玄鳥 定例句会

◆会員専用の句会です◆

玄鳥TOP

題 名(作品) メール
名 前 URL

文字色

写 真
編集(Pass)キー (半角英数 8文字以内) クッキーの保存


18. 温泉の元楽しまむ暮の秋 投稿者:世話人 (2019年11月12日 (火) 21時39分)[16518]
千尋   1点


月番 > 旅先で買い求めたものや、友人からお土産など。千尋さんが選をしておられます。お願いします。 (2019年11月13日 (水) 20時28分)[16556]

千尋 > 人気温泉地公認、日本の名湯という入浴剤もあるようです。自宅の湯舟に温泉の素を溶かしてゆったりとお湯に浸かる。良いではないですか。秋の暮れにはもうシャワーだけでは過ごせなくなりますもの。 (2019年11月16日 (土) 00時12分)[16572]

洋子 > 「温泉の元」って「温泉の素」のことだったんですね。ちょっと勘違いして、源泉のことかと思ってしまいました。「温泉の素」だったらよくわかります。いい句と思います。 (2019年11月16日 (土) 09時10分)[16573]

鈴子 > 温泉の元懐かしいですね。草津温泉の湯の元などお土産に貰ってお風呂の時楽しんだこともありましたが。千尋さんが書いておられる日本の名湯という入浴剤探して見ようと思います。寒くもなって来ましたので。 (2019年11月16日 (土) 18時34分)[16576]

榮一 > ささやかな愉しみなんですね。瑣末なものの中に詩を見つけるのもいいものです。 (2019年11月19日 (火) 08時27分)[16648]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2019年11月20日 (水) 00時23分)[16667]
名前

編集(Pass)キー

19. 暮れなずむ暫し小庭の石蕗あかり 投稿者:世話人 (2019年11月12日 (火) 21時38分)[16517]
千尋 洋子 主宰   4点


月番 > 小庭の石蕗あかりに和みます (2019年11月13日 (水) 20時35分)[16557]

洋子 > だんだん日が暮れてきて周りが闇にしずんでいく頃、庭の片隅がほのかに明るいのです。石蕗の花が咲いているのです。昼間はあまり目立たなかったのかもしれませんが、宵闇の中で、ぼーっと明るく見えるのです。いい瞬間をとらえられたと思いました。 (2019年11月17日 (日) 15時50分)[16583]

千尋 > 石蕗の花の黄色は鮮やかです。花の少ない冬期には有り難くも思います。暗くなかけた庭の石蕗あかりには納得です。 (2019年11月18日 (月) 16時37分)[16619]

榮一 > 初冬の夕暮れです。わずかな時間の安息です。主婦ならば夕食を作る前のひと時です。石蕗の花の色が印象的です。 (2019年11月19日 (火) 08時31分)[16649]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2019年11月20日 (水) 00時24分)[16668]
名前

編集(Pass)キー

11月定例句会 投稿者:世話人 (2019年11月12日 (火) 21時35分)[16516]
ただ今準備中です。

名前

編集(Pass)キー

10月定例句会 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時54分)[16379]
句会の皆様
9月は台風15号の後、10月は台風19号の後ですね。毎回前代未聞の、と形容詞ががつくようになり、恐ろしいことです。
それでは10月のネット句会をはじめさせていただきます。
月番は宮本義之様です。義之様どうぞよろしくお願いいたします。

句会・・・19日(土)
作者発表・・・20日(日)


月番 > 月番を仰せ付かりました宮本義之です。主宰先生、皆様よろしくお願い申し上げます。 (2019年10月13日 (日) 18時57分)[16380]

世話人 > 期日がまいりましたので作者を発表しました。今月もたくさんの書き込みをありがとうございました。義之さん、お忙しい中の月番をどうもありがとうございました。主宰先生も全句にコメントをいただきありがとうございました。台風19号に蹂躙された各地の悲惨さ、また逆にラグビーの日本チームのがんばり。いろいろと心騒ぐ10月でした。それでは来月またお元気でお会いしましょう。洋子
(2019年10月20日 (日) 00時43分)[16514]

月番 > 主宰先生のご指導ありがとうございました。皆様よりたくさんの書き込みを頂き、句会を盛り上げて頂きありがとうございました。 (2019年10月20日 (日) 02時07分)[16515]
名前

編集(Pass)キー

1.紺碧の空を画布とし彼岸花  投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時21分)[16378]

 淳子 眞佐子 洋子 剛  4点


月番 > 映像は明確で、色彩感も豊な一句です。広々とした田園風景が見えて来るようです。イーゼルの周囲に満開の曼珠沙華、未来の画伯の一コマかもしれません。 (2019年10月13日 (日) 19時03分)[16381]

洋子 > 私には、イーゼルはみえません。青空と一面の彼岸花だけです。それを表現するのに「紺碧の空を画布とし」とされたんではないでしょうか。 (2019年10月14日 (月) 20時14分)[16404]

> 森内さんの書かれた通り、油彩の画布は秋の天で何の不思議もない無い。句とは関係のない余談を書くことになるが、この句の紺碧の空と彼岸花から、私の心に兆したのは、神宮外苑と野球場である。古い時代に秋の早慶戦へ、当時の国電(JR)信濃町の駅を降り、外苑の中の球場に続く道の、土手だったか、花壇だったか忘れたが、彼岸花が乱れ咲いて、沸き立つ球場からは校歌や応援歌が聴こえた。早稲田の運動部応援歌に「紺碧の空」があり、校歌まで思い出すに至った。何の脈絡もない一句の言葉から、過ぎた時代に帰れることが出来る、老いる事もまた楽しからずや。 (2019年10月17日 (木) 10時13分)[16437]

孝子 > 彼岸花と紺碧の空最高ですね。一本咲き始めをみつけるのもまとまってるのも、どちらもいいですね、高麗の巾着田のは圧巻です。多摩川の土手に一面咲いたのを主人にみせてもらったときは少しくらいならいいかもとつぼみをもってかえったらさいたら強力でひとへや真っ赤になった覚えがあります。この台風でそのあたりが冠水したときき本当に怖いと思いました。 (2019年10月17日 (木) 20時57分)[16440]

眞佐子 > 毎年見る満開の彼岸花が今年は住宅が立った為に見られませんでした。紺碧の空と彼岸花が羨ましくいただきました。 (2019年10月18日 (金) 14時37分)[16459]

榮一 > 紺碧と深紅の対比です。景は鮮やかですがタッチが弱いです。 (2019年10月19日 (土) 04時19分)[16475]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時07分)[16495]
名前

編集(Pass)キー

2.矢絣や霧の鉢巻き榛名山 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時19分)[16377]



月番 > 群馬県の榛名山は、榛名富士とも称せられるようですが、矢絣で有名なのでしょうか。月番はもとより、皆様、知識不足で共感しにくかったかもしれません。どなたかコメントをよろしく。 (2019年10月13日 (日) 19時07分)[16382]

循子 > 矢絣と榛名山なので、竹久夢二を想起しました。夢二の女に矢絣は似合いそうですが、中七で混乱し、私の勝手読みは失敗のようです。 (2019年10月14日 (月) 22時20分)[16407]

孝子 > 夢二の描く女は私にはたおやかというよりも男のかくおんなではないかといつも思います。中七は榛名山にかかる霧の様子だと思いました。 (2019年10月17日 (木) 21時02分)[16441]

榮一 > 矢絣との配合がこなれていないようです。イメージできなかったです。 (2019年10月19日 (土) 04時29分)[16476]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時09分)[16496]
名前

編集(Pass)キー

3.ナビ地図の道なきみちやダムの秋 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時18分)[16376]

保子  1点


月番 > GPSナビを表示のスマホを片手のハイキングなのでしょうか。現在位置の印は表示されるものの道は表示されない。保子さんよろしく。 (2019年10月13日 (日) 19時08分)[16383]

保子 > 「ダムの秋」に惹かれました。開放感と空の青さ。道なき道もまた楽し。 (2019年10月15日 (火) 20時39分)[16421]

孝子 > 古いナビだと新しい道がのってなくて、海の中を点がすすんだり、原のなかを進んだりしますね。昨日福島の大内宿から白河をとおって帰ろうとしたら、どうみても逆方向の福島インタに案内され、台風の影響で白河は入れると聞いてるのにとあせったことがあります。早くに決まってるとはいえ被災地に・・は気が引けます。 (2019年10月17日 (木) 21時12分)[16443]

榮一 > カーナビかスマホで景色は変わります。状況はわかりますが見えてくるものが希薄です。 (2019年10月19日 (土) 04時43分)[16477]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時10分)[16497]
名前

編集(Pass)キー

4.虫すだく蓋の重しの赤煉瓦 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時17分)[16375]

進二 循子 吉章 主宰  5点


月番 > 強風で飛ばぬよう、蓋に乗せる赤煉瓦はよく見かける景であるが、何の蓋なのだろうか。生ごみ缶の場合は、猫除けかも。 (2019年10月13日 (日) 19時09分)[16384]

循子 > 昔の古い家の裏庭。もう使われないかも知れない井戸の蓋。広い裏庭には草叢も。「虫すだく」が懐かしい。 (2019年10月14日 (月) 22時27分)[16408]

