| [219] ’15.02.11 DWF 香坂澪vsキャティ・ローク 第2戦 |
- ブマイエ新聞 - 2015年05月04日 (月) 03時42分
北関東プロレスで激しく正面からぶつかり合う試合をした両雄。 最後は澪のフェイバリットホールドを受けた上での逆ムーンサルトプレスで3カウントを奪うという圧倒的な試合となった。
しかし、澪が偶然に掴んだIBベルトのチャンピオンの橋本篤戦での波を感じたキャティが澪を逆指名。 そしてあえて澪のホームグランドに乗り込むという並々ならぬ決意。
ベビー同士の世紀の好勝負にDWFファンも超満員となった。
組合い、最初からアクセル前回の二人。 アームホイップの攻防、ドロップキック、ヒップアタックとスピーディな展開から、澪がドラゴンスリーパーで捉える。 キャティは必死に頭部へのキックで逃れると、そのまま後ろの澪に変形のフェイスロック
澪は強引にキャティを立ち上がらせてバックドロップを狙うが、キャティは瞬発的にスタナーで切り返す!!
顎をしたたか打ち付けた澪にリバースのインディアンデスロック そして観客にアピールする腰振りダンスから、倒れこんで澪の膝を攻め立て、簡単にはロープに逃さない。
さらには鎌固めで澪の背中まで責め立てていくが、必死に首を振られたため、リリースしてロープスルーに。 強烈なフライングクロスチョップが澪の胸元を襲いなぎ倒す。
四つん這いの澪のお尻にドロップキックを打って場外に追い出すと、先制の空中技、ノータッチトペコンヒーロをぶつけていった。 見事なフォームで澪の身体を押しつぶしていく。
先に立ち上がったキャティは観客の心をつかみ出し、追撃のコパルタを狙うが、澪も負けてはいない。 それをがっちりと受け止めると、ヒップドロップの返し技に! 腰を打ち、追い打ちをかけるキャメルクラッチ 最後は澪が立ち上がり先にリングインする
キャティは腰を抑えながらカウント18でリングインすると、 ロープスルーされてドロップキックを受ける。 気合を入れて立ち上がっていくが、澪がフランケンシュタイナーをかけにくると、なんと踏ん張ってスタンディングのボストンクラブに。 しかし、澪が必死に踏ん張るとダメージからか持ちこたえられないキャティは吹き飛ばされる。 それでもすぐに立ち上がってノーモーションでのローリングソバットを打っていくが、なんと澪も同じ技できて相打ちとなる
キャティはバックハンドチョップを繰り出すが、なんと澪は額でそれを受けるとバックフリップに。 衝撃を受けながらもカウント1で返す そして互いの意地をかけたエルボー合戦に
さらにはノーザンライトとブラディサンデーの打ち合いという凄まじい展開に ダブルダウンの状態からやはり先に起き上がってきたのはキャティであった
そして水平チョップで澪の覚醒を促していく当たりは、橋本戦を意識しているようだった。 澪もエルボーで返しながら、袈裟斬りチョップと攻防は続き、澪の一本背負いに!
見事に決まるがなんとキャティはそこから身体を跳ね上げて裏十字の体制に! しかし澪が踏ん張りパンチをわき腹に入れて脱出するとジャンピングニー!
キャティもそれを受け止めて、投げるという強引な技に出る。 澪のエルボーの反撃も目に見えて動きが落ち、逆にキャティは左右のエルボーを打ち、右のローキック!左のバックスピンチョップという底なしのスタミナを感じさせるコンビネーション!!
さらにはスタナーからのカンパーナに移行するが、キャティのスタミナも消耗してきており、技を続けることはできなかった。
だが動きの止まった澪にフライングニールキックを決めて流血させてしまう。 そしてもう一発でフィニッシュを狙った2発めだったが… なんと澪がまだ動けるのか?という信じられない動きでムーンサルトアタックで返していく!!
カウンターとなりリングに倒れるキャティ ついに澪がムーンサルトプレスを放つためにトップロープに登る。 そして全身の力を振り絞り放たれた…
キャティは今回もと受け止めるが、それは前回と威力、重みが違った。 キャティの身体にもスタミナは少なく、息が詰まる衝撃にフォールの返しがわずかに遅れて… ついに念願の3カウントが叩かれる
湧き上がる観客と、互いの健闘をたたえ合う二人であった

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