玄鳥 定例句会

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投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時03分)[23444]
只今、準備中。

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投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時58分)[23340]
今年最後の句会となりました。沢山の書き込みをお願いいたします。
月番は山内宜子さんです。宜しくお願いいたします。


月番 > 主宰先生 お忙しい中、句会を準備いただき有難うございます。今月もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
句会の皆様、今年も残すところあと僅かとなりました。気忙しい時期ではございますが、各句への書き込み楽しみにしております。月番は宜子が務めます。
それでは今年最後の句会を始めます。

  句 会 21日(木)まで

  作者発表 22日(金) (2023年12月15日 (金) 16時13分)[23341]

世話人 > 期日になりましたので作者を発表いたします。今年一年お疲れさまでした。良きお年をお迎えください。 (2023年12月22日 (金) 09時58分)[23429]

宜子 > 主宰先生、全句にご指導をいただき、感謝申し上げます。また作者発表、有難うございました。
句会に参加いただきました皆様、お陰様で、たくさん学ぶことができました。刺激的な一年でした。この学びを来年に活かしたく思います。
それでは今年の句会を終わることといたします。来年またお会いしましょう。佳いお年をお迎えください。宜子 (2023年12月22日 (金) 19時16分)[23443]
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1・冬天や源流たどる神田川 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時54分)[23339]
6点 美保子・義之・加津子・剛・保子・紫翠・


月番 > 神田川の源流は、なんと!井の頭公園の中の井の頭池。「源流」というから山の奥かと。 (2023年12月15日 (金) 16時17分)[23342]

義之 > 朝ドラで関東大震災の時神田川沿いの一画が住民の消火活動で焼失を免れた。南こうせつのフォークソング的な名曲「神田川」など、連想が広がります。思わず源流をたどってみたい、そんなことを思い浮かべます。「冬天」の季語はそういった思いと何となくマッチするように感じました。 (2023年12月15日 (金) 18時14分)[23356]

月番 > 義之さん、早速に書き込んでいただいて嬉しいです。
たしかに「神田川」って、有名な歌のイメージがあるので、たやすく連想が広がります。まして「冬天」はそれを助けてくれそうです。 (2023年12月15日 (金) 19時24分)[23360]

加津子 > 源流が井の頭公園とは知りませんでした。町中のウォーキングですね。ブラタモリのように高低差や微妙なカーブを感じながら楽しそうです。 (2023年12月18日 (月) 21時06分)[23380]

月番 > 神田川は、家康の時代に江戸城への水の確保のために引かれたようです。古地図を見ながらの散歩、楽しめそうです。 (2023年12月19日 (火) 10時00分)[23384]

> 何で源流を辿ったかは解らないが、忘れられない思い出や時代などが浮かんだのは私だけでは無いようだ。東京で暮らした20代や、定年前の5年間が思い浮かぶことになった。20代の頃の神田川は、生活排水が流れ込み何時も濁って大雨で時々黒い水を溢れさせた。今は整備されて神田川の沿岸は住む人たちの憩いの場所になった。南こうせつの「神田川」を思うに、今は何と豊かな時代だろうと思う。 (2023年12月19日 (火) 10時44分)[23391]

美保子 > ブラタモリで見たのだったでしょうか。源流が井の頭公園だとテレビで見た記憶があります。水路が好きな私には江戸が水路や道路が張り巡らされる様子を色々な小説などで知ることもわくわくですが、この句もそんな気持ちにさせて頂きました。俳句ってすごいですね。 (2023年12月19日 (火) 21時39分)[23402]

榮一 > 神田川は江戸時代に掘削された川のようである。水が良くなかった江戸の上水の役目を担った川のようである。井之頭公園の湧水を源流としているのは有名な話である。源流には違いないが少し物足りない源流である。 (2023年12月21日 (木) 15時19分)[23414]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2023年12月22日 (金) 09時58分)[23430]
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2・鶏潰し宴の支度小晦日 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時53分)[23338]
2点 洋子・榮一・


月番 > 「小晦日(こつごもり)」は大晦日の前日。宴会のご馳走は、なんといっても締めたて(?)の鶏。 (2023年12月15日 (金) 16時21分)[23343]

洋子 > もうすぐ小晦日、大晦日です。
今年の師走の早いこと、とんでいくようです。
年末、うちでは餌をやって育ててきた兎をやりました。真っ白い雪の上に真っ白い兎から、赤い血が落ちました。断末魔の兎の鳴き声。耐えられない思いでした。今でも胸が痛い思い出です。幼い末っ子の口にはほとんどはいらなかったような・・・。 (2023年12月16日 (土) 18時01分)[23364]

月番 > 人は、ほかの生き物の命を摂って命を繋ぎます。それはどの生き物も同じ、とはいえ生きることの残酷さを思わずにはいられません。食事の時の「いただきます」は「命をいただきます」とのこと。年の終わりの句会、一年を振り返る句として、読み返したく思いました。作者さんありがとう。洋子さん、ありがとう。 (2023年12月16日 (土) 20時21分)[23366]

美保子 > 終戦を都城で迎えた父は戦前の農林省での地位を犠牲にして開拓の方たちのお世話をして宮崎の人間となりました。子供たちには鶏を締めるところは見るなと言われましたが、お正月には鶏肉がごちそうとして出たことはかすかに覚えています。母は暗くなるまで畑でしたので姉が野菜炒めなどを作ってくれていました。何もかもが貴重でその分、お正月のごちそうなどが尊いものでした。いろんなことを思う句でした。 (2023年12月17日 (日) 22時16分)[23373]

月番 > 生きること、食べることへの感謝を思いながら、今日も台所に立つことにします。 (2023年12月19日 (火) 10時04分)[23385]

榮一 > 戦後の貧しい時代のご馳走である。勿論、潰した鳥は煮物や鋤焼になった。半島の漁師町では肉屋などは無くて肉はもっぱら鶏であった。日頃は卵を貰いタマゴをあまり産まなくなった鶏は件の如しである。それを手伝っていた関係で小さい頃は鶏肉は食べることができなかったのであるが。 (2023年12月21日 (木) 15時27分)[23415]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年12月22日 (金) 09時59分)[23431]
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3・思い出をひきずっている冬桜 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時52分)[23337]
1点 柊子・


月番 > この「思い出」は、どんな思い出?季語の「冬桜」から連想します。 (2023年12月15日 (金) 16時23分)[23344]

柊子 > 春に咲く桜は並んで植えられ、花の後も蕊、若葉、木陰、もみじとほぼ一年中、存在感があります。でも、冬桜は花が咲くと、その木の存在を思い出し、花を愛でるのですが、咲き終わると存在感をなくしてしまいます。その控えめな謙遜している感じを近所の冬桜に毎年感じていました。
そんな冬桜ならではの決断できなかった、行動に移せなかった思い出を一人でひきずっていると妙に納得してしまいました。 (2023年12月16日 (土) 15時52分)[23363]

月番 > 「冬桜」に寄り添ったような、もしくは憑依したような選評。納得しました。「決断できなかった・行動に移せなかった」は、まさに冬桜の佇まいです。 (2023年12月16日 (土) 20時27分)[23367]

美保子 > 月番様が書いておられる通り冬桜に寄り添ったような選評。冬桜を見てそこまで思ったことがなくて、考えさせられました。このような感性が句作にも反映されるのですね。 (2023年12月17日 (日) 22時22分)[23374]

榮一 > 冬桜を見れば思い出す思い出があるようであるが。句の糸口が冬桜だけでは作者の思う事柄や心情にはたどり着けないように思う。 (2023年12月21日 (木) 15時31分)[23416]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時00分)[23432]
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4・散骨の話などして冬の海 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時51分)[23336]
6点 孝子・洋子・鈴子・剛・宜子・保子・


月番 > 冬海を見ながらの散骨話はロマンチック?それともリアル? (2023年12月15日 (金) 16時25分)[23345]

> 散骨とは本人が生前に望む葬送のスタイルのようである。死んだ後に自分の入る墓を持たない人も最近は多いと聞く。友人だろうと思うが、話の中に少しの沈黙の時間が見えた。冬の海は、おおむね、穏やかと荒れるに別れるが、太平洋の穏やかな明るい海を眺めながらの話なら、少しの救いがあるようだ。 (2023年12月19日 (火) 11時46分)[23392]

