玄鳥 定例句会

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13.五月雨へ突っ張って蝙蝠傘の骨 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時53分)[15856]
循子 洋子 鈴子 (3点)


月番 > 破調の魅力もあるのでしょうか。 (2019年07月13日 (土) 02時59分)[15887]

洋子 > 月番さんが書かれているように、まさに破調の魅力でした。 (2019年07月13日 (土) 20時31分)[15902]

宜子 > 「五月雨」の必然性がわからないでいます。 (2019年07月14日 (日) 05時04分)[15905]

循子 > 蝙蝠傘を開くときのある種の不快感。突っ張って、という表現も分るし、その
軽い不快感がやけくそのような破調に相応しい。ここは矢張り春雨でもなく夕立でもなく、五月雨ではないでしょうか。 (2019年07月16日 (火) 23時13分)[15938]

鈴子 > 破調でありながらも何となく作者の方の気持ちが伝わって来る句です。 (2019年07月18日 (木) 22時21分)[15967]

榮一 > 面白い句です。気になったのは五月雨「へ」の「へ」です。「や」でいいのではと思いました。蝙蝠傘の骨が折れているようで悪くはありませんがもう少しリズムを整えるいですね。 (2019年07月20日 (土) 10時03分)[15988]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2019年07月20日 (土) 11時14分)[16007]
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14.行きそびれしイグアスの旅冷奴  投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時51分)[15855]
紫翠 孝子 柊子 千尋 剛 保子 淳子 美保子 (8点)


月番 > 「イグアスの滝」としないで「イグアスの旅」としたところがポイントでしょうか。 (2019年07月13日 (土) 01時42分)[15873]

義之 > 新聞の広告で、「十日間の南米の旅」を見つけました。費用は40万円台です。イグアスには二日間の観光が予定されているようです。参加する気があれば実際に行けそうなプランに思いました。作者は計画が中止になって、冷奴を肴に冷たいビールで留飲を下げているのでしょうか。季語の「冷奴」の斡旋から考えると、初めから行く気がなったように思います。 (2019年07月15日 (月) 11時13分)[15922]

美保子 > メール友達が一年に一度ぐらいは海外に行かれていて、マチュピチュに行かれた時は羨ましく思いました。でも南米は元気な時でないと大変そうですね。「イグアスの旅」ですから、いくつもの滝をめぐるのでしょうか。今はテレビの「世界遺産」を見るのが楽しみです。冷奴 の季語は義之様の書かれたようなことでしょうか。 (2019年07月16日 (火) 22時38分)[15934]

紫翠 > 「冷奴」で作者の旅えのこだわりが伝わる。「冷奴」がよく効いていると思う。 (2019年07月17日 (水) 12時02分)[15946]

> 狭い日本でも、行きたかったが、行けなかった所が私には多い。ましてや航空機で海を渡る等は夢の夢だった。この春に男子の孫がハワイで結婚式を挙げた、必然的な理由が有っていけなかった。もうこの先こんな機会は無い。冷酒に冷奴。行きそびれても又きっと機会があると、作者は明るく思ってゐるようだ。 (2019年07月17日 (水) 16時26分)[15952]

千尋 > 南米は今もう冬でしょうか。滝を見て歩く旅は夏が良いように思います。ですから冬に出かけないと。冷奴から本当に行きそびれたのだと思いました。 (2019年07月19日 (金) 14時46分)[15973]

榮一 > 冷奴の取り合わせはいいですね。 (2019年07月20日 (土) 10時05分)[15989]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。最高得点おめでとうございます。6番の句と同点タイですが、6番の句に主宰の選が入っておりますので、月番は6番の方に御願いしました。 (2019年07月20日 (土) 11時19分)[16008]

進 二 >  世話人さん、有難うございます。循子お姉さま、よろしくお願い致します。 (2019年07月20日 (土) 13時27分)[16016]
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15.考える人に整列白木槿   投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時47分)[15854]
紫翠 進二 剛 主宰  (5点)


月番 > 男の方ばかりが採られています。何故?今さしあたって思いついたのが、選挙ですか?違ったらごめんなさい。 (2019年07月13日 (土) 02時49分)[15885]

紫翠 > 上五中七と「白木槿」の取り合わせが良かった。「整列」の言葉選びが適切なのか悩ましい。 (2019年07月15日 (月) 11時11分)[15921]

> 整列するのは白木槿とも云えないでもないが、整列するのは美術館の開館を待つ、修学旅行等の子供達だろう。思索する人物とも云われ普遍的な人間像となったロダンの「考える人」の原型は、フランスにあり、上野や京都等の美術館にある「考える人」は、原型から作られたオリジナルの作品である。何故白木槿なのか説明の術は無いが、上野の国立西洋美術館の前庭にある一連の作品は、嫌でも目に付くし、周囲は四季を通じて手入れされた綺麗な庭園である、白い花が目立つとだけ云える。 (2019年07月16日 (火) 19時55分)[15929]

進 二 >  私もこれは、上野の西洋美術館に並んだのを「考える人に整列」と表現されたのかなと思いました。丁度、白木槿が咲いていて。長らく行っていないので正確に捉えきれないのですが。 (2019年07月17日 (水) 18時44分)[15954]

月番 > 皆さま書き込みありがとうございます。美術館の前で順番を並んで待っているのですね。 (2019年07月18日 (木) 13時51分)[15966]

榮一 > ロダンとも思わなかったです。やはり学生を思いましたがあんまり意味のない句のように思いました。白木槿は一日花です。考える人の後ろに頼りたい感じです。 (2019年07月20日 (土) 10時11分)[15990]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2019年07月20日 (土) 11時20分)[16009]
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16.犬と夫待つ家近し梅雨の月 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時44分)[15853]
直 宜子 進二 柊子 (4点)


月番 > こんな優しい句が書けたらいいなと思います。 (2019年07月13日 (土) 02時51分)[15886]

柊子 > 小型犬を2匹飼っています。犬のいない、夫婦二人の生活など想像ができません。
しとしと雨が降る夜、帰りを待っている家族がいる幸せ。
でも順番は犬が先!
作者さまと愛犬の話がしたいものです。 (2019年07月13日 (土) 18時59分)[15897]

宜子 > 女性が気になっているのは、夫より犬が先なんでしょうね。でも「近し」です。気が急いているのかもしれません。もしかしたら犬が病気なのかも・・・と、想像しています。優しく柔らかな句と思いました。 (2019年07月14日 (日) 05時10分)[15906]

月番 > 日本の夫は情を表すのが下手で待っていたなんてことを言いません。でも犬は家の近くまで行くと足音で分かっていて玄関で尻尾を振って待っていて扉を開けると飛び付いて喜びます。わたしには夫も犬も居ませんが猫が待っていてくれます。猫もまあまあ玄関くらいまで迎えに来てくれます。
さて、「梅雨の月」のききぐあいは? (2019年07月14日 (日) 23時41分)[15918]

進 二 > 我が家では大型のコリー犬を庭で飼っていましたが、私が橋を渡った辺りから甘えた声で吠えるのが聞こえました。可愛いものです。この句は平穏な日常生活を表現されているのだと思います。「梅雨の月」からも感じました。 (2019年07月17日 (水) 20時49分)[15960]

榮一 > なんとなく日常的で梅雨の月も平凡に感じました。 (2019年07月20日 (土) 10時13分)[15991]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2019年07月20日 (土) 11時22分)[16010]
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 17.一番に目高の数を知らせ合う 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時41分)[15852]
 直 宜子 吉章 主宰 (5点)


月番 > 誰と知らせ合うのか不思議な魅力のある句です。 (2019年07月13日 (土) 02時05分)[15878]

宜子 > 誰と知らせ合うのでしょうね。きっと親しいご近所とか、目高仲間かも。でも、誰でもいいのです。そういう仲間がいるということでしょう。楽しい句です。幸せを感じるのは、感じようとすればどこにでもある、そんなことを思わせてくれました。 (2019年07月14日 (日) 05時16分)[15907]

循子 > 目高はいまブームだそうで、あんな小さなものが…と思いますが、一匹20万円するのもあるのだと、愛好家の男性が先日TVで話していました。私の友人も普通のメダカを飼っていて、信楽へ行ったときもデカい火鉢を買っていました。メダカは可愛いのだそうです。 (2019年07月16日 (火) 23時06分)[15937]

> 我が家の隣に目
高を飼つている人がおります。20年前から、町内のもう一人の目高愛好者と楽しんでいます。他に何も趣味はないそうです。
(2019年07月17日 (水) 13時41分)[15947]

月番 > 会ったら一番に数を知らせ合うなんて、頻繁に売り買いをするのでしょうか。まさか頻繁に産卵させて孵化させているなんてことはないでしょう? (2019年07月19日 (金) 14時56分)[15974]

榮一 > ラインですか電話ですか。同じように目高を飼ってその目高が子を産むのでしょう。一番初めの話題が他愛なくて楽しいです。 (2019年07月20日 (土) 10時17分)[15992]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2019年07月20日 (土) 11時23分)[16011]
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18.強請られて三日坊主の金魚買ふ 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時35分)[15851]
宜子 進二 眞佐子 循子  洋子 美保子 鈴子 (7点)


月番 > 強請られてというのが怖いけどやっぱり不思議の魅力のある句です。 (2019年07月13日 (土) 02時15分)[15879]

宜子 > 金魚買うのに「強請られ」て?それも世話をするのはきっとまた「三日坊主」。夜店の灯りの中で、かわいい金魚たちを眺めながら、悩んでいる作者さんの様子が面白い。買うときの決断に「強請られ」て。こんなことありそうです。 (2019年07月14日 (日) 05時22分)[15908]

