玄鳥 定例句会

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6 下駄履きの父と畦道蛍の夜 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時59分)[13300]
 孝子 淳子 直 杏花 美保子 循子 主宰 (8点)


月番 > 懐かしい父親像です。大きくて強い父の手です。 (2018年06月12日 (火) 21時44分)[13312]

循子 > 既視感たっぷりで、なんの今更という(作者さん、申し訳ありません)気がしますが、やはりこれは素直に単純に私は採らざるを得ません。父親コンプレックスの最たるものです。因みに私は父親に手を繋いでもらって歩いた記憶は全くありません。 (2018年06月13日 (水) 11時57分)[13331]

杏花 > 歳老いた父に厳しく育てられ・早朝夕散歩した日々を思い出しうるうるしております
過ぎし日々を思い出させて頂いた作者に感謝申し上げます。







(2018年06月13日 (水) 14時37分)[13333]

月番 > 既視感たっぷりで、類句類想といわれても、なお、心に染みてしまう景には喜んで溺れています。弱くてもいいや!と。 (2018年06月13日 (水) 21時40分)[13350]

> 父との思い出は、よく自転車に乗せてもらつたこと、魚釣りについて行つた事をです。懐かしいです。 (2018年06月15日 (金) 20時10分)[13391]

孝子 > 父こいの句と思いました。いまどきの少女娘たちは父親にたいして厳しいようですが、私たちのころは父親好きのひとが多かったと思います。私も母親よりも父親のほうが好きで学生のころは父の車で仕事にいくとき、個室のせいかいつもいろいろと本音の話をしていたことを思い出しました。この句もそういう思い出の句と思いました。 (2018年06月15日 (金) 23時58分)[13396]

榮一 > 回想の句だろうと思いましたが作者には忘れられないひと時だろうと思います。小さいときの父との思い出がない者には羨ましい景です。 (2018年06月19日 (火) 10時42分)[13462]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです (2018年06月21日 (木) 02時07分)[13485]
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7 発想を飛ばせ兼題蛍の火  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時57分)[13299]



月番 > どなたか鑑賞、お願いします。 (2018年06月12日 (火) 21時46分)[13313]

循子 > 私自身に代わって詠んでくださったかと思えて、ちょっと笑ってみたくなった句です。螢の兼題は私にとっても難しいものでしたから。作者は自身を叱咤激励しているのです。螢といえば、どうしても情緒的なものが頭に浮かんでしまう。これではならぬ!作者のかたの気持わかるなあ…。 (2018年06月13日 (水) 12時09分)[13332]

杏花 > 気持ちは伝わってきます
飛ばせ・と蛍では意味がダブルのではないか
発想と蛍で良い句が出来そうと思っております。 (2018年06月13日 (水) 18時59分)[13340]

洋子 > 夏井いつきさんのお出ましかと思いました。夏井いつきさんのように兼題「蛍(の火)」に対して発想を飛ばして作りましょうと言っているとしたら、その場合の「蛍(の火)」というのは季語になるのでしょうか。例えば絵手紙に書かれた蛍が季語にならないというように。自分でもよくわからなくなってきました。 (2018年06月13日 (水) 21時18分)[13345]

月番 > 循子さん、そうですよね!私も情緒的に作って、出来た!でした。これではならぬ、なのに。 (2018年06月13日 (水) 21時44分)[13351]

月番 > 洋子さん、この句、確かにプレバトの夏井いつき調ですね。発想を飛ばしてのときの「蛍」が季語になるのかどうか、どなたか洋子さんの疑問にご意見お願いします。 (2018年06月13日 (水) 21時50分)[13352]

杏花 > 洋子様
いつき様ですか人それぞれ好みがあります
私なになに調とかこだわり?
自分のありのままの句を作るのみです
洋子様の句をいつも尊敬しています
これからも素直な俳句期待しています
この一句からいろいろ考えさせられましたね
句会っていいですね!
(2018年06月14日 (木) 16時49分)[13376]

洋子 > 杏花様、ありがとうございます。これからもよろしくご指導お願い致します。 (2018年06月14日 (木) 18時05分)[13379]

孝子 > おも白い句、句といえるのかとも思える句とも思いました。もっと沢山点がはいるのではと思っていたので無点とはおもいませんでした。季語になるのかという問いにも私的にはなるとおもいます・ (2018年06月16日 (土) 00時08分)[13397]

榮一 > 575ですね。575の三句体がみな俳句とは限りません。時間がなかったようですね。 (2018年06月19日 (火) 10時48分)[13463]

世話人 > 作者は宮本義之さんです (2018年06月21日 (木) 02時10分)[13487]
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8 赴任地の夫を訪ねし蛍の夜 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時56分)[13298]
孝子 淳子 オサム 直 紫翆 眞佐子 千尋 義之 剛 (9点)


月番 > つましいご夫婦の姿が見えるようです。 (2018年06月12日 (火) 21時48分)[13314]

杏花 > 蛍の夜がとてもいいですね
実感しました・
このままずっとノートにでも書き残したい気分です。 (2018年06月13日 (水) 14時43分)[13334]

月番 > 杏花さん、遠くにいる夫を訪ねるのに、「蛍の夜」はいいですね〜。 (2018年06月13日 (水) 21時54分)[13353]

千尋 > わたしは単身赴任の夫の赴任地にしつっこく誘われたのに一度も行きませんでした。今思うと冷た過ぎたかしらとも思うのですが、因みに東京都内で蛍の出るようなところではありませんでした。
蛍の出るような処だったら蛍マジックに罹って喜んで訪ねていたかもしれません。
この句の作者は夫を大事にしておられるのでしょうね。 (2018年06月13日 (水) 23時32分)[13359]

循子 > 掲句になんの不満もありませんが、螢というものは過去の文芸によって刷り込まれているのか、もともと情緒的なものを内包しているような気がしてなりません。<もの思へば沢の螢もわが身よりあくがれいづる魂かとぞ見る  和泉式部>、<死なうかと囁かれしは螢の夜  鈴木真砂女>など、どっぷりこういう世界に浸りきりたい憧れの世界でした。いまは螢をそういう世界から切り離したいという感じがあるので、敢て頂きませんでした。相思相愛のご夫婦は見えてきます。私は夫の赴任するとき、同行して日用品を買い整えたりはしましたから、千尋さんよりちょっとマシかも。でも以後の3年間は一度も行かなかったので、似たようなものです。 (2018年06月14日 (木) 14時08分)[13370]

オサム > 掲句の夫が、蛍が飛び交うようなさびれた田舎に赴任しているという点がいいと思いました。夫が一人寂しくカップラーメンにお湯を注ごうとしているその時に、妻がサプライズで、おいしい食材を持って訪ねてきてくれたような情景が見えました。 (2018年06月15日 (金) 04時23分)[13387]

> 私は、銀行に居ましたので、転勤ばかりでした。大阪、小倉、高松、堺、奈良、と辞令がでると、旧店と新店との引継ぎが翌日から、始まり、夫婦とも、本当に大変です。赴任地の字を見るだけで、辛いです。 (2018年06月15日 (金) 20時41分)[13392]

孝子 > 私の主人は地方公務員だったので、都内の転勤しかなくて単身赴任とか都外への赴任はありませんでした。だからこの句の世界は想像のみです。ただ電力の仕事で転勤の友人一家があり、子連れであそびにいったときがこういう時期だったこともありよくわかる情景でした。 (2018年06月16日 (土) 00時19分)[13398]

眞佐子 > 私の主人は単身赴任をしたことがありませんが、まだ若い頃に転勤の話がありました。私は変わった所見たさでついて行くつもりでしたが、主人は、断ってしまい複雑な思いをしたのを思い出しました。掲句のご夫婦は良かったですね。 (2018年06月16日 (土) 20時24分)[13416]

千尋 > 要らぬことですが、わたしどもの夫婦も決して仲が悪かったのではありませんよ。わたしも仕事をしてましたしお互いの生活を大事にしていただけのことです。 (2018年06月17日 (日) 01時11分)[13421]

月番 > この句から、はからずもそれぞれのご夫婦の思い出を聞くことが出来ました。やはり「蛍の夜」の効果でしょうか。 (2018年06月17日 (日) 11時06分)[13426]

> 全国に支所の在った勤め人の頃に、何度か人事異動に関わって、悲喜こもごもの人生を垣間見た、すまじきものは宮仕えである。東京や大阪京都などは進んで行きたがるが、裏日本や北海道など、気候の変動が激しい土地は誰も行きたがらない。単身とは言っていないが、余儀なく単身で赴任せざるを得ない人もゐたし、一人になって羽を伸ばす人たちもいた。この句の,蛍の夜は、嫌みなく丁度頃合いのように思えるのは、齢のせいだろうか。 (2018年06月17日 (日) 12時32分)[13436]

循子 > 「一人になって羽を伸ばす人たちもいた」んですね、やはり。それが現実っぽくて可笑しい。「余儀なく単身赴任せざるを得なかった人」に対して蛍の夜が効いていると思うと、この句に興味が湧いてきました。
(2018年06月17日 (日) 15時37分)[13440]

紫翠 > 内容は良く伝わりますが、もう一工夫ほしい気がしました。 (2018年06月17日 (日) 21時39分)[13443]

榮一 > 内容は分かりやすいですね。取れなかったのはやはり「夜」かなと思います。女の情が出過ぎる感じがしました。 (2018年06月19日 (火) 10時52分)[13464]

世話人 > 作者は森内洋子さんです (2018年06月21日 (木) 02時11分)[13488]
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9 一反の水口の音初蛍  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時54分)[13297]
 オサム 紫翆 眞佐子 千尋 宜子 美保子 鈴子 循子 剛 進二
  (10点)


月番 > 田んぼの水口から静かな水の音。それは命の音のようです。 (2018年06月12日 (火) 21時50分)[13315]

杏花 > 神戸箕谷のどんどダムから農家へ田植えの時期に水を流す音
想います
初蛍が田植の始まる様子を上手く取り合わせておられます。 (2018年06月13日 (水) 19時13分)[13341]

月番 > 杏花さん、臨場感ありますよね。実際に経験している方なら尚更でしょうね。 (2018年06月13日 (水) 21時56分)[13354]

循子 > いまはなかなかこういう風景を身近に見ることはありませんが、戦中まで過ごした農村風景が鮮やかに蘇ります。懐かしい。当時、螢は当たり前のよに飛び交っていたものです。実際に水音が聞こえる感じがありますし「一反の」という措辞も何気なくて良い。初蛍がまた嫌味なく効いていると思います。今月の句でいちばん好きです。 (2018年06月14日 (木) 14時23分)[13371]

眞佐子 > 私は田舎に住んでいますので、3分も歩けば一面の田園風景が見られます。今も一反毎に水口があり田植えが終わると毎日のように田んぼの水の量を見て回っておられます。水音も聞くことが出来ますが、農薬使用の為蛍が見られないのが残念です。車で15分ほど行った清流の当たりで見られます。掲句の初蛍の季語が好きです。 (2018年06月16日 (土) 20時00分)[13414]

宜子 > 私も、今月の句の中でこの句が一番好きでした。「一反の」というわかりやすい大きさ。「水口の音」という臨場感。短い詩形を十分に駆使しての、なんとも言えぬ美しさにしばらく酔っていました。 (2018年06月17日 (日) 11時14分)[13427]

