| [197] ’14.12.03 北関東プロレス マーリン・エンジェルvsキャティ・ローク |
- ブマイエ新聞 - 2015年05月01日 (金) 22時40分
澪戦を踏み台にして対決となった両雄 北関東のストロングスタイルを愛するファン達の注目を集める一戦となった。
余裕の笑みでリングに上がるマーリンに対して、険しい表情で上がるキャティ。 ゴングがなるとまずはロックアップで始まる。がっぷり四つに組み合った二人だが、パワーはほぼ互角となった。
押しつ押されつつ、先にガットショットを出したマーリン ネックロックに移行したマーリンだが素早く腕をとりハンマーロックで返すキャティ
ぎりぎりと絞り上げていくキャティ。苦しい顔をしながらも、じりじりとロープによりブレイク キャティはクリーンブレイクすると思わせて、エルボーを打ち込んでいく。 顔を歪めながらもにやっとするマーリン
そこから激しい打撃戦、投技の応酬と高度でタフな試合となっていく。 しかし、グランドでバックの取り合い、関節技の攻防に入ったところからおかしな様子となる。 さすがにグランドではマーリンが一歩上の展開となっていくが・・・ キャティがあるメキシカン・ストレッチを決めに行ったところからマーリンの様子が変わる
なにか驚き手足の動きが散漫になる。 なんとかロープブレイクするマーリンだが・・・ 「貴女・・・やはりね・・・」
その後もなにかマーリンは落ち着かない。 ロープ際でドロップキックを放つとマーリンは場外へ転落 すかさずキャティは見事な高いブランチャを決めていく。
場外でもつれる二人。 キャティがマーリンの腕をとりフェンスにぶつけていこうとするが、そこは切り返してぶつけ返すマーリン マーリンはなにか息を荒くしながら椅子を持ち出す
「・・・・どうやら、亡霊のようね。もう一度リングから消してあげるわ!」 思い切り背中を椅子で叩くマーリン。背中をのけぞらせてのたうちまわるキャティ。 もう一度椅子を振り上げるマーリンだが、とっさに傍にあったペットボトルをマーリンの顔に投げつけて距離をとる キャティも椅子をとり、マーリンとイスちゃんばらに。
打ち合い、お互い手が痺れると、今度は取っ組み合いエルボーなどを撃ちあう。 そのうちに足がもつれたマーリンが倒れてキャティが馬乗りになって、パンチを打ちはじめるが、 マーリンもブロックしている間に場外20カウントのゴングがなってしまう。
セコンドたちが必死にかき分けて、引き離される二人。 マーリンは怒った顔でさっと花道を戻り、キャティもリングに上がって観客に一礼するとさっと下がってしまった。
混乱の一戦に戸惑う観客たち しかし、はじめてマーリンの不利になる展開を見て、なにかおかしいと感じ始める
マーリン「…コメント?無いわよ!!あいつが誰か分かったわ・・・今度は本当にぶちのめしてやるわ! 亡霊をあの世に返してやるから!」 (それだけ言って荒々しくドアを閉めるマーリン)
キャティ「…今日はまあ、挨拶ですね。ちょっと動揺していたようだけど、次はこうはいかないでしょうね。 次が…本当の勝負です」 (いつもの陽気な声は潜め、険しい表情のまま消えていくキャティ)
次が決戦か? 第2試合が待たれる。

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