みなさんの考えを聞きたいと思い、
投稿しました。返答期待しています。

話は変わりますが、浩友会で中島さんからいただいた福岡土産おいしくよばれさせていただきました。私は奈良出身で
九州のご当地土産をあまり食べたことがないので、非常に良い体験ができ、うれしく思っています。
本当にありがとうございます。
2010年10月30日 (土) 22時12分 No.140

穴埋め川柳、ごっつぁんゴールのチャンスがきています - 杉山@3期(雅号考え中) MAIL
穴埋め川柳、ごっつぁんゴールのチャンスがきています
No:3339 投稿者:杉山@3期(雅号考え中) 投稿日:2010/10/27 Wed 19:24:58 [返信]

「品格と ○○○○○○○ たたかれる」

すでに6文字、空いてます。

仕事中(内緒だ!)ですが、息抜きに覗いていたら見つけてしまった。

太田碧梧桐の3度目のアシストなるか
それとも、自分で決めるか?


→松井さん(23期)

電子書籍とはIT業界の人間にはだまっていられないテーマをあげましたね。
家に帰ってからしっかり返信するのでちょっと待っててね。


それにしてもタイトルのつけ方がおしい。
「10月26日の刮目」では中身はわからんなあ。

下に蛇足があるよ。


最後のお礼も、名指しでした方がいいと思うよ。
まだ見ぬ先輩なんだから。


ではでは。

※表現少し修正しました。
2010年10月30日 (土) 22時12分 No.141
Re:本に家を狭められないのは嬉しい。 - 太田 健一(3期生) MAIL
Re:本に家を狭められないのは嬉しい。
Prev:3338 No:3345 投稿者:太田 健一(3期生) 投稿日:2010/10/27 Wed 22:24:22 [返信]

松井さん、初めまして。
3期生の太田と申します。
面白い題材を有難うございます。
私はいまだ電子書籍を読むためのハードを手にしていないのですが、魅力を感じています。
その理由は次のようなものです。あまりまとまっていなくて申し訳ないです。

(1)部屋が狭くならない
私はこれが一番のメリットだと思います。
本の増加にしたがって引越しを余儀なくされているような人にとっては、好みの問題は
別にして本当に助かるのではないでしょうか。
部屋に置ききれないからという理由で処分することもなくなるはずです。これは嬉しい。

(2)探すのが楽である。
本の数が増えれば増えるほど、探すのが大変になります。本棚に収まりきらないほどの
本を所有している人ともなればなおさらです。
2期生のW氏は、持っていることを覚えていながらも、自分の部屋から探し出す気力が
なくて再度購入することがあると聞きます(まずは部屋を片付けたまえ)。
本を探して数時間、というようなことがなくなり、いつでも机の前の棚にあるかのように
引き出せるのはとても便利だと思います。

(3)廃刊となった書籍の復刊が期待できる。
現物の書籍と、電子書籍とでは在庫に掛かるコストがまるで違います。
今までは在庫に金を掛けるぐらいであれば廃棄するといったことが日常的に行われて
いましたが、それもなくなり、廃刊自体少なくなるのではないかと思われます。
音楽の世界ではダウンロードが普及して以来、もう入手を諦めていたようなマニアックな
音源が復活されて狂喜することがありました。
書籍の世界でも同じようなことが起こるのではないか、と期待しています。

(4)劣化しない。
これも大きい要素です。
人によっては、本を保管用と読書用の2冊買う人が居ますが、それもなくなるでしょう。
紙というのはどうしても経時的変化により劣化して、摩擦に弱くなったり、色がくすんで
きたりします(特にひどいぞI波書店)。
電子書籍なら、劣化することも、しょうゆやソースで汚れることもありません。


一方、これは電子書籍には出来ないな、と思うのは、「本へのサイン」です。
本の交換会だけならば、ひょっとすると将来的には赤外線でやりとりしたりすることが
できるかもしれませんが(味気ないなあ)、サインは無理でしょう。