> 安田さんや松谷さんと同感です。この三十年余りの歳月は、地方でも農家が米作りを放棄したのか、開発が進んだのか、今風の家が建ち並んで、農村の風景を変貌させた。毎朝の犬との散歩の途中に、何枚かの忘れられたような水田がある。一反は約三百坪である。一反と、計画的に管理される稲の水の音で、読者が十分に想像を広げる事が出来るようだ。 (2018年06月17日 (日) 13時20分)[13438]

鈴子 > 生家の一反歩の田圃があった頃が思い出されました。あの田圃は近くに出来た高速道路の為何軒かの田圃が無くなり故郷も寂しい処になってしまいました。そんな私の心にじんわりとあの頃が映し出された気がしました。私もやはり、一番目に気になった句です。 (2018年06月17日 (日) 21時14分)[13442]

紫翠 > 「初蛍」の着地が見事だと思います。 (2018年06月17日 (日) 21時42分)[13444]

美保子 > 水路、水道、水に関わる話など大好きでワクワクしてしまいます。掲句はもう皆さんが素晴らしい選評を書いて下さっているので、うなずくのみです。ただ、前回も書きましたが、硫黄山の噴火で田んぼにひく川の水からヒ素が検出されて、田植えができない農家の方のこれからがとても気になっています。田んぼと聞くとつい、その事を思ってしまいます。掲句はこんなにも美しい田園風景を水の音を詠んでいらっしゃるのに、すみません。 (2018年06月18日 (月) 22時37分)[13455]

榮一 > 一反が田の大きさであれば自然な景です。悪くない句です。 (2018年06月19日 (火) 10時56分)[13465]

世話人 > 作者は石田加津子さんです (2018年06月21日 (木) 02時13分)[13489]
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10 指の隙を漏れ来し光初蛍 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時51分)[13296]
  淳子 吉章 (2点)


月番 > 手の中のホタル。放したいような、放したくないような。 (2018年06月12日 (火) 21時52分)[13316]

循子 > よく解る句ですが、解り過ぎるのが難点でしょうか。上五ももう一工夫の余地がありそうに思います。 (2018年06月16日 (土) 14時30分)[13408]

月番 > 循子さん、コメントいただき、有難うございました。上五「指の隙を」は六音。「指の間を」なら五音で収まりますね。 (2018年06月17日 (日) 11時19分)[13428]

榮一 > よくありそうな発想です。何度か見た記憶もあります。指の隙をなれば「囲う手を」でもいいのではと思います。 (2018年06月19日 (火) 11時04分)[13466]

世話人 > 作者は樋口進二さんです (2018年06月21日 (木) 02時15分)[13490]
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11 蛍烏賊身を投ぐ闇夜ある限り 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時50分)[13295]
  千尋 加津子  (2点)


月番 > 下五「ある限り」が難しかったです。 (2018年06月12日 (火) 21時54分)[13317]

千尋 > 蛍を初めて見たのは俳句を始めてからです。そのためとは言えませんが困ったことにやっぱり虫である蛍に愛情や情緒などは感じられないのです。
この句は虫の蛍を突き飛ばして蛍烏賊としたところに作者の意気込みを感じて点を投じました。でも「蛍烏賊」は春の季語でしたね。 (2018年06月14日 (木) 17時09分)[13377]

加津子 > 闇夜にきらきら光る蛍烏賊に魅せられた人たちのテレビを見ました。あれは、海の蛍でした。思わずいただいたのですが、春の季語に気が付きませんでした。 (2018年06月14日 (木) 21時26分)[13381]

循子 > 千尋さんがお書きのとおり、蛍烏賊は春の季語ですし、世話人のかたが出された兼題は「螢の一字を入れて」ではないので、やはりいまの季節、「螢」が兼題ならばホタル科の昆虫「螢」とそれにまつわる季語で詠むべきではないか。そうでないと極端な話、蛍光灯や蛍雪時代(雑誌名)などまで飛ばせそうな気がして。 (2018年06月16日 (土) 15時12分)[13410]

月番 > 夏に飛ぶ「蛍」ではなく、海の「蛍烏賊」千尋さんの書かれている通り、作者さん意気込みの一句かもしれませんが。 (2018年06月17日 (日) 11時28分)[13429]

榮一 > 富山湾のホタルイカの身投げですね。 (2018年06月19日 (火) 11時06分)[13467]

世話人 > 作者は石田剛さんです (2018年06月21日 (木) 02時16分)[13491]
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12 所在なきぽぴん鳴らすや夕蛍  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時48分)[13294]
  加津子 循子 洋子 主宰 (5点)


月番 > 「ポピン」は「ポッピン」「ポンピン」とも。息を吹いて鳴らすガラスの玩具ですね。 (2018年06月12日 (火) 21時57分)[13318]

千尋 > 「ぽっぺん」は季語であったと思いますが。この場のぽっぺんは可ですか? (2018年06月13日 (水) 23時38分)[13360]

月番 > 千尋さん、問題提起、有難うございます。「ぽぴん」が「ぽっぺん」で季語ならば季重なりの句になりますが、いかがでしょう?皆さん、ご意見、お願いします。 (2018年06月14日 (木) 05時55分)[13362]

循子 > 「ぽぺん」でも「ぽっぺん」でも「ぽこんぽこん」でも厄除けに吹けば、確かに新年の季語です。厳密に云えば季重なりですから×ということになるのでしょう。個人的にはこれほど季節感の薄い季語はあまりないような気がします。別名「ビードロ」などほとんど玩具の印象です。約束事は守ろうといういみでは異論があるかと思いますが、ここは夕蛍を最後に提示しているので、許してくださいという感じです。単に私はぽっぺん、ビードロ、ぽぺん、呼び名は変われど、語の響き、形とも大好きなだけかも知れません。
「所在なき」ではなく「所在なく」ではなかろうか、という疑問はあったので迷ったのですが、好きなぽぴんに負けました。 (2018年06月14日 (木) 15時09分)[13372]

千尋 > そうですか。あのペコペコという甲高い無機質な音は蛍が逃げて行きそうな気がしますが。ハモニカなんかでは当たり前でしょうか。「所在なき」は「所在なく」の方が無理がないでしょうね。 (2018年06月14日 (木) 16時19分)[13374]

洋子 > ぽっぺんの美しさにひかれていただきました。ぽっぺんとなるだけであとはただ美しいというだけの物・・・。そこになぜか儚さみたいなものを感じたのです。美しく儚い感じがどこか夕蛍に共通するように思ったのです。 (2018年06月14日 (木) 18時02分)[13378]

加津子 > 綺麗な蛍が飛んでいるのにぼびんを鳴らしている作者さん。季節に関係なく手元にあり、手持無沙汰だとならしてしまう作者さん。何となく自分と似ているようでいただきました。 (2018年06月14日 (木) 21時36分)[13383]

孝子 > 前にぽっぺんの句を作ろうとしたとき新年の季語と知り。季重なり.季違いはきになりとれませんでした。 (2018年06月16日 (土) 00時29分)[13399]

鈴子 > 恥ずかしい事に、ぽペんに季語があることを知らないで
句を作ってました。ガラス細工からてっきり夏の季語と思い込んでました。孝子さん、ご指摘ありがとうございました。 (2018年06月18日 (月) 21時24分)[13453]

作者 > 作者と書くつもりが、ホントにそそっかしくて実名を書いてしまいました。 (2018年06月18日 (月) 21時30分)[13454]

榮一 > 歌麿の浮世絵の世界を思いました。所在がないのは作者のことですら所在なくですね。神戸の長田神社で正月の縁起物でぽっぺんが売っていたのですが作る人が亡くなって残念ながら今は買えません。 (2018年06月19日 (火) 11時13分)[13468]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです (2018年06月21日 (木) 02時17分)[13492]
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13 ほうたるや一緒に唄う帰り道  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時46分)[13293]
  直 杏花 眞佐子 鈴子 (4点)


月番 > 一緒に帰るのは、兄弟?友達?いずれにしても温かい思い出。 (2018年06月12日 (火) 21時59分)[13319]

杏花 > 昨日次男一家来日ちびっ子を連れて
谷上の田舎道を散歩住宅団地に住むちびっ子達歓び帰っていきました・
楽しく寂しさをねぎらってくれた一日でした・。 (2018年06月13日 (水) 15時00分)[13336]

> 共に唄うのは、どなたか、解りませんが、本当に楽しい句ですね。佳いと思います。 (2018年06月15日 (金) 20時51分)[13393]

鈴子 > 子供の頃は夕飯を食べてから橋の上から蛍の行く手を追ったものです。小さかった弟を負ぶった祖母の背中、ほーほー蛍来い、などと唄いながら家路に着く。何気ない句から遥かムカシの光景が
思い浮かびました。 (2018年06月16日 (土) 17時02分)[13412]

眞佐子 > お使いの帰りか、お風呂の帰りでしょうか。妹や弟と、ほーほーほーたる来いと歌って帰った夜が懐かしいです。 (2018年06月16日 (土) 20時36分)[13417]

月番 > 蛍を見るのはやはり兄弟、家族。それから友人と見ても二人か三人。それ故、印象に濃く残るのかもしれません (2018年06月17日 (日) 11時34分)[13430]

榮一 > 蛍狩りの帰り道かもしれません。昔は身近に蛍もいた気がします。懐かしさを覚えました。 (2018年06月19日 (火) 11時17分)[13469]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです (2018年06月21日 (木) 02時19分)[13493]
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14 蛍見し朋友らを想う瀬音かな 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時42分)[13292]
  孝子 直 (2点)


月番 > これも思い出。ホタルは思い出を呼ぶ? (2018年06月12日 (火) 22時02分)[13320]

杏花 > 私なら*蛍狩り子供の頃の瀬音かな
なんて生意気にふるさとを想います。 (2018年06月13日 (水) 19時36分)[13342]

月番 > 蛍から、ふるさとや子供の頃を思い出したり、お友達を思ったり。蛍って、名優ですね。 (2018年06月13日 (水) 22時01分)[13355]

孝子 > やはりこの年になるると蛍をみても。瀬音をきいてもつい思い出がとくになくなった友人のことなどがおもいだされます、ましてや蛍ではなおさらつきすぎくらいです。 (2018年06月16日 (土) 00時35分)[13400]

千尋 > 中七が余っているので読みにくいのではと思います。「らを」を取って「朋友想う」でよいのでは?朋友を「とも」と読むのでしょうか。 (2018年06月16日 (土) 12時06分)[13403]

孝子 > 千尋さんのいはれるとおり、普通によむと中七があまりますね。私は勝手にともと中七にしてよみましたが、たしかに朋友想うのほうがいいですね。これが推敲の必要なところと想います。 (2018年06月16日 (土) 12時36分)[13404]

千尋 > 一つ書き足らないところがありました。 「想ふ」ですね (2018年06月16日 (土) 14時57分)[13409]

循子 > 私も「とも」と勝手に読みました。千尋さんのご意見にも納得ですが、作者の方に朋という字を入れたい意があったように思います。それならば、わざわざ字余りに読まれる危うさを避けて、「とも」ならば「朋」一字にしてはどうでしょうか。和語の柔らかさが出ると思いますし、複数を表す接尾語「ら」も取らずに済みますが…。 (2018年06月16日 (土) 22時55分)[13419]

千尋 > 「朋」を入れたかったということには納得です。でも、「とも」というなら「ら」は要るのでは?この句は中七をやはり朋友として「螢見し朋友想ふ瀬音かな」かな〜と思いますが、循子さん。 作者さん済みません。 (2018年06月17日 (日) 00時54分)[13420]

月番 > 千尋さん、循子さん、「朋友」への示唆に富む数々のご意見、有難うございます。勉強になります。 (2018年06月17日 (日) 11時50分)[13431]

