玄鳥 定例句会

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17 蓑虫は泣くぞ紅さす男の子らに      投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時20分)[11641]
  寿美 美鈴  (2点)


月番 > 読みきれませんでした。ご意見お聞かせください (2017年10月13日 (金) 10時55分)[11678]

寿美 > 蓑虫は泣きませんが化粧している男の子例えばルーチェル等テレビで見てるだけでも早く消えてくれと思ってみています。 (2017年10月13日 (金) 11時30分)[11688]

月番 > 紅さすがわからなかったのですが、あの一直線の頬べにの事だったのですね。 (2017年10月13日 (金) 15時56分)[11701]

美鈴 > 紅は口紅の意味も含まれていると思います。蓑虫の傍題はどれもはかなく哀れなものばかりです。「ちちよちちよ」とはかなげに鳴きつつも、紅さす男の子に女々しいぞと泣くのでしょう。鳴くではなくて泣く蓑虫の気持ちがよくわかります。 (2017年10月17日 (火) 18時39分)[11776]

榮一 > 全体が観念的で季語も本意からは遠いものです。批判はいいとしても俳句的に昇華されたものでなくてはなりません。生では苦しいですね。 (2017年10月19日 (木) 14時48分)[11811]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2017年10月20日 (金) 12時05分)[11835]
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18 爽やかやブリキの缶の蝶番 投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時19分)[11640]
  義之 循子 眞佐子 吉章 宜子 美保子 (6点) 


月番 > 思い描ききれませんでした。お教え下さい。 (2017年10月13日 (金) 11時06分)[11679]

義之 > 句姿が端正、爽やかで、頂いたのですが、どうしても「ブリキの缶の蝶番」の映像が浮かばなくて、ネットで調べ、やっと文房具の筆箱を発見しました。蝶番が付いたブリキ缶と云えば、構造的に丸缶ではなく角缶となりますが、ほとんど弁当箱のような合わせ蓋方式で蝶番は不要です。私が気付かぬ何か特別な製品があるのでしょうか。採られた方々の句評を楽しみにお待ちします。 (2017年10月13日 (金) 12時11分)[11694]

千尋 > 義之さんの書き込みで一つ思い付きました。ピルケース。わたしいつも持ち歩いているのに気がつきませんでした。 (2017年10月15日 (日) 02時01分)[11728]

宜子 > ブリキ缶で、思い浮かべたのがクッキーやキャンディーの缶でした。花模様やリボンの絵が描かれた少し少女趣味の。その缶を開けるときのちょっとしたワクワクが、蝶番の感じに似ていました。季語が「爽やか」であればこれは楽しいことの始まり!です。 (2017年10月15日 (日) 11時43分)[11729]

義之 > ブリキと云えば、鉄板に焼付塗装を施したものではなく、錫メッキをしたもので、一般的には業務用の一斗缶や、缶詰などがそれらの範疇に入ると思います。一方、オズの魔法使いのブリキ男もポピュラーですね。 (2017年10月15日 (日) 13時02分)[11733]

千尋 > そうそう昔、ブリキのおもちゃありましたね。お宝鑑定団なんかで見ると今はエライ値段がついているようです。
今我が家には、復刻版のお風呂で浮かせて遊ぶ金魚のおもちゃがあります。わたしの持っているピルケースもブリキだと思うのですが・・・。すみません。鉄とブリキの区別がつきません。 (2017年10月15日 (日) 17時40分)[11736]

循子 > ブリキの缶、とあるだけで私はワクワクします。缶が欲しい為だけで、中身に関係なく買ってしまう位です。お友達から頂いたキャンディやクッキーの缶、旅先で買った缶だけのもの、空港で小銭の処理の為に、無造作に買った小さいミントの缶など。一番新しいのが友人から「食べた後はピルケースに」と贈られたヌガーの小さな缶(D.BARBERO イタリア)。小振りのミントやチョコ、キャンディなどの缶は殆ど蝶番付き。そこがまた良い。千尋さんと同様、ブリキの金魚、金魚柄のブリキ皿、如雨露、も楽しい。
掲句は缶を開けるときの蝶番が立てるギィという、何となく安っぽい音を、「爽やか」と捉えた
。素敵です。 (2017年10月16日 (月) 17時54分)[11759]

美保子 > 先日、犬のドライフードがまめたろうが気に入った物が三キロ入りしかなくて、湿気が来ない入れ物を探していたら、夫の実家を整理していた時に出てきたブリキの丸い缶が見つかりました。蓋には取っ手もついています。何に使っていたのかもわからないのですが、まだ、新しくて、私的には素敵だと思ってとっておいたのです。爽やかや と取り合わせられるなんて、どうしたら、こういう句が作れるのでしょう。 (2017年10月17日 (火) 11時35分)[11769]

眞佐子 > ブリキの缶で色々のブリキの品を思い出させてもらいました。クッキーやキャンディの缶はありますが、蝶番の付いた物は昔の筆箱しか見当たりませんが、「爽やかや」の季語により楽しくなります。 (2017年10月17日 (火) 22時17分)[11780]

榮一 > 残念ながら蝶番が付いたブリキの缶に思い当たりませんでした。ですから爽やかさも感じなかったです。 (2017年10月19日 (木) 14時52分)[11812]

榮一 > 視野が狭いですね。 (2017年10月19日 (木) 14時53分)[11813]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2017年10月20日 (金) 12時07分)[11836]
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19 工場群の明り華やぐ秋の夜        投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時18分)[11639]
  進二 保子 美鈴 杏花 剛 加津子 (6点)


加津子 > 横浜の本牧ふ頭、川崎の工場群、夜のクルーズがあるようです。華やぐというより少し怖いほどの明りかとも思いました。 (2017年10月13日 (金) 11時14分)[11681]

きょうか > 実家は工場でした
戦後刃物製造業は多忙で父の働く姿を想いださせて頂きました・ (2017年10月13日 (金) 14時02分)[11699]

千尋 > もう随分前のことになってしまいましたが、室蘭に行ったときに夜、友人がわざわざホテルまで迎えに来てくれて高台まで連れてって工場街を見せてくれました。
その時の情景ははっきりと覚えていますが、「華やぐ」は違うかなぁと思いました。 (2017年10月16日 (月) 23時09分)[11762]

> 資材を海路で運ぶため、工業地帯は海岸沿いにある事が多い。群と云って居るからには、京浜や阪神などの名だたる工業地帯だろうと思う。世の中の景気が落ち込んだりして、企業にも栄枯盛衰はあり、火を消した大工業も多い。この句の、華やぐと述べて居るのは、工場の灯す明かりが夜の海に映えていると云う事だろうと思う。 (2017年10月18日 (水) 08時49分)[11783]

榮一 > 華やぐは適切ではないと思いました。 (2017年10月19日 (木) 14時55分)[11814]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2017年10月20日 (金) 12時10分)[11837]
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20 皆違うゼブラの縞や秋夕焼        投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時17分)[11638]
  保子 美鈴 淳子 オサム 千尋 眞佐子 主宰  (8点)


月番 > 縞馬好きです。草原でなぜあんなに目立つ姿なのか不思議です。 (2017年10月13日 (金) 11時18分)[11683]

孝子 > 確実だとは、はっきり自信がないのですが、シマウマの縞は人間の指紋と同じに同じものがないと聞いた覚えがあります。 (2017年10月14日 (土) 12時27分)[11711]

千尋 > 孝子さん、わたしもそう聞いています。
ただ、この句のゼブラは横断歩道と思いました。街中で見る秋夕焼です。 (2017年10月15日 (日) 17時43分)[11737]

オサム > 同じ縞はないと言いながらも、遠目には同じに見えると思われ、掲句は、縞の違いがわかるほど近くから複数のシマウマを見つめていることになる。それも夕方に。おそらく疲れきったサラリーマンがふと入った動物園で夕暮れまでぼうっとシマウマを見続けているのでは…そんな現代社会の一コマを思いました。 (2017年10月16日 (月) 04時11分)[11755]

眞佐子 > 私も動物園の縞馬を想像しました。皆違うゼブラの縞に納得しました。 (2017年10月17日 (火) 22時05分)[11779]

榮一 > 同じように見えて個体識別の模様は皆違うのは当然のことと思います。そんなことは案外気にしないものです。そしてそれを不思議に感じたのが面白いです。秋の夕焼けも一つとして同じものはありません。 (2017年10月19日 (木) 15時00分)[11815]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2017年10月20日 (金) 12時12分)[11838]
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21 飛石の狭庭や床し石蕗蕾む            投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時16分)[11637]


月番 > 中七の床しは、芭蕉の山路来て何やら床しすみれ草と同じ意味でしょうか。ご意見お聞かせください。 (2017年10月13日 (金) 11時24分)[11685]

孝子 > 中七のや・のつかいかたが問題だとおもわれる。切れか詠嘆か何の助詞か疑問か係助詞か、なやましい (2017年10月14日 (土) 13時19分)[11719]

淳子 > や。は感動の意味でつかいました 。私の部屋の傍が10坪足らずの狭庭です。庭師に造ってもらいました。昆虫が来て、小鳥が来て、雲が遊び、私の憩いの庭です。いま千両が色ずいてきました。
 

                                                                      
                                                                      



                                                                       
                                                                   (2017年10月18日 (水) 22時10分)[11790]

作者 > うっかりと名前をいれてしまいました。この様な所作の多いこと・・・。すみません。 (2017年10月18日 (水) 22時28分)[11791]