私の本棚にも、先生のサイン入りの本や、三戸公先生のサイン入りの本があります。
これは宝物です。
電子認証によるサインも可能はとはいえ、それでは嬉しくはありません。
問題・支障を感じる人は少ないかもしれませんが、私はこの点のみでも現物の書籍は
残して欲しいと考えています。
2010年10月30日 (土) 22時16分 No.147
Re:10月26日の刮目 テーマ:電子書籍 - 杉山@3期です MAIL
Re:10月26日の刮目 テーマ:電子書籍
Prev:3338 No:3355 投稿者:杉山@3期です 投稿日:2010/10/28 Thu 01:06:24 [返信]

僕は携帯電話を昨年からiPhoneに変えています。
そして、電子書籍がでて、最近下記の3冊を購入して読んでいます。

・マイケルサンデル これから「正義」の話をしよう
・梅田望夫 iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう
・上田惇生 ドラッカー時代を超える言葉

デメリット、ネガティブな部分として、指摘されている「活字離れ」「立ち読みができない」
「(紙の)書籍の流通の減少」は確実におこると思います。

それでも、IT業界の人間としてはやはり「光」の部分に注目してゆきたいと考えています。

端末(Kindle、iPad等)、リーダー(デジタルフォーマットを再生するソフトウェア)に
よって現状使い勝手は大きく違いますが、僕が「光」を思う最大のポイントはネット接続にあります。

・アフリカのある国の小学校には図書館がない。
 ネットにつながったPC、端末から、NYの図書館の本が読める。

・ある人が読んだ本にマーキング(線を引く)をしてコメントをつける
 それがネット通じて、友人等に共有される。
 その友人がコメントを返し、それがまた人に伝わってゆく。

例えば上記のようなことが実現すれば、と想像せずにはいられません。
個人の行為である「読書」の可能性を大きく拡げるものと考えられないでしょうか?

「本へのサイン」もできないとは限らないと思います。
端末のタッチパネルに書いたサインを画像もして本に貼付ける。
たぶん、そんなに難しい技術じゃないので、ニーズがあれば出てくるかもしれません。
(そんなのはサインじゃないと言われそうですが・・)
2010年10月30日 (土) 22時23分 No.157
Re:Re:10月26日の刮目 テーマ:電子書籍 - 三戸 MAIL
Re:Re:10月26日の刮目 テーマ:電子書籍
Prev:3355 No:3359 投稿者:三戸 投稿日:2010/10/28 Thu 01:40:33 [返信]

杉山君、なるほど、と読ませてもらった。

機能・有効性があるから、人は買う。
だが、失うものに気づけない。気づこうとしない。
「印刷された本が買われなくなるだけでなく、
電子書籍と合わせた本が買われなくなる」
と私は予測する。

松井君に課題として出したため、
まだ、書くことができない。
彼が、「電子書籍」に関して、
一応の意見を展開し終えてから、
書き込みたい。
2010年10月30日 (土) 22時26分 No.161
Re:10月26日の刮目 (電子書籍) - 20期生 中村貴治 MAIL
Re:10月26日の刮目 (電子書籍)
Prev:3338 No:3372 投稿者:20期生 中村貴治 投稿日:2010/10/29 Fri 02:30:43 [返信]

松井君、お題をありがとう。
OBの方々が複数のレスポンスをして下さっています。松井君のまとめにも期待してますね。
(既に力は充分感じさせられていますが、それ以上の鮮烈デビューのチャンス!)


少し松井君の募りたい主題と違うのかもしれませんが、松井君の話の中に気になった話題
があったのでレスポンスをします。

私が気になったのは、松井君が挙げてくれた「聖書の電子化」についての問題です。
「電子書籍化」によって「聖書が燃やされなくなる」といったメリットがあると言うことでした。
(それと、聖書はかさばるのでどうしても荷物になると言う問題も解決されますね)

しかし、私は記憶・経験(精神)は外部にも蓄積されるものであり、
それが「現物としてある」ものと「データ」の決定的な差になって来るのではないかと思っています。

例えば、野球が好きならバットの触れることで感覚を思い出し、次第に野球に
対する精神が洗練されてくる。三戸ゼミ生では、手垢で汚れた『現代の学としての経営学』
や『企業論』、至る所に書き込みが為された「討論会用論文」など、手に触れることは
もちろん視界に入るだけで当時の記憶や経験、精神が自分の中に入って来るものは多いの
ではないでしょうか。

キリスト教においても、聖書を読むことを通してその信仰心が養われ、聖書が目に入ること、
その手触りが感じられること、付いた自分の手垢を通して自分がキリスト教徒であることを自覚する
ことが重要であり、それがキリスト教における聖書の位置づけではないかと思っています。

