玄鳥 定例句会

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投稿者:世話人 (2022年08月09日 (火) 19時52分)[21625]
只今準備中

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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時46分)[21522]
暑い日が続きますが御変わりなくお過ごしのことと存じます。
句会の準備が整いました。忌憚のない書き込みをお願いします。
なお、今月の当番は久野孝子さんです。宜しくお願いします。


孝子 > 主宰先生お忙しい中、句会のお世話をしていただきましてどうもありがとうございました。7月の月番をつとめさせていただきます。不慣れですがよろしくお願いします・皆様暑い中ですが、たくさんの書き込みお待ちしております。 (2022年07月13日 (水) 09時37分)[21523]

月番 > 月番せっかくおおせつかったのに、土曜の夜まで。パソコンがあけられなくなりました。携帯では、文字数とか思うように入らないと思います。勝手なことで申し訳ないのですが、勉強の場と思っていますので、採られた句、見送った句に、忌憚のない書き込みで勉強になるとおもうので、よろしくお願いします。 (2022年07月13日 (水) 10時30分)[21537]

月番 > 句会も残り少なくなりました。書き込みされている方もされていない方も、どうぞ楽しく盛り上げてくださいませ。
(2022年07月17日 (日) 09時55分)[21563]

月番 > 句会も終盤になりました。主宰先生全句にわたりご指導いただきありがとうございました。書き込みをしてくださった皆様・ありがとうがざいました。 (2022年07月20日 (水) 09時47分)[21609]

世話人 > 書き込みをありがとうございます。予定通り作者を発表いたします。 (2022年07月20日 (水) 16時35分)[21610]

月番 > 主宰先生皆さまありがとうございます。7月の句会終了いたします。 (2022年07月20日 (水) 20時06分)[21624]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時31分)[21521]
1・畳まれたままの新聞桜桃忌
  5点 美保子・保子・剛・紫翠・榮一・


月番 > 太宰治の忌日とたたまれたままの新聞。皆様どうお読みになられましたか教えてください。 (2022年07月13日 (水) 09時41分)[21524]

美保子 > 今回の安倍さんの事件のように一瞬にして世界中に衝撃が走ると言うような時代ではなかったと思います。色々な取り方があると思いますが、後日に「ああ、今日は太宰治の忌日だな」と新聞を読むよりもそちらに気持ちが行ったとするか、実際に太宰治の死に接した時の関係者の行動と取るか、何だかまとまりのない文章ですね。 (2022年07月14日 (木) 21時33分)[21544]

紫翠 > 日常の些末な情景の中七に、「桜桃忌」を取り合わせた作者の感性に脱帽です。ここからあふれるイメージに感動し、想いを巡らせています。 (2022年07月16日 (土) 10時52分)[21555]

孝子 > 句のなかの見えていない部分を想像するのが、醍醐味ですね・そこに季語が大きく働くのですね。紫翠さん。そういうこととおもっていいのですね。 (2022年07月17日 (日) 09時59分)[21564]

紫翠 > 書かれている通りです。詠み手それぞれの世界があると思います。
(2022年07月17日 (日) 10時25分)[21568]

保子 > 畳まれたままの新聞、開かれたままの新聞季語との兼ね合いはどうなのか、ちょっと考えさせられました。 (2022年07月17日 (日) 23時08分)[21580]

> PCを触らない頃は、一服しながら新聞を読むのが朝の儀式だった。この句の開かれなかった新聞は、読んで欲しいのに読まれなかった、寂しい新聞のように思はれた。その原因は何だろうか。この世の中に興味が無いのか、目でも悪くなって読めないのか、下世話な興味である。太宰の忌日は上手く説明できないが、あっけらかんとして面白い。 (2022年07月18日 (月) 14時19分)[21588]

榮一 > 我が家でも新聞は小生しか読みません。この頃はスマホやテレビでニュースを見ているようです。新聞離れも顕著なようです。畳まれた新聞は時代かもしれません。桜桃忌も知らない人が多いようです。過ぎ去るとはそんなものかもしれません。 (2022年07月19日 (火) 07時22分)[21594]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時36分)[21611]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時30分)[21520]
2・遠雷や浮かぶトマトに青い尻
  3点 柊子・紫翠・榮一・


月番 > トマトのへたのほうの青いところ、それとも近くに見ているややこの青い尻。季語とのかねあいはどうですか。 (2022年07月13日 (水) 09時45分)[21525]

紫翠 > 中七は「に」でなく「の」だなと思いながら採りました。取り合わせが効果的に機能しているように感じます。
(2022年07月15日 (金) 10時54分)[21548]

月番 > 紫翠さん。トマトの青い所なんですね。ありがとうございます。 (2022年07月15日 (金) 19時37分)[21549]

義之 > 掲句を読んで一瞬に水に浮かぶトマトの青い尻(蔕側)を思い浮かべたのですが、「トマトに」の措辞で、トマトに並び浮かぶ赤ちゃんの蒙古斑のお尻が脳裏をよぎり、これは難解句と選句を諦めました。紫翠さんの書き込みで納得しました。 (2022年07月16日 (土) 02時42分)[21550]

柊子 > トマトで青く残るのは蒂の方ではないかしら? など思いつつ、穂高方面に行った時のことを思い出しました。
ロープウェイから降りた所で、水に浮かべて売っていたトマトがやたら美味しそうでした。山間から遠雷も響いてきそうです。 (2022年07月16日 (土) 14時08分)[21556]

榮一 > 野菜や果物も完熟では収穫しないようです。完熟させると商品として長持ちしないからです。さて、掲のトマトも青採りのようです。洗うために水に浮かべれば青い尻であったということです。日常と言えば日常です。遠雷が夏を強く意識させます。ちなみに雷もトマトも夏の季です。 (2022年07月19日 (火) 07時30分)[21595]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時37分)[21612]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時30分)[21519]
3・釣具屋の休み所や心太
  6点 孝子・義之・加津子・宜子・保子・鈴子・


月番 > 釣具やに休み所があるということは、都会ではなくて地方の釣り場に近いおみせでしょうか。 (2022年07月13日 (水) 09時49分)[21526]

義之 > 一人で、或は仲間達と車で何度も釣りに出かけたことを思い出します。駐車場を備えたこのような釣具店もあったように思います。「心太」がぴったりと決まっています。 (2022年07月16日 (土) 03時14分)[21553]

加津子 > 川の近くで遊漁券を売っている雑貨屋さんのような店を想像しました。今年の鮎は小さいとか大きいとか日焼けした釣り仲間の話が聞こえてきそうです。 (2022年07月17日 (日) 09時07分)[21559]

孝子 > 主人が釣りが好きなので、その関係には反応してしまいます。女の人はすぐ、餡蜜となりますが、男の人は心太が好きなようです、我が家の主人も息子も好きで、冷蔵庫にいれておくと、あっというまに消えます。それを考えるとこの季語はぴったりです。加津子さんのままです。 (2022年07月17日 (日) 10時06分)[21565]

鈴子 > 母の生家の近くには掲句のような休み所があり夏場の心太は楽しみにしていたものです。 (2022年07月17日 (日) 21時47分)[21576]

保子 > 休み処の心太 このフレーズでホッとします。幸せなひととき。 (2022年07月17日 (日) 23時13分)[21581]

宜子 > 「釣具屋」に配するのに庶民性のある季語の「心太」は、付きすぎの感もありますが、安心して読める句と思いました。 (2022年07月18日 (月) 15時20分)[21590]

榮一 > 釣具屋のありようがよく掴めなかったです。ただ、川沿いや海の近くの釣具屋であれば休み所もありそうです。夏であれば心太やかき氷なども食べさせてくれそうです。 (2022年07月19日 (火) 07時35分)[21596]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時38分)[21613]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時29分)[21518]
4・亡き母の名を問われたる夜の秋
  1点 洋子・



