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[326] ’16.04.20 井村円寿、居酒屋A.K.T襲撃!?
ブマイエ新聞 - 2016年04月30日 (土) 13時32分

(北関東プロレスの赤城和仁がオーナーの居酒屋A.K.T。水曜日のノー残業DAYのせいか店は込み合っており、赤城自身も皿運びなど奔走していた)


赤城和仁 > ひぇー・・・・(リング上では決して見せないてんぱった表情をする赤城)


井村円寿 > (赤城がテンパっているのを知ってか知らずか、一人の女が予約なしで店に入る。変装など一切せずに、堂々とした態度のその女はレジの受付で空席のかくにんを取る)
オーナーの知り合いなんだけど・・・ああ、予約はしてないわ。待ちはどのくらい掛かりそう?


店員「オーナーの知合いですか?ええと・・・」
(前回もいたかわいらしい女子大生のバイトが円寿の応対に入る。きびきびとした受け答えだったが、円寿の顔を正面から見ると、隠しきれないオーラに押されてか、顔を赤くして少し下を俯く。そんな様子にすぐに気づいた赤城。だが、顔を引きつらせて・・・)


赤城和仁 > や、やあ、円寿さん・・・・独りかい?・・・・カウンターの奥の席があるから、よければどうぞ・・・(引きつった笑いで円寿に向かって軽く手をあげる赤城)


井村円寿 > あら、貴女この前もいたわね・・・可愛いから、よく覚えてるわ
(女性店員があたふたしているのに気がついた赤城が、フォローに入り円寿をカウンターの奥へと案内する)
あら、澪さんも連れてくれば良かった?まあいいじゃない、貴方と個人的な話をしに来たんだから・・・・
(用件はわかっているだろうと言わんばかりに意地悪な笑みを見せ赤城の方へと歩み寄る)


店員「は、はい・・・・覚えていてもらってたんですね・・・」
(円寿の言葉に余計に顔を真っ赤にする店員。歩くと浮足立ってつまづいていた)

赤城和仁 > まあ、澪さんと二人でくるほうが普通かなと・・・円寿一人できても面白い店じゃないしさ・・・・個人的な話?さあ・・・・なんだろうな・・・・共通な話題なんかないしなあ・・・
(と、今度は赤城が顔を背けながら、そっとおしぼりを円寿に渡す)
飲み物はなんにする?
(そう聞くのが精一杯のようだった)


井村円寿 > 別に怒ってないのよ?・・・そうねぇ、『COOL』なカクテルとかどうかしら?
(あくまでシラを切ろうとする赤城に、暗にAYUMIの件を持ち出し顔を背けてもじっと視線を送り続ける)
貴方以外に、あんな仕掛けを用意できる人がいるのなら、是非紹介してもらいたいわねぇ〜・・・


赤城和仁 > ふっ・・・・
(とぼけていても仕方ないと思ったのか、軽く苦笑いするといつもの策士の顔をする赤城)
一杯目からカクテルかい?ちょっと待っててくれよ・・・
(そういうと奥に戻り、スタッフと話す。しばらくして戻ると三角グラスのカクテルとドライフルーツ、チーズ盛りを目の前に置く。込み具合を考えると結構なスピードだ)
バラライカ。お気に召すといいけどね・・・
(そして自分は焼酎のロックを飲み始める)
・・・・まあ、仕掛ける、というのはちょっと違うかな・・・・
(にやりと円寿を見返す)


井村円寿 > 違わないわ、貴方が一枚噛まなければあんなことは起こらないはずだもの・・・どうせ、うちの上の金の亡者たちにこの試合は金になるみたいな上手いこと言って口説いたんでしょ?
(自分の前に置かれたカクテルを手に取ると半分ほど飲み再び赤城の方へ向き直る)
まあ、あの子は前から一度闘って見たかったのよね。生意気可愛くて、泣かせてあげたくて・・・


