| [223] ’15.04.09 北関東プロレス J・若葉vs大向峰子 |
- ブマイエ新聞 - 2015年05月04日 (月) 19時58分
キャティへの非情な責めと試合後の暴挙から端を発して、既存レスラーへの敬意の無さが敵愾心を呼んで すっかりヒールとかした大向峰子と、その風を利用して勢いを増したジャンヌダルク若葉との初対戦は、 観衆の大いなる熱気に包まれていた。
ジャンヌダルク若葉は、なんと宿敵ともいえる南関東格闘技ネットワークの学生に、これまた因縁の人間神輿でリングイン。 いきなり観客の度肝を抜いた。
対する峰子は、動揺はしなかったが実の弟の反抗を少し睨みつけるぐらいで、 相変わらずの不遜な態度にやはりブイーイングが飛ぶ 既存勢力、メインイベンターとしての意地、新興勢力、下から追うものの闘いとなった。
試合はいきなりビッグブーツ、ドロップキックの打ち合いから始まりお互い受けながら効いていないとアピール。 意地の張り合いとなっていく。 そしていきなりのパープルヘイズはさすがにかわされて、若葉のマウント、張り手、 場外へ蹴りだしていき、トペコンヒーロー
若葉のボディスラムを切り返して、エルボー、フェンスへの投げつけと峰子も反撃していく 若葉もさらにジャンピングエルボーを打っていくが、峰子はなんとそれを受け止め抱えるとフロントスープレックス! 鈍い音が場外マットから聞こえる
そしてフェンスに足を乗せてのDDT!頭を責めているようだが、実はここからが峰子の首責めのはじまりだった 若葉が起き上がってきてもロープ越しの垂直ブレンバスター、レッドインクと首責めは止まらない
しかしロープに振られたところで、若葉がカウンターのラリアットで峰子をなぎ倒す。上からのストンピングと、再び場外への蹴り落としで意地の張り合いが始まる ここは下から脚をとりうまくアキレス腱固めにとらえた峰子の勝ちだった
脚を責めると、固執せずに立ち上がり、その場飛びの首へのニードロップ!若葉を引き起こしてロープに振ると、 戻ってきたところを下から抱え上げてのフラップジャップと首への責めは止まらない 悶絶する若葉を尻目に、コーナーに登ると飛距離の長いエルボードロップをまた首に打ち込んでいく
しかしジョジョ立ちを決めた峰子に後ろからのローリングソバット 逆水平、エルボー、エルボースマッシュと打撃の攻防がつ続いてから、若葉のお返しのDDTでの首責め! さらにジャンピングパイル・ドライバー、後頭部への蹴りでやっと若葉優勢に!会場も大いに沸き起こる
エルボーの打ち合いはやや若葉が優勢になるが、エルボースマッシュから再び、 ロープに振ってのフライングレッグラリアート!! 若葉の首のダメージが再発する
そして、ついにロープに振って見る者を魅了する打点の高い美しいフォームのドロップキック!! 若葉は後頭部を打ちつけ、首が限界近くに達する
峰子はそんな若葉を持ち上げると、足をトップロープに引っ掛けて… そこから首を捻り落とす、トップロープ式ネックブリーカー、タワーリング・インフェルノ!! もはや呻くことしかできない若葉に、AYUMI戦の後に見舞ったツームストンパイルドライバーの体制に…
そして垂直に二人分の体重がまともに若葉の首にかかる… 完全にノックダウンした若葉だったが、もちろんこれはフィニッシュではない
悶絶している若葉を後ろから立ち上がらせながら右手を若葉の腹を通しながらつかむ。必殺のパープルヘイズの体制だ。 ふらふらの若葉の腕を引っ張り、コマのように回転させてこちらを向かせてから思い切り引き寄せながら・・・・ 右のエルボーが強烈に若葉の側頭部にぶち当たって吹き飛ばす!
完全にのびた若葉に余裕のカウント3が入る しばらくして気がついた若葉が峰子に食って掛かるが、もはやそれは痛々しいだけの抵抗だった
峰子は勝ち誇り、ジョジョ立ちを決めながら観客に圧倒的な強さをアピールしていった

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