月番 > どなたにお母様の名前をきかれたのでしょうか。洋子さまの独選です。おねがいします。また採られない方も、なぜか、参考になると思いますのでよろしくお願いします。 (2022年07月13日 (水) 09時53分)[21527]

洋子 > 月番様、パソコンの不調は本当にいやですね。いつもドキドキしています。
さて、掲句「夜の秋」という季語が好きです。昼間はまだ暑いけれども夜になると、どことなく秋の気配がただよい、少し寂しく、人恋しい気持ちになります。そんな時に、亡くなった母の名をたずねられて、とても懐かしく思い出されたのでしょう。寂しさや、懐かしさ、いろいろな情感の溢れる晩夏の夜です。 (2022年07月13日 (水) 13時58分)[21538]

月番 > 洋子さま。早速の書き込みありがとうございます。夜の秋の季語いいですよね。私も好きな季語ですよ。 (2022年07月14日 (木) 08時30分)[21542]

栄一 > 掲句の場所が良く分かりません。また、何をしているときかも分かりません。何故問われたのかもよくわからなかったです。 (2022年07月19日 (火) 07時40分)[21597]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時39分)[21614]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時27分)[21517]
5・きんきんのジョッキ一気や雲の峰
  3点 洋子・剛・鈴子・


月番 > のんべさんでなくてもきんきんのは魅力的ですね。季語ははまってますか。 (2022年07月13日 (水) 09時56分)[21528]

洋子 > これぞ夏という句ですね。キンキンに冷えたビールを一気飲みしています。背景には、これでもかというように、夏の象徴である雲の峰がすえられて。こんなに豪快に夏を満喫している句もいいものです。





(2022年07月13日 (水) 14時04分)[21539]

鈴子 > 一気飲みなどしたら誰よりも先に赤くなりつい自制してしまいますが、掲句の上語中七の勢いに惹かれました。 (2022年07月17日 (日) 20時04分)[21573]

鈴子 > パソコンの調子が悪く書込みがずれてしまいました。
失礼いたしました。 (2022年07月17日 (日) 20時14分)[21574]

> 夕刻のビヤホールの景色だろうか。こんな時代も有ったと懐かしい。ビルの屋上の赤い提灯や煙草の煙。勤め人だった頃の、健康的な一日を終える幸福感。 (2022年07月18日 (月) 11時03分)[21585]

榮一 > 気分はよくわかります。雲の峰も豪快です。全体的に爽快な気分です。一気が少し気になりました。 (2022年07月19日 (火) 07時43分)[21598]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時40分)[21615]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時27分)[21516]
6・夏つばめ鞄一つの修道女
  5点 孝子・加津子・眞佐子・保子・榮一・


月番 > 夏つばめと修道女の関係はいかがですか。 (2022年07月13日 (水) 09時58分)[21529]

加津子 > つばめのタキシードを着たような姿と修道女のきりっとした姿が浮かびました。 (2022年07月17日 (日) 09時12分)[21560]

孝子 > 中七下五でえらび、さて季語の働きはどの辺となやんでいたので、加津子さんの評に、面白いと思いました。さわやかな夏の朝の初めですね。 (2022年07月17日 (日) 10時10分)[21566]

眞佐子 > 修道女の方はいつも修道院の中だと思っていますので、鞄一つで颯爽と外出される姿は珍しいのではと思いました。季語の夏つばめがよかったです。 (2022年07月17日 (日) 22時24分)[21579]

保子 > サウンド.オブ.ミュージックの一場面を思い出しました。夏つばめが軽やかに飛び去ったかのような、なんて爽やかな句だろうと思いました。今は閉塞感がありすぎるので。 (2022年07月17日 (日) 23時28分)[21582]

義之 > 保子さん。サウンド・オブ・ミュージックは、思いもしなかったが、成程と納得、素晴らしい句評ですね。燕の動きはある意味、コンコンチキのナチ思想に重なる思いがします。 (2022年07月18日 (月) 18時18分)[21592]

世話人 > 修道女と言えばキリスト教系の僧院で誓願を立てて生活する女性を思います。イメージとしては白と黒の服装と頭を覆う帽子のような姿です。やはり西洋の映画の影響が大きいようです。清貧と従順の生活態度は燕のスマートさに通じる様です。ただ色彩的には近すぎる様にも思います。鞄一つがそれらしくていいですね。 (2022年07月19日 (火) 08時12分)[21599]

榮一 > 榮一でした。 (2022年07月19日 (火) 09時32分)[21607]

榮一 > 上記の書き込みの世話人は榮一のことです。 (2022年07月19日 (火) 10時48分)[21608]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時41分)[21616]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時26分)[21515]
7・風鈴や胎児が母を蹴るという
  2点 柊子・加津子・


月番 > 子供をもったおんなのひとはみな体験してると思います。季語との関係はいかがでしょうか。
(2022年07月13日 (水) 10時01分)[21530]

柊子 > 下五の「蹴るという」から、例えば娘から聞く母胎の様子、順調に成育している孫の誕生を待つジージの姿が浮かんできました。風鈴から、順調な母子、良好な家族も感じられました。 (2022年07月16日 (土) 14時24分)[21557]

加津子 > 柊子さまと同じように季語の風鈴から穏やかな時間を感じました。次女は、お腹の子が蹴ってけって顔をしかめるほど痛がっていましたが、その子も2歳になり、相変わらず足の力は凄く寝ている時も蹴られているようです。 (2022年07月17日 (日) 09時18分)[21561]

榮一 > 腹を蹴るは現実的です。そのことからいえば「いう」は弱いです。風鈴は涼し気でもあり長閑でもあります。 (2022年07月19日 (火) 08時17分)[21600]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時43分)[21617]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時26分)[21514]
8・仮免許の一旦停止青田道
  4点 美保子・宜子・眞佐子・剛・


月番 > よくみえる景色ですね。個人的には仮免のほうが「語呂がいいのではと思ったのですが、その点はいかがでしょうか。教えてください。 (2022年07月13日 (水) 10時07分)[21531]

美保子 > 月番様が書いていらして、仮免だと五音でおさまるのだと気付いた次第です。日頃の会話でも仮免で通りますね。私は運転が苦手で未だに信号が赤で一旦停止になるとホットするくらいです。娘二人が免許を取る時の事など、身体を固くして練習に付き合ったのを思い出しました。あの頃は良かったなと思い出した句になりました。 (2022年07月14日 (木) 21時15分)[21543]

月番 > 美保子さん内の長男は早くとれるからと、地方の合宿にいかせたのに、学校の試験に、間に合わないと泣き言。事務所に聞いたら試験は満点だが実地がと、取りやすい先生にしますと、やっと帰れたのを、思い出しました。彼も青田道をと思いました。 (2022年07月14日 (木) 22時30分)[21547]

眞佐子 > 横の県道走る仮免許のマークを付けた自動車学校の車を良く見かけます。一旦停止の場所が決まっているらしくいつも同じ所で止まっています。我が家から2〜3分行きますと一面の青田が待っています。掲句の様子がよく見えました。 (2022年07月17日 (日) 21時44分)[21575]

> 信号のない青田道の大方は直線であり、緊張感が抜けるらしいが、交差点にはどちらかに一旦停止のマークが有る。必ず止まって左右を確認の実行である。仮免の頃の緊張感と高揚感は今でも残ってゐるが、田圃の中を走った記憶は無い。もう免許を捨てたかったが、捨てきれず、去年の暮れに、屈辱と思う?認知機能検査を受けて免許を更新した。皆さん気を配って運転しましょう。 (2022年07月18日 (月) 13時47分)[21587]

宜子 > 「仮免許の一旦停止」に少しばかりの不安感が見えます。「仮免許」が効いているようです。 (2022年07月18日 (月) 15時17分)[21589]