榮一 > 言いたい内容が多すぎるように思います。もっと簡明でいいのではと思います。 (2018年06月19日 (火) 11時20分)[13470]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです (2018年06月21日 (木) 02時20分)[13494]
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15 蛍狩漆黒の闇を通り抜け  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時39分)[13291]
  淳子 進二 (2点)


月番 > 闇が深ければ深いほど、蛍の火は鮮やかに。 (2018年06月12日 (火) 22時06分)[13321]

宜子 > 「漆黒の闇」はわかりますが、やはり少し言いすぎかとも思います。 (2018年06月17日 (日) 11時53分)[13432]

榮一 > 説明的でよくわかる句です。分かりすぎるかもしれません。 (2018年06月19日 (火) 11時22分)[13471]

世話人 > 作者は村上直さんです (2018年06月21日 (木) 02時22分)[13495]
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16 源平の蛍合戦自己主張 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時36分)[13290]
  孝子  (1点)


月番 > 下五の「自己主張」、孝子さん、読み解いてください。 (2018年06月12日 (火) 22時08分)[13322]

孝子 > 日本で一番大きい清流に棲む源氏蛍それより小さく池や沼にすみ秋までのこることもあるという平家蛍は源平合戦にちなんで名がついたようである。またそれからきているものに私がきれいと想っている源平桃。これは源氏の白い旗、平家の赤い旗から紅白の花が混じっている桃をいうのですがこういう時に源平がつかわれるようで。その対照的なたとえのもとに自己主張を下五にもってきた作者さん。なんだか人生の終わり近くなってきた身にはもっと自己主張していいんだよというエールと想いとりました。支離滅裂ですみません。 (2018年06月16日 (土) 12時55分)[13405]

加津子 > 子供の頃は蛍に種類があるなんて知りませんでした。点滅が多くてすっーと消えてしまうので子供たちは「おばけ蛍」などと呼んでいました。あれは平家蛍だったのですね。 (2018年06月16日 (土) 15時29分)[13411]

榮一 > 源氏蛍は大きくて平家蛍は少し小さいです。同じところに源平が住んでいるとは思いませんが合戦は捕まえてくれば実現しそうです。でも自己主張で句を壊したようです。 (2018年06月19日 (火) 11時27分)[13472]

世話人 > 作者は小川紫翆さんです (2018年06月21日 (木) 02時24分)[13496]
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17 蛍火や水底透かし山田川  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時34分)[13289]
  ・


月番 > 難しい句ではなさそうですが、どなたか鑑賞、お願いします。 (2018年06月12日 (火) 22時10分)[13323]

循子 > bP9の杏花さんの書き込みを読ませて貰うと、どうやらこの山田川は杏花さんのお宅に近い川のようですね。地名というのはよほど認知度が高くなければ読み手に解って貰えないことがあります。この句もそういう点で、損をされたかと思います。bP9の螢を見る会の景でしょうか。水のきれいな山田川なのですね。 (2018年06月14日 (木) 15時24分)[13373]

千尋 > 山田川はあちらこちらにあるようです。それよりも中七の「水底透かし」に問題ありのような気がします。「水底透かす」ではないでしょうか。 (2018年06月14日 (木) 16時28分)[13375]

孝子 > 千尋さんのご指摘どおり透かすの他五ですので透かすとおもいます。 (2018年06月16日 (土) 13時03分)[13406]

榮一 > 夜の川です。蛍火が明るいと言っても光るのは一瞬で水底が見えるとは考えにくいです。綺麗な川を象徴したいのでしょうが綺麗な川でなくては蛍は育ちません。中七はあまり意味がないように感じます。山田川は太郎や花子と同じで日本を感じさせます。 (2018年06月19日 (火) 11時38分)[13474]

世話人 > 作者は枡室杏花さんです (2018年06月21日 (木) 02時25分)[13497]
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18 蛍かな子を抱くように掬い取る 投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時33分)[13288]
  洋子 宜子 淳子 直 主宰 (6点)


月番 > あたたかで、柔らかそうで。 (2018年06月12日 (火) 22時12分)[13324]

洋子 > じゃんけんで負けて生まれてしまったようなはかない感じの蛍は赤ちゃんを抱くようにそっとそっと掌に移したいですね。 (2018年06月14日 (木) 10時26分)[13367]

> 蛍を掬うとなると、素足になり、川に入らねばならず、大変ですが、お採りになられた方々、心優しい人ばかりなので、納得です。 (2018年06月15日 (金) 21時45分)[13394]

循子 > 上五の「かな」は詠嘆なのか、疑問なのか。迷うところがありました。 (2018年06月18日 (月) 11時40分)[13447]

榮一 > 上五の倒置法の蛍かなに作者の驚きを見た思いです。慈しみと懐かしさの心情がよく出ているように思います。 (2018年06月19日 (火) 11時41分)[13475]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです (2018年06月21日 (木) 02時27分)[13498]
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19 手に取れば蛍火といふ冷っこさ  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時30分)[13287]
  洋子 宜子 杏花 加津子 鈴子 進二 (6点)


月番 > 「冷っこさ」はいかがでしょう? (2018年06月12日 (火) 22時15分)[13325]

杏花 > 私の住む神戸北区は三宮よ3.4度低く震災後は北区に住む人が増えた幾分暖かくそれでも冬は寒く夏は涼しいです
夜は山田川に蛍を鑑賞出来先日蛍会
が開かれました。 (2018年06月13日 (水) 17時06分)[13337]

月番 > 乱舞する蛍を見てみたいです。 (2018年06月13日 (水) 22時03分)[13356]

洋子 > 田舎育ちですが、あまり蛍のいるところではなかったようです。たまに草陰に光るものを見つけたときは、蛍、蛍と騒いだものですが、悪がきに蛇の目だなんて脅かされました。手に取った感触はひんやりとしていたような記憶があります。そして臭かったような・・・。蛍の乱舞で思い出すのは宮本輝の芥川賞受賞作品「蛍川」です。最後の場面、引っ越しで別れていく男子高校生と淡い思いを寄せている女子高校生の別れの場面。蛍がふわーっと舞いふぶくのです。その圧巻の描写は忘れられません。その蛍の火は女子高生の体に集まり、女子高生の体の形になった、とネットに書いてありましたが、そこの記憶はないので、今度本屋で立ち読みをして確かめてみようと思っています。 (2018年06月14日 (木) 10時20分)[13366]

加津子 > 私の育った家は田んぼの中の一軒家でしたから蛍は乱れ飛んでいました。竹ぼうきを振り回すと蛍は竹ぼうきの中でそれはいっぱい光っていました。ある夜竹ぼうきを振り回したらそのまま苗を植えたばかりの田んぼに落ちて泥だらけになり大騒ぎになってしまいました。取った蛍は家の中に放して寝たりして今では考えられない蛍との思い出です。蛍は触るとヒヤッとします。掌の匂いは今でも残っています。 (2018年06月14日 (木) 21時50分)[13384]

美保子 > 昔は少しぐらい時間がかかっても、車で蛍狩りに出かけました。日南の見渡す限り田んぼの真ん中に用水路が流れていてその用水路に沿って蛍が沢山出ていました。肩にもお腹にもとまり、それをそっと掬ってみたりしました。確かに冷たかったなあと掲句を読んで思い出しました。洋子様の書き込みの宮本輝の「蛍側」「川三部作」の一つですね。もう、内容をかなり忘れてしまっていましたが、本は残っていました。宮本輝の本は大好きで、洋子様の書き込みを読んでうれしくなりました。さっき、ざっと読み直したのですが、最近の作品とは又、印象が違うと思いました。最近、読むものがない時は昔の物を引っ張り出して、読み直しています。どうかすると、初めて読んだものの様に、面白く読める本も多々あるのです。いかに、物忘れがひどくなっているか。 (2018年06月15日 (金) 11時41分)[13388]

循子 > 私など物忘れも度を越えて、一冊を一気に読破することは皆無ですし、中途で措くとその栞のところまでに何が書いてあったかをすっかり忘れています。また冒頭から、を二、三度繰り返すのが常です。よほど興味深く感じた本でも、二度は読み返します。買った本が溜り勝ちになります。
昔に読んだ本の中身も忘れているものが多いですが、いまの年齢で読み返すと、印象が微妙に異なります。二十代の感動と七十代、八十代の感動は違って当然かとも思います。最近も学生時代の友人と、あの頃は「チボー家の人々」が大流行りだったねぇ、何であんなに感動したかねぇ、なんて話をしたところです。洋子さんや美保子さんのお好きな宮本輝さんが現れたときは、最高のストーリーテラーだ!と思って読み漁ったものでした。また掲句から逸れてしまいました。済みません。 (2018年06月17日 (日) 11時54分)[13433]

月番 > 「冷っこさ」は実感なのですね。 (2018年06月17日 (日) 11時56分)[13434]

加津子 > 皆様の書き込みを見て竹ぼうきを振り回している自分が恥ずかしくなってしまいました。皆様読書家なんですね。蛍は手の上でくすぐったいし、光るから温かいと思いきやこれがヒヤッとするんです。子供も頃のいたずらっ子の実感です。 (2018年06月17日 (日) 13時15分)[13437]

鈴子 > 加津子さん、竹ぼうき同感です。自家製の竹ぼうきや団扇など持って、捕ってもらった蛍を手の中に囲った時の「冷っこさ」は作者の方の感性でしょうね。
(2018年06月17日 (日) 22時14分)[13446]

循子 > 戦中の子供には灯火管制やら停電やらの暗い夜ばかりでした。竹箒で螢を追っかけるのが遊びの一つだったのです。当時は普通に田舎道を歩いていても、螢は捕まえることが出来て、通りすがりの畑の葱を失敬し、そこに入れて持ち帰った記憶なんぞ、嘘みたいで懐かしい。 宇陀の阿紀神社で毎年行われる螢能に行けなくなって、それから何年か、もう螢をみたことがありません。螢能で放たれる蛍は町の篤志家が一年間養殖されたものですから、一斉に飛ばされても、弱弱しく痛ましい感じもありました。 (2018年06月18日 (月) 14時38分)[13449]

榮一 > 理が表に出過ぎるように感じました。 (2018年06月19日 (火) 11時44分)[13476]

世話人 > 作者は若林千尋さんです (2018年06月21日 (木) 02時32分)[13499]
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20 傾いて西向く氷見線一輛車  投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時28分)[13286]

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月番 > 残念ながら、兼題の「蛍」の句ではありませんが、感想お寄せください。 (2018年06月12日 (火) 22時17分)[13326]

杏花 > 氷見線 大会の時乗ったように思います
氷見線の一輌 動くような気がします
何処か地方にもありそうですね
西に向くのもやや平凡でしようか?
  (2018年06月13日 (水) 18時54分)[13339]

月番 > 杏花さん、早速に感想を寄せていただき有難うございます。氷見線って、海岸沿いに走っていると思うのですが、私は「傾いて西向く」がわかりにくかったです。 (2018年06月13日 (水) 22時10分)[13357]

杏花 > 一輌車・・コツトン、コットン傾きながらゆっくりとカーブを走る電車メルヘンチックと思いました・

(2018年06月14日 (木) 12時56分)[13368]

千尋 > 氷見線は高岡駅から氷見方面に乗ると海岸に出るまではほぼ北へ、海に突き当たると北西に向きを変えて海岸沿いを走ります。電車は向きを変えるときは遠心力で傾きます。そのあたりのことを書いておられるのでしょう。分かりましたが、既視感がありました。 (2018年06月15日 (金) 14時03分)[13390]

