玄鳥 定例句会

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6 買い物に姉と行く夢ゆすらうめ  投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時51分)[19747]
3点 保子 洋子 千尋


月番 > ゆすらうめは少年、少女の頃の思い出と繋がるのは何故でしょう。 (2021年06月12日 (土) 15時53分)[19760]

洋子 > 姉、お姉さん、お姉ちゃん。15歳も年上の姉には、時には母よりも怖く叱られました。でも、姉たちのおかげで、今日ある私。晩年不遇であった姉と、例え夢ででも買い物に行きたい。そして、姉に何か欲しいものでも買ってあげたい。きっと私の方が買ってもらうことになるのでしょうが。 (2021年06月13日 (日) 16時27分)[19785]

孝子 > この句も、たとえ夢でも羨ましい限りです。ただゆすらうめの季語から。いまは現実には行くことのかなわぬお姉さんかと悲しさも感じる、季語がいいと思います。 (2021年06月15日 (火) 18時08分)[19808]

千尋 > わたしにも姉妹がいません。孝子さん ほんと羨ましいですよねー 
ただ夢なのが悲しくてなりません。「夢」を使なかったほうが良かったかなと思っています。 (2021年06月16日 (水) 00時40分)[19812]

保子 > 姉がいますが、なかなか会うことができません。「夢」は寂しいです。惹かれるものがありました。 (2021年06月16日 (水) 11時14分)[19816]

循子 > 「姉」という言葉には懐かしさと悲しみが籠っていて辛いものがあります。下の姉は私の生まれる前年に死に、十歳年上の姉は私の六歳のときに逝きました。夢でもいっしょに買い物に行けたら…と思います。「ゆすらうめ」と夢からして、このお姉さんも故人なのか、と。 (2021年06月17日 (木) 22時34分)[19841]

榮一 > 特徴がなさそうです。夢はなんでも叶いますからら。 (2021年06月19日 (土) 07時37分)[19860]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時16分)[19878]
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7 水無月や火星に残る水の跡  投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時50分)[19746]
9点 紫翠 加津子 孝子 美保子 進二 剛 宜子 千尋 循子


月番 > ニューヨークタイムズが、火星でスイカ畑が発見されたという記事を誤発信したとか、笑えました。
火星に水の跡があれば、火星人の可能性もありそうです。 (2021年06月12日 (土) 15時58分)[19761]

加津子 > 田んぼにたっぷりの水を張る水無月の季語に惹かれました。日本の豊かな水を感じる季節です。地球も火星の様になってしまうのでしょうか。 (2021年06月14日 (月) 16時22分)[19790]

宜子 > 「水無月」という情緒ある季語と、火星の取り合わせに意表を突かれました。でも、なぜか納得です。きっと「水の跡」だからと思います。 (2021年06月15日 (火) 03時58分)[19797]

紫翠 > 「水無月」の効いた良い句ですが、中七下五に類想があり、選に迷いました。「残る」も気になりました。印象的な表現だけに注意が必要なのだと思います。 (2021年06月15日 (火) 11時32分)[19802]

> 眼が駄目になって、もう赤い星なんて見上げる事も無い。文献に依れば、火星の直径は地球の半分程度、太陽系の惑星であり、火星までの距離は、2億3000万km、13光年、到底、実感の伴わない数字であるし、人間には到達できる筈のない星に、水の跡なんてロマンが有るではありませんか?。田植えに多くの水を必要とする、陰暦6月の異称がマッチしてゐると私は思いました。 (2021年06月18日 (金) 17時25分)[19850]

進 二 >  ご存知のように月を含め地球の周りの星に、水の跡を各国が競うように探っているのは、水を「命」の源と見ているからですね。火星は、これ又ご存知の通り地球の隣の星ですので、月に次いで探り易く、アラスカからだと一層近く輝いて見えます。各国が火星に着目するのはその為でしょうね。「水無月」を配合して「科学」を「俳句」に。大成功。 (2021年06月18日 (金) 19時44分)[19853]

榮一 > 物理化学をロマンで俳句に仕上げたようです。ただ季語の水無月は作為的な匂いを感じさせます。 (2021年06月19日 (土) 07時45分)[19861]

世話人 > 作者は洋子さんでした。
8番と同点ですが、番号が若いので月番をお願いいたします。 (2021年06月20日 (日) 13時18分)[19879]
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8 青田から風を迎える保育園 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時50分)[19745]
9点 紫翠 孝子 美保子 洋子 眞佐子 進二 鈴子 柊子 宜子


月番 > お揃いの日除け帽の子供達と、ピンクのエプロンの保母さんが見えてきました。 (2021年06月12日 (土) 16時02分)[19762]

美保子 > 住宅街から少し離れて、周りは田んぼばかりの保育園が車で買い物に出かける途中にあります。まさに掲句の通りの保育園。クーラーとか要らないのではないかと思って眺めています。風を迎えるがいいなと思いました。 (2021年06月13日 (日) 15時39分)[19779]

洋子 > 半世紀以上前の話ですが、農村では、農繁期の一時期、田んぼの近くに施設を作って託児所を開き、近くの子供たちを預かっていました。そこの責任者になって張り切って働いていた姉を懐かしく思いだしました。まさに青田から風を迎える託児所でした。今もやっぱりそういう状況があるのですね。 (2021年06月13日 (日) 16時10分)[19783]

千尋 > この句の情景も気持ち良さも好きなんですが、以前に見たような気がして頂かなかったのです。 (2021年06月14日 (月) 13時31分)[19789]

千尋 > 不確な情報だったら書いてごめんなさい。 (2021年06月14日 (月) 20時59分)[19793]

宜子 > 「青田から」としたことで、保育園の様子がよく見えました。もしかしたら類句があるかもしれませんが、「迎える」が風景を優しくしているようです。 (2021年06月15日 (火) 04時04分)[19798]

作者 > 俳句は読者の読みに任せると云う事で、句の作者は自解を書かない。と云われてゐますが、千尋さんが以前に見たような気が、と書かれたので、失礼して、少しだけ書かせてください。「青田風」なる季語の句はこの季節よく見ましたが、自分では青田と風を切り離した事で、一工夫したと思い上がりました。類句が有るようでしたら、御免なさい。 (2021年06月15日 (火) 10時06分)[19801]

千尋 > 作者さん ごめんなさい。
循子さん助けてー (2021年06月16日 (水) 00時26分)[19810]

鈴子 > 青田から風を迎える保育園。とても気持ちの和む句で思わず選をしました。 (2021年06月16日 (水) 22時05分)[19824]

紫翠 > 保育園のある環境を適切な表現で伝えている。これだけで背景にある多くの情報が読み手の想像力を喚起すると思います。 (2021年06月17日 (木) 11時12分)[19826]

眞佐子 > 近くに保育園が2カ所ありますが、どちらも周りが田んぼです。わたしも青田と保育園で何句か作ったことがありますが「青田から風を迎える」が好きだったのでいただきました。 (2021年06月17日 (木) 11時20分)[19827]

柊子 > 小規模の保育園で、保母さんがどの子の個性も解っていて、ここで育った子は逞しくて…と思ったのは青田の力でしょうか。 (2021年06月17日 (木) 15時49分)[19832]

循子 > 自分自身のことにかまけて書き込みが出来ず、助けてーと叫ばれていることにも気付きませんでした。しかし「青田風」ではなくここは作者自身の書かれたとおり、青田と風とは判然と離れています。青田と風を出したことで、類句類想が無いとも言い切れないなら、それを出せばどうでしょうか、千尋さん。
私は田舎暮しなので、こういう環境を珍しくないと思い、選をしませんでした。「風を迎える」という措辞は巧みと感じました。 (2021年06月17日 (木) 23時00分)[19842]

進 二 >  この句を見て、ふとベトナム戦争の際ピューリッツア賞を取った水田地帯を胸まで水に浸かりながら逃げる一家の写真を思い出しました。数年前、ベトナム戦争の主戦場の今を確認する為、その辺りの水田地帯を訪ねた際、正に新しい保育園が建ち、子供達は午睡の最中。来て良かったと思った瞬間でした。季節感のよく見えるのどかな景の句。  (2021年06月18日 (金) 21時06分)[19854]

榮一 > 悪くない句です。在りそうな保育園の環境です。ビルの中の保育園とは違います。都市の巨大化は狭いこの国の宿命です。人間ってややこしいですね。 (2021年06月19日 (土) 07時50分)[19862]