孝子 > 俳句は経験がものを言うと思いますが、自分に経験というかわからないものには、多分こうかとは思いながら確信がないので頂くところまで行きません。作者さんごめんなさい。 (2019年10月17日 (木) 21時17分)[16444]

進 二 >  板の間になっている厨か土間の景と思われますが、重しに赤煉瓦をもってきたところがいいなと思い頂きました。虫すだくで、背景がおぼろげに見えてきますね。 (2019年10月18日 (金) 15時22分)[16461]

榮一 > 使われなくなった井戸の蓋の重しの赤レンガなどいろいろ想像できます。具象的でいいと思います。 (2019年10月19日 (土) 04時48分)[16478]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時12分)[16498]
名前

編集(Pass)キー

5.萩月や少し縮みし鯨尺 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時15分)[16374]

柊子 加津子 鈴子  3点


月番 > 「はぎづき」は陰暦八月の異称。鯨尺は和裁用で、元は鯨の髭で作ったと。縮むは作者の思いなのであろう。縫い目代を見越して、やや長めに作られた鯨尺、本来長かったはずの物差しが、縮んで見えたのであろうか。皆様の書込をどうぞお願いします。 (2019年10月13日 (日) 19時16分)[16385]

循子 > 永六輔さんは最後まで日本古来の尺貫法にこだわっていましたが、メートル法になってもう久しい。祖母や母が使っていた飴色の鯨尺は世代交代の折、書籍やアルバムなどと一緒に廃棄されたでしょう。鯨尺も庶民の暮らしから消えて行くものの一つでしょう。掲句の作者は大切に持っていらっしゃるようで、ほっとします。縮んだのは鯨尺ではなく、自分の背丈なのだと、作者はわかっているのです。
書いてるうちにどんどんこの句が好きに。 (2019年10月15日 (火) 11時49分)[16413]

加津子 > 季語の萩月に惹かれました。循子様の書き込み、胸にずんと来ました。 (2019年10月15日 (火) 22時35分)[16425]

鈴子 > 循子さんが書いておられるように永六輔さんの事はラジオでよく聴きました。母もやはり鯨尺を使っていました。後年は背中を掻いたり、肩をトントンしていた事が思い出されます。萩月の美しさが身に沁みるようです。

(2019年10月16日 (水) 16時57分)[16432]

孝子 > 鯨尺なつかしいです。循子さんの評で頂けばよかったと思いました。私はいつも親のマイナスばかりもらって損な子と思っていましたが、祖母がお針で五人の子を育てた五黄のトラで和裁を教えてくれたときスジがいいとかほめてくれて、出来上がったら酉の日に大黒柱にきせると着物に困らないといわれたことを思い出しました。親が忙しかったのでだいのおばあちゃんこでした。 (2019年10月17日 (木) 21時27分)[16445]

柊子 > 縮むはずのない鯨尺。鯨尺からの思い出が縮んだと感じられたら、心が軽くなる場合もありそうです。萩月が良いと思いました。 (2019年10月18日 (金) 17時40分)[16467]

榮一 > 和裁には欠かせない身近に存在した鯨尺です。呉服屋の主人が持っていたように記憶します。縮んだと感じたのは感覚である。萩月との配合でしっとりとした句です。 (2019年10月19日 (土) 05時00分)[16479]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時13分)[16499]
名前

編集(Pass)キー

6.鴈治郎の封印切や曼珠沙華 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時14分)[16373]

孝子 主宰  3点


月番 > 「封印切」は近松門左衛門の浄瑠璃「冥途の飛脚」が題材の歌舞伎の演目である。 (2019年10月13日 (日) 19時17分)[16386]

孝子 > 冥土の飛脚は映画で見て、印象に深いものがあり、あらためて調べて。季語がイメージてきにあってると思いました。 (2019年10月17日 (木) 21時32分)[16446]

榮一 > 屋号は成駒屋です。上方歌舞伎の重鎮です。近松の浄瑠璃ものが歌舞伎に取り入れられたことは多いようです。江戸の荒事に対して上方の和事です。曼珠沙華が印象的です。 (2019年10月19日 (土) 05時09分)[16480]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時15分)[16500]
名前

編集(Pass)キー

7.船霊を祀る漁夫や鰯雲 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時13分)[16372]

孝子 進二  2点


月番 > 自然の脅威と雄大さ、美しさを感じさせる一句。 (2019年10月13日 (日) 19時17分)[16387]

循子 > 中七の「漁夫」は「ぎょふ」ではなく、「りょうし」と読めばいいのでしょうか? (2019年10月14日 (月) 22時40分)[16409]

月番 > ネットで「漁夫」を検索したところ、読み方は「ムラギミ」、意味は「漁業の長」、別名「村君」を見つけました。因みに広辞苑で「むらぎみ」を引くと「村君・漁父」の文字が当てられています。作者の意図は分かりませんが、むらぎみと読めば中八となってしまうので、「や」を削除し「ふなだまを/まつるむらぎみ/いわしぐも」も有りかもしれませんね。 (2019年10月15日 (火) 02時05分)[16410]

循子 > 早速お調べ下さって有難うございます。色々とあるものですね…知識としては面白い。船霊を祀るのですから「むらぎみ」かも知れないけれど、そう難しく書かなくても、「…祀る漁師や」でもいいように思いますが。
新約聖書にはたしか「漁」を「すなどり」と読ませていたと思いますが、これも古いのかしら。 (2019年10月15日 (火) 12時11分)[16415]

循子 > 蛇足ですが、「漁(すなどり)には「漁をすること」、「漁をする人」の両義あり。 (2019年10月15日 (火) 12時15分)[16416]

孝子 > あまり深く考えずに気分でいただきましたが、みなさまによりいっそうの勉強ができました。ありがとうございます。 (2019年10月17日 (木) 21時34分)[16447]

進 二 >  江戸時代の船は漁船にしても、北前船にしても、「板子一枚・・」の世界、命がけであったため、船内には信じるものを祭り、港近くの神社には舟絵馬を奉納して安全を祈っていたようです。神戸の神社にも多くの当時の船絵馬が残っております。江戸時代の船乗りや漁師の思いを感じました。我が家も江戸時代後半に当時の当主の乗った北前船が冬の玄界灘でしけに遭い難破の記録が過去帳に残っておりますので、取らざるを得ぬ句になりました。もう少し点が入るのではないかと思っておりましたが。 他事ながら、難破時の当主は遭難死しましたが、息子が他の持ち船にて継承したようです。 (2019年10月18日 (金) 15時59分)[16463]

> 進二様の評を拝見させていただき感激しております。「板子一枚・・・」は、鳥羽一郎さんの「男の港」のヒツト曲です。命がけで働く漁師の事を詳しく書いて頂いて作者様も良かったですね。 (2019年10月18日 (金) 22時08分)[16474]

榮一 > 新造の漁船は先ず御祓いを受けて船霊を祀ります。船主は船上から餅を撒いてお披露目をします。昭和二十年代に鰹船が度々嵐で沈みました。小さいころの悲しい思い出です。 (2019年10月19日 (土) 05時23分)[16481]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時17分)[16501]
名前

編集(Pass)キー

8.急くほどに手足揃わぬ秋暑かな 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時11分)[16371]

美保子 直 進二 加津子 洋子 吉章 主宰  8点


月番 > 月番には「加齢への諦め」と捉えた一句でしたが、主宰を始め多くの方の選を得ました。皆様方、書込をよろしく。 (2019年10月13日 (日) 19時18分)[16388]

洋子 > 今年の秋の長い残暑の中で、体が萎えて、思い通りに動けないというように読みました。 (2019年10月14日 (月) 20時18分)[16405]

加津子 > 気持ちと体のバランスが取れないもどかしさ。こういう時程怪我に注意しなさいとストレッチの先生に言われています。加齢への心得かしら。 (2019年10月15日 (火) 22時26分)[16424]

進 二 >  リズム良く「かな」まで流れ、上五中七の面白味が加わる。俳諧ですね。私の動きを見られたのかな、などと楽しみながら読ませて頂きました。 (2019年10月18日 (金) 16時09分)[16464]

> 今から11月末まで、施設の県の監査があり、町内老人会の日帰り旅行など、7件の事業を抱えています。幸いに優れた幹事に恵まれ体調さえ壊さなければ、やれる自信はあります。この句のように,気持ちと体のバランスかな、と思います。 (2019年10月18日 (金) 20時38分)[16469]

美保子 > 感覚は句を読んでとても共感できるけれど、では自分で詠めない、そんな、尊敬の句です。 (2019年10月18日 (金) 21時13分)[16471]

榮一 > このようなことに共感できるのは年がいったということでしょう。 (2019年10月19日 (土) 05時26分)[16482]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時18分)[16502]
名前

編集(Pass)キー

9.市議選のポスター四段花カンナ 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時10分)[16370]

義之  1点


義之 > ポスター四段とは、候補者多数の激戦区なのでしょうか。花カンナの取合せに納得しました。 (2019年10月13日 (日) 19時19分)[16389]

榮一 > 一つの景ではありますが瑣末な事のように思います。 (2019年10月19日 (土) 05時30分)[16483]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時19分)[16503]
名前

編集(Pass)キー

10.メレンゲ菓子舌に溶けるや神の留守 投稿者:世話人 (2019年10月13日 (日) 00時08分)[16369]

.