しかし、電子書籍がその役割を果たせるかはわかりません。
データではそういった身体的な感覚は大きく失われてしまうのではないかと思います。
仮にですが、聖書の電子書籍化が進んだ場合、宗教的な信仰心は世界的に薄まっていく
一方になるのでは…と予想します。

人は電子のキリストをどれ程信仰できるのか。興味深いところだと思います。


>>杉山さん へ
>・ある人が読んだ本にマーキング(線を引く)をしてコメントをつける
  それがネット通じて、友人等に共有される。
  その友人がコメントを返し、それがまた人に伝わってゆく。

驚きました。私は本を含め文章を読む際は多色ボールペンを愛用しておりまして、
最初に松井君の刮目を聞いたときは実は「それじゃボールペンで線が引けないだろ!」と
レスポンス(突っ込み)をする気でいたのです。
しかし、まさかそれを軽々と克服したうえで、それ以上のことを実現できてしまうとは…。
自分の未熟さと共にIT利用の幅広さ、可能性を感じます。

浩友会では相談にのって頂き、有難うございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
現在はやはりまだ光は見えていない状況なのですが、改めて現状を見つめ直し、
次回お会いする時にはなんとか良いご報告ができるよう、励みたいと思います。
2010年10月30日 (土) 22時36分 No.174
中村はすごいなぁ… - 三戸蝉家増 MAIL
中村はすごいなぁ…
No:3380 投稿者:三戸蝉家増 投稿日:2010/10/29 Fri 14:05:45 [返信]

「題名」のとおり!!

松井、杉山、中村、…、…、
「板ゼミ」になってきた。
2010年10月30日 (土) 22時41分 No.182
Re:Re:10月26日の刮目 (電子書籍) - 杉山@3期 MAIL
Re:Re:10月26日の刮目 (電子書籍)
Prev:3372 No:3425 投稿者:杉山@3期 投稿日:2010/11/01 Mon 01:04:03

杉山@3期です

ご参考です。

10/28 カンブリア宮殿(テレビ東京)で宝島社の社長が出演し、電子書籍、出版業界について、意見を述べています。

今ネットで見れるみたいです。(たぶん1〜3週間かと)
お時間がある方は是非。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/dogatch.html
電子書籍については「#5 付録の次は?」にでてきます。

宝島社の社長の意見(※杉山抜粋)

本屋が非常に困っている時代に大手出版社が電子書籍の取り組みを宣言することは業界に対する裏切り行為である
書店の応援を通して、業界の活性化をはかりたい。
書店、コンビニは全国で6万、この出版流通(網、システム)は一度失ったら二度と取り返せない。

今は何はともあれ書店に売れるものを提供し、利益をあげさせ、活性化させる。
そこから業界全体を活性化してゆく。

CDが駄目になって一つの理由は「流通の衰退」である。
(流通が衰退すると)人の目にとまる確率が少なくなってくる。

版元さえ利益があがっていればいいという考えではなく、流通と一体化して業界全体が利益が
あがるような構造にしなければいけない。

ーーここまでーー

ご参考になれば

(追記)
大事な追伸を書き忘れてしまいました。

→中村さん
>現在はやはりまだ光は見えていない状況なのですが、改めて現状を見つめ直し、
>次回お会いする時にはなんとか良いご報告ができるよう、励みたいと思います。

わざわざありがとう。
たいしたアドバイスもできなかったのに・・
本当、中村さんにとっても良い結果を期待しています。

あらためて今後ともよろしくお願いします。
2010年11月02日 (火) 00時11分 No.226
Re:10月26日の刮目 電子書籍について - 佐藤 宗武(16期) MAIL
Re:10月26日の刮目 電子書籍について
Prev:3338 No:3436 投稿者:佐藤 宗武(16期) 投稿日:2010/11/03 Wed 01:26:36

三戸ゼミナールHPを覗くと板ゼミ講座のまとめが!
松井さんがまとめを書き込んでいないのでまだ締切りではないですよね?
自分も関心のあるトピックなので書き込みます。