孝子 > 昨年の暮れ四人の旅行仲間の一人が亡くなりました。お嫁さんということで苦労したということでそこのお墓には入りたくない。とよくいってました。散骨とか樹木葬とかよくいってました。ご主人から、母親と妹と一緒にして、のちのちは樹木葬にもといっていました。そんなことを思い出しました。 (2023年12月19日 (火) 15時23分)[23393]

保子 > 海への散骨を希望していた義弟のことを思い出しました。叶えてあげる事は出来ませんでした。 (2023年12月19日 (火) 18時35分)[23400]

鈴子 > 七十代で亡くなった義兄を思い出しました。自身は船乗りで海えの散骨を望んでいたようです家族の反対で叶わないで終わりました。 (2023年12月21日 (木) 10時56分)[23410]

榮一 > 海への思い入れが強いようです。それぞれですね。 (2023年12月21日 (木) 15時33分)[23417]

洋子 > 冬の海から寒々とした感じをうけます。私は散骨はあまり好きではありません。灰や骨が海に沈んで、魚がそれを食べて、その魚が口に入る、、、と思うと、ちょっと、、、。 (2023年12月21日 (木) 22時07分)[23428]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年12月22日 (金) 10時01分)[23433]
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5・寒椿五人兄妹ひとり減る 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時50分)[23335]
6点 柊子・孝子・加津子・剛・保子・榮一・


月番 > 五人もの兄妹は、戦前や戦後の団塊の世代では珍しくもありませんが、今は聞くことも珍しくなりました。ひとりずつ減っていきます。 (2023年12月15日 (金) 16時28分)[23346]

柊子 > 椿は散るのではなく、花ごとぽとりと落ちるので縁起が悪いともいいますが、それだけ亡くなったご兄妹の存在感が大きかったのでしょう。年齢順とも限りませんし、五人の性格のバランスもあったでしょう。二人姉妹で子供の頃に妹を亡くしている私は、色々な気持ちを想像させて頂きました。 (2023年12月17日 (日) 15時55分)[23371]

月番 > 兄妹が亡くなるというのは、身体の一部が削がれるような、欠け落ちてしまうような感覚ではないでしょうか。「ひとり減る」という感情を持たない措辞と、季語の寒椿。選んだ皆様の感想をお願いします。 (2023年12月17日 (日) 21時05分)[23372]

加津子 > 私も五人兄弟の末っ子です。3年前にすぐ上の姉を今年、もう1人の姉を亡くしました。話を聞いて貰いたい時に居ない寂しさを感じます。 (2023年12月18日 (月) 21時23分)[23381]

月番 > 加津子さん、五人兄妹でしたか!遺された方の寂しさ、辛さもあるかと思います。 (2023年12月19日 (火) 10時09分)[23386]

孝子 > 椿、五ときくとつい五弁の椿を思ってしまいますがこの句は全く違う五人兄弟のことですね。私はひとりで兄弟がいないので、いるだけでもうらやましくなります、一人かけても貴重な存在。淡々と語るところに悲しみがわかります。ポトンと落ちる椿がききすぎなくらいです。 (2023年12月19日 (火) 15時35分)[23395]

> 私の母は7人の子を産んだ。この少子化の時代を思えば感慨深いものがある。戦前戦後の耐久生活を強いられ経験してゐた時代である。その時代の生き残りと思いながら4人も生きてゐるが、むかしの話をすると例外なく誰かが泣いてしまう。それは悲しみも有るが、その時代の懐かしさの為だろうかと思う。 (2023年12月20日 (水) 13時15分)[23405]

榮一 > 男兄弟五人と女が一人の六人兄弟でした。一番下に生まれて喜寿が過ぎました。今年、男が一人亡くなりました。時の流れを感じています。寒の藪椿の赤い色が印象的です。 (2023年12月21日 (木) 15時40分)[23418]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時02分)[23434]
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6・循子氏の仮想句評や年惜しむ 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時49分)[23334]
2点 美保子・眞佐子・


月番 > 奈良の安田循子さん、博識で語彙が豊富で憧れの存在でした。「仮想句評」が難しいです。 (2023年12月15日 (金) 16時33分)[23347]

月番 >  洛中のかたびら雪や太平記  循子
     窯変の天目茶碗青鷹     循子
       (玄鳥歳時記より) (2023年12月17日 (日) 03時36分)[23370]

美保子 > お会いしたことはないのですが、投句や選句の折に簡単に近況を書き添えるといつも優しいメールを返して下さっていて、勝手に奈良に友人がいるような気持ちになっていました。ご病気の事を聞いても色んな治療が効いて完治されるものと思い込んでいました。きっと皆さん同じように思っていらっしゃったと思います。月番様循子様の句をありがとうございます。 (2023年12月17日 (日) 22時31分)[23375]

月番 > 美保子さん、そうなんです!循子さんの存在は、奈良に友人が居るようでした。奈良はいつも暖かかったです。 (2023年12月19日 (火) 10時13分)[23387]

孝子 > 玄鳥にはいってすぐの全国大会でお会いしてから仲良くしていただきました。なくなる寸前まで、感じさせない話し方で、離れているだけ今もラインで話せそうです。 (2023年12月19日 (火) 15時44分)[23396]

眞佐子 > 博学の循子さんにはこの句会でも沢山の句評や解らない事を教えていただきました。この季節になると循子さんの事が思い出されます。懐かしくいただきました。 (2023年12月20日 (水) 14時28分)[23408]

榮一 > 仮想句評が難しいです。多分、循子さんならこんな句評をするのではないかと想像しているのでしょう。 (2023年12月21日 (木) 15時43分)[23419]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時03分)[23435]
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7・蒙古斑消え闇汁のたぎる音 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時48分)[23333]
1点 義之・


月番 > 赤ちゃんや幼児のお尻の上にある「蒙古斑」それと「闇汁」の取り合わせです。 (2023年12月15日 (金) 16時35分)[23348]

義之 > 俳句を始めた頃「蒙古斑」という語句を何度か目にしましたが久しぶりです。闇汁は何となく書生が高下駄で闊歩した明治・大正・昭和の匂いが、令和ではもはや死語かと。作者の意図は分り難いところがありますが、本句はしっかりと映像が見えます。滾る音ですから、とろ火ではありません。情熱の炎かもしれません。句評をするのは野暮なことと、私自身が頭の中で本句を楽しむことにします。 (2023年12月15日 (金) 18時05分)[23355]

月番 > 「滾る」から「情熱の炎」ですか!どのような情景でも描けそうです。楽しめますね。 (2023年12月15日 (金) 19時27分)[23361]

榮一 > 蒙古斑は遅くとも7〜8歳で消える様です。闇汁の経験はありません。この句では「消え」が闇汁の邪魔をしているように感じます。
(2023年12月21日 (木) 15時47分)[23420]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時03分)[23436]
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8・枇杷咲けり園児を乗せたカート行く 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時47分)[23332]
4点 加津子・鈴子・眞佐子・榮一・


月番 > 「園児を乗せたカート」最近よく見られるようになりました。いろいろな呼び方があるようです。 (2023年12月15日 (金) 16時38分)[23349]

加津子 > 0才から一才くらいの子供達でしょうか。元気な子供達が見えました。 (2023年12月18日 (月) 21時30分)[23382]

月番 > カートに乗った子どもたちって、みんな可愛いですね。泣いている子もかわいい。なにかお日様の匂いがするようで。 (2023年12月19日 (火) 10時15分)[23388]

眞佐子 > 近くの保育園のお散歩の時間になると赤ちゃん組の子供たちはカートで公園の散歩に出かけます。枇杷の種を蒔くと蒔いた人が無くなるほど長い年月を経てやっと実を付けると聞いています。枇杷咲けりと園児のカートの取り合わせがよかったです。 (2023年12月20日 (水) 14時43分)[23409]

鈴子 > 近所の保育園のお散歩時間に見掛ける光景です。可愛らしいので通り過ぎるまで見送ります。 (2023年12月21日 (木) 11時06分)[23411]

