玄鳥 定例句会

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7・城跡の弾けるジャズや夏来たる 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時34分)[21277]
8点 美保子・柊子・義之・孝子・加津子・眞佐子・・宜子・保子


月番 > 今月の最高点です。
ジャズを歌う友達の発表会がジャズバーでなく、コロナ禍で公会堂になったとか。城跡も気持ちよさそうです。 (2022年05月16日 (月) 09時25分)[21292]

紫翠 > 選んでいます。 (2022年05月16日 (月) 10時36分)[21302]

紫翠 > 「夏来たる」の着地が上手いと思います。 (2022年05月16日 (月) 11時00分)[21305]

月番 > 選者がお一人増えて、やはりこの句が今月の最高点のようです。 (2022年05月17日 (火) 14時36分)[21309]

世話人 > 紫翠さんの選句が漏れておりました。お詫びして訂正いたします。点数の加算にて9点となります (2022年05月17日 (火) 18時04分)[21311]

宜子 > 「城跡」というとどうしても戦や武士、歴史的なものに行きがちですが、ジャズでした!現代ならではの風景でしょう。城跡も公園化しているのです。「夏来る」が明るいです。 (2022年05月18日 (水) 09時37分)[21320]

義之 > 近畿連合会主催の明石城址の吟行会の一句でしょう。作者が想像できます。広場でこのようなイベントが開かれていました。爽やかな俳句作品です。 (2022年05月18日 (水) 15時40分)[21325]

美保子 > 宮崎の延岡城址ではほぼ毎年、薪能が開催されます。一度だけ行きました。それがジャズなのですから、「夏来る」がいいですね。 (2022年05月19日 (木) 23時29分)[21339]

眞佐子 > 富山では城趾は公園になっています。城址公園、古城公園などで広場がありますので、毎年いろんな行事が開催されます。掲句のジャズに夏来るが良かったです。 (2022年05月20日 (金) 10時51分)[21342]

孝子 > 内容も形もいいですね。吟行でよまれたなら最高の素材を見つけて拍手ですし、違っても今日の最高点は間違いないです。すべてが好きです。 (2022年05月20日 (金) 21時23分)[21346]

榮一 > 城跡とジャズの組み合わせに意外性がある。景の見える句それだけに共感できる句であるがジャズが弾けるは悪くはないが意外と平凡な感じです。夏来るも悪くない取り合わせです。 (2022年05月21日 (土) 08時47分)[21357]

加津子 > 書き込み遅くなりました。元気の出る句です。破れたジーンズにサンダル、青春を思い出した一句です。 (2022年05月21日 (土) 12時31分)[21365]

世話人 > 今月の最高点作者は森内洋子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時52分)[21375]
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8・水中花鍼灸院のカレンダー 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時33分)[21276]
5点 孝子・加津子・宜子・剛・榮一


月番 > 人気のある鍼灸院に通っていた時は、施術後に次回の予約をしないとなかなか診て頂けませんでした。 (2022年05月16日 (月) 09時29分)[21293]

紫翠 > 選んでいます。 (2022年05月16日 (月) 10時37分)[21303]

紫翠 > 「鍼灸院のカレンダー」にはイメージがわかないのですが、「水中花」で目が覚めて選をしました。 (2022年05月17日 (火) 10時23分)[21307]

世話人 > 紫翠さんの選句が漏れておりましたお詫びして訂正申し上げます。点数は加算のて6点となります。 (2022年05月17日 (火) 18時06分)[21312]

世話人 > 加算にて6点です。 (2022年05月17日 (火) 18時16分)[21315]

> この句のカレンダーの所在ははっきりしないが、水中花の上に貼り付けた鍼灸院発行の物ではなかろうかの想像に及んだ。私などはこの齢になればと思いながらも、死の恐怖からは逃れることが出来ない。仕方が無いので、もう何年も通院して薬を飲み続けてゐる。新しい年が来る度にカレンダーを戴いて、月に一回診察を受け投薬してもらう。この水中花は、季節の巡りを語るのだろうと思うのだが。 (2022年05月19日 (木) 15時57分)[21337]

孝子 > 鍼灸院のカレンダーは納得がいきます、予約をするにもしないにも、つぎはいつと目がいきます。季語のちょっとした古さがよかったです。 (2022年05月20日 (金) 21時28分)[21347]

榮一 > 鍼灸院にある水中花ですが水槽に咲かせているものではなくてディスプレーに映してもののだと推察します。鍼灸院の待合室の景です。カレンダーはごく普通のものに休日などを書き込んでありそうです。平凡な日常の水中花です。 (2022年05月21日 (土) 08時55分)[21358]

榮一 > 夏を感じさせるようです。 (2022年05月21日 (土) 09時00分)[21360]

加津子 > 先生の後ですみません。鍼灸ではありませんが、足つぼに通ったことがあります。書き込みのできる地元の電気屋さんのカレンダーに鉛筆で次回の予約を書いていました。水中花のあるようなお洒落な所ではありませんが、カレンダーが印象に残っています。 (2022年05月21日 (土) 12時45分)[21366]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時53分)[21376]
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9・銃眼の勤勉な顔花は葉に 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時32分)[21275]
5点 義之・洋子・孝子・加津子・保子


月番 > 「銃眼」は掩護物の穴とありました。援護射撃をするための穴ですか。ウクライナを思います。 (2022年05月16日 (月) 09時34分)[21294]

洋子 > 銃眼は日本では狭間(はざま、さま)と呼ばれ、城壁にあけてある防御用の穴のことで、〇、△、□などにあけられていて、そこから弓矢や鉄砲などで外敵を攻撃するものです。まさに角ばった、勤勉な顔そのもののようで、感心しました。四月末に明石城に吟行に行ってしっかり見てきました。俳句では狭間から白日傘を狙う、というような戯れの句がよく見られますが、勤勉な顔と見られたのは恐れ入りました。


(2022年05月18日 (水) 15時50分)[21326]

義之 > ウクライナの戦場を意識した俳句でしょう。若者の狙撃兵を想像します。そういえば、ロシアの女性狙撃手を題材にした「同志少女よ敵を撃て」という本屋大賞受賞作が話題になっています。個人的には、季語の「花は葉に」は、どうしても理屈になるので、使い方は難しいと感じています。 (2022年05月19日 (木) 01時26分)[21332]

孝子 > 花は葉に、季節は移ろうのに、なぜこの世は変わっていかないのかという嘆きがきこえてきます。勤勉なことも不幸であることかもしれません (2022年05月20日 (金) 21時35分)[21348]

榮一 > 城の塀などに開けられている丸や四角や三角の穴です。鉄砲や弓を射かけたりするあなです。勤勉な顔に見えるかどうかです。 (2022年05月21日 (土) 08時58分)[21359]

加津子 > 額縁の写真が見えました。平和な日本が戦争に巻き込まれそうな不安を感じます。 (2022年05月21日 (土) 12時55分)[21367]

世話人 > 作者は岡部榮一です。 (2022年05月23日 (月) 10時55分)[21377]
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10・旅先の友の生雲丹クール便 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時31分)[21274]
0点