洋子 > 4歳の孫娘がいます。この子にありそうな句だなと思いました。ほしいと思ったら、買ってもらえるまで、頑張ります。親はいつも負けてしまうのです。小学生低学年くらいの子の方がもう少しやりそうな感じかなとも思います。 (2019年07月14日 (日) 10時26分)[15909]

眞佐子 > 強請られてが良く解ります。最後は親が世話をすることになるのです。 (2019年07月16日 (火) 20時05分)[15930]

美保子 > ほとんどの親が経験している事なのですが、強請られて というのは笑ってしましました。最後は親が世話をする。のですよね。我が家の二女はお友達のお父さんがお祭りに連れて行って下さり、ひよこがどうしても欲しかったのでしょう。「ママが喜ぶから」と言って買って頂いて、そりゃあ ママは喜びましたとも。半年もすると子供たちをつつき回すようになりました。いろんな子育ての思い出が沸き上がりました。 (2019年07月16日 (火) 22時31分)[15932]

月番 > 「強請る」をゆすると読みました〜。そう!ねだるが自然ですよね。月番、失格です〜 (2019年07月16日 (火) 22時32分)[15933]

循子 > 「ねだられて」と読んでしまうと、この句の面白さが半減するように思います。私は「ゆすられて」と読みました。皆さんはねだられて」とお読みになったのでしょうか?子がゆすった内容は何だったのだろうと思うと私は楽しい。 (2019年07月16日 (火) 23時23分)[15939]

> 買われた金魚の行く末などを考えれば笑える。安田さんと同じく私もゆすられてと読みました。三日坊主で私は引きましたが、「強請る」の読みは「ゆする」「ねだる」「もがる」「たかる」もあるようで、ややこしいが面白い。 (2019年07月17日 (水) 16時42分)[15953]

進 二 > 「強請られて」と言っても「可愛いゆすり」ですからこちらも目尻を下げて楽しんでいるのですから。いいじゃないですかね。 (2019年07月17日 (水) 21時02分)[15962]

鈴子 > 「ねだられて」と読みました。弟が一年生の頃、お祭りの出店で金魚を買って来た事がありました。風呂場の片隅の金盥に入れて飼ってましたが、金魚が大きくなった記憶もなくきっと三日坊主だったのかもしれません。 (2019年07月18日 (木) 22時36分)[15968]

千尋 > 香具師のおじさんにゆすられて買わされた〜?コワイっと読みましたが。 (2019年07月19日 (金) 00時11分)[15969]

榮一 > 強請られてはややこしそうですね。 (2019年07月20日 (土) 10時20分)[15993]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2019年07月20日 (土) 11時25分)[16012]
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19.一匹の蚊のまま受話器の黒といる 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時30分)[15850]
千尋 循子 淳子 美保子 (4点)


月番 > この句にも不思議な魅力があります。蚊は黒い(暗い)所で潜んでいるときいています。 (2019年07月13日 (土) 02時36分)[15882]

美保子 > 黒電話と言うともう少し前の世代でしょうか。一匹の蚊のまま というと何だか親しい人が生まれ変わってそこにいるような印象をうけました。でも、そうなると無意識にぱちんとはできなくなりますね。 (2019年07月14日 (日) 19時51分)[15917]

循子 > 黒い電話はTVドラマで見る位のものとなりました。一匹の蚊は自画像かと思いました。変わりたいと思いながら、変れずに時間だけが過ぎている。これは自嘲の句かと読めば身につまされるようです。 (2019年07月17日 (水) 14時14分)[15949]

千尋 > 輪廻転生を信じているわけではないのですが、蝿になったわたしが黒い電話の周りをブンブン飛んでいる。蚊は誰かしら。黒い電話は落ち着くところ。 (2019年07月18日 (木) 13時37分)[15965]

榮一 > 虫になった男がいることを思えば蚊のままにいる作者がいても不思議ではありません。黒電話からすれば時代は古そうです。蚊のままでいたかったのかもしれません。不思議な句です。 (2019年07月20日 (土) 10時27分)[15994]

世話人 > 作者は新保吉章さんです。 (2019年07月20日 (土) 11時27分)[16013]
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七月定例句会 投稿者:世話人 (2019年07月12日 (金) 20時22分)[15849]
準備中です。

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ナニワイバラ 投稿者:千尋 (2019年06月16日 (日) 12時56分)[15749]
写真載せてみました。


作者 > 千尋さま、見事なナニワイバラですね。感動しました。花の美しさもさることながら、香りの良さも格別なんです。二年ぐらい前に、友人から切り花で貰った事があり、花が終わった頃、ベランダの鉢に挿し木にして見たら根付いて今年花が一つ咲きました。 (2019年06月16日 (日) 16時55分)[15760]

杏花 > 私も即く開きました
写真投句などとてもできませんでした
白いつばきのようですね
夏にふさわしいですね
*千尋様有難うございます。 (2019年06月17日 (月) 15時38分)[15772]
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六月定例句会 投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 22時03分)[15666]
句会の皆さま
今月から世話人を務めさせていただきます森内洋子でございます。どうぞよろしく御願い致します。宜子様に教えていただいて、やっとここまで、たどり着きましたが、ちゃんとできているかどうか、まだはらはらドキドキしています。
今月の月番は山内宜子様です。よろしく御願いいたします。
皆様、たくさんの書き込みを御願い致します。

句会 19日(水)まで
作者発表 20日(水)


世話人 > 追伸
18番の色を変えられませんでしたので、今月はこのままで行ってください。
それから、選評欄の名前のところに「世話人」とはいっていますが、パソコンが前回のことを覚えている、というようなことでしたので「世話人」を消してからご自分の名前を書き込んで下さい。
以上よろしく御願いします。 (2019年06月13日 (木) 08時09分)[15667]

宜子 > 今月の月番を務めます宜子です。よろしくお願いします。
洋子さん、夜遅くまで句会のご準備を頂き、ありがとうございました。
神戸での楽しい大会も終わり、季節は梅雨から夏へと移ります。日差しも日に日に強くなってきました。
今月の句会、皆様の書き込みをお待ちしています。
それでは、令和元年六月の句会を始めましょう!! (2019年06月13日 (木) 08時41分)[15668]

加津子 > 書き込み遅くなりすみません。全国大会もあっという間に思い出になってしまいました。亘余世夫様にいただいた杖をついて北箱根の3人が地元のタクシーに乗ったら、運転手さんにお遍路さんですかと言われて大笑いしました。天気も良く懇親会も楽しく良い思い出になりました。神戸の皆様ありがとうございました。 (2019年06月19日 (水) 22時07分)[15821]

世話人 > 期日がきましたので、作者を発表しました。主宰先生、各句へのご指導ありがとうございました。そして、皆さまのたくさんの選評、ありがとうございました。月番の宜子様、不慣れな世話人の、ご指導、サポートをありがとうございました。お陰様で、ミスもいくつかありましたが、どうにか終了することができました。なお、鈴木美保子さまはご自宅をリフォーム中でパソコンが使えないので選評ができなかったそうですが、皆様によろしくお伝え下さいとのことでした。それでは皆様、また来月よろしく御願いします。 (2019年06月20日 (木) 01時14分)[15842]

月番 > 作者が発表されましたので、今月の句会を終了します。
主宰先生、各句へご指導いただき、学ぶことができました。感謝申し上げます。
コメント頂きました皆様、有難うございました。参考にさせていただきます。
世話人をお引き受けくださった洋子さん。初めての事でさぞ、お疲れのことと思いますが、どうぞ、来月からも宜しくお願いします。
今年も厳しい暑さが予想されます、皆様ご自愛ください。宜子 (2019年06月20日 (木) 09時42分)[15843]

美保子 > 今日、やっとテーブルの上が使える状態になりました。築四十年の家にあとどれくらい住めるのかとリフォームも迷いましたが、断捨離の為にも良い機会になったのかもしれません。主催先生、ご指導ありがとうございます。洋子様、ご心配をおかけしてすみません。大変なお仕事を引き受けて下さり、ありがとうございます。宜子様、長い間ありがとうございました。今月の月番ありがとうございました。 (2019年06月20日 (木) 20時51分)[15847]
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1.カステラの薄紙剥がす五月闇  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時48分)[15665]
オサム 直 柊子 杏花 主宰  (6点) 


月番 > 「五月闇」とのつながりを教えてください。 (2019年06月13日 (木) 08時43分)[15669]

杏花 > カステラの俳句作ったことがあります
薄紙は剝がす和菓子と違ってザラメをきにしながら剝がす指先のようすがうかがわれます
和菓子と違う仕草が五月闇
梅雨入り前の爽やかさでしようか
カステラの和菓子にない爽やかな甘さと箱に収まったカステラの重みを感じます
茶道にて最近は洋菓子も使われ若者に茶道・・お勧めしたいですね。
(2019年06月13日 (木) 16時04分)[15690]

月番 > 杏花さん、早速に書き込みをいただき、有難うございます。助かります。
箱に収まったカステラ、底の紙にはザラメがついていて、いいですね。梅雨入り前の爽やかさなのですね。
(2019年06月13日 (木) 19時06分)[15697]

循子 > 薄紙とあるので、カステラの上に貼られた紙ですね。あれはカステラの表面がいっしょに剥がれて見苦しくなることもあるので、気を遣いますね。五月闇は梅雨の頃の暗闇をいう、と歳時記の解説にあります。梅雨入り前の爽やかさだと、この句のイメージは変わると思うのですが…。 (2019年06月14日 (金) 16時20分)[15713]