榮一 > 神戸でもよく見る光景です。小さな園児を公園まで連れて歩くのは難しい交通事情があります。枇杷の花がさりげなくて絶品です。 (2023年12月21日 (木) 15時50分)[23421]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時04分)[23437]
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9・コンビニの割り箸溜まる十二月 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時46分)[23331]
 5点 柊子・鈴子・宜子・紫翠・榮一・


月番 > 溜まります!コンビニのお弁当に付いてくるビニールに入った割り箸。「十二月」との取り合わせはいかがでしょう。 (2023年12月15日 (金) 16時40分)[23350]

柊子 > 何かと慌しい12月。手軽にコンビニのお弁当やお惣菜を求め、自宅で召し上がる事が多い方なのでしょう。自宅ならいつものmy箸を使われての食事。もしかしたらお弁当もお惣菜も食器に装い直して召し上がっているかもしれないと思いました。忙しいと言われなくても暮れの日常生活を感じました。 (2023年12月19日 (火) 15時31分)[23394]

鈴子 > 柊子さんの書き込みに頷いております。私自身も自分で作らないおかずは買うことにしております。やはり自宅のお皿に盛り付けます。 (2023年12月21日 (木) 15時07分)[23413]

榮一 > 何も言わなくても弁当やラーメンを買えば割り箸が付いてきます。家で食べれば割り箸はほとんど使いません。十二月であれば割り箸の数もそれなりの量のようです。 (2023年12月21日 (木) 15時54分)[23422]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時05分)[23438]
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10・ヘットライトの形さまざま雪催 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時45分)[23330]
6点 美保子・義之・洋子・加津子・宜子・眞佐子・


月番 > 主に車のヘットライト。確かに「形さまざま」です。 (2023年12月15日 (金) 16時42分)[23351]

義之 > 実にユニークな句ですね。雪催いが効いています。まだ時刻的にはヘッドライトをつけなくてもよいのかもしれませんが、雪催、早めの点灯、安全第一。作者は初冬の夕暮れを車で走っているのでしょう。対向車のヘッドライトに焦点を絞ったところが秀逸と思いました。 (2023年12月15日 (金) 18時22分)[23357]

月番 > 風景の切り取り方が抜群ですよね。 (2023年12月15日 (金) 19時32分)[23362]

美保子 > 宮崎では「風花」くらいは経験できても「雪催」はなかなかかもしれません。ヘッドライトの形が何となくわかる程度の雪。不思議な感覚でした。 (2023年12月17日 (日) 22時49分)[23377]

洋子 > 対向車のヘッドライトが、暗闇の中を明るく光って走ってくるのですが、よく見るとライトの形がいろいろあるということに気が付かれました。その中を雪もちらほら降っています。幻想的で、光と闇の対象が印象的な句です。 (2023年12月18日 (月) 11時21分)[23378]

加津子 > 車種によりヘッドライトの形も様々です。そんな時のテールランプの形も面白いです。ドライブをしていて好きな景色です。 (2023年12月19日 (火) 09時30分)[23383]

月番 > 夜の東名、上り車線のテールランプ。高速なのですが、少しずつ違う灯りがゆっくりと蛇行。私も好きな景色です。 (2023年12月19日 (火) 10時21分)[23389]

眞佐子 > 私はいつも助手席なんですが、最近のヘッドライトは色々な形があって見ているのも面白いです。富山は明日から雪の予報が出ています。雪催の季語もぴったりです。 (2023年12月20日 (水) 14時12分)[23407]

榮一 > デザインは生き物です。機能だけを重視していた時代にはフォルムなど問題ではなかったのです。誰でもが車に乗れなかった時代と違って今や車に乗る若者の意識が反映さるるのは当然のような気がします。豊かで贅沢な時代です。 (2023年12月21日 (木) 15時59分)[23423]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時06分)[23439]
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11・親族の暮れの宴会酔い知れる 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時44分)[23329]
0点


月番 > 伯父伯母、いとこ達、集まれば話題は尽きないでしょう。まさに「酔いしれ」ます。「酔い知れる」正しくは「酔い痴れる」かと。 (2023年12月15日 (金) 16時45分)[23352]

榮一 > 一族の暮れのありようの報告のようです。特に酔いしれるはいただけません。 (2023年12月21日 (木) 16時01分)[23424]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時07分)[23440]
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12・蛇行する川の行方や山眠る 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時44分)[23328]
10点 美保子・柊子・孝子・洋子・鈴子・剛・宜子・保子・眞佐子・紫翠・


月番 > 今月の最高点句です。「川の行方」は、海!とは思っていても、それだけではなさそうです。 (2023年12月15日 (金) 16時47分)[23353]

義之 > またしても最高点句の選を逃しました。とても良い句だと思います。蛇行しない川は無い、山があるから川がある、川の行き先は海、などと無意識の意識が働き選句をパスしたようです。 (2023年12月15日 (金) 18時34分)[23359]

洋子 > 川の行方は海ですが、途中、静かに眠る山々の間をめぐり蛇行して、色々なところを見て流れるのでしょう。大きな景が見えて読んだ者の心も大きくひろがります。 (2023年12月16日 (土) 18時07分)[23365]

月番 > 川の「行方」が景を大きくしているようです。 (2023年12月16日 (土) 20時31分)[23368]

美保子 > 川に落ちた葉っぱや川を下る魚になったような気にさせてくれる句でした。川は暴れる時もありますが、山眠るですから穏やかに流れているのですね。 (2023年12月17日 (日) 22時43分)[23376]

柊子 > 娘のいる駒ヶ根の研修所を訪ねたことがあります。その時、この辺りの山は眠るのだろうと肌で感じました。富士山は眠らないけれど。
その山々を起こさないよう、川は流れていきます。 (2023年12月18日 (月) 14時01分)[23379]

月番 > 富士山は、冬も眠らなそうですね。山の間を縫って流れる川は、きっと静かに流れています。
(2023年12月19日 (火) 10時33分)[23390]

孝子 > 景色がよくみえます。おおらかで静謐で気持ちのよい句です; (2023年12月19日 (火) 15時49分)[23397]

保子 > 眠る山と蛇行している川。心穏やかになる風景です。 (2023年12月19日 (火) 18時29分)[23399]

> 空から見下ろす鳥の目のように壮大な景色である。蛇行する河と眠る山なら、上越の山を背にし、広大な関東平野を流れて太平洋に注ぐ利根川。新幹線が通じない頃に故郷と東京を行き来した信越線の千曲川や上越線の信濃川。何れも眠る山の間を流れて日本海へ蛇行しながら注いでいる。 (2023年12月20日 (水) 12時49分)[23404]

眞佐子 > コロナ前までは毎年、元旦には高岡の二上山に登る事にしていました。山の中腹の見晴らしの良い所で一休みしますと麓を流れる小矢部川が蛇行しながら富山湾に注ぐ様子がよく見えます。掲句からはそのような風景が見えてきました。 (2023年12月20日 (水) 14時00分)[23406]

鈴子 > 山眠ると止めた事で景の広がりが心地良くて頂きました。 (2023年12月21日 (木) 14時25分)[23412]

榮一 > 全ての川は海へ通じる理である。蛇行する川の行方は山や森に遮られて見えなくなっているのである。そこに疑問と謎を見出したようである。眠る山は答えをくれなかったようである。 (2023年12月21日 (木) 16時10分)[23425]

世話人 > 今月の最高点の作者は石田加津子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時09分)[23441]
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13・森陰に沈む夕日や浮寝鶏 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時43分)[23327]
3点 義之・孝子・紫翠・


月番 > なにやら幻想的な風景です。「浮寝鶏」冬の季語の「浮寝鳥」かと。 (2023年12月15日 (金) 16時50分)[23354]

義之 > 月番様のご指摘の通り、鶏ではなく鳥なのでしょう。ひょっとしたらもう少し点が入ったかもしれません。滋賀県の余呉湖を玄鳥の吟行で訪れたことがありますが、まさにその時の雰囲気の一句です。 (2023年12月15日 (金) 18時27分)[23358]

月番 > 琵琶湖の北側にある小さな余呉湖。「水鳥」ではなく「浮寝鳥」がいいですね。 (2023年12月16日 (土) 20時38分)[23369]