月番 > なんて羨ましい!良いお友達をお持ちですね。と思っていましたが、どなたもおとりではありません。いかがでしょうか? (2022年05月16日 (月) 09時37分)[21295]

洋子 > 本当に羨ましいです。作者の方の人徳でしょうね。 (2022年05月18日 (水) 15時54分)[21327]

孝子 > 友人は家族たちと五月連休の旅行をたのしんでいるのに、かたや家にこもっている人間もいる。幸福な人と、不幸な対比。たとえ好物の生うにが突然届いてもそれはそのさをより深くすると思うのはひがみであろうか・ (2022年05月20日 (金) 21時41分)[21349]

榮一 > ある事実を列記しただけに終わっているようです。作者ほどに感動は呼ばないようです。 (2022年05月21日 (土) 09時01分)[21361]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時57分)[21378]
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11・遺影前父恋ふる母春深し 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時30分)[21273]
0点


月番 > きっとお母さまには、春に忘れられない思い出がおありなのでは? 昨日、近所のお一人になったお姉さまも寂しがっておられました。 (2022年05月16日 (月) 09時41分)[21296]

榮一 > 誰もがわかる情感の句です。それだけに平凡なのです。 (2022年05月21日 (土) 09時03分)[21362]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2022年05月23日 (月) 10時59分)[21379]
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12・新しい月謝袋や鉄線花 投稿者:世話人 (2022年05月15日 (日) 21時28分)[21272]
7点 美保子・柊子・眞佐子・剛・宜子・保子・榮一


月番 > きっとこの月謝袋は四月始まりですね。鉄線花から、和のお稽古を感じます、何でしょうか。 (2022年05月16日 (月) 09時45分)[21297]

紫翠 > 選んでいます。 (2022年05月16日 (月) 10時39分)[21304]

世話人 > 紫翠さんの選句が漏れておりましたお詫びして訂正させていただきます。点数が加算になり8点となります。 (2022年05月17日 (火) 18時08分)[21313]

紫翠 > 「新しい」が未来を感じさせ、「鉄線」を引き出したように思います。不思議な魅力ある作品。 (2022年05月18日 (水) 10時54分)[21321]

眞佐子 > 何の月謝袋でしょう想像するのも楽しいですね。鉄線花から茶道か生け花を想像しました。季語の鉄線花が良かったです。 (2022年05月20日 (金) 11時06分)[21343]

> 月謝袋と云えば、新しい年度が始まると、高校などの授業料納付の袋が配られた古い記憶しかないが、豊かなこの現代は、市町村や新聞社などの、趣味や教養向上の為の講座や教室も有って、各人が新しいこの時代を享受してゐる。高齢化社会が進むし、コロナの閉塞感も続いてゐるが、桜の花と暑い夏のあわいに咲く、平凡な鉄線花に意欲を与えられてゐる。 (2022年05月20日 (金) 12時54分)[21344]

美保子 > 私達位までを団塊の世代と呼ぶようです。それもしっかり高齢者と呼ばれるようになって久しいのですが、とにかく、何とか趣味の世界に引き込もうと講座だけは本人がその気になりさえすれば、すぐに始められる親切な時代です。私は自分が月謝袋をもらって何かをやると言う事はないが、鉄線花、大好きなのだが、季語として使えるとの意識を持っていなかった事に気づきました。素敵な季語ですね。 (2022年05月20日 (金) 22時03分)[21350]

榮一 > 新年度の新しい月謝袋です。習いごとの月謝袋のようです。新しい袋でまた新たな気持ちになるのではないかと想像します。鉄線花がそんな心境を感じさせます。 (2022年05月21日 (土) 09時07分)[21363]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年05月23日 (月) 11時00分)[21380]
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投稿者:世話人 (2022年05月09日 (月) 20時28分)[21271]
只今準備中

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投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時20分)[21164]
月番は森内洋子さんです。宜しくお願いします。


洋子 > 主宰先生、お忙しい中、句会のお世話をしていただきありがとうございます。
四月の月番をつとめさせていただきます森内洋子です。よろしくお願いいたします。
桜もあっという間に散ってしまいましたが、これから暖かい良い気候がつづきます。皆様のたくさんの書き込みをお願いいたします。なかなか収まらないコロナを追い払うべくがんばりましょう。
(2022年04月12日 (火) 21時49分)[21165]

月番 > 皆さま、句会もあと二日を残すのみとなりました。
まだ書き込まれていらっしゃらない方、書き残しのある方、たくさんの書き込みをお願い致します。 (2022年04月18日 (月) 08時42分)[21233]

世話人 > 句会の書き込みありがとうございました。20日になりましたので作者を発表い足します。 (2022年04月20日 (水) 19時35分)[21256]
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投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時18分)[21163]
選句が揃いました。19日までの句会です。沢山の書き込みをお願いします。
世話人よりお詫びがあります。11番の句の「機缶車」は「汽缶車」の間違いです。お詫びをして訂正させていただきます。山口誓子の句に「夏草に汽罐車の車輪来て止る」がありますそれと同じ汽缶車です。


月番 > 作者を発表していただき、今月の句会も終了いたしました。
主宰先生、ご指導ありがとうございました。
また、皆様たくさんの書き込みをどうもありがとうございました。
最初はなかなかわからなかった句も、みな様のご意見のおかげで、最後にはよくわかるようになりました。ありがとうございました。
それではまた来月、お会いしましょう。柊子様、よろしくお願い致します。 (2022年04月20日 (水) 20時20分)[21270]
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1・浚渫船葦の芽吹きに寄する波 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時08分)[21162]
  3点 孝子・義之・榮一


月番 > 浚渫船の位置はどの辺になるのでしょう。 (2022年04月12日 (火) 22時08分)[21166]

孝子 > 浚渫船という言葉をはじめてしりました。水底の土砂や岩石をさらう機械を装置した船だそうである。簡単にいうと働いている船、人を感じる。一方で春を感じる季語、景色の取り合わせ。芽吹きとは、木に使い、草のときは草もえ渡河、下も絵というらしい。これも今回学びました。ただ、葦の場合は芽吹きでよいとのこと。仕事をしている人々、間違いなく春はきている景色。知っている人が選んだ素材と景色。よいなとかんじました。 (2022年04月16日 (土) 13時52分)[21205]

月番 > 孝子様、詳しく調べていただいてありがとうございます。 (2022年04月16日 (土) 16時31分)[21209]

孝子 > すみません。訂正がきかなくて、草もえとか。下萌えというらしい。です。 (2022年04月16日 (土) 21時28分)[21215]

義之 > 本句は「葦の芽吹き」とあるので、この「浚渫船」は、海ではなく、川底か、湖底の土砂を浚っているのでしょう。遠目にはただ浮かんでいるだけのように見えても、船上では様々な機械音とともに、粛々と土木作業が進められています。浚渫船から発する波が、岸辺の葦原に静かに寄せているのです。 (2022年04月17日 (日) 09時55分)[21220]

月番 > 義之様、ご説明よくわかりました。ありがとうございました。 (2022年04月17日 (日) 11時24分)[21222]