世話人 > 作者は剛さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時19分)[19880]
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9 鈴蘭や少女ひそかな嘘をつく  投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時46分)[19743]
4点 加津子 義之 宜子 循子


月番 > 鈴蘭の花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「純潔」「謙遜」でも、青酸カリより強い毒性もあるのだとか。
どんな少女がどんな嘘をつくのでしょう。 (2021年06月12日 (土) 16時06分)[19763]

義之 > 句自体の新鮮味は薄いと思いましたが、季語の鈴蘭の選択が妥当かと。 (2021年06月12日 (土) 23時37分)[19774]

加津子 > 可愛さと毒を併せ持つスズラン。多感な少女を想像した。 (2021年06月14日 (月) 16時32分)[19791]

宜子 > 鈴蘭と少女は、少し付きすぎるかとも思いましたが、どのような「嘘」なのでしょう?楽しい想像が湧きました。 (2021年06月15日 (火) 04時08分)[19799]

循子 > 昔の吉屋信子の少女小説を思い出します。句全体がそんな雰囲気ですし、とりわけ鈴蘭がそれを助長させているようです。鈴蘭は殊に女学生たちに好まれました。昔の女学生の間で「エス」ということが流行りました。SISTER のSです。自分の密かに慕う上級生や下級生の靴箱に恋文を入れて置いたりします。そこに鈴蘭の花が添えられていたら申し分なしというわけです。あまりにもステレオタイプと思いながら、飛びついてしまったのは、遥か遠い少女時代への懐旧の思いからなのかもしれません。 (2021年06月17日 (木) 23時29分)[19843]

榮一 > ひそかな嘘には心惹かれます。白と黒と赤と青などいろいろをもって人なのですから。ただ、つくは蛇足に感じました。ひそかなる嘘で止めたいところです。 (2021年06月19日 (土) 07時55分)[19863]

世話人 > 作者は孝子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時20分)[19881]
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10 靴紐を結びなおすや青葉寒 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時45分)[19742]
5点 紫翠 孝子 洋子 眞佐子 剛


月番 > 単に解けた靴紐を結んでいるのではなく、何か大事な決断をしているような気がします。 (2021年06月12日 (土) 16時11分)[19764]

洋子 > リクルート最中の学生さんを思いました。何社回ってもなかなか内定はもらえず、寒々とした気持ち。でも気を取り直して、靴の紐もきっちりと結びなおして、また次の所にまわるのです。頑張れがんばれ。 (2021年06月13日 (日) 18時04分)[19786]

紫翠 > 作者の姿勢がスッキリと伝わる。着地も良かったと思います。 (2021年06月15日 (火) 11時44分)[19803]

孝子 > 上五中七はけっこうよくみる素材ですが青葉寒の季語を初めて知って、季語の働きで魅力をかんじました。 (2021年06月15日 (火) 18時21分)[19809]

> 月番の云われるように、緩んだ靴紐をしっかりと結び直して、改めて何かに立ち向かう決意のように思える。勤め人の頃に、私にも何度も人生の転機が有ったが、一生一業で過ぎてしまった後悔めいた事が心に去来して、しんみりするのである。青葉寒が上手に嵌ってゐると思う。 (2021年06月16日 (水) 17時06分)[19821]

眞佐子 > 靴紐を結びなおす句はありましたが、青葉寒の季語で句が引き締まったように思いました。 (2021年06月17日 (木) 11時30分)[19828]

榮一 > 座五の青葉寒の寒が気になります。 (2021年06月19日 (土) 08時02分)[19864]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時21分)[19882]
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11 宵の夏両国橋を二度渡る 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時44分)[19741]
6点 加津子 鈴子 柊子 剛 千尋 主宰


月番 > 隅田川にかかる両国橋かと思いましたが、両国橋は全国的にあるようです。
宵の夏にお忙しそうです。 (2021年06月12日 (土) 16時14分)[19765]

義之 > 「夏、日が落ちてまだ夜になり切らない時間帯。ようやく収まった暑さから解放され、夕餉の後浴衣に着替え団扇を片手に出かけたりと、この時間帯での風情であろう」。以上が「宵の夏」の大歳時記からの要約である。実は、選句にあたって歳時記を調べることはしなかったので、掲句をスルーしてしまった。今は「両国橋を二度渡る」の意味が理解できる。遠くなった江戸時代の隅田川・両国橋へのノスタルジアであろう。 (2021年06月13日 (日) 14時09分)[19775]

加津子 > 浅草寺のほおずき市に行くのだろうか。ぶらぶらと出かけ、ほおずきを下げてぶらぶら帰る姿が見えた。 (2021年06月14日 (月) 16時41分)[19792]

鈴子 > 両国橋を二度渡る、二度に迷いもありましたが義之さんの書き込みで両国橋へのノスタルジアであろうに納得しました. (2021年06月17日 (木) 14時54分)[19830]

柊子 > 二度渡るが、行って帰ってくるのではなく、同じ方向へ二度渡ることになってしまった、その日の事情が浮かんできました。宵の夏ですから、深刻ではなく、作者様自身にまだ余裕がありそうです。 (2021年06月17日 (木) 16時00分)[19833]

> 隅田川に架かる橋はどの橋も物語りをつくるが、両国なら相撲か花火だろうと思う。宵の口に糊の効いた浴衣で行ったり来たりの、そぞろ歩き。あの橋の上から隅田川の花火を見た良い時代。宮本さんのノスタルジアで間違いない。 (2021年06月18日 (金) 15時10分)[19848]

榮一 > 江戸を舞台にした時代小説によく出てくる両国橋です。花火のルーツでもあります。宵の夏が良く効いています。江戸の庶民の情緒を感じさせます。 (2021年06月19日 (土) 08時07分)[19865]

世話人 > 作者は宜子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時22分)[19883]
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12 父の打つ全き円の投網かな 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時44分)[19740]
6点 保子 美保子 眞佐子 進二 千尋 循子


月番 > 投網は初心者が打っても、きれいに拡がらないとか。今でも川遊びに使われているのでしょうか? (2021年06月12日 (土) 16時16分)[19766]

義之 > 父もの、母もの、孫俳句といわれるジャンルの一句であり、読者の共感を得るのは易しいようで難しい。誇るべき父という一つのパターンから抜け出してはいないように思えた。 (2021年06月13日 (日) 14時19分)[19776]

美保子 > 七十代で逝ってしまった義兄は川遊びに詳しく、私達三姉妹の家族は毎年キャンプに連れて行ってもらいました。私は投網を打つところは見ていないのですが、夫は弟のようにかわいがってもらい、川にはよく一緒に行ったものです。二人の姉の連れ合いが逝ってしまい、夫婦はいつまでも一緒に居られるわけではないと心から切ない思いになります。 (2021年06月13日 (日) 15時52分)[19780]

保子 > 「全き円」の投網 憧れでもあり自慢のお父さまだったのでしょう。素直に羨ましいです。

(2021年06月16日 (水) 11時27分)[19817]

眞佐子 > 四国の四万十川で投網の実演を見せてもらいました。お父さまに投網を打ってもらえるなんて幸せですね。 (2021年06月17日 (木) 11時36分)[19829]

循子 > 何年前になるでしょうか、私も四万十川の投網を思い出しました。恰好良いなぁと眺めたことでした。ましてそれが父親ならばなおのこと。「全き円」に父への慕情が見えて心地よい。 (2021年06月18日 (金) 11時09分)[19844]

榮一 > 投網には憧れを持っていました。難しそうでもあり楽しそうでもあります。全円はきれいです。四万十大会で投網ショーを見ましたが感動はなかったです。形だけのやらせには実はないからです。 (2021年06月19日 (土) 08時21分)[19866]

世話人 > 作者は柊子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時23分)[19884]
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13 雑草を抜くに精神統一す  投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時43分)[19739]
2点 洋子 千尋


月番 > 割と雑草を抜くのが好きで、気の向くままに作業します。
この方の抜いた後は、さぞかし井然としていることでしょう。 (2021年06月12日 (土) 16時21分)[19767]

義之 > 雑草によっては根が一メートルも地中に伸びているテレビのコマーシャルを思い出した。 (2021年06月13日 (日) 14時24分)[19777]

千尋 > 雑草の雑はちょっと煩わしいと思いましたが、この暑い日中の草刈りには覚悟要りますよね。熱中症にも気をつけください。 (2021年06月13日 (日) 15時55分)[19781]