孝子 > 浮き寝鳥の鳥が鶏になってるのに気がつきませんでした。作者のなにか意図があるのでしょうか、昔伊豆の山を歩いて八丁池の山小屋に泊まった時のことをおもいだしました、そこから伊豆の踊り子のトンネルにでました、。伊豆の七滝いまでは歩けないですね。 (2023年12月19日 (火) 15時56分)[23398]

義之 > 余呉湖と云えば、北近江の吟行が懐かしいです。標高421mの賤ヶ岳山頂へ土肥顧問や循子さん達その他総勢20余名のメンバーと登ったことを思い出しました。当時「のぼうの城」と云う映画の看板が掲げられていたことを思い出し、その封切り上映の時期を、調べてみたら2012年だったようです。一泊2日の旅程の宿舎は余呉湖のほとりの施設で、深夜遅くまでの宴で盛り上がりました。 (2023年12月19日 (火) 19時33分)[23401]

加津子 > 玄鳥誌に余呉湖の吟行会が載り楽しそうで何時かは行きたいと思っていました。コロナ禍の3年前に高月迄は行き着いたのですが、時間の余裕が無くなり断念しました。湖北の観音様を巡りながら是非生きている内に訪れたいと思います。 (2023年12月19日 (火) 23時36分)[23403]

世話人 > 今気が付きました。鶏ではなく鳥が正解です。作者さんにお詫びいたします。 (2023年12月21日 (木) 16時12分)[23426]

榮一 > 具体的ですが少しスケッチの様で物足りなさを感じています。 (2023年12月21日 (木) 16時15分)[23427]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時09分)[23442]
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投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時33分)[23325]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2023年11月23日 (木) 09時12分)[23311]
沢山の書き込みをありがとうございました。月番の山内宜子さんありがとうございました。今日は作者発表です。引き続き宜しくお願い致します。


月番 > 主宰先生、今月もご指導いただき感謝申し上げます。
たくさんの書き込みを頂いた皆様、有難うございました。おかげさまで、とても張りのある楽しい一週間を、過ごすことができました。来月はもう十二月、気忙しい月となりますが、また、お集まりください。
それでは、11月の句会を終えることといたします。宜子 (2023年11月23日 (木) 19時31分)[23324]
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投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時36分)[23224]
世話人のアウトルックが不調で山内宜子さんにお手伝いをいただきました。有難うございました。お陰様で句会の準備が整いました。今月も忌憚のない書き込みを宜しくお願いします。今月の月番は山内宜子さんです。宜しくお願いします。なお、世話人のアウトルックも正常に動くようになりました。併せて宜しくお願いします。


宜子 > 主宰先生、句会のUP有難うございます。
短くて、まさに「小さい秋」のごとき今年の秋でした。そして、いきなりの冬です。11月の作品が揃いました。各句への選評、鑑賞お願いします。月番は宜子が務めます。 (2023年11月16日 (木) 09時06分)[23225]

月番 >   句  会 22日(水)まで
  
  作者発表 23日(木)

(2023年11月19日 (日) 23時40分)[23286]
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1・冬日和エスカレーター上りだけ 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時26分)[23223]
0点


月番 > 駅のホームなどで時おり上りだけしかないエスカレーター見かけます。「冬日和」との取り合わせいかがでしょう。 (2023年11月16日 (木) 09時10分)[23226]

義之 > 足腰が弱ってきたこの頃、エレベーターやエスカレーターの情報収集には敏感です。特にエスカレーターの設置数や時間帯による運転方向については注意を払っております。掲句ですが悪くはないと思いますが、俳句本体部分の弱さに寄り、冬日和で決まっているとは言えないかもしれません。 (2023年11月17日 (金) 21時06分)[23251]

月番 > 取り合わせる季語で読みが変わってきますね。 (2023年11月18日 (土) 08時32分)[23253]

榮一 > 中七以下のフレーズに確たるものを感じない。言えば作者は何を表現したいのかが伝わってこない。冬日和との関係も希薄のようです。 (2023年11月22日 (水) 07時42分)[23299]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時11分)[23312]
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2・革服は羽織らぬ一生濁り酒 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時25分)[23222]
3点 洋子・義之・宜子


月番 > 「革服」とは「革ジャン」のこと。なにか拘りがありそうです。 (2023年11月16日 (木) 09時12分)[23227]

義之 > 文面からは作者の処世術、あるいは人生訓と云ったつぶやきが聞こえてくる。濁り酒の季語の本意は別に置いておいて、イメージとしては密造酒を思ってしまう。革服からは軍人や暴走族のイメージが強い。作者の若い頃は職業軍人や悪人でもなんでも無くて、平凡な人生だったのではないか。毎日の楽しみは晩酌(清酒)なのである。 (2023年11月17日 (金) 11時10分)[23242]

月番 > 義之さん、書き込み有難うございます。
掲句「革服」を軍人ととっても、いわゆる暴走族の類ととっても、組織化されたものへの違和感なんでしょうか。晩酌を楽しむ人生がいいですね。 (2023年11月17日 (金) 19時43分)[23245]

洋子 > 若いころ、革ジャンを着て、しゃれて元気に遊びまわったことはない、年取った今もワインとか洋酒とかのハイカラな飲み物も飲まず濁り酒を飲んでいる、という地味で実直な生活を送られた方が思い浮かびました。 (2023年11月19日 (日) 14時35分)[23268]

月番 > 洋子さん、このような男性って、近くに一人ぐらいいそうです。「男」というより「漢」という雰囲気です。 (2023年11月19日 (日) 16時44分)[23270]

榮一 > 革服は毛皮の服であれば冬の季語。濁り酒は秋の季語で季違いです。少し観念的が匂います。 (2023年11月22日 (水) 07時48分)[23300]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年11月23日 (木) 17時11分)[23313]
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3・行く秋や母の箪笥の着物たち 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時24分)[23221]
3点 柊子・鈴子・剛


月番 > 和服を着る機会がめっきり減りました。「着物たち」の複数形が辛いです。 (2023年11月16日 (木) 09時15分)[23228]

柊子 > お母さまが亡くなられてからの時間の経過を感じます。お着物だけでなく箪笥を開くことも殆どないのでしょう。「着物たち」は擬人化になると思いますが、かえって着物を通しての懐かしい思い出に浸る、しみじみした秋を感じました。 (2023年11月16日 (木) 14時57分)[23238]

月番 > 柊子さん、早速の書き込み有難うございます。「着物たち」が思い出の波のようですね。 (2023年11月16日 (木) 20時24分)[23240]

> センチメンタルだが、冬を控えた秋は兎角物寂しい。老い行く母を残して、他県にゐた30年ほど前の今頃に母を亡くした。空き家にして放置した母の箪笥の和服や着物はどうしたか全く記憶に無い。確か妹も弟たちの嫁も、要らないと云った記憶は有るが。 (2023年11月20日 (月) 11時39分)[23289]

榮一 > 「着物たち」は複数を表しますが複数を見せることが必要かどうかです。着物そのもの「紬や大島」などを見せた方が母の生前をよりよく想像させる気がします。 (2023年11月22日 (水) 07時53分)[23301]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時12分)[23314]
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4・硯海にあふれるほこり十三夜 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時23分)[23220]
4点 義之・鈴子・剛・主宰


月番 > 「硯海(けんかい)」硯の墨汁が溜まっているところ。そこにほこりが・・・。外は十三夜。心情が見えそうです。 (2023年11月16日 (木) 09時35分)[23229]

義之 > 筆ペンを使うようになってからは硯や筆とは無縁になってしまいましたが、毛筆には未だ興味はあります。毛筆セットという観点から云えば、蒔絵の箱に硯が入っていてほこりなどたまるわけはないと思うのですが、お孫さんの硯なのでしょうか、むき出しのまま学習机の棚に置かれているのでしょう。 (2023年11月17日 (金) 15時03分)[23244]

月番 > そうでしたか!義之さん。小学生とかの学習用の硯箱・・それなら硯のほこりが納得です! (2023年11月17日 (金) 19時46分)[23246]

宜子 > 季語の「十三夜」から連想すると、この「あふれるほこり」は
心情的なものかも知れません。硯を使わなくなったことへの、ちょっとした寂しさ、その寂しさを「あふれるほこり」と。 (2023年11月19日 (日) 23時21分)[23283]

