| [279] ’15.10.27 ROF クリスティーナ・マクレーンvs大向峰子 |
- ブマイエ新聞 - 2015年10月31日 (土) 12時40分
ルックス&スタイル良しの地元のアイドルレスラー、クリスティーナ・マクレーンと、 久々に訪米のトップヒールレスラー、大向峰子との対戦に超満員の体育館
峰子は先に、紫と銀色のロングガウンをまとい、ゆっくりと微笑みを称えて、手をあげて入場してくる。 クリスティーナはスポットライトが花道を照らし出すとカーボーイハットを被り、 トレードマークの星条旗柄ハイレグ水着の上にGジャンを羽織ったクリスティーナ・マクレーンの姿を照らし出す。
向かい合う二人だが、峰子はさっそく先日のジャンヌダルク若葉とクリスの一戦を持ちだして揶揄していく。 さすがにあの屈辱を思い出して、冷静ではいられないようだった。
ゴングが鳴ると峰子はいきなりの走りこんでのビッグブーツで機先を制する。 コーナーに吹っ飛ぶクリスに追い詰めて左右のエルボーの連打。 ゆっくりと後ずさりして、へたり込むクリスを尻目に観客席に向かって早くもジョジョ立ちを決める。
そして悠々とへたり込んでいるクリスを腕を掴んで立ち上がらせると、反対コーナーにハンマースルー。 しかし、クリスは踏ん張り意地を見せて逆に投げ返す。峰子はコーナーに背中を強く打ちつけ苦悶する。
さらにクリスは追っかけていいての串刺しドロップキックで追撃をしていく。 しかし、調子にのって峰子の髪を掴んで立ち上がらせようとするが、 冷静に見ていた峰子は下からクリスティーナの髪を掴んでチンクラッシャー!!
今度はクリスがマットでのたうちまわると、峰子は追いかけて飛び上がり、 長い脚でのギロチンドロップ!! 喉を抑えて苦しむクリスの上に乗り、レッドインクを極めていく!!
着実に首を責め、スタミナを奪っていく峰子 泣き叫ぶクリス。まったく動けずにギブアップかと思われた時、 峰子は滑ったと手を放す。 屈辱的なリリースにぐったりするクリス。 そんなクリスの首を踏みつけ、観客に向かって憎々しげにアピールする。
さらに乱暴に場外へと投げ捨てると、飛び降りざまに首にニードロップ!! さらにフェンスに足を引っ掛けての断崖式DDTで硬い場外マットに頭を打ち付ける。 徹底した首責めをしておいてから、リングへ1人で戻る峰子。
一人となったリングで、好き放題にジョジョ立ちを決めてショーのように自分を見せびらかせる。 なんとか這いつくばってリングに戻る。
そんなクリスをさらにエプロンで捕らえようとする峰子だが、クリが意地のラリアットで反撃をする。 後ろに下がった峰子に勢いをつけて飛びつきDDT!! 今度は峰子がマットで頭を抑えてのたうち回る
クリスはさらに走りこんでシャイニングウイザードを打ち込んでいくが、峰子はぎりぎり手でブロックして直撃を防ぐ 悔しがるクリスが峰子の髪を掴むと、峰子は下からのエルボースマッシュでカウンターの一撃
今までのダメージの深いクリスはそれだけで膝をついてしまい。 さらに峰子は座り込むクリスに上から左右のエルボーの連打 クリスはサンドバック状態となってしまう。
峰子は首を脇の下に挟み込んで立ち上がらせると、身体を捻って肩越しにクリスの首を落としていくネックブリーカードロップ 蓄積した首へのダメージに転げまわるクリス 頃合いと見た峰子はさらにクリスを持ち上げて、足をトップロープに引っ掛ける。 体ごと豪快にひねってリングに落とす、断崖式のネックブリーカードロップ「タワーリングインフェルノ」!!
首のダメージは限界を超えて、マットで痙攣するクリス そんなクリスを安々と逆さに抱え上げると…溜めを作って長身から繰り出されるツームストンパイルドライバー!! もはや、KOされたと言っていいクリスだが、峰子はあれを決めるまでは満足しなしい。
クリスの右手を持ち引っ張りあげて、身体に巻くようにしてバックに回る。 これは峰子の必殺技パープルヘイズの体勢だ。そのことを知るアメリカの観客たちから、多くの悲鳴が上がる。 掛け声とともに、手を思い切り引っ張り回転させてこちらへ向けると、さらに自分の方に引きつけながらもう片方の腕で、クリスの頬に強烈なエルボーを打ち込んでいく・・・・
峰子の必殺技のパープルヘイズで、きりもみしながら後方へと回転し・・・まるで投げっぱなしのジャーマンでも喰らったかのように後頭部からマットに突き刺さり、 脱力した長い両脚を大きく開脚させて固まり天井に向かって突き出したヒップを痙攣させるクリスティーナ
ピクリともしないクリスに近づくと、大きくゆっくりと足をあげて、クリスのお尻を踏みつける。 レフリーが苦々しい顔で峰子を見てから、マットでカウントを叩き始める・・・1,2,3!! カンカンカン!!!無常のゴングが鳴り響く
試合後健闘を称え、クリスの身体を労る峰子だったが、それは完全にフェイクだった 上げられた腕が降ろされた瞬間、逆サイドのパープルヘイズ!! 完全に油断しきっていたところを打たれて、またもや錐揉みで吹っ飛んでいく。
意識の無いクリスを後に涼しげに微笑んで目もくれず退場していく峰子 アメリカのファンも戦慄の走ったまま、たた呆然と見送るしか無かった。

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