榮一 > 浚渫船を最近は見かけなくなりました。川だけでなく湖でも働いていたように思います。ゆっくりと動くので止まっているようにも見えました。句の景は葦が生えているとなれば琵琶湖などが浮かびます。結構大きな船でそこの泥を吸い上げる様です。作者の立つ位置がよくわかる句です。 (2022年04月19日 (火) 07時24分)[21242]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時37分)[21257]
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2・花冷えや岩絵具とく指の先 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時07分)[21161]
  7点 柊子・美保子・加津子・義之・洋子・眞佐子・紫翠


月番 > 岩絵具は、主に鉱石を砕いてつくられている粒子状の絵具、だそうですが。 (2022年04月12日 (火) 22時18分)[21167]

加津子 > 「指の先」が良いと思いました。中指辺りで溶くのでしょうか。 (2022年04月14日 (木) 23時12分)[21183]

月番 > 指先で感じた冷やかさが、伝わってきますね。 (2022年04月15日 (金) 11時14分)[21189]

柊子 > 日本画が好きで、再興院展などよく見に行きます。この指先はトルコブルーの石絵具を溶いている気がしました。平山郁夫の砂漠の空のような。 (2022年04月15日 (金) 19時18分)[21195]

紫翠 > 「花冷え」に「指の先」の着地が決まっている。絵の具の色を言わないことで、作品の奥行きと幅が出たと思います。 (2022年04月16日 (土) 11時33分)[21204]

月番 > 色は各人が想像したらいいんですね。 (2022年04月16日 (土) 16時33分)[21210]

義之 > 上村松園の生涯をモデルとした宮尾登美子の同名小説の映画「序の舞」を思い出しました。「花冷え」が決まっています。 (2022年04月17日 (日) 10時04分)[21221]

眞佐子 > 花冷えと指の先で何か繊細なものを感じました。 (2022年04月17日 (日) 22時47分)[21228]

美保子 > 絵の具の色を決める時の緊張とワクワク感が伝わって来るようです。日本画はある年齢から興味を持って見るようになりました。年を重ねればこそ、見えるようになるものがありますね。 (2022年04月18日 (月) 16時20分)[21236]

榮一 > 日本画を描くときの様子です。桜は日本画でよく描かれる題材で悪くありません。弾む心に対して「冷え」が気になります。 (2022年04月19日 (火) 07時31分)[21243]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時39分)[21258]
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3・演習の轟く裾野別れ霜  投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時06分)[21160]
  6点 孝子・柊子・義之・保子・鈴子・榮一


月番 > 何処の裾野の何の演習でしょう。 (2022年04月12日 (火) 22時20分)[21168]

柊子 > これは富士山の裾野で行われる自衛隊の演習です!と断言したくなる体験が何度かあります。(犬の好きなドッグランが山中湖畔にあるので)
夕方ののんびりした頃に、五臓六腑を揺さぶるような音が響いてきます。春がやってきたのに、愚かな人間はいつまであんな音を轟かせるのでしょうか。ウクライナをも思います。 (2022年04月15日 (金) 19時56分)[21197]

月番 > 柊子様、ありがとうございました。私もそうではないかと思いましたが、ほかにどこでやっているのか、知らなかったので、助けていただきました。
この演習がウクライナのような戦いに続いているのかと思うとぞっとしますね。
そして私たちもそういう戦争と地続きに住んでいるということを改めて感じました。 (2022年04月15日 (金) 20時02分)[21198]

孝子 > 私も富士の裾野の演習場を思いました。昔、毎夏のように山中湖の民宿に行ってました。主人がつりにいくと宿のおじちゃんが、今日は演習が休みで入れるからと、車で連れて行ってくれて、それは花がきれいでおじさんがそんなにというくらいとって車で帰り花いっぱいでした。そんなことを思い出し、季節が違いますが、この句に対する季語の斡旋は最高とおもいました。いかにも晩春の別れ霜はこの場所のためにあるのではないかというくらい。最適な季語の斡旋だとおもいました。
(2022年04月16日 (土) 14時07分)[21206]

月番 > 学生時代に山中湖畔に学生寮があって、一泊のクラス会をしたことを思い出しました。腰丈の姫女苑の草むらの中にうずまるように座って取った写真があります。富士の裾野には轟音など響かず、幸せだけの地であってほしいものと思いました。 (2022年04月16日 (土) 16時47分)[21214]

義之 > 戦争の発端は、良きにも悪きにも政治です。人類の歴史が始まって以来、戦争は無くなることはありませんでした。今もウクライナの人は理不尽な侵略の戦いの渦中にあります。日本は憲法9条という理想論を掲げる中、自衛隊は自己の信念をもって専守防衛の任務に当っているのです。 (2022年04月17日 (日) 14時26分)[21225]

榮一 > 裾野の演習と言えば富士山の裾野でしょう。さすれば自衛隊の演習です。ウクライナのことを思えば演習にも力が入っているように思います。厳しい現実もあるのです。 (2022年04月19日 (火) 07時35分)[21244]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時39分)[21259]
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4・花吹雪三時に開く大浴場 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時05分)[21159]
  9点 孝子・加津子・洋子・宜子・眞佐子・剛・鈴子・紫翠・榮一


月番 > お風呂屋さんの大浴場でしょうか、それとも観光地の大きなホテルの大浴場でしょうか。 (2022年04月12日 (火) 22時23分)[21169]

加津子 > なんと至福の時でしょう。風呂後のビールののど越し迄感じます。 (2022年04月13日 (水) 19時46分)[21179]

月番 > ビールまでついて、本当に極楽極楽ですね。 (2022年04月14日 (木) 10時53分)[21181]

紫翠 > 取り合わせの効果と、無駄のない言葉選びが活かされた作品と思います。 (2022年04月15日 (金) 10時42分)[21187]

孝子 > 温泉大好きな私はすぐに温泉宿の露天風呂をおもいました。宿に二時ころはいり、三時の風呂から一日、一泊に三回はいるのがノルマです。大浴場にはいり、露天風呂に入り。花吹雪をあびる。天国です。 (2022年04月16日 (土) 14時21分)[21207]

宜子 > 「大浴場」の開放感、「花吹雪」の景色、「三時」の明るさ、いいですね。 (2022年04月17日 (日) 05時26分)[21216]

鈴子 > この頃は大浴場を利用することも有りませんが山歩きをしていた頃は温泉の近くの山歩きをみんなで計画して大浴場で疲れをいやした事を思い出しました。花吹雪の取り合わせに癒されます。 (2022年04月17日 (日) 19時24分)[21226]

眞左子 > コロナ以来あちこちで浴場が何軒も無くなり、我が家の前の大浴場も無くなりました。掲句の大浴場に花吹雪が良いですね。 (2022年04月17日 (日) 22時59分)[21229]

榮一 > 観光地の温泉のホテルの大浴場のようです。温泉の朝風呂は無くてはならないものです。宿泊客がいなくなる昼間の2〜3時間は清掃時間のように思います。新たな宿泊客が来る三時ごろに大浴場も開くのです。花見がてらの温泉とは羨ましい限りです。この国らしい景です。 (2022年04月19日 (火) 07時47分)[21245]

> 書き遅れて済みません。さーて、これから何が始まるのか劇場型のような期待感とでも云いましょうか、漫画本に続きが有るようなもので、面白いと思いました。 (2022年04月19日 (火) 09時44分)[21255]