> 月番が書かれた通り、硯は擦った墨を溜める部分の「溝」と「丘」と呼ばれる擦る面を含めて硯海と呼ばれるらしい。著名人が残した書斎の文机に硯や筆等が展示されるのを見た記憶も有る。今はもう筆ペンに取って変わりおそらく硯などはあまり使はれない時代である。使はなくなった我が硯海は、溢れる程の埃を溜め、昇る十三夜の月光の下にある。 (2023年11月21日 (火) 09時40分)[23293]

> 20代の初めに職場で、横須賀の日置正次さんがお世話をされた句会で、俳句を知る事になったが、当時の先生は高岡の木勢青嵐さんだった。後に「硯海」と云う句集を上梓され戴いたが、この句の「あふれるほこり」は「溢れる誇り」も有るのではと何度も読み返した。 (2023年11月21日 (火) 09時44分)[23294]

義之 > 「ほこり」がひらかなである理由がよく分かりました。書道家のこだわりのある墨の香りが伝わってきます。二重性の意味のある俳句なのですね。 (2023年11月21日 (火) 09時53分)[23295]

榮一 > ほこりは誇りでなければと思います。ひらがなで表記するのはいただけません。木勢青嵐さんの句集は知りません。硯海から想像できる矜持のようなものを十三夜がうまく受け止めているようです。 (2023年11月22日 (水) 07時58分)[23302]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時13分)[23315]
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5・冬の日を返す鈍色スカイツリー 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時22分)[23219]
 3点 加津子・眞佐子・美保子


月番 > 東京のスカイツリー。冬日に立つ電波塔は確かに鈍色。 (2023年11月16日 (木) 09時40分)[23230]

美保子 > 先日東京タワーの事をテレビでやっていました。今でもとても人気があるそうです。東京タワーには修学旅行と東京に居る時とで何回か行きました。スカイツリーは娘の所に行ってホテルで食事中にも「もうすぐ完成ね」と眺めました。いつか行けるものだと思っていましたが、コロナのせいもあって、その時から東京に行かなくなりました。又、スカイツリーに行きたいからという理由を付けてでも、東京に娘の所に行きたいです。冬の日と鈍色はいい感じだと思いました。 (2023年11月17日 (金) 23時01分)[23252]

月番 > 美保子さん、是非、お出かけくださいスカイツリー。あの高さからの景色は絶景です。お出でのときはご連絡ください。スカイツリーの入口で待ち合わせしましょう。一緒に「鈍色」確かめましょう。加津子さんも、眞佐子さんも。 (2023年11月18日 (土) 08時38分)[23254]

美保子 > 月番様ありがとうございます。うれしいです。姉とその娘が行った時に私の娘も一回だけ行ったきりのようなのです。「鈍色」ひびきが好きです。 (2023年11月18日 (土) 20時27分)[23261]

加津子 > スカイツリーの色は、最も薄い藍染めの白だそうです。日本古来の鈍食が冬日に映えて素敵な姿です。足元から見上げるスカイツリーは圧巻です。宜子様お誘いありがとうございます。東京タワーもついでにどうでしょう。 (2023年11月19日 (日) 00時25分)[23263]

眞佐子 > スカイツリーの色は藍染めの白でしたか。近くから眺めた事はありますが、一度昇ってみたいですね。冬日に映える鈍色が好きでした。宜子さんありがとうございます。 (2023年11月19日 (日) 10時32分)[23264]

作者 > 東京にいったついでに、深川の芭蕉庵とスカイツリーに寄ってきました。
頼りは友達のスマホの検索ばかり。上野駅前のホテルを足場にして歩き回りましたが、電車に乗ったりおりたり、そのたびに特に下りのエスカレーターがなくて、階段をのぼったり下りたり、大変な思いをしました。そこで1番の句に続くわけです。本当に上りのエスカレータ―だけしか見つかりませんでした。でもよく晴れた日でしたから、よかったです。眺望抜群、横浜の何とかタワーも見えました。皇居もありました。 (2023年11月19日 (日) 14時49分)[23269]

月番 > 美保子さん、「鈍色(にびいろ)」ほんとに響きがいいですよね。作者さんの言葉選びのよろしさを感じます。
加津子さん、東京タワーは夜景がいいですよ。外から見るのも、タワーに上って東京の夜景は感動します。昼はスカイツリー、夜は東京タワー、大都会満喫です!
作者さん、主に地下鉄はエスカレーターの無いところが多いです。上りが作れるのなら下りも作れそうなものですがね。エレベーターなら上り下りOK.。晴れててよかったですね。横浜のタワーは「マリンタワー」ですね。 (2023年11月19日 (日) 17時11分)[23275]

榮一 > 実景として受け止められる句ですが平凡な気がします。 (2023年11月22日 (水) 08時00分)[23303]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時14分)[23316]
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6・投句紙の五七の余白小六月 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時21分)[23218]
0点


月番 > 投句の締切近し!あと五音が白いまま、共感しています。 (2023年11月16日 (木) 09時42分)[23231]

義之 > 月番様の導入文はいいですね。掲句をどのように解釈すべきか悩んでいましたが、納得です。俳句は12文字の勝負と云われます。季語が動くと云われぬよう、下五に収める季語を探しあぐねねているのです。 (2023年11月17日 (金) 20時20分)[23248]

月番 > 取り合わせる季語は大事ですね。ある俳句作家が「季語を措くのではなく、働かせるのだ」と書いています。またハードルが上がりました! (2023年11月18日 (土) 08時42分)[23255]

洋子 > 五七の余白って、季語をいれるための余白だったんですね。季語を働かせるって、とても大切なことだと思いました。 (2023年11月19日 (日) 17時07分)[23273]

月番 > 十二音ができていてあと五音、それも季語。というときの季語選びは楽しいです。うまく嵌ったときの快感!見つからないときは・・落ち込みます。 (2023年11月19日 (日) 17時16分)[23276]

月番 > 「余白」と「空白」とは違いますね。 (2023年11月19日 (日) 23時23分)[23284]

義之 > 広辞苑には「余白」は何も記されないで白いまま残っている部分、「空白」は書いてあるべき部分に何も書いていない白いままのところとあります。これを踏まえ考察するに、「余白」は書画の創作の結果として発生し、ある意味作者の芸術的意図が察しられるに対し、空白は様々なフォーマットの文書や書類の部分的な欄の単なる未記入と云った語感が思われます。 (2023年11月20日 (月) 10時54分)[23288]

月番 > 義之さん、調べていただいて有難うございます。「五七の余白」は、意図的に残したと読めますね。もしかしたら、このままで埋める気持ちは無いのかも知れません。 (2023年11月21日 (火) 20時05分)[23297]

榮一 > 余白の5に小六月を書いたと言うことか。575が整ったということなのかもしれません。 (2023年11月22日 (水) 08時06分)[23304]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時15分)[23317]
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7・桜もみじ廃車置場のスポーツカー 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時20分)[23217]
5点 加津子・柊子・剛・宜子・主宰


月番 > かつては高速で、レース場で活躍したであろう華やかなスポーツカー。いまは仕事を終えて廃車に。花の木も紅葉に。 (2023年11月16日 (木) 09時45分)[23232]

柊子 > えっ、あそこのこと? と思った程、御殿場辺りでこの景を見ています。田んぼの途切れた窪地にキャンピングカーやスポーツカーなど数台がまとめて置かれ、土手の上から桜の枝が伸びています。桜の花の時期は切ないのですが、もみじの頃は何か救われた思いがします。 (2023年11月16日 (木) 15時12分)[23239]

月番 > 空き地や雑木林のそばの「廃車置場」って、なにか切ないですよね。「桜もみじ」が救いでしょうか。 (2023年11月16日 (木) 20時29分)[23241]

> 周囲に桜の樹がある置場だろうか。余り気が付かないが葉を散らす桜も、スポーツカーにも過っては華やかの背景がある。大方のスポーツカーの多くは目立つために赤だったような気がするし、動かす事も無かったが、好奇心の強い青年には目を瞠る車だった感慨がある。少し早い桜の紅葉の季節感と、廃車置場、世の無常と云うか、少し無残な光景である。 (2023年11月19日 (日) 11時14分)[23266]