孝子 > 五月闇とのかかわりが難しくて逃しましたが、循子さんのいわれるように薄紙をはがすときは、気を使います。でも母がいなくなり、長崎からのカステラももうこないと思うと、きをつかったこともいい思い出です。 (2019年06月14日 (金) 22時39分)[15716]

榮一 > カステラの底についている紙だと思いました。食べるとき何時もうっとおしく思います。梅雨空の闇の重さと通じるような気がしました。 (2019年06月19日 (水) 05時08分)[15796]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時12分)[15822]
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2.廃線のれんが隧道新樹光  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時46分)[15664]
加津子 柊子 循子 美保子 眞佐子 (5点)


月番 > 「廃線」の句はよく見られますが、掲句は「れんが隧道」です。「れんが」は、「レンガ・煉瓦」もありますが、いかがでしょう? (2019年06月13日 (木) 08時46分)[15670]

杏花 > 実家(三木市)の近くにjr加古川線の廃線跡があります
母と子供の頃幼い甥を連れて機関車を見に行くのが日課でした
忘れられない一コマです
もう機関車など見ることはないですねふと懐かしく新樹光がいいですね! (2019年06月13日 (木) 16時34分)[15692]

月番 > 新樹光がいいですね、杏花さん。 (2019年06月13日 (木) 19時10分)[15698]

循子 > 月番さんがお書きの「レンガ・煉瓦」のうち、私は「煉瓦」を選択したいのですが、この句では漢字尽くしになってしまう。それを避けられたのでしょうか。表記は人それぞれ好みがありますから、何とも申せませんが…。「煉瓦」という語にはノスタルジックなものがあって、私はつい手を伸ばしてしまいます。中七までの薄暗い印象に新樹光が鮮やかです。 (2019年06月14日 (金) 21時20分)[15715]

孝子 > 循子さんに追従するばかりで、きがひけるのですが本当にどうかんしています。なぜ頂かなかったかは中七にちょっと不満がありました・ (2019年06月14日 (金) 22時47分)[15717]

柊子 > 梅雨入り直前、軽井沢に行って来ました。
途中、碓氷峠はまさにこの景。新樹光の中、河鹿の大合唱まで聞こえてきます。
何も詠めなかったと反省をしつつ、頂きました。 (2019年06月15日 (土) 20時04分)[15735]

眞佐子 > 循子さんと同じ「煉瓦」を思っていただきました。新樹光が良かったです。 (2019年06月16日 (日) 14時48分)[15752]

杏花、 > 真佐子様
新樹光ですね!!
ネット句会っていいですね!
遠方から話しかけてるようで
嬉しいです。 (2019年06月18日 (火) 20時16分)[15794]

榮一 > れんが隧道は煉瓦の隧道ですか。れんがのれんは連で連の隧道すなわち幾つもの短い隧道が続いているのかと思いました。隧道を出たと思ったらまた入る光景から新樹光は及びもつかなかったです。 (2019年06月19日 (水) 05時19分)[15797]

加津子 > 書き込み遅くなりました。れんが隧道に惹かれました。猿島の煉瓦が浮かびました。 (2019年06月19日 (水) 21時28分)[15817]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時15分)[15823]
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3.歌仙巻くに造り酒屋の夏座敷  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時44分)[15663]
 宜子 鈴子 主宰  (4点)


月番 > 「歌仙巻くに」と、上が六音になっています。「歌仙巻く」なら五音に収まりますが、あえての六音です。いかがでしょう? (2019年06月13日 (木) 08時51分)[15671]

孝子 > 歌仙巻くにがちょっとむづかしくて、夏座敷で連歌をしているということでしょうか。そうならば歌仙巻くできってもいいと思うのですが。わたしのかんちがいでしょうか。 (2019年06月14日 (金) 22時57分)[15718]

鈴子 > 直感で選をした句です。歌仙巻くに造り酒屋の夏座敷の意外性。諧謔味で頂きました。<歌仙巻く造り酒屋の夏座敷>だとしたら五音にはなりますが選はしなかったと思います。 (2019年06月15日 (土) 20時11分)[15736]

宜子 > 上五に収まるのに、敢えて一音足しての六音。定形には収まらせなかった作者の意図に納得しています。鈴子さんの書かれているのに同感です。この「に」は重いです。「歌仙巻く」という行為、「造り酒屋」という場面設定、時は夏、すっと読まれるのではなく「に」を入れたことで、読者は一瞬立ち止まります。スッキリとしていて、まさに切れのある日本酒の味わいです。 (2019年06月17日 (月) 06時09分)[15763]

榮一 > 目には青葉山ほととぎす初鰹・・も「目に青葉」と定形におさめてはいません。この辺に俳句のリズムと内容の妙があるように思います。句は連句の景ですね。ちびちびと一杯やりながら連句を巻く景はいいですね。 (2019年06月19日 (水) 05時34分)[15798]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時17分)[15824]
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4.出張を終えキヨスクの柏餅  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時43分)[15662]
オサム 直 鈴子  (3点)


月番 > サラリーマンのお父さんでしょうか、自分のため?それともお土産? (2019年06月13日 (木) 08時55分)[15672]

杏花 > 毎年東京の長男宅へ出かけていました
新神戸から北神谷上〜までお土産はキヨスクでしたいまは季節のお菓子が買えるのですね
谷上まで北神で10分
キヨスクはお土産買うのにいいですね! (2019年06月13日 (木) 16時47分)[15693]

月番 > キヨスクって、あの狭い空間にすごい量の品物が詰まっているのですよね。柏餅、前の方にありそうです。 (2019年06月13日 (木) 19時13分)[15699]

> 第二の出向先で業者登録の仕事で、近畿、四国 全県の、県庁、市役所に出張していました。キヨスクにも、お世話になりました。懐かしいです。 (2019年06月15日 (土) 14時07分)[15728]

鈴子 > 実直そうなサラリーマンの姿が目に浮かびました。「キヨスクの柏餅」自分のため、お土産に、どちらともとれます。ほっこりとした気持ちになりました。 (2019年06月16日 (日) 16時07分)[15755]

榮一 > 子供のために買って帰るのか自分が食べるためのものか。家族持ちか独身か・・何かもやもやとしてしまいました。 (2019年06月19日 (水) 05時39分)[15799]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時18分)[15825]
名前

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5.高架線下の保育所若葉風    投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時39分)[15661]
孝子 義之 進二 循子 美保子 淳子 剛 主宰 (9点)


月番 > 「高架線下」は、ガード下でしょうか。いま、保育所、保育園はいろいろなところにできているようです。 (2019年06月13日 (木) 08時57分)[15673]

杏花 > 以前の住まいが県庁の近く相楽園の近くで元町駅三宮まで高架商店街
幼児のダンス教室がありました
買い物にも行きました
若葉風?でした
(2019年06月13日 (木) 17時10分)[15694]

月番 > 「相楽園」懐かしい名前です。大会の式典会場になりましたね。阪急の高架下はずっと商店街になっていますね。ここはやはり「若葉風」でしょうか。 (2019年06月13日 (木) 19時21分)[15700]

義之 > ある意味、時事俳句の一句に思えた。待機児童の問題、園児の散歩中の交通事故のニュース等である。街中で見かける園児達の散歩の様子は心を和ませてくれる。季語の「若葉風」が救いである。 (2019年06月14日 (金) 04時13分)[15704]

孝子 > 保育所ですから小さいのですよね。だからいろんなところにあるのですよね。以前渋谷の青山の病院に通っていたときコンビニの上にかわいい名前の保育所をいつも見ていました。若葉風がいいです。 (2019年06月14日 (金) 23時05分)[15719]

千尋 > となりの垂水駅西口の高架下の商店街の奥に保育所があります。銀行裏口のような厳重なドアがあって中の様子は外からは全く分りませんが、若いパパやママが出入りしているようです。高架下なのでちょっと暗い印象ですが、保育園には若葉風がいいですよね。 (2019年06月15日 (土) 02時31分)[15723]

循子 > 「高架線下」とあるので、ガード下と限るわけではないように思います。高架線の通っている田圃の中に建っている保育所も地方では見かけます。義之さんが「ある意味、時事俳句」云々とお書きですが、私もそんなふうに感じました。我が家の近くには少子化で無用になった市立保育所が、廃墟となって放置されています。嘗て此処に子どもたちの歓声が響いていたものです。季節には、いまや老木となった一本の桜が咲き誇り、やがて音もなく散ってゆきます。世相の一端を見るようです。しかし掲句の保育所には未来がある。「若葉風」は希望の象徴です。まさに「救い」。 (2019年06月15日 (土) 16時06分)[15730]

千尋 > 神戸なんか都会とは思いませんが、思い浮かべる地で違いがあるのですね。田圃の中の保育園には全く思うことが出来ませんでした。 (2019年06月15日 (土) 22時49分)[15738]

千尋 > 色々な環境の下で俳句を作られるのですね。 (2019年06月17日 (月) 16時58分)[15775]

> 高架下、ガード下と言えば、即座にJRの上野や、神田、新橋を思い出すが、都市部の鉄道はこの2,30年の間に殆ど高架線に変わった。高架下の空間は、人口が密集する土地の無い都市部では、昔から倉庫や店舗、住宅などに活用されている。保育所も多いと聞いたが、それは子供を保育所に預けて、働きに出る人たちの利便性もあるのかも知れない。青葉を吹く爽やかな風は、何処も同じだが、幼稚園と保育所は少し性格が違う。高架の上を轟轟と電車が通る。逞しい人達と健気な幼児が見えるではないか。 (2019年06月18日 (火) 14時12分)[15786]

杏花、 > 神戸元町の高架下すぐ上は花隈城跡です
桜並木があります
それに園児が若葉風と思う作者のおもいが伝わつてきます
頂いて無くてすみません。 (2019年06月18日 (火) 20時30分)[15795]