淳子 > うっかりと名前をいれてしまいました。この様な所作の多いこと・・・。すみません。 (2017年10月18日 (水) 22時30分)[11792]

月番 > うっかりよくあることです。そういえば昔、うっかり婦人、ちゃっかり婦人などの言葉が流行っていましたが、うっかりの婦人の方が断然
いいですよ。皆様、主催先生の書き込みの前にいろいろな色で書き込みお願いします。すみません。主宰先生でした。 (2017年10月19日 (木) 12時58分)[11795]

榮一 > 内容が多くて迷います。飛石や蕾は余り重要でないように思います。 (2017年10月19日 (木) 15時04分)[11816]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。    (2017年10月20日 (金) 12時14分)[11839]
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22 ある牛はいつも涙すひよんの笛      投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時15分)[11636]
  美鈴 杏花 剛 循子 宜子 吉章 美保子 (7点)


月番 > ご意見お聞かせください。 (2017年10月13日 (金) 11時34分)[11689]

杏花 > 先日娘の運転にて神鍋高原へ出かけました、牧場も見かけましたいつか街へ売られていくのかななんて思いながら通り過ぎました哀しい句ですね
遊び道具のひょんの笛だから子牛でしようね
発見が可愛いですね・ (2017年10月13日 (金) 14時21分)[11700]

世話人 > 選者に「美保子」さんを追加しました。 (2017年10月14日 (土) 05時31分)[11705]

美保子 > 九月に五年ごとに開催される全国和牛共進会なるものが開催されました。宮崎は二連覇中で、県民あげて、新聞は半分ぐらいはその関連、応援の記事で埋まるほど、熱狂していました。小学生、中学生時代を酪農支場の感謝で過ごしたのですから、牛は常にそばに居た訳です。上位の賞を手に入れると言う事は農家の方からすれば、牛との別れがあると言う事です。応援しながら、家族同様に育てた牛ですから、別れも切ない事だろうといつも考えこみます。哀しいけれど、ひょんの笛
は清潔は牛舎やその周りの緑なども想像させてくれます。 (2017年10月17日 (火) 00時08分)[11765]

月番 > 美保子さんありがとうございます。あの大きな目から出る泪は大粒なんでしょうね。切ない思い伝わりました。 (2017年10月17日 (火) 09時51分)[11767]

循子
「ある牛は」とありますが、私にとって牛の目はいつも涙ぐんでいる印象があります。戦時中に暮らしていた村では道の真ん中を牛が通り、あるいは道を塞ぎ、その見事な糞から湯気が立っていたりしました。男手を戦に取られた農家の大事な働き手でした。なぜ涙目ばかりの記憶なんだろう…。後年流行った「ドナドナ」のメロディや歌詞に影響されているのかも、と思ったりします。宮崎牛と農家の方との別れはテレビで見ました。ひょんの笛がちょっと悲しく効いているようです。 (2017年10月17日 (火) 16時37分)[11775]

> 人間に隷属して生きなければならない家畜は哀れである。人間の思うように飼育されて、牛は乳を搾られ、はたまた喰われるために育てられる。作者の目が、ある牛と特定しているのは、たぶん乳を搾られる牛ではなく、食肉にされる牛だろうと思った。牛も馬も、優しくて哀しい目を持つ家畜であり、今更ながら、生きるためのホモ・サピエンスは諸行無常と思う。「いつも涙す」は、作者の哀れの眼差しである。イスノキの虫瘤であるひょんの笛、その音色が哀れを誘うのだろう。 (2017年10月18日 (水) 11時40分)[11785]

榮一 > 近くでまじまじと見たわけではありませんが牛や馬の目は何時も潤んでいるように見えるように思います。ある牛は漠然として恣意的に感じます。 (2017年10月19日 (木) 15時08分)[11817]

世話人 > 作者は木村オサムさんです。 (2017年10月20日 (金) 12時18分)[11840]
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十月定例句会 投稿者:世話人 (2017年10月12日 (木) 20時13分)[11635]


  準備中 (^▽^)

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九月の定例句会 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時28分)[11475]
句会の皆さま
何とか句会の準備が整いました。
投句された全員の方の書き込みをお待ちしております。皆さまお願いいたします。
なお、この句会の写真はこの玄鳥ホームページトップの「写真俳句 (テスト中)」(是非クリックしてみて下さい)に掲載しておりますので、参考になさって下さい。
今月の月番は渡利寿美さんです。お願いいたします。  千尋

       句会18日(月)まで  作者発表19日(日)


寿美 > 今月司会になりながら朝から老人会役員会・歯科受診・内科受診で一日走り回って疲れてしまいました。免許を返納しましたので歩いて町まで三往復ヘトヘトです。初めての経験でドギマギしています。皆さん人の書き込みを読むだけでなく、何でもいいから、書きこみ宜しくお願い致します。 (2017年09月12日 (火) 20時04分)[11480]

孝子 > もうしわけありません。いっヶ月らいの夏風邪からはじまり、つぎつぎと体調不良でいまも喘息がはじまってきになりながら、あけられませんでした。すみません。まとはずれなかきこみになってもお許しください。 (2017年09月16日 (土) 17時34分)[11564]

千尋 > 句会を始めたときは本当に残暑が厳しかったのですが、台風が真上を通って行って急に神戸は秋めいて来た気がします。
みなさま、書き込みありがとうございました。
主宰先生、ご指導ありがとうございました。寿美さん、月番ごくろうさまでした。
みなさまのお陰で久しぶりに写真句会ができました。
宜子さん、来月からはまたお世話になります。加津子さん、来月の月番をお願いいたします。 (2017年09月19日 (火) 01時59分)[11633]
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1 算数のドリルの残りつくつくし  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時12分)[11474]
10点(オサム、義之、鈴子、眞佐子、美保子、宜子、洋子、加津子、千尋、主宰)


宜子 > この残りはきっと夏休みの宿題のやり残し。算数なら小学生。夏休みの宿題は、だいたい8月の30日、31日に取りかかるモノ。そんな思い出を楽しませてくれた一句でした。 (2017年09月12日 (火) 21時10分)[11493]

加津子 > 宿題は苦手なものが残っているし、夏休みはもう2,3日。、ちょっと息抜きにお喋りしている少女たち。季語がいいと思いました。 (2017年09月13日 (水) 23時55分)[11512]

オサム > クマゼミやアブラゼミだとドリルもなかなかはかどりませんが、法師ゼミの声がBGMだと、計算のピッチが上がりそう… (2017年09月14日 (木) 01時03分)[11518]

洋子 > 夏の終わりの寂しい感じと、宿題を終わらせて2学期を迎えようという前向きの気持ちも感じられました。 (2017年09月14日 (木) 14時04分)[11529]

眞佐子 > つくつくぼうしの鳴く頃は夏休みも終わりのころのようです。苦手の算数が残ってしまったのでしょうか。つくつくしが良かったです。 (2017年09月14日 (木) 17時35分)[11531]

美保子 > 宿題とするよりもドリルとした時に算数やつくつくしと響きあい、宿題が間に合わないおかしみなどが句のリズムの良さで、感じられるように思いました。 (2017年09月15日 (金) 10時12分)[11536]

榮一 > 八月も終わる頃になると鳴く法師ゼミ。夏休みがもうすぐ終わりの雰囲気が伝わってくるようです。 (2017年09月18日 (月) 23時41分)[11589]

世話人 > 作者は樋口進二さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時00分)[11605]
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2 自販機を子ら湧き出でて天高し  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時12分)[11473]
3点(寿美、剛、眞佐子)


寿美 > 何々(を)と、しての(て)で原因と結果の様な気がしましたがのびのびとした足の長い少女たちの雰囲気がよく出てると頂きました。 (2017年09月12日 (火) 21時56分)[11495]

眞佐子 > 自販機から湧き出たように見えた子供たちは天高しで大らかに見えました。 (2017年09月14日 (木) 17時43分)[11532]

> 何時頃からだったか、多種多様の自販機が世に出回った。画期的だったことは確かである。色とりどりの金属製のボックスは、お金を飲ませれば、重そうな音と共に飲料水等のボトルを吐き出す、「湧き出でて」に注目した。自然界に湧き出るものと云えば、温泉や井戸水の湧水を云うが、この句は、あたかも自販機が子供を、と、云っている。晴れて空気の澄む天の高さが云わせたのだろう。自販機から湧いて出たような、女の子供たちには、この先に輝く未来が有る、これから何処へ向かうのか、行くのか。 (2017年09月15日 (金) 14時38分)[11541]

榮一 > 自販機から子らが湧き出てくるイメージが持てませんでした。 (2017年09月18日 (月) 23時48分)[11590]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時26分)[11612]
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3 自転車のミニの女子会ソーダ水 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時11分)[11472]
5点(寿美、鈴子、直、淳子、主宰)


寿美 > 3人とも短パン。ミニのという意味はちょっとした女子会、三人寄れば楽しいおしゃべりの雰囲気が出ていると思いました。 (2017年09月12日 (火) 21時23分)[11494]

> ミニの女子会の雰囲気が良く、戴きました。今回の写真句会で女子の姿が大きく目に入り、、我が家は男家系で、子供、孫も全部男ばかり、少女達がどんな話をしているか、解らず、発想の転換ができず残念な句会になりました。しかしとても勉強になりました。 (2017年09月16日 (土) 17時38分)[11565]

鈴子 > ミニの女子会が少し気になりましたが、ソーダ水と止めた処に少女たちの清々しさが感じられて好感が持てました。 (2017年09月16日 (土) 20時48分)[11571]