月番 > 洋菓子好きには至福の一時なのでしょう。神の留守は意味的に響くが、良く分かる取り合わせです。皆様の書込をよろしく。 (2019年10月13日 (日) 19時20分)[16390]

循子 > 月番さんと違って、私は「神の留守」が分からなかったのですが、鬼の居ぬまに…という感じなのでしょうか? (2019年10月17日 (木) 20時46分)[16439]

孝子 > 嗜好のもんだいとすると若いときの料理教室でのさくがへただったのか、メレンゲ菓子は好みの分野をはずれました。季語もわかりませんでした。 (2019年10月17日 (木) 21時53分)[16448]

榮一 > 神の留守は陰暦10月のことですが在所の守り神が留守はある種の不安を感じさせる月でもあると言うことです。季語は意味性を感じさせるのはあまり感心しません。 (2019年10月19日 (土) 05時49分)[16484]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時21分)[16504]
名前

編集(Pass)キー

11.コンビニの箸を溜めゐる暮れの秋 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時37分)[16368]
循子 洋子 鈴子  3点


月番 > コンビニで弁当等を買うと箸が付いてくる。それを作者は溜めている。「暮の秋」がどの様に効いてくるのでしょうか。 (2019年10月13日 (日) 19時21分)[16391]

循子 > コンビニ弁当を買わざるを得ない日常生活者がいます。その事情は千差万別ですが、いまの日本の状況です。作者は「箸を溜めゐる」と書いていますが、そうではない、溜ってくるのです。買うたび、その箸を使って捨てればいいのだけれど、ついつい昔人間は勿体無い気持ちにもなって、マイ箸を使ってしまう。コンビニの箸は溜まる一方です。ダメ押しの如く、暮の秋です。嗚呼! (2019年10月15日 (火) 12時36分)[16417]

洋子 > 妻に先立たれた夫かなと思いました。コンビニで弁当が買えて、とりあえずは食べていけて少し暮らしやすくなったかな思いますが、食べるときはやはり食べなれた自分の箸で食べたいことと思います。割り箸はたまっていくのです。さりとて捨てられず。晩年の侘しい暮らしです。季節も侘しい晩秋になっていきます。循子様とほぼ同じ鑑賞になってしまいました。
私は、夫より1日でも長く生き延びて、食事のお世話くらいはしてあげたいと思っているのですが、夫の母方の家系は100才前後までの長命のようです。私が先かもとこの頃思っています。 (2019年10月16日 (水) 10時35分)[16428]

鈴子 > 何でコンビニの箸を溜めてゐるのかしらと字面だけで判断をしてましたが、コンビニの箸が溜まってしまったのですね。循子さんの書き込みで納得しました。 (2019年10月18日 (金) 21時13分)[16472]

榮一 > を溜めゐる・の溜まりぬ・を溜めたりなどいろいろありそうです。いずれにしても晩秋感なのでしょう。 (2019年10月19日 (土) 05時55分)[16485]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時22分)[16505]
名前

編集(Pass)キー

12.秋天や大窓拭きの命綱 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時31分)[16367]
宜子 紫翠 孝子 淳子 美保子 直 進二 循子 眞佐子 柊子 加津子 千尋  12点


月番 > 最高点句ですが、実作業を見たことが無く、月番には実感に乏しいように感じました。しかしながら映画やテレビの映像を想像すると、成程と思います。 (2019年10月13日 (日) 19時22分)[16392]

宜子 > 「大窓拭き」は、高層ビルのゴンドラでの窓拭きを思いました。想像するだけでも足が竦みそうです。そのような場所での作業に、男たちの逞しい労働を感じています。作業の奥には眩しいほどの「秋天」そして「命綱」ホッとしています。 (2019年10月14日 (月) 19時53分)[16401]

美保子 > 宮崎にそんな高層ビルの在るはずもなく、テレビで見て、宜子様のように足も手も竦む思いです。でも、慣れてしまえば、命綱もあるし、秋天を楽しむ事もできるのかも。もう一つのとらえ方は遠くの屋上あたりから、ゴンドラの窓ふきの様子を眺めて、晴れ渡った秋天の中の一つの絵のようにも見えるのではと思いました。 (2019年10月15日 (火) 10時49分)[16412]

千尋 > たまたまですが、地上近くに降りて来た窓拭きの方を見たことがあります。大きなベルトに命綱がしっかりと付いていました。とても男らしい仕事だなぁと思いました。この句は隣のビルの窓から見ていると読みました。近くから見ていないと命綱が良く見えませんから。秋天はこの状況にふさわしい!と思っています。 (2019年10月15日 (火) 20時32分)[16419]

加津子 > 上から下へ作業をしながら降りていくゴンドラをオフィスの中から見ているのかなと思いました。命綱に惹かれました。 (2019年10月15日 (火) 22時39分)[16426]

> 天気もよし仕事とは言え大窓拭きは、大変な仕事、プロでないと出来ない事、気をつけて。  (2019年10月16日 (水) 15時07分)[16429]

紫翠 > 取り合わせで選をしました。「秋天」が効果的に効いていると思います。 (2019年10月18日 (金) 10時54分)[16451]

眞佐子 > 命綱の句は詠んだ事がありますが冬の句でしたので、掲句の秋天が良かったです。 (2019年10月18日 (金) 14時29分)[16458]

柊子 > 横浜のランドマーク69階までは天候が悪いと見えません。でも秋天なので全景が見え、作業中のゴンドラに気がついたのでしょう。命綱までは見えなくても、無事を祈る作者さんの気持ちを感じました。 (2019年10月18日 (金) 17時27分)[16466]

榮一 > ときどき見かける景でよくわかります。秋天もそれなりに効いています。 (2019年10月19日 (土) 05時57分)[16486]

世話人 > 作者は大田鈴子さんです。最高点おめでとうございます。つきましては11月の月番をお願いいたします。 (2019年10月20日 (日) 00時24分)[16506]
名前

編集(Pass)キー

13.秋の暮介護施設の窓明かり 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時29分)[16366]
宜子 紫翠 孝子 直 保子 眞佐子 柊子 洋子 鈴子 千尋  10点


月番 > 作者は何を思ったのでしょうか。昼間はただじっと椅子に座って窓の外を見ているお年寄りたち。 (2019年10月13日 (日) 19時22分)[16393]

宜子 > 掲句にも、労働に支えられている社会を感じます。介護施設で働いている介護士、看護士たちの働く姿を「窓明かり」に見ています。椅子に座っているお年寄りと、そこに寄り添う人と。「秋の暮」の静けさ、柔らかさと「窓明かり」の安心感で選しました。 (2019年10月14日 (月) 20時01分)[16402]

千尋 > どんな秋の暮なのか少し悩みました。秋の日は直ぐに落ちて暗くなるのでそのことを「窓明り」として表しているのではと考えつきました。介護施設の中の人はゆっくりと動いているようです。 (2019年10月15日 (火) 20時39分)[16420]

> つるべ落としの秋の暮、私も、障害者施設の設立から,35年今も携わっています。当初は、夜間の警備が、当番制であり本当に大変でした。思い出しています。 (2019年10月16日 (水) 15時46分)[16431]

柊子 > 灯りも点き、そろそろ夕食に集まってきます。食事の前には誤嚥を防ぐお口の体操です。今ではLEDの灯りでしょうが、蛍光灯ではない温かみのある光が秋の暮から感じられました。 (2019年10月16日 (水) 17時11分)[16434]

孝子 > 母を施設に預けていたときのことを思い出しました。夕方心を残しながら帰るとき、振り返って施設の母の辺りを見たとき暖かい窓明かりに、感謝の気持ちをかんじたものです。あのころの母を残して帰ったことを思い出しました。 (2019年10月17日 (木) 22時03分)[16449]

紫翠 > 簡潔な表現で、上五の「秋の暮」により作者の思いが伝わります。 (2019年10月18日 (金) 11時00分)[16452]

洋子 > 私の家の西隣、北隣に老人施設があり、今、東にも建設中です。ご老人が外に出て憩うという景は見られず、ただ収容されているだけのようです。夕方になると明りがともります。やはり寂しい感じです。救急車もよくきます。ただバス停を少し下ったところにある施設には、訪問の人が良く見かけられますけど、それが救いに感じられます。
(2019年10月18日 (金) 13時39分)[16456]

眞佐子 > 私の母も以前介護施設にお世話になった事がありました。介護される方も受ける方も大変だと思いました。秋の暮の寂しさと、窓明かりの暖かさが感じられる句でした。 (2019年10月18日 (金) 15時05分)[16460]

進 二 >  趣を上手に揃えておられますので、よく分かる句に纏められたなと思いました。ただ、何か一つ外す手もあるのかなとも僭越ながら少し感じましたので・・。 (2019年10月18日 (金) 16時40分)[16465]