洋子 > 抜いても抜いても生えてくる雑草を抜くには、それなりの強い精神力が必要ですよね。いつも真っ黒に日焼けして草を抜いていた母を思い出しました。
  (2021年06月13日 (日) 16時18分)[19784]

加津子 > 私も母の姿を思います。草むしりは無心になれてストレス解消にもなります。 (2021年06月16日 (水) 11時59分)[19819]

榮一 > 精神統一は言い過ぎの感があります。 (2021年06月19日 (土) 08時23分)[19867]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時24分)[19885]
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14 ミニトマト汀の砂の城の堀 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時42分)[19738]
 


月番 > 海水浴にミニトマトを持って行かれたのでしょうか? 摘んでポンと口に入れられ、よいアイディアですね。 (2021年06月12日 (土) 16時24分)[19768]

千尋 > 海水浴とは思えません。どなたかヒントをください。 (2021年06月15日 (火) 12時46分)[19804]

榮一 > 海水浴の景です。ミニトマトを冷やすのに汀に砂の城を作ったようです。人の多い須磨海岸や江の島海岸ではできないことです。クーラーボックスなどなかった時代の景です。点がないのは表現の問題でありそうです。 (2021年06月19日 (土) 08時29分)[19868]

千尋 > お言葉ですが、炎天下の砂の城の堀でトマトは冷えるのか?煮えるのでは?・・どうも疑問がとけません。 (2021年06月20日 (日) 13時27分)[19886]

世話人 > 作者は義之さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時28分)[19887]

循子 > 汀の砂とあるので、単純に海水浴かと思いましたが、「汀の砂の城の」を堀にまで持ってゆくのは、シンドイです。 (2021年06月21日 (月) 12時13分)[19893]
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15 心の雨降る深夜の蠅入らず  投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時42分)[19737]
3点 義之 柊子 主宰


月番 > 蝿入らずの中には、どなたかの帰りを待つお料理が置いてあるのでしょうか?
(2021年06月12日 (土) 16時28分)[19769]

義之 > 「心の雨降る」の降るは不要で、心の雨は言い過ぎかと。心の雨を降らさずとも「雨の深夜の蠅入らず」だけで同じ効果が出せるのではと思いましたが、「深夜の蠅入らず」の措辞に惹かれて頂きました。 (2021年06月12日 (土) 23時25分)[19772]

千尋 > 広辞苑によると「心の雨」は心の晴れやかでないことを雨に例えていう語とあります。たしかに雨降るというだけで分かる気持ちもしますが。 (2021年06月14日 (月) 13時00分)[19788]

柊子 > 「深夜の蠅入らず」で色々な想像が働き、楽しませて頂きました。
「心の雨降る」の使い方、勉強になりありがとうございます。推敲の時に思い出したいです。 (2021年06月17日 (木) 16時18分)[19834]

循子 > 巷に雨の降る如く/わが心にも雨ぞ降る/…なんて大昔に諳んじた詩を咄嗟に思い出したもので、ちょっとキザかなぁと思いましたが、「心の雨」という慣用句があったのですね。千尋さん、有難うございます。「深夜の蠅入らず」はちょっとミステリアスな感じが面白い。 (2021年06月18日 (金) 12時01分)[19845]

榮一 > 心はどうかと思いましたが深夜の蠅入らずは悲しい歴史のようです。そこに惹かれました。 (2021年06月19日 (土) 08時34分)[19869]

世話人 > 作者は千尋でした。 (2021年06月20日 (日) 13時29分)[19888]
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16 優曇華や父若き日のみそかごと 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時41分)[19736]
5点 義之 孝子 保子 宜子 主宰 


月番 > 若い時の密事を子供が知ることになったとは。お父様はご健在なのでしょうか。 (2021年06月12日 (土) 16時33分)[19770]

義之 > 父が亡くなってもう30年は経っていますが、ひょんなことで父の秘密を知ることがありました。父らしいなと達観の心境です。「優曇華や」の切り出し方が良いなと思いました。 (2021年06月12日 (土) 23時33分)[19773]

宜子 > 息子や娘には知る由もない父の「みそかごと」どのようなものかを想像させるのに「優曇華」は充分でした。 (2021年06月15日 (火) 04時16分)[19800]

保子 > 静な気持ちになりました。小説のような感じ。 (2021年06月16日 (水) 11時35分)[19818]

義之 > 「小説のような感じ」に同感です。小説はしばしば映画やドラマにもなります。さて掲句に啓発されドラマの脚本を書くにあたって疑問が湧いてきました。「父若き日のみそかごと」は、父の独身時代のことか、それとも母との結婚後のことなのか?私が脚本家なら後者の設定で物語を進めるでしょう。 (2021年06月17日 (木) 19時00分)[19836]

循子 > 独身時代ならば、黙っていれば済むことで、みそかごとともなれば、結婚して赤ん坊の一人ぐらいはあった方が脚本書くには面白いかもしれないですよ、義之さん。 (2021年06月18日 (金) 12時13分)[19846]

榮一 > みそかごとは誰にでもある来し方です。優曇華がすべてを容認しているように感じさせます。 (2021年06月19日 (土) 08時37分)[19870]

世話人 > 作者は循子さんでした。 (2021年06月20日 (日) 13時30分)[19889]
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6月句会の準備中 投稿者: 世話人 (2021年06月12日 (土) 14時37分)[19735]
うちの紫陽花 なぜかこの色

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5月句会 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時54分)[19604]
みなさまお待たせしました。ただ今句会の支度が整いました。

今月の月番も和田柊子さんです。続きましたが宜しくお願いします。


   句 会  19日(月)まで
   作者発表 20日(火)の予定です


柊子 > 今日は句会があり、ご挨拶が遅くなりました。
今月の月番を務めさせて頂きます。勘違いのコメントなどございましたら、教えていただけると有り難いです。
どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年05月12日 (水) 17時12分)[19611]

月番 > 5月の句会も残り1日となりました。コメントのお済みでない方、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2021年05月18日 (火) 16時48分)[19693]

世話人 > みなさまお待たせいたしました。
パソコンの具合が微妙で今になってしまいましたが、作者の名前を記入させていただきました。
主宰先生、参加者のみなさまありがとうございました。
柊子さん月番ありがとうございました。また来月も月番をお願いいたします
わたしのところにはワクチン接種券が五日後に送られてくるとのことですが、こんなパソコンの調子で順番がとれるかなぁと心配しております。

投句締切は毎月5日です。 (2021年05月19日 (水) 16時40分)[19730]

月番 > 主宰先生、全句にわたりご指導下さりありがとうございました。
ご参加の皆さまも書き込みありがとうございました。
月番をさせて頂き、今月も大変勉強になりました。この句会で今年の幸運を使い果たした気分ですが、コロナに負けず来月も勉強させて頂くつもりです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。 (2021年05月20日 (木) 09時43分)[19732]

杏花 > 緊急事態宣言神戸
皆様の地域は如何ですか
不安な日々です
気を付けてお過ごしくださいませ。 (2021年05月22日 (土) 09時47分)[19733]
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1 マイセンのデミタスカップ夏きたる 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時51分)[19602]
2点 杏花 鈴子 


杏花 > マイセンのカップ
神戸元町の喫茶にて
見かけます白地に
 素敵な花模様
神戸へお越しの節は元町商店街
おでかけください

(2021年05月12日 (水) 12時16分)[19605]

月番 > 杏花さま
早速に書き込みありがとうございます。
マイセンといえば高級な磁器、デミタスですから小さめですね。夏の思い出と共に毎年使われているのでしょうか? (2021年05月12日 (水) 17時16分)[19612]

鈴子 > 若い時分に憧れた一品です。そののちマグカップを手に入れる機会があり数十年使っています。 (2021年05月16日 (日) 19時38分)[19674]

榮一 > マイセンの磁器は絵柄なども美しいものです。紅茶のカップセットを持っていましたが阪神淡路の震災で割れてしまいました。句の主人公はデミタスカップに思い入れがありそうです。コーヒーも熱いものしか飲まなそうな人のようです。楽しむのはいいことです。 (2021年05月19日 (水) 11時15分)[19696]

世話人 > 作者は孝子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時22分)[19713]
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2 我が庭に耀き戻る五月かな 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時50分)[19601]
3点 洋子 保子 循子


月番 > 本当に五月の庭は輝いています。去年バッサリ刈った紫陽花の葉がとりわけ光っています。私より年上の紫陽花のはずなのに、見習わないと! (2021年05月12日 (水) 17時25分)[19613]