世話人 > 今回の最高点です。作者は和田柊子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時44分)[21260]
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5・弁当屋の若い夫婦のうららなり 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時04分)[21158]
  5点 加津子・洋子・宜子・剛・鈴子


月番 > お店で、開いているのか、屋台で開いているのか、それとも・・・? (2022年04月12日 (火) 22時28分)[21170]

加津子 > キッチンカーなどもありますね。若い人達が一生懸命働いている姿は、微笑ましく頑張れと応援したくなります。 (2022年04月14日 (木) 23時22分)[21184]

月番 > コロナの時代、外食の自粛がいわれて、弁当屋さんが、頑張っておられるようです。ずいぶん安いお値段で、、、と心配になるくらいですけど、元気にがんばってほしいものですね。 (2022年04月15日 (金) 09時03分)[21185]

鈴子 > 近くのビルの空き地で時折り見かけることがあるお弁当屋さん。中七下五が気持ち良く響きます。お天気で良かったね〜とひとりごちながら通り過ぎています。 (2022年04月15日 (金) 20時14分)[21200]

月番 > 雨の日はたいへんでしょうね。 (2022年04月16日 (土) 09時37分)[21203]

宜子 > 「若い夫婦の」と、夫婦に「うらら」をつけたのがステキです。 (2022年04月17日 (日) 05時29分)[21217]

> 何の変哲もない句であるが、ひょっとしたら終はりの見えない、このコロナ疫が、現在のこの夫婦に変えたのか知らんと思いながら、「男子厨房に入るべからず」の世界に育った世代なので、どうしても妄想のように時代錯誤と言はれる景色に行き着いてしまう。だが必要に迫られたのでは無く、仕事(職業)を楽しんでゐる仲の良い夫婦と思えば納得できる。その裏側には、いつの間にか、包丁を使い、ご飯が炊けるようになり、電子レンジの操作を覚えてしまった寂しい男たちが見えた。 (2022年04月18日 (月) 14時01分)[21235]

月番 > 若い男の人たちが気楽にお料理を作って、得意料理を持っていたリするの、いいですね。 (2022年04月18日 (月) 20時25分)[21239]

榮一 > コロナで店が開けられない居酒屋などが苦肉の策として持ち帰りの弁当などを販売していたようです。この弁当屋はどんな形態の弁当屋かがうまく掴めなかったというのが正直なところです。そのために若い夫婦のうららなりがもう一つ感じられなかつたです。 (2022年04月19日 (火) 07時54分)[21246]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです (2022年04月20日 (水) 19時49分)[21261]
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6・プラセボのノンアルビール花の宴  投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時03分)[21157]
  1点 義之


月番 > プラセボは、広辞苑にはプラシーボとでていて、「偽薬」と訳されていますね。 (2022年04月12日 (火) 22時37分)[21171]

宜子 > ノンアルコールのビールはたしかに「プラシボ効果」の飲み物。アルコールが入っていないのに、ビールの気分。現代的な一句かもしれません。 (2022年04月17日 (日) 05時35分)[21218]

義之 > 字面から解釈すれば、プラセボ(偽薬)効果のあるノンアルコールのビールに「花の宴」という季語を取り合わせた一句となる。ノンアルコールビールのプラセボ効果といえば、酔うという事であろう。コロナ疫の影響でここ1〜2年、花見は禁止であったが今年はOKのようである。一方、飲酒という面から言えば、飲酒運転への罰則は非常に厳しくなっている。ままならぬ世の中、折角の花見も、車の運転をする者はノンアルコールのビールで我慢するしか無いが、プラセボ効果で十分酔った気分になれるのである。プラセボの本来の意味からいえば、思いつくのは新薬の治験であるが、いまだコロナの特効薬は完成していない。コロナの早期の撲滅を祈念する。 (2022年04月17日 (日) 13時55分)[21224]

榮一 > 飲酒運転が気になる花の宴です。家族の安全を考えればノンアルコールビールで飲んだ気分を味わうのでしょう。花の宴にブラセボは自虐のようです。言葉を変えての面白さであってもあからさまのように感じます。 (2022年04月19日 (火) 08時03分)[21247]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時50分)[21262]
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7・九条の集いのチラシ初燕 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時02分)[21156]
  4点 美保子・宜子・剛・紫翠


月番 > 「憲法九条を守ろう」という集会のチラシと初燕の取り合わせですね。 (2022年04月12日 (火) 22時40分)[21172]

紫翠 > 平和な日本を象徴しているように感じます。 (2022年04月14日 (木) 10時23分)[21180]

月番 > 燕にも平和な国の空がわかるんでしょうね。 (2022年04月14日 (木) 10時55分)[21182]

宜子 > 毎日のニュースではロシアの侵攻が続いています。日本はどうなんだろうと考えてしまいます。 (2022年04月15日 (金) 13時17分)[21190]

美保子 > ロシアの嘘を聞かされていれば日本でもどんなことを言いがかりに戦争を仕掛けられないとも限らないのではと恐ろしくなります。ウクライナの人たちも私達と同じように家庭を築き、工場や会社で働いてきたのに、なぜ破壊しなければならないのかと、人間は年を重ねると狂気に向かうのか。誰か止められないのかと。九条と初燕よく響き合ってるように思います。 (2022年04月15日 (金) 21時55分)[21202]

月番 > 本当に誰か止められないものかと歯ぎしりする思いですね。 (2022年04月16日 (土) 16時38分)[21212]

> 戦争の放棄を憲法でうたっている日本は、憲法第9条の解釈を巡って、改憲とか守るとか、毎年記念日の有るこの時期の世間は喧しい。注目しなければならない事らしいが、私には全く解らない。難しすぎるのだ。「集い」だけで良く解らないが、多分守るの集会か行列だろう。チラシは駅前あたりで配ってゐるのだろう。燕はこの時期日本で子を育てる渡り鳥である。何やら因縁がありそうな気もしないでもないが、たまたまであろう。 (2022年04月18日 (月) 11時32分)[21234]

榮一 > 憲法9条の集いと言っても改憲には賛否両論がありそうです。ウクライナの今だから考え方も複雑になりそうです。初燕はいいですね。 (2022年04月19日 (火) 08時08分)[21248]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時51分)[21263]
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8・採尿の窓越し空の紋黄蝶 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時01分)[21155]
  1点 孝子


月番 > 採尿をしながら、どんな思いで紋黄蝶を眺めているんでしょうか。 (2022年04月12日 (火) 22時44分)[21173]

孝子 > 私もよく病院で採尿をとることがあります。ただ私は女なので、個室で窓などありません。だから男の作者の気分で想像しました。採尿のコップを手に、今回は大丈夫だろうか、とふと窓を見上げると、ちょうど紋黄蝶がひらひらといったのを見た。大丈夫今日はばっちりと気分が明るくなった。季語の働きである。 (2022年04月16日 (土) 14時39分)[21208]

月番 > 紋黄蝶は希望の象徴だったんですね。 (2022年04月16日 (土) 16時35分)[21211]