榮一 > ミニは少人数と言うぐらいの意味。本当は仲良しがもう少し多そうです。夏休みはそんなものの様に思います。 (2017年09月18日 (月) 23時51分)[11591]

世話人 > 宮本義之さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時27分)[11613]
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4 爽やかの奥も爽やか予選過ぐ 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時10分)[11471]
  ・


宜子 > いろいろ考えてみたのですが「予選」が分かりませんでした。「爽やか」とあるので、スポーツ系?とも思いましたが、どうしても絵にできませんでした。なにかヒントが欲しかったです。 (2017年09月12日 (火) 21時04分)[11492]

循子 > 宜子さん同様、唐突な「予選過ぐ」をどう読めばいいのか、分かりませんでした。中七までの表現も抽象的なので、私の頭では掴みきれなかった。残念。 (2017年09月12日 (火) 22時19分)[11497]

榮一 > 写真からのイメージで何を捉えたのかがわかりません。何の予選かがさっぱり掴めませんでした。 (2017年09月18日 (月) 23時54分)[11592]

榮一 > 予選をイメージできませんでした。 (2017年09月18日 (月) 23時55分)[11593]

世話人 > 新保吉章さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時28分)[11614]
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5 お喋りの少女のえくぼ夏の草 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時10分)[11470]
5点(美鈴、孝子、美保子、保子、加津子)


加津子 > 季語がもう少し可愛くてもよかったかなと思いました。 (2017年09月14日 (木) 00時04分)[11514]

美保子 > 加津子様の書いていらっしゃる事、確かにそうだなと思いました。夏の草は丈の高い生い茂った様子だと思うので、秋の季語になると思いますが、「草の花」「葛の花」などはどうですか。写真のイメージとは少し離れますが、掲句とでは合うのかなと思います。 (2017年09月15日 (金) 10時23分)[11537]

保子 > 「少女のえくぼ」の発想が良かったです。美保子さん加津子さんの言われるとうり、季語に少々の違和感がありました。
「草の花」「葛の花」に「ひつじ雲」などもいかがでしょうか。 (2017年09月16日 (土) 00時11分)[11554]

孝子 > 少女のえくぼでむかしながらのというか、純粋な少女をおもいました。季語は保子さんのいわれるとおりです。 (2017年09月16日 (土) 17時46分)[11566]

榮一 > 季語でとれなかったです。もっと適切な季語があるのではと思います。また、夏の草は写真のイメージからも遠いように感じました。 (2017年09月18日 (月) 23時59分)[11594]

世話人 > 桝室杏花さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時28分)[11615]
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6 子供らの足の長さよ夏休み 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時09分)[11469]
5点(杏花、オサム、義之、加津子、千尋)


千尋 > 女の子は特に夏休み中に大きくなります。何故かこの頃の子たちは顔が小さくて脚
が長いのですよね。平凡ですが、素直に作られた句としていただきました。 (2017年09月12日 (火) 20時15分)[11483]

宜子 > ちょっと教えて下さい。掲句の季語は「夏休み」で、夏の季語です。今は九月で秋です。写真俳句の場合、季語は、当季でなくてもいいのでしょうか? (2017年09月12日 (火) 20時39分)[11487]

杏花 > 夏休みも無事終わり子供達たそれぞれ自分の楽しかった話を輪になって報告しあってる様子がうかがえる

(2017年09月13日 (水) 09時19分)[11503]

千尋 > 確かに宜子さんの言われるように夏休みは夏の季語ですね。
句会といえば、当季が当たり前でしょう。が、
夏休みってそれぞれの学校によって違うし、また、この句会はただ写真を提示してそれを見て句を詠んでいただくという趣旨ですが。 (2017年09月13日 (水) 22時52分)[11511]

宜子 > 千尋さん、早速のコメント有り難うございます。写真俳句は写真からの発想、連想を楽しむので、季節はそれほど当季に拘らなくてもいいのですね。よく分かりました。納得です。同じ写真を見て、皆さんの視点が少しづつ違うのがとても楽しいです。吟行句と似てますね。 (2017年09月14日 (木) 09時01分)[11522]

洋子 > 写真にぴったりの楽しい句と思いましたが、ネット句会の7月の句会で「少女らの足の長さよ夏休み」という10点句がありましたので、今回はいただけませんでした。
(2017年09月14日 (木) 10時37分)[11526]

循子 > やっぱり…。探してくださったのですね、洋子さん。たしかに最近あったなあと思ったので私も通過しました。似た句が出来るのもよくあることですから、仕方ないですね、短詩の宿命みたい。 (2017年09月15日 (金) 17時31分)[11546]

保子 > 洋子さん、循子さん有難うございます。7月の作品の作者は私です。五音変えただけで新しい作品として扱われるのは如何な事?という思いがありましたので、すっきりしました。 (2017年09月16日 (土) 00時26分)[11555]

作者 > 申し訳ありません。似た様な句があったことすら忘れていました。最近物忘れがひどくなって病院へ行きましたら年相応ですでかたずけられ、なすすべがありません。困ったものです。ネットも辞めなくてはと思っている所です。 (2017年09月16日 (土) 09時35分)[11560]

洋子 > 作者様には少し申し訳なかったかなと思っていました。私も以前、「調律の終わりしピアノ冬銀河」と言う句を出したことがありますが、季語が薄原やらなにやらいろいろ違った句をその後見かけました。いいと思うフレーズは皆同じで記憶の底に残っているのでしょう。あまりお気になさらないでください。 (2017年09月16日 (土) 10時08分)[11561]

孝子 > 洋子さんと同じ理由でとれませんでした。でも作者はそれにこだわらなくていいと思います。しらなかったんですから
(2017年09月16日 (土) 17時56分)[11567]

作者 > 皆さんの優しさについパソコンの前で涙ぐんでいます。物忘れ外来にも行っているのですが、年相応ですねで、かたずけられてしまいそれから、不眠症になり薬無しでは眠れなくなっています。せめて、猫が寄り添ってくれているので慰められていますが、猫に死なれるのが怖くてノイローゼになりそうです。 (2017年09月17日 (日) 08時40分)[11574]

循子 > 作者さん、上にも書きましたように、似た句が出来るのは仕方ないことです。私も玄鳥に入って間もなく、季語だけが違って、「…母はキッチンドリンカー」という句を支部の句会に出しましたところ、既に玄鳥誌上にソックリのものが出ている、と叱られた経験があります。しかも既出の作品の季語はこんなつまらんものではなかった、と言われて、息が詰まった記憶があります。知らなかったり覚えていなかったりするのは、誰にもあります。物忘れはもう私の日常です。不眠で薬に頼っているのも日常です。愛猫はまだまだ元気で慰めてくれますよ。ネット句会は好きに楽しめばいいのだと、私は開き直っています。
お互い気楽にやりましょう。 (2017年09月17日 (日) 12時52分)[11577]

作者 > 身も心も弱っている時に皆さんの優しい思いやりにパソコンの前で大泣きしています。最近何事にも集中できず、眠れず薬で眠っていますが、これも怖いことと、女医さんに相談しましたら、薬を飲んでもしっかり眠ることですよ言われ安心しました。 (2017年09月18日 (月) 06時55分)[11583]

榮一 > 類句類想は五万とあることです。先例があれば捨てればいいことです。すべてを把握することはできないのでから。ただ若者の足の長さの句は割と見かけるようです。 (2017年09月19日 (火) 00時04分)[11595]

世話人 > 渡利寿美さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時29分)[11616]
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7 石叩きスマホもたない少女たち  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時09分)[11468]
1点(義之)


義之 > 写真句会は、発想を跳ばすところに妙味があります。この写真から、セキレイが出てきた面白さに惹かれました。近年、歩きスマホどころか、自転車・電車・自動車の運転スマホと、時に人命にかかわる、嘆かわしい世の中です。セキレイは街中でよく見かけることがありますが、絶えず尾を上下に動かし、地面を叩き続けていても、ちゃんと前を見ているので事故を起こすことはありません。あどけない少女たちも、間もなくスマホ中毒にかかるのでしょうか。因みにスマホはまだ広辞苑には取り上げられていない為、嫌われて点が入らなかったのでしょう。 (2017年09月13日 (水) 23時57分)[11513]

> スマホは老人には使いこなせないと思い、いまだにガラケーと呼ばれる携帯電話です。「スマホ」なんて横文字を毛嫌いする嫌な性格なので、この句、通り過ぎましたが、毎日の犬の散歩途中に見かけている、鶺鴒(せきれい)が、「石叩き」なんて。宮本さん、勉強させて戴き有難うございました。二重丸の一点。 (2017年09月15日 (金) 15時37分)[11543]

循子 > 最近私は携帯を、あろうことかトイレに落としてしまいました。仕方なく買い替えましたが、やはりガラケー。でも何年かの間に、ガラケーもかなり進歩していて、びっくり。
私はべつにスマホ嫌いでもないのですが、石叩きと言われる鶺鴒の動きはスマホを叩く指と余りにも容易に結びつくので、遠慮したのです。かなり臍曲りな人間だと、自覚はしています。 (2017年09月15日 (金) 17時41分)[11547]

作者 > 循子さんの指摘はそのままあっています。ただスマホではなくて、少女たちの様子からもってきたのですが、つまりは同じことですよね。 (2017年09月17日 (日) 11時39分)[11576]

杏花 > 神戸三宮〜谷上駅まで急行20分ほどの間ほとんど若者はスマホに夢中人との会話は殆どありません各自が孤立して寂しいしく思ったりしています・ (2017年09月17日 (日) 19時01分)[11578]