孝子 > 高岡の句大会で前泊したとき、前日氷見線で雨降らし海岸で立山連峰を見たかったのに見れなくて、大会当日朝起きたら隣にねていた友がやはり立山みたいというのですぐ時刻表確認オッケイ行こうと氷見線さいど挑戦。朝一でも残念みれずにとんぼ返りしたことを懐かしくおもいだしました。残念なのは季語がないでしょうか。 (2018年06月16日 (土) 13時23分)[13407]

孝子 > ちょっと危なくなってきました・あめふらしだかあめはらしだか忘れてしまいました。ごめんなさい・ (2018年06月16日 (土) 18時21分)[13413]

眞佐子 > 孝子さん、雨晴海岸だと思います。雨晴海岸から見る立山連峰が素晴らしいと全国からカメラマンがお見えです。 (2018年06月16日 (土) 20時52分)[13418]

榮一 > やはり兼題を外れると鑑賞以前になりますね。 (2018年06月19日 (火) 11時29分)[13473]

世話人 > 作者は新保吉章さんです (2018年06月21日 (木) 02時34分)[13500]
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投稿者:世話人 (2018年06月12日 (火) 20時26分)[13285]

 準備中 (^o^)

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五月定例句会 投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時32分)[13071]
句会の皆様
 五月は全国大会の月です。会場となる新横浜のホテルでは、お迎えの準備も整いました。あとは詩友の皆様のお出でを待つばかりとなっています。お会いするのが楽しみです。あと三日!それではお出かけ前に、こちらの句会の準備も整えました。書き込みをお願いします。月番は木村オサムさんです。ご出発前の落ち着かない時期かとは存じますが、よろしくお願いします。宜子



   句  会   5月19日(土)まで
   作者発表   5月20日(日)


月番 > 今回月番を務めさせて頂く木村オサムと申します。なにぶん不慣れなもので、的外れな進行になっていくかと思いますが、ご容赦くださいませ。ちなみに、今回は全国大会と重なっており、私も参加させていただくので、15日〜16日は多分、何も書き込めないと思います。その間も書き込める方は、どうぞご遠慮なくコメントをお寄せ頂き、今月の句会を楽しいものにして頂きますよう何卒宜しくお願いいたします。 (2018年05月12日 (土) 22時26分)[13072]

世話人 > 初夏の日差しの中、横浜で開かれました全国大会、無事に終えることができました。有難うございました。ご出席の主宰先生はじめ、ご参加の皆様、ご無事にお帰りでしょうか?お疲れ様でした。こちらの句会はあと三日です。各句へのコメントお寄せくださいますよう。お願いいたします。宜子
(2018年05月16日 (水) 21時08分)[13159]

月番 > 関東連合会の皆様、大会では大変お世話になり、ありがとうございました。あのようなすばらしい大会のご準備と運営、さぞかし皆様ご苦労があったとお察しいたします。さて、ネット句会は、前半戦は西日本の方に特に積極的にコメントをいただき、ありがとうございました。後半戦はぜひ、東日本の方もお加わりいただき、22句の力作に対するご意見、感想など書き洩らしのなきよう、月番からもご参加お願い申し上げます。 (2018年05月17日 (木) 12時33分)[13170]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。
今月は大会を挟んでの句会にもかかわらず、いつもどおりに主宰先生のご指導はじめ、皆様の書き込みを頂き、有難うございました。オサムさん、慌ただしい日程での月番をお務めいただき、感謝申し上げます。宜子 (2018年05月20日 (日) 20時05分)[13281]

月番 > 至らない月番にご協力頂き、皆さま有難うございました。皆様の貴重なコメントのひとつひとつが大変励みになり、勉強になりました。 (2018年05月20日 (日) 21時04分)[13282]
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1 昼営業の選択小鉢胡瓜揉    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時20分)[13070]
  直  (1点)


月番 > 数種類の中から好きな小鉢を選ぶ食堂や居酒屋、時々ありますね。作者は胡瓜揉を選ばれたようです。 (2018年05月12日 (土) 22時28分)[13073]

杏花 > 我が家から下ると食事処があり最近ランチを始めました・
時々1人で行ったり
小鉢に色んな食材
この句からから楽しさが・・
でも少し報告句のようかしらね・ (2018年05月13日 (日) 10時58分)[13106]

> 私の長姉の嫁ぎ先が、温泉を経営している。海と山が近いので、旬の食材が多くあり朝からお風呂に来て美味しい昼食を食べて帰るのが、地元の人の楽しみみたい。私も帰省時は予約して友と行く大きな膳に小鉢が多く並べられている。田舎であり、新鮮な物ばかり。なにかこの句そのままの感じで頂きました。。
(2018年05月13日 (日) 15時23分)[13115]

月番 > 早速にお二人のコメントありがとうございます。温泉経営関係者が親族にいらっしゃるというのは、うらやましいです。 (2018年05月13日 (日) 22時35分)[13124]

杏花 > 直様次回逢えたら紹介下さい
ドライブ大好き娘の運転にて行きたいな・・・ (2018年05月14日 (月) 11時52分)[13136]

榮一 > 昼営業からすれば本来は夜しかやっていなかった小料理屋かもしれませんが、もうひとつはっきりしなかったです。 (2018年05月20日 (日) 04時16分)[13238]

世話人 > 作者は宮本義之さんです (2018年05月20日 (日) 19時28分)[13259]
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2 古墳へと誘う道の飛花落花    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時19分)[13069]
 杏花 保子 鈴子 千尋 寿美  (5点)


月番 > これから訪れる古墳への期待が高まりますね。 (2018年05月12日 (土) 22時32分)[13074]

杏花 > 楽しかった梟句会の奈良吟行を思い出しました
千尋先生のご指導にて楽しい吟行でした。 (2018年05月13日 (日) 10時08分)[13100]

千尋 > そういえば、山の辺の道に行った時に古墳に行きましたね。あの時のボランティアの方の説明が長くてちょっとイライラしました。時間に遅れるとタクシー代が高くなる…なんて心配ばかりしてました。それも懐かしいですね。この句は古墳に行けるという高揚した気持ちが「飛花落花」に現れているなと思っていただきました。 (2018年05月14日 (月) 11時42分)[13133]

杏花 > 私の投稿
行き過ぎた事をお詫び致します主宰先生すみませんでした。


(2018年05月17日 (木) 08時13分)[13164]

杏花 > 句会の選評も未来へ向いて選評心がけます (2018年05月17日 (木) 10時56分)[13166]

鈴子 > そういえば、ここ何年も行っておりませんが、都内にある古墳を急に思い出しました。大田区の田園調布の近くにある亀甲山古墳。こじんまりんとした古墳でしたが桜の季節はさぞきれいな光景だろうと思います。飛花落花に作者の方心情が思われます。 (2018年05月18日 (金) 19時44分)[13220]

鈴子 > 飛花落花に作者の方のです。 (2018年05月18日 (金) 19時52分)[13221]

保子 > 「古墳」への道の飛花落花 穏やかな時間を感じました。 (2018年05月18日 (金) 20時36分)[13222]

月番 > わくわくしながらも、古墳への道すがらということもあり、穏やかな時間でもある訳ですね。だんだんとこの句の本質に近づけたような気がします。皆様、色々な手掛かりになるコメントをありがとうございます。 (2018年05月18日 (金) 21時33分)[13227]

榮一 > 誘うがどうかと思いました。 (2018年05月20日 (日) 04時19分)[13239]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです (2018年05月20日 (日) 19時29分)[13260]
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3 水田から植田青田や稲の国    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時18分)[13068]
 オサム 剛 美保子  (3点)


月番 > ある意味、当たり前のことを述べているだけにも思われますが…皆様のコメントが待ち遠しい句です。 (2018年05月12日 (土) 22時33分)[13075]

杏花 > 稲の国
神戸北区へ住むようになりもう50年が過ぎようとしています、広々とした青田でしたあの頃が瞼に浮かび頂きました。 (2018年05月13日 (日) 10時12分)[13101]

美保子 > 今、宮崎と鹿児島にまたがる、霧島連山の麓の田んぼは大変な危機にさらされています。硫黄山の噴火の影響で川からヒ素が検出されたのです。井戸水からは今のところ、見つかっていないようなのですが、川の水を一滴たりとも田んぼに入れるわけに行かずに、宮崎鹿児島両県の霧島連山の麓の田んぼでは今年の稲作を断念せざるを得ない所が出てきたのです。何年も何十年もかけて、おいしいお米を作ろうと努力して来られた方々の生活が脅かされそうになっています。本当なら、掲句のように、田植えが始まっている所があります。農家の方が「心が折れそうだ」と話されていました。噴火がいつ終息するともわからず、新聞やテレビで見聞きするたびに胸が痛みます。何とか、掲句のような風景が取り戻せる日が来ることを祈るのみです (2018年05月13日 (日) 22時15分)[13121]

月番 > 杏花さん、昔は北区も稲の国だったんですね。美保子さん、ヒ素ですか。本当に心配ですね。そんな近況を思いながらだと、余計に掲句がずしんと響いてきますね。 (2018年05月13日 (日) 22時31分)[13123]

杏花 > 北区に引っ越して50年言い過ぎました30かな年とともに計算出来ない情けないです。 (2018年05月14日 (月) 13時59分)[13140]

> 瑞穂の国といわれるように日本は米(こめ)の国である。米は「日本人のアイデンティティを形成する歴史と文化を生み出した母体ともいえる」と誰かが云っていた。水のはいった田圃を望みながら,季節の移ろいとともにふっと脳裏に兆したと云うか、浮かび出た時系列的な懐かしい景色のようである。時代は稲の国を変貌させつつある現況であるが、この狭い国を詩的なイメージで壮大に見せたと思う。また、名字のようなリズムを持ってゐるのも面白い。 (2018年05月17日 (木) 10時57分)[13167]

月番 > 剛さま、読んでいて吸い込まれるようなすばらしい選評ありがとうございました。(名字のようなリズム)の発見に、思わず何度もうなづいてしまいました。 (2018年05月17日 (木) 12時40分)[13171]

榮一 > 名字のようなリズムは面白いですね。 (2018年05月20日 (日) 04時23分)[13240]

世話人 > 作者は小川紫翆さんです (2018年05月20日 (日) 19時30分)[13261]
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4 ミシン踏む布団屋の婆街薄暑   投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時16分)[13067]
杏花 義之 美鈴 吉章 千尋 鈴子 寿美 眞佐子 進二 循子(10点)


月番 > 採られた方はもちろん、採られなかった方も、掲句の季語の効き方等に触れていただけると嬉しいです。 (2018年05月12日 (土) 22時35分)[13076]

義之 > 何とも言えぬ、昭和の雰囲気が醸し出されていいですね。商店街の裏路地でしょうか、カシャカシャカシャとミシンの音が聞こえてきてもまったく違和感がありません。季語の街薄暑がそんな情景を導き出してくれるようです。中七の布団屋の婆という措辞から、神戸の住人として石川すみ子さんを懐かしく思い出します。 (2018年05月13日 (日) 02時08分)[13096]

杏花 > 句を読ませていただきました
この句から亡き須磨支部長の石川すみ子様を想い頂きました
長年にわたり長田商店街入口左側のお布団屋です
句会は近くのお寿司屋にて近くの友人参加10名程の句会でした
主宰先生も毎参加回土肥顧問先生は主宰に感謝していると言われていました
今年1月天国入会時からのお付き合いでした。
追悼句としていただきました。
10点句ですね嬉しいです。 (2018年05月13日 (日) 09時55分)[13098]