榮一 > 地方の教習所の仮免の路上教習でありそうな光景です。運転者には標識は見えていても青田は目に入っていないように思います。掲の作者は歩いていそうです。 (2022年07月19日 (火) 08時46分)[21601]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時44分)[21618]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時25分)[21513]
9・海の子のタイヤチューブの浮輪かな
  5点 柊子・孝子・洋子・眞佐子・鈴子・


月番 > 昔タイヤチューブよくありましたね。気持ちよい句ですね。採られない方の意見もおしえてください。 (2022年07月13日 (水) 10時10分)[21532]

洋子 > 昔、浜辺の子供たちはタイヤチューブをもちだして、豪快に遊んでいましたね。懐かしい景です。 (2022年07月13日 (水) 14時09分)[21540]

孝子 > なつかしい昭和を感じました。私は東京大田区ですが、子供のころは、海苔取りで有名な大森海岸も海水浴場があったり、そこからあがっての多摩川でも、泳げるところがありました。考えるとずいぶんと変遷をかんじます。もしかするとこの作者の海辺ではこういうものも変わらずにあるのかな、あればいいなと思いました。 (2022年07月17日 (日) 10時19分)[21567]

眞佐子 > 昔は海水浴場が遠いので子供等は一級河川で泳いでいました。泳げる場所が作ってありました。タイヤチューブの浮き輪懐かしいですね。 (2022年07月17日 (日) 21時58分)[21577]

鈴子 > 家から歩いて5分位すると日本海の海辺に付き、唇がむらさき色になるまで泳いでいました。その頃はは浮き輪などない時代?で父が板切れで四隅を整えただけのものでした。掲句からその昔の時間が甦りました。 (2022年07月18日 (月) 12時56分)[21586]

榮一 > 大型トラックの中古のタイヤチューブのようです。漁師の子はそれで泳ぎを覚えます。 (2022年07月19日 (火) 08時49分)[21602]

世話人 > 作者は主宰です。 (2022年07月20日 (水) 16時45分)[21619]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時25分)[21512]
10・薄闇に探す座席や香水香
   2点 柊子・義之・


月番 > よく見るし、経験する句ですね。採られた方の評も見送られた方の評もお願いします。分かれ目は季語でしょうか。 (2022年07月13日 (水) 10時15分)[21533]

義之 > 何十年も前、一人で映画館に行っていたころを懐かしく思い出しました。最近では、どこの映画館でも入れ替え制ですが、当時は上映中の館内に足を踏み入れたものです。色々な名画を思い出します。
(2022年07月16日 (土) 02時51分)[21551]

柊子 > 香水の香りは記憶に残るものですから、別れた人のことを思い出したり、同じ香水を付けていた先輩との色々な出来事…思い出によっては、映画どころではなくなることもありそうで、いただきました。 (2022年07月16日 (土) 14時36分)[21558]

榮一 > よくわかり情景も浮かびますが香水香の香りは邪魔です。 (2022年07月19日 (火) 08時51分)[21603]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時46分)[21620]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時23分)[21511]
11・角まがるそこから先が夏休
   5点 美保子・孝子・洋子・宜子・榮一・


月番 > 面白い句ですね。詠み手の想像力が働く句だと思います。色々なご意見をおまちしています。 (2022年07月13日 (水) 10時17分)[21534]

洋子 > 「角まがる」の角はそれぞれの心の中に抱いている角なのでしょう。読み手もいろいろ想像して楽しめばいいと思います。
(2022年07月13日 (水) 14時12分)[21541]

美保子 > 中学生、高校生が期末テストも終えてもうひと頑張りで夏休みとも取れるかなと「角まがる」は学生にとっての大変な時間とも取れるかなと思いました。 (2022年07月14日 (木) 21時38分)[21545]

孝子 > 即物具象と思うとむづかしい句とはじめおもいました。でも魅力がある。洋子さん。美保子さんと同じです。俳句ってこういうものでいいのだとも思いました。読み手・詠み手が見えるものが違っていいのだと思える句だとおもいました。 (2022年07月17日 (日) 10時25分)[21569]

宜子 > 角を曲がった先にあるのが夏休み、ということにちょとした微笑ましいものを感じました。 (2022年07月17日 (日) 16時17分)[21572]

榮一 > 一学期の終わりの終業日の下校です。角を曲がるともう学校は見えなくなります。そこから先がもう夏休みです。休み気分が良く伝わります。 (2022年07月19日 (火) 08時56分)[21604]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時47分)[21621]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時22分)[21510]
12・蕎麦屋まで信号二つ紅の花
   7点 美保子・義之・加津子・宜子・眞佐子・鈴子・紫翠・


月番 > 紅の花というと、山形県。最上川とかをおもいますね。 (2022年07月13日 (水) 10時19分)[21535]

美保子 > 色んなグルメを探して歩くテレビ番組があります。地元の人に「信号二つの所ですよ」なんてありそうです。紅の花は本物を見たことはないと思いますが、蕎麦との取り合わせがいいと思いました。 (2022年07月14日 (木) 21時41分)[21546]

義之 > 私が書こうとしたことは殆んど美保子さまの句評の通りです。私は蕎麦には殆んど興味はないのですが、蕎麦好きの人にとっては、多少の労苦は厭わず、目的の店まで足を運ぶのでしょう。「紅花」の斡旋で色々な想像力が働きます。 (2022年07月16日 (土) 03時05分)[21552]

加津子 > 我が家は、無類の蕎麦好きで旅に出ても蕎麦屋に吸い込まれてしまいます。紅の花で山形の天童の駅前の通りをまっすぐ行った左に水車がある蕎麦屋を思い出しました。味は覚えていないのですが、私の中のランク付けは、なんといっても蕎麦つゆで味は決まると思っているので、ランク外だったかもしれません。 (2022年07月17日 (日) 09時28分)[21562]

孝子 > 加津子さん。蕎麦つゆですか。私は深大寺の有名な蕎麦や笑水車のあるところで、早めに入ったらそばが。プツンプツンで主人が怒ってかえったことがあるので、や針、蕎麦が一番ですね。 (2022年07月17日 (日) 10時49分)[21570]

紫翠 > 具体的に遠いとか近いとか言わずに表現されたのは見事だと思います。また純日本的な「蕎麦」と「紅花」の取り合わせが上手い。作品に奥行きが出るように感じます。 (2022年07月17日 (日) 10時49分)[21571]

眞佐子 > 生け花に使うのに「紅花」を作っている人がおいでましたので良く頂きました。蕎麦屋まで信号二つが好きでした。紅の花で美人の女将さんぎ居そうな気がしてきました。 (2022年07月17日 (日) 22時11分)[21578]

鈴子 > 蕎麦屋まで信号二つ。私自身が蕎麦屋さんまで案内されているような臨場感を感じました。ベニバナは素朴な愛らしい花です。 (2022年07月18日 (月) 16時53分)[21591]

榮一 > 蕎麦好きにはたまらない旨い蕎麦屋が信号二つ先に見えてきたようです。一刻も早くの気持ちでしょうか。信号二つにそんな気持ちを込めているのかもしれません。紅花は昔から高価な紅を採ることで知られています。紅花長者もいたほどです。半夏のひとつ咲きは良く知られています。 (2022年07月19日 (火) 09時25分)[21605]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時48分)[21622]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時22分)[21509]
13・牛の名に流行りあるらし夕薄暑
   3点 義之・保子・剛・


月番 > 面白い素材をみつけたとおもいます。季語でわかれたのでしょうか。皆様たくさんのご意見をすべての句に、勉強になるのでおしえてください。 (2022年07月13日 (水) 10時23分)[21536]