循子 > 三年前に思うところあって、庭木を全て切り倒して撤去しました。殺風景になったところに、今年は五月に入ると植えた覚えのない草花がいろいろと咲いてくれました。恐らくは外来種の花だねがどこかから飛んできたのでしょうが、スマホで調べても日本語ではでてきませんが、なんとも可愛い花たちに癒されました。掲句は私の気持そのものでした。


(2021年05月13日 (木) 23時12分)[19636]

洋子 > コロナで閉じこもっていた長い冬
、そしてあっという間に過ぎた桜の時間。季節感をつかめないうちに、気が付いたら初夏なのですね。戸惑いながらも、やはり若葉の勢いに、元気がでてきました。 (2021年05月14日 (金) 18時15分)[19651]

保子 > 今の季節はどこを歩いても幸せな気持ちになります。 (2021年05月16日 (日) 23時31分)[19675]

榮一 > コロナ自粛で気分も晴れなかったようです。五月の木々の若葉色はまさしく句の耀きそのものですです。明るい句です。
(2021年05月19日 (水) 11時21分)[19697]

世話人 > 作者は杏花さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時22分)[19714]
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3 忌日かな水晶の数珠藤の花  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時49分)[19600]


杏花 > 忌日と
水晶の数珠は解ります
藤の紫の花どうして忌日なのでしよう
先日夫の命日藤の花の仏花を
そなえました
お寺様が紫がいいですね!
御挨拶がありました。 (2021年05月12日 (水) 15時29分)[19609]

月番 > この数珠は故人の形見でしょうか?この季節に水晶がよく似合います。 (2021年05月12日 (水) 17時27分)[19614]

循子 > お身内の忌日でしょうか。水晶の数珠を掌に忌を修して居られる。お庭に藤の花が…。あるいはお寺の法要ならばお寺の庭に。
故人が藤の花をお好きだったかも知れません。
この季節らしい句と思いましたが、どうもプツンプツンと切れる感じが気になりましたました。
(2021年05月15日 (土) 12時46分)[19663]

榮一 > 三段切れですね。数珠の長さにもよりますが藤の花とはイメージが合いそうです。内容的には近親者の忌日のようですがこなれていない様に思います。
(2021年05月19日 (水) 11時32分)[19698]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時23分)[19715]
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4 苺ジャムパンの耳まで伸ばせ春 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時48分)[19599]
5点 杏花 洋子 柊子 美保子 千尋


杏花 > 美味しい
ジアムーバーガー
耳まで伸ばせの表現に感動
全て美味しい
事でしようね
表現がいかにも
美味しい神戸のパンです
特に
ジャムパン苺まるまるなので
美味しいです風月堂
の二階おすすめ
しますこうべにお越しの節元町へ、、、 (2021年05月12日 (水) 12時33分)[19606]

月番 > これが朝ごはんのトーストだったら、元気一杯の一日がスタートしそうです。 (2021年05月12日 (水) 17時30分)[19615]

洋子 > 手作りのイチゴジャムなのでしょう。いつもは四角く残すパンの耳も、ジャムをつければおいしい、おいしい。春の醍醐味です。 (2021年05月14日 (金) 18時19分)[19652]

千尋 > パンの耳の食べ方は人それぞれです。はじっこのはじっこの耳まで塗って食べるパン、苺ジャムどちらも極上でしょう。春という短い季語の斡旋にもセンスの良さを感じました。 (2021年05月15日 (土) 01時04分)[19658]

柊子 > 覇気を感じて頂きました。孫と一緒に住んでいたら、こんな朝食を食べた後にランドセルをポンッと叩いて「行ってらっしゃーい!」と送り出したい気分です。 (2021年05月17日 (月) 15時57分)[19680]

榮一 > 今、コープの「まるごとフルーツごろっといちご」なるいちごを煮たものに嵌っています。ジャムのようですが砂糖は入っていません。まさに句の様にパンの隅々まで伸ばして食べています。気分はよく伝わります。のばせ春は苦しいかも。 (2021年05月19日 (水) 11時54分)[19699]

世話人 > 作者は剛さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時24分)[19716]
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5 作業小屋の錆びたアンテナ花は葉に 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時47分)[19598]
6点 孝子 宜子 義之 保子 千尋 循子


月番 > 先月、主宰先生に「花は葉に」を「@花を惜しむ気持ちと散ってしまった儚さ A桜若葉のすがすがしさ」と教えて頂きましたが、今回はどうでしょう? (2021年05月12日 (水) 18時40分)[19616]

循子 > 「花は葉に」は五音なので使い易いですね。主宰先生のお教えになった@、Aの内、掲句を当然私は@のつもりで読みました。Aの意で使う時は「葉桜」のほうが相応しいけれど、花を惜しむ思いを込める時は、つい「花は葉に」を置きたくなります。 (2021年05月15日 (土) 13時49分)[19665]

循子 > 何の作業小屋かわかりませんが、そこで働くひともいなくなった現実は、いかにもありそうです。私のように、上記@の読みをすると、「花は葉に」が付き過ぎの感もありますが…。
(2021年05月15日 (土) 14時00分)[19666]

義之 > アンテナといえば、一般的に言えば屋外に設置して電波を拾うもので用途や形は大小様々なものがあるが、ここは作業小屋とあるから、単なるテレビ等の受信アンテナでは無く、アマチュア無線などのもっぱら専門的なものかもしれない。桜はおそらく山桜であろう。人気の無い山里に立つ錆びたアンテナを作者は見つけたのである。葉桜が美しい。 (2021年05月16日 (日) 12時05分)[19670]

宜子 > 葉桜の頃に見つけたアンテナの錆。「作業小屋」とあるので、もしかしたら見慣れた小屋かもしれません。明るい葉桜の頃なら見つけやすそうです。具象としてのアンテナがあるので葉桜より「花は葉に」の方が良さそうです。 (2021年05月17日 (月) 02時16分)[19677]

榮一 > 具象的でよく見える句です。花は葉にも悪くないようです。 (2021年05月19日 (水) 11時56分)[19700]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時24分)[19717]
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6 踵で踏むうどんの生地や子供の日 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時46分)[19597]
7点 孝子 洋子 進二 柊子 眞佐子 千尋 鈴子


月番 > にぎやかな作業の声が響いてきます。「踵で踏む」のがコツですか? (2021年05月12日 (水) 18時42分)[19617]

洋子 > コロナ禍でどこにも出かけられない子供たちのために、うどん打ちが計画されました。楽しい子供の日です。思いっきり踏んでいる子供たちのはしゃぎ声が聞こえてくるようです。


(2021年05月14日 (金) 18時23分)[19653]

千尋 > 子供たちに振舞うため奮闘している親の姿が見えました。 (2021年05月15日 (土) 01時10分)[19660]

進 二 >  まだ細いであろう子供達の足が見えます。傍らには目を細めたお父さんの顔。仕上げは、そのお父さん。調理中のお母さんの背も笑っておられるように見えてきます。 (2021年05月16日 (日) 17時38分)[19671]

柊子 > 大人だったら、うどんの生地を普通に踏んでもこねられるでしょうが、子供の体重で踏んでもこねられないので、踵だけを使わせている気がしました。色々工夫して楽しい時間を過ごしている声が聞こえてきました。 (2021年05月17日 (月) 16時06分)[19681]

鈴子 > 子供の日に手作りのうどんを作っている様子、仲間に入れて貰いたい気分です。気持ちの良い句です。 (2021年05月17日 (月) 19時52分)[19685]

眞佐子 > 子供たちの楽しそうな声が聞こえるようでした。踵で踏むが良かったです。 (2021年05月17日 (月) 20時09分)[19686]

榮一 > 子供の日に手作りのうどんをつくっているようです。うどんは体重を掛けて足で踏むと腰が生まれます。踵は体重が載りやすく理にかなっています。ただ、家庭内のことかどこかの料理教室か施設か場所と状況がうまく汲み取れませんでした。蕎麦打ちやうどん作りは難しそうで。 (2021年05月19日 (水) 12時04分)[19701]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時25分)[19718]
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7 疫病下の二度目の立夏庭すずめ  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時45分)[19596]
3点 孝子 柊子 循子


月番 > 来年こそは晴れ晴れとした立夏を迎えたいものです。 (2021年05月12日 (水) 18時43分)[19618]