循子 > 私も石川すみ子さん以外にないと確信。いろいろと思い出しました。六十歳くらいで玄鳥入会の私にとって、大先輩でした。最初から親切にして頂きました。布団布地の端切れらしい小物をよく頂きました。去年の大会で、「もう自分で作られへんから、人に頼んで作ってもろたんや。えらい高うついたけどな。」と、巾着やティッシュ入れなど下さいました。最後まで仕事も俳句も現役であられたこと、尊敬しています。お店はどこか存じませんが、少し背中を丸めてミシンを踏んでいらっしゃる姿がありありと見えました。街薄暑も程よく効いているようです。石川さんであろうとなかろうと、老いてなお生きることに前向きの女性の逞しさが快く感じられる句です。 (2018年05月13日 (日) 21時54分)[13119]

千尋 > わたしも布団屋に街薄暑が効いているな〜、石川すみ子さん!こんな所ににいらっしゃったのね〜と思っていただきました。本当に俳句が好きで愉しみにしておられました。昨年の富山での大会でお会いしたのが最後でした。 (2018年05月14日 (月) 00時32分)[13127]

杏花
源田ひろ江先生と仲良しでした
次回の句会にてお伝えしたいです。 (2018年05月14日 (月) 16時20分)[13144]

月番 > なるほど、近畿地方のみなさまにとっては、やはり石川すみ子さまが思い浮かんできますよね。近畿以外でお採りになられた方の鑑賞も聞かせていただけるとうれしいです。 (2018年05月17日 (木) 12時44分)[13172]

鈴子 > 前回の横浜大会の折ご子息さまの付き添いで出席された石川すみ子さんのお姿をはっきり覚えております。研究句会でもしっかりした選評をされていらして。年代の近さもあり、親しくお話しさせてもらったことや、手作りの小物など、生涯現役のすみ子さんをふっと思い出しました。
(2018年05月18日 (金) 16時27分)[13213]

眞佐子 > 石川さんは、昨年の富山大会では息子さまと富山南口から北口までキャリーバックを引きながら五分ほど歩いていただき、二日目は雪の大谷まで行ってくださいました。お元気の様子でしたのにもういらっしゃらないなんてし信じられません。布団屋さんだとは知りませんでしたが、皆さんのお話からミシンを踏まれるのが上手だったのですね。街薄暑が良かったです。 (2018年05月18日 (金) 18時10分)[13214]

月番 > 東日本の皆様の記憶にも、石川すみ子様がはっきりと焼き付いていることがわかりました。なんだか、句そのものとは少し離れてしまいますが、改めてすみ子様のご冥福をお祈り申し上げます。 (2018年05月18日 (金) 21時39分)[13228]

榮一 > 石川すみ子さんの丹波屋ふとん店ですが地方の人には分かりずらいように思います。丹波屋を離れてもイメージはできますが。 (2018年05月20日 (日) 04時27分)[13241]

世話人 > 作者は石田加津子さんです (2018年05月20日 (日) 19時31分)[13262]

加津子 > 作者発表の後ですがお邪魔します。去年の富山の大会の研究句会、懇親会ですみ子様とご一緒でした。研究句会では吉野静さんがリーダーで私がサブを務めさせていただきました。皆、気取ることもなく率直な意見交換でとても楽しい時間でした。最後にすみ子様の布団生地の小物を皆にいただきました。来年、横浜でお待ちしていますと別れました。横浜の大会の懇親会で吉野静さんと「去年は楽しかったわね。会場のどこかにいらっしゃると思うわ。」私も吉野さんも思わず会場を見渡してしましました。出会いもあるけど別れもあると思いました。主宰先生の書き込みで「丹波屋」とう屋号を初めて知りました。 (2018年05月22日 (火) 13時19分)[13283]

宜子 > 石川すみ子さんのご冥福をお祈り申し上げます。 合掌 (2018年05月22日 (火) 16時38分)[13284]
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5 充分に生き長らえて花の中    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時13分)[13066]
  洋子  (1点)


月番 > なんだか幸福感に満ちた句に思えましたが、いかがでしたか? (2018年05月12日 (土) 22時36分)[13077]

杏花 > 一点句ですね
句の意味は分かりすぎて
悲しいです
故人を想う句ですね
(2018年05月13日 (日) 10時04分)[13099]

今日は母の日 > 東京から素敵な花届きました。 (2018年05月13日 (日) 12時04分)[13107]

洋子 > 杏花さんは亡くなられたご主人さまに対して優しい読解をなさっていて、すばらしいですね。
私的には、作者様が桜の花の下で、幸せな人生をこんなに長く味わわせていただいたという、充足感と感謝の気持ちで振り返っておられるのだろうと思います。何歳くらいになればこういう達観した気持になれるのでしょう。私は70歳代の半ばですが、女性の平均年齢に達しても、孫息子は22,3歳でお嫁さんを見ることはできないでしょうし、3歳の孫娘は高校生どまりで、嫁入り姿も見られません。それが残念だなあと、今から欲張った思いを抱いているのです。健康で長生きできて美しい桜を年年見られたらいいなと思いますがそれ以上欲張ったらいけませんね。 (2018年05月13日 (日) 14時26分)[13111]

洋子 > もしかしたら戦争を体験してこられた方でしょうか。
(2018年05月13日 (日) 15時25分)[13116]

月番 > それぞれの読み手の思いとあいまって、俳句の世界は広がってゆくことを学ばせていただきました。お二人とも素晴らしい選評ありがとうございました。 (2018年05月14日 (月) 04時01分)[13128]

杏花 > 洋子様の評ズバリ年の離れた兄戦争も体験涙しています。 (2018年05月14日 (月) 11時44分)[13134]

杏花 > 洋子様
深く考えないでください
今を生きるが大事だよ
楽しくいきましよう! (2018年05月14日 (月) 14時10分)[13142]

洋子 > 杏花さま、ありがとうございます。私もそう思います。私はせっかちすぎるのです。 (2018年05月14日 (月) 15時17分)[13143]

循子 > 私も洋子さんと同様、作者のかたの現在の心境として読んだのですが、杏花さんの最初の書き込みを読ませて貰って、アッと思いました。「花の下」ではなく、「花の中」とあります。杏花さんの読みのほうが、作者のかたの思いに添っているのではないか?そんな気がしてきました。身近なひとへの追悼句になります。さすればこの「花」は無季といいうことですが、それはそれで良いのでは? (2018年05月17日 (木) 15時57分)[13179]

榮一 > 故人への想いか作者の心境か迷うところですね。 (2018年05月20日 (日) 04時31分)[13242]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです (2018年05月20日 (日) 19時32分)[13263]
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6 真直ぐの淋しささくら葉となれり 投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時12分)[13065]
 保子 オサム 鈴子 宜子 剛 (5点)


月番 > 掲句のポイントは(真直ぐの淋しさ)というユニークな措辞と、そのフレーズに対する季語の効き方だと思ったりするのですが、いかがでしょう? (2018年05月12日 (土) 22時37分)[13078]

宜子 > 〈真直ぐの淋しさ/さくら葉となれり〉と、読みました。やはり「真直ぐの淋しさ」が、印象的でした。どのような淋しさか具体的にはわかりませんが、手がかりは「さくら葉となれり」でしょう。花から葉へのちょっとした経過に淋しさを感じる、日本人的な情緒の世界かと思いました。 (2018年05月16日 (水) 21時20分)[13160]

> 真っすぐな淋しさを私は道路と思ったのだが、どうだろうか。「真っすぐな道の淋しさ(淋しき)花は葉に」だったのではと、勝手な想像を繰り広げた。各地にも無いとは云えないが、横浜の厚木基地に近くに、海軍道路と呼ばれる長い直線の桜並木が有る。南北に真っ直ぐに伸びた道路に沿った桜並木は、季節になると花見の名所としても知られている。道路のすぐ脇にはアメリカ海軍の施設があり一部区間は夜間も点灯しないと聞いた。考えて見れば、日本人にとってさくらと云う花は、咲いても散っても葉を茂らせても、寂しいものである。

(2018年05月17日 (木) 11時21分)[13168]

オサム > なるほど、道路とも考えられますね。そしてお二人の選評から掲句の魅力の根本は、どうやら桜に対する日本人ならではの思いがあるということが判ってきました。 (2018年05月17日 (木) 12時51分)[13173]

循子 > 「真直ぐの淋しさ」でどれだけの淋しさを表現できているのだろう?そんな疑問があって、採れませんでした。手がかりは「さくら葉となれり」でしょう、と宜子さんが書いておられますが、そのとおりちょっとした淋しさという程度に考えればいいのでしょうね。個人的には、剛氏がお書きになっている「真っ直ぐな道の淋しさ花は葉に」であれば、より具体的で、迷わず頂いたと思います。 (2018年05月17日 (木) 16時15分)[13180]

保子 > 「真直ぐの淋しさ」に惹かれて頂きました。作者独自の感覚なのかと思いました。 (2018年05月18日 (金) 20時47分)[13223]

美保子 > 私の記憶はうろ覚えでいけないのですが、何で読んだのかはっきり、思い出せないのですが、福島の津波の後、原発の影響で立ち入り禁止区域の中にそれは素晴らしい、桜並木があり、その一部が立ち入りできるようになり、そこが離れ離れになった人が集まる場所になったと書かれてありました。この道も皆さんが書かれている寂しさと通じるのではと思い出しました。 (2018年05月18日 (金) 21時27分)[13226]

月番 > 福島にそんな桜並木があるのですね。寂しさの中に一抹の希望もあるのかもしれませんね。 (2018年05月18日 (金) 21時42分)[13229]

榮一 > 真っ直ぐな寂しさが分かりにくいですね。寂しさの具象化が足らない気がしました。 (2018年05月20日 (日) 04時33分)[13243]

世話人 > 作者は新保吉章さんです (2018年05月20日 (日) 19時33分)[13264]
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7 缶ビールチーズひと欠け春惜しむ 投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時09分)[13064]
 洋子 吉章 美保子 寿美 進二 (5点) 


月番 > ユニークな惜春感の一句。採られた方はどんなシチュエーションでビールを飲んでいると思われたのでしょう?あとちょっと三段切れっぽくも感じたのですが、その辺も意見をお願い致します。 (2018年05月12日 (土) 22時39分)[13079]

洋子 > 篠山城の本丸を思いました。咲き誇った桜が散り、葉桜になって薄暑の頃です。石垣に腰を下ろしたたなづく丹波の山々を見渡しながら、缶ビールを飲み、チーズを齧っているのです。惜春感いっぱいです。缶ビールとチーズはこの場合一体のもので分かちがたいので三段切れと考えなくてもいいんじゃないかと思いました。 (2018年05月13日 (日) 14時02分)[13110]

月番 > なるほど、(缶ビールとチーズひと欠け)の「と」が省略されているという訳ですね。 (2018年05月14日 (月) 04時08分)[13129]

杏花 > チーズが苦手です焼鳥では・・・ (2018年05月14日 (月) 11時47分)[13135]

月番 > 杏花さん的には、「缶ビール焼鳥三串春惜しむ」という訳ですね。 (2018年05月14日 (月) 16時22分)[13145]

美保子 > 杏花さまには申し訳ないのですが、この句の良さの一つはチーズだと思うのです。チーズと言う言葉の軽やかさ、取り合わせのユニークさ、これが俳句の中で、惜春と言う季語に配された事がとてもいいなと頂いた次第でした。 (2018年05月15日 (火) 21時28分)[13155]