鈴子 > 私の兄も義姉が亡くなり現在介護施設でお世話になっております。昼間は施設の近くを散歩したり、木切れを利用して小さな仏像?らしきものを作っていた事がありました。介護施設の窓明かり少し切なくなりました。 (2019年10月18日 (金) 19時36分)[16468]

榮一 > 秋の暮の情緒と現代的な身につまされる風景との配合です。社会性もあります。少し寂しいですが。 (2019年10月19日 (土) 06時01分)[16487]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時27分)[16507]
名前

編集(Pass)キー

14. 松茸ごはん土蔵の町の定食屋  投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時25分)[16365]
義之 直 保子 千尋 吉章  5点


月番 > いかにもありそうな小奇麗な地方の町の定食屋。月番は富山県の高岡を思いました。 (2019年10月13日 (日) 19時23分)[16394]

循子 > 土蔵の町は、その昔、商いで栄えた土地で、時代が変わっても、古い時代の雰囲気を残し、いまは観光資源になっているところが多いようです。白壁の立派な土蔵の立ち並ぶ町も幾つか思い浮かべます。そのなかでいちばん印象的だったのが兵庫県の平福です。嘗ては宿場町で賑わったとのことですが、黄土色の土壁らしい土蔵が川べりに立ち並ぶ風景に感動したものです。町のなかを歩くと、道の駅があって新鮮な産物が売られていて、あそこなら季節には松茸が売られていそう。定食屋というのも田舎っぽくて、いい感じ。季節ではなかったので、松茸ご飯は食べ損ねましたけれど。高岡は何度かお邪魔して懐かしいです。高岡と比べるのは、平福がちょっと気の毒で。 (2019年10月17日 (木) 20時40分)[16438]

孝子 > 蔵の町というと人それぞれ、土地それぞれに思いがあるのでしょうね。私は川越とうなぎやさんです。定食やに松茸ごはん贅沢ですね。上六はべつにいいのですが私好みでいうと松茸やできれをいれたほうがすきです。ちなみに今は手が出ませんが、昔々父の知り合いが沢山取れるらしく毎年たくさん送ってくれて丸ごと焼いてさいて酢醤油で食べたことも懐かしいなと思いました。鯨にくにしろ松茸にしろ時代でかわるのですね。 (2019年10月17日 (木) 22時27分)[16450]

> 土蔵の町と言えば,私は山口県萩市を思い出す。いつも行く時は夏であり、松茸ごはんは、お目にかかれませんが、この句がとても好きで、採らしていただきました。
(2019年10月18日 (金) 21時15分)[16473]

榮一 > 土蔵の町と言えば河川や運河沿いにありそうです。観光地になっているところが多いように思います。観光地であれば定食屋に違和感を覚えます。 (2019年10月19日 (土) 06時10分)[16488]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時28分)[16508]
名前

編集(Pass)キー

15.雨垂れは阿弥陀の時間秋の暮  投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時24分)[16364]
 宜子 義之 淳子 美保子 保子 剛 千尋  7点


月番 > ひたすら南無阿弥陀仏を唱えているのであろうか。 (2019年10月13日 (日) 19時26分)[16397]

宜子 > 下五「秋の暮」が、少し安易な感じがしましたが、「阿弥陀の時間」って、なんだろう?月番さんの書かれているように、南無阿弥陀仏と称名を唱えているようにも読めます。外は雨。雨垂れを聞きながら、仏法を、輪廻転生、諸行無常・・・掲句を読みながら、雨垂れの音は、心を落ち着かせるような気がしています。これを「阿弥陀の時間」と。選ばれた他の方々の選評が楽しみです。 (2019年10月14日 (月) 20時14分)[16403]

千尋 > この災害があったばかりなので雨のことは考えたくないのですが、雨垂れのことだけに絞ります。ショパンにも雨垂れと呼ばれる曲がありますし、子供のころ習った箏の曲にもあったと思います。軒から落ちて来る雨垂れには緩急のリズムも情感もあります。阿弥陀の時間もあると思います。でも、秋の暮は少し安易かも。 (2019年10月15日 (火) 20時54分)[16423]

> 浄土真宗の敬虔な信徒は朝な夕なに、仏壇に向かい親鸞聖人の書いた正信偈(お経)を読む人が多い。秋の日の暮れに降る雨は兎角侘しい、その雨垂れの音は、ぼそぼそと経を称える人の声に似ていると、作者は実感したのだと思えた。子供の頃に私の祖母がそうであった、まさに阿弥陀様と一体になってゐるように見え、それが至福の時間だったと思う。後に親から、祖母は文盲であったと聞いたが、かなりの経文を諳んじていたゐたのだ。 (2019年10月16日 (水) 20時31分)[16436]

美保子 > 菩提寺は真宗ですので、命日、法事、お彼岸、お盆と正信偈を唱え続けて来ているのに、諳んじる事は未だに出来ません。雨垂れはピアノのポロンポロンもイメージするような、阿弥陀の時間とは先に逝ってしまった人と過ごした時を思い出す時間でもあるような印象でした。 (2019年10月18日 (金) 21時10分)[16470]

榮一 > 秋の暮は無責任でしょう。 (2019年10月19日 (土) 06時13分)[16489]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2019年10月20日 (日) 00時30分)[16509]
名前

編集(Pass)キー

16.むら雲を抜けて孤高や月今宵 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時22分)[16363]
紫翠 淳子  2点


月番 > 時間的経過を感じさせる一句。作者の人生観なのであろうか。 (2019年10月13日 (日) 19時25分)[16396]

紫翠 > しっかり情景を写していますが、「月今宵」が動くように感じられます。 (2019年10月18日 (金) 11時05分)[16453]

榮一 > 仲秋の名月です。少し雲がある方が月の美しさを引き立てます。孤高は言いすぎのように感じます。 (2019年10月19日 (土) 06時16分)[16490]

世話人 > 作者は森内洋子です。 (2019年10月20日 (日) 00時31分)[16510]
名前

編集(Pass)キー

17. 秋うららエンジン音の検診車  投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時20分)[16362]
紫翠 眞佐子 鈴子 吉章 4点


月番 > 街の広場の一風景。作者の体調には一点の曇りもないのであろう。 (2019年10月13日 (日) 19時28分)[16398]

鈴子 > 懐かしい光景が浮かんで来ました。会社の車寄せに近所の
工場の人たちが時間差で集まり、検診をした事がありました。胸のレントゲンは検診車で、採血や問診は社員の休憩室のようでした。随分とムカシの事です。「秋うらら」が気持ち良く響いて来ました。 (2019年10月15日 (火) 20時45分)[16422]

紫翠 > 健康診断なので「秋うらら」はやや疑問ですが、雰囲気は良く伝わります。 (2019年10月18日 (金) 11時09分)[16454]

眞佐子 > 私は田舎に住んでいますので、毎年、体育館の前に検診車がやってきます。採決は医院で行いますが、胸部レントゲンや婦人科の検診は検診車です。夏は冷房、冬は暖房でエンジン音が聞こえます。よく解る句でした。 (2019年10月18日 (金) 15時23分)[16462]

榮一 > エンジン音はどうかと思いました。 (2019年10月19日 (土) 06時18分)[16491]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時33分)[16511]
名前

編集(Pass)キー

18. 十三夜荻須描きそな銀座裏  投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時13分)[16361]
柊子 加津子 剛 主宰 5点


月番 > 荻須 高徳は、大正・昭和期の洋画家。ネットで彼の作品を見てみると成程と共感出来る。 (2019年10月13日 (日) 19時29分)[16399]

循子 > パリの町並みが描かれると、何故か心惹かれるものがあります。同じように巴里を描いた佐伯祐三は夭折しましたが、荻須高徳は昭和61年まで存命だったようですから、作品もかなりの数でしょう。展覧会で見た記憶は、もうぼんやりしていますが、年配になってからもこの人は実に恰好良さが際立っていました。こっちのほうが記憶鮮明です。女性誌か美術雑誌のグラビアだったのでしょう。銀座裏と言っても東京に住んだことのない私にはコメントしようがありませんが、掲句の言わんとすることは分かる。十三夜も悪くないし…。ただ中七の表現にちょっと違和感がありました。 (2019年10月15日 (火) 16時58分)[16418]

加津子 > 萩須高徳知りませんでしたので、ネットで調べました。好きな画家になりました。勉強になりました。 (2019年10月15日 (火) 22時50分)[16427]

柊子 > 私も荻須高徳を知らず、調べてみました。月あかりの銀座の細い路地が浮かび上がりました。 (2019年10月16日 (水) 17時15分)[16435]

> あくまで私の勝手な憶測だが、裏でも銀座と云う場所と荻須高徳と云う名のある画家に、十三夜を配すれば巧みと言はざるを得ない。荻須高徳は人生の大半を、「フランスのパリで過ごし、造形性に富んだ街角や、店先の都市風景を描いた」と文献にある。図書館で画集を見たことは有るが、荻須高徳の絵画の実物を見た事は無いし、また銀座裏も記憶に残るが、言わば一見の通りすがりである。表通りのデパートや老舗が店を閉ざした後、店と店の間を横切る狭い裏通りが火を灯す。過ぎ去った昭和の雰囲気だろうか。説得されたような気持ちになる一点である。 (2019年10月18日 (金) 11時39分)[16455]

