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生長の家「本流復活」について考える(せっかく版)

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生長の家「本流復活」について考える(したらば版)

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「天皇国・日本」とは「天皇主権国家」のことではない (2731)
日時:2020年02月05日 (水) 23時39分
名前:御教えに学ぶ

★天皇陛下は「絶対権力者」ではない

 谷口雅春先生は「天皇陛下は絶対者であるが、絶対権力者ではない。そもそも権力を握る時点で、絶対者ではない。」と言われています。
 「天皇国・日本」の実相顕現を目指す、というのは、天皇陛下が「絶対権力者」(主権者)となることを目指す運動では、ありません。
 私は『菜食実践は「天皇国・日本」への道』でもこの問題に若干触れましたが、これはあまりにも大切な問題であり、私の言葉によって誤解を生むことがないように、神示と総裁先生の言葉から具体的な文証を掲げようと思います。

★「天皇国・日本」というのは神意が中心になる生き方が弘まっていくこと

「天皇国・日本」と聞きますと、短絡的に考えて、天皇陛下が国政の最終段階でいろいろなことを行う権限を持つことだ、と思いがちの人もいらっしゃるかもしれませんが、ここにはそのようには書いてありません。そうではなく、政教分離も、信教の自由も認めた上で、「政治家のみならず、学者も、企業家も、芸術家も、全ての人々が何らかの形で正しい信仰を持つようにならなければならない。その傾向が全国的に拡がって行ってはじめて神の国に近づいた国家が現実のものとなり、そこには当然中心帰一の姿が各所に具体化して来るものである」というわけです。
 ここには、どうやって神の国に近づいた国家をつくるかという方法論が書いてあるのです。つまり「天皇国・日本」というのは、天皇のご生活――これは、我々はいろいろな所で教わっていますが――神意を第一として物事を行っていかれるという天皇の生き方、神意が中心になる生き方が、我々個人のレベルにもどんどん弘まっていくことによって、それが民主主義の国だったら、結果として、そういう神意を重んじる政治家が多く選ばれるようになるであろうし、そういう経済活動が行われるであろうし、そういう学問が研究されていくであろう。そして、神の国に近づいた国家が現実のものとなる――こういう文脈の中で「天皇国・日本」は説かれているのです。
 ですから、生長の家でいう「天皇国・日本」とは、大変深い意味での“理想国家”を指しているのです。単なる政治制度でも、心情主義でもない。それを実現する方法も、政治的な数のバランスを考えて、議会でこれだけの数を取ったら憲法を改正できるから、そのためにはこうすればいいのだ、といような政治的な手段はもはや取らないのです。そうではなく、天皇の生き方を模範とし、神意を第一とする生き方が一人一人の国民の間に弘まっていき、外国においても、キリスト教の国ならば“神の国”や“神の国の義”を第一にする人々の数が増えていけば、そこに神意が現成した素晴らしい国が建設されるだろうという意味であります。(谷口雅宣先生『信仰による平和への道』P.210~211)

★天皇の絶対性は民の絶対性より来る

人間は自己自身の神聖性ゆゑに神造の国家に神聖降臨の神話を創造してその歴史の中に住む自己を観るのである。天孫降臨とは人間自身すなはち民自身が天孫であり、神の子である自覺の反映にほかならない。かく天皇の神聖性は人民自身の神聖性より反映するのである。されば民が主であり君は客である。是を主客合一の立場に於て把握すれば、主客一體であり、君民一體であり、君民同治である。天皇は絶対者にましますとは、観る主体たる人間(民)の絶対性より来る。民が自身の絶対性の把握が破れるとき、その反映として國の絶対性と天皇の絶対性とは破れるのである。(『君民同治の神示』より抜粋)

★「天皇国・日本」の実相顕現とは「天の父のみこころ」が全世界を治める時期が到るということ

 だから「大日本世界国」になることを、民族意識が高揚して、日本民族が全世界を統一することだとそのように考えることは間違いなのであります。「大日本世界国」とはふり仮名で書いてある通り、「ひかりあまねきせかいのくに」であって、いわゆる黄色人種である日本民族の国というのは、小日本である。本当の大日本国とはひかりの国であり、「ひかりあまねき」日本の国こそ大日本国である。それはすなわち「天の下ことごとくが『天のみこころ』で満ちひろがる世界が来る」ことだということだります。
 従って「神示」に示されてあるところの「全世界五大洲の国土を『天孫』に御奉還申すべき時期が来る」という意味は、「天孫」すなわち「天の父のみこころ」が全世界を治める時期が到るということであり、またイエスの『主の祈り』にある「御心の既に成る世界」が地にもならしめられる時が来るということであり、それが真の「大日本世界国」、即ち「ひかりあまねきせかいのくに」となるということなのであります。(谷口雅春先生『大和の国日本』P.31)