月番 > なるほど、焼鳥よりはやはりチーズがいいということですね。 (2018年05月17日 (木) 12時54分)[13174]

榮一 > 惜しむ心情にかなうのは花と月のようです。一人で花を惜しんでいるのでしょう。 (2018年05月20日 (日) 04時40分)[13244]

世話人 > 作者は石田剛さんです (2018年05月20日 (日) 19時34分)[13265]
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8 河上に桜鯎の串焼き屋      投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 21時00分)[13063]
 義之 美鈴 直 加津子 洋子 循子 (6点)


月番 > 掲句の魚偏の難しい漢字は(ウグイ)と読むんですね。そして桜ウグイは桜の花咲く頃のウグイのことのようです。 (2018年05月12日 (土) 22時44分)[13080]

洋子 > 釣りに行って楽しんでいる景です。上流では桜うぐいもたくさん取れて、串焼きやさんも繁盛しているようです。初夏の楽しい野外の一こまです。 (2018年05月13日 (日) 14時39分)[13113]

循子 > 瀞峡の観光船に乗った時は鮎の串焼きの匂い、近江八幡へ月見に行ったときな近江牛を焼いている匂い。船の上では行き交う船や川上からの匂いが際立って旨そうに思えるものです。ピンク色になったこの時期の鯎は美味しいそうです。残念ながら食べたことがありません。 (2018年05月17日 (木) 16時46分)[13182]

月番 > 想像ですが、実際に食べたことのある方は少ないと思うんです。しかしながら、(サクラウグイ)と聞くだけで、何となくおいしそうな気がするのかもしれませんね。ある意味、おいしい一句かもしれませんね。 (2018年05月17日 (木) 20時58分)[13184]

> 小学生時代、よく、うぐい(ハヤ)を釣り遊んだ事、思い出し頂きました。上五は、川上ですね。 (2018年05月17日 (木) 21時17分)[13189]

月番 > 川と河でたしかに思い浮かぶ情景は違ってきますね。直さん、鋭い示唆ありがとうございます。 (2018年05月17日 (木) 21時39分)[13191]

加津子 > いかにも美味しそうでいただきました。煙まで見えてきました。 (2018年05月18日 (金) 10時17分)[13200]

榮一 > 関西はアマゴやヤマメには馴染みがあります。景の想像は出来ますがウグイはもう一つ馴染みがありません。句は散文調です。 (2018年05月20日 (日) 04時53分)[13245]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです (2018年05月20日 (日) 19時35分)[13266]
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9 波に千鳥の旗の横揺れ夏来る   投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時58分)[13062]
 義之 剛 循子 主宰 (5点)


月番 > 初夏の海の景ということはわかるのですが、どんな情況なんでしょうか。聞かせて下さいませ。 (2018年05月12日 (土) 22時45分)[13081]

義之 > 掻き氷屋のあの「波に千鳥」のド派手な旗が見えてきます。月番様、「掻き氷」で、ネットで検索してみて下さい。 (2018年05月13日 (日) 01時46分)[13095]

月番 > 「氷旗」のことだったんですね。一挙にこの句が理解出来ました。義之さんありがとうございます。 (2018年05月13日 (日) 13時19分)[13109]

循子 > 氷旗というのは、句材になり易く、玄鳥誌上でもネット句会でも見かけた事があります。でも「波に千鳥の旗」と詠まれてみると、まさに「あっ!」です。氷旗に「波に千鳥」は当たり前です。いつ頃からあの旗ができたのか。それを調べてみるのも一興かと思うけれど、暇がありません。あの旗はほとんどがひらひらと横揺れで、これも当たり前といえば当たり前。当たり前で一句出来るひとが、ほんと羨ましい! (2018年05月13日 (日) 16時57分)[13118]

月番 > 当たり前だけど、なぜか心に響いてくる句という訳ですね。ある意味、俳句の名人の境地ですね。 (2018年05月14日 (月) 04時13分)[13130]

> 日の丸の国旗ではないが、白地に赤く「氷」と染められた、この氷旗は古い時代から存在して、波に千鳥を組み合わせて「氷」の字をはめた伝統的な物らしい。今はもう少なくなったが、海水浴場や、下町の氷屋等の店頭にこの「氷旗」が使われ続けるのは、このデザインが強い印象を持っているからだろう。祭や縁日等子供の頃の郷愁を呼び覚ますことは間違いない。ところで、この句の横揺れの旗は、もちろん風に吹かれる旗の在りようであるが、安田さんがあたり前と云っているのが妙に気にかかるが、余り気にはすまい。 (2018年05月17日 (木) 09時24分)[13165]

循子 > いえ、気にして頂いて構いません。それぞれイメージすることは違いますし、ことに私は独断が多い。横揺れはすぐにイメージ出来るのに対して、前後に揺れるのはあっても縦揺れは無いというのが、最初の印象でしたから。
多くの場合、私はひとりで面白がるようです。 (2018年05月17日 (木) 16時28分)[13181]

月番 > 独断も時には大切ですよね。特に詩の世界においては。 (2018年05月17日 (木) 21時00分)[13185]

榮一 > 氷旗の水色の波紋と赤い氷の字が浮かんできます。あの旗は子供の頃は夏そのものでした。夏来るの意気込みも同感です。 (2018年05月20日 (日) 05時01分)[13247]

世話人 > 作者は樋口進二さんです (2018年05月20日 (日) 19時36分)[13267]
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10 くろがねの飾兜や真田紐    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時56分)[13061]
紫翆 孝子 千尋 宜子 寿美 眞佐子 淳子 主宰 (9点)


月番 > 真田紐は真田打ともいい、ひらたく組み、または織った木綿の紐のことで、関ヶ原の戦い後に九度山に蟄居していた真田昌幸・信繁父子が真田紐を作製し、生計を立てていたという俗説があるようですね。皆様のコメントが楽しみです。 (2018年05月12日 (土) 22時47分)[13082]

杏花 > 真田紐
調べました今も製造業として頑張っている工場がありました
通販でも買えそうですよ。 (2018年05月14日 (月) 14時05分)[13141]

宜子 > 京都にいた頃、七条の坂の途中に「真田紐」と看板が出ているお宅がありました。売っているのではなく、編んでいる、作っているお宅のようでした。看板を見ながら「あるんだ〜・・」と思っていました。因みにその向かいは「「金箔」を作っているお宅でした。京都だな〜と。
掲句の兜は、こどもの日の飾兜「くろがねの」とあるので、かなりしっかりとした兜のようです。その金具と金具を繋ぐ真田紐にピントを合わせた目の確かさで選しました。 (2018年05月16日 (水) 21時35分)[13161]

月番 > たしかに兜に眼は行っても、なかなか紐のことまでは目が行きませんね。余談ですが、全国大会二日目の全体句会のお題は『紐』でございました。(もう一句は雑詠) (2018年05月17日 (木) 21時06分)[13186]

紫翠 > 取り合わせの句としては付きすぎですが、「真田紐」で作品を成立させているように思います。 (2018年05月18日 (金) 14時36分)[13208]

眞佐子 > 高岡銅器では端午の節句を前に銅器や鉄器の飾兜が多く作られます。私はよく見ていませんので紐は平たいのか丸いのかよくわかりませんが、掲句の場合は鉄器の兜に平たく編んだ真田紐だったのだと思います。「くろがね」が凜々しく真田紐が良かったです。

(2018年05月18日 (金) 18時36分)[13216]

月番 > ただのよくある紐ではなく、力強い印象の「真田紐」という具象物だからこそ、よりこの句が活きたんですね。勉強になりました。 (2018年05月18日 (金) 21時48分)[13230]

千尋 > 兜の部品を繋ぐ紐の色で兜の風格が違ってきます。この兜飾りの紐の色を想像して愉しんで頂きました。正式名称は知りませんが、顎紐は紫色が締りますし、紅色はかっこ良いです。 (2018年05月19日 (土) 02時55分)[13236]

榮一 > 飾兜からすれば真田紐の色調も優美なものだろうと想像しました。 (2018年05月20日 (日) 04時57分)[13246]

世話人 > 作者は森内洋子さんです (2018年05月20日 (日) 19時37分)[13268]
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11 改札を出づる七色夏帽子   投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時54分)[13060]
 杏花 義之 直 吉章 進二 淳子 (6点)


月番 > 改札を出てくるのは、どうやら大勢?色とりどりのコメントお待ちしております。 (2018年05月12日 (土) 22時48分)[13083]

義之 > 韻を踏んでいてリズムが良く明るい句です。私的には海水浴客で賑わう、JR須磨駅を想像しましたが、掲句にふさわしい浜辺の駅が全国各地にあるのでしょう。改札を出れば直ぐ目の前に、ビーチが拡がっています。 (2018年05月13日 (日) 02時19分)[13097]

杏花 > 我が家は神戸北区駅を出ると太陽がさんさん日傘か帽子が・・・
現在は開けて、、子供が多くこのような景です
爽やかな句ですね。 (2018年05月13日 (日) 10時27分)[13103]

> 私の場合は、吉野の登山口の駅、万緑の空気を吸いたくて多くの人が来ます。山もまた好いです。 (2018年05月17日 (木) 21時43分)[13192]

月番 > こうして皆様の鑑賞を拝見していると、海を思い浮かべられた方と、山を思い浮かべられた方がいらっしゃることがわかってきました。これも俳句の自由さであり、面白さですね。 (2018年05月18日 (金) 01時22分)[13195]

進 二 >  私は「夏帽子」の前に「七色」がありますので、カラフルな水着・浮き輪・パラソルが浮かび、潮の香も感じました。もちろん、解釈は読み手夫々の自由となりますが。明るい句ですね。 (2018年05月19日 (土) 14時13分)[13237]

榮一 > 句柄からすると出づるは重たい気がします。 (2018年05月20日 (日) 05時03分)[13248]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです (2018年05月20日 (日) 19時38分)[13269]
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12 若獅子らの新国劇や夏木立  投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時52分)[13059]
 保子 オサム  (2点)


月番 > 一応基礎知識を。島田正吾や辰巳柳太郎で一世を風靡した新国劇は創立70周年記念公演終了後、1987年に解団。「新国劇」の名称は澤田正二郎の遺族に返還。残った中堅メンバーは劇団若獅子を創設したそうです。きっと何かがありそうな句のように思えます。 (2018年05月12日 (土) 22時50分)[13084]

循子 > 若獅子が劇団名とは知りませんでした。新国劇はいまも新国劇として存在し、その若手たちを若獅子と表現されたとばかり思ったので、やや違和感がありました。 (2018年05月13日 (日) 22時03分)[13120]

杏花 > 新国劇
 たしか青空興業で有名ですね
 暫く報道されませんね
 新国劇団はすきでした
 映画国定忠治名セリフ思い出したりしています。 (2018年05月14日 (月) 12時16分)[13138]

保子 > 「若獅子」と「夏木立」で爽やかさを感じました。「若獅子らの」で若い世代の方達で新国劇を新たに始めたのかと勘違いしました。劇団名だったのですね。オサムさん基礎知識ありがとうございました。 (2018年05月18日 (金) 21時08分)[13224]

榮一 > 良く知りませんが劇団若獅子が新国劇調の芝居興行をしているのですね。 (2018年05月20日 (日) 05時10分)[13249]