加津子 > 高齢化の日本の行く末かなと切なく感じました。月番さんが言われるように桜もみじが美しいと思いました。 (2023年11月19日 (日) 12時40分)[23267]

月番 > 廃車置場って、無惨な光景であったり、切なかったりマイナスなイメージなので、季語はせめて「桜もみじ」で作者さんは締めたのかもしれません。 (2023年11月19日 (日) 17時22分)[23277]

榮一 > 対比の面白さのようです。満開の桜の華やかさと全盛期の赤いスポーツカーの颯爽とした姿を想像させます。季節の移ろいとその変遷の残滓が思われます。 (2023年11月22日 (水) 08時11分)[23305]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時16分)[23318]
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 8・割り箸を割いて霜月迎えけり 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時19分)[23216]
2点 義之・宜子


月番 > 割り箸をパシっと割って、蕎麦を掻き込む。もう11月、今年もあとわずか。 (2023年11月16日 (木) 09時47分)[23233]

義之 > 霜月、すなわち陰暦の11月である。調べてみると、陰暦11月1日は陽暦では12月13日とある。月番様の書かれたように、年末も間近なこの時期に割り箸は蕎麦を思い起こす。なじみの蕎麦屋で割り箸を割きながら、しみじみとした気分に浸ったのであろう。割り箸を割いたら11の数字になるとは夢夢思ってはならないのである。 (2023年11月17日 (金) 11時30分)[23243]

月番 > 割り箸を割いたら数字の11、このほうが分かりやすい!!イェイェ、そんなことではないのです。11月は蕎麦屋でシミジミするのです。 (2023年11月17日 (金) 19時54分)[23247]

榮一 > 不思議と蕎麦屋が出てきます。霜月までは納得しても迎えけりが中途半端な気がします。 (2023年11月22日 (水) 08時15分)[23306]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時16分)[23319]
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9・里山を歩く半日冬うらら 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時18分)[23215]
6点 洋子・紫翠・鈴子・保子・眞佐子・美保子


月番 > お散歩でしょうか、どんぐり拾い?きのこ狩り?「半日」が羨ましいです。今月の高点句のひとつです。 (2023年11月16日 (木) 09時50分)[23234]

美保子 > 先日紅葉を求めて夫の運転で姉と一緒にえびの方面にでかけましたが、ほとんど青い葉っぱばかりでした。同じように丈夫でない友人とハイキング位できる体に生まれたかったね。と言い合っています。ドライブででも出かけられる事は幸せと思っていますが。掲句の上五中七はそれだけでいかにも冬うららだと。 (2023年11月18日 (土) 20時33分)[23262]

洋子 > とても心の和む景です。うららかな冬の日をあびて、半日も散歩?ができて、よかったですね。 (2023年11月19日 (日) 16時49分)[23271]

月番 > ほんとにホッとしますよね。一緒に散歩している感じ。 (2023年11月19日 (日) 17時24分)[23278]

眞佐子 > 最近は山歩きもしなくなってしまいました。半日の山歩き羨ましいです。冬うららの季語が良いですね。 (2023年11月20日 (月) 11時46分)[23290]

紫翠 > 「冬うらら」の着地がよかったと思います。里山の素晴らしい情景が浮かびます。 (2023年11月21日 (火) 10時46分)[23296]

月番 > 季語のとりあわせは大事です。あらためて勉強になりました。 (2023年11月21日 (火) 20時08分)[23298]

榮一 > 何処にも傷がなくて良くまとまっているが冬うららで平凡になったようです。優しい句です。 (2023年11月22日 (水) 08時18分)[23307]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時17分)[23320]
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10・淡々とひと日過ぎたる暮の秋 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時17分)[23214]
2点 紫翠・保子


月番 > 「暮の秋」は、日の入りが早いせいか「淡々と」過ぎてしまいます。 (2023年11月16日 (木) 09時53分)[23235]

紫翠 > 日常生活の感慨と思います。予定していたことを始めようとしたら、もう暮れかけていて、予定を変更することが、たびたびのこの頃です。 (2023年11月19日 (日) 10時43分)[23265]

月番 > 今頃の5時はもう真っ暗です。早く帰らなくちゃ! (2023年11月19日 (日) 17時29分)[23279]

保子 > 悠々自適と思いきや、意外と老後は忙しい。淡々としたひと日を過ごせて良かったです。明日からは通院とか諸々あり、また多忙。 (2023年11月20日 (月) 10時27分)[23287]

榮一 > 淡々が救いになっているようですね。日が永いのも短いのもそれなりに意義がありそうです。夜は1日の終わりを告げて安息できる時間になるからではないかと思われます。 (2023年11月22日 (水) 08時25分)[23308]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時18分)[23321]
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11・もみじ散り「戦前」の文字紛れおり 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時16分)[23213]
0点


月番 > 「戦後は戦前に通じる」というコワイ言葉があるそうです。渡辺白泉の句を思わせます。 (2023年11月16日 (木) 09時55分)[23236]

義之 > 難解句でお手上げです。月番様、もう少しヒントが欲しいです。 (2023年11月17日 (金) 20時24分)[23249]

義之 > 渡辺白泉を調べてみました「銃後俳句」と呼ばれる無季俳句が有名の様です。「戦争が廊下の奥に立ってゐた」「銃後といふ不思議な町を丘で見た」「憲兵の前で滑って転んぢやつた」「玉音を理解せし者前に出よ」「夏の海水兵ひとり紛失す」「蓋のない冬空底のないバケツ」単純かもしれませんが掲句の「もみじ散り」は流血の事かもしれません。ただ、もう少し云いたいことを具体的に表現して欲しかったと思います。
(2023年11月17日 (金) 20時45分)[23250]

月番 > ヒントは季語の「もみじ散る」ですね。これしか手がかりがありませんから。「流血」とも読めますが、もう少し抽象的、心象と読みたいですが、無理ですかね。白泉の句のほうが分かりやすいですね。 (2023年11月18日 (土) 08時49分)[23256]

榮一 > 中七以下は作者が思うほど見えてこないようです。例えば戦前の文字はどこに書いてあるのかあるいは作者の心象なのか・・などです。紛れおりは何も示唆していないように思います。 (2023年11月22日 (水) 08時30分)[23309]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時19分)[23322]
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12・箒目に少しの歪み萩の寺 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時15分)[23212]
8点 洋子・加津子・柊子・紫翠・保子・眞佐子・美保子・主宰


月番 > 今月の最高点句。きれいに掃き清められた寺庭の、その箒目にふと視線が止まりました。 (2023年11月16日 (木) 09時59分)[23237]

義之 > 最高点句の選句を逃してしまいました。理由と云えば、神戸にも「萩の寺」が存在します。近くには「那須神社」もあります。掲句の上五中七から醸し出される雰囲気は京都の龍安寺です。そこで違和感を覚えてしまったようです。もう一点は、「歪み」と云う言葉は3次元的な意味を強く感じます。因みに「箒目」と云えば二次元的と思うのです。こういった違和感が、私に俳句は「詩」であるということを忘れさせてしまったようです。 (2023年11月18日 (土) 09時58分)[23257]

月番 > 貴重なご指摘、有難うございます。ひとつ勉強になりました。
「歪み」が三次元的ならば、視覚の「箒目」は、例えば「乱れ」ならば「箒目に少しの乱れ」と、二次元の景として見えます。そこに景だけでなく、気持ちというか、奥行きをもたせる効果としての「歪み」という選択はどうでしょうか? (2023年11月18日 (土) 10時22分)[23258]

紫翠 > 大変内容のあるな書き込み拝見しました。一読しての感じ方はいろいろあると思いますが、私は作者の心情を感じ取りました。 (2023年11月18日 (土) 11時16分)[23259]

月番 > 紫翠さん、書き込みいただき有難うございます。この句から私は京都の銀閣寺を思いました。「銀沙灘」でした。 (2023年11月18日 (土) 19時48分)[23260]

洋子 > 箒目のゆがみ、あるいは乱れの中に、作者の心情を読み取るところまでいかなくてはだめなんですね。 (2023年11月19日 (日) 16時58分)[23272]

月番 > ダメということはないですが、俳句は「比喩」と思っています。箒目の歪み、乱れは作者、または主人公のなにかしらの「思い」の比喩として措かれたのかと読みたいです。 (2023年11月19日 (日) 17時37分)[23280]