榮一 > 銀座の夜は知りません。昭和レトロの感じです。大阪の月の法善寺横丁の情緒とは違う銀座裏の十三夜です。 (2019年10月19日 (土) 06時23分)[16492]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時34分)[16512]
名前

編集(Pass)キー

19.秋白く曳いてロシアへ真向く船 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 23時09分)[16360]

 宜子 義之 美保子 循子 剛  5点


月番 > 詩的で心惹かれる一句。壮大な物語がこれから始まりそうな気配である。 (2019年10月13日 (日) 19時30分)[16400]

宜子 > 月番さんの書かれている通り、詩的な一句と思います。日本が秋の頃は、ロシアではもう長い冬の始まり、そのロシアへ向かう船は、物語の始まりです。「真向く」が少し思わせぶりではありますが。 (2019年10月14日 (月) 20時20分)[16406]

美保子 > ロシアに向けての船はどこから出ているのだろうと検索してみたら、境港港からウラジオストクへ、稚内港からサハリンへの航路があるようです。、「おろしや国酔夢譚」「アンナカレニーナ」など、小説の世界では思い浮かべる時、身近な国です。秋白く は船の軌跡もイメージできて、その先には優雅な皇帝のいた国につながっています。 (2019年10月15日 (火) 10時41分)[16411]

月番 > 美保子様、説得力のある鑑賞文を頂き、ありがとうございます。「白秋」の季語が効果的ですね。月番は、「岸壁の母」の舞鶴港を思いました。いずれにしろ日本海側の港を想像します。 (2019年10月15日 (火) 11時52分)[16414]

循子 > 前半の「秋白く曳いて」に参りました!美保子さんが書かれたように、小説や童話などでロシアは身近な国です(実態は知りませんし、いまのプーチンさんにも馴染めませんが…)。船の行先がロシアであることが、この句の魅力にもなっていると思います。読書家とお見受けする美保子さんに失礼かも知れませんが、ひとつご紹介を。『声に出して読みづらいロシア人』です。何の役にも立たない馬鹿馬鹿しい本で、しかも薄っぺらなのに、値段は1100円。ゲラゲラと笑ってお終いですが、こういうことを本にする人がいるのですね。手元にあればお貸しするのですが、数年前のことで、息子に送ってしまったのです。あほらしくなければ、古本ででもお目通しを。ちょっと出しゃばりました。済みません。 (2019年10月16日 (水) 15時44分)[16430]

美保子 > 循子様、ありがとうございます。本は、小説に限らず、漫画も雑誌も活字が好きなのかもしれません。でも、玄鳥の皆様のように博学でもありませんし、小説でも難しいものは入っていけません。循子様がお勧めくださった本は夫がほぼ、定期的に図書館に行きますので、捜してもらいます。本の情報を教えて頂くのは本当にうれしいです。最近、読み甲斐があったのは、朝井まかての「落陽」です。たしか、NHKだったかで、ドキュメントのように紹介された、明治神宮の建立に至るまでの話と明治天皇の苦悩などが描かれています。天皇制に真っ向から反対する人もいる中でうまくは言えないと思っていましたが、糸井重里さんがほぼ日のエッセーの中で「僕は王様を好きな人で良かった」という言葉をみつけました。皆、考えは違いますけど、何だか、いい言葉だなと思いました。話がそれすぎてすみません。 (2019年10月17日 (木) 21時10分)[16442]

榮一 > 船の水脈を形容した秋白く曳くです。真向くがどうかと思います。 (2019年10月19日 (土) 06時28分)[16493]

> 能登半島辺りから北の対岸はロシアである。ひと昔前、入港するロシア船は、木材(原木)を積んで入港し、日本の中古車を積んで帰るのが常だった。いずれも満載である。西高東低の気圧配置になれば、短い秋が終はり、海は大荒れに荒れる。その季節の前の秋白くだろう。渡って来る鳥達でも見えれば最高だろう。 (2019年10月19日 (土) 15時58分)[16494]

世話人 > 作者は新保吉章さんです。 (2019年10月20日 (日) 00時35分)[16513]
名前

編集(Pass)キー

10月定例句会 投稿者:世話人 (2019年10月12日 (土) 22時26分)[16358]
準備中です。


てすと > テストです
http://genchou.sakura.ne.jp/ (2020年11月20日 (金) 04時39分)[18798]
名前

編集(Pass)キー

九月定例句会 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 23時12分)[16220]
句会の皆様
神戸は今日は涼しい日でしたが台風15号はひどいですね。
関東の皆様大丈夫でしたでしょうか。案じております。
それでは9月の句会を始めます。
月番は樋口進二様です。進二様お忙しい中よろしくお願いいたします。

句会・・・19日まで
作者発表・・・ 20日


進 二 >  折角、水を打って腑に落ちないことを解消していましたのに、まだ残っていたようで月番に当たってしまいました。ご入力をもってご支援、盛り上げの程、よろしくお願い致します。 (2019年09月13日 (金) 11時13分)[16221]

月番 >  メンバーの皆さん、お気持ちの入った入力有難うございます。今日の夜長も、仕上げの追加ご入力でお楽しみ頂ければ幸甚です。バーボンの水割りが横にあれば一層いいですね。時々画面を開いてお待ち致しております。 (2019年09月18日 (水) 20時29分)[16306]

進 二 >  主宰先生、ご多忙の中、今月もご指導・ご入力有難うございました。メンバー各位のご入力にも深謝致します。世話人の洋子さんも、近畿連合事務局補佐・支部長もしながらのNET句会世話人、多忙の中、大変有難うございました。お世話になりました。 (2019年09月19日 (木) 15時43分)[16337]

世話人 > 期日がまいりましたので作者を発表致しました。皆さま今月もたくさんのコメントをどうもありがとうございました。進二様、お忙しい中を月番を務めていただきまして、どうもありがとうございました。進二節を楽しませていただきました。主宰先生もお忙しい中、全句に書き込みをいただき、どうもありがとうございました。私事で恐縮ですが、11番の私の無点句を私が意図した通りに読んでいただき、とても嬉しかったです。来月はいよいよ秋たけなわの10月です。また楽しい句会でお会いしましょう。 (2019年09月20日 (金) 01時02分)[16357]
名前

編集(Pass)キー

1. 露坐仏の腰動きけり望の月 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 23時01分)[16219]

 紫翠 淳子 加津子 吉章 鈴子 主宰   (7点)


月番 >  動くはずの無い腰を「動きけり」と断定、季語も力みのない「望の月」を選択。軽い俳諧味も感じましたがメンバーの皆さん如何でしょうか。 (2019年09月13日 (金) 11時29分)[16222]

加津子 > 月明りに思わず歩きたくなったのか楽しい俳句でいただきました。 (2019年09月15日 (日) 18時46分)[16261]

紫翠 > 簡潔な表現で、非日常の夜の世界を伝えてくれる。「望の月」が効果的にはたらいている。 (2019年09月17日 (火) 11時25分)[16282]

鈴子 > ウイットに富んだ作者、足ではなく腰が動いたという表現、望の月の美しさが一入です。やはり楽しい俳句ですね。 (2019年09月17日 (火) 19時30分)[16287]

進 二 >  さらっと俳諧味を折り込んだところが評価を得たところのようで作者殿、よございましたね。迷った句でした。 (2019年09月18日 (水) 14時08分)[16298]

榮一 > 露座仏も何百年も座っておればふと動きたくなることもありそうである。そのように見えたのは満月ならではである。 (2019年09月19日 (木) 12時12分)[16316]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時13分)[16338]
名前

編集(Pass)キー

2.深吉野の尾根の四方に秋の声      投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時58分)[16218]

 紫翠 美保子 加津子 洋子 鈴子  (5点)


月番 >  一気に座五まで流し、目には見えない「秋の声」での名詞止め、受け止め方、色々かと思いますが、先ずは取られた方、選句の弁をお聞かせ下さい。 (2019年09月13日 (金) 11時36分)[16223]

循子 > 吉野へは何度行ったことか知れません。どの季節も魅力的です。吉野には霊気がある…と思いました。やがて観光客が驚異的に増え、いろいろと整備されていき、蕨採りに友人と逸れたりすると怖かったことなど、嘘のようになりました。それでも日暮近く人々が減ってくると、掲句の雰囲気は充分伝わりますが、やや平板な気がしました。 (2019年09月14日 (土) 21時39分)[16251]

洋子 > 大きな景が見えました。重畳と連なる吉野の山々にそこはかとなく秋の気配が忍び寄っている景です。樹々の葉も少しずつ色づき始めているのでしょうか。深呼吸したくなるような雰囲気です。 (2019年09月15日 (日) 14時16分)[16258]

加津子 > 私は吉野を訪れたことがないのですが、秋の吉野に行きたくなりました。 (2019年09月15日 (日) 18時49分)[16262]

美保子 > 私はリュウマチを抱えている友人と「登山までは無理でもハイキングぐらいは出来る体に生まれたかったね。」と話した事があります。この句は深吉野の尾根の上を漂う雲になったかのように秋の声が聞こえるかのような気持ちになります。 (2019年09月17日 (火) 10時59分)[16279]