義之 > 今時、牛を飼っている人は、酪農家や畜産家を除けば少数であろう。全ての和牛には、流通用の認識番号があり、一頭一頭に、流行りの名前を付けるなど無関係と思う。しかしながら、闘牛や小規模の肉牛の肥育農家なら、認識番号とは別の愛称をつけるかもしれない。流行のアニメ・鬼滅の刃の「炭治郎」や「ねずこ」等である。掲句には書かれていないが、作者はテレビか新聞か何かで、とある地方の小さなエピソードを知ったのだろう。一方、本句の季語の「夕薄暑」からは、何となく気怠さや緩いストレスを感じる。想像するに、作者にとって牛の名に因むエピソードはどうでもよいものなのである。何か投げやり・他人事といった雰囲気に、ある意味ユニークさを感じ頂いた。 (2022年07月16日 (土) 03時33分)[21554]

保子 > 牧歌的な感じが良かったです。会話にお邪魔して牛の流行りの名前教えてもらいたいですね。夕薄暑が夕焼けにもつながり楽しい。 (2022年07月17日 (日) 23時38分)[21583]

> 新生児の命名に流行りが有るのは周知の事実であるが、牛の名前に流行りが有るのは知らなんだが、実感である。競走馬の名前ならと思うのは私だけではあるまい。人間と共に暮らす犬や猫などは多いが、牛にも有って不思議では無い。薄暗い牛舎の中の名札でも透かし眺めてゐるのだろうか。乳牛か食肉牛かとは問うまいが、その日の暑さが少しずつ薄れて行く夕暮れ、逢魔が時とも呼ばれる。宮本さん、興味深く読ませて戴き勉強になりました。 (2022年07月18日 (月) 10時52分)[21584]

義之 > 乳を絞り出すために一定のサイクルで人工授精・妊娠させる乳牛、一方食肉牛は、競り落した子牛を、1000キログラム近くまで肥育させて出荷する。このような畜産農家の営みに、どうしようもない切なさを感じ、「夕薄暑」の季語がぴったりと決まっていると思いました。 (2022年07月18日 (月) 18時30分)[21593]

榮一 > 牛に名前を付けるのは普通のことかもしれません。種牛などには立派な名前がついていますが一般的にはどうかは良く知りません。愛着が湧けば別れが辛くなりそうです。牛の名前の流行りは意外です。 (2022年07月19日 (火) 09時31分)[21606]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2022年07月20日 (水) 16時49分)[21623]
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投稿者:世話人 (2022年07月12日 (火) 13時08分)[21507]
只今準備中

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投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時23分)[21398]
句会の準備ができました。今月も忌憚のない句評をお願いいたします。
なお、今月の月番は森内洋子さんです。宜しくお願いします。


洋子 > 主宰先生、お忙しい中、句会のお世話をしていただきましてどうもありがとうございました。
6月の月番を務めさせていただきます森内洋子です。どうぞよろしくお願いいたします。うっとうしい梅雨空を吹き飛ばすようなたくさんの書き込みをお待ちしております。 (2022年06月12日 (日) 21時09分)[21399]

月番 > 句会も残り少なくなってきました。書き込みがまだの方、まだ書き残しのある方、よろしくお願いします。 (2022年06月17日 (金) 13時16分)[21460]

世話人 > 書き込みをありがとうございました。予定どおり作者を発表いたします。 (2022年06月20日 (月) 13時23分)[21492]

月番 > 先生、各句への選評と、作者の発表をいただきどうもありがとうございました。また、皆さん、たくさんの書き込みをどうもありがとうございました。今月も夏巡業とか、地下7階の疎開図書とか知らないことをたくさん教えていただきました。ありがとうございました。
来月の月番は久野孝子様です。
どうぞよろしくお願いいたします。 (2022年06月20日 (月) 13時55分)[21506]
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1・麦秋やシャンプー台に身を任す 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時21分)[21397]
4点 柊子・加津子・洋子・保子・


月番 > 収穫は終わったのでしょうか、それともこれからでしょうか。 (2022年06月12日 (日) 21時11分)[21400]

柊子 > 何かを成し終えた達成感を感じ、頂きました。麦秋だからでしょうか。 (2022年06月16日 (木) 16時47分)[21443]

加津子 > 季語が明るいからでしょうか。何か楽しい事があったように感じました。 (2022年06月16日 (木) 19時16分)[21450]

保子 > 背筋伸び伸び ゆったり感でいただきました。 (2022年06月17日 (金) 17時42分)[21466]

榮一 > 麦秋に温かさを感じます。安堵感と言ってもいいかもしれません。美容師に身を任せて洗ってもらっているのです。悪くない句です。 (2022年06月19日 (日) 06時24分)[21478]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時24分)[21493]
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2・両の手に蛍の匂ひ柔し畔 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時08分)[21394]
0点 


月番 > 残念ながら、無得点となりました。どなたでも、書き込みをお願い致します。 (2022年06月12日 (日) 21時13分)[21401]

宜子 > 上五中七まではよく見るフレーズなのでわかるのですが、下五「柔し畔」で、わからなくなりました。 (2022年06月14日 (火) 17時28分)[21424]

榮一 > 座五の柔し畔がこの句を分かりにくくしているようです。蛇足のような説明に思えます。 (2022年06月19日 (日) 06時27分)[21479]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時25分)[21494]
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3・読み書きに眼鏡をさがす走り梅雨 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時06分)[21393]
4点 孝子・宜子・剛・鈴子・


月番 > うっとうしい梅雨空になってきましたね。 (2022年06月12日 (日) 21時14分)[21402]

鈴子 > 私自身の日常がこのような感じです。おもわず苦笑いをしてしまいました。季語の走り梅雨、上手い取り合わせと思いました。 (2022年06月14日 (火) 14時50分)[21422]

月番 > 探し回った挙句、頭の上にかけていたこともありますね。(笑) (2022年06月14日 (火) 15時04分)[21423]

宜子 > あるある!ですね。月番さんの「頭の上に」も。季語が動くような気もするのですが。走り梅雨もいいですね。 (2022年06月14日 (火) 17時33分)[21425]

美保子 > 皆さん、頭の上にという事もおありなのですね。私なんて、眼科で検査の時外したと思ったのですが、自分でも頭の上に載せる習慣はなかったので、看護師さんに「私の目がねがないのです」とお聞きしたら「そこに」と頭の上を指刺されました。恥ずかしかったけど、家族の間での笑い話に使えています。 (2022年06月15日 (水) 20時12分)[21435]

月番 > 美保子様もありましたか!! (2022年06月15日 (水) 20時17分)[21436]

孝子 > あまりに実感があり笑ってしまいます。季語がどうかですが私は丸です。加齢ですと皆さん経験すると思いますが、何となく鬱陶しい気分が季語から感じられます。 (2022年06月17日 (金) 10時05分)[21456]

> 人間の視力は齢と共に退化する、読み書きの為に眼鏡を探すくらいなら大した事は無い。諧謔も有って面白い。何やかやと忘れる事も多くなった昨今、わが身を振り返りながら、薄暗がりの鬱陶しい梅雨に、こんな句には身をつまされる思いにもなって、少し寂しい。 (2022年06月17日 (金) 11時33分)[21458]

榮一 > 新聞など読むときに日常的にありそうなことでマンガなどで眼鏡を探す景をよく見ることがあります。その点からすれば使い古されたフレーズのように思います。 (2022年06月19日 (日) 06時33分)[21480]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時26分)[21495]
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4・蟻一匹父の墓前の水溜り 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時03分)[21392]
7点 加津子・義之・眞佐子・剛・鈴子・紫翠・榮一


月番 > 今月の最高点です。皆様の様々なご意見がたのしみです。 (2022年06月12日 (日) 21時16分)[21403]

義之 > 蟻に作者自身を投影しているのでしょう。偉大な父であった様です。生前何か確執があったのかもしれません。水溜りは、作者自らが作り出した墓石への掛水かもしれません。そんな風に鑑賞いたしました。 (2022年06月13日 (月) 08時36分)[21413]

月番 > 義之様、早速の書き込みありがとうございます。こういう句は私にはとても難しいのですが、想像力を働かしたら、とても自由な鑑賞ができて楽しいのですね。 (2022年06月13日 (月) 08時53分)[21415]