循子 > 三度めの立夏を迎えたくないものですが、不気味なコロナだけは先が見えません。籠りがちな日々、庭すずめをぼんやり眺めている主人公を思いました。
「疫病下の」という上五の硬さが気にはなりますが…。
(2021年05月14日 (金) 11時59分)[19646]

柊子 > 娘たちには、大人しくしていてね!と釘を刺されています。みじかな事で、気分転換、ストレス発散…句作りも大いに役立っていますが、循子さまのおっしゃるような、ぼんやり感に共感が持てました。 (2021年05月17日 (月) 16時14分)[19682]

榮一 > コロナ疫も二年が過ぎてゆきます。あまりにも長い規制は日常が変わってしまいます。雀を見ている作者の心情も良く汲み取れます。ただ疫病下は時の疫のぐらいで。 (2021年05月19日 (水) 12時10分)[19702]

世話人 > 作者は進二さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時25分)[19719]
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8 のびやかな少女の脛や五月くる 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時45分)[19595]
6点 加津子 洋子 進二 眞佐子 剛 主宰


月番 > 近頃はすらりと長い足を持つ子がそこら中にいて、見ているだけでさわやかです。 (2021年05月12日 (水) 18時46分)[19619]

加津子 > 月番さんの言われるように日本人の体形が随分と変わってきたようで羨ましい限りです。健やかな少女の姿が眩しいです。 (2021年05月14日 (金) 09時38分)[19638]

洋子 > 少し類想感があるように思いますが、上五、中七を受けて、五月来るがぴたりと決まっているように思います。 (2021年05月14日 (金) 18時28分)[19654]

進 二 >  洋子さんとほぼ同じ意見です。少女の脛をのびやかと表現するのはその通りだけに、既視感がしますが「五月くる」が良く合っているので頂戴しました。 (2021年05月16日 (日) 17時49分)[19672]

眞佐子 > 既視感があるかと思いましたが皆さんがおっしゃるようにのびやかな少女の脛に五月くるが良く合っていると思いました。 (2021年05月17日 (月) 20時23分)[19687]

> コロナの悪疫に脅かされながらも、良い季節が到来した。公園にも街中も学校も。躍動する子供たちを眺めながら、人間、歳を経て足腰が不自由になると、今更ながら、こんな景色に自分の時代を重ねて涙ぐむ。 (2021年05月18日 (火) 10時49分)[19691]

榮一 > おそるべき君等の乳房夏来る・・三鬼を思う。中七までの類想感は否めないようである。明るくて好きな句ではある。 (2021年05月19日 (水) 12時16分)[19703]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時26分)[19720]
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9 板書する真っ直ぐな肘聖五月 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時43分)[19594]
9点 加津子 宜子 進二 美保子 義之 保子 剛 鈴子 主宰


月番 > こちらは肘が伸びています。聖五月との関係はいかがでしょう? (2021年05月12日 (水) 18時48分)[19620]

美保子 > 生徒も新入生かも知れませんが、先生が新米先生でぎこちなくても、姿勢も良く、きちんとした先生のイメージがわきました。中学、高校の新任の先生には友達のように接した記憶があります。真っ直ぐな肘、聖五月にそういう気持ちが表れていると思います。 (2021年05月13日 (木) 21時29分)[19633]

加津子 > ハツラツとした若さと希望を感じます。 (2021年05月14日 (金) 09時43分)[19639]

進 二 >  板書するのは、新人の先生とも、背伸び加減に手を伸ばす生徒とも読めますが、いずれにせよ、若葉の頃の教室の景が適格に表現されていると思います。気になるのは「季語」の聖五月の「聖」に日本人として又、「俳句の季語」として、実感があるのかどうかと言うことになろうかと思います。俳句界でも流派・結社で意見は割れているようです。私自身は使いませんが。 (2021年05月16日 (日) 18時39分)[19673]

宜子 > リアル感でいただきました。いままさに、先生の授業が始まっている、そのちょっとした緊張感が「真っ直ぐな肘」で、伝わってきます。 (2021年05月17日 (月) 02時23分)[19678]

> 何時の間にか黒板の色は緑に変わった、そして今は白板も有るらしい。私の中学の社会科の先生は、喋ることなく、漆黒の黒板一杯に、きれいな文字を書き連ね、授業の終わりに、この中からテストの問題と言った。私たちは必死になってノートにそれを書き写した。今の時代ならきっと携帯のカメラで写せばと、不埒な事を思うに至りました。直ぐな肘から新任の先生を思う事は間違いない。

(2021年05月18日 (火) 11時36分)[19692]

鈴子 > 「真っ直ぐな肘」に清々しい先生の表情まで見えてくるようです。 (2021年05月18日 (火) 19時30分)[19695]

榮一 > 今年先生になった若者のイメージが強い。真っ直ぐな肘が躍動するようだ。聖五月はキリスト教を深く思う必要はない。若葉の爽やかな五月でいい。 (2021年05月19日 (水) 12時20分)[19704]

世話人 > 作者は柊子さんでした。今月も最高点です、来月の月番もお願いいたします。 (2021年05月19日 (水) 16時27分)[19721]
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10 親に隠して一つ咲かせし月見草 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時42分)[19593]
3点 宜子 義之 剛


月番 > 七七五の破調です。暗喩の句でしょうか?よく分かりません。教えてください。 (2021年05月12日 (水) 18時51分)[19621]

宜子 > 俳句は基本、暗喩です。この句も、実際にはありえないことも、暗喩として、親には隠れて咲かせた「月見草」、秘密めいたものを感じさせます。どのような秘密かを想像させるに十分な「月見草」です。 (2021年05月13日 (木) 21時14分)[19632]

加津子 > 去年の11月の例会に宜子様と紫翠様に「暗喩」について教えていただきました。また見直します。 (2021年05月14日 (金) 10時30分)[19644]

千尋 > 咲かせてというフレーズにエロスを感じたのはわたしだけかしら。使役動詞の響きが俳句には馴染みにくいように思います。 (2021年05月15日 (土) 00時58分)[19657]

義之 > 季語の力でしょうか、思春期の葛藤のようなものを感じました。子を持つ親の自分自身の思い出かもしれません。 (2021年05月16日 (日) 11時39分)[19669]

> この句の親に隠した事柄は、何であったか読者には解らない。月見草から想像を逞しくするだけである。マツヨイグサ(待宵草)は夕方に花を開いて、朝には萎む儚い花である。色んな花言葉もあるし、妙にそそられるのは「一つ咲かせし」で、誰もが親の庇護下にあった青春時代には、親に秘さねばならぬ事が有ったと思う。親に限らず一生隠したい事も引き連れて人間は生きる。 (2021年05月18日 (火) 10時24分)[19690]

榮一 > 隠してか隠れてか。咲かせしか咲かしぬかいろいろありそうである。 (2021年05月19日 (水) 12時25分)[19705]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年05月19日 (水) 16時28分)[19722]
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11 ペダル踏む脚を大の字虞美人草 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時41分)[19592]
2点 杏花 循子


杏花 > 最近は車時代
自転車に乗っては昔のことになりました
あるし日を想い
俳句にするのも楽しいですよね

大の字にに惹かれました
(2021年05月12日 (水) 12時40分)[19607]

月番 > ペダルって、杏花さまの言われる自転車ですか?「大の字」って大の字に寝るという大の字ですか? 映像にならなくて困っています。 (2021年05月12日 (水) 18時57分)[19622]

加津子 > 足をペダルから離して左右に広げ又、漕いでという乗り方かしらと思いました。子供の頃坂道をペダルから足を離して風を切って乗りました。 (2021年05月14日 (金) 09時52分)[19640]

循子 > ちょっと行儀の悪い句ですが、というより、やや脚をひろげて乗っている女性を大げさに大の字と表現されたのでしょう。虞美人草のように美しい女性であったかどうか。事実はわかりませんが、対比に興味がありましら。 (2021年05月14日 (金) 12時49分)[19647]

循子 > 加津子さんが書かれたこどもの状景は可愛いですね。でも虞美人草からの連想ではないでしょうね。 (2021年05月14日 (金) 12時51分)[19648]

加津子 > もちろんです。8番の句の少女の頃の経験です。
(2021年05月14日 (金) 16時03分)[19650]

杏花 > 我が家は坂道の上にあり自転車での私の様子が伺えます
漕がずに両足ペタルから話すと
大の字のようです
楽しい昔を思い出しました。 (2021年05月14日 (金) 19時52分)[19655]