紫翠 > 上五中七に推敲の余地がありそうですが、雰囲気は良く伝わる。 (2019年09月17日 (火) 11時12分)[16281]

鈴子 > 尾根の四方に秋の声、大らかで気持ちの良い句で頂きました。桜の吉野は楽しんだ事がありますが、この季節の吉野も堪能したいと思いました。 (2019年09月18日 (水) 13時17分)[16296]

榮一 > 吉野は歴史の地でもあり四方に秋の声を聞いても何ら不思議はない。悪くないとは思いましたが「に」とつなげるのはどうかと思いました。 (2019年09月19日 (木) 12時16分)[16319]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時15分)[16339]
名前

編集(Pass)キー

3.秋の声拾う補聴器夕間暮れ 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時56分)[16217]

 千尋 進二 循子 義之 洋子 剛  (6点)


月番 >  補聴器を煩わしいものとは捉えず、虫の声や落葉の駆ける音を掬い取ってくれるものと意識的にもっていっておられる。「夕間暮れ」も虫が精いっぱい鳴いてくれる時間なのよと、受け止めて。良い生き方、いいですね。誌友の皆さんどのように受け止められましたか。お聞かせ下さい。 (2019年09月13日 (金) 11時52分)[16224]

循子 > 秋の声を「拾う」というのが良いですね。利用の体験はありませんが、補聴器ならばこういう感覚なのであろうと、極く自然に読み手は受け入れることができます。夕間暮れも優しい言葉。月番さんの巧みなコメントの通りです。 (2019年09月14日 (土) 20時37分)[16249]

義之 > 補聴器は一年を通し使用するものですが、「秋の声」という季語はあっても、春、夏、冬の声は、歳時記に記載が無く、従って季語は動かないと妙に納得しました。補聴器を着けずに毎日山道を散歩していますが、難聴のため「気配」と云うものに鈍感で、後から他人に追い越される時など、本当にびっくりします。自らが落葉を踏締める音さえ全く聞こえません。補聴器を着ければ秋の声が聞こえてくるようです。 (2019年09月15日 (日) 00時51分)[16252]

洋子 > 2番の景と対照的に、これはすぐ身近で感じられた秋の声です。夕暮れになって少し風が立ったとき、その気配がそこはかとなく聞こえた一瞬の感覚でしょうか。繊細な感じがよく伝わりました。 (2019年09月15日 (日) 14時23分)[16259]

千尋 > 循子さんと同じように「拾う」が優しくて良いなと思いました。補聴器も眼鏡感覚で使えるように早くなれば良いなと思うこの頃です。 (2019年09月15日 (日) 15時02分)[16260]

> 宮本さんの書かれた評に納得してゐます。私もつい最近まで補聴器を必要な時使ってゐましたが、止めました。人間の脳は必要に応じ、言葉や自然界の音を聞き分けるが、補聴器は、この句の通り、どんな音でも均等に拾ってしまい、正常な耳を持ってゐただけに、疲れて困憊しました。年齢にも依ると思うが、少し聴こえた耳は殆ど聴こえなくなってしまいました。ひょっとしたら、この句の補聴器はとても優れものなのかも知れませんが、正常な自前の耳に変わるものは、たぶん有りません。 (2019年09月18日 (水) 15時03分)[16302]

循子 > 年を重ねるにつれ、どんどんと失うものは増えるばかりです。私は聴力については今のところ不自由はないので、補聴器が不自由だとは多くのひとから聞いてはいますが、本当の辛さは解りません。そういう意味では、掲句の理解もあやふやなものかも知れません。 (2019年09月18日 (水) 22時22分)[16308]

榮一 > 聴力は少し衰えましたが不自由は感じていません。補聴器は色々な音を拾うそうで持っていても余りつけたがらない人がいるようです。剛さんが言われるようにむしろ秋の声は自前の耳にこそ聞こえそうです。 (2019年09月19日 (木) 12時24分)[16320]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時17分)[16340]
名前

編集(Pass)キー

4.ヒーローのごとく朝顔ひらきけり 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時54分)[16216]

 加津子 義之 吉章  (3点)


月番 >  今年咲く朝顔は平成に採種したもの、見事なのが咲いたようですね。この句の場合は「ヒーロー」「ごとく」「ひらき」の受け止め方が判断を左右しそうですね。取られた方、見送られた方、夫々お聞かせ下さい。 (2019年09月13日 (金) 12時08分)[16225]

義之 > 最初の印象は「なんと大げさな」と思ったのですが、小学生の夏休みの自由研究のことかと想像を膨らませ、頂きました。鉢植えの朝顔が見えてきました。 (2019年09月14日 (土) 05時35分)[16241]

加津子 > 朝顔の苗をいただいて思う存分楽しみました。朝一番に開いている朝顔は凛としてまさにヒーローです。 (2019年09月15日 (日) 18時53分)[16263]

榮一 > 夏休みの自由研究であれば朝顔がヒーローになれそうです。それであればまさに如くではなくヒーロであればいいように思います。 (2019年09月19日 (木) 12時28分)[16321]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時19分)[16341]
名前

編集(Pass)キー

5.ガラス球吹く男たち獺祭忌 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時52分)[16215]

 宜子 淳子 美保子 眞佐子 加津子  (5点)


月番 >  「吹く」とありますので、ぽっぺんかな、ただ有名な景は歌麿描く「美人」だしな、「獺祭忌」で「男たち」なら子規の弟子達のことかな、ぽっぺんを吹いたエピソードでもあるのかな、頭の中での仮設は出来ても裏付けが無いな、等々混沌ですね。作者は楽しんで見ておられるのでしょうか。力不足で読み解き難いので取られた方、お願いい致します。 (2019年09月13日 (金) 13時23分)[16226]

循子 > ぽつぺんならば、新年の季語として出ています(角川俳句大歳時記)から、そうではなさそうだし、硝子工芸の工房かなぁと思ったりしました。何人かの男たちが熱さに滂沱の汗を流しつつ、長い棒の先のガラス球を吹いている。それを見ているのが、たまたま子規の忌日であった。こんな浅い読みしか出来ませんでした。その読みに自信はなく、恥ずかしい限り。 (2019年09月14日 (土) 21時16分)[16250]

眞佐子 > 循子さんと同じくガラス工房をおもいました。富山には予約をすれば無料でガラス制作の体験をさせてもらえる所もあります。頬を膨らませ、汗を流してガラス球を吹く男たちの様子が良く見えます。獺祭忌もなんとなく付いているように思いました。 (2019年09月15日 (日) 11時27分)[16254]

義之 > そういえば硝子球を吹く男のほっぺと、カワウソには類似点がありそうです。 (2019年09月15日 (日) 13時05分)[16256]

加津子 > 子規にとって最も欲しかったのは、力強さだったのかなと思いいただきました。 (2019年09月15日 (日) 19時02分)[16264]

進 二 >  ガラス工房と言えばベネチアが即浮かびますので、それは頭に出てきませんでしたね。季語が獺祭忌ということもあり。義之さんの「カワウソ」は座布団一枚ですね。思わず笑えてきました。美保子さん、淳子さんの読みは如何なものでしょうか? (2019年09月18日 (水) 14時30分)[16299]

美保子 > 玄鳥の締め切りに中々句が出来ないとき、体調が良くないことを言い訳にしたくなりますが、子規は死の床にあっても句を作り続けたのだとよく思います。こんな事を思う事すらおこがましいのですが、加津子様が書いていらっしゃる力強さとはこういう事もあるのかなと思いました。 (2019年09月18日 (水) 22時47分)[16309]

宜子 > 熱いガラス工場で、一心にガラスを吹いている男たちの労働、創作、その滾るエネルギーを思いつつ、子規の獺祭忌を重ねた時、切なくなりました。加津子さんが書いてくださったように、病床の子規の思いはどれほどだったか。ガラス工房の熱さが静かに迫ってきました。水割りのサワーが空になったようです。 (2019年09月19日 (木) 05時09分)[16311]

> この句の「ガラス球」は、ガラス工房などで、吹かれるガラスのようですが、「ガラス玉」ではないでしょうか。        (2019年09月19日 (木) 12時13分)[16318]

榮一 > ガラス球のイメージがわきませんでした。ガラス工房であれば江戸風鈴などもイメージできます。ガラス吹くで良かったように思いました。 (2019年09月19日 (木) 12時36分)[16322]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時21分)[16342]
名前

編集(Pass)キー

6.朝顔や夫婦の目指すパラ五輪 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時50分)[16214]

 孝子 直  (2点)



月番 >  いよいよ迫ってきましたね。季語の選択で明るい句になったと思いますが、少し平凡さが出たのでしょうか。孝子さん・直さん、お願い致します。 (2019年09月13日 (金) 13時34分)[16227]

孝子 > 障害をもってるご夫婦はよくききますし。またやさしい時代になったとも思います。パラ五輪への関心も高くなったと思います。いい時代です。朝顔とともに努力しているご夫婦がみえます。 (2019年09月16日 (月) 00時07分)[16268]