加津子 > 季語の「蟻一匹」と「水溜り」に面白いような何かを感じました。うまく言えなくてすみません。私の父でしたら蟻なんて小さい者に例えるなと文句が出そうだなと思いながら選をしました。 (2022年06月16日 (木) 19時13分)[21449]

> 雨上がりの墓前で目撃したのは、水溜まりと1匹の蟻だった。悄然と佇む作者。宮本さんと同じく蟻は作者自身の投影と思えば良いのだろうと思う。久しく父母の墓前に額ずくことの無いが、私は親不孝者であろうか。 (2022年06月17日 (金) 11時56分)[21459]

眞佐子 > 随分前のことですが植物学者の牧野富太郎先生のお弟子さんの話を聴く機会がありました。お花を前に話をされる途中花の中から蟻が一匹這い出しましたので、私は思わず蟻を潰してしまいました。お弟子さんはすかさず「牧野富太郎先生は蟻一匹も危めることはなさいませんでした。」とおっしゃったのを思い出しました。掲句の作者さんのお父様も蟻とは何か関わりがあったような気がしてきました。 (2022年06月17日 (金) 14時17分)[21461]

鈴子 > 父の墓前の水溜まりに胸をうたれました。コロナ問題もあり帰省もままならないこの頃です。水溜りにふと父の顔をみたような気がしました。 (2022年06月17日 (金) 20時31分)[21468]

美保子 > 農業や酪農に関わって生きた父は牧野富太郎先生が大好きで小さい頃から話を聞かされたものです。NHKの次の朝ドラになりますか。牧野先生を描いた物になるようです。神木龍之介さんが主人公をやるような。違っていたら、すみません。 (2022年06月17日 (金) 22時47分)[21471]

紫翠 > 墓前での作者の複雑な感情を思います。蟻と墓と水溜りがどう絡むのか不思議な感覚の作品。 (2022年06月18日 (土) 10時51分)[21473]

榮一 > 蟻一匹に重ねたい想いがあるようです。象徴的です。それを前面に押し出していないことで救われます。押し出し過ぎると嫌味に映るからです。墓前にある水溜りが秀逸です。 (2022年06月19日 (日) 06時39分)[21481]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。最高点句です。 (2022年06月20日 (月) 13時30分)[21496]
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5・素足跨ぐ部屋いっぱいのプラレール 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時03分)[21391]
 2点 孝子・保子・


月番 > 子供たちが幼かったころを思い出しました。 (2022年06月12日 (日) 21時18分)[21404]

孝子 > 季語も臨場感あり、景色も見えて、元気な子供たちまた今は大人も、そのまま延長してるようで、親子で楽しんでる様子が見えます。 (2022年06月17日 (金) 09時59分)[21455]

保子 > 本当にこんな感じで過ごした時期もありましたね〜。素足も良いですけど風鈴の音もいいかななんてちょっと思いました。 (2022年06月17日 (金) 17時40分)[21465]

榮一 > 素足は安易な感じです。言いたいことが丸裸です。それでも悪くはありませんが余白が生まれにくいようです。金魚鉢なども考えられそうです。 (2022年06月19日 (日) 06時44分)[21482]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時31分)[21497]
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6・夏巡業所作美しき斬られ役 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時02分)[21390]
6点 柊子・孝子・保子・鈴子・紫翠・榮一


月番 > 相撲の巡業じゃなくて、旅芸人のような人たちの巡業でしょうね。 (2022年06月12日 (日) 21時19分)[21405]

紫翠 > 下五の意外性で選をしました。中七が「斬られ役」のイメージアップにつながっている。「夏巡業」が動くように思います。 (2022年06月14日 (火) 11時00分)[21420]

月番 > 今も旅回りの芸人さんたちがおられるのかどうかわかりませんが、田舎で子供の頃はよく興行がありました。
母物、股旅物、事件物などのお芝居があり熱演でした。見物の大人たちは泣いたり、掛け声をかけたりしていました。そんなことを思い出しました。 (2022年06月14日 (火) 14時38分)[21421]

柊子 > 映画やテレビの時代劇に出ていらした、福本清三さんを思い出しました。「所作美しき」から想像が膨らみました。 (2022年06月16日 (木) 16時43分)[21442]

月番 > 「所作美しき斬られ役」って本当に素敵ですね。おひねりが飛ぶところですね。 (2022年06月16日 (木) 18時11分)[21446]

孝子 > 中7が好きです。昔戦後父が蒲田の昔はやった女剣劇の小屋の支配人みたいなことをした時期があり、浅香光代の前の不二洋子が大好きで、楽屋に行ったりサインを貰ったりしたことを思い出しました。皆さん全国を回っていましたね。 (2022年06月17日 (金) 10時22分)[21457]

鈴子 > 斬られ役の所作を美しきと表現された作者。子供の頃公民館の大きな舞台?で斬られた役者はどうなるのだろうとドキドキした事を思い出しました。夏巡業懐かしいです。 (2022年06月18日 (土) 20時11分)[21475]

榮一 > 歌舞伎の若手の役者などが夏の暑いときに地方で演じる巡業です。大看板は夏場は休養するからです。歌舞伎の衣装を思えばベテランは体力的にきついのは目に見えています。金毘羅歌舞伎などがおもわれます。 (2022年06月19日 (日) 06時50分)[21483]

月番 > 先生、ありがとうございます。
歌舞伎のことは何も知らないので、夏巡業のことを知りませんでした。 (2022年06月19日 (日) 09時38分)[21491]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時32分)[21498]
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7・船降りて父親の顔カツオ漁 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時01分)[21389]
6点 柊子・義之・眞佐子・洋子・宜子・榮一


月番 > なんか、ほっとした、ほっこりとした感じです。 (2022年06月12日 (日) 21時20分)[21406]

義之 > 「船降りて」に引っ掛かり選を躊躇ったのですが、内容に惹かれ頂きました。私の好みとしては、「大地踏み・・・」かと思います。 (2022年06月13日 (月) 08時50分)[21414]

宜子 > 漁場から帰って、家族にあったとたんに「父親の顔」父にも家族にも相手を思う瞬間。義之さんの「大地踏み」は、家族を背負った男の力強さも加わりそうです。「カツオ漁」は漢字にすると漢字が続き硬くなるので、カタカナにされたのかもしれませんが、ここは漢字が続いても「鰹漁」の方が良いと思いました。 (2022年06月14日 (火) 17時43分)[21426]

月番 > 「カツオ漁」と「鰹漁」、皆様どちらが良いと思われますか?
あるいはどちらが好みですか??
(2022年06月14日 (火) 18時07分)[21428]

義之 > 字数やこだわりから季語をアレンジすることはありますが、季語は出来るだけ歳時記の表記に従うのが原則と思います。一般に動植物のカタカナ表記は、図鑑類で使用、季語は漢字表記が原則と習いました。 (2022年06月16日 (木) 08時45分)[21438]

柊子 > 「鰹漁」の方が船の上の男の顔が見えてきそうです。漁師にしたい息子には厳しくて、娘にはデレデレの父親の顔も想像しました。 (2022年06月16日 (木) 16時38分)[21441]

月番 > 義之様、「季語は出来るだけ歳時記の表記に従う」・・・いいことを教えていただきました。
柊子様、父親の顔の想像が、とてもおもしろいですね。 (2022年06月16日 (木) 18時16分)[21447]

眞佐子 > 義之さんと同じで「船下りて」に引っ掛かりましたが父親の顔に惹かれていただきました。「カツオ漁」は「鰹漁」の方が好きです。 (2022年06月17日 (金) 14時28分)[21462]

榮一 > 船降りるに二つの意味があります。とりあえず漁を休むことと漁師を卒業するということです。いずれにしても陸にあがったカツオ漁師です。父も長兄も次兄もカツオ船に戦後しばらく乗っていたからです。身につまされる思い出です。余談ですが晴海ふ頭に係留されている第五福竜丸の前身は事代丸と言う伊勢のカツオ船で長兄が乗っていた船です。 (2022年06月19日 (日) 07時04分)[21484]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時33分)[21499]
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8・青時雨地下7階に疎開図書 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時00分)[21388]
2点 美保子・剛・