榮一 > 高架下に保育所があるのは見たことはありませんがあっても不思議はないですね。あれば便利なように思います。少々子供が泣いても気にならないように思いますし。幼稚園や保育園の新設の地域住民との問題はニュースに取り上げられています。子育も喉元過ぎればなんですかね。若葉風は作者の気持ちでもありそうです。 (2019年06月19日 (水) 05時54分)[15800]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時20分)[15826]
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6.濃紫陽花寺の土塀の令和の書  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時37分)[15660]
宜子(1点)


月番 > 一句の中に「の」が三つ入っています。「令和の書」とは具体的にどのようなものでしょうか? (2019年06月13日 (木) 09時01分)[15674]

宜子 > おそらく、お寺の扉のあたりに達筆で「令和とは〜」と解説されていたのかと想像しました。濃紫陽花の色彩が印象に残りました。 (2019年06月13日 (木) 09時47分)[15689]

杏花 > 紫陽花寺
京都の三室戸寺紫陽花寺ですね!
何度か一人で出かけました以前連合会の吟行会で参加させていただいたたことを懐かしいいですね! (2019年06月14日 (金) 10時53分)[15709]

孝子 > 令和に変わったときに鎌倉のお寺の壁に大きな字で令和八歳・・子とかいてあるのをみました。きっとお寺の子が書いたのでしょうね。でも土塀に書がかけるものでしょうか。鎌倉は今紫陽花がみごとだとでていました。 (2019年06月14日 (金) 23時13分)[15720]

循子 > 「土塀の令和の書」は、ちょっと分り辛かった。落書きならありそうですが、「書」ですから、やはり孝子さんと同様の疑問を感じます。三室戸寺は美しいですね、杏花さん。私は吟行会の記憶が全く無いのです。情けないけど。 (2019年06月15日 (土) 16時23分)[15731]

榮一 > 土塀の令和の書は書を貼りだしてあるんですかね。いまいちイメージできませんでした。 (2019年06月19日 (水) 05時59分)[15801]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時22分)[15827]
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7.白靴をえらんで参る一の宮  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時34分)[15659]
直 美保子 保子 杏花  剛 洋子 (6点)


月番 > 一の宮へのお詣りなので、夏の季語、白靴なのでしょうか。 (2019年06月13日 (木) 09時03分)[15675]

杏花 > 白靴
夏の季語ですね
選んでは・・宮参りは白靴
墓前は黒と決めています
選んでがが報告のようかとおもいましたがお参りを欠かさないひとがらがみrていただきました。 (2019年06月13日 (木) 17時23分)[15695]

孝子 > お参りに行くのに気を使われる作者さん。尊敬します。私は法事位しか気をつかったことがないので、 (2019年06月14日 (金) 23時17分)[15721]

> 白靴を履くには、涼しさを演出し、清潔感もあるため、麻のスーツを着こなし粋であるとおもいます。羨ましい. (2019年06月15日 (土) 14時47分)[15729]

循子 > なぜ白靴なのか、いまわかりました。なるほど一の宮だからですね。菩提寺へお詣りするのは黒ということで…。不信心を恥じています。 (2019年06月15日 (土) 16時34分)[15732]

洋子 > 一の宮はその土地の第一のお宮。そこにお参りするのに、威儀を正す思いで白靴をはいた作者様の思いに感動しました。 (2019年06月16日 (日) 07時16分)[15741]

保子 > 一の宮 洋子さんの言われるようにその国の由緒ある神社 との事。白靴を選ぶ気持ちよく分かりました。


(2019年06月18日 (火) 01時05分)[15781]

> 私が一の宮から想い出したのは、かの童謡である。「♪一番初めは一の宮♪二また日光の東照宮〜〜」だった。一の宮(いちのみや)とは、日本各地の社格の高い神社を意味している様である。靴を選んで参拝するほどの神社となれば、願い事か慶祝かだろう。靴だけではなく着ている衣類も村上さんの書かれたように白っぽい麻のスーツのように思える。白い革靴も麻の洋服も、今は探しても見かける事は滅多に無い。その昔と云っても良いだろうが、勤め先の偉い人が、麻の洋服に白い革靴とパナマ帽?カンカン帽。そんな思い出が甦って懐かしい。 (2019年06月18日 (火) 13時32分)[15785]

榮一 > 白靴からすれば赤ん坊の宮参りかと想像します。選んでがわざとらしくてどうかと感じさせます。「履いて」でいいように思いました。 (2019年06月19日 (水) 06時04分)[15802]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時24分)[15828]
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8.夏立ちぬどこに行くにも手をつなぎ  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時32分)[15658]
宜子 柊子 (2点)


月番 > 手を繋いでいる二人、どのような関係?ヒントは「夏立ちぬ」 (2019年06月13日 (木) 09時05分)[15676]

柊子 > 母は64歳で脳梗塞になり手術。手足に後遺症は無いものの、右耳が不自由になり、それからはいつも母の左側で過ごしました。
さぁ、今年の夏はどこに行って母を喜ばせよう?!
そんな気持ちを思い出させて頂きました。 (2019年06月14日 (金) 10時39分)[15707]

千尋 > 優しいし強いですね。柊子さん。この句はこの頃よく見かける老夫婦かな〜と思い、夏立ちぬがピンときませんでしたが、柊子さんのように前向きに考えるのですね。でも今のわたしはそうなったらなったら母の手を優しく繋げるのかどうか自信がありません。 (2019年06月15日 (土) 02時42分)[15724]

宜子 > 子どもたちがまだ小さい頃、親子四人で出かけると、二人の子たちは必ず手を繋いでいました。藤田湘子の言葉に「俳句とは読み手に何かを思い出させるもの」というのがあります。この句はまさに読者にいろいろなことを思い出させています。手を繋いでいるのが親子、夫婦だったり、兄弟姉妹、友達といろいろな場面を思い出させてくれます。そして、それはどれも暖かいのです。 (2019年06月17日 (月) 05時59分)[15762]

杏花、 > 宜子様の観賞ズバリ
私も過ぎた孫たちの交流を思い出していました
この句から楽しいことがよみがえりました。 (2019年06月18日 (火) 15時52分)[15788]

榮一 > 手をつなぐ文化はこの国の伝統には無いそうです。三歩さがっての風習は意識のどこかに残っているのですかね。若者はいざ知らず自然に手を繋げる人はえらいですね。繋げない男の嫉妬ですかね。 (2019年06月19日 (水) 06時10分)[15803]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時25分)[15829]
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9.読みあぐむ御歌の草書や風薫る 投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時31分)[15657]
 孝子 オサム 進二 加津子 千尋  (5点)


月番 > 「御歌の草書」全国大会のホテル屋上にあった歌碑の「御歌」が思い出されます。 (2019年06月13日 (木) 09時08分)[15677]

k杏花 > 何度かこの句にひかれ考え込んだことでしよう
作者が頭の中を横切り想いにのめりこんでいます。 (2019年06月14日 (金) 19時28分)[15714]

孝子 > 全国大会のホテル灯台の横の碑をなつかしくおもいだしました。進二さまのお世話であんなに素敵なホテルに泊まれてめったにない経験ができました。ありがとうございます。 (2019年06月14日 (金) 23時24分)[15722]

循子 > 「御歌」は何と読みますか?「ミウタ」と読むと中八になります。「オンウタ・ミウタ・オウタ」?まさか「ギョカ}ではなかろうし…わからなくて悩んでいます。どなたか教えて下さると助かります。 (2019年06月16日 (日) 16時44分)[15758]

作者 > 「ぎょか」で広辞苑に出ています。 (2019年06月16日 (日) 17時03分)[15761]

循子 > 早速にお教え頂き、有難うございます。学ばせて頂きました。 (2019年06月17日 (月) 14時08分)[15769]

千尋 > 勉強不足で色々な所にある碑文など読めたことがありません。草書ならば尚更です。この句は草書書きの御歌と風薫るの取合わせが良いなぁと思っていただきました。 (2019年06月17日 (月) 16時28分)[15773]

杏花、 > 御歌 語学が苦手です
しらべてみました
おうた、おんうた、ぎょか、みうた
とありますが
循子様教えてください。 (2019年06月18日 (火) 16時09分)[15789]

榮一 > 御歌は広辞苑ではギョカで「おおみうた・みうた」とあり「ぎょか」と響きは良くありませんが定形に読んでいいように思います。草書はまさに読めないですね。読みあぐむはその通りです。 (2019年06月19日 (水) 06時21分)[15804]

加津子 > 皆で碑を囲み読みあぐんだ句。海も六甲の山脈もとてもきれいでした。 (2019年06月19日 (水) 21時37分)[15818]

世話人 > 作者は森内洋子です。 (2019年06月20日 (木) 00時27分)[15830]
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10.満席の那覇行き機内沖縄忌  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時28分)[15656]
紫翠  (1点) 


月番 > 「沖縄忌」が辛いです。慰霊の旅でしょうか。 (2019年06月13日 (木) 09時09分)[15678]

千尋 > この句とは少し違うかもしれませんが、学校の友人の実家が沖縄でその友人の家に遊びに行ったのが初めての沖縄でした。丁度日本に返還された年の夏でした。首里城はぼろぼろの石垣だけ、摩文仁の丘は黎明の碑があるだけ、丘の下の壕には火炎放射器の黒い跡が残ってました。また嘉手納 は金網に囲まれてました。友人のご両親、ご家族の話からまだまだ未だに消化し切れないものが残っています。満席という言葉がどうも慰霊というよりは逆の雰囲気を感じてしまったのです。 (2019年06月15日 (土) 22時43分)[15737]