榮一 > ベッドに寝たきりの採尿のようです。男性であってもトイレの窓から外を見る余裕はなさそうです。余談ですが術後に三度導尿をされましたが尿を出したという感覚がなくてすっきりしなかつた記憶だけが残っています。 (2022年04月19日 (火) 08時17分)[21249]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時52分)[21264]
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9・遠足の朝の天気や動物園 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 14時00分)[21154]
  1点 保子


月番 > 遠足にはお天気が一番気になりますよね。 (2022年04月12日 (火) 22時46分)[21174]

保子 > 遠足の朝の天気 ワクワク感と共に少々の不安感も伝わってきます。穏やかな雰囲気。ただ座語の動物園 にちょっと戸惑いました。 (2022年04月15日 (金) 16時08分)[21192]

月番 > 行先は動物園ということでしょうか? (2022年04月15日 (金) 17時33分)[21194]

榮一 > 動物園へ行く幼稚園の遠足のようです。朝の天気は気になるのは勿論ですが天気が良いのやら悪いのやらハッキリしません。中途半端な心持です。 (2022年04月19日 (火) 08時20分)[21250]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時54分)[21265]
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10・芽柳や上皇様の歩のゆるき 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 13時59分)[21153]
  7点 柊子・美保子・加津子・洋子・保子・剛・鈴子


月番 > 上皇様も上皇后様も、ゆっくりとお年を召されていかれていますね。 (2022年04月12日 (火) 22時52分)[21176]

加津子 > 最近は、テレビなどでもお見掛けすることがありませんが、お二人の姿が浮かびます。そのお姿に「人」という支え合う漢字を思います。季語が良いと思いました。 (2022年04月15日 (金) 10時25分)[21186]

月番 > 「人」という字を思い出されるなんて、素敵な発想ですね。 (2022年04月15日 (金) 11時12分)[21188]

美保子 > 数日前にお引越しの様子がテレビに映し出されました。近所の保育園の子供たちとどんぐりを通じてずっと交流があったようで、ずっと手を振っていらして、変わらずお優しいお二人でした。本当に季語がいいですね。 (2022年04月15日 (金) 21時44分)[21201]

月番 > 末永くお元気でとお祈りするばかりですね。 (2022年04月16日 (土) 16時41分)[21213]

> この句から即座に浮かんだのは誌友のYさんだった。何時も上皇様と誕生日が同じだと云っておられた。テレビなどで見る上皇様は象徴の役目を終えてから急激に衰へられたように見える。何時も付き添われる上皇后美智子さんは上皇の歩みを支えるように歩かれる。春の約束のような芽柳はいずれ白い猫柳と化す。もとより、作者はそんなことまで言おうとしているのではないが、それにしてもご両人とも見事な白髪である。Yさんは最近姿を見せないので、フアンの私は少し気がかりなのである。 (2022年04月17日 (日) 11時57分)[21223]

鈴子 > 上皇様の歩のゆるきと芽柳との取り合わせがしっくりしてホントに素敵です。 (2022年04月17日 (日) 19時51分)[21227]

榮一 > 庭を散歩されるお姿をニュースで時々お見掛けする景です。芽柳はまずまずのようです。 (2022年04月19日 (火) 08時24分)[21251]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時55分)[21266]
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11・花冷えの汽缶車人は人待てり  投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 13時57分)[21152]
  3点 保子・眞佐子・榮一


月番 > 「人は人待てり」のフレーズの解釈が私には難解でした。 (2022年04月12日 (火) 22時48分)[21175]

保子 > 人は人待てり 花冷えの機関車 朧げな雰囲気がよかったです。 (2022年04月15日 (金) 16時24分)[21193]

眞佐子 > 汽缶車は山口誓子の句を想像して煙を吐いてやって来るSLを思いました。この人は汽缶車よりも大切な人を待っているのではないかとおもいます。 (2022年04月17日 (日) 23時12分)[21230]

加津子 > 我が町の鉄道公園の機関車は、汽笛を鳴らして15メートル程動きます。誌友の御主人様は機関車の転手をしていて、結婚が決まってから友達の家の近くのトンネルに入る手前で少し長く汽笛を鳴らしてくれたと言ってました。この句にそんな情景が浮かびました。機関誌の運転手は、和田仙次さんです。 (2022年04月18日 (月) 21時56分)[21240]

加津子 > 誤字が多くてすみません。 (2022年04月18日 (月) 21時58分)[21241]

榮一 > 観光的に汽缶車を走らせているようですが走らせる路線は山間部や海沿いに限られているようです。東京や大阪の大都会では煙を吐く汽車は走らせないようです。思い切って走らせれば面白いかもしれませんが一般受けはしないように思います。いずれにしても遠い記憶の一断面のようです。 (2022年04月19日 (火) 08時33分)[21252]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時57分)[21267]
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12・茶封筒の父の手紙や花曇り  投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 13時56分)[21151]
  4点 柊子・美保子・宜子・眞佐子


月番 > 「茶封筒」はどういう意味をもつのでしょう。 (2022年04月12日 (火) 22時55分)[21177]

宜子 > 「茶封筒」に特別の意味は読み取れませんが、ぶっきらぼうな父親像が浮かびました。母親や姉妹なら、ピンクや花がらの封筒もありでしょう。父からの手紙・・なにが書かれているのでしょう。手がかりは「花曇り」 (2022年04月15日 (金) 13時23分)[21191]

月番 > 「ぶっきらぼうな父親像」というの、おもしろいですね。母親や、姉妹だったら本当に、ピンクや模様入りの封筒だったりしますもんね。「花曇り」の意味を考えましょう。 (2022年04月15日 (金) 20時08分)[21199]

眞佐子 > 最近は百円ショップでも様々な色の封筒があります。茶封筒は事務的なものか古い手紙なのかもしれない。随分前に頂いたお父様からの大切な手紙なのかも知れません。花曇りも上手く付いていると思います。 (2022年04月17日 (日) 23時27分)[21231]

月番 > 「随分前に頂いたお父様からの大切な手紙」という読み方、とてもいいですね。これでしたら花曇り、養花天ととてもよく響きあいますね。 (2022年04月18日 (月) 08時37分)[21232]

美保子 > 茶封筒というと、仕事や事務的な事に使う印象があります。封筒など、気に留めずに書いた手紙を出しておいておくれと妻か娘さんに渡したのかとも思いました。百二才になる母が耳もまるっきり聞こえなくなり、昔の思い出などを引っ張り出して、それを何とかしてあげたいと思う娘や孫が整理したり見やすくファイルに入れたりして、そんな中に手紙も少しですが、出てきました。父らしい、几帳面に紙面にびっしりの手紙。本当に大事な物です。 (2022年04月18日 (月) 16時37分)[21237]

月番 > ご長寿のお母様と、やさしい娘様、お孫様たち、幸せなご一家ですね。
(2022年04月18日 (月) 20時22分)[21238]

榮一 > 昔は茶封筒は一般的によく使われていた封筒です。カラフルな封筒が出てきたのは戦後ではないかと思っています。井上陽水の歌の青いインク、青い便箋はおよそ50年前のことです。時代背景は作者の若かりしころのことのようです。花曇が少し寂しい感じです。意図する構図が透けて見えるように思います。 (2022年04月19日 (火) 08時48分)[21253]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2022年04月20日 (水) 19時59分)[21268]
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13・嬢ちゃんのさくらのティアラ良き日なり 投稿者:世話人 (2022年04月12日 (火) 13時54分)[21150]