今回の書き込みにあたり電子書籍というものを読んだことがなかったので、
『もしドラ』の電子書籍を購入してiPhoneで読んでみました。(紙の本も持っています)
感想としては予想していたよりもストレスは少ないです。
目もあまり疲れませんし、操作に慣れれば自然に読めるようになるかもしれません。

それでは本題の電子書籍化の影響について

個人的に電子書籍に期待するところをメリットとして、
先生の
「印刷された本が買われなくなるだけでなく、電子書籍と合わせた本が買われなくなる」という予測を踏まえて考えた点をデメリットとして挙げてみました。

〈メリット〉
○文字サイズが変更できる(『もしドラ』でも出来ました)
私が一番期待しているのはこの点です。
小さな文字を読むのが難しい人も読書することができます。
作家側からすれば意図しない所で行が変わったりするので、とんでもない!
と言う人もいるかもしれません。

○廃刊になった本の復刊
太田さんが挙げていたのと同じです。
入手不可と思っていた本が手に入るようになれば大変嬉しいです。
一方、「稀少本」という概念が無くなれば、
神田の古書店街を探し歩く楽しみも無くなってしまいます。

〈デメリット〉
●狭い視野でしか本が選べなくなる
電子書籍の配信サイトを利用するときに
多くの人はトップページと検索しか使わないのではないでしょうか?
そうなれば自分の興味の範囲外の本はランキング上位の本やTVなど
他のメディアで取り上げられたものしか目に入らなくなります。

●書店員・図書館司書というプロの仕事がなくなる
電子書籍化が進行すれば、書店員や図書館司書のしている
レファレンス・サービスはコンピュータによるレコメンド機能や
カスタマーレビューに取って変わられることになります。
対面で相談を受けて本を探すという行為が無くなれば、新たな本との出逢いは
少なくなってしまうでしょう。

以上メリット、デメリットとして2点ずつ挙げました。

デメリットとしてあげた点は電子書籍が本格的に普及していない
現在でも起こっていることがさらに加速するのではないかと思っています。
ネット書店の普及だけでなく、実店舗でも店員の判断よりもPOSデータの
ランキングを重視した陳列を行っている書店も増えているそうです。

最近、休日はほぼ確実に書店に足を運びます。
お目当ての本を買うだけではなく、他の売り場もぐるぐる回っています。
全然知らない分野の本のタイトルに惹かれたり
流通にのせていいのかと思うほどトンデモナイ本があったり
新たな本との出逢いはとても楽しい時間です。電子書籍化の進展で
この時間が無くなってしまったら悲しいです。

そんなことにならないように、もっと本を買わねば……

というわけではないのですが、私も『36−10倶楽部』に参加します。
早速、明日(もう今日だ!)書店に行くことにします。

2010年11月03日 (水) 20時50分 No.237
電子書籍について - 松井 敬祐(23期生) MAIL
電子書籍について
No:3438 投稿者:松井 敬祐(23期生) 投稿日:2010/11/03 Wed 05:27:07

三戸先生、太田さん、杉山さん、佐藤さん、中村さんレスポンス
いただいてありがとうございます。
初めてこのような形で投稿したのでレスポンスが来るのかどうか
と不安な気持ちでいっぱいでした。自分が投稿した内容に
これだけのレスポンスが返ってきたことは非常にうれしい
気持ちですし、投稿して良かったと思いました。
只今、みなさんのレスポンスを元に修正案を作成中なので
もうしばらくお待ちください。
今週中に投稿いたします。
また、11月2日の刮目で『グローバル化』について話させて
いただいたのですが、それについての投稿もしたいと思って
いますのでご期待ください。
2010年11月03日 (水) 20時52分 No.239
Re:電子書籍について - 日々野正英(15期) MAIL
Re:電子書籍について
No:3442 投稿者:日々野正英(15期) 投稿日:2010/11/04 Thu 00:55:58

電子書籍について、僕の立場から、あえてメリットを強調して意見を述べたいと思います。
(松井さん、こんなに遅れて書いてしまって申し訳ない!)

