| [103] ’14.01.04 北関東プロレス 香坂澪vs高田孝之 |
- ブマイエ新聞 - 2015年04月26日 (日) 20時00分
北関東プロレス年初興行 お年玉マッチとして、2戦赤城和仁に惨敗したものの北関東マットで人気急上昇中の香坂澪と中堅のエース、 高田孝之との一戦が組まれた。
クリーンな握手から始まった。 体格差をものともせずにロックアップを挑む澪だが、やはり適わずに膝をついてしまう。 そこから流れるようにハンマーロックに行く高田だが、澪もアームホイップでで切り返し、 さらには高田もすぐざまにヘッドシザースで切り替えしていく… 投げられても相手の力を利用しながら、反動でロープに飛びドロップキック!! 流れるような攻防に観客は見入っていた。
そして立ち上がりきる前に、ドロップキックの連打を浴びせる澪 果敢に攻めていく澪だったが、冷静に見極めていた高田はやられるふりをしながら、受身はきっちりととっており、 密かに澪のスタミナのロスを狙う
そして10度目のそれにあわせて迎撃のドロップキック!! 息を少し切らして立ち上がった頃に、稲妻のように早くそして重いローキックを澪の太ももに放ち青あざを作る
またローキックにいくと見せかけてのタックル、テイクダウンの攻防に入るが、 澪もグランド戦なら任せろと応戦していく マウントを取り合い、片足の取り合い、そして澪が裏十字をしかけていく! しかし、腕を伸ばさないようにしながら身体を寄せて腕を引き抜くと、 今度は逆に先ほどのローキックを放った足をとりアキレス腱固めに!
それも澪は高田の腕の付け根を蹴り上げて脱出する 一連の攻防が終わり、観客からどよめきと拍手が…
それから目線をかて、逆水平チョップ、澪のローリングエルボーと打撃の応酬。 ここは機転を利かせて鳩尾への前蹴りで制した澪が高田をロープに振ると、 ジャンピングネックブリーカードロップ!!後頭部を打ち付けた高田は場外に転がる。
それを見た澪はすばやくコーナーに上がり、場外へのダイビングボディプレス 大きなダメージを受けた高田の背後に回ると、大技のバックドロップへの賭けに出るが… さすがに高田は腰を落として踏ん張ると、バックエルボーから背後に回り、 高く跳躍しながら澪の顔面を硬いマットに打ち付けるフェイスクラッシャー 澪の賭けは裏目に出て、大ダメージを負うことに…
そして今度はエプロンからのサマーソルトドロップを放ち澪を押しつぶして、高田は先にリングへ戻り息を整え、 澪はなんとかカウントぎりぎりでリングイン だが、息絶え絶えの澪を見逃すはずも無く、一気にSTFを仕掛け、さらにスタミナを奪いながら
ロープに必死に逃げる澪に飛ぶ大声援。なんとかエスケープする澪だが… 立ち上がり様、序盤のローキックと同じ腿への低空ドロップキック!!高田の非情な責めが始まる・・・ さらにグランド・ドラゴンスクリューで同じ足の膝を責め、回転されるまま澪が場外に放り出されると、なんと高田はその足を場外フェンスに固定する
澪が珍しくやめて!と絶叫する中、放たれる再度のドラゴンスクリュー!! ほぼ完全に足をもっていかれて、身体をうなだれさせる 完全決着を狙う高田は、澪をリングに入れ込むとバックをとり、高々と抱え上げ… バックドロップかと思わせるが、なんと前に落としてダメージを負った左足一本で着地させて体重を左ひざに集中させる!!
絶叫をあげる澪が意地でヘッドロックをかけていけば、 今度こそはとへそ投げ式のバックドロップで意識を朦朧とさせて・・・ 止めの足四の字固めへ…誰が見ても限界の澪の左膝 それでも必死にネバーギブアップと叫ぶ澪だが… 決して離さず締め上げていく高田についにギブアップをしてしまう…
試合後は介抱にかかる高田。そして担架は拒否しながら、観客の大声援に応え、 再びこのリングに上がることを近い、暖かい空気の中で高田の肩を借りて、控え室に戻る澪であった

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