榮一 > 女性に想像は働きませんでした。大の字はやはり少年の様に思います。虞美人草が唐突に感じました。 (2021年05月19日 (水) 12時34分)[19706]

世話人 > 作者は義之さんでした、 (2021年05月19日 (水) 16時29分)[19723]
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12 花韮や一緒に歌うコンサート 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時41分)[19591]
3点 加津子 進二 千尋


月番 > 幾何模様のように6枚の花びらを持つ花韮。1本1本は華奢ですが、群れて咲いている姿は楽しそうです。 (2021年05月12日 (水) 19時08分)[19623]

加津子 > 季語の花韮に、皆で口ずさめる優し歌を想像しました。 (2021年05月14日 (金) 10時11分)[19642]

循子 > 花韮の増殖ぶりは驚異的です。思わぬところに、どんどん咲いてくれます。いろんな人が次々に参加してゆく「花は咲く」を思い出します。
(2021年05月15日 (土) 12時24分)[19662]

千尋 > 郊外の野外ステージを思いました。換気不要ですね。 (2021年05月15日 (土) 13時16分)[19664]

榮一 > やはり野外劇場のコンサートですね。一緒に歌えるから参加する人も多そうです。肩の張らないコンサートです。ハナニラは少し地味かな。 (2021年05月19日 (水) 12時40分)[19707]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時30分)[19724]
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13 竜宮の波を待ちおり桜貝  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時40分)[19590]
2点 宜子 加津子


月番 > 竜宮って乙姫さまのいる竜宮城ですか? 大事な人が帰ってくるのを待っている? 自分を迎えに来てくれるのを待っている? 想像が膨らんではきましたが…。 (2021年05月12日 (水) 19時14分)[19624]

宜子 > 竜宮と言えば乙姫様ですが、むしろこの句からは青木繁の「わだつみのいろこの宮」を思いました。桜貝の色と、豊玉姫の衣装の連想かもしれません。この桜貝は、ずっと待っているのです。来るはずのない「波」を。想像が膨らみますね。切ない一句でした。 (2021年05月13日 (木) 21時02分)[19631]

加津子 > 私も選句しています。何となく気になった句だからです。なので、説明が出来ないでいます。宜子様の書き込みを見て勉強になりました。「いろこのみや」という言葉も初めて知りました。 (2021年05月14日 (金) 10時07分)[19641]

杏花 > 句に説明などいらないと思います
言葉が心うたれれば
いいではないですか
句に説明は
いらないとおもいますそれが
俳句の楽しさではないでしようか (2021年05月14日 (金) 20時07分)[19656]

千尋 > 加津子さん、選されていらっしゃったっ!すみません。問合せしようと思っていたのに忘れてました。 (2021年05月15日 (土) 01時08分)[19659]

加津子 > はい、T点追加でよろしくお願いします。 (2021年05月16日 (日) 08時53分)[19667]

榮一 > 若い頃拾った桜貝であろう。化粧小瓶の中に入れてありそうである。小瓶と小瓶の中の空間は今も竜宮の波を待っているのであろう。その祈りは小瓶と小瓶の空間と桜貝だけの置き去りにされた世界のようである。乙女チックな句。 (2021年05月19日 (水) 12時53分)[19708]

世話人 > 作者は紫翠さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時30分)[19725]
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14 葉桜の木漏れ日の下にぎりめし 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時39分)[19589]
4点 孝子 紫翠 美保子 眞佐子


月番 > 木漏れ日が気持ちの良い季節です。毛虫もそろそろ現れますから、用心して召し上がれ! (2021年05月12日 (水) 19時17分)[19625]

美保子 > 毛虫と言われれば、桜には毛虫が付くのでしたね。そのことさえ思わなければ、さわやかで、気持ちのいい新緑の季節の木漏れ日の下を思います。 (2021年05月13日 (木) 21時34分)[19634]

紫翠 > 上五中七の「木洩れ日」が上手いと思います。「木洩れ日」で白米を連想させ、「にぎりめし」の着地に成功した。
(2021年05月15日 (土) 11時15分)[19661]

眞佐子 > 最近は外出もままならないので、木漏れ日の下のにぎりめしがとても新鮮におもいました。葉桜の毛虫はもう少し大丈夫でしょうか。 (2021年05月17日 (月) 20時32分)[19688]

榮一 > 情景はよく見えて来る句です。表現として散文的なところが気になります。 (2021年05月19日 (水) 12時55分)[19709]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時31分)[19726]
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15 卒寿なる皺尊けれ桐の花  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時39分)[19588]
4点 紫翠 美保子 鈴子 主宰


月番 > 桐の花の高貴さが卒寿と響き合っているように感じます。 (2021年05月12日 (水) 19時18分)[19626]

美保子 > 月番様が書いていらっしゃるように、卒寿に桐の花、つきすぎというのでもなく、響き合っているというにふさわしい季語ですね。こうなると、年を重ねるのも悪くないと言う事が言えるのですね。 (2021年05月13日 (木) 21時38分)[19635]

紫翠 > 「桐の花」で選をしました。花の様子もそうですが、爽やかな香りを放つ桐の花が、上五中七を引き立てているように感じます。 (2021年05月17日 (月) 10時42分)[19679]

鈴子 > 卒寿なる皺尊けれと表現された作者のお人柄がとても気持ち良く伝わってきました。 (2021年05月18日 (火) 19時16分)[19694]

榮一 > ちよっと躊躇した句です。躊躇したのは尊けれである。尊けれは桐の花に語らすべきである。 (2021年05月19日 (水) 13時00分)[19710]

世話人 > 作者は循子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時31分)[19727]
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16 聖五月両手で受ける沢の水 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時38分)[19587]
6点 杏花 加津子 柊子 眞佐子 紫翠 主宰


杏花
新幹線神戸駅より徒歩にて登ると
滝があります
素晴らしい景色です
以前
吟行会にて楽しみました
随分前のことです
又改めてみんなで一緒で行きたいですね来期桜の花が咲く頃がいいですね! (2021年05月12日 (水) 15時18分)[19608]

月番 > まだまだ冷たい沢の水。きらきら光っているのが見えてきます。 (2021年05月12日 (水) 19時20分)[19627]

紫翠 > 「聖五月」と「沢の水」の取り合わせで採りました。中七が邪魔に感じるぐらいピッタリで、イメージが広がります。
(2021年05月13日 (木) 11時24分)[19630]

加津子 > 本当にきらきら光って透けるような水です。 (2021年05月14日 (金) 10時14分)[19643]

柊子 > この沢の水なら、何の心配もなくごくごく飲んでしまいそうです。沢の水の様子がしっかり想像できました。 (2021年05月17日 (月) 16時20分)[19683]

眞佐子 > 両手で受ける沢の水が好きでした。よく山に登った頃を思い出していただきました。聖五月も良かったです。 (2021年05月17日 (月) 20時39分)[19689]

榮一 > 聖五月のイメージは溢れるような若葉青葉の爽やかさである。日の光も沢の水の冷たさも山登りの清々しさを一段と増幅させるようである。若々しくて力強い。
(2021年05月19日 (水) 13時08分)[19711]

世話人 > 作者は宜子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時32分)[19728]
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17 和声の天親など邪魔になってきて 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時34分)[19586]
4点 紫翠 義之 保子 剛


月番 > 「清和」の傍題に「和清の天」はあるのですが、この「和声の天」は私の歳事記には見つからず、困っています。季語でしょうか?
それにしても、爽やかなこの季節に中七下五がますます謎です。 (2021年05月12日 (水) 19時28分)[19628]

義之 > 月番様の言われるとおりだと思います。中七以下に季語らしいものはありませんので、ここは「和清の天」すなわち旧暦四月一日を意味する「清和」の傍題なのでしょう。所謂パソコンの誤変換と思います。さて、本題に戻って、「親など邪魔になってきて」と取り合わたこの季語がどう響いてくるか、あるいは季語が動くのか、私には難しすぎてわかりませんが、親から自立していこうとする子供の成長を考えたとき、妙に納得できるものが感じられたのです。 (2021年05月12日 (水) 19時58分)[19629]

紫翠 > 義之さんの書かれた通り「和清の天」で選びました。無季句とすると「季語」をカバーする語がないように思います。これは作者にお聞きしたいところです。中七下五をどう捉えるかですが、四月一日から四月馬鹿を連想すると、こじつけですがなんとなくわかるような気がします。 (2021年05月14日 (金) 11時58分)[19645]