榮一 > 最近ガラケーが壊れてスマホに変えました。変えてみてスマホは画面を叩いたり擦ったりする動作がおおいですね。尻尾を上下させる石たたきと共通するのかもしれませんが。 (2017年09月19日 (火) 00時10分)[11596]

世話人 > 久野孝子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時30分)[11617]
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8 訳もなく寄れば楽しき暮の夏 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時08分)[11467]
11点(紫翠、美鈴、杏花、進二、寿美、剛、直、美保子、洋子、千尋、淳子)


寿美 > 三人とも自転車。少なくてもこの近所の子供たちではないと思った。自転車で遊びに来て残り少ない夏休みを (2017年09月12日 (火) 22時36分)[11498]

杏花 > 夏の疲れの中なんとなく何時ものように集りおしやべべりに夢中ってる夕方涼しい時間夏の終わりを感じさせる句ですね・ (2017年09月13日 (水) 09時29分)[11504]

洋子 > 夏休みのこいばなを打ち明けあっているのでしょうか。 (2017年09月14日 (木) 10時39分)[11527]

千尋 > いただいておいて何ですが、中七までが観念的で出来上がっているので、季語が動きそうに思えて来ました。 (2017年09月15日 (金) 00時27分)[11534]

> 大人?の世界には、訳もなく集う事は滅多に無い。屈託のない子供の世界である。示し合わせて顔を合わせたのではなく、自動販売機の前で偶然に顔がそろった。子供にも深刻な話題が無いとは言えないが、「楽しき」と云っているので、笑顔でも見えたのだろうか。 (2017年09月15日 (金) 15時12分)[11542]

紫翠 > 読者が読み取る内容を表現した点は工夫の余地がありそうに思います。 (2017年09月16日 (土) 11時26分)[11562]

進 二 >  素直に写真の景を伝達性のある言葉で表現されたと思います。ただ、具象の要素を持たせる為に、座五の季語を例えば、植物の中から選ぶなど推敲の余地はありそうな気はしております。自戒を込めての推敲ですが。 (2017年09月18日 (月) 12時19分)[11584]

世話人 > 主宰先生でした。 (2017年09月19日 (火) 01時30分)[11618]
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9 めいっぱい上げるサドルや秋桜 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時08分)[11466]
14点(紫翠、オサム、義之、鈴子、眞佐子、循子、孝子、美保子、保子、宜子、洋子、千尋、淳子、主宰)


循子 > 着眼点の良さに敬服。「めいっぱい上げるサドル」は幼さの残る若さを、少女と書かなくても秋桜は少女をイメージさせます。。最高点もむべなるかな、と。 (2017年09月12日 (火) 11時10分)[11478]

宜子 > やはり「めいっぱい上げるサドル」の臨場感、気持ちよさで頂きました。 (2017年09月12日 (火) 20時36分)[11485]

千尋 > 循子さんと全く同じ意見です。少女たちの脚の長さから「めいっぱい上げるサドル」に着いたところが最高で、秋桜でまとめたのも良かったです。 (2017年09月12日 (火) 20時38分)[11486]

オサム > 吟行ならば、最終的に吟行を離れても独立した一句として成立しているか?フォト俳句なら、写真を離れても独立した一句として成立しているか?とよく言われます。掲句は写真から題材をきっちり取り込みつつ、秋桜という季語を取り合わせることによって、独立した一句としても十二分に成立していることが素晴らしいと思いました。これぞフォト俳句の醍醐味と言えるような一句。 (2017年09月14日 (木) 01時29分)[11520]

洋子 > オサムさんのお書きの通りに思いました。 (2017年09月14日 (木) 14時06分)[11530]

眞佐子 > 千尋さんが6番の句でおっしゃったように、子供は夏休みを過ぎると急に大きくなったように感じます。実際に伸びているのです。「めいっぱい上げるサドル」がよくわかります。「秋桜」も良かったです。 (2017年09月14日 (木) 17時55分)[11533]

美保子 > 小学校高学年から中学一二年生位まで、女の子は急に大きくなり、大人の事に興味を持ち始めます。その事すべてが、「めいっぱい上げるサドル」に表れていて、循子様の書いていらっしゃる通り、秋桜で少女をイメージさせてくれます。 (2017年09月15日 (金) 10時33分)[11538]

保子 > 少女らの夏を実感でき、大らかな気分になりました。 (2017年09月16日 (土) 00時30分)[11556]

孝子 > つい先日、足のつかないサドルに乗っていた私は自転車ごとひっくりかえってしまいました。にぶくなったものです。サドルをさげるようにいわれたばかりです。やはり若いっていいですね。秋桜がよかったです。 (2017年09月16日 (土) 18時17分)[11568]

榮一 > 写真句会でも基本的には写生です。写生も見ることから見えてくるものへの深みが必要とおもいます。写真を離れても独り立ちしている句と言うことです。 (2017年09月19日 (火) 00時19分)[11597]

世話人 > 今月の最高点は石田加津子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時31分)[11619]
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10 少女らの素足美し街昭和  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時07分)[11465]
5点(杏花、寿美、直、保子、主宰)


循子 > 「街昭和」という措辞に馴染めませんでした。 (2017年09月12日 (火) 22時58分)[11500]

杏花 > 最近靴下を履かず素足の男女を良く見かけます
昭和に?です (2017年09月13日 (水) 09時38分)[11506]

寿美 > 往来の車の少ない様子、こんな大きな交差点だといまだとひっきりなしに車が往来しているはず何となく昭和の感じがしました。 (2017年09月13日 (水) 12時58分)[11508]

保子 > 「街」というより「町」という感じで頂きました。 (2017年09月16日 (土) 00時34分)[11557]

榮一 > 写真から昭和の匂いを感じていただきましたましたが街昭和は確かに苦しい感じでしたね。 (2017年09月19日 (火) 00時27分)[11598]

世話人 > 佐藤美鈴さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時32分)[11620]
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11 われからや百円酒場の24時  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時06分)[11464]
1点(進二)


進 二 >  無機質に見える街角ですが、少し駅の方に近付けば、道幅の狭くなった辺りに、百円酒場の看板も見えてきそう。「われから」とやらの季語、海藻などに付着して生き、われからと鳴く虫とか。季語として取り上げている歳時記でさえ「正体不明の季語、それも又良し」とある。何分、亀が鳴き、蚯蚓も鳴かせてしまう俳句村のことですから、これも又良しということになるのでしょう。  詠手「かく言う俺も、こんな安酒場で、こんな時間まで、どくろを巻いているところを見ると「われから」と同じように正体不明の生き物と言うことになるのだろうかなあ。だけど、古今集にも詠まれていると言うことだから、俺も捨てたもんじゃあないのかもね。さて、そろそろ、ぎこぎこ自転車漕いで帰ろうか。」。 こんな風に読み楽しませて頂きました。 (2017年09月15日 (金) 19時57分)[11549]

> 樋口さん、有難うございました。大変に好きな世界の一句だったので、気にかけておりました。この句の「われから」についても7番の「石叩き」と同様に、季語の世界の奥深い事を知らされました。和歌などによく使われた、「割れ殻」と「我から」の、掛け詞(かけことば)のようで、私にとっては難解な季語でしたが、またまた勉強させて戴きました。 (2017年09月15日 (金) 21時07分)[11550]

榮一 > 写真句会ですから少なくともどこかに写真を意識させる匂いがなければと思います。その点からすればあまりにもすべてが唐突な感じがしました。 (2017年09月19日 (火) 00時33分)[11599]

世話人 > 安田循子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時32分)[11621]
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12 旅にでる話決定猫じゃらし 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時06分)[11463]
7点(美鈴、オサム、剛、循子、孝子、宜子、淳子)


宜子 > 季語の「猫じゃらし」が面白いと思いました。「けって〜い」と、みんなで盛り上がっている感と猫じゃらし。旅の内容まで見えてきそうです。 (2017年09月12日 (火) 20時44分)[11488]

オサム > 写真から句を作る時、つい写真に映っているものを見ることによって、視覚から句を作ってしまいがちです。ところが、掲句は三人の少女の会話の内容を思う事、つまり聴覚から句を作られているところが素晴らしいと思いました。また、宜子さまと同じく、凡人だと上五中七の内容に対して、(鰯雲)くらいしか思いつかないのに、ちょっとはずして(猫じゃらし)を斡旋されたところもさすが!と思いました。 (2017年09月14日 (木) 01時44分)[11521]

宜子 > だいぶ前の句会で、玄鳥の先輩に教えられました。「俳句は書かれていることより、書かれていないことの方が多く浮かぶ句が良い句だ」と。掲句、書かれていないことがいっぱい想像出来ます。楽しい、明るい一句と思いました。 (2017年09月14日 (木) 09時07分)[11523]

循子 > 時間と、お金があれば、常に旅をしていたい。皇妃エリザベートでもなければ、無理な話なので、この句の景は羨ましい。猫じゃらしが楽しい! (2017年09月15日 (金) 17時46分)[11548]

孝子 > すっきりして好きな内容で季語も好きで文句なくいただきました。 (2017年09月16日 (土) 18時21分)[11569]

> 「旅」も「決定」も、言葉としては少し硬めの感が有るし、深刻な話と感ずるのは私だけではあるまい、だが「猫じゃらし」が、置かれたので、許されるようだ。 (2017年09月17日 (日) 20時19分)[11581]