加津子 > 「歪み」と「萩」がいいなと思い頂きました。語彙に乏しい私には言葉選びも難しいです。循子さんが「玄鳥の人は物を知らなさすぎる」と言っていた事を常に思い出します。もう一年になるのですね。 (2023年11月19日 (日) 21時18分)[23281]

美保子 > 循子様…句会の度に沢山の事を教えて下さっていました。ちっとも身につかなくて、申し訳なかったけれど。又もテレビでやっていたのですが、ご飯の支度をしながら、途中で気が付いたら、竜安寺ではなくもっと大きな庭が映っていました。箒目のきれいな庭でした。その箒目にていねいに見なければわからないくらいの歪み。心情なのではないかと。 (2023年11月19日 (日) 23時05分)[23282]

眞佐子 > 箒目から全国大会で行った事のある竜安寺の石庭を思いました。じっと眺めていますと心が洗われるような気がしました。掲句の少しの歪みは作者さんの心情ではないかと思います。 (2023年11月20日 (月) 12時13分)[23291]

洋子 > 私は箒目の歪みは、作者の心情ではなく、掃いた人の心の揺れのように思われるんですけど。 (2023年11月20日 (月) 14時06分)[23292]

榮一 > 実景が鮮やかに見えるところがいいのです。ふぁーつと記憶に残ります。 (2023年11月22日 (水) 08時32分)[23310]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時20分)[23323]
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投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 17時31分)[23211]
只今、11月句会の準備中です。

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投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時35分)[23108]
10月の句会の準備ができました。沢山の忌憚のない書き込みを宜しくお願いします。
なお、今月の月番は松谷眞佐子さんです。宜しくお願いします。


月番 > 主宰先生、お世話いただきありがとうございます。 皆様の選評よろしくお願いいたします。   眞佐子 (2023年10月16日 (月) 09時49分)[23110]

紫翠 > 句会に関係なく恐縮ですが、
『俳句四季』10月号に8句発表しました。読んでいただけると嬉しいです。 (2023年10月17日 (火) 11時02分)[23138]

月番 > 最近は本屋さんへ行く回数も少なくなりました。 「俳句四季」読みたいと思います。早速本屋さんへ行って来ます。 (2023年10月17日 (火) 20時23分)[23148]

宜子 > 『俳句四季』10月号、買ってきました。掲載された紫翠さんの八句ご紹介します。

   「疵のない空」
 風の盆天水桶に星が降る
 太陽が夕日にかわる大枯野
 疵のない空の残りし広島忌
 女から男生まれる神の留守

 白魚のうごくと光る命かな
 鐘のない鐘撞堂や終戦日
 落武者のごとく夕日のわらぼっち
 日の丸に穴あいている原爆忌

            以上 (2023年10月18日 (水) 20時10分)[23159]

紫翠 > 宜子さん有難うございます。 (2023年10月19日 (木) 10時17分)[23166]

孝子 > 申し訳ありません。パソコンとうとうだめなようです。受信メールも内容がひらけません。買うのにも手続きとか、できないので、大江戸はスマホでかろうじてできるのですが、パソコンめーるではむりかとおもいます。お世話になりました。ありがとうございます。 (2023年10月20日 (金) 16時44分)[23192]

月番 > 孝子さん残念です。私のパソコンも古くて時々玄鳥の場面がでなくなったり、返信のメールが出来なくなったりする事があります。今度の当番のコメントを入れようと思った時玄鳥の場面が出なくて、ヤフーで玄鳥俳句を検索して書き込みをしましたので気持ちが動揺してたくさんの間違いをして皆さんにご迷惑をかけすみませんでした。 (2023年10月20日 (金) 19時54分)[23193]

世話人 > 月番の松谷眞佐子さんお疲れさまでした。また、沢山の書き込みありがとうございました。期日になりましたので作者を発表いたします。 (2023年10月23日 (月) 10時40分)[23195]

榮一 > パソコンのOUTLOOkが壊れてメールのやり取りができなくなっています。しばらくご迷惑をお掛けします。宜しくお願いします。 (2023年10月23日 (月) 11時02分)[23209]

月番 > 主宰先生、全句に選評いただきありがとうございました。句会の皆様たくさんの書き込みありがとうございました。この辺で句会を終わりたいと思います。次回もお会いしましょう。  眞佐子 (2023年10月23日 (月) 15時10分)[23210]
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1・厨からハミング聞こえ月夜かな 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時31分)[23107]
1点 鈴子・


月番月番 > 厨のハミング良いですね。 (2023年10月16日 (月) 09時59分)[23111]

鈴子 > 厨からハミング聞こえてくるなん本当に素敵ですね。迷わず選をしました。月夜の美しさが際立ちました。 (2023年10月17日 (火) 19時28分)[23147]

榮一 > 情景はすぐに分かります。軽い感じで悪くはないのですが「聞こえ」は聞こゆの文語下二段活用の連用形のようです。文章としてはここで中止されていそうです。「かな」で終わるならば「聞こゆる」と連体形にして月夜に繋げるべきだと思います。文法にはあまり自信はありませんが。 (2023年10月20日 (金) 11時22分)[23176]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2023年10月23日 (月) 10時42分)[23196]
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2・まぼろしに夜汽車の通る月夜かな 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時30分)[23106]
3点 柊子・美保子・洋子・


美保子 > 銀河鉄道を思い浮かべました。少しうとうとしている時に夜汽車なのか銀河鉄道のように夜空に向かう列車なのか、見たような。 (2023年10月15日 (日) 21時46分)[23109]

月番月番 > 美保子さん書き込みありがとうございました。私も銀河鉄道を思い浮かべました。 (2023年10月16日 (月) 10時07分)[23112]

義之 > 上五の「まぼろしに」の措辞に何となく居心地の悪さを感じてしまい選を外しました。助詞の「に」が、「の」であれば、違和感は和らぐように思いました。
(2023年10月16日 (月) 18時14分)[23134]

柊子 > 盛岡のビルの壁画を思い出し、納得して頂きました。が何となくモヤモヤ…なるほど「まぼろしの」となるとすっきりしました。でも、そこに詠んだ方のこだわりもあるような気もしています。 (2023年10月17日 (火) 13時46分)[23142]

洋子 > 大きな満月を横切って列車が通る、という素敵な幻想です。好きな句です。 (2023年10月18日 (水) 22時56分)[23165]

榮一 > まぼろしが良くないようです。実在しない世界に夜汽車を通すことは心象風景であるとは思うがその心象風景を飾る言葉がまぼろしのようです。心象風景であるならば情緒の濃い言葉は避けることです。言葉が浮くと現実感や想いは薄れます。 (2023年10月20日 (金) 13時49分)[23178]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2023年10月23日 (月) 10時43分)[23197]
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3・のぼり旗花野の奥の蕎麦処 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時28分)[23105]
7点 孝子・加津子・保子・眞佐子・鈴子・紫翠・榮一・


月番月番 > 新蕎麦ののぼり旗でしょうか。 (2023年10月16日 (月) 10時10分)[23113]

紫翠 > おいしい蕎麦は意外と辺鄙なところに多いように思います。「のぼり旗」が効いているように感じられます。 (2023年10月17日 (火) 11時05分)[23139]

加津子 > 松本盆地の安曇野は今頃、新そばののぼり旗が風に揺れているでしょう。目の前に風景が広がります。 (2023年10月17日 (火) 15時54分)[23143]

鈴子 > 花野の奥の蕎麦処、吟行会で出掛けたいようなそんな気がしてきました。 (2023年10月18日 (水) 19時55分)[23158]

眞佐子 > のぼり旗に導かれて行く花野の奥が良かったです。 (2023年10月19日 (木) 22時20分)[23170]

榮一 > 具象的で悪くないようです。信州あたりの山間の鄙びた蕎麦処が出てきます。花野で季節感が濃く出た感じです。 (2023年10月20日 (金) 13時53分)[23179]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2023年10月23日 (月) 10時44分)[23198]
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4・広電のブレーキの音秋深し 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時28分)[23104]
1点 柊子・


月番 > 公電は電報ではないようですね・機械的な事はよく分かりませんのでどなたか教えて下さい。 (2023年10月16日 (月) 10時52分)[23114]