僕の立場と書いたのはつまり「地方で生活する者にとって」という意味です。
僕のように地方で生活していると、古い本、希少な本、専門書などの入手は困難なのです。

まず大型書店はありません。
(中程度の規模ならあります。)
古本屋もあまりありません。
(ブックオフはありますが、比較的小さいです。町の古本屋は・・・あるのだろうか?)
『もしドラ』やサンデル教授のような話題の本は十分手に入りますが、
古い本、専門書などはまず手に入りません。

電子書籍が普及して欲しい本がすぐに読めるようになるとしたら、
そのメリットは、地方の方が都市部とは較べものにならないくらい大きいでしょう。


以下に一例を挙げます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
先生が紹介してくださった、E.S.ガードナーの『ペリー・メイスン・シリーズ』!

佐々木さんが、何冊かは今でもあることを調べてくださったので早速書店で探してみました。

向かった先は名古屋駅のビルに入っている大型書店。
(三重県内での入手ははじめから諦めています。)
そこで検索してみるとヒットしました。確かに50冊ほどが登録されています
が、在庫は一冊もありませんでした。(佐々木さんは書店で入手できただろうか?)

やむなく書店での購入は諦めて、帰宅後再度アマゾンで調べてみたところ、
新品では数冊しか登録がないものの、中古品(古本)なら大量に登録されているのを発見しました。

早速その中から5冊ほどを選んで注文しておき、本日うちに届きました。

E.S.ガードナー『叫ぶツバメ事件』(岩崎書店)
同『偽証するおうむ』『消えた看護婦』『ためらう女』(ハヤカワポケットミステリ)
同『ビロードの爪』(創元推理文庫)


※36-10部員としては、このあたり「ちょっと自慢したい」感もあります。
皆様もなかなか見つからないとお思いでしたら、一度アマゾンを覗いてみてはいかがでしょうか。

---------------------------------------------------------------------------------------------------

上記の例は、実物の本をネットショッピング+物流の力で入手した場面ですが、
電子書籍も同じ延長線上で考えることができると思います。
(現状では本が送られてくるまでまで3〜4日かかります。電子書籍であれば即時?)

佐藤さん(16期)が書いてくれている「神田の古書店街を探し歩く楽しみ」は、
とても楽しげで羨ましく感じます。
しかし、残念ながら地方に住む者には無縁なのです。

地方で生活する者ほど、電子書籍の可能性に期待するところは大きいと思われます。

以上、一方的ではありますが電子書籍への期待の意見でした。
2010年11月06日 (土) 12時17分 No.243
『電子書籍』 - 松井 敬祐(23期生) MAIL
『電子書籍』
No:3497 投稿者:松井 敬祐(23期生) 投稿日:2010/11/15 Mon 01:32:40

返信が遅れて申し訳ございません。
先生、太田さん、杉山さん、佐藤さん、日々野さん、今村さん
レスポンスありがとうございます。初めてこういう形で投稿させて
もらって、初めてレスポンスが来た時には非常にうれしかったです。
投稿して良かったです。

さて、『電子書籍』について先生からご指摘していただいた
修正点を踏まえ、それぞれの意見を参考に再度考えてみました。まず、皆さんの
電子書籍に対してどう感じていらっしゃるのかを知りたかったので、
それぞれの意見のメリットを集めてみて、少し説明を加えてみました。


T.電子書籍のメリット


○部屋の中に本棚がなくなる。
電子化することで今まで部屋にあった本をすべてスキャンして
電子端末へ移動するわけですから、その分余分に部屋が広くなります。
その電子端末が自分の本棚、いや図書館になり、またどこへでも
持ち運びが可能なのです。1人暮らしの学生にとって部屋の有効活用が
大事ですので、本棚がないだけで大変部屋が広く感じられるものです。

○本の検索が容易になる。
自分が以前購入した本で、その冊数が多ければ多いほど、再び読もうと
した際探すのが困難ですが、電子書籍では本の題名の頭文字を打てば、
すぐに検索できて、容易に見つけることができるのです。また、行順、
金額順、年代順などといったように設定を換えれば、すぐに入れ替わって、
もう本を綺麗に並べるという行為はなくなるのです。

○本の価格が安くなる。 
従来の本に使っていた紙・インク・表紙は電子化することでいらなくなる
わけです。そこには二つのメリットが存在します。まず第一点は、紙や
インクなどを使わないことで、エコ化することができ、今まで書物に使って
いた原料の木が必要なくなるのです。これからは電子上の無限にあるシート
ですべてが賄えるわけです。もう一点は、価格が大幅に安くなるということです。
例えば、岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの
『マネジメント』を読んだら』は従来の書籍で買うと、
定価(本体1,600円+税)なのですが、私が持っているiPhoneの
アップルストアーでは半額の800円で購入可能です。他の書籍も半額以下の
ものもあります。