> パラリンピックに出るには、良い指導者 が要ります。本人の体力、気力が大切です。頑張ってください。 (2019年09月16日 (月) 15時48分)[16274]

榮一 > パラリンピックを目指す障碍者の努力はすごいものがあります。朝顔が優しいですね。来年の東京大会を意識したようで時事の色が濃く出たように感じます。 (2019年09月19日 (木) 12時42分)[16323]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時22分)[16343]
名前

編集(Pass)キー

7.喫茶店にピンクの電話西鶴忌 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時44分)[16213]

 宜子 柊子 保子 義之 主宰  (6点)


月番 >  時代性を感じさせるピンクの電話が残る喫茶店、西鶴忌との絡み分からないでもないですね。西鶴の残した脚本の舞台との響き合い。面白い句だと思いました。先ずはお取りになられた方々お聞かせ下さい。 (2019年09月13日 (金) 13時54分)[16228]

宜子 > 喫茶店に公衆電話型の少し大きめのピンクの電話、ありましたね〜、懐かしいですね。小川軽舟の言葉に「俳句は読者になにかを思い出させるもの」というのがあります。まさに一時代前を思い出します。そこに西鶴忌!ただの思い出に文学性、風俗性まで加味されました。スプーンにのせられた角砂糖、珈琲の香りとともに味わっています。 (2019年09月14日 (土) 10時04分)[16244]

柊子 > 木のぬくもりのある喫茶店に丸みのあるピンクの電話がどっしりと存在感を示しています。芭蕉忌でも近松忌でもなく西鶴忌だと納得しました。 (2019年09月17日 (火) 14時54分)[16283]

進 二 >  少し色の薄くなりかけたピンクの電話機、黒のそれではダメですね。それも西鶴忌。この句も予選では頂いていましたが。 (2019年09月18日 (水) 14時53分)[16301]

義之 > ピンクの電話は、特殊簡易公衆電話機として、飲食店などの店内に店舗の運営者などが設置する市内通話専用の公衆電話サービスで、それまでは店の黒電話を借りた客が、無断で市外通話をする等、不正の横行を防止する目的で開発されたようである。市外電話の際は、確か、鍵の操作が必要であったと記憶している。掲句はその電話機が今も店に置かれていると言っている。おそらく、その電話機は、今でも通話可能なのである。西鶴忌は付き過ぎかもしれない。 (2019年09月19日 (木) 00時33分)[16310]

榮一 > 自家用の電話のように思います。携帯電話などが無かった時代のものでしょう。コーヒーなど配達した店の注文受付の電話のように思いました。黒のいかめしさではなくピンクがいかにも喫茶店らしいたたずまいです。公衆電話も店の外に設置してありそうです。 (2019年09月19日 (木) 12時49分)[16324]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時23分)[16344]
名前

編集(Pass)キー

8 .寄合は麓の役場月夜茸 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時39分)[16212]
柊子 孝子 直 美保子 保子 循子 眞佐子 剛 鈴子  (9点)


月番 >  祖父が時折「寄合い」にと言っておりましたが、便利な言葉だなと思って聞いておりました。そこに「月夜茸」ですか。想像の巾が広がりますね。先ずはお取りになられた男性陣からお願い致します。 (2019年09月13日 (金) 14時05分)[16229]

美保子 > テレビで埼玉の山の上で暮らす数軒を長い間取材し続けて来て、こんにゃくを作るのも中々になり、畑仕舞に花を植えたら、桜やモミジが見事でした。日常は数軒でも小さな神社を守り続けお祭りには子供たちも帰ってきます。そのお祭りの話し合いは家庭、家庭でやっているようでした。これも寄り合いですね。また、文化的な施設になるはずの市の土地を住民に相談なしに売ってしまい、葬儀場ができるという事で、もめていました。これも寄り合いですね。複数の住民がいれば、上手に付き合っていくために寄り合いが持たれます。掲句では場所は役場、季語に月夜茸ですので、そこそこの人口がある、田んぼや山林の拡がる村か町でしょうか。自分が小学生時代を過ごした町を懐かしく、思い出しています。 (2019年09月14日 (土) 09時54分)[16243]

眞佐子 > 最近では村の会合は公民館で行われることが多いようですが、少し前までは役場やお寺で行われていました。山麓の村では月夜茸も見えたのではないでしょうか。月夜茸は椎茸よりも少し大きくて橅の幹にびっしりと付いていたのを見た事があります。有毒だそうです。「寄合」が懐かしかったです。 (2019年09月15日 (日) 11時55分)[16255]

循子 > 昭和の回顧。眞佐子さんの書き込みまれたように、寄合という言葉に懐かしさがあります。いまは住民集会とかで、時には怒号が飛び交うような集会をTVで見かけることも増えました。村も減りました。十津川村、明日香村、曽爾村などは現存していますが、何処も鉄筋の立派な役場。掲句は公民館などが無い頃の寄合でしょうか。眞佐子さんは月夜茸をご覧になったそうで羨ましい。「びっしりと付いて」いるようなものとは知りませんでした。月夜茸という名は魅惑的ですが、掲句に置かれると、また違った趣があります。戦時中ならば懐中電灯は貴重品で、父などは提灯持って出かけたような気がします。 (2019年09月15日 (日) 23時07分)[16265]

千尋 > 寄合、役場、月夜茸とちょっと揃いすぎのようにも思いましたが、みなさまの感じられたようなところでいただきました。循子さん、提灯ですか・・。眞佐子さん、月夜茸を見たことがあるなんて羨ましい。 (2019年09月15日 (日) 23時43分)[16266]

孝子 > 月夜茸という季語をつかうことに憧れをもっていました。子供のころ茸にも興味をもtって辞典を買って。眺めたり先生にきいたりしてました。もちろん本物をみたことはありません。想像でいただきました。 (2019年09月16日 (月) 00時16分)[16269]

> 我が町は、すべて公民館です。本日も、大掃除で朝8時からしました。30名参加。



(2019年09月16日 (月) 17時01分)[16276]

> 限界集落とか過疎の村とかが話題になったのは、何時ごろからだったろうか。山の裏側へ日が落ちて、ようやく今日の仕事(農作業等)を終えた。今夜は寄り合いと呼び交わす村人の集まりが役場である。青白く光る月夜茸の薄暗い道を麓へ下る。若者たちは居ないのだろうが、村に住む人たちの連帯感や使命感、伝統のある良き風習の中で生きる、喜々とした人間たちが見える。温めた酒の一杯も出るのだろうか。喧噪の都会等は遥か彼方である。 (2019年09月17日 (火) 09時22分)[16277]

柊子 > この方は役場より高地に暮らしているのでしょう。寄合の終わった後、月に照らされた道を帰って行く姿が宮沢賢治の世界のようです。無事にお帰りになれますように! (2019年09月17日 (火) 15時01分)[16284]

鈴子 > 寄合ほんとに昭和の回顧ですね。私の集落では「堂」というところでやっていたようです。大きな囲炉裏があって、今は公民館で集まるようです。月夜茸は意外な季語でした。 (2019年09月17日 (火) 20時39分)[16288]

榮一 > 村々によって集会場は色々ですね。私が生まれた漁村では漁業組合で寄り合いが行われていました。農村の景ですね。月夜茸が怪しく響きますね。 (2019年09月19日 (木) 12時57分)[16325]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。おめでとうございます。今月の最高得点です。従いまして、来月の月番を御願い致します。 (2019年09月20日 (金) 00時27分)[16345]
名前

編集(Pass)キー

9.どこまでも続くや加賀の花蓮田 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時31分)[16211]

 進二 眞佐子 鈴子   (3点)


月番 >  花期の盛りは過ぎたかなとは思いますが「花蓮田」見事だったのでしょうね。それも「加賀の」ですから。写真ではなく眼前にしてみたいですね。眞佐子さん比較的お近いですがご覧になられたことおありでしょうか? (2019年09月13日 (金) 14時18分)[16230]

眞佐子 > 少し前までは北陸線の車窓から蓮の花が沢山見られましたが、最近は工場や住宅が多く建ち蓮田は全然見えなくなってしまいました。スーパーには加賀レンコンが沢山並んでいますので、加賀の蓮田は健在だと思います。昔、電車の窓から眺めた風景を思い出していただきました。 (2019年09月15日 (日) 11時06分)[16253]

孝子 > 魅力的な句ではスの花も実もレンコンもすきなのですが、どうしても過ぎた季語と思ってしまいます。 (2019年09月16日 (月) 00時19分)[16270]

鈴子 > 加賀の花蓮田に惹かれて頂きました。電車の窓からの風景、眞佐子さん忘れられない思い出ですね。 (2019年09月17日 (火) 20時56分)[16289]

榮一 > JRの北陸線に乗っていると沿線に蓮田が続くのを思い出しました。何処までもはやり過ぎのようにおもいます。 (2019年09月19日 (木) 13時01分)[16326]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時29分)[16346]
名前

編集(Pass)キー

10. 少年の素早く折りし猫じゃらし    投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時21分)[16210]

 宜子 美保子 保子  (3点)


月番 >  一瞬の動作を詠まれたようですが、どの辺りを評価されたのでしょうか。ご婦人お三方に先ずはお尋ね致します。 (2019年09月13日 (金) 14時35分)[16231]