世話人 > 作者は久野孝子さんです (2018年05月20日 (日) 19時39分)[13270]
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13 夏蝶や行けるところへひとり旅  投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時51分)[13058]
紫翆 孝子 美鈴 洋子 吉章 千尋 淳子 主宰(9点)


月番 > 採られた方はどんな旅を思われましたか? (2018年05月12日 (土) 22時50分)[13085]

洋子 > 夏の蝶は揚羽類が多いので、大きくて強そうです。旅をしたくても、友達が足が痛いとか腰が痛いとかで、なかなかお誘いできません。やっぱり自分の足腰が動くあたりでうろうろと一人で楽しむに越したことはないなあと思っているこの頃です。 (2018年05月13日 (日) 14時34分)[13112]

千尋 > 海を渡って旅する蝶もいるようですが、わたしも自分のテリトリーの中を移動する蝶と思いました。ひらひら優雅に飛んでいる蝶を見て、無理はせず直ぐ手の届くところへの気軽な旅。いいですね! (2018年05月15日 (火) 03時38分)[13154]

月番 > 「人間到る処青山あり」ということわざにも通じてきそうな深みのある句かもしれませんね。 (2018年05月17日 (木) 13時09分)[13175]

紫翠 > 「夏蝶」の選択が成功したように思います。 (2018年05月18日 (金) 14時39分)[13209]

美鈴 > 旅というにはあまりにも近いのですが、今日思い立って大阪市立美術館に「江戸の戯画」を見に行ってきました。鳥羽絵から北斎,国芳、暁斎迄、色彩豊かな戯画を堪能してきました。行けるところに行って楽しんできました。この句に後押しされた気分です。 (2018年05月18日 (金) 18時33分)[13215]

月番 > 美鈴さんを神戸から大阪まで動かすとは、掲句のパワーはすごいですね。 (2018年05月18日 (金) 21時51分)[13231]

榮一 > 夏蝶の自由に飛ぶさまを見ての軽い衝動ですね。 (2018年05月20日 (日) 05時12分)[13250]

世話人 > 作者は枡室杏花さんです (2018年05月20日 (日) 19時40分)[13271]
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14 廃屋の塀にあふれる柿若葉    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時49分)[13057]
杏花 紫翆 孝子 美鈴 直 加津子 宜子 美保子 寿美 眞佐子(10点)


月番 > よく景が見えて来る句だと思います。背後に皆さん何をお感じになられたのでしょう? (2018年05月12日 (土) 22時51分)[13086]

杏花 > 神戸北区 今現在新居に溢れて所々この様な廃屋の屋敷があります
悲しいですが時の流れでしようね
きっと近く売約されるでしようね
マンションが建つのかしら、いろいろ想像する今日この頃です・ (2018年05月13日 (日) 10時36分)[13104]

加津子 > 柿若葉の溢れる山北に横浜から帰ってきました。空き家というか廃屋の段々多くなる町ですが、それでも山北はいいねと妙子さんとそれぞれ家路に着きました。郷土への愛を感じる句です。 (2018年05月16日 (水) 17時01分)[13157]

宜子 > ひとの住まない家は荒れて、物悲しいものです。その廃屋に作者はきっと、親しさのような思いがあるのではと感じました。柿若葉を茂らせているのですから。 (2018年05月16日 (水) 21時42分)[13162]

千尋 > 廃屋俳句は作るの採るのも難しいと習ってきたと思いますが、点が多いのに驚いています。 (2018年05月17日 (木) 11時50分)[13169]

月番 > たしかに私も習いました。柿若葉が良かったのかもしれませんね。 (2018年05月17日 (木) 21時10分)[13187]

> 柿若葉の季語が一番好きな季語です。生家に、大きな甘柿の木があり、今でも、150位の実をつけます。小さい時から、オヤツ替わりに食べていました。奈良には、柿の葉寿司という、有名な寿司があります。廃屋は寂しいですが柿若葉で救われますね。 (2018年05月17日 (木) 22時22分)[13194]

月番 > えーっ、150ですか!!恐れ入りました。 (2018年05月18日 (金) 01時25分)[13196]

加津子 > 廃屋俳句について教えていただけますか。恥ずかしながら習っていないか忘れてしまっているのかわかりません。 (2018年05月18日 (金) 10時27分)[13202]

月番 > いい質問ありがとうございます。私が認識している限りでは、廃屋に限らず、例えば廃線、廃校、無住寺、無人駅といった言葉には、その語自体が、ある一定の情感をまとってしまっているため、その情緒に一句が染まりやすいということだと思います。そのため、読者にとってはある意味驚きがなく、予定調和的な印象、類想的な印象を受けてしまうとも言えそうです。そのため、これらの言葉を使って俳句を作ったり、更には採ってもらうのは、なかなか難しいということかもしれません。補足等あれば皆さま宜しくお願い致します。 (2018年05月18日 (金) 13時22分)[13204]

加津子 > ありがとうございました。勉強になりました。 (2018年05月18日 (金) 14時17分)[13207]

紫翠 > 「柿若葉」がよく効いていると思います。柿は若葉、花、実、枯葉と変化しますので、「廃屋」も悪くないような気がします。 (2018年05月18日 (金) 14時46分)[13210]

眞佐子 > 廃屋の句は多くありますが、柿若葉でいただきました。つやつやした柿の若葉が美しいこの頃です。 (2018年05月18日 (金) 18時42分)[13218]

月番 > お採りになられた方はやはり、廃屋に対して(柿若葉)を取り合わせられたからこそ、そこに月並みでないものを感じられたことがわかってきました。ありがとうございます。 (2018年05月18日 (金) 21時58分)[13232]

榮一 > 発想が従来的で刺激的ではないですね。 (2018年05月20日 (日) 05時15分)[13251]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです (2018年05月20日 (日) 19時42分)[13272]
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15 明日香路に集う俳徒や初夏の朝  投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時47分)[13056]
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月番 > 初夏の吟行ですね。残念ながら無点でしたが、是非皆様のご意見をお待ちしております。 (2018年05月12日 (土) 22時54分)[13087]

杏花 > 明日香路の初夏は爽やかで楽しい吟行会か遠足かしら
楽しさが感じますね
無得点ですが
報告句?中七の修正・・と生意気にごめんなさい

明日香路を思い出しました。 (2018年05月13日 (日) 10時47分)[13105]

月番 > たしかに、ちょっと報告に終わった感があるのかもしれませんね。初夏という季語の初夏の効き方等については皆様いかがでしょう? (2018年05月17日 (木) 13時15分)[13176]

榮一 > 俳徒が敬遠されたのかもしれません。集う俳徒ならば吟行でよさそうです。 (2018年05月20日 (日) 05時21分)[13252]

世話人 > 作者は村上直さんです (2018年05月20日 (日) 19時44分)[13273]
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16 空青し今日から泳ぐ鯉幟    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時46分)[13055]
 美鈴 加津子  (2点)


月番 > よく鯉幟が見えてくる句です。 (2018年05月12日 (土) 22時55分)[13088]

杏花 > 隣りの小学校の職員が校舎をまたぎ
鯉のぼりを飾り始めました・
今時の先生は子供想いに感動です。 (2018年05月13日 (日) 12時14分)[13108]

加津子 > 鯉のぼりを揚げる意気込みを感じました。富士の裾野では、幟が2本鯉のぼりは、お嫁さんの実家と本家との2本が泳いでいます。 (2018年05月16日 (水) 17時07分)[13158]

月番 > お嫁さんの実家と本家、共に当分は安泰そうですね。 (2018年05月17日 (木) 21時14分)[13188]

美鈴 > 鯉幟を高々と上げてしっかり固定して、さあ今日から思いっきり泳いでねと言っているような景が浮かんできます。今日からの措辞がいいと思いました。 (2018年05月18日 (金) 18時39分)[13217]

月番 > たしかに掲句の独自性は「今日から」にありそうですね。 (2018年05月18日 (金) 22時02分)[13233]

榮一 > 今日から泳ぐにどれほどのインパクトがあるのかが問われます。 (2018年05月20日 (日) 05時24分)[13253]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです (2018年05月20日 (日) 19時45分)[13274]
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17 立看板消えし大学五月祭    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時42分)[13054]
 保子 オサム 孝子 加津子 宜子 千尋 主宰 (8点)


月番 > 昔は大学と言えば、構内に立看板が溢れ返っているようなイメージがありました。今はどうなんでしょう? (2018年05月12日 (土) 22時56分)[13089]

千尋 > 今は昔のような手書きの汚い看板はないでしょうね。建て替えられたスマートできれいな学舎が増えました。学生もオシャレです。
(2018年05月14日 (月) 11時54分)[13137]

月番 > 千尋様、早速にコメントありがとうございます。やはりそうでしたか。私のような年寄りには、もう昭和は遠くなりにけりです… (2018年05月14日 (月) 16時26分)[13146]

千尋 > 一番若い月番さんがそんなことを言うとイヤミにしか思えないのは私だけかしら! (2018年05月14日 (月) 21時43分)[13150]

進 二 >  近畿では、京大の立て看板が有名でしたが、とうとう撤去指示に抗しきれず、先般撤去されそのことが数日間TV.や新聞で報道されていましたので、面白いとは思いましたが、躊躇しました。目に浮かぶ景でしたが。 (2018年05月17日 (木) 14時13分)[13177]

進 二 >  念のためだけですが、作者は「五月祭」とされていますので東大を詠まれたのだとは思いつつですが。
(2018年05月17日 (木) 14時27分)[13178]

月番 > なるほど、五月祭には@ヨーロッパで5月1日に行われる春祭り。Aメーデーの事(季語)。B大正12年5月5日に行われた第1回大園遊会が起源とされる歴史ある学園祭で、5 月中〜下旬の土・日曜日に、東京大学本郷キャンパスで開催。と、いくつかの意味があるんですね。 (2018年05月17日 (木) 21時27分)[13190]

榮一 > 立看板消えに既視感があって迷った句です。クラブ勧誘の立看板が撤去されて歓迎の五月祭が始まったようです。 (2018年05月20日 (日) 05時28分)[13254]

世話人 > 作者は安田循子さんです (2018年05月20日 (日) 19時46分)[13275]
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18 八十八夜スクランブルの交差点 投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時39分)[13053]
 紫翆 鈴子 剛 眞佐子 淳子 (5点)


月番 > 五月初めのスクランブル交差点。掲句から得られる表面的な情報はそれだけ。そこから何を読み取るのか、皆様のコメントが楽しみです。 (2018年05月12日 (土) 22時58分)[13090]

鈴子 > スクランブルの交差点は正直新鮮味がないように思いますが、八十八夜のと表記されたところにすっきりとした景がみえて来ました。 (2018年05月17日 (木) 21時46分)[13193]

> 一時的に、どこの都市にも見られたスクランブル交差点は、車社会が到来して、地下道や陸橋などに変わり少なくなった。交通信号に依って人や車を規制して、人も車もそれに従う、言わば道路の通行事情を踏まえて必要に応じた、人間の考えた英知である。今日は立春の日から数えて、夏も近づく八十八夜であるが、スクランブルを渡る多くの人達にとっては,暦の上だけの日で特別な感慨は無いのだろう。云い捨てられた八十八夜に、作者の嘆きのような事が垣間見える、この句はそんな面白さだろうか。都会生活者だった頃にあの雑踏に紛れて八十八夜など思いもしなかった自分を改めて思い返す事になった。 (2018年05月18日 (金) 10時20分)[13201]

月番 > だんだん掲句の良さがわかってきました。鈴子様、剛様ありがとうございます。 (2018年05月18日 (金) 13時26分)[13205]