循子 > やはり「和声の天」はまずいのではないでしょうか。今月の作品の中で一番興味惹かれた句ですが、「和清の天」として読む親切心に私は欠けていました。旧暦四月を指し「清く和ぐ月」とあります。中七下五の乱暴な可笑しさが掲句の魅力とおもいます。ただ「和声の天」は御免被りたいと。
(2021年05月14日 (金) 13時38分)[19649]

> 俳句に季語が必須であり、基本となることは重々承知してゐます。果たして和声が誤記だったかどうかの私の判断は、意図して置かれたような気もしました。和声は、やわらいだ声。相和して唄う声、西洋音楽のハーモニー。また旋律が同時に調和して響くことも、わせいと呼ばれるようです。私は「親など邪魔になってきて」のフレーズに負けて1点を投じました。40歳前に父を失い、母は80過ぎまで生きましたが、親が邪魔になる事が有ったかどうか、自分の年にてらし併せて、しんみりとするのです。疫病に脅かされゐるこの良い季節の青空に、調和されたコーラスの綺麗な歌声、作者のため息が聞こえる気じがしました。 (2021年05月16日 (日) 10時30分)[19668]

保子 > 和清の天としていただきました。中七以下にはドキリ。透明感がありなにか惹かれました。揺れる心情を感じました。 (2021年05月17日 (月) 00時24分)[19676]

月番 > 皆さまのご意見、色々な解釈に感心し、大変勉強させて頂いています。
作者発表の後に、単純な誤変換なのか、そうでなければ、どんな意図があったのかを確かめさせて頂けると、このネット句会がより学びの場となります。(私にとって)
作者さま、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2021年05月17日 (月) 16時43分)[19684]

榮一 > 和声の天が分からず句に入っていけなかったです。もったいないですね。 (2021年05月19日 (水) 13時12分)[19712]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年05月19日 (水) 16時33分)[19729]

循子 > 上記19649 循子の書き込みは作者の方に失礼でした。自分を含め、いろいろのミスは誰にもあることです。お詫びいたします。 (2021年05月19日 (水) 21時45分)[19731]

千尋 > 循子姉さま。いえいえとんでもない。わたしの不徳の致すところでした。 (2021年05月22日 (土) 15時02分)[19734]
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5月句会準備中なり 投稿者: 世話人 (2021年05月11日 (火) 23時45分)[19584]
2021.5.11 夕方の明石大橋


杏花 > 先日娘の運転にて淡路岩屋へ
お彼岸参り(春)
出かけました 明石大橋から
千尋先生のマンションが見えます
神戸は
吟行に
相応しい所多いです
次回何処のに決まるのでしようね?

(2021年05月12日 (水) 15時38分)[19610]

千尋 > ここはわたしの散歩コース、海風が気持ちいいです。 (2021年05月14日 (金) 01時03分)[19637]
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4月も句会 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時51分)[19450]
みなさまお待たせしました。ようやく句会の支度が整いました。

今月の月番も和田柊子さんです。続きましたが宜しくお願いします。


   句 会  19日(月)まで
   作者発表 20日(火)の予定です


柊子 > 今月の月番を務めさせて頂きます。こんなことが二ヶ月も続くとはびっくりしたしております。
勘違いなコメントなどございましたら、ご指摘頂けると有難いです。どうぞ宜しくお願い致します (2021年04月12日 (月) 13時22分)[19451]

月番 > 四月の句会も残り一日となりました。まだ書き込みがお済みで無い方、どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年04月18日 (日) 18時42分)[19538]

世話人 > 少し遅れてしまいましたが、作者の名前を書き込ませていただきました。
主宰先生、参加者のみなさまありがとうございました。
柊子さん月番ありがとうございました。また来月も月番をお願いいたします。
投句締切は毎月5日です。 (2021年04月21日 (水) 08時34分)[19582]

月番 > ご参加の皆さま、書込み頂きありがとうございました。
主宰先生、全句に渡りご指導頂き、ありがとうございました。
また、最高点を頂いたことが信じられませんが、ルールに従い、来月も月番を務めさせて頂きます。どうぞ宜しくお願いいたします。 (2021年04月21日 (水) 13時26分)[19583]
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1 太公望のカープの帽子花筏 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時44分)[19449]
3点 紫翠 義之 眞佐子


月番 > 野球が全く分からないので調べたら、チームカラーが赤なんですね。花筏の薄いピンクと帽子の赤。華やかな晩春です。 (2021年04月12日 (月) 13時35分)[19452]

杏花 > 真っ赤なカープ帽子花茣蓙にてカープフアン
団結しんが凄いですね
阪神フアン
に負けてないです
楽しそうな広島球場が見えます
私は阪神フアンですが広島カープだいすきです。
(2021年04月12日 (月) 17時58分)[19471]

義之 > 「太公望」と云えば宮城谷昌光の長編小説を思う。私の好きな作家で膨大な、ほとんどの著書を読破し、思い入れもある。ところで掲句はそんなことは全く関係がない。どこかの水辺でどこかの男が釣りをしているのである。真っ赤な帽子、作者は広島カープの赤色の帽子かと一瞬思ったのであろう。カープファンは作者なのである。小さな池の畔にも桜はある。しっかりと映像の見える花の昼の一句である。 (2021年04月13日 (火) 19時23分)[19481]

紫翠 > 情景描写の作品に見えるが、内容的には、釣りと関係のない「帽子」と咲いた後の「花筏」を取り合わせて、作品の奥行きを出しているように思います。 (2021年04月15日 (木) 10時48分)[19487]

眞佐子 > 太公望とは関係の無いカープの帽子が句を明るくしたようです。花筏も好きでした。因みに我が家は阪神フアンばかりでカープフアンはいないのですが? (2021年04月17日 (土) 19時49分)[19515]

榮一 > 真っ赤な色にカープの頭文字のCのマークの帽子ですね。自動車のマツダの旧東洋工業の松田一族の経営ですね。広島では圧倒的な人気です。広島の人は自分の球団だと思っているようです。
(2021年04月19日 (月) 14時00分)[19546]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2021年04月21日 (水) 08時15分)[19565]
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2灯らねど赤提灯に花の夜 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時42分)[19448]


月番 > 看板代わりの赤提灯は夜には灯るものと思っていました。灯らないのはコロナの影響? 自粛のため? 理由が気になります。 (2021年04月12日 (月) 13時38分)[19453]

杏花 > 今時は提灯はあまり見ませんね
こうべみなと祭りが懐かしいです
ことしはコロナであらゆるいべんとが中止になりましたね
夏祭りを待ちましよう。 (2021年04月12日 (月) 18時42分)[19475]

千尋 > コロナの影響ですね。
かぐや姫の赤提灯でしょう。早くお花見の宴会が自由にできる日が待ち遠しいです (2021年04月15日 (木) 20時00分)[19498]

榮一 > コロナがすぐに出てきます。少し物足りない感じです。 (2021年04月19日 (月) 14時02分)[19547]

世話人 > 作者は剛さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時16分)[19566]
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3おさな児にもらひし紙のさくらかな 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時31分)[19447]
2点 杏花 主宰


月番 > 幼い孫が作ったのなら、桜も蛙も手裏剣も宝物です。これはどんな桜でしょう? (2021年04月12日 (月) 13時40分)[19454]

杏花 > 隣は幼稚園でした
折り紙にて楽しそうですね
娘の昔を思い出しています
今どきの子供は折紙より
サッカーとかソフトボールかな
過去が懐かしいです。 (2021年04月12日 (月) 18時06分)[19472]

千尋 > 紙のさくらは季語として弱く感じました。可愛いくて優しい場面なんですが。 (2021年04月14日 (水) 10時50分)[19484]

榮一 > 紙の桜は季語にはならないでしょうね。誰が作った紙の桜か分かりませんが桜の花が咲いていればの紙の桜だと思います。そこに少し季感があるように思いました。可愛いい動作の見える句です。 (2021年04月19日 (月) 14時09分)[19548]

榮一 > こんな句の取り方はよくない方向ですね。 (2021年04月19日 (月) 14時11分)[19549]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年04月21日 (水) 08時17分)[19567]
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4菜の花をかき分けるごと一両車 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時30分)[19446]
7点 孝子 保子 柊子 加津子 循子 鈴子 千尋


月番 > この車両は何色に見えますか? 私はオレンジ色が浮かんできました。 (2021年04月12日 (月) 13時42分)[19455]