紫翠 > 取り合わせで読むと、過去と現代、一物仕立てで読むと、現代の忌日の情景となります。いずれにしても重い内容の作品で共鳴しました。 (2019年06月16日 (日) 11時19分)[15745]

榮一 > 慰霊に向かう人と観光で飛ぶ人。重い人と軽い人。どこか批判めいています。批判は決して悪くありません。那覇行きはどうかと思いました。 (2019年06月19日 (水) 06時29分)[15805]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時29分)[15831]
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11.下駄履きで啜る珈琲梅雨滂沱  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時27分)[15655]
義之 循子 美保子 眞佐子 淳子  (5点)


月番 > きっと、行きつけの珈琲屋でしょうか。下駄履きですから。 (2019年06月13日 (木) 09時11分)[15679]

義之 > 下駄と云えば、令和の世にあってもネットで探せば購入できるが、日常の生活の中では、ほとんど見かけることは無い。掲句を見て思い浮かんだのは、昭和30年代の世相で、テレビの置かれた喫茶店の様子である。夕食後、ぶらっと、下駄履きで、近所の喫茶店へ行き、お目当てのテレビ番組を見るのである。さてこの作者は、帰宅の際、傘を持っていたのであろうか。外は土砂降りである。 (2019年06月14日 (金) 03時59分)[15703]

杏花 > 下駄履きが何とも親しみに感じます
今は下駄を履く人を見かけなくなりました
作者はつっかけを下駄に?
想像しながら読ませて頂きました
下五?循子先生様評お待ちしています。 (2019年06月14日 (金) 10時42分)[15708]

循子 > 一読、忽ち青春へセンチメンタルジャーニーです。昭和30年前後の珈琲屋ではまだ下駄履きも見掛けました(と思う)。義之さんが書かれた「時代」よりちょっと前です。当時のいわゆる純喫茶はテレビというよりLPレコード。百万遍界隈や四条通付近の名曲喫茶では下駄履きの男子学生もいました。さすがに下駄履きの女子は居なかったと思うけれど、下宿からちょっと出かけるには私も下駄履いていたのではないか。なにせ革靴は高価で貧乏学生が靴を複数持つことなど夢でした。「梅雨滂沱」が暗い感じもなく、郷愁を誘うのが、青春の記憶。「啜る」が、また好い感じ。 (2019年06月15日 (土) 17時02分)[15733]

眞佐子 > 昭和30年以前は高校生の高下駄が流行っていました。女子も赤い鼻緒の高下駄を履いて電車に乗って通学したのを思い出しました。そのうちに下駄履き禁止になりましたが、懐かしい思い出です。当時は商業に女子が少なかったからかもしれません。梅雨滂沱も下駄履きに合っていると思います。 (2019年06月16日 (日) 15時22分)[15753]

千尋 > 皆さまの書き込みを読んでいたら、もう50年くらい前の歌でしょうか。吉田拓郎の「我が良き友よ」が口からこぼれ出てきました。♫下駄をならして奴が来る腰に手ぬぐいぶら下げて〜…♫ ばんからの学生さんの歌だったと思います。義之さん、傘は持ってないとわたしは思います。これから後どんなストーリーが展開するのかも楽しみでもあります。 (2019年06月17日 (月) 16時51分)[15774]

榮一 > 啜ると滂沱でいただきませんでした。 (2019年06月19日 (水) 06時31分)[15806]

世話人 > 作者は木村オサムさんです。 (2019年06月20日 (木) 00時31分)[15832]

杏花、 > 先生の厳しい選評
オサム様にとって
思い出になったことでしよう
先日新神戸の最後の句会となりましたが
何処かで俳句を楽しんでくださいね。 (2019年06月20日 (木) 10時09分)[15844]
名前

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12.寺町やナニワイバラの香しき 投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時25分)[15654]
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月番 > ナニワイバラ、漢字では難波茨・難波薔薇とも書くようです。参考までに写真はコチラ↓
https://blogs.yahoo.co.jp/may33124416/52161588.html

どなたか感想お寄せください。
(2019年06月13日 (木) 09時18分)[15680]

杏花 > 宜子様有難うございます
読者にわかりますね
香しき、寺町に?です。 (2019年06月14日 (金) 11時42分)[15710]

杏花 > 真っ白な白薔薇のようですね
癒されますね (2019年06月14日 (金) 15時41分)[15712]

世話人 > 月番さまにのせていただいたナニワイバラの美しいこと。寺町という静かなたたずまいの町に咲き匂っている景がとても素敵です。 (2019年06月16日 (日) 07時22分)[15742]

洋子 > 上記、世話人ではなく、洋子、と書くべきところでした。すみません。 (2019年06月16日 (日) 07時27分)[15743]

千尋 > トップに写真載せてみました。せっかく写真が載っけられるので使ってみました。お隣の庭でアーチにされてました。盛りの時は見事ですよ。 (2019年06月16日 (日) 13時01分)[15750]

洋子 > 千尋様、写真のせていただいてありがとうございました。とても美しい花ですね。お隣の庭でアーチになっているなんて羨ましいことです。掲句の光景が目の前に見えるようです。 (2019年06月16日 (日) 13時36分)[15751]

循子 > 千尋さん、有難うございました。バラ科の花は可愛いですね。寺町とあるので、すぐに京都の寺町が浮かびましたが、寺町というのは、あちこちにあるので、着地点に迷う感じもあります。点が出なかった理由の一つかも。 (2019年06月16日 (日) 16時54分)[15759]

月番 > 写真をUPしてくださった千尋さん、コメント入れてくださった方々、有難うございます。 (2019年06月17日 (月) 08時20分)[15767]

榮一 > 何の花が香っても特徴がでにくく常識的ですね。 (2019年06月19日 (水) 06時36分)[15807]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時33分)[15833]
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13.胸やけで終はる平成最後の日  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時21分)[15653]
 オサム 紫翠 保子 杏花  洋子 (5点)


月番 > 平成最後の日の胸やけ、何があったのでしょう? (2019年06月13日 (木) 09時24分)[15681]

杏花 > 今日で平成が終わりですね
明日からお母さんの和子の和がつく令和ですね
おめでとうございます!
東京からの電話がありました
何かと気の付く嫁です
元気をだして句会頑張ります
参加の
ネットの方々宜しくお願い致します。

(2019年06月13日 (木) 20時50分)[15702]

洋子 > 胸焼けは食べ過ぎ、飲み過ぎによるものなのか、それとも平成時代への思いなのか、両方なのか…?と思いました。 (2019年06月16日 (日) 07時08分)[15740]

紫翠 > 日常の中の一日をうまく掬い上げて表現されたと思います。 (2019年06月16日 (日) 11時23分)[15746]

保子 > 昨日の続きは今日 というような淡々とした作者の有り様を感じました。「胸やけ」は実感でしょう。 (2019年06月18日 (火) 01時18分)[15782]

榮一 > 胸やけはどうかとおもいました。ふと思ったのは「パンシロン飲んで」です。どっちもどっちかも知れませんが。すくなくとも終わると最後は気になりました。 (2019年06月19日 (水) 06時46分)[15808]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時35分)[15834]

杏花、 > 先生
 パンシロン飲んでですね!
それで全て読めますね|
パンシロン飲んで平成最後の日
スカッとしましたね。 (2019年06月20日 (木) 19時58分)[15846]

杏花 > 洋子様
オサム様のメッセージです! (2019年06月26日 (水) 18時13分)[15848]
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14.ごきぶりを叩く三面六臂かな  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時19分)[15652]
眞佐子 淳子 千尋  (3点)


月番 > ごきぶりを叩くには相当の勇気と覚悟がいります! (2019年06月13日 (木) 09時26分)[15682]

千尋 > わたしにはごきぶりを叩く勇気も覚悟もないのですが、きっとごきぶりを叩こうとすれば三面六臂くらいの感覚神経と能力とセンスが必要だと思います。でも千手があれば取り逃がしたりはしないかも。 (2019年06月15日 (土) 02時48分)[15725]

眞佐子 > 三面六臂の能力もセンスも無いのに、スリッパを持って追いかけるので空振りですが、千手が欲しいですね。面白い句でした。 (2019年06月16日 (日) 15時55分)[15754]

榮一 > 三面六臂は阿修羅の姿ですね。千手は多すぎるようにおもいますね。 (2019年06月19日 (水) 06時48分)[15809]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2019年06月20日 (木) 00時38分)[15835]
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15.金銀花ウッドデッキに椅子二つ    投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時17分)[15651]
義之 柊子 保子 千尋 剛  (5点)


月番 > 気持ちよさそうな椅子です。 (2019年06月13日 (木) 09時28分)[15683]

義之 > 知らなかった季語に出会えるのも句会の楽しみの一つであり、今回の句の中で最も感動した一句である。座五の「椅子二つ」が良い。季語の効果と相まって、色々と鑑賞の幅が広がる。 (2019年06月14日 (金) 04時28分)[15705]

千尋 > 椅子二つと忍冬の花の高い香りに誘われて仲の良い老夫婦が見えてきました。忍冬を金銀花と書いた効果でしょうか。 (2019年06月15日 (土) 03時01分)[15726]

循子 > <少女の荷を少年が持つ金銀花  瀬尾和彦> 花の咲き様からして、よい感じの二人が見えてくるのですね。ウッドデッキにしゃれた椅子ふたつ。悠々自適の老夫婦、或いは田舎暮しを選んだ若いアーティストのカップル等々。忍冬の花は山野で何気なく見かけますが、ウッドデッキの登場で、おしゃれな暮らしぶりが見えてきます。なんとも羨ましい!これは頂くべきでした。 (2019年06月16日 (日) 16時20分)[15756]