榮一 > 旅にでる話決定は大げさすぎるように感じました。少女らしい話でよかったような気がします。 (2017年09月19日 (火) 00時38分)[11600]

世話人 > 伊藤保子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時33分)[11622]
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13 樹木減り信号ふえる秋の町 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時05分)[11462]
 ・


宜子 > 確かにそうなんですよね〜、特に東京に居ると道路は信号だらけ。街路樹も淋しいもんです。そのことがストレートに書かれていることと、季語が少し動くのかな・・と。 (2017年09月12日 (火) 21時01分)[11491]

循子 > 宜子さん同様に最初は感じたのですが、現代の世相を描いて、それに一抹の淋しさを感じているという、それが「秋の町」となったのではないか。そう思い、春、夏、冬、と比べれば、やはり秋であろうか、と。共感する部分もあります。 (2017年09月12日 (火) 22時48分)[11499]

循子 > あ、同じ色になっていました。済みません、宜子さん。 (2017年09月12日 (火) 23時02分)[11501]

宜子 > 循子さん、コメントの色、お気になさらずに。季語はやはり「秋の町」なのでしょうね。とすると、上五中七の十二音の推敲でしょうか・・「樹木減り」は書かずに「信号ふえる」だけでもいいのかな〜「信号のひとつ増えたり秋の町」いかがでしょう? (2017年09月14日 (木) 09時13分)[11524]

杏花 > わが街神戸は緑の美しい街です
街路樹の美観に何時も幸せを感じています
今は観光地になりつつあるからでしようかいつか神戸にて大会があればいいですね。 (2017年09月15日 (金) 14時13分)[11540]

循子 > 「信号のひとつ増えたり秋の町」。いいですね…すっきりしました。 (2017年09月15日 (金) 17時25分)[11545]

榮一 > 中七まではよくあることです。秋の町でなくてもよさそうです。 (2017年09月19日 (火) 00時41分)[11601]

世話人 > 小川紫翠さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時33分)[11623]
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14  四つ角を別れゆく子らソーダ水 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時05分)[11461]
5点(美鈴、進二、剛、保子、加津子)


加津子 > 夏休みの終わりを言い得ていていいなと思いました。 (2017年09月14日 (木) 00時07分)[11515]

保子 > たまりにたまった思いをお互いにぶっつけあう。ソーダ水の泡がはじけて、さ〜明日へ〜〜という事。楽しい未来。 (2017年09月16日 (土) 00時43分)[11558]

進 二 >  昨今の詠み手の年齢の関係か、ソーダ水をちょくちょく、見かけますが、この句の場合、その点での無理が無かったように思いました。晩夏の雰囲気も出て。 (2017年09月18日 (月) 12時31分)[11585]

> 今でもあるだろうが、喫茶店にはソーダ水なるメニューがあり、それは色のついた炭酸水の事であった。今は自販機にソーダ水が売られているらしい。子供たちの別れは、「また明日」の、明日のある別れであり、甘いソーダ水の約束である。大人の世界でソーダ水とは炭酸水の事で、カクテルとか強いアルコールを薄める為に使われる。ふと大人の世界を思い出すことに事になった (2017年09月18日 (月) 14時57分)[11586]

榮一 > 別れゆくのゆくはどうかと思いました。 (2017年09月19日 (火) 00時45分)[11602]

世話人 > 森内洋子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時34分)[11624]
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15 豊年や異国の妻のふくらはぎ 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時04分)[11460]
1点(義之)


千尋 > あの写真からの発想としてはユニークだと思いましたが、「異国の妻」が海外に離れて暮らしている妻なのか、日本にいる外国人妻なのか悩みました。 (2017年09月12日 (火) 20時26分)[11484]

循子 > 私も千尋さんと同じ疑問を感じました。 (2017年09月12日 (火) 23時05分)[11502]

義之 > 確かに曖昧さのある句だと思いますが、広辞苑を見ると異国とは外国とあり、国内の他府県というイメージは薄いと思います。掲句から、とある米作農家の、亡くした妻を想う、老農夫を想像しました。今は隠居の身で、息子か娘の代になっているのでしょうか。写真から孫娘達の姿も浮かんできます。因みに、千尋さんの書き込みを見て「日本にいる外国人妻なのか」というのが正解だと思います。これも世相で、近年農家は嫁不足で、多数のフィリピン人妻が、農村に嫁いでいます。写真の少女たちの健康に日焼けした長い脚からの発想からかと納得します。 (2017年09月14日 (木) 00時26分)[11517]

榮一 > 写真の少女のふくらはぎからの発想のような気がします。豊年が豊な実りと言うことからすれば外国人の女性のふくらはぎも豊かなものであることに想像が働くのは頷けますが。 (2017年09月19日 (火) 00時54分)[11603]

世話人 > 木村オサムさんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時35分)[11625]
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16 夏惜しむ宿題聞くや乙女たち 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時03分)[11459]
1点(杏花)


循子 > 乙女と言えば川端康成の少女小説(中原淳一挿絵)『乙女の港』が出てくる世代なので、「母さまが天気予報を聞いて、大丈夫らしいっておっしゃるもんだから、損しちゃったわ。」「雨よりも、わたくし午後になると、がんがん頭痛がするの。」などの会話やエスの世界を思わせ、ちょっと気恥しい。私の勝手な感じ方と、承知していますが…。それよりも、掲句は三段切れではないでしょうか。気になりました。 (2017年09月12日 (火) 22時13分)[11496]

杏花 > 夏の終わりを感じましたが乙女より少女ではと思いました。 (2017年09月13日 (水) 09時33分)[11505]

千尋 > 循子さんの言われるように、三段切れと思っています。
中七の「や」を削ってまずは、「夏惜しむ宿題を聞く乙女たち」動詞が多いので、「夏の果宿題を聞く乙女たち」では?
これで写真からの雰囲気がまとまるのではと思います。 (2017年09月18日 (月) 16時10分)[11587]

榮一 > 宿題の事を聞く事からすれば「夏惜しむ」はどうかと思う。乙女は少し行き過ぎのようです。まず三段切れの解消を。 (2017年09月19日 (火) 01時00分)[11604]

世話人 > 村上直さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時36分)[11626]
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17 もう一人少女を待てり残暑の樹  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時03分)[11458]
9点(美鈴、直、眞佐子、循子、美保子、宜子、洋子、千尋、主宰)


循子 > 画面に残暑感もあるし、もう一人少女を待ってるのが、樹であると読めば、盲点を衝かれたようで、うん、面白い! 納得です。
(2017年09月12日 (火) 10時41分)[11476]

宜子 > 「もう一人」というからには、既に何人か集まっている。その待っている感じと「残暑の樹」のけだるさ。あの写真から見事に抜け出した感じです。 (2017年09月12日 (火) 20時50分)[11489]

美保子 > 夏休みも今日まで、この後、氷でも食べに行く?お好み焼き?「〜ちゃん、遅いね」というような会話がなされているのかなと。残暑の樹 という季語の使い方はとても好きです。 (2017年09月15日 (金) 10時44分)[11539]

千尋 > 中七で切れていると読みました。
「残暑の樹」の気怠さは宜子さんの言われるとおりですね。
少女たちは待つ時間また楽しいのです。ああ〜、こんな〜時代もあったのさ〜です。 (2017年09月15日 (金) 21時16分)[11551]

洋子 > 私も千尋様のように中七で切りたいです。待っているのが残暑の樹という感性はどうしても身につかないようです。自分は常識的な理屈の人間だとつくづく思います。でも主宰先生は「木あるいは樹」がお好きと聞きますので、きっと残暑の樹が待っていると取られるんじゃないかなと楽しみにしています。 (2017年09月15日 (金) 23時03分)[11553]

> 今回の写真を拝見して、もう一人を待てりとした発想が面白く良かったと思いました。 (2017年09月16日 (土) 21時06分)[11572]

眞佐子 > 私は大勢がいて一人を待っていると読んだのですが、待っているのが「残暑の樹」であると読めば面白いですね。 (2017年09月18日 (月) 20時31分)[11588]

榮一 > 樹は気になりましたが。 (2017年09月19日 (火) 01時02分)[11606]

世話人 > 石田剛さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時36分)[11627]
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18 蚊帳吊り草手折りため息おみなごは 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 19時02分)[11457]


循子 > 蚊帳吊草は夏の季語ですが、子供の頃は穂を裂いて遊んだ思い出があります。いまそんなことしている暇は子供たちに無いのか、見かけなくなりました。懐かしい。まして「おみなご」とあるので、竹久夢二や、高畠華宵の挿絵を思わせてくれます。懐古の世界でしょうが、まだ言葉の整理が出来る余地がありそうに思います。 (2017年09月13日 (水) 15時18分)[11510]

千尋 > あの写真から少女の溜息が出て来たのは素晴らしいと思いました。ただ循子さんの言われるように言葉の整理というか、平仮名の使い方だけでも違えばと思いました。ため息より溜息、溜め息だと随分分かりやすいように思いますが。循子さん? (2017年09月15日 (金) 00時49分)[11535]

循子 > 表記にあまり拘らないという主張もあるかと思いますが、私はかなり気になるので、
自句については、漢字にするか、仮名にするか、あるいはその混ぜ書きにするか迷います。何度も書いて眺めて、決まらないときもあります。溜息についても同じことが言えます。掲句の場合、「手折り」と動詞の送り仮名があるので、やはり千尋さんの書かれてるように、ここは「溜息」と漢字表記にしたいと思います。細かいことに拘り過ぎると思いながら、もう少し表記に神経を使ったら、もっと佳くなるのに…と、普段の句会でも、お節介なことを感じていますす。
一概には言えなくて、平仮名ばかりで素敵な句もあり、全て漢字で仕立てた句もあり、好みもありますし、難しいですけれど。 (2017年09月15日 (金) 17時19分)[11544]