0点


月番 > 愛子様のティアラが一時話題になりましたね。桜のティアラって、桜の模様の入ったティアラということであれば、この桜は季語にはならないでしょうし、とすれば桜の花びらか花房を飾ったティアラで、小さい子供が遊んでいる景でしょうか。 (2022年04月12日 (火) 23時01分)[21178]

加津子 > 中七迄のフレーズがとても愛らしかったので、惹かれましたが、月番さまと同じように感じました。 (2022年04月17日 (日) 08時12分)[21219]

榮一 > さくらの花で編んでいなければ季語にはなりません。良き日が何かはっきりしません。 (2022年04月19日 (火) 08時51分)[21254]

世話人 > 作者は主宰です。 (2022年04月20日 (水) 20時02分)[21269]
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投稿者:世話人 (2022年04月07日 (木) 17時46分)[21149]
準備中

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投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 14時08分)[21054]
3月の句会の準備が整いました。各位には活発な書き込みをお願いします。
句  会 13日(日)〜19日(土)
作者発表 20日(日)の予定
なお、今月の月番は柊子さんです。宜しくお願いします。
           世話人


柊子 > 主宰先生
句会のご準備ありがとうございます。
コロナ禍だけでなくウクライナにも心を痛めておりますが、私たちに与えられたこの場、この時に感謝しつつ句会を始めたいと思います。
皆さま、書き込みよろしくお願いいたします。 (2022年03月12日 (土) 15時40分)[21055]

月番 > 今月の句会も、あと1日となりました。書き込みがまだお済みでない方、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2022年03月18日 (金) 19時06分)[21117]

世話人 > 柊子さん月番ご苦労様でした。20日にて作者を発表いたします。 (2022年03月20日 (日) 16時56分)[21133]

月番 > 主宰先生、全句に渡りご指導頂きありがとうございました。
ご参加の皆さま、沢山の書込みありがとうございました。
コロナ、ウクライナ、東北の地震と不安なニュースが続きますが、来月もこの場に参加できることを楽しみに過ごしたいと思います。
洋子さま、来月はよろしくお願いいたします。 (2022年03月20日 (日) 19時02分)[21147]
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1・日輪に作務衣を掛ける梅の枝 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時56分)[21053]
1点 美保子


月番 > 今日の横浜、あまりの好天で満開の白梅を見に行ってきました。作務衣ですから、こちらはお寺の境内でしょうか。どんな年代の方が掛けられたのでしょう。 (2022年03月12日 (土) 15時48分)[21056]

美保子 > 作務衣を掛けるのは梅の枝なのか日輪なのかと迷いました。でも、雰囲気でいただきました。日輪やで切る方が良かったのかとも思います。 (2022年03月18日 (金) 21時38分)[21118]

榮一 > 梅の枝に日輪に向かって作務衣を干したということです。美保子さんの迷いがよくわかります。やはり「日輪や」と切る方がはっきりします。 (2022年03月19日 (土) 08時57分)[21119]

世話人 > 作者は義之さんでした。 (2022年03月20日 (日) 16時57分)[21134]
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2・ホイッスルを吹く子駆ける子うららけし 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時55分)[21052]
3点 柊子・孝子・眞佐子


月番 > 春になると途端に子供たちの声が華やぎます。ここにもじっとしていられない子供たちの姿があります。 (2022年03月12日 (土) 15時54分)[21057]

柊子 > ウクライナの泣きながら歩いている子供を見たら、春を満喫できる日本の子供たち、それを眺められる私たちの有難さを感じ、頂きました。 (2022年03月16日 (水) 16時22分)[21095]

眞佐子 > 女子高生の孫がサッカーの審判をしています。ホイッスルと聞くとすぐサッカーと思い、吹く子駆ける子でグランドの賑やかな様子が見えてきました。うららけしから子供たちの晴れ晴れとした声が聞こえて来そうです。柊子さんのおっしゃるように日本の子供たちは幸せですね。 (2022年03月16日 (水) 19時42分)[21098]

孝子 > 春らしい明るさ、はずみ、躍動感をかんじていただきました。日本の子供たち、戦いの中にいる子供たち。悲しみと怒りをかんじます。 (2022年03月17日 (木) 18時15分)[21105]

榮一 > 春のうららかさは伝わりますが何をしているのかがもう一つ分かりにくいようです。その分弱いように思います。 (2022年03月19日 (土) 09時01分)[21120]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 16時58分)[21135]
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3・春の雷内観法の正座かな 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時55分)[21051]
1点 眞佐子


月番 > 「内観法」自分と向き合う心理療法の一つと知りました。そんな時に春の雷がどう響いたのでしょう。 (2022年03月12日 (土) 16時02分)[21058]

眞佐子 > 内観法については自分の経験がありませんのでよく解りませんが、辞書によりますと心理学の研究とか自己観察すること等があります。春の雷は夏の雷のように激しさが無く、弱々しい感じがしますので、内観法の正座と響き合うものがあるような気がしました。 (2022年03月16日 (水) 20時28分)[21099]

榮一 > 内観法が難しいようです。それだけに理解が及ばないようです。 (2022年03月19日 (土) 09時03分)[21121]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 16時58分)[21136]
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4・極太の葱を刻んで尽きる冬 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時54分)[21050]
6点 美保子・義之・洋子・加津子・鈴子・榮一


月番 > 寒い冬を越した葱は太さも甘さも増し、滋養に満ちている味です。今年も冬を堪能なさったのでしょうか。 (2022年03月12日 (土) 16時14分)[21059]

洋子 > 鍋物を食べている人を思いました。鍋物は簡単で、野菜がたくさん食べられて、栄養満点の美容食、特に一人暮らしなら、毎日でもいいくらいです。家族がいるうちは毎日と言うわけにはいかないでしょうが、一人暮らしになったら、毎日葱を刻んで、鍋物にして、一冬をすごすでしょう。 (2022年03月13日 (日) 14時33分)[21073]

月番 > 鍋物に欠かせない太いネギですね。 (2022年03月13日 (日) 18時44分)[21075]

宜子 > 葱は冬の季語ですね。季重なりでは? (2022年03月13日 (日) 19時58分)[21078]

洋子 > アッ、ほんとだ! (2022年03月13日 (日) 20時19分)[21079]

義之 > 極太の葱は斜め切りにして鍋物にするのが一般的でしょう。ドラマで冷蔵庫に残った7cmの白葱というシーンがありました。使い切るとすれば刻んで薬味にするしかないようです。 (2022年03月15日 (火) 13時01分)[21083]

加津子 > 洋子さんと同じく。暮れに親戚から深谷ネギを段ボールで貰い。物置に立ててあります。外側が乾燥して剥くと青い軸が出てきます。毎日刻んでは消費しています。。悪戦苦闘しています。 (2022年03月15日 (火) 19時44分)[21087]