保子 > 金銀花 素敵な言葉ですね。ウッドデッキ そして椅子が二つ。
(2019年06月18日 (火) 01時37分)[15783]

> 少し歪な私の想像でありますが、季節を外れた別荘等の光景、あるいは、住む人のゐない荒れ果てた洋風の家の、椅子と木のデッキ。植物は旺盛に蔓を伸ばし、自然のままに花を咲かせ、季節を謳歌する。羨ましい光景なのかもしれないと思いながらも、寂しそうな二つの椅子でありました。 (2019年06月18日 (火) 18時50分)[15791]

義之 > 百歳を超え、今はお亡くなりになった、金さん銀さん双子の姉妹を想う。剛様の鑑賞は説得力がある。鑑賞は人それぞれである。 (2019年06月18日 (火) 19時07分)[15793]

榮一 > 先ず船の甲板を思い浮かべてしまいました。想像力の貧困さですね。 (2019年06月19日 (水) 06時52分)[15810]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時39分)[15836]
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16.信号に止まる電車や青時雨   投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時16分)[15650]
孝子 進二 加津子 千尋 剛 (5点)


月番 > 赤信号と電車、青時雨との取り合わせです。 (2019年06月13日 (木) 09時30分)[15684]

月番 > 五人の方が選んでいます。選評お願いします。 (2019年06月17日 (月) 08時13分)[15765]

千尋 > 遅くなりました。
信号で止まるのだから一読では路面電車かと思いましたが、青時雨とあるので、京福電鉄を思いました。線路の両脇の樹の中を走る電車が電車用の信号で止まっている。そこにさーっと風が吹いてトンネルのようになっている樹々から雫が雨のようになった。そんなシーンではないでしょうか。春は桜のトンネルだったら素敵です。 (2019年06月17日 (月) 17時32分)[15776]

> 路面電車とは言っていないが、車社会に変わって路面電車は自然に淘汰された。人間や車と同じ電車も信号に制御されて、それに従わなければならない。私の地も路面電車が走る、1里くらいの先を行くに、10くらいの信号に出会う。路面の両側は道路であり若干の街路樹は有る、雨降りを行く電車も止まらなければ、青時雨に気付くはずも無い。これも俳句を学ぶ人の視線だろう。 (2019年06月18日 (火) 15時14分)[15787]

榮一 > 信号は赤で電車は止まりましたと解釈します。車内にいては赤信号は見えません。作者の位置がいまいちはっきりしませんでした。いづれにしても青時雨です。 (2019年06月19日 (水) 07時01分)[15811]

加津子 > 小田急線は、新宿に近づくと前の電車が見えるくらいに詰まって来るので、赤信号で待たされます。車内はことのほか静かです。そとは、青時雨です。 (2019年06月19日 (水) 21時46分)[15819]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時42分)[15837]
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17.突堤の釣人小さし曇の峰  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時13分)[15649]
 宜子 淳子 鈴子 洋子  (4点)


月番 > 下五、季語の「雲の峰」ではなく「曇の峰」どこか違うのでしょうか、それとも同じでしょうか? (2019年06月13日 (木) 09時34分)[15685]

作者 > 季語の雲の峰が正解です。パソコンを買い替えて今、間違いだらけで困つています。ご指摘ありがとうございました。 (2019年06月13日 (木) 16時18分)[15691]

月番 > 作者さん、すぐにお応えくださり、助かりました。それでは「雲の峰」で、選評、鑑賞お寄せください。 (2019年06月13日 (木) 19時25分)[15701]

洋子 > 少し俯瞰した位置から見える風景でしょうか。雲の峰の雄大さと小さく見える釣人の対比が良い景を描いていると思いました。 (2019年06月16日 (日) 07時31分)[15744]

鈴子 > 子供の頃、夏休みになると遠方の方からよく釣り人が自転車で磯にやって来ました。その光景が見えて来ました。突堤に並んだ釣り人。雲の峰の季語の取り合わせが良かったです。 (2019年06月16日 (日) 16時38分)[15757]

宜子 > なにか、モネとかの印象派の絵を見ているようでした。突堤にひとり、釣り糸を垂れる人。その先には広〜い海。悠久の時間と、いまこの一瞬とが一枚の絵に収まっています。 (2019年06月17日 (月) 06時17分)[15764]

杏花 > 釣り名人の夫を偲んでいます。
海釣りで朝2時頃姫路方面へ
でも魚は食べません
もらって頂くのに一苦労でした
(2019年06月17日 (月) 20時05分)[15780]

榮一 > 曇の峰はあきらかな間違いと分かります。それでもやはり不注意はとれません。 (2019年06月19日 (水) 07時04分)[15812]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時43分)[15838]
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18.袋小路の延命地蔵夏帽子 投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時06分)[15648]
孝子 紫翠 義之 進二 加津子 循子 眞佐子 保子 杏花 鈴子 洋子(11点)


月番 > 今月の最高点句。皆さんの選評、楽しみです。 (2019年06月13日 (木) 09時35分)[15686]

義之 > 上五の「袋小路」が、追い詰められた時の神だより的に、意味的に響く一句であるが、神仏に御利益を願う、日本人の典型的な宗教感であり、「夏帽子」の斡旋で、さらりと日常の一風景を描き出したと思う。「延命地蔵大菩薩」と書かれた赤い幟が、生き生きと浮かび上がる。 (2019年06月14日 (金) 04時49分)[15706]

杏花 > 7月は地蔵盆なぜか目立たないところの街角に
ありますね
袋小路が物語っています
子供たちの安全、健康を願う今日です
小学校の孫たちの、、、。
(2019年06月14日 (金) 14時51分)[15711]

紫翠 > 義之さんの鑑賞された通りと思います。 (2019年06月16日 (日) 11時25分)[15747]

月番 > 11人の方が選んでいます。最高点句です。選ばれた方、選評お願いします。 (2019年06月17日 (月) 08時17分)[15766]

循子 > 京都は下京松原通0りに鉄輪井(かなわのい)があります。謡曲の「鉄輪」に所縁の井戸。うっかり通り過ぎてしまいそうな狭い路地の突き当りに小さな井。この水を汲めば、縁切りのに効き目あり、とのこと。そこの右手に小さな祠。残念ながら、延命地蔵ではなく「命婦稲荷」ですが…。「袋小路」で、すぐ此処が浮かびました。京の路地にはよく見かける気がしますが、これはお江戸でも同じでしょう。中七までは既視感がないとは言い切れませんが、義之さんもお書きのように、「夏帽子」が景色を変えました。 (2019年06月17日 (月) 14時58分)[15770]

世話人 > 最初、路地の突きあたりの、近所の人たちのこじんまりとした地蔵様かと思いましたが、義之さんのコメントを読んで、「延命地蔵大菩薩」という赤い幟が提示されて、なるほどと思いました。ちょっと規模の大きなお地蔵さま、いいですね。お参りする人もちらほらいるのでしょう。夏帽子をかぶせられて、人々の心になじんでいるようです。 (2019年06月17日 (月) 18時23分)[15777]

保子 > 袋小路にある延命地蔵尊。反芻して味わいたいと思います。 (2019年06月18日 (火) 01時57分)[15784]

榮一 > よくできた句ですし高点句もわかります。句に隙はありませんが新鮮味に欠けるように思いました。 (2019年06月19日 (水) 07時08分)[15813]

加津子 > 娘の家の近くを散歩しているときに分譲地の一角にお地蔵さんがありました。花が生けられ掃除が行き届いたお地蔵さんでした。地域に大事にされていると感動したことが思い出されました。 (2019年06月19日 (水) 21時58分)[15820]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。最高得点おめでとうございます。つきましては、来月の月番をお願いします。
(2019年06月20日 (木) 00時50分)[15839]

千尋 > 世話人さま!お世話になりました。来月の月番を謹んでお受けいたします。 (2019年06月20日 (木) 18時29分)[15845]
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19.初夏の朝真珠のような園児かな  投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 21時03分)[15647]
紫翠 直 主宰  (4点)


月番 > 子ども、幼子をめぐって頻発する最近の悲しい、腹立たしい事件。掲句を読んでホッとしています。 (2019年06月13日 (木) 09時38分)[15687]

杏花 > 我が家の隣は幼稚園でした
近頃3年保育の時代です
なくなり 震災後北区の人口増加
とうとう小学校増築となりました
でも毎日元気な小学生の登下校見られて元気頂いています。
(2019年06月13日 (木) 17時41分)[15696]

> 月番様の言われるとうりです。我が家の左側に園児が、おり、毎日朝八時にスクールバスが、きて祖父母が立会い送ります。昼からは、午後二時にバスで送り届けられますので安全です。園児は元気で、輝いています。 (2019年06月15日 (土) 13時46分)[15727]

千尋 > 真珠のような園児はよく分かります。下五の かな を活かすためにも上五は「初夏の朝」ではなくて、余っても「初夏の朝の」とするか「初夏の」となどと工夫が必要ではないでしょうか。 (2019年06月15日 (土) 23時08分)[15739]

紫翠 > キラキラした日常を書いて、生命感を感じさせる作品と思いました。 (2019年06月16日 (日) 11時29分)[15748]

循子 > 千尋さんのご意見のとおり、「初夏の」で済むのではないでしょうか。朝、一文字で、ちょっとした間が生まれて、「かな」が勿体ないようです。 (2019年06月17日 (月) 15時09分)[15771]

杏花、 > 初夏の朝の真珠のような園児かな
有難うございましたか。」 (2019年06月18日 (火) 19時02分)[15792]