月番 > こういう所があるんですね。 (2022年06月12日 (日) 21時22分)[21407]

美保子 > 選の前にも先ほども検索してみたのですが、特定できなかったのです。こういう所があるのなら素敵だと思い、頂きました。図書館に力を入れて地域おこしをするところも増えています。疎開図書と言うのも気になりました。結局、あまりわからないまま選をしてしまいました。剛様教えて下さい。 (2022年06月15日 (水) 20時08分)[21434]

月番 > 美保子様の書き込みに刺激されて、「疎開図書」で検索してみました。「疎開した40万冊の本」という書籍が幻戯書房からでていて、同題名のドキュメンタリー映画が11月2日から11月7日まで東京都写真美術館ホールで上映される、とでています。これがどこかの地下7階に収納されているのか分かりませんが、内容をここに書くのはしんどいので、ご興味のおありの方は、検索されてみたらよいと思います。 (2022年06月15日 (水) 20時45分)[21437]

柊子 > 国立国会図書館は地下8階まであって、その7階に疎開図書が保存されているようです。3月にNHKの番組もあったとか。色々解ったのですが、上手く消化できずに頂けませんでした。 (2022年06月16日 (木) 16時30分)[21440]

> 梅雨のない北海道を除いて、日本は梅雨に入ったようで、何処もまさに青梅雨である。その昔、国は戦火から公文書や図書を守るため、文書の疎開を行ったようである。また、東京や都市部などの都会の子供たちも、戦火を逃れるため、親元を離れて慣れない土地で集団生活をした。その疎開の記録なども保管されてゐるらしい。場所は、通りすがりに見た国会議事堂の隣の国会図書館。この句の地下7階から、たぶん国会図書館と当りを付けたが、どうだろうか。青梅雨とは新緑に降る雨の事である、あの辺りは何処も綺麗に整備された緑に囲まれている。 (2022年06月16日 (木) 17時08分)[21444]

月番 > 柊子様、剛様、詳しい情報をどうもありがとうございました。勉強になりました。 (2022年06月16日 (木) 18時09分)[21445]

美保子 > 皆様、情報をありがとうございました。やはり、想像の膨らむ量が違ってきます。国会図書館はニュースやドラマの中で出て来たりしたように思います。どこの図書館も関わる方の大変な努力で保つことが出来ていますが、地方の図書館なども蔵書数がすごかったりします。戦争が起こると、文化的な事も破壊されて人間はどうして、そんな馬鹿な事をくりかえすのだろうと、何だか話が飛びすぎました。 (2022年06月17日 (金) 22時42分)[21470]

榮一 > 疎開図書が良く分かりませんでした。国立図書館など毎年膨大な書籍が増えていくことを思えば広大な書棚かいることは想像に難くないように思えます。本によっては廃棄されるものもあるかもしれません。勿論、デジタルデーター化もされてはいるよに思うが。 (2022年06月19日 (日) 07時18分)[21485]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時35分)[21500]
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9・田を植えし機械の眠る散居村 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 17時00分)[21387]
2点 洋子・宜子・


月番 > 散居村って、富山の全国大会に行った時の景色を思い出しました。 (2022年06月12日 (日) 21時24分)[21408]

宜子 > 洋子さん、砺波の「散居村」全国大会で見ましたね。懐かしいです。田植えの終わった田んぼの「田植機」を「眠る」とした作者。たしかにそんな感じがします。富山・高岡・・またいつか行きたいですね。 (2022年06月14日 (火) 18時05分)[21427]

月番 > 全国大会ではいろいろなものを実地にみられて勉強になりましたね。実際に見てみないと感じがつかめませんものね。
懐かしの全国大会でした。 (2022年06月14日 (火) 18時14分)[21429]

榮一 > 富山の散居村です。眠るの擬人法が馴染まないように思います。 (2022年06月19日 (日) 07時20分)[21486]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時36分)[21501]
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10・蛸壷や源氏の君の詫び住まい 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 16時59分)[21386]
4点 美保子・眞佐子・紫翠・榮一


月番 > 源氏物語の須磨明石の段ですね。 (2022年06月12日 (日) 21時26分)[21409]

義之 > こういう雅の世界は苦手です。 (2022年06月13日 (月) 09時06分)[21418]

紫翠 > 発想が個性的で魅かれた。また取り合わせが粋で、ユーモアも感じさせる。 (2022年06月15日 (水) 10時57分)[21433]

眞佐子 > 源氏物語の雅さと蛸壺が上手く結び付いていると思いました。 (2022年06月17日 (金) 14時36分)[21463]

榮一 > 芭蕉と源氏物語が下敷きです。想像の世界に遊ぶのもいいものです。 (2022年06月19日 (日) 07時22分)[21487]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時37分)[21502]
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11・畔行けば潜る泥鰌の泥けむり 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 16時58分)[21385]
3点 美保子・義之・保子・


月番 > 子供の頃、田舎で見た景色を思い出しました。 (2022年06月12日 (日) 21時27分)[21410]

義之 > 月番様の書かれた通りです。現在の我が家からも20分ばかり歩けば田んぼを見ることができます。 (2022年06月13日 (月) 08時54分)[21416]

美保子 > 沖縄の方たちの開拓のお世話で元の職場に帰らずに残った父は畑を母に任せて請われて県庁に勤め始めて、牛の世話も母の仕事になりました。牛を洗いに川に行ってその川には泥鰌も居たので、捕まえてしばらく飼ってみたりしたのをなつかしく思い出しました。掲句は田んぼの畔からの眺めですよね。子供たちが小さい頃は田んぼに沿った水路で魚を捕まえられましたが、しばらくしたら、農薬の影響でしょうか。まるっきりいなくなりました。今の方が農薬は少ないでしょうね。 (2022年06月14日 (火) 20時28分)[21430]

保子 > 潜る泥鰌の泥煙 臨場感があり良かったです。 (2022年06月17日 (金) 17時32分)[21464]

榮一 > もはや農薬の影響で泥鰌は見なくなりました。コウノトリの餌場にするために無農薬で田を作ってる兵庫県の豊岡ぐらいでしか見られない光景のようです。懐かしい景です。 (2022年06月19日 (日) 07時26分)[21488]

世話人 > 作者は主宰です。 (2022年06月20日 (月) 13時38分)[21503]
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12・地平線の向かうのむかう麦の秋 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 16時57分)[21384]
6点 美保子・加津子・眞佐子・洋子・剛・鈴子・


月番 > 地平線の向かうのむかうはどこでしょうか。 (2022年06月12日 (日) 21時29分)[21411]

美保子 > 地平線の向こうのむこうではありませんが、麦の秋 でウクライナを思いました。小麦の産地なのに戦場になったり、港の封鎖で小麦を輸出できなくなり、世界中が影響を受けています。ここまで書いて、地平線ならばどの方向でもあり得ますか。ウクライナでもいいのでしょうか。わからなくなりました。教えて下さい。向かうのむこうとリフレインのような扱いがずっと遠くを強調しているようです。 (2022年06月14日 (火) 20時37分)[21431]

月番 > 美保子様、貴重なご意見をありがとうございました。ほかの皆様はどどうでしょう? (2022年06月14日 (火) 21時46分)[21432]

加津子 > 丸い地球を感じる地平線は、日本では無理かなと思いますが、私が初めて出会った「麦の秋」は吉野ケ里遺跡です。ぴかぴか光ってとても綺麗でした。ちょっと無理があるかもしれませんが、向かうのむかうは私には縄文時代です。 (2022年06月16日 (木) 19時30分)[21451]

月番 > 加津子様、縄文時代という発想もすばらしいですね。 (2022年06月16日 (木) 21時48分)[21452]