作者 > お二人で分かりやすく書いて下さって、本当にそうだと納得いたしました。長い間、ネット句会に参加させていただいているのですが、フォト俳句は初めての事で、写真を送っていただく前に作っていた句は秋の句でした。写真を眺めて、秋の句を出していいのだろうか。しかも、おおよそ、写真から、イメージしたものと違う。と晩夏の季語を探して、たどり着いた句です。下五のおみなごはで終わる事が気になったのですが、溜息と漢字にするだけで、読み直す必要がなくなるのだと納得しました。ありがとうございます。 (2017年09月15日 (金) 22時52分)[11552]

榮一 > 連句の平句のような止め方です。後に七七の短句を付けなければ完成しないような句ですね。 (2017年09月19日 (火) 01時10分)[11607]

世話人 > 鈴木美保子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時37分)[11628]
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19 オートバイの一時停止や鰯雲  投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 18時59分)[11456]
6点(紫翠、進二、鈴子、保子、宜子、加津子)


宜子 > 確かに写真にはオートバイが写り込んでいましたが、それでなくても町の一風景として、オートバイが赤信号で一時停止、その時、空にはいわし雲。スマホ片手の人たちにはない、おおらかさがステキでした。 (2017年09月12日 (火) 20時55分)[11490]

加津子 > 写真から日常にあることを切り取った目線がいいと思いました。 (2017年09月14日 (木) 00時12分)[11516]

保子 > 正しい生きざまがあります。明日もよろしくお願いします。という風に受け取りました。 (2017年09月16日 (土) 00時50分)[11559]

鈴子 > あの写真からこのような句を作られた作者の方の視点の良さに感じ入りました。 (2017年09月17日 (日) 20時28分)[11582]

榮一 > 写真ではオートバイは走っているようです。一時停止のイメージは出てこなかったです。写真句会の難しさですね。 (2017年09月19日 (火) 01時14分)[11608]

世話人 > 松谷眞佐子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時38分)[11629]
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20 少女らの行方は未だ晩夏光 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 18時59分)[11455]
4点(進二、剛、循子、淳子)


循子 > いまお喋りに夢中の少女たち。それを消してしまったんですね。宿題が出来ないだけでも、消えたい子もいるでしょうし。なにかもっと別次元の世界へ行ったかも知れないし。「晩夏光」には好き嫌いがありますが…。私は掲句、「晩夏光」ゆえに好きとしか言いようが無い。 (2017年09月12日 (火) 11時01分)[11477]

> 晩夏光とは夏の盛りに比べ衰えが感じられる光のことである。自販機の前の少女たちを中心に、いま街の佇まいはその中にある。季節の変わり目は兎角人間を情緒不安定にさせる事もある。自分の来し方を思いながら、邪気の無い少女たちの行く末を思っているのである。「末だ(いまだ)」は、「まだ」の古語的表現で、彼女たちにどんな将来が待っているかは、分からない、先の知れない事であると、作者の少女たちへのエール(賛歌)と思いたい。 (2017年09月14日 (木) 10時29分)[11525]

進 二 >  少女達の青い鳥を探しての夏の終わりの家出、何も心配は無さそうですね。幸せは結局身近な所にあること、直ぐに気付くのですから。 又、明日にも自販機前の待ち合わせの景が見られるかも知れませんね。これも「季節の変わり目」の出来事の一つなのでしょうね。 (2017年09月16日 (土) 21時50分)[11573]

美保子 > 玄鳥の先輩の皆さまの選評がドラマのようで、感動しています。文章もわかりやすく、この句からこんなに、イメージをふくらませることができるのかと、これは勉強とかではなく感性の問題ですね。ですから、ネット句会は読んでいるだけでも楽しいのですね。 (2017年09月17日 (日) 09時48分)[11575]

榮一 > 夏の終わりの光です。少女らの行末は未来であって不安はあっても希望もあるのです。凋落の晩夏光はどうかと思いました。 (2017年09月19日 (火) 01時19分)[11609]

世話人 > 太田鈴子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時39分)[11630]
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21 青春の語らい尽きぬ晩夏光   投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 18時58分)[11454]
9点(紫翠、杏花、寿美、オサム、直、眞佐子、循子、孝子、洋子)


循子 > いま気がつきました。これも晩夏光でした。読み返して今は「青春の語らい」は既成語っぽく、曖昧さもあるようで、ちょっと違和感を感じています。済みません。 (2017年09月12日 (火) 11時19分)[11479]

杏花 > 青春ですから中三の終わりか高校生を思います自分にとってタイムスリップして楽しくさせてくれますね! (2017年09月13日 (水) 09時57分)[11507]

オサム > 循子さまのおっしゃるように、「青春の語らい」は既成語っぽく、曖昧さもあるようで、おまけに回顧的な情が出過ぎだと思います。ただ、私は掲句、「晩夏光」ゆえにそれらのマイナス要素を支え切り、普遍的な詩に昇華させていると思えたのでした。 (2017年09月14日 (木) 01時16分)[11519]

洋子 > 8番の句と同じような感想でいただきました。 (2017年09月14日 (木) 11時50分)[11528]

榮一 > この句も晩夏光の季語は似合わないように感じました。 (2017年09月19日 (火) 01時21分)[11610]

世話人 > 渡辺淳子さんでした。 (2017年09月19日 (火) 01時39分)[11631]
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22 初孫の花嫁候補秋暑し 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 18時57分)[11453]
3点(紫翠、鈴子、孝子)


杏花 > 孫ラブラブの私にとって嬉しくて読ませていただきました今やっと大学受かったばかりこのような時期まで生きていたいものです。 (2017年09月13日 (水) 15時11分)[11509]

紫翠 > 写真から個性的で飛躍した発想に注目しました。 (2017年09月16日 (土) 11時43分)[11563]

孝子 > 写真からの着地がおもしろかったです。 (2017年09月16日 (土) 18時24分)[11570]

鈴子 > 掲句からお孫さんの花嫁候補をと発想された作者。写真句会の面白さを味わいました。 (2017年09月17日 (日) 19時03分)[11579]

鈴子 > すみません。掲句からでなく、写真からの誤りです。申し訳ありませんでした。 (2017年09月17日 (日) 19時07分)[11580]

榮一 > 折角の花嫁候補なのにうんざりする秋暑しはいただけませんね。 (2017年09月19日 (火) 01時24分)[11611]

世話人 > 若林千尋でした。 (2017年09月19日 (火) 01時40分)[11632]

千尋 > 嫁は永遠の敵なんです (2017年09月22日 (金) 00時04分)[11634]
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九月の定例句会 投稿者:世話人 (2017年09月11日 (月) 16時07分)[11452]
句会準備中です

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八月定例句会 投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 22時07分)[11277]
句会の皆様
残暑お見舞い申し上げます。
 先日、金子兜太主宰の「海程」が、来年9月で終巻となることが報じられました。
兜太氏は来年で満99歳、数えで100歳になるのを契機としたとのことです。
今年3月には中村草田男の「萬緑」が終巻しました。昭和の代表的な俳句誌の終巻が
続くようです。それでは今月も、昭和平成の玄鳥作家による22句が揃いました。
皆様のコメントを待っています。
主宰先生、今月もご指導ご教示のほど宜しくお願い申し上げます。
今月の月番は、石田加津子さんにお願いします。  宜子

     句会 19日(土)まで  作者発表 20日(日)


加津子 > 初めての月番です。皆様のご協力よろしくお願いします。緊張して目が冴えてしまっている真夜中の私です。 (2017年08月13日 (日) 00時39分)[11278]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。
主宰先生、今月も各句へご教示いただき、有り難うございました。加津子さん、初めての月番、如何でしたでしょうか?お疲れ様でした。書き込みを頂きました皆様、猛暑の中、有り難うございました。
来月は、若林千尋さんのご提案で「写真句会」を予定しております。つきましては、来月の世話人は、千尋さんにお願いすることになりました。宜子は少し遅めの夏休みを頂きます。勿論、句会には参加いたします。千尋さん、よろしくお願いします。宜子 (2017年08月20日 (日) 20時13分)[11449]

加津子 > 不慣れな月番にご協力いただきありがとうございました。唯々感謝のみです。来月からの句会にこの経験を生かしたいと思います。 (2017年08月20日 (日) 21時28分)[11450]

千尋 > 宜子さん、毎月ありがとうございます。
加津子さん、月番ごくろうさまでした。
みなさま、来月は写真句会とさせていただきます。
久しぶりのことなので宜子さんのようにうまく出来るかどうか今から心配なのですが、来月1日にわたしから句会ご案内のメール(写真添付)を送らせていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。 (2017年08月21日 (月) 01時08分)[11451]
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1 鮎の宿昔の恋を語る友        投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 22時01分)[11276]
 美鈴 直 剛 (3点) 


月番 > 皆様、経験からとられたのでしょうか。 (2017年08月13日 (日) 01時01分)[11279]

循子 > 恋心など、どこかへ置き忘れて来たような齢になりました。昔の恋文が捨てられない自分もいますが、相手は既に彼岸の人。成就しなかったから美しい記憶として残ったのでしょうね。そういう話は学生時代の友人と、今は笑い話のように喋ったりします。素直でない所為か、掲句のように真面に書かれると、ちょっと気恥しいような…。済みません。 (2017年08月14日 (月) 00時15分)[11304]