榮一 > 初夏の朝のすがすがしさを感じました。 (2019年06月19日 (水) 07時10分)[15814]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時52分)[15840]
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20.白牡丹からくれないの壺に挿す   投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 20時56分)[15646]
 ・ 


月番 > 「からくれない」・・「韓紅」とも「唐紅」とも書き、濃い紅色のようです。どなたか感想お願いします。 (2019年06月13日 (木) 09時43分)[15688]

循子 > 「からくれない」は月番のかたが書いて下さった通り。濃い紅の壺は無地でしょうか。たとえば富本憲吉の壺なら、金の羊歯模様。白牡丹なら美しく映えそうです。「からくれない」とくると、先ず在原業平の「…からくれないに水くくるとは」が出て来て、紅葉のイメージに飛ぶのです。でも韓紅の壺に活けた牡丹の白は鮮やかに見えます。なにが足りないのでしょうか? (2019年06月15日 (土) 17時19分)[15734]

月番 > 循子さん、コメントいただき、有難うございます。鮮やかに絵はできるのですが、何かが足りないのでしょうか?どなたかご意見ないですか? (2019年06月17日 (月) 08時25分)[15768]

洋子 > からくれない、は深紅とのことで、漠然と赤い色の壺を思いました。それは白い牡丹と対比させるためで、赤い壺に収まった白牡丹が強調されてとてもどっしりと美しく見えます。日本画のように美しい景です。 (2019年06月17日 (月) 18時43分)[15778]

榮一 > 白と紅の対比が露骨で狙いが出過ぎているようです。その辺りの配慮が足りないように思います。 (2019年06月19日 (水) 07時15分)[15815]

榮一 > 白牡丹とからくれないが喧嘩しているようです。 (2019年06月19日 (水) 07時16分)[15816]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2019年06月20日 (木) 00時54分)[15841]
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六月定例句会 投稿者:世話人 (2019年06月12日 (水) 20時51分)[15645]
準備中です。

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ネット句会参加費(年会費)納入のお願い 投稿者:節子 (2019年05月15日 (水) 00時40分)[15510]
2019年度のネット句会参加費を受付けています。
 年会費  1000円 
 締切日  5月末日
 送金先  紀平節子(みなと支部) 郵送でお願いします。
(受領確認:句会掲示板に掲載しています。ご確認ください)

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五月定例句会 投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時31分)[15469]
句会の皆様
 東京ではいま、躑躅が真っ盛りです!道のあちこちで、真っ赤な躑躅が群れて咲いています。日差しが春から初夏へと移って、花も緑も一層、その輝きを増しているようです。初夏の太陽のもと、それでは令和元年五月の句会を始めましょう!今月の月番は宮本義之さんです。宜しくおねがいします。 宜子

  句  会 19日(日)まで
  作者発表 20日(月)



月番 > ネット句会開催中に全国俳句大会を挟む、有意義な五月の月番を仰せ付かった宮本義之です。よろしくお願いします。明日には、多くの皆様と神戸でお顔を合わせることを楽しみにしています。 (2019年05月13日 (月) 03時39分)[15470]

杏花 > 突然機種が作動出来なくなりました
息子にお願いしています
暫く宜子様に迷惑をおかけしています
機種の便利さをつくずく感じる今日この頃です (2019年05月13日 (月) 09時58分)[15491]

月番 > 宜子様、全国大会も盛会のうちに終わりました。紫翠様の選句内容についての書き込みの処理をよろしくお願いいたします、場合によっては、最高点句にも影響が出るかもしれません。 (2019年05月15日 (水) 18時55分)[15527]

世話人 > 選句の集計に誤りがありました。申し訳ありません。紫翆さんの選句は 9隠れ里 16番銅鐸の 18番鉄棒の 20番亀の子の です。これに従い、各句について得点数と選者名の訂正を行いました。紫翆さん、大変失礼しました。 (2019年05月15日 (水) 23時10分)[15530]

月番 > 全国大会も終わり、句会も終盤に差し掛かりましたが、ご多忙の中、皆様の書き込みに感謝致します。句会のさらなる盛り上がりをお願い申し上げます。 (2019年05月18日 (土) 01時30分)[15576]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。大会を挟んで忙しい時期の句会となりましたが、主宰先生のご指導をはじめ、皆様の選評、感想をお寄せいただき安心いたしました。感謝申し上げます。月番をお務めくださいました義之さん、大会運営、そして受賞と大忙しな中での月番、休む暇がなかったのではと、心苦しいばかりです。有難うございました。

世話人の交代について
四年余りの間、世話人をお預かりいたしましたが、だいぶ長くなりましたので、昨年から、そろそろ交代をと、主宰先生にお願いしておりました。この度、有り難いことに引き受けてくださる方が決まりました!来月から森内洋子さん世話人を交代いたします。皆様、宜しくお願い申し上げます。
四年間、世話人をお預かりして、多くのことを学ぶことができました。これからも会員として句会には参加してまいります。まだまだわからないことばかりです。この句会を鍛錬の場として、励んで参ります。有難うございました。宜子 (2019年05月20日 (月) 17時45分)[15634]

千尋 > 宜子さん、長い間ありがとうございました。感謝しかありません。 (2019年05月21日 (火) 03時50分)[15635]

月番 > 反省するところは多々ありますが、何とか月番の責を果たすことが出来ましたことは、世話人の句会のご準備、書き込みを頂いた皆様そしてご指導を賜りました岡部先生のおかげと感謝申し上げます。 (2019年05月21日 (火) 15時14分)[15636]

千尋 > 月番の義之さんお世話になりありがとうございました。
大会を挟んで大変でしたね。
深夜にネットを見る癖で時がずれてしまったようです。ごめんなさい。参加のみなさまお許しくださいませ。

洋子さんこれからはお世話になります。お願い申し上げます。 (2019年05月22日 (水) 01時49分)[15638]

洋子 > 多忙な宜子さまに代わって、世話人を務めさせていただくことになりました。慣れるまで大変と自戒しております。いろいろ失敗もあるかと思いますがお許しくださいませ。そしてネット句会がますます活発になりますようご協力をお願い申しあげます。 (2019年05月22日 (水) 10時55分)[15639]

杏花 > 洋子様
支部長。ネット句会
大変ですね
その若さで頑張ってください
私も連合会と支部長頑張ってきました
機種を使う人に仕事が来るわね
頑張りましよう| (2019年06月09日 (日) 15時23分)[15644]
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1 国境に母置いてくる鳥曇     投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時30分)[15468]

 洋子 剛 宜子  (3点)


月番 > 「置いて来る」で切れているのでしょう。「来る」は動詞の連用形に「て」を添えた形について、そういう状態が出現する云々・・・と広辞苑にあります。 (2019年05月13日 (月) 03時40分)[15471]

循子 > 国境という言葉で直ぐに「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と反応してしまうので、齢がバレますが、その昔、国語の授業で先生が「これはクニザカイと読み、国とは旧国名(土佐、越前、伊賀、薩摩など)の境のことだとおっしゃった。どうなのかわかりませんが、ずっと記憶に残っています。掲句の国境もその意で書かれたと思いました。老いた母をなんらかの事情で他の身内の家に移ってもらったか、どこかに入って貰ったか、そういう状況かと。「置いてくる」という」複合動詞が「捨てる」に近いニュアンスに感じられるのは鳥曇のせいでしょう。季語が悲しいほど効いていて、私はそっと通過いたしました。 (2019年05月13日 (月) 15時46分)[15494]

洋子 > 私は「国境」という言葉で思い出すのは、東海林太郎の「国境の町」です。大好きな歌です。歌詞の中でも「氷つくよなくにざかい」と歌っていたように思います。それとは関係ないのですが、国境と言うとこちらの国とあちらの国の境目です。どういうことなんでしょう。私は少し悲観的な境目を思ってしまいました。鳥が帰っていくように、この母も遠い国へ還って行ってしまうような。悲しい鑑賞ですが・・・。その境遇を救えなかったという思いがずっと残っているのではないでしょうか。 (2019年05月13日 (月) 21時43分)[15502]

杏花 > 母の句に惹かれる私ですが
国定境に母置いてくる理解できなかったです
別れたのでしようか
何か異変がと頭の中をよぎりました
洋子様 東海林太郎ですか
きりっとした姿勢で熱狂された赤城の子守唄
あの美声
洋子様がご存じなのにビックリです。・ (2019年05月15日 (水) 15時42分)[15512]

宜子 > お母様との「距離」ではないでしょうか。今までより、精神的に、もしくは物理的な距離を感じました。「国境」ほどのところまでの距離。季語の「鳥曇」が微妙に効いているようです。 (2019年05月16日 (木) 00時15分)[15540]

> 国境の読み方に(クニザカイ)と(コッキョウ)がある。私だけの感覚かも知れないが、言葉として喋ると(コッキョウ)は、アジア等の大陸の国と国との境目、狭い島国の日本は、安田さんの書かれた通り(クニザカイ)と、何となく脳が思ってしまう。母親を置いて、何年も他郷に暮らしたが、越中から江戸や相模へ行くには、美濃と信濃の国境にある安房と云う峠を越えて行き来した。母を亡くしてから20年も過ぎているが、そんな感傷がこの句を採らせた。 (2019年05月18日 (土) 17時14分)[15589]

榮一 > クニザカイとコッキョウの読みで句柄が変わりそうです。コッキョウならば先の戦争が思われます。クニザカイは藩体制の頃の意識です。鳥曇は重いですね。 (2019年05月19日 (日) 07時44分)[15593]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2019年05月20日 (月) 16時57分)[15614]
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2 たんぽぽの絮嬰児のおちょぼ口    投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時28分)[15467]

 加津子 循子 眞佐子 千尋 (4点)