加津子 > 実はスマートな弥生人より骨格が似ている縄文人に懐かしさを覚えます。なので縄文人に思い入れが強くなってしまうのです。 (2022年06月16日 (木) 22時14分)[21453]

月番 > 先日、新聞で、弥生人に似ていると思われる人のコンクール(?)があって、発表されていましたね。 (2022年06月17日 (金) 09時02分)[21454]

鈴子 > 向かうのむかうは選をする時に迷いましたがウクライナの人々の辛い日常を想像しました。 (2022年06月17日 (金) 20時13分)[21467]

洋子 > 私もウクライナの麦の秋を想像しました。戦争が行われている麦の秋なんて、とても辛いです。 (2022年06月17日 (金) 20時32分)[21469]

> 日本列島で、地平線が見える場所は、たぶん無いと思うが、麦の秋は言葉として存在する。日本は四季の在る国で、秋には米や野菜、果実等の多くの食物が実りを迎えることから「収穫の秋」と云う言葉が生まれ「麦の秋」は、梅雨の前に麦を収穫する事から、この季語が生まれようである。今更ながら勉強をさせて戴きました。行く末も無い、眺めるだけの地図ではあるが、中国やモンゴル、ロシヤなどの広大な国は、何処までも行っても、地平線の続く国である。思っただけでも気宇壮大になれる。確かに向こうの向こうであると云えよう。 (2022年06月18日 (土) 19時06分)[21474]

月番 > 中国やモンゴル、ロシアなどの広大な国の麦の秋は確かに、地平線の向かうのむかうまで続き、句意にぴったりとあてはまりますね。
掲句は、ウクライナ、縄文時代、中国、モンゴル、ロシアと読みがわかれましたが、どの読みも素晴らしい想像力と、感動いたしました。 (2022年06月18日 (土) 20時52分)[21476]

美保子 > 本当に皆さん、発想が豊かですごいです。もっと頭を柔軟に働かせなければと思いました。 (2022年06月18日 (土) 21時20分)[21477]

榮一 > 広大な麦畑はロシアやウクライナを想像させます。麦の秋の畑のような明るさと温かさが欲しいものです。向こうの向こうは戦争の悲しみのようです。象徴的で悪くない句です。 (2022年06月19日 (日) 07時32分)[21489]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時39分)[21504]
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13・武家屋敷の飛び石伝い鮴料理 投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 16時56分)[21383]
5点 柊子・加津子・義之・孝子・宜子・


月番 > 鮴というのは俗に言う「かじか」のことでしょうか。 (2022年06月12日 (日) 21時35分)[21412]

義之 > テレビで見る旅グルメ番組の様です。古民家レストランは、良く知られていますが、武家屋敷レストランがあってもよいのではと思いました。「鮴料理」は武家屋敷に似合いそうです。 (2022年06月13日 (月) 09時00分)[21417]

月番 > 武家屋敷レストランっておもしろいですね。行ってかじか料理をいただいてみたいものです。 (2022年06月13日 (月) 09時45分)[21419]

柊子 > 「飛び石伝い」で景が現れてきました。4月に行った金沢にレストランだかカフェがあったような…鮴料理も頂けば良かったです。 (2022年06月16日 (木) 16時18分)[21439]

月番 > 「飛び石伝いの武家屋敷」って本当に風情がありますね。 (2022年06月16日 (木) 18時20分)[21448]

加津子 > 白ワインを頂きながらの非日常感でいただきました。 (2022年06月18日 (土) 09時29分)[21472]

榮一 > カジカ・ヨシノボリ・チチブと鮴(ゴリ)の呼び方は様々です。いずれにしても川魚のようです。料亭になっている地方の武家屋敷です。いい雰囲気の句です。 (2022年06月19日 (日) 07時37分)[21490]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年06月20日 (月) 13時40分)[21505]
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投稿者:世話人 (2022年06月12日 (日) 16時15分)[21382]
只今準備中

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投稿者:世話人 (2022年05月23日 (月) 10時42分)[21368]
今月は採点ミスがあり作者様並びに選者様にご迷惑をおかけいたしました。改めてお詫びいたします。また、いつもながらの選評、批評の書き込みに御礼を申します。23日です作者を発表いたします。


月番 > 主宰先生、全句に渡りご指導いただき、ありがとうございました。
書込みをして下さった皆さま、ありがとうございました。
来月の月番の森内洋子さま、どうぞよろしくお願いいたします。
これで五月の句会を終了いたします。
来月も元気にお会いしたいと思います。ありがとうございました。 (2022年05月23日 (月) 17時08分)[21381]
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投稿者:世話人 (2022年05月17日 (火) 18時26分)[21318]
紫翠さんの選句がおかしなことになっております。誠に申し訳なく思います。紫翠の選句は3番のどん突き、7番の城跡の、8番の水中花、12番の新しい・・の4句です。宜しくお願いします。

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投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時56分)[21284]
句会の準備が整いました。句会は5月22日(日)までの予定です。作者発表は5月23日(月)の予定です。活発な書き込みをお願いします。今月の月番は和田柊子さんです。宜しくお願いします。


柊子 > 主宰先生
お忙しい中、句会のご準備をして頂きありがとうございます。
今月の月番をさせて頂きます。
皆さま、たくさんの書き込みをよろしくお願いいたします。 (2022年05月16日 (月) 09時04分)[21285]
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1・晩春の正方形は四畳半 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時39分)[21283]
2点 義之・紫翠


月番 > 今月の句の中で、私には一番難解です。初夏の正方形は?秋の正方形は?と悩んでしまいました。とられたのは男性お二人、どうぞよろしくお願いいたします。 (2022年05月16日 (月) 09時07分)[21286]

紫翠 > 選んでいません。 (2022年05月16日 (月) 10時32分)[21298]

世話人 > 紫翠さんは選んでおりません。訂正してお詫び申し上げます。点数は1点になります。 (2022年05月17日 (火) 18時11分)[21314]

義之 > 作者の意図は別にして、述べていることは、「晩春の正方形は四畳半」と一句一章の形で明確であり、映像もしっかりと見えている。一方、正方形のものは、世に様々であるが、作者にとっては、四畳半なのである。俳句で描かれる映像には、しばしば暗喩が隠されている。それをどう感じるかは読者の勝手である。「晩春」には満ち足りた満足感と一抹の寂しさがある。正方形は己の生き様の暗喩である。豪邸は不要、四畳半の居間があれば十分。我が晩年の思いと通ずるものがあるのである。 (2022年05月18日 (水) 15時30分)[21324]

月番 > 義之さま
晩春、正方形の捉え方に納得できました。今月も勉強させて頂いています。ありがとうございます。 (2022年05月18日 (水) 17時43分)[21330]

榮一 > 正方形と晩春との関りがわかりにくい。「正方形は四畳半」であるは正方形を限定しているようです。ここは「四畳半は正方形」とする方がよさそうです。晩春と二句一章にする方が良さそうです。
(2022年05月21日 (土) 07時03分)[21351]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時45分)[21369]
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2・夫婦茶碗の同じ大きさ麦の秋 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時39分)[21282]
7点 柊子・義之・洋子・眞佐子・剛・紫翠・榮一


月番 > 大きさは、大きい方?小さい方でしょうか?麦の秋から睦まじいご夫婦が見えてきました。 (2022年05月16日 (月) 09時11分)[21287]

紫翠 > 選んでいません。 (2022年05月16日 (月) 10時33分)[21299]

世話人 > 紫翠さんの選句が間違っていました。取り消します。よって点数は6点となりますお詫びして訂正いたします。 (2022年05月17日 (火) 18時01分)[21310]

洋子 > 働き者の奥様が思い浮かびました。しっかり食べて、しっかり働くのです。腹が減っては戦ができないのです。収穫期の麦の秋も、明るく、力強いと思います。 (2022年05月18日 (水) 15時15分)[21322]