美保子 > 猫じゃらしって何だか無視できないですよね。行き過ぎても帰り道に手折ったりしたのを思い出しました。少年は照れくささがあったのでしょうか。それでも、気になり、思わず折っていたのかと想像しました。 (2019年09月14日 (土) 09時34分)[16242]

宜子 > 猫じゃらしに少年は少し付き過ぎのような気もしますが、瞬間を捉えたところで頂きました。美保子さんも書かれていますが、この少年、なにがあったのでしょう。「素早く」が何かを思わせました。 (2019年09月14日 (土) 10時10分)[16245]

保子 > 「素早く折りし」に少年の鬱屈かなと思いました。宜子さんの言われるようにつきすぎかなとは思いますが。 (2019年09月17日 (火) 23時25分)[16293]

榮一 > 素早くが作為的に響きました。少年折りし猫じゃらし・・でいいのではと思います。 (2019年09月19日 (木) 13時03分)[16327]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時31分)[16347]
名前

編集(Pass)キー

11. 焼け土を鎮めてあふる秋出水 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 22時19分)[16209]



月番 >  焼け土は春の野焼き・土手焼きの跡のことでしょうか。此の所の自然災害は末世という言葉が浮かぶレベルですね。句の通りかと思いますがその分、「詩」の要素が見えづらかったのでしょうか。「鎮めて」も解り難かったのでしょうか。 (2019年09月13日 (金) 15時31分)[16232]

循子 > 月番さんのお書きになったように、「鎮めて」が解り難いのと、焼け土も的が絞り難い。何日も燃え続けているという山火事のニュース。熱帯雨林がこのままだと無くなって地球規模の危機だとか、それらと関わっているようでもあり…。読み込む糸口が見つからなくて残念です。 (2019年09月17日 (火) 23時06分)[16291]

榮一 > 焼け土は灼け土で夏の太陽と今年の残暑の太陽に灼かれた地のことかと思いました。そこに秋出水があふれたということか。鎮めてが解りづらいですね。異常気象のある地方の一風景の感慨でしょう。 (2019年09月19日 (木) 13時11分)[16328]

世話人 > 作者は森内洋子です。 (2019年09月20日 (金) 00時32分)[16348]
名前

編集(Pass)キー

12.コスモスは挙りて人のゐない駅    投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 21時45分)[16208]
淳子 義之 洋子 吉章  (4点)


月番月番 >  乗客も駅員も居ないプラットホームにコスモスが揺れている景かと思いますが。選をされた方の読みをお伺い致します。 (2019年09月13日 (金) 15時42分)[16233]

洋子 > 月番さんのおっしゃる通りの景です。ひと気のない寂しい駅、でもそこにコスモスが咲いているのです。埃のついていない色鮮やかなコスモスです。立原道造の詩「誰も見ていないのに咲いている花と花、誰も聞いていないのに鳴いている鳥と鳥」(うろ覚えですが)を思い出したのです。大好きな詩です。
花は誰にも見られなくても咲いているのです。それが一番美しい花なのかもしれません。 (2019年09月14日 (土) 10時52分)[16246]

義之 > 今は無職ですが暫く前まで、船舶器材の検査員として各地のメーカーを訪ねる仕事に従事しており、各地のローカル鉄道もよく利用しました。無人駅やローカル駅にコスモスはぴったりマッチします。 (2019年09月15日 (日) 13時22分)[16257]

循子 > 確かによくわかる景えすが、「挙りて」は少々大袈裟すぎる気がします。それと余り使いたくない言葉なのですが、どうも既視感があり、気になりました。 (2019年09月17日 (火) 22時53分)[16290]

宜子 > コスモスと無人駅、過疎の駅はやはり付きすぎではと思います。でも、このような風景はよく見かけますので、もう少し作者の独自性の感じられるなにかがあれば、既視感から逃れられるのでは。 (2019年09月19日 (木) 05時20分)[16312]

榮一 > 地方の鉄道の沿線にコスモスはよくある景のように思います。挙りては言いすぎですね。 (2019年09月19日 (木) 13時16分)[16329]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時34分)[16349]
名前

編集(Pass)キー

13.妻留守の二日の鰥夫ぬくめ酒 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 21時42分)[16207]
千尋 進二 循子 剛  (4点)


月番 >  作中のご主人良かったですね。この「二日」は二泊と解釈して上げたいですね。こんなにお喜びなのですから。一夜干しでも炙りながら、二本目の徳利も気兼ねなく。手足を伸ばしきって下さい。奥方は今頃女学生時代の同期と温泉でくつろぎ、好みのビールグラスを重ねておられるのですから。選者も私を除けば、よく揃っておりますね。楽しくなってくる句だと思いましたがお取りにならなかった方々のご意見も拝聴させて下さい。 (2019年09月13日 (金) 16時10分)[16234]

循子 > 『妻二タ夜あらず二タ夜の天の川   中村草田男』を思い出しますが、掲句はちょっとくだけた可笑しみがあります。留守にした方もされた方も、のびのびと楽しい二夜を過ごされて、よかったよかった…と。 どうでもいい話ですが、私が二日寡婦にして貰ったら、何もしないで、美味しいパンと珈琲の二日を過ごしたい。 (2019年09月14日 (土) 16時32分)[16248]

千尋 > 普段毎日夫はそんなに妻に遠慮しているのかしら・・そんなこと無いでしょ・・。少しおかしくなっていただきました。 (2019年09月15日 (日) 23時49分)[16267]

> まだ酒を温めて飲む季節ではないが、男としては少し身に積まされることも有る。二日なのか二日目なのか解らないが、たぶん2日間の限定なのだろう、鰥夫が笑いを誘う。安田さんと同じく「愛妻俳句」とか「妻恋俳句」と云われた草田男の匂いがする。妻留守の鰥夫とあっけらかんと言って面白い。 (2019年09月16日 (月) 11時39分)[16273]

榮一 > こそこそと息をしている夫も大勢いそうですね。 (2019年09月19日 (木) 13時18分)[16330]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2019年09月20日 (金) 00時36分)[16350]
名前

編集(Pass)キー

14.邯鄲や隣の空き地の車止め 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 21時40分)[16206]
剛 主宰  (3点)


月番 >  作者はどのような意図あるいはねらいで、敢えて中八にされたのでしょうか。空地の未整備さを破調で表現されようとしたのでしょうか。何分、邯鄲が生息している空地ですから。取られた方も、どのように読まれて中八の句をとられたのでしょうか。聞かせて頂くのも楽しみです。 (2019年09月13日 (金) 16時29分)[16235]

> 邯鄲は鈴虫と同じ寂しい音色で鳴く、秋を代表する虫である、飽きる事は無い。その邯鄲の鳴き声の届く隣の空き地。恣意的なのか意図してなのか解らないが、車の侵入を咎める為に取り付けられた車止め。今年の春先に、近くの住む人の無い家が取り壊され、百坪ほどの空き地に変はり、夏には身の丈ほどの雑草を茂らせた。夏の終わりに業者が来て2日で雑草を除いて地面だけにして赤い字で「売地」の看板を掲げた。そんな事がこの句を採らせた。中国の故事に「邯鄲の夢」があるが、何故あの昆虫が邯鄲と呼ばれるのかは良く解らない。最近は見ることも無いし、また耳も駄目になり、草木を分けて聴く事もない、虫の音色からこの秋は寂びしい、と作者は言ってゐる。また中8の「の」は、切っても「の」が隠れてゐるのは解る。 (2019年09月16日 (月) 10時40分)[16272]

榮一 > {や」で切ったので中八になっても「の」を入れたのであろう。「の」は無くても意味はずれることはないが三段切れと解釈されることを避けたように思う。推奨はしないが致し方のないことであろう。句意は平明で紛れがない。 (2019年09月19日 (木) 13時25分)[16331]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時38分)[16351]
名前

編集(Pass)キー

15.居間の絵を替えてもみたり長き夜 投稿者:世話人 (2019年09月12日 (木) 21時38分)[16205]
柊子 孝子 直  (3点)


月番 >  親の時代なら掛軸を我々の時代ならリビングの絵を夜長にいくつか変えて楽しむということでしょうか。お取りになられた方々は如何でしょうか。 (2019年09月13日 (金) 16時51分)[16236]

孝子 > 本当は絵など変えなくてもいいのですがという感じが替えてもみたり空感じられて長き夜の季語からちょっと深い面白みをかんじていただきました。 (2019年09月16日 (月) 00時31分)[16271]

> 我が家は、友人からの、ちぎり絵等、ありますが、原則、正月に親、子、孫の一堂に会する写真を、はつております。 (2019年09月16日 (月) 16時41分)[16275]

柊子 > 替えてもみたり、ですから長い夜に絵を掛け替える以外、本当はなさりたい事があるのでしょう。そちらの方が気になって頂きました。 (2019年09月17日 (火) 15時11分)[16285]

榮一 > 意味的な夜が長い「から」が句の弱さのように思います。 (2019年09月19日 (木) 13時29分)[16332]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2019年09月20日 (金) 00時39分)[16352]
名前

編集(Pass)キー





Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板