月番 > 可愛らしい句ですね。タンポポの絮を見つけては引きちぎり、絮を吹いて飛ばしたことを思い出しました。現在は在来種の日本タンポポは、繁殖力の強い西洋種に駆逐され珍しくなってしまったようです。 (2019年05月13日 (月) 03時40分)[15472]

循子 > 「みどりご」と読んで、おちょぼ口は相応しい可愛さを感じさせるし、たんぽぽの絮の全円形は不思議なほど美しい。いや、もう可愛い、それだけで満足です。 (2019年05月13日 (月) 15時52分)[15495]

杏花 > 今日買い物に行く途中
タンポポ見つけました
段々住宅と人口が増えつつある
近頃 買い物の道に一つ二つ見つけ
ドリンクの瓶にさし玄関に
昨日の大会のつかれを癒しています
やはりまだ神戸北区はのどかなところです (2019年05月15日 (水) 15時53分)[15513]

加津子 > 大会の帰りの新幹線で2か月の赤ちゃんが座席に寝かされていました。ついついのぞき込む北箱根の3人のおばちゃんに愛らしいおちょぼ口の顔まいってしまいました。季語も素敵です。 (2019年05月16日 (木) 21時08分)[15544]

眞佐子 > 家の町内にも隣の町内にも赤ちゃんが居ませんので、たんぽぽの絮と嬰児のおちょぼ口の可愛らしさに惹かれていただきました。 (2019年05月17日 (金) 20時23分)[15566]

榮一 > 具象的でわかりやすい句です。 (2019年05月19日 (日) 07時47分)[15594]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです (2019年05月20日 (月) 16時58分)[15615]
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3 堰切って流れる水や田植え時   投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時25分)[15466]
 洋子 淳子 直  (3点)


月番 > 映像は生き生きと浮かびますが。座五の季語の収まり具合は如何でしょうか。 (2019年05月13日 (月) 03時41分)[15473]

洋子 > 農業国日本の原型と思いました。「田植え時」は確かに説明っぽいですね。 (2019年05月13日 (月) 21時29分)[15501]

杏花 > 神戸北区の在りし日の光景です
10年ほど前の神戸北区
懐かしい目の前の風景を思い出しています
昨日の大会の誌友の方々想いながら・・・ (2019年05月15日 (水) 16時00分)[15514]

紫翠 > 選していません。 (2019年05月15日 (水) 17時02分)[15518]

世話人 > 紫翆さんの選を外しました。 (2019年05月15日 (水) 23時12分)[15531]

> 田植え時は、佳い季語と思います。このままで良いです。 (2019年05月17日 (金) 17時16分)[15565]

榮一 > 常識的な句で新しさが無いようです。 (2019年05月19日 (日) 07時49分)[15595]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです (2019年05月20日 (月) 16時58分)[15616]
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4 袋掛新たな御代の幸願ひ     投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時24分)[15465]

 洋子  (1点)


月番 > 「令和」の挨拶句ですね。果樹園農家のご苦労が目に浮かびます。 (2019年05月13日 (月) 03時42分)[15474]

洋子 > 新しい元号「令和」を素直に受け入れ、幸せな時代になるように一つ一つ果実に袋掛けをしている気持ちがよく伝わってきました。 (2019年05月13日 (月) 21時27分)[15500]

杏花 > 幸願い、、いいきっておられるのに
いかがでしよう
なにか身に着ける品、、と思ったりしていますが (2019年05月17日 (金) 16時18分)[15559]

榮一 > 新たな御代が効いているかどうかです。農家はいつも果実の稔を願って袋掛けをするからです。 (2019年05月19日 (日) 07時53分)[15596]

世話人 > 作者は木村オサムさんです (2019年05月20日 (月) 16時59分)[15617]

杏花 > 先生の評有難うございます
昨日の句会にて修様から挨拶がございました
この句にオサム様の思い込められています
長男と同級他人とは思えぬ日々でした
前途に幸あれと願っています
(2019年05月23日 (木) 10時19分)[15640]
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5 麦秋や段々畑の男坂     投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時22分)[15464]

 義之 保子 柊子 主宰 (5点)


月番 > 「上五」で強く切れています。爽やかな初夏の候、段畑を一気に登り切る作者の姿が見えてきます。下界は一面の黄金色です。 (2019年05月13日 (月) 03時43分)[15475]

千尋 > 棚田と言えば稲、段々畑と言えば、蜜柑、お茶、馬鈴薯が浮かびます。どうしても麦に結びつかなかったです。 (2019年05月13日 (月) 22時16分)[15504]

杏花 > 能登半島へ旅した日を思い出します
田植えの風景を見たことはあります
それは美しい光景でした
男坂野良仕事の女性を見かけました。 (2019年05月15日 (水) 16時24分)[15515]

循子 > 月番が書かれたように、上五で強く切れているので、この状景は鮮やかに見えてきます。私は宇陀あたりの風景を思い浮かべて、段々畑はみな男坂だもの…と。へんなところで理屈っぽくなって困ったものです。。 (2019年05月17日 (金) 10時22分)[15550]

柊子 > 段々畑にも直線的な坂と湾曲した坂の存在することが新鮮に感じました。女坂沿いには絹さやが育っていたら嬉しいな、と。 (2019年05月17日 (金) 10時33分)[15554]

孝子 > 循子さまではないですが、男坂というと社寺の男坂女坂と思ってしまい情景はわかるのですが、男坂というのと思ってしまいました。 (2019年05月17日 (金) 16時54分)[15562]

保子 > 男坂という言い方が段々畑にもあるのかと思いました。麦秋が良かったです。 (2019年05月18日 (土) 00時14分)[15572]

義之 > 一般的に社寺で使われる男坂という言葉を、「段々畑の男坂」と言い切ったのは、作者の発見かと、思わず膝を打って納得しました。決して楽では無い農作業のご苦労が、目に浮かびます。上五の季語の座りも良いと思います。 (2019年05月18日 (土) 01時47分)[15577]

千尋 > 平らな土地がないから棚田や段々畑となったのでしょう。坂を登って広がる景色は海か対岸の山かと思うのです。麦秋感が分からなくなりました。 (2019年05月19日 (日) 02時30分)[15592]

榮一 > 平野部では麦畑は一面に広がります。半島や島では段々畑で麦も植えます。急な坂になるのはごく普通です。海を見ながらの麦踏を思い出しました。 (2019年05月19日 (日) 07時58分)[15597]

世話人 > 作者は村上直さんです (2019年05月20日 (月) 17時00分)[15618]
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6 自販機はごとんごごごと山笑う   投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時20分)[15463]

 義之 洋子  (2点)


月番 > 「山笑う」は、春の季語で、お採りになる方が躊躇されたのかもしれませんね。この頃は、山頂でも、道路の整備された観光地では自販機も当たり前のようです。採られなかった方も掲句のオノマトペアの感想をお聞かせ下さい。 (2019年05月13日 (月) 03時43分)[15476]

洋子 > ごとんごごご、というオノマトペはよくわかります。私にもそう聞こえたような気がします。山笑うというより、山滴るの方がいいかなと思いました。冷たい飲料水の爽やかさとあいまって・・・。 (2019年05月13日 (月) 21時22分)[15499]

杏花 > 近くに自販機は数台見かけます
私はご褒美に何時もドリンクを、、
ゴゴゴは大げさかなーガチャンと
と出てきますいっきに飲んで
買い物のご褒美です。 (2019年05月15日 (水) 16時34分)[15516]

義之 > 重い荷物を担いで、山小屋に食料や生活雑貨を運ぶ人たちを歩荷と呼び、ご苦労の程はいかほどのものかとお察ししますが、一方自動車道の整備された山々では、観光設備は、地上のそれと遜色ありません。二・三年前の全国大会・富山の立山を思い出しました。個人的には洋子さんのコメントのように「山笑う」では無く、夏の季語がふさわしいかなと、思います。掲句のオノマトペは、共感できます。座五は、「夏の山」「雪解富士」「夏の富士」あたりを想起します。 (2019年05月15日 (水) 19時24分)[15528]

循子 > オノマトペだけで、この句は採りたいと思いましたが、季語が残念でした。 (2019年05月17日 (金) 10時26分)[15552]

榮一 > 季語とごごごとの「と」とつなげたところです。 (2019年05月19日 (日) 08時01分)[15598]

世話人 > 作者は石田剛さんです (2019年05月20日 (月) 17時01分)[15619]
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7 万緑の中や葉の無き楤の幹    投稿者:世話人 (2019年05月12日 (日) 21時19分)[15462]

 眞佐子  (1点)


月番 > 「万緑の中や」とくれば、草田男の句のパロディなのでしょうか。 (2019年05月13日 (月) 03時44分)[15477]

孝子 > 草田男とは思いませんでした。たらの葉は山菜として人気あり、聞くところによると幹後と切っていく人がいて困るとか。万緑との中の対比を感じました。 (2019年05月17日 (金) 17時13分)[15564]

眞佐子 > 楤の木の若芽が美味しいので芽が出る後から摘んでしまうので、木が枯れてしまったのだとおもいました。万緑の中に坊主にされた楤の木がかわいそうにおもいます。若芽は全部摘まないで少し残して置けば良いのではないでしょうか。 (2019年05月17日 (金) 20時43分)[15567]

榮一 > タラノ芽を摘んでしまうから若い木は枯れると聞いたことがあります。木の天辺に新芽が出るのを摘んでしまえば葉が伸びる余地はなさそうです。 (2019年05月19日 (日) 08時07分)[15599]

世話人 > 作者は宮本義之さんです (2019年05月20日 (月) 17時02分)[15620]
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