義之 > 少し昔の結婚式の引き出物として人気の夫婦茶碗は、大小一対であったものが、最近は同サイズ一対のセットも多く販売されているようです。掲句は男女の性差別の問題というより、老夫婦の穏やかな日常の一コマのように思えます。これは、ひとえに麦の秋という季語の働きなのでしょう。 (2022年05月19日 (木) 01時39分)[21333]

> 宮本さんの書かれた通りである。大概は陶器であるが、大小を対にして夫婦と見なした。湯呑も有る。何時の時代から出現したかは知らないが、同じ大きさが発見である。日本だけかもしれない。金沢にゐた頃に何組か九谷焼のセットを頂いたが、みな大小の区別が有った。今の世の食卓の光景を思うに、婦の方が大に飯を盛ると思えば、何やら楽しい。 (2022年05月19日 (木) 10時31分)[21335]

眞佐子 > 我が家の夫婦茶碗は古い物で大小のばかりです。同じ大きさがいいですね。麦の秋から穏やかな老夫婦が見えました。 (2022年05月20日 (金) 09時49分)[21340]

榮一 > 夫婦茶碗は普通、男用が大きく女用が小さく作ってあるイメージです。そのイメージはもはや古臭い感覚なのかもしれません。男女平等の時代では茶碗も同じ大きさが普通の感覚かもしれません。時代も感覚も常識も変化していくようです。変わらないのは麦の秋のようです。 (2022年05月21日 (土) 07時11分)[21352]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時46分)[21370]
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3・どん突きは麓の社風薫る 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時38分)[21281]
7点 美保子・柊子・洋子・宜子・剛・紫翠・榮一


月番 > 「どん突き」は関西の方が使われるようです。さて、これから登山?または無事に下山したお礼でしょうか? (2022年05月16日 (月) 09時14分)[21288]

宜子 > 「どん突き」がリアルで楽しいです。社の有りようがよく見えます。作者さんが小さな産土神の社の前で、初夏の風に吹かれています。余計なものがないよろしさではないかと。 (2022年05月18日 (水) 09時33分)[21319]

洋子 > ウオーキングのゴールかもしれません。麓の少し小高い社まで歩いて、心地よい風に吹かれて帰ってくるのです。健康的な生活です。 (2022年05月18日 (水) 15時20分)[21323]

紫翠 > 神社のある風景に出会うと心が和む。「風薫る」が作者の心情と思います。 (2022年05月19日 (木) 09時52分)[21334]

> コロナの閉塞感はやや薄らいだが、依然として続き人間は不自由な暮らしを強いられてゐる、弱るのは脚や腰だけでは無い。麓と呼ばれる所は高い山が望めるはずで、祭祀の対象となる山は各地に多い。そしてそれを背にする神社。裾を引く富士山辺りなら、それは雄大な景色であり、生き返るような心地になるのだろう。 (2022年05月19日 (木) 11時33分)[21336]

美保子 > 「どん突き」と言う言葉は今回初めて知ったように思います。昨年出掛けた、霧島神宮も登山の入り口にありました。山岳信仰と言われるゆえんでしょうか。神社は「どん突き」にあることが多いですね。誰でも詠みそうな句なのに、新鮮味と親しみを引き寄せた言葉だと思いました。 (2022年05月19日 (木) 23時23分)[21338]

榮一 > 山裾に神社が建っていてその神社から参道が伸びている景です。鶴岡八幡宮を思い浮かべるとよくわかります。どん突きやどん詰まりは道の突き当りを意味します。地方の神社に多い形です。若葉の森に包まれての薫風です。気持ちよさそうです。 (2022年05月21日 (土) 07時27分)[21353]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時47分)[21371]
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4・赤ん坊に寝茣蓙はらりと敷きにけり 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時37分)[21280]
4点 美保子・孝子・加津子・紫翠


月番 > 茣蓙のお昼寝は気持ち良いですね。保育園用のキリンやクマ柄も見つけました。 (2022年05月16日 (月) 09時16分)[21289]

紫翠 > 選んでいません。 (2022年05月16日 (月) 10時34分)[21300]

世話人 > 紫翠は選んでいませんお詫びして訂正いたします。点数は3点になります。 (2022年05月17日 (火) 18時18分)[21316]

孝子 > 赤ん坊は汗っかきです。そろそろ暑い日も増えてきました。さっぱりと寝茣蓙をよういしている母親像がかんじられます・ (2022年05月20日 (金) 21時17分)[21345]

榮一 > 寝茣蓙はらりはオーバーで嫌味に思います。まして赤ん坊であればなおさらの感がしました。 (2022年05月21日 (土) 07時33分)[21354]

加津子 > 左手で赤ちゃんを抱き、右手で寝御座を広げる。起きないようにそっと置く。筋肉隆々の若い頃を思い出した句。 (2022年05月21日 (土) 12時26分)[21364]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時48分)[21372]
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5・小雨かな勢いで舞う山車の木偶 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時36分)[21279]
2点 保子・紫翠


月番 > 読み方は「イキオイデマウダシノデク」で宜しいでしょうか? 上五の小雨との関係がよく分かりませんでした。教えてください。 (2022年05月16日 (月) 09時19分)[21290]

紫翠 > 選んでいません。 (2022年05月16日 (月) 10時35分)[21301]

保子 > 月番さんの読み方と同じです。小雨かな は内容としては切れていなく、中七以下の説明になるかと思いますが、臨場感でいただきました。 (2022年05月16日 (月) 16時44分)[21306]

月番 > 読み方に一瞬戸惑いましたが、合っていたようでよかったです。 (2022年05月17日 (火) 14時32分)[21308]

世話人 > 紫翠さんは選んでいませんお詫びして訂正いたします。点数は1点になります。 (2022年05月17日 (火) 18時20分)[21317]

榮一 > 山車にからくり人形を乗せて引き回すようだ。その人形を勢いよく舞わせているのである。祭りの見もののようである。町々のそれぞれの山車があり人形もそれぞれに特徴がありそうです。ただ、小雨かなはあまり意味がないように思える。 (2022年05月21日 (土) 08時37分)[21355]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時49分)[21373]
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6・伝統の空とぶアート鯉幟 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時35分)[21278]
2点 洋子・眞佐子


月番 > 鯉のぼりが大好きです。クーデンホーフ光子がヨーロッパのお城に掲げた気持ちがよく分かります。世界に誇りたいです。 (2022年05月16日 (月) 09時22分)[21291]

洋子 > 鯉幟を空飛ぶアートとみられたんですね。特に風が強く吹いて、体をくねらしているときなどアートに思えるかも知れませんね。
クーデンホーフ光子のエピソードは知りませんでした。ネットでも調べられませんでした。   (2022年05月18日 (水) 16時26分)[21328]

月番 > 光子の息子の一人がヨーロッパEUの基礎を作ったとか。何十年も前に、吉永小百合の演じるドキュメントが印象的でした。
「青山光子」で検索なさってみてください。 (2022年05月18日 (水) 17時32分)[21329]

洋子 > 光子さんのことは調べがつきましたが、鯉幟をヨーロッパの城に掲げたというエピソードにはまだとどいていないのです。
でも面白いエピソードがあったということがわかって楽しかったです。ありがとうございました。 (2022年05月18日 (水) 18時11分)[21331]

眞佐子 > 最近は個人で鯉幟を揚げる家が少なく無くなり、沢山の鯉幟を川を越えて向こう岸まで綱を張って泳がせたり広場で揚げたりするのが見られます。掲句の空とぶアートの表現が好きでした。「青山光子」さん知りませんでした。月番さんありがとうございました。 (2022年05月20日 (金) 10時18分)[21341]

榮一 > 鯉のぼりの説明で終わってしまつている様だ。伝統のものであるがアートは軽すぎる様に思う。 (2022年05月21日 (土) 08時40分)[21356]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時50分)[21374]
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