★日本建国の理想とは平和裡に諸民族の共存を進めること

「八紘為宇」という言葉に関しては、『日本書紀』巻の第三にこうあります。これは神武天皇の「橿原奠都の詔」の中にある文言です:
 「上は乾霊(あまつかみ)の国を授けたまいし徳(みうつくしび)に答え、下は皇孫(すめみま)の正しき道を養いたまいし御心を弘めむ。しかうして後に、六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)をおおいて宇(いえ)にせんこと、また可(よ)からずや」
 この文章は、明らかに2つの部分に分かれています。つまり、「まずAをして、その後にBをすることが良い」と書いてあります。そして、Aとは、「我々の先祖や神々が日本という国を徳によって打ち立てたことを確認して感謝し、我々の子孫には、その御先祖からいただいた正しい道を実現していくという精神を、しっかりと人々に弘め伝える」ということです。そして、その後に初めてBをする−−すなわち「国の天地と四方を統合して都を開き、八紘−−国の隅々までを覆って家にする」のです。AとBとの間に「しかうして後に」という接続詞がきちんと入っていることを見落としてはいけません。Aとは、「神の御心に聴いて、その徳を人々に広める」ことです。これは建国の理想の周知徹底であり、一種の道徳教育と言えるかもしれない。それをした後に、初めて周囲を統合して都をつくり、統一的な政治を国内のすみずみまで及ぼす−−それが理想であると書かれている。この順序を間違ってはいけないのに、かつての日本はAもBも同時にやろうとし、しかも天皇の意志を軽視して、刃に血を塗ることを先行させて中国大陸で泥沼の戦争をしたわけです。
 我々はその間違いを再び犯してはいけない。日本建国の理想とは、あくまでも平和裡に諸民族の共存を進めることです。そして、それに当たっては「背に日の神の御心を負いたてまつる」−−つまり「神の御心に沿う」ということが絶対条件なのです。そういう高邁な理想が日本の古典に書いてあるということを、私たちは忘れてはいけない。生長の家は、この「神の御心に従う」生き方を推し進めていく運動です。だから、日本建国の理想を実現する運動でもあるのです。軍隊や政治が先行するのではいけない。神の御心が先行して初めて「刃に血ぬらずして」物事が決着する。そういう意味で、今日の建国記念の日に当って、あらためて生長の家の国際平和運動の重要性と、その使命の大きさを感じるしだいであります。(谷口雅宣先生「“建国の理想”を虚心で読む」より)

★今の時代に逢った「八紘為宇」の実践を

 上記、谷口雅宣先生と谷口雅春先生の御文章を引用させていただきましたが、谷口雅宣先生が雅春先生の御教えを否定しているわけではないことは明白であると思います。
 生長の家の国際平和信仰運動は、今の時代に適った「八紘為宇」の実践です。
 「天皇国・日本」の実相顕現とは、神示に予言された「天の下ことごとくが『天のみこころ』で満ちひろがる世界が来る」ことの現成に他なりません。
 「天皇国・日本」というと神道的ですが、これは仏教やキリスト教、イスラム教を排斥するものでもありませんし、また、雅春先生が明言されているように、日本民族による世界征服を意味するものでもありません。
 事実、韓国においては檀君神話があり、ユダヤ民族にはイスラエル建国の神話があり、それらは全て実相世界の理想国家を実現するための神話です。
 ただ、今の時代はまだまだ人類の迷妄が深く、日本人は檀君や『創世記』の話は今一ピンとこないし、韓国にも天皇陛下と言われると反感を持つ方もいるし、イスラエルではユダヤ教とイスラム教の対立があるし、と、みんな理想とする国家――実相世界の国家――は一つだけなのですが、現実には様々な立場から多くの国家に別れて相争っているのが現状です。
 これが、全ての宗教の信者が目指す世界は実は唯一絶対の理想世界であることに世界中の人が気付くようにすることが肝要である、と思います。
 その時、世界はただ一つの国になるでしょう。それが「天皇国・日本」という形で実現するか、ユダヤ教的な「千年王国」という形になるのか、或いは中国において理想とされる有徳の聖人君子の登場となるのか、将又古朝鮮の檀君のような名君が出御されるのか、は判りませんが、恐らくはその全ての側面を兼ね備えた理想郷が出現するのだと思います。

出典 https://www.facebook.com/tomoki.hino.5/posts/1493846377412135



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