> 鮎は季節の川魚で、釣ることに熱中した頃もある。鮎を食べに行ったか、釣り宿かは判然とはしないが、遥か昔の恋を語れる友なんて、この齢になれば、そうはざらにはいない。酒の勢いで昔話になったのだ。句としては、安田さんが書いたように少し気恥ずかしい。でも「一度のみの初恋のやみ難き情けには、後なる恋は及ばない」と、妙に若返るような気もする。人間、いくつになっても若い昔は懐かしい。こんなことを語れる友人がいることが羨ましい。 (2017年08月14日 (月) 10時38分)[11315]

月番 > 皆さま素敵な恋なさっているんですね。 (2017年08月14日 (月) 21時46分)[11323]

> 循子さま、剛さま、作者さま、羨ましい限りです。私も5年位前まで、帰省すると、7、8人の親しい友達が集まり親交をあたためていましたが、体調を壊し、今年の4月に帰省した時は、2人になりました。早く戻つてきて、楽しく語りたいと、思つています。
(2017年08月15日 (火) 20時49分)[11330]

榮一 > 少しセンチメンタルですね。語れる恋は学生時代までですね。その後は墓場まで持っていくようです。 (2017年08月19日 (土) 10時01分)[11403]

世話人 > 作者は久野孝子さんです (2017年08月20日 (日) 19時37分)[11427]
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2 遠花火テレビの字幕追ふ夫 投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時59分)[11275]
 杏花 進二 加津子 (3点)    


月番 > どこのご家庭でもありそうな風景です。 (2017年08月13日 (日) 01時42分)[11280]

加津子 > 遠花火のずれている音と字幕を追うあまり映像に追いついていかない時間差を感じて面白いと思いました。 (2017年08月16日 (水) 11時21分)[11342]

進 二 >  夫は嘗て心躍らせた映画の字幕を追っている。妻は耳を貸す程度だが夫の様子は視界に入っている。遠花火の音が時折耳に。高齢化社会の夫婦の一景が。 (2017年08月18日 (金) 15時14分)[11397]

榮一 > 遠花火は音を聞いているのでしょうね。テレビの映画も昔の映画のようです。やはり遠い記憶なのでしょう。少し寂しい句です。 (2017年08月19日 (土) 10時07分)[11404]

世話人 > 作者は宮本義之さんです (2017年08月20日 (日) 19時38分)[11428]
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3 レコードの道は一本熱帯夜 投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時53分)[11274]
 オサム 美鈴 循子 眞佐子 義之 淳子 主宰 (8点) 


月番 > 高得点の句です。皆様のご意見お聞かせください。 (2017年08月13日 (日) 01時44分)[11281]

循子 > いまのCDと違い、SPもLPもレコードには細い無数かと見える溝があります。これを一本の道と捉えたところを面白く感じました。シンフォニーやコンチェルト一曲にこの道はどれ程の長さなのか。熱帯夜が程よく効いています。 (2017年08月13日 (日) 23時59分)[11303]

寿美 > レコード鑑賞とエレクトーン演奏(我流)が趣味で5,60枚はあったと思いますが、CDになり人に上げてしまいましたが、今ブームになって、しまったと思っています。針に溝のゴミがたまると雑音が入るしCDにないめんどくささはありますが、いまにしてみればもったいないことしたなと少し後悔しています。 (2017年08月14日 (月) 08時54分)[11308]

オサム > 取り合わせの妙の一句。まっ黒なレコード盤の溝の円周上をレコード針が延々と進んでゆく。あの動きは何か熱帯夜のいやな暑さが延々と続く感じと相通じるところがあるようです。余談になりますが、今年はロックのレコードの最高傑作とよく言われるビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』というレコードの発売後50周年という事で、リマスターされた音源のCDなどが発売され、イギリスでは50年越しにチャートの一位を獲得するなど話題になりました。ちなみに、50年前に発売されたこのLPは最後の一曲が終わったあと、ポールマッカートニーの不明な呟きがLPから針を挙げない限り、延々と繰り返されるという衝撃的な作りでした… (2017年08月16日 (水) 00時20分)[11332]

加津子 > 皆さま思い出の一曲が浮かんだようですね。今はアナログの時代にさかのぼっているようです。それにしても皆さまいろいろな趣味をお持ちですね。すてきです。 (2017年08月16日 (水) 11時32分)[11343]

眞佐子 > レコードの溝を道と捉えたところが面白く、熱帯夜との取り合わせが良かったです。広沢虎造の浪曲集のレコードからクラッシック名曲集まで色々思い出させてもらいました。 (2017年08月18日 (金) 08時49分)[11381]

榮一 > レコードの溝(道)は一本が当たり前です。発見でも何でもありません。熱帯夜にそう言えばとふと気が付いたのです。当たり前のことに気が付いた熱帯夜が面白いと思います。 (2017年08月19日 (土) 10時13分)[11405]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時39分)[11429]
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4 御朱印帳の墨痕のごとK揚羽     投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時52分)[11273]
 洋子 千尋 剛 寿美 義之 淳子 主宰 (8点)


月番 > 3番に続いて高得点句です。皆さまお願いします。 (2017年08月13日 (日) 01時49分)[11282]

寿美 > 私は新四国88か所の札所があるささぐりに生まれ、熱心な信者さんは回った札所の社務所でその寺の印をおしてもらわれています。88箇所を巡った証と祀られている神が違いますから印を励みとされて廻られていると思います。御朱印帳と黒揚羽の二物衝撃に感心しました。 (2017年08月14日 (月) 09時22分)[11310]

千尋 > 書いていただいたばかりの御朱印帳の太い墨のにじみがクロアゲハの羽のヒラヒラのように見えたとわたしは読みました。 (2017年08月14日 (月) 16時07分)[11318]

洋子 > 墨痕の黒と黒揚羽の黒がリンクして、黒揚羽の質感がよく伝わってきました。 (2017年08月16日 (水) 08時56分)[11336]

義之 > ストレートな表現の「如く俳句」であるが、見立ては的確で力強い。蝶の朱の紋様が鮮やかに浮かぶ。しかし、それだけでは、「ああ、そうですね」で終わってしまうところだが、掲句は、語と語が効果的に作用し、読者に鑑賞の幅を与えている。お遍路の一景の中のK揚羽の飛翔は想像力が膨らむ。 (2017年08月16日 (水) 14時07分)[11346]

> 御朱印と呼ばれるのは、神社や寺院を参拝した証に、その寺社の名や参拝日などを墨書して、その際に押印される印章である。田舎に住んでいても滅多に見かける事の無い、黒い揚羽の飛翔から、あの墨痕鮮やかな文字が、御朱印帳を抜け出て、黒揚羽に化したと解した。今は平和で豊かな世の中である。御朱印は、寺社に写経を納めた際の受付印であったと訊くが、御朱印帳を持って、神社仏閣を巡れば、清々しい気持ちにもなれる。今は御朱印集めがブームとも訊くし、記念スタンプのようなものだと云えばお叱りを受けるかも知れない。 (2017年08月16日 (水) 15時57分)[11348]

月番 > 10年ほど前、御朱印を携えて奈良を巡った事があります。この句のようにどっしりとした朱印が多いなかで、中宮寺のさらっと書かれた如意輪観音の字が心に残っています。作者の方も朱印を見るたびにその頃の記憶が甦ることでしょう。ちなみに今日は、大山詣でに行ってまいりました。小雨模様でしたが、相模湾に浮かぶ江の島が見えました。 (2017年08月17日 (木) 17時38分)[11363]

榮一 > 朱印帳は各お寺でいただけます。特に八十八ヶ所や三十三ヶ所の寺では顕著です。さらさらと書いた墨痕と朱印は見事だと思います。黒揚羽の飛ぶさまに見えたのでしょう。 (2017年08月19日 (土) 10時17分)[11406]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時40分)[11430]
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5 炎熱や見上げる地蔵の結跏趺坐   投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時51分)[11272]
   義之 (1点)


月番 > 結跏趺坐という言葉を初めて知りました。義之さんお願いします。 (2017年08月13日 (日) 01時54分)[11283]

義之 > 山の斜面に展開する広大な墓園、炎天の坂道を作者は登っているのであろう。 ふと見上げる先に、座像の地蔵を発見。 両手に印を結び伏し目勝ちの地蔵と眼が会い、炎熱地獄が如き非現実的な空間に、作者は一瞬の安らぎを感じたのであろうか。 結跏趺坐は固い言葉であるが座五にどっしりと座っている。 (2017年08月13日 (日) 15時59分)[11301]

循子 > 結跏趺坐の座りが良いという義之さんのご意見、最もと思いますが、「見上げる地蔵の」という中八はどうにもリズムが悪くて、気になります。語によっては、さほど気にならぬ場合もあるというか、それがかえって効果的という場合もありますので、一概には申せませんが、掲句の中八は明らかにマイナスに働いたと思う。 (2017年08月14日 (月) 10時28分)[11313]

義之 > 循子さん「見上ぐ地蔵の」であればよろしいでしょうか。そうすると地蔵が空を見上げているようにも取れます。悩ましい。 (2017年08月14日 (月) 18時53分)[11319]

義之 > 書き込みを修正します。中七の字余りを解消するには「炎熱や仰ぐ地蔵の結跏趺坐」では如何でしょうか。 (2017年08月15日 (火) 17時47分)[11324]

