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9・連峰の厳しき襞の淑気かな
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投稿者:世話人
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(2023年01月14日 (土) 07時03分)[22223] |
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7点 義之・加津子・洋子・鈴子・紫翠・剛・榮一・
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月番 > 「襞」が山の奥深さを現わしていてスケールが大きく感じます。 (2023年01月16日 (月) 12時18分)[22251]
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紫翠 > 下五の「淑気」で句が立ち上がったと思います。意味性を超えた作品のように感じます 。 (2023年01月17日 (火) 10時29分)[22259]
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義之 > 眼前に迫る立山連峰の威容が目に浮かびます。仕事で何度か冬の富山を訪れたことがあります。残念ながら元日での経験はありませんが、その荘厳さはまさに掲句の通りだと納得することが出来ました。 (2023年01月18日 (水) 07時36分)[22269]
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洋子 > 義之様の「立山連峰」で、句がさっと立ち上がりました。六甲山にも山襞がありますので、漠然といただいたんですけど、立山連峰と言われたら、景色が全く変わりました。まさに「淑気」です。 (2023年01月18日 (水) 14時57分)[22278]
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剛 > 富山は珍しく雪の少ない正月であった。年が明けて何度か故郷の山河を目の当たりにした。連峰と呼ばれるのは立山の他にも在ると思うが、生地の山はまた格別である。厳しい襞(山肌)を持つのはたぶん剱岳だろう。好天の日に眺めてゐると時間を忘れる。気を引き占めて、今年も前向きにと新年の心構えが頼もしい。 (2023年01月19日 (木) 10時43分)[22285]
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榮一 > 北国の峻烈な山の景です。南側の山では厳しい襞は先ずお目に掛かれません。雪を頂いた連峰の山襞に淑気を感じたのがいいのです。 (2023年01月20日 (金) 11時20分)[22306]
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世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時21分)[22321]
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