| [283] ’15.11.17 北関東プロレス 井村円寿vs井上広 |
- ブマイエ新聞 - 2015年11月17日 (火) 22時41分
休憩明けの第4試合。 北関東の若手のホープ井上広とDWFの前チャンピオン、井村円寿との戦い。
井上にとっては香坂澪との戦いも近々控えている中、ここで勝って弾みをつけたいところ。 井上はいつものように飾り気の無い黒パンツ一枚で、ダッシュで入場してくる。 勢い良くリングインすると、右腕をまっすぐあげて、観客の声援に応える。
対して円寿は前座の試合を組まされ少し不満そうであったが、 北関東再参戦の目的のため、自由に暴れるつもりだった。 リング上では闘志あふれる井上に対して、握手に応じながらもからかう円寿。
そしてゴングが鳴ると慎重にリングを回る井上に対して挑発する円寿。 すぐにドロップキックで先制しにいくが、軽くはたき落とすとマットにぬうように蹴りつける円寿
しかし井上も何度蹴りつけられても必死にタックルにいく井上 執拗なタックルにイラつく円寿だが、たっと井上は引き倒すと、スピニング・トーホールドへ! 1回、2回転と小気味よく回る井上だったが…
回転して後ろを向いたところで開かれた股間めがけて足を振り上げる円寿 見事に急所へと命中したキックに前かがみで脂汗を流す井上は倒れないのが精一杯だった レフリーが注意するも素知らぬ顔の円寿
受けのみの取れない井上に対して、ドロップキック、そして倒れている井上のお尻を踏みつける屈辱技に出る。 なんとかロープに逃げた井上だが、円寿は意地悪く離れ際にお尻を一発蹴りに行く。
これに怒りを燃やした井上は走りこんでのエルボー! 円寿も受け止めて負けじと打ち返していくと、エルボー合戦に。 円寿が顎へのエルボーを打ってくると、さすがにふらつく井上だが、こらえるとお返しのドロップキックを再度放つ!
しかし、これは円寿に読まれてブロックされてしまう 仁王立ちでエルボー合戦の勝利を告げる円寿に、井上は意地のボディへのヘッドバッドを放つが、逆にフロントチョークに捉えられてしまう
レフリーがチョークを調べにかかると、胸へのセクハラと困惑させる老獪さ。 井上は苦し紛れに力任せに円寿をコーナーポストに押し付けてぶつけていくが、着いたと同時に放たれる円寿の急所蹴り!!
またもや放たれた急所攻撃に前のめりになる井上だが、結果的に円寿の胸に顔を埋めることに… 会場からはブーイングも飛んで来るが、さらに円寿は井上を倒すと両脚を持ち上げて広げて、電気アンマーに!!
井上がその刺激に耐えられなくなってくるころ、さすがにレフリーがブレイクを命じる 股間を抑えて這いつくばる井上に、スライディングでリング下に蹴り落とそうとする円寿
しかし、かわした井上がギロチンドロップを放ち、逆に円寿を外に落としていくが… 巧妙な罠の匂いもしたが、井上は構わずにすかさずブランチャーへ! しかし、膝剣山が待っており、腹をかかえる井上と、膝を押さえる円寿。
二人共ゆっくりと立ち上がると再び闘志をもって向き合う 井上が水平チョップを打てば、円寿もお返し。 それでも打ち続ける井上に対して、モンゴリアンチョップで応戦する円寿
ならばと、なんど喉元への水平チョップで対抗する井上 女子相手にエグい攻撃で、歓声が起こる 非難する円寿だが、井上は構わずにボディスラムへ行こうとするが、これは失敗だった。
股間に触れられていると色っぽい声でアピールする円寿 思わずフックがゆるくなり、背後に抜けられると、背中を蹴りこまれてつんのめってしまう。
怒りのビッグブーツを放つも、待ってましたと円寿はドラゴンスクリューで切り返す! 膝を捻って悲鳴をあげる井上を、髪を乱暴に掴んで引き起こす しかし、踏み台とバカにされれば、意地で切り返して高速ブレーンバスターに!!
円寿に一矢報いたが、井上の足のダメージを悪化させてしまう 二人共ダメージでよろよろと立ち上がるが、円寿は相変わらず強気で見下す視線である
井上はショルダータックルで活路を開いて、もう一度ブレーンバスターで連続して背中にダメージを与えようとする。 しかし、立たされる際に自慢の黒髪を掴まれた円寿が、怒りの膝での急所蹴り!!
離れる井上に、なんと円寿は逆に抱えてのブレーンバスター! 堂々と抱え上げると、豪快に場外マットに叩き落とす。
レフリーの場外カウントも進み、勝利を確信した円寿はリングインして腕を突き上げる しかし、なんとか意地で這い上がると、円寿も少し驚いたようだった。
それでもなお挑発する円寿に、痛む足をこらえてキチンシンクを放つ井上 捨て身の攻撃が当たると、悶絶する円寿の背後に回り、若手のフェイバリットホールドのひとつ、コブラツイストを決めに行った!
がっしりと決めて、さすがの円寿も簡単に抜けられず、口で悪態をつくしかなかったが… またも密着していやらしい、と言われるとつい怯んでしまう井上 ヒップとくっついていた腰を後ろに浮かしてしまう
その隙に逃げられてしまい、この試合の最大の勝機を逃してしまう。 動揺したままエルボーを放つが、打ち返されてさらに、股間の膨らみを挑発に使われるとミドルキックで円寿を黙らせようとする。 しかし、キックは円寿のほうが上手で打ち返され、さらに股間へのタッチをほのめかされて、一方後ろに下がってしまう。
そんなたじろいだところの心の隙をつかれて、後ろに回り込まれると、背後に回られスクールボーイ! 完全に虚を疲れてしまった井上は返そうとするが、ぎりぎりでカウント3つが入ってしまう…
マットを叩いて悔しがる井上 そんな井上に軽く手を振りからかう円寿
まだ負けてないと食い下がる井上だったが…

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