千尋 > 賛成です。「見上ぐ」だと終止形だなぁと思っていました。 (2017年08月16日 (水) 00時07分)[11331]

循子 > 済みません、義之さん。忙しくしていて、句会を覗かなかったので、返事おくれました。千尋さんの書いて下さったとおりです。「見上ぐ」は終止形で、地蔵には付きません。時々こういう終止形を使った句を見かけますが、私は気になります。千尋さん、有難うございました。 (2017年08月16日 (水) 12時52分)[11345]

月番 > 文法となると勉強不足の月番は、あやふやになります。「見上げる地蔵の」は中八ですが、文法的には大丈夫という事でいいのでしょうか。お教え下さい。 (2017年08月17日 (木) 17時46分)[11364]

循子 > 私も文法は苦手です。文語文法は尚更です。もっと詳しいかたがいらっしゃる筈ですが…。「見上げる」は口語で、下一段活用。終止形の「見上げる」と連体形の「見上げる」とは同じ活用。従って文法的には「見上げる」で正しい。ただ字余り云々と私が書いたので、義之さんは文語の「見上ぐ」はどうかと提案。翌日「仰ぐ」に修正されていました。「見上ぐ」は文語の終止形。名詞の地蔵を修飾することは出来ません。千尋さんがお書きになった通り、体言の「地蔵」に繋げるには連体形の「見上ぐる」とするのが正しい。文語の場合「見上ぐ」は下二段活用となり、終止形と連体形が異なります。要領を得ない説明で済みません。 (2017年08月17日 (木) 21時04分)[11368]

月番 > 的を得ない質問に丁寧に説明していただきありがとうございます。 (2017年08月17日 (木) 21時26分)[11370]

循子 > 「見上ぐる」と文語にすると、「見上げる」の字余りほどの違和感がなくなる気もします。個人的な思いかも知れませんが、言葉って不思議で、面白い。 (2017年08月17日 (木) 21時31分)[11372]

榮一 > 中八の「見上げる」のは誰かが少し曖昧に思えました。 (2017年08月19日 (土) 10時29分)[11407]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時42分)[11431]
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6 蚊を打って歓声あがるコーラス部  投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時50分)[11271]
   オサム 杏花 孝子 眞佐子 千尋 寿美 (6点)


月番 > ソプラノの歓声が聞こえてきそうです。 (2017年08月13日 (日) 01時57分)[11284]

寿美 > 私も志津さんと町のコーラス部に入ってたのしんでいます。いっぴきの蚊にみんな気になりつつも打てないもどかしさの中一人がピシャリとうってくれたことの安心と勇気に読者も溜飲を下げています。 (2017年08月14日 (月) 09時08分)[11309]

オサム > 私も寿美さんと同様の感慨でいただきました。このコーラス部は、名門の格式高いコーラス部というより、朝ドラの『ひよっこ』に出てきたような町工場の乙女たちのアットホームなコーラス部かもしれませんね… (2017年08月16日 (水) 00時30分)[11333]

千尋 > 女子ばかりのコーラス部の練習でしょう。指揮をしている先生に従って歌わないといけない。それも厳かなクラシック、そして何故か今日の先生は機嫌が悪い。そこに蚊が一匹キ〜ンと飛び廻っている。しかも刺されたらしく脚が痒い。息を乱すと先生に失礼だし・・と思っていると、彼女がピシャっとその蚊を打ってくれた。急に緊張が解けた瞬間でしょうか。 (2017年08月17日 (木) 13時51分)[11356]

循子 > だいたいコーラス指導の女先生は怖いですよね。発表会の前になると、もう罵声がどんどん飛んできて、YWCAのコーラス部でも皆ピリピリしていました。蚊を打とうものなら、嗚呼恐ろしや想像もできません。これはオサムさんの書かれたようにアットホームな町のコーラス部ですね。
(2017年08月17日 (木) 14時47分)[11360]

月番 > 寿美さん、今度全国大会で美声ご披露ください。 (2017年08月17日 (木) 17時48分)[11365]

眞佐子 > 昔、小学校の教室を借りてコーラスの練習をしたことがあります。窓を開けると即、蚊が入ってくるような時代でした。今は公民館活動でのコーラス部があるようです。蚊を打って歓声のあがるようなコーラス部だと思います。 (2017年08月18日 (金) 09時17分)[11382]

榮一 > 少しオーバーな気がしました。 (2017年08月19日 (土) 10時30分)[11408]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時42分)[11432]
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7 「運命」の指揮棒降りる晩夏かな  投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時49分)[11270]
   杏花 洋子 循子 剛 吉章 宜子 主宰 (8点)


月番 > 観客の緊張感が伝わってきそうです。 (2017年08月13日 (日) 01時59分)[11285]

洋子 > 晩夏のコンサートで、今まさに指揮棒が降りようとしている瞬間の期待感。ベートーベンの「運命」はどうでしょう。あまりにも効きすぎるのではないでしょうか。あるいは「運命」にもたれかかっているような・・・。普通の曲で指揮棒が降りるときの晩夏のコンサートでも十分趣があるように思いました・・・。 (2017年08月16日 (水) 09時04分)[11337]

循子 > 「運命」と作曲家自身が付けた標題ではなく、ある人の問いに対して第一楽章導入部を「運命が扉をたたいているところだ!」とベートーベンが答えたところから、≪運命交響曲≫と一般に呼ばれるようになったそうですが、問いかけたシントラ―は音楽の謎解きが大好きな人だったので、確実なこと不明。私が持っているのは1975年にポリドールから出た≪カラヤン・ベートーベン交響曲全集。その解説書(シュトゥッケンシュミット)によると、「夜の闇を通じて光へ」というのが、この曲を生むもとになった思想であるといわれている」とあります。最終楽章は明るいハ長調で始まり、歓喜の盛り上がりで曲は終わります。生で聴くオーケストラは洋子さんがお書きのように、他の曲でもいいのではないかとも思えますが、これが第九と置き換えられるかというと、疑問符が付きます。第六も同様。指揮棒が降りて、一瞬の静寂。ブラボーと拍手のなかで、あぁ終わっちゃった…と思う。
夏はやたらと暑くて過酷な季節でもありますが、「晩夏」となると何故かその暑さをも名残惜しく感じられたりします。掲句の場合、「運命」全楽章を考えると、「晩夏」という季語と通じ合うものがあって、共感しました。長々と済みません。面倒でしたら、読み飛ばしてください。 (2017年08月17日 (木) 11時56分)[11355]

循子 > 余談ですが、カラヤンがベルリンフィルを率いて初来日したのが、私の学生時代。貧乏学生の私には無縁の世界でしたが、当時グリークラブの男子学生たちがカラヤンの来日に熱狂したいた記憶があります。カラヤンは飛び切りの美男子だった(と思っていた)ので、そのほうが私の気になるところでした。カラヤンもとうに逝き、昔話となりました。 (2017年08月17日 (木) 14時05分)[11357]

月番 > カラヤンにも恋心抱かれていたのですね。 (2017年08月17日 (木) 17時50分)[11366]

> 私のようなクラッシックな音楽に弱い者でも、あの冒頭の旋律、ジャジャジャジャーンは知っている。指揮棒が下りて、この交響曲の演奏が鎮まった。あたかもこの夏の終わりを告げるように。管弦楽団を操るのは指揮者。カラヤンはベートーベンの曲だけを指揮したわけでは無いと思うが、どちらも天才と世に評された。安田さん勉強させていただきました。いま思えば、若い頃に生の交響楽団の演奏を聴く機会もあった筈で、生意気にも遊ぶ事に全身を傾けて暮らしておりました、楽譜も読めず、楽器にも触れる事なく、まったく不運な者で有ったと思っております。 (2017年08月17日 (木) 19時40分)[11367]

榮一 > ジャジャジャジャーンしかしりません。運命の曲名は他者がつけたものです。運命に晩夏は聞き過ぎているようにも感じましたが。 (2017年08月19日 (土) 10時34分)[11409]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時43分)[11433]
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8 動かざる岬の風車秋の潮      投稿者:世話人 (2017年08月12日 (土) 21時48分)[11269]
   循子 直 孝子 保子 宜子 義之 (6点)


月番 > 秋の潮が目の前に広がります。 (2017年08月13日 (日) 02時06分)[11286]

保子 > 風車の白と秋の海の輝きが眩しい。深呼吸をしたくなります。 (2017年08月16日 (水) 23時30分)[11354]

循子 > 風力発電の白い風車でしょうか。風が絶えて回らない風車に、あかるいけれど、ちょっともの淋しい秋の潮。 (2017年08月17日 (木) 14時15分)[11358]

月番 > コータローの「岬めぐり」の時代が懐かしく思います。山にはソーラーパネル、海岸には風車やはり淋しい風景な気がします。 (2017年08月18日 (金) 10時33分)[11390]

千尋 > 先日、秋田の海岸沿いの道路を走りました。ずら〜っと風車が並んでいて、家屋は低い所に建っていました。風の強い地域なのだな〜と思いました。それで秋の潮が見える時には、けっこう風があるのでは?と思ったりしました。そうそう出雲に行くときも豊岡からずっと海岸沿いを走りましたが鳥取あたりは風車がいっぱい並んでました。
でもこの風車の建てられている所が太平洋側だと、どんな様子かわからないのですが。 (2017年08月18日 (金) 16時04分)[11398]

榮一 > 竜飛岬を思い出しました。遠い昔のことですが。現代的な風景ではありますが。 (2017年08月19日 (土) 10時38分)[11410]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2017年08月20日 (日) 19時44分)[11434]
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