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本を2冊紹介したい - 三戸
本を2冊紹介したい
No:3548 投稿者:三戸 投稿日:2010/12/11 Sat 14:30:13
少し前から紹介しようと思っていた2冊の本がある。
他の本も一緒に、とおもっていたため、時間がたってしまった。
とりあえず、まずこの2冊から。
@堺屋太一『東大講義録 文明を解くT 世界と日本の近代にいたる道』日経ビジネス人文庫
A井沢元彦『人類を幸せにする国・日本』祥伝社新書
と、思って書き出したら、「関連本」も紹介したくなった。
@のテーマ 関連本
・堺屋太一『歴史からの発想』日経ビジネス人文庫
・佐伯啓思『人間は進歩してきたのか 「西洋近代」再考』PHP新書
・木村尚三郎『歴史の発見』中公新書
・川勝平太『文明の海洋史観』他
Aのテーマ 関連本
・蔦 信彦『日本の「世界商品」力』集英社新書
・前野 徹『新歴史の真実 混迷する世界の救世主ニッポン』講談社+α文庫(上級者向け)
紹介したら、量も結構になった。
とりあえず、書く(紹介する)、説明は後日、もありだな、とあらためて思った。
だが、簡単に解説をしておこう。
その方が、「読みたい」と思ってくれるだろう。
テーマは、「日本史を独自に語ってきた二人が到達した”現代日本を肯定する”本」
@堺屋太一『東大講義録 文明を解くT』は、
古代(彼は始代いう言葉を使う)から近代までの「歴史」を辿ることで
現代を明らかにしようとする。
江戸時代・明治時代の分析も面白い。
だから、「関連本」のリストは見慣れたタイトルが出てきた。
「関連本」の3,4番目は三戸ゼミで議論をして頷かせたかったら、
読んでおかねばならぬモノだろうが、
@を読んでから、これら関連本へ進む方が楽かも知れない。
また、佐伯啓思のこの本は近代の「人間観・社会観」を語ってくれているので、
サンデル『白熱教室』の理解に役に立つ。
A井沢元彦『人類を幸せにする国・日本』
井沢の「逆説の日本史シリーズ」は週刊誌(ポスト)に連載されているものだから、
叙述がくどいのが大きな難点だが、
十分に読む価値があろう。
「井沢史観」「日本史研究者批判」はおいといて(否定しない)、
「全国統一を目指したのは信長だけ」というような、
視点・指摘は実に面白い。
「歴史ブーム、歴史ファン」には「ロマン希求、現代逃避」的要素を感じるが、
「歴史の面白さ」は「視点」につきよう。
岡田も川勝も加地等々、みなその「視点の卓越性」が魅力なのだ。
堺屋太一と違い「日本史」にこだわってきた井沢の到達点の一つがこの本だ。
日本の工業製品・商品の優秀性の分析として結構いける。面白い。
政治家や経営者も読みゃいいのだが…。
堺屋太一のものより、極く短時間で読める。
通勤途中や、5分〜10分の時間の「細切れ読書」に最適。
蔦 信彦『日本の「世界商品」力も同様のテーマ。
井沢と読み比べ、違い、優劣を考えてみるのは、
一興を超えて勉強になろう。2010年12月27日 (月) 02時19分 No.343
36−10倶楽部とゼミ報告について - 竹田俊亮(21期生)
36−10倶楽部とゼミ報告について
No:3549 投稿者:竹田俊亮(21期生) 投稿日:2010/12/11 Sat 19:06:12 [返信]
三戸先生
本のご紹介有難うございます。
是非36−10倶楽部などのコーナーにも残していきます。
三戸ゼミの皆さま
今までゼミ報告について正式にご報告ができておらず大変申し訳ございません。
現役生の勉強としてだけでなく、OBの方とのコミュニケーションとしても
今回の遅れや完成度については問題であると受け止めています。
今まではインフォーマルな場を通じて後輩に訴えかけていましたが、
このままでは十大ニュースや討論会の報告、ゆくゆくは来年度のゼミ報告にも
影響が出ると思い、この場に書き込ませて頂きました。
(ゼミ活動報告 掲示板にも書いています)
これまで少し流れ気味になっていた三戸先生のご提案を正式に受け止め、
ゼミ報告の改善を行っていきますので、これからもよろしくお願いします。
繰り返しになりますが、ゼミ報告が出来ていないこと、本当に申し訳ございません。
自分が本当の意味で積極的になっていなかったことを残念に思います。
これから取り返していきますので、これからもご指導よろしくお願いします。2010年12月27日 (月) 02時20分 No.344
「36-10倶楽部」での紹介の仕方について - 三戸
「36-10倶楽部」での紹介の仕方について
No:3550 投稿者:三戸 投稿日:2010/12/11 Sat 22:45:52 [返信]
ぞくぞく参加者がふえてきている「36-10倶楽部」。
他の人のリストを参考にするために、
紹介の仕方を考えてみた。
T.「書名」以外になぜ、その本を買ったか「理由」も書くことにしないか。
ただし、面倒なので、以下の書き方を使えばいい。
@テーマに惹かれて
Aタイトル 〃
B著者 〃
C帯、宣伝文句 〃
D噂・書評・ブームから
E推薦者を信頼して
F表紙・装丁・厚さに惹かれて
Gその他( )
U.期待度を【S、A、B、C、D】で付けよう。
とりあえず、この1,2週間に買ったものの内一部を紹介してみよう。
○池澤夏樹編『本は、これから』岩波新書/@電子ブック、B内田樹、他/B
○池田信夫『使える経済書100冊「資本論」から「ブラック・スワン」まで』NHK出版生活者新書/@ /C
○千葉 望『世界から感謝の手紙が届く会社 中村ブレイスの挑戦』新潮文庫
/@A講義の参考文献、レポート課題候補として(義肢装具の会社)/B
○テレビ東京報道局編『ガイアの夜明け 経済大動乱』日経ビジネス人文庫
/@講義の参考文献、レポート課題候補として/B
○テレビ東京報道局編『ガイアの夜明け ニッポンを救え』日経ビジネス人文庫
/@講義の参考文献、レポート課題候補として/B
○テレビ東京報道局編『ガイアの夜明け 2011』日経ビジネス人文庫
/@講義の参考文献、レポート課題候補として/B
○日経新聞社編『200年企業』日経ビジネス人文庫/@仕事で使う/B
○日経新聞社編『人間発見 私の経営哲学』日経ビジネス人文庫/@仕事で使う/B
○枝川公一『これならわかる!ドラッカー思考』PHP文庫/@講義の参考文献/C
○片田珠美『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』光文社新書/A「成熟拒否」/B2010年12月27日 (月) 02時21分 No.345