美保子 > 葱は冷蔵庫に切らすことが出来ない野菜ですよね。鍋だけでなく、グラタンなんかにもおいしいです。誕生日祝いに蒸篭を買ってもらいました。こんな年になってからと思う一方で蒸し料理なら、身体にも優しいしと手に入れました。掲句は季重なりに気づかずに頂きました。まさに我が家だと思ったのですが。 (2022年03月15日 (火) 21時02分)[21089]

鈴子 > 極太の葱で思い出すのは関東産の下仁田ネギです。友人がご実家に帰省するとお土産によく頂きました。切れ味の良い包丁で刻む葱の香りも格別です。 (2022年03月17日 (木) 15時15分)[21103]

榮一 > 細かく言えば葱も冬の季語です。季重なりとも言えますが最後に「尽きる冬」と結べばこの冬が主体的な季語になるようです。極太の葱には冬を意識していないのです。極太の白い葱を刻んでやれやれという安堵が出ているようです。 (2022年03月19日 (土) 09時12分)[21122]

世話人 > 作者は剛さんでした。 (2022年03月20日 (日) 16時59分)[21137]
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5・対局の囲碁の宇宙や春の海 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時53分)[21049]
4点 加津子・宜子・剛・榮一


月番 > 今月の句会の中で、上手く景を描けなかった句の一つです。どうぞ教えてください。 (2022年03月12日 (土) 16時19分)[21060]

宜子 > 囲碁ですので、碁盤と白黒の碁石が見えます。対局している二人にとってはまさに宇宙空間。一手ごとに景色が変わる宇宙空間。季語が「春の海」なので、タイトル戦ではなさそうです。目前の碁盤にスケールの大きな宇宙を見た凄さでした。 (2022年03月13日 (日) 12時51分)[21070]

月番 > タイトル戦など言葉も浮かびませんでした。「春の海だからタイトル戦ではなさそう」…なるほど!です。 (2022年03月13日 (日) 18時45分)[21076]

洋子 > 私は「春の海ひねもすのたりのたりかな」しか思いうかばなくて、のんびりと長考しながら、囲碁を楽しんでいるのかなと安易に思ってしまいました。 (2022年03月13日 (日) 20時24分)[21080]

加津子 > 碁盤の上に宇宙を感じるほど手が多いらしい。義父が碁が好きで友と打っていた。静まり返った部屋が急に賑やかになると勝負が決まったみたいで、そのタイミングでお茶を出したりしていたが、気を使わないでと言われた。洗濯機の中で白黒の碁石が音をたてていたのには驚いた。子供がポケットに入れてしまったらしい。そんなことも思い出しました。「春の海」の季語だからかもしれません。 (2022年03月15日 (火) 23時07分)[21093]

> 今はそれほどでは無いが、昔、ゴルフは猫も杓子もの時代が有った。
雪の降らない人口密集地は近間に河川敷のゴルフ場も多い。春を待ちかねた啓蟄の虫達のように、少し暖かくなった陽の下へと人間もわらわらと繰り出すのだ。土手に遮られて見えないが、声でも聞こえるのだろうか。
(2022年03月18日 (金) 11時25分)[21111]

> 囲碁も将棋もあの盤上で棋士たちは勝ち負けを争う。プロの棋士たちは策としての一手を打つ(将棋は指す)為に、長考に沈んで、時には2時間も考え込む。その盤上の世界が果ての知れない宇宙空間のようだと言ってゐるようである。のどかな春の海とは対照的な世界なのかも知れない。 (2022年03月18日 (金) 11時34分)[21112]

> 世話人様。申し訳ありません。「21111」は誤ってエンターを押してしまいました。削除して下さるよう願います。 (2022年03月18日 (金) 14時27分)[21114]

榮一 > 囲碁の碁盤のマス目の線の交差するところが石を打つところです。交点は361あり白と黒が一回ごとに打ちます。打った石の形のことを模様と呼ぶようです。この模様は天目学的な数になるようです。宇宙と感じるのは当然かもしれません。今まで打たれたものに一つとして同じものは無いようです。 (2022年03月19日 (土) 09時47分)[21123]

世話人 > 「21111」を何度やっても消すことができませんでした。ごめんなさい。 (2022年03月19日 (土) 09時50分)[21124]

世話人 > 作者は紫翠さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時00分)[21138]
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6・花祭り童はすでに八十路かな 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時52分)[21048]
3点 美保子・洋子・鈴子


月番 > 童と言っている方は、作者さまとどんな関係なのでしょう。ご自分の幼い頃の花祭りを思い出して、でしょうか。 (2022年03月12日 (土) 16時27分)[21061]

洋子 > 童は自分のことと思いました。花祭りを見ていた子供の頃を思い出し、そして、今の自分の年を考えているのです。もう八十路になったのだという感慨、、、。私もそろそろなので、実感としてよくわかります。 (2022年03月13日 (日) 14時23分)[21072]

美保子 > 洋子さまと同じように感じました。花祭りの日の頃の童だった自分を懐かしく、思い出し、そんな自分も八十になるのだという感慨深さでしょうか。長姉が今年八十歳。免許を返納して、次の姉と私でささやかな記念の品を言っているのですが、中々決まりません。迷っている時間もお祝いと思ってもらいましょう。 (2022年03月15日 (火) 21時10分)[21090]

鈴子 > 童はすでに八十路かなに、作者の方の気持ちが見えてきました。八十路の愁いでしょうか。私自身もその道をゆっくりゆっくり歩き初めているこの頃です。 (2022年03月18日 (金) 14時44分)[21115]

榮一 > 釈迦の誕生を祝う「花祭」です。誕生仏に甘茶をそそいで祝います。その誕生仏から童の発想です。まずまずの句です。 (2022年03月19日 (土) 09時56分)[21125]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時01分)[21139]
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7・明日咲く戦車の下の犬ふぐり 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時51分)[21047]
6点 柊子・美保子・孝子・洋子・鈴子・眞佐子


月番 > この戦車とは、ウクライナを攻めているロシアの戦車ととって良いのでしょうか。 (2022年03月12日 (土) 16時30分)[21062]

洋子 > タイミング的にすぐにロシアの戦車と思われました。戦車が動かなかったら、この犬ふぐりは明日は咲けるだろうに。戦車が動いたら、明日はないのです。
戦争の理不尽さ、恐ろしさをしみじみと感じました。 (2022年03月13日 (日) 14時18分)[21071]

美保子 > 娘にはあまりニュースを見ないようにと言われますが、今起こっている事を知っておかなくてはと言う気持ちと、毎日、コロナと戦争のことばかり目にするのも心の為にはなりません。小さな小さな犬ふぐりがウクライナの子供たち、お年寄り、病気の人たちの声を上げている代わりの花のようです。 (2022年03月15日 (火) 21時22分)[21091]

柊子 > 犬ふぐりはウクライナの子供たち。輝く明日があるはずなのに…孫を思いつつ頂きました。 (2022年03月16日 (水) 16時33分)[21096]

眞佐子 > 戦車と聞きけばこの時期ウクライナを思いました。犬ふぐり明日は咲いてくれますようにと祈ってしまいました。 (2022年03月16日 (水) 20時35分)[21100]