義之 > 「広電」は広島電鉄の事かと思いました。富山にも走っていますが路面電車です。詳しくは分りませんが平和公園あたりにも広電で行けるのではないかと思います。「広電」はバスの運行もあります。 (2023年10月16日 (月) 12時41分)[23124]

月番 > 義之さんありがとうございました。路面電車ならブレーキの音がよく分かりました。 (2023年10月16日 (月) 14時25分)[23129]

柊子 > 広島の路面電車と思い頂きました。
夏は原爆忌、終戦記念日、夏休みならではの観光客も多いことでしょう。
そんな時期を過ぎ、広島市民の日常生活が戻ってきた気配を感じました。
一日、街を歩きましたが、色とりどりの路面電車が次々走ってくるのにびっくりしました。 (2023年10月16日 (月) 14時56分)[23133]

榮一 > 広島電鉄は各地の市電などを譲り受けて走らせています。そのために色や形はばらばらです。古い車両ですからブレーキの音も高そうです。秋深しも先ず先ずです。 (2023年10月20日 (金) 13時57分)[23180]

世話人 > 作者は石田加津子さんでした。 (2023年10月23日 (月) 10時45分)[23199]
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5・秋深む坂の途中で列車音 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時27分)[23103]
0点 


月番 > 秋の澄んだ空気の中で列車の音も坂の上まで聞こえそうですね。皆様の書き込みお願いします。 (2023年10月16日 (月) 11時01分)[23115]

義之 > 「坂の途中で列車音」と云えば鉄道の発達した日本中の何処にでも遭遇する景色だろうと思います。それだけに新鮮味が薄かったのかもしれません。季語も動くように思います。 (2023年10月20日 (金) 06時13分)[23172]

榮一 > 何処と言って特徴がない句です。中七が働いていないようです。 (2023年10月20日 (金) 14時00分)[23181]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2023年10月23日 (月) 10時46分)[23200]
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6・性別は必須項目夢二の忌 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時26分)[23102]
3点 義之・宜子・紫翠・


月番 > 様々な書類には性別が必要ですが夢二の忌との関係はどうでしょうか。書き込みお願いします。 (2023年10月16日 (月) 11時08分)[23116]

義之 > かなり離れた取り合わせの句ですが映像はしっかり見えます。作者の思いは全く分かりませんが、何となく納得しています。 (2023年10月16日 (月) 13時07分)[23125]

紫翠 > 下5の飛躍した取り合わせですが、イメージ的に説得力があるように思います。 (2023年10月17日 (火) 11時11分)[23140]

宜子 > なぜ「性別は必須項目」なのかは竹久夢二の絵から想像するしかありません。夢二の絵の特徴である黒猫やバランスの悪い女性の姿からすると妙に「性別は必須」と思えてしまいます。不思議な魅力的な句です。 (2023年10月18日 (水) 20時19分)[23161]

月番 > 皆さんご意見ありがとうございました。何となく解ってきたような気がします。 (2023年10月19日 (木) 22時11分)[23169]

加津子 > 宜子様ありがとうございます。私も月番様と同じく何となくわかったような気がします。夢二の絵は前からバランスが悪いと思っていました。特に手が大きく男のような感じがしていました。バランスの悪い女性の言葉にとても共感しました。 (2023年10月20日 (金) 11時25分)[23177]

榮一 > ジェンダーレスが叫ばれて久しいです。各人の性癖は特別とは思わないが個人差は歴然と存在します。善し悪しの問題ではなさそうです。必須項目は社会への批判とも取れなくはありません。夢二は特に女らしい女を描いた作家です。対比は微妙です評価も変化していそうです。 (2023年10月20日 (金) 14時17分)[23182]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年10月23日 (月) 10時47分)[23201]
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7・秋うらら終の棲家の鍵ひとつ 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時25分)[23101]
9点 柊子・義之・洋子・加津子・眞佐子・剛・鈴子・紫翠・榮一・


月番 > 鍵ひとつは一人暮らしでしょうか。書き込みお願いします。 (2023年10月16日 (月) 11時12分)[23117]

義之 > 「秋うらら」とあるので悲痛さは感じられませんが、達観した淋しさのような気分は滲み出てくるように思います。「鍵ひとつ」の措辞に対する感じ方は読者それぞれにあるように思いますが、月番様の書かれたように一人暮らしを意味しているのでしょう。 (2023年10月16日 (月) 13時23分)[23126]

洋子 > 義之さんの「達観した淋しさ」という読みに感心し、共感致しました。 (2023年10月16日 (月) 14時41分)[23130]

紫翠 > 発想と無駄のない表現に感服しました。「秋うらら」が上手いと思います。 (2023年10月17日 (火) 11時14分)[23141]

加津子 > 鍵ひとつのシンプルな生活を季語の「秋うらら」で楽しんでいる様に思いました。 (2023年10月17日 (火) 15時59分)[23144]

鈴子 > 秋うららを上五に設定されたことにより掲句の中身が見えて来て鍵ひとつに悲壮感は感じられなく好感が持てました。 (2023年10月19日 (木) 19時50分)[23168]

> 有名な一茶の「これがまあ終の棲家の〜〜」本歌取りである。秋うららが救いのようであり、確かに一人暮らしも悠々自適の暮らしのように思われて、羨ましい。鍵が光って見える。

(2023年10月20日 (金) 10時16分)[23174]

榮一 > 鍵一つが終の棲家に良く似合っています。秋のうららかさが良く効いています。読み終えてまぎれのない句です。 (2023年10月20日 (金) 14時21分)[23183]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2023年10月23日 (月) 10時49分)[23202]
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8・霧深し利尻礼文の赤灯台 投稿者:世話人 (2023年10月15日 (日) 11時24分)[23100]
7点 孝子・義之・洋子・宜子・眞佐子・剛・榮一・


月番 > 利尻島と礼文島の灯台ですね。霧深しが良いです。たくさんの書き込みお待ちしています。 (2023年10月16日 (月) 11時18分)[23118]

義之 > 日本最北端の二つの島の美しい風景の絵葉書のような作品です。知識が無いので赤灯台が見えてきません。両島の海峡を挟んでそれぞれの島に赤灯台があるのでしょうか。作者の立ち位置も見えにくいようです。 (2023年10月16日 (月) 13時35分)[23127]

眞佐子 > 北海道で一番行きたい所が利尻島と礼文島でしたが未だに行けていません。珍しい植物がたくさん有るらしいです。地図で見ますと灯台のマークが幾つもありますので赤い灯台もあるのでしょうね。日本最北端の霧深しがよかったです。 (2023年10月17日 (火) 21時25分)[23150]

義之 > 赤灯台の意味を調べてみました。船が海から港に入るとき関門の右に赤灯台、左に白灯台が見えるよう配置され、岬や磯の独立した灯台とは目的が異なるようです。そういう意味からすると、掲句は船の出入港の景と云えそうです。連絡船か漁師船の港の様子を描いたものでしょう。 (2023年10月18日 (水) 08時00分)[23154]

洋子 > 幻想的な美しい光景です。
義之さん、ご説明ありがとうございました。 (2023年10月18日 (水) 14時28分)[23155]

月番 > 義之さんありがとうございました赤灯台の意味がわかりました。富山湾にも赤い灯台がありますが何も考えずに見ていました。 (2023年10月18日 (水) 19時43分)[23157]

宜子 > 霧の深い海、その海に向けて灯台が二基。寺山修司の〈マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや〉が思われました。霧の中の「灯り」はいろいろなことを連想させます。 (2023年10月18日 (水) 20時31分)[23162]

> 旅行会社がツアーを組む、北海道の観光地である。訪れた事は無いが、日本の最北端、稚内から島と島を結ぶフエリーも有るようで、日本海側の領土から、霧が晴れるとロシアを望むことも出来るらしい。深い霧は幻想を伴うのだろう。港に出入りする船の目印である赤灯台は、象徴的な灯台である。 (2023年10月20日 (金) 09時54分)[23173]

榮一 > いかにも北海道の秋の景色です。利尻礼文の地名もうまく座っています。眼前に赤灯台が見える様です。 (2023年10月20日 (金) 14時24分)[23184]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年10月23日 (月) 10時49分)[23203]
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