紫翠 > 「八十八夜」を選択した感性は素晴らしいと思います。 (2018年05月18日 (金) 14時48分)[13211]

眞佐子 > 私は「八十八夜」と言えば茶摘みの歌しか思い出せませんでした。スクランブルの交差点との組み合わせが面白かったです。 (2018年05月18日 (金) 18時52分)[13219]

月番 > ある意味、掲句は(感性の句)なのかもしれませんね。 (2018年05月18日 (金) 22時09分)[13234]

世話人 > 作者は主宰先生です (2018年05月20日 (日) 19時50分)[13276]
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19 一本の蜜柑の花の闇乱る    投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時37分)[13052]
 循子  (1点)


月番 > (闇乱る)という個性的な表現。循子さま、たっぷりお願い致します。採られなかった皆様もどうぞ。 (2018年05月12日 (土) 23時01分)[13091]

循子 > 私の独選ながら、このままではおかしいのではないかと思いつつ、の決断です。文脈がおかしい。先ず下五を「闇乱る」のまま
置くとすれば「蜜柑の花に」でしょうし、原句のまま「蜜柑の花の」とするなら、「闇乱す」ではないでしょうか。そういう不満を持ちながら、掲句に1点投じた選者のアンタもおかしいよ、と言われそうです。承知で頂いたのは、夜の闇に真っ白な蜜柑の花が際立って見えているのを、闇を乱している、と捉えて面白いと感じたからでした。時々独りで行く映画館は
隣の橿原市郊外。小さな駅から少し歩くと畑が広がり、蜜柑や柿の木が放ったらかしのように植わっています。十市町といって、万葉の時代から続く集落と思います(額田王と大海人皇子との娘が十市皇女)。そこの蜜柑の木に花が咲くと、夜中の風景はこうなのではないか。どうもそんな勝手な映像が魅力的で通過できませんでした。
クレーム付きの1点ということで、作者のかた失礼をお許し願います。 (2018年05月13日 (日) 16時39分)[13117]

月番 > なるほど、ちょっと言い回しを変えるだけで、引っ掛かりなくすっと入ってきて、もっと人気句になっていたかもしれませんね。 (2018年05月13日 (日) 22時51分)[13125]

杏花 > この句は蜜柑の花ですが
神戸から車にて城崎方面夫と良くドライブ途中に大きな一本桜有名で新聞にも記載された素晴らしい桜です蜜柑ではないごめんなさいふと思い出しました。 (2018年05月14日 (月) 11時32分)[13131]

榮一 > わあっと鈴なりに咲いた蜜柑の白い花に闇を見たという句でしょう。乱るが言い過ぎのように感じます。 (2018年05月20日 (日) 05時36分)[13255]

世話人 > 作者は若林千尋さんです (2018年05月20日 (日) 19時52分)[13277]
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20 母の日や酢の匂ひたる白布巾  投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時35分)[13051]
杏花 保子 オサム 孝子 直 鈴子 加津子 吉章
剛 進二 美保子 眞佐子 循子 主宰 (15点)


月番 > ある意味、臭覚の句。直接(母)ではなく、(母の日)との取り合わせになっているところに何かありそうですね。今月の最高点句です。どなたからでもどうぞ。 (2018年05月12日 (土) 23時03分)[13092]

杏花 > 母の日に心のこもったちらし寿司をと親の娘に対する愛情でしようね、素朴で優しさが伝わってきます。 (2018年05月13日 (日) 10時20分)[13102]

義之 > そういえば、今日は母の日。妻が夕食の支度をしている台所から、酢の匂いが漂ってくる。酢飯が入っているのであろう半切に被せられた真っ白の布巾。ふと、臨終の母の顔に掛けられた白い布が、脳裏を過る。悲しかった何時も白いカーネーション。最高点句でありますが、残念ながらパスさせて頂きました。 (2018年05月14日 (月) 18時53分)[13149]

月番 > 臨終の母の顔の布に連想がいってしまうと、確かにちょっと辛い句になってしまうのかもしれませんね。この辺が一見文句のつけどころのない句でも、なかなか満点にはならないという俳句という短詩ならではの一面。 (2018年05月14日 (月) 23時05分)[13153]

美保子 > ここで、お寿司を作っているのは娘さんかお嫁さんなのかもと皆さんの書き込みを読んだ後で思い始めました。酢の匂いたる白布巾から、ひょっとしたら、離れ住むお母さん、あるいは亡くなってしまった、お母さんの事が一挙に思い出された。嗅覚にはそういう力があると思うのです。 (2018年05月15日 (火) 21時38分)[13156]

加津子 > 季語の母の日に亡くなられたお母さんへの思いが込められていると思いました。そういえば子供の頃、正月から節句、お彼岸、お祭りとお寿司を握る母がいました。それにお祝い事や仏事が重なると年に何度お寿司を握っていたのでしょう。のり巻きの端っこが好きで傍で待っていました。何か呼ばれるたびにすし飯に白布巾をかけていました。幼き頃の母の姿と重なりいただきました。 (2018年05月17日 (木) 06時32分)[13163]

月番 > 美保子さん、そういえば、ふっと嗅いだ何気ない匂いから急に遠い過去の思い出がよみがえる事ってありますね。加津子さん、のり巻きの端っこがお好きとは、慎み深いお子様でいらっしゃったんですね。 (2018年05月18日 (金) 01時44分)[13198]

加津子 > 今でも慎み深いおばさんだと本人は思っています。 (2018年05月18日 (金) 10時31分)[13203]

月番 > あっ、もちろん私もそう思っています… (2018年05月18日 (金) 13時29分)[13206]

美保子 > 海苔巻きの端っこは私も好きでした。端っことは言え、卵焼きやかんぴょうなどの飛び出した物が沢山食べられると言う良い事もあったのですよ。私も慎み深いおばさんの仲間に入れて頂きます。 (2018年05月18日 (金) 21時15分)[13225]

月番 > どうぞ、どうぞ。 (2018年05月18日 (金) 22時12分)[13235]

榮一 > 伝統的な日本の姿でしす。商業ベースに乗せられた母の日ではなく家族が協力しての手作りの母の日です。 (2018年05月20日 (日) 05時40分)[13256]

世話人 > 作者は山内宜子です。思わぬ高点をいただきました。来月の月番を務めます。 (2018年05月20日 (日) 19時54分)[13278]
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21 ででむしの頭の中の遠い国   投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時32分)[13050]
  紫翆 義之 洋子 宜子 進二 (5点) 


月番 > (遠い国)がキーになりそうですね。色々なコメントお待ちしております。 (2018年05月12日 (土) 23時04分)[13093]

洋子 > 「知らない街を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい」と思って蝸牛が一生懸命に歩いているのでしょう。どんな「遠い国」をイメージしてるかって、なかなか想像するのはむずかしいですね。人間はそれぞれの頭の中に行きたい国はいろいろあるのでしょうけど。 (2018年05月13日 (日) 14時46分)[13114]

進 二 >  あゝあの国、行ってみたかったなあ、せめて頭の中で思い描いて楽しんでみようか。句の中の作者は、それを「ででむし」と「遠い国」」の言葉で表現されている。我々世代らしい句と感じました。知盛のように「見るべきほどのことは見つ」に至っていないのかも知れませんね。どうぞ、手の届く国をお探し下さい。 (2018年05月14日 (月) 11時40分)[13132]

月番 > お二人の味わいのあるコメントありがとうございます。進二さんのおっしゃるように、我々世代にとっては洋行はかなり敷居の高いことでしたが、最近の方たちは結構気軽に出かけていらっしゃるようでもありますね。 (2018年05月14日 (月) 16時34分)[13147]

紫翠 > 柔軟な発想が俳句の領域を広げたように思います。 (2018年05月18日 (金) 14時53分)[13212]

榮一 > 擬人法なのか配合の句なのか迷います。「ででむしの」を「かたつむり」とすればイメージははっきりしますが。 (2018年05月20日 (日) 05時49分)[13257]

世話人 > 作者は木村オサムさんです (2018年05月20日 (日) 19時55分)[13279]
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22 如来寺の木仏覆いし春もみじ  投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時29分)[13049]
 美保子 淳子  (2点)


月番 > 如来寺と名付けられた寺は全国あちこちにあるようですね。春もみじに覆われる木仏。俳句的にいい雰囲気ですね。皆様のコメントが楽しみです。 (2018年05月12日 (土) 23時05分)[13094]

美保子 > 宮崎の西都に木食仏を見る事ができるところがあります。如来寺ではないのですが、この仏像を目にした時の驚きは相当なものでした。素朴で優しく、それでいて、どうして、こんな山の中にこんなに大きな仏像があるのかと驚きました。その印象が残っているので、春もみじとの取り合わせがいいなあと思いました。ちなみに春もみじも大好きです。若いときに京都に行った時は五月だったと思います。春もみじがどこに行っても美しかったのが一番覚えています。 (2018年05月13日 (日) 22時26分)[13122]

月番 > なるほど、そんな記憶と掲句がオーバーラップしたという訳ですね。 (2018年05月13日 (日) 23時00分)[13126]

杏花 > 篠山へ行く途中たしか清水寺亡き夫と何度か行ったことがあります木仏が安置されているのを思い出しました神社仏閣大好きな夫でした。春紅葉がいいですね。 (2018年05月14日 (月) 13時25分)[13139]

洋子 > ネットで検索したら、東京都品川区西大井に養玉山如来寺というお寺があり、木造の五智如来坐像という立派な如来様が五体横並びに鎮座しておられます。もみじも秋の紅葉の立派な写真がありましたので、春もみじもさぞかし美しいことだろうと思います。勝手に決めつけたような感じですが、作者様あとで教えていただけましたら嬉しいです。 (2018年05月14日 (月) 17時23分)[13148]

千尋 > 五智如来の化身といわれる五大虚空蔵菩薩像木彫は京都、高雄の神護寺の多宝塔の中に安置されています。高雄は紅葉の名所です。もしかしてそちらかしら?雰囲気は伝わります。 (2018年05月14日 (月) 22時07分)[13151]

千尋 > そうそう五智如来は東寺にもいらしたと思うし、釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来はあちらこちらのお寺の本堂におられます。山の中のお寺でしようか。 (2018年05月14日 (月) 22時55分)[13152]

作者 > 洋子さんネットでお調べとの事ですが、品川区の西大井の養玉山如来寺です。長年この地に住みながら知らないでおりましたが古い知人に教えて貰い散歩のつもりで出かけております。「五智如来像」ホントに大きな仏像です。JR
の西大井駅から徒歩20分ぐらいです。桜どきは八重桜がとてもれいでしたが人ごみもなく、静かな花見ができます。 (2018年05月17日 (木) 19時32分)[13183]

月番 > 作者様、お出ましありがとうございます。こんな素敵なお寺が徒歩20分の距離にあるとは羨ましい限りです。洋子さん、数ある如来寺の中から作者様の如来寺を当てられたとは、すばらしいインスピレーションですね。 (2018年05月18日 (金) 01時33分)[13197]

洋子 > 作者様、ありがとうございました。当たっていて嬉しいです。 (2018年05月18日 (金) 09時47分)[13199]

榮一 > 覆いしがこなれていないようです。 (2018年05月20日 (日) 05時52分)[13258]

世話人 > 作者は大田鈴子さんです。 (2018年05月20日 (日) 19時57分)[13280]
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五月定例句会 投稿者:世話人 (2018年05月12日 (土) 20時22分)[13048]

  ただいま準備中 (^o^)

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