○本の劣化はなくなる。 
本は時とともに劣化していきます。窓側に置いとけば、太陽の光で
色が変わるし、何回も読み返せば、黒くなっていきます。しかし、
電子書籍ではそんな心配はいりません。常に新しいのです。昔の本も
スキャンして電子化してしまえば、新品に変貌するわけです。

○通信機能ですぐに購入できる。 
今まで本を買おうと思ったら、本屋さんに行くか、自宅のパソコンから
アマゾンなどで購入できますが、通信機能付きの電子書籍端末なら外出中
や海外先からでも自分がほしい書籍を購入することが可能なのです。また、
購入した人のレビューも豊富に載っていて非常に便利です。

○電子的技術
電子書籍の高機能性を活かせば、これからの読書スタイルがかわります。
ほとんどの電子端末がタッチパネルなので、自由に線を引いたり、しるしを
付けることができるのです。また、通信機能によりその本を現在読んでいる人
とライブチャットも可能なのです。他にも、絵本では絵が自由自在に動いて
子供の興味をそそる機能もあります。中でも私が一番関心を示しているのは
文字の大きさ・フォントを自在に設定できることです。従来の本では文字の
小さい本がありましたが、これからは自分が読みやすい大きさに変えたり、
分からない単語があれば、タッチ一つで詳しい解説がでてきます。

主にこれらが電子書籍である。では次に電子書籍のデメリットを
列挙して、少し説明を加える。

 

U.電子書籍のデメリット


○書店の店舗数が減少していく。
電子書籍が普及すれば、ネットを通して電子化された書籍を
購入できるので、人々は書店自体に行かなくなる。また、
アマゾンなどでも書籍の購入は可能ですが、購入してから数日後に
手元に届くのだが、電子端末では購入してダウンロードすればすぐさま
読むことができる。そうなれば、書店の必要性は薄れていき、段々と
店舗数は減少していくに違いない。

○本離れ
先生が特にご指摘なさっていたのがこの項目です。
ここで言う本は電子書籍ではなく、従来の紙媒体の本である。
何千冊も保存できる電子端末を持っていたら、いつでも読める。
その意識になってしまうと読書することがこれまでより薄れて
いく気がする。従来は読みたい本を一冊から二冊ぐらい持って外に
出る傾向にあった。

○本の区別が無くなる。
従来の紙媒体の本では大きさによって雑誌、単行本、漫画などで
区別していたが、電子化されれば、各々の端末の画面の大きさで読むこととなる。


V.自分の考え

私としては電子書籍に賛成している。おそらく今後、
電子書籍市場が拡大していけば、それぞれの家電量販店では
電子書籍のブースができる。そして、メディアに今以上に
取り上げられれば、顧客の関心も高まるに違いない。
つい約10年前までは音楽オーディオ機器市場において
音楽をダウンロードできることがあまり普及してなかったが、
今となっては当たり前のことのようにみんなが知っている。
つまり、電子書籍もそれと同じような道をたどると考えている。
大学生のスタイルも電子書籍が普及すれば変わっていくと思う。
講義の教科書を電子書籍としてダウンロードすれば、端末だけを
持った生徒が増加するのではないだろうか。従来の教科書とノートを
カバンの中に入れて登校するというスタイルは無くなっていくかもしれない。
信じられない人もいると思うが、それが当たり前の時代は来るのだ。
また電子端末ではPCなどのwordやexcelなども開くことができ、
いちいちPCを開かなくてもすぐに見ることができる。私は現在iPhoneを
使っていて、ゼミでのレジュメをすぐに見ることができるので非常に役立っている。
だが、デメリットとして、書店が無くなるというのは悲しいものがある。
ジュンク堂や紀伊国屋などとは異なって、駅前や商店街の中にある個人経営の
書店は本当に厳しいと思う。だが、僕は書店が無くなることで苦しくなる人より
電子書籍が普及することで幸福感・満足感を得る人が多ければ良いという
功利主義的な立場でこの観点を考えている。
2010年11月28日 (日) 17時42分 No.297


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