赤城和仁 > まあ、噛んだのは認めるけれど・・・あくまでAYUMIの言い出したことだよ。俺は、会社的に断りを入れたのと、もめ事にならないようなやり方をレクチャーしただけ・・・中身そのものは全部AYUMIのアイデア。そこまで動機充分なら止められないだろう?いやあ、俺はやめておけって言ったんだけれどね・・・・
(円寿が一気にカクテルを半分ほど飲み干すのを見て、にやりとする赤城)
まあ、そうだよな。あんたも興味を持つなあと思ったから、俺も許可したわけで・・・歯牙にもかけられない、話題にもなりそうにもない、なら殴ってでも止めたさ・・・・ただ、ちょっとだけ目論見が違っているよ?w


井村円寿 > まあ、貴方の考えることなんていつもよくわからないからどうでもいいんだけどね・・・・AYUMIちゃん、本気で私に勝つつもりなの?・・・それとも、今のうちに因縁作っておきたいとかそう言うこと?貴方は、人間性はゲスだけどプロモーターとしては一流だから、嘘の約束はしないから峰子さんとの試合とは分けて考えて問題ないことはわかるけどね


赤城和仁 > まあ、酷いw
(赤城は少し笑ってから)
さあ・・・勝つつもりではいるようだけれどね・・・・スマートな勝ち方かは別として。ただね、それこそ澪さんならそれでもいいけれど、あんたもスマートじゃない部分は長けているからね。正直言って・・・・
(それ以上はあえて口にはしなかった赤城)
峰子戦はね・・・・大きい会場の日程を物色中w


井村円寿 > へぇ、大きい会場用意してくれるのね・・・ホントに、何でそれで人間的に問題あるのかしら・・・
(いつの間にか空になったグラスを店員に渡し、店員に次のドリンクを任せて話を戻す)
私は、どんな勝ち方だってできるのよ。それに、貴方私がフツーの相手とフツーに試合してフツーに勝つのが面白いと思う?
(スマートじゃない部分の話をされれば、自分がスマートに闘うつまらなさを持ち出し、言葉の意味を考える)
とりあえず、貴方のプラス方向の考えは信頼できると思ってるから、期待を裏切らないでね?ふふっ


赤城和仁 > いつの間に、ゲス確定したのかな?
(肩をすくめる赤城だが、気にしているようではなかった。店員はグラスを受け取ると、厨房に向かってお任せで〜と元気よく告げる)
まあ、あんたはなんでもできるから・・・それでいいさ。プラスになるとは思っているけれど・・・ここから先は計算できない。AYUMI次第だから。俺にも分からないよ?ああ、そうだ。噛んだ人間がもうひとりいるよ・・・
(そういうと厨房を顎で指す赤城。そこにはかっぶていた帽子を脱いで腹の当たりで抱えて、ぎこちなく笑顔で会釈するAKIRAがいた。そして)

店員「これAKIRAさんからです〜」

(円寿の前に出来立ての海鮮やきそばが置かれた)
あいつの得意料理だから、箸をつけてやってくれよ・・・


井村円寿 > 確定もなにも、世間はそういう認識よ?・・・!?貴方、よくもまあ、そんなヘラヘラと顔を出せたものね。兄の方は、限定的ながらも信頼できるけど弟の貴方はとてもじゃないけど・・・・
(そう言って、怪訝な視線を送り続け目の前の海鮮やきそぱも、すすめられるまま口にする気にはならない。)
少なくとも、貴方は私に言うべきことがあるんじゃないのかしら?


赤城和仁 > そうかあ・・・そろそろ高貴なる俺の本当の姿をさらして世間の誤解を解く日がやってきたのか・・・
(赤城が訳の分からないことを言い出していると、AKIRAは両手を前に出して)

AKIRA「すまんかった!これも妹分のため、断腸の思いでやったのさ、姐さん・・・お詫びに後でたっぷり俺のラップを捧ぐぜ!」
(帽子を被りなおして、なぜかウインクするAKIRA)さて・・・・そろそろ、俺は仕事に戻るよ。ゆっくりしていってくれよな・・・(そういうと表情を戻して席を立つ赤城)


井村円寿 > はぁ・・・・・何よこの兄弟、頭痛くなって来た
(ヤレヤレと頭を抱え、首を振る円寿。運ばれて来たお任せカクテルに口を付けながら自由な兄弟を見送る)



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