杏花 > 両車ですから水色か赤い
かオレンジ色でしようかもしれませんね
楽しそうあ花見でしようね
コロナでこんな
楽しみも奪われましたでも俳句で楽しみましよう! (2021年04月12日 (月) 18時51分)[19476]

千尋 > 電車や車で移動していると菜の花が一面に広がっているところがあります。菜の花は案外背丈が高いので花をかき分けて電車が来るのように見えるところはあるでしょうね。電車の色にはこだわりません。 (2021年04月14日 (水) 10時46分)[19483]

加津子 > 銚子電鉄が浮かびました。一両車ではないかもしれませんが、単線の枕木の上をガタンゴトンと揺れながらの長閑な風景です。 (2021年04月15日 (木) 12時59分)[19488]

循子 > 電車の沿線に一面の菜の花というのはよく見かける状景です。遠くから眺めると、「かき分けるごと」は実感です。「…ごと」には、工夫の余地がありそうに思います。千尋さんと同じで、電車の色は気になりません。
山村暮鳥の「いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはな…」を思い出していました。
(2021年04月15日 (木) 16時25分)[19497]

柊子 > 「かき分け」で頂きました。私は養老渓谷へいく千葉の小湊鉄道を思い浮かべました。 (2021年04月18日 (日) 09時44分)[19523]

保子 > 風も感じられ穏やかな気持ちになります。 (2021年04月18日 (日) 14時35分)[19534]

鈴子 > 菜の花をかき分けるごととされたことで一両車が目の前で動き出したように見えてきました。 (2021年04月18日 (日) 16時48分)[19537]

孝子 > 菜の花畑はいろいろありますが、やはり一両車というと千葉ですね。情景がいいです。 (2021年04月19日 (月) 09時19分)[19540]

榮一 > 景の見える句です。一両車もローカル線を走るのにぴったりです。
悪くない句です。 (2021年04月19日 (月) 14時15分)[19550]

世話人 > 作者は美保子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時18分)[19568]
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5里山に帰るカラスや黄砂降る 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時29分)[19445]
2点 杏花 剛


月番 > いち早く黄砂を感じたカラスは帰って行った? 上手く解釈できずに困っています。 (2021年04月12日 (月) 13時44分)[19456]

杏花 > 今の
神戸北区の風景でしようか
今日はそらが靄付き
黄砂予報が
でています

ほしものが出来ません (2021年04月12日 (月) 18時09分)[19473]

> 人間の生活に隣接した里山にねぐらが有る、と云う事だろう。カラスは雑食の鳥であり人間の出す生ごみに群れる、街中(都会)のカラスは嫌われる。大陸からの黄砂も自然現象であるが、飛来を期待する事は無いし、降らないが良い。
うす暈けた夕焼け空を群れながらねぐらに帰るカラス。何となく思い出すのは、野口雨情の童謡に唄われる、可愛い七つのカラスである。
(2021年04月18日 (日) 11時17分)[19529]

榮一 > 黄砂で夕暮れを早く感じたカラスが塒に帰るようです。カラスも生活の場が都会に移ったようです。通いに少し時間がかかるのは勤め人と同じようなものですね。カラスの逞しさが思われます。
(2021年04月19日 (月) 14時22分)[19551]

世話人 > 作者は進二さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時19分)[19569]
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6花婿の胸の厚さや花は葉に 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時28分)[19444]
1点 柊子


月番 > 婿殿との良い関係が見えてきました。 (2021年04月12日 (月) 13時46分)[19457]

杏花 > たくましい花婿様
花は葉にが心地よく座っていますね
このくを読んでいると コロナを忘れさせてくれます。 (2021年04月12日 (月) 18時56分)[19477]

循子 > 胸の厚いひとは個人的に好きでないので、すみません。 (2021年04月16日 (金) 17時53分)[19505]

柊子 > 娘しか授からなかったので、義理の息子達ができたときには眩しい思いでした。時を重ねて距離が縮まり、眩しさが信頼感や安心感などに変わりました。そんな自分の十年を再確認させて頂きました。慣れない日本で暮らす外国人の息子には殊更です。 (2021年04月18日 (日) 09時57分)[19524]

榮一 > 花の後の葉には二つの思いがあるようです。一つには花を惜しむ気持ちと散ってしまった儚さ。一つには桜若葉のすがすがしさです。いろいろ考えると花婿の胸の厚みは意味深ですね。 (2021年04月19日 (月) 14時30分)[19552]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年04月21日 (水) 08時19分)[19570]
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7つばくらめ低く七辻交差点  投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時28分)[19443]
3点 孝子 義之 剛


月番 > 五叉路までは知っていますが、七辻ですか! 雛の餌が見つかりますように! (2021年04月12日 (月) 14時00分)[19459]

孝子 > 東京都大田区東六郷にあります。珍しいですね。 (2021年04月13日 (火) 10時22分)[19479]

月番 > 教えて頂きありがとうございます。一人吟行できそうな距離です。 (2021年04月13日 (火) 17時15分)[19480]

義之 > 七辻交差点と聞いてパリの凱旋門が浮んだ。地図で確認すると、門を中心に放射線状に伸びる通りの数は12本である。ところで、七辻交差点はそれほど珍しいものではなく、全国各地にあるようだ。細い路地を含めての七辻である。仕事で各地を飛び回っていた頃、気付かずに通り過ぎたことがあるように思った。街中の燕の飛翔も特に気にしたことは無い。 (2021年04月16日 (金) 14時04分)[19502]

千尋 > 名古屋から神戸に引っ越して来て一番びっくりしたのが道路です。神戸は平らな所が少なくてで十字の交差点なんてないのではと思っています。七叉路は垂水にも在りそうです。 (2021年04月18日 (日) 01時38分)[19522]

孝子 > 七辻の交差点というややこしいところへの季語がよかったです。こんなややこしいところで、えさを見つけるのもたいへんでしょうね。。 (2021年04月19日 (月) 09時25分)[19541]

> 郊外に広がってゐた水田も年々失せてしまい、私の住む地は燕の飛ぶ季節が到来しても最近は燕を見ない。辻は古い時代の街道の名残である、私は低く飛ぶ燕に刮目した。低く飛ぶのは子燕に与える餌を探すためである、密集した建物と騒がしい交通の要所を飛ぶ燕、たとえ想像であっても絵になるではないか。 (2021年04月19日 (月) 10時17分)[19544]

榮一 > 六道の辻があれば七辻があってもよさそうです。交差点はどうですかね。
(2021年04月19日 (月) 14時39分)[19553]

世話人 > 作者は保子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時21分)[19571]
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8ロッカーの薄き扉や多喜二の忌 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時27分)[19442]
2点 義之 循子


月番 > 小林多喜二は「蟹工船」などのプロレタリア作家と習いました。薄い扉が気になります。 (2021年04月12日 (月) 13時54分)[19458]

義之 > ロッカーとは衣服などを入れる鍵のかかる戸棚のことであるが、掲句はずらりと並んだ更衣室のくたびれたスチールロッカーであろう。その薄き扉と多喜二の忌との取り合わせは意外と近いように思う。蟹工船の船内缶詰工場や、投獄や拷問といった言葉が頭中を駆け巡る。 (2021年04月16日 (金) 13時56分)[19501]

循子 > 病室のロッカーなどは、薄っぺらなカン高い音を立てるので、相部屋だったりすると殊に夜などは扉の開閉に気を遣います。
小林多喜二は度重なる逮捕、投獄にもかかわらず、主義主張を捨てることなく、拷問の末、獄死します。当時の拷問は今の我々には想像を絶するものだったようで、獄中の多喜二の胸の薄さとロッカーの扉の耳障りな音を思いました。作者も多分そうであったろう、と。

(2021年04月16日 (金) 17時48分)[19504]

柊子 > 最後まで迷っていた句です。多喜二忌が二月二十日なので…三月の句会なら頂いたと思います。 (2021年04月18日 (日) 10時43分)[19527]

保子 > 私も柊子さんと同じ思いでした。 (2021年04月18日 (日) 14時45分)[19536]

榮一 > ロッカーの薄い扉と多喜二はうまくはまっているようです。悪くない句です。 (2021年04月19日 (月) 14時41分)[19554]

榮一 > 獄死した多喜二には重い鉄の扉があったと想像できるからです。 (2021年04月19日 (月) 14時45分)[19555]

世話人 > 作者は宜子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時21分)[19572]
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