孝子 > 今の時代、戦の句は詠みたくないというのが実感です。ほんとにちいさいのに、存在感のある犬ふぐり。ほんとにちいさい命考えさせられるし、かなしいし、早く平和をと祈るばかりです。 (2022年03月17日 (木) 18時26分)[21106]

鈴子 > 犬ふぐりは子供の頃から慣れ親しんだ花の一つですが戦車の下のとなると、なんとも表現出来ない憤を感じます。そして何とかならないのかしらとブツクサ独り言ちてる自分自身を歯がゆくなります。ウクライナの人々に一刻も早く平らかな日々に戻ること事を祈るばかりです。 (2022年03月18日 (金) 11時52分)[21113]

榮一 > ロシアのウクライナ侵攻からの発想です。時事的なことを普遍的に昇華させた点は悪くありません。気になったのは「下」です。下では犬ふぐりが押しつぶされていそうです。せめて「前」ぐらいで収めたいところです。 (2022年03月19日 (土) 10時01分)[21126]

世話人 > 作者は宜子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時02分)[21140]
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8・女学生に狭き歩道や山笑う 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時50分)[21046]
6点 義之・加津子・宜子・剛・保子・紫翠


月番 > 50年も前の事が瞬時に蘇ってきました。そうです、ごめんなさい、他の方の迷惑も考えずに歩いていました。 (2022年03月12日 (土) 16時37分)[21063]

紫翠 > 歩道を往く女学生のグループに「山笑う」を配したことで作品に奥行きが生まれたと思います。 (2022年03月15日 (火) 11時15分)[21082]

義之 > 中小都市の中学校か高校の通学路が見えてきました。 (2022年03月15日 (火) 13時06分)[21084]

加津子 > 月番さんと同じく。横並びでお喋り。若いから許される「山笑う」いいですね。 (2022年03月15日 (火) 19時52分)[21088]

> 歩道を通行する人達にとって、この車社会は常に危険にさらされる。屈託のない女学生たちを見ながらの、少し心配の一句だろうか。紫翠さんと同じく、山笑うが少しの救いかもしれない。現代の交通事情を思いながら、歩きに歩いた中学高校の6年間を思う。田圃道から電車の沿線の狭い道を辿り、車も殆ど見ない、電車も 1時間に一本通るくらいの往復一里半の道のり。大雪の日も炎天下も。何故か登校も下校も一人だった。今の世の想像に及ばない時代だった。 (2022年03月17日 (木) 16時09分)[21104]

保子 > 幸せな年代、幸せな時代だったのでは〜。山笑う ほんと笑い声が聞こえてきます。 (2022年03月17日 (木) 23時38分)[21109]

榮一 > 狭き歩道が女学生にどのようにかかわってくるかが見えなかったです。一般社会の世相だとすればとりとめもなさそうです。山笑うは希望なのかもしれまっせんが。 (2022年03月19日 (土) 10時06分)[21127]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時02分)[21141]
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9・平々と凡々の芯春おぼろ 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時49分)[21045]
0点 


月番 > 「凡々の芯」とは? 春おぼろだからこそ芯が生きてくるのでしょうか。残念ながらとられた方がいらっしゃいませんでした。芯が分かる方、教えてください。 (2022年03月12日 (土) 16時43分)[21064]

榮一 > 平々凡々を分けるのは苦しすぎる様です。芯は真ん中のことのようです。具象性がなく抽象的すぎる様です。 (2022年03月19日 (土) 10時09分)[21128]

世話人 > 作者は榮一でした。 (2022年03月20日 (日) 17時03分)[21142]
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10・啓蟄の空を真上に大淀川 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時48分)[21044]
1点 紫翠


月番 > 大淀川とは、宮崎県の日向灘に注ぐ河と知りました。行ったことがありませんので、啓蟄の空との関係が見えてきませんでした。教えてください。 (2022年03月12日 (土) 16時49分)[21065]

紫翠 > 春の日差しを受けて光り輝く大河の悠然とした流れを感じました。「啓蟄」が効いてないので工夫が必要と思います。 (2022年03月13日 (日) 10時46分)[21069]

月番 > 他の季語だったら、もっと悠然とした大河が現れるのでしょうか。 (2022年03月13日 (日) 18時49分)[21077]

榮一 > 宮崎の大淀川です。大淀川の真上に啓蟄の空があるということですが特別な啓蟄の空とは言えません。一句の構成からいえば大淀川は動きます。 (2022年03月19日 (土) 10時16分)[21129]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時04分)[21143]
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11・夜もすがら回る水車や春北斗 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時47分)[21043]
8点 柊子・孝子・義之・剛・眞佐子・保子・紫翠・榮一


月番 > 例えば那智の滝を見たときに、夜も止まらないと、改めて思ったことがあります。水車もそうでした。 (2022年03月12日 (土) 16時57分)[21066]

義之 > 神戸はかってはたくさんの水車小屋があったといわれています。星座は今も昔も変わらず天空に拡がっています。 (2022年03月15日 (火) 13時13分)[21085]

紫翠 > 日本の原風景を見ているような情景句と思います。 (2022年03月16日 (水) 11時15分)[21094]

眞佐子 > 富山ではまだ水車が見られます。水車は夜もすがら回っているいることをあらためて知らされました。春北斗も一緒に回っているのですね。 (2022年03月16日 (水) 20時42分)[21101]

> 電気の力が得られるようになり、水車は見えなくなったが、子供の頃の疎開先の思い出に水車が有る。それは水路から田圃に水を送り込むものと、羽根車を回転させて、精米や製粉のための動力を得る装置があったようだ。夜を徹して回るのは、田圃へ水を引き込むのだろうと思う。田圃に水は少し早いが、あの頃の空は、今と違い空気も澄みに澄んで、夜空には多くの星が見えた。 (2022年03月17日 (木) 14時23分)[21102]

孝子 > 水車をそういう景色の中で実感したのは、四国四万十大会のときです。そのときの感慨、景色などを思い出しました。夜もすがら回るという事実も、あらためて考えたことがないので、新鮮なおどろきです。春北斗がきいてるとおもいました。 (2022年03月17日 (木) 18時34分)[21107]

榮一 > 昔はごく普通の田舎の景色でしたが今はめったに見ない景色になりました。春の北斗七星を見上げながら来し方の歳月をかえりみているようです。人生はあっと言う間なのかもしれません。 (2022年03月19日 (土) 10時28分)[21130]

世話人 > 今月の最高点です。作者は洋子さんでした。来月は月番を宜しくお願いします。 (2022年03月20日 (日) 17時06分)[21144]

洋子 > よろしくお願い致します。 (2022年03月20日 (日) 19時09分)[21148]
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12・車窓には子供の手形春夕焼 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時46分)[21042]
5点 孝子・義之・洋子・鈴子・保子


月番 > この子供はどのくらいの年齢でしょうか。どこでもベタベタ触りますがら、コロナ禍、見ているとヒヤヒヤします。 (2022年03月12日 (土) 17時01分)[21067]

洋子 >  靴を脱いで、座席に後ろ向きに座って、窓に顔をぴったりとよせて、両手を窓にしっかり貼り付けている幼子がみえます。夕焼雲がきれいなんでしょうね。 (2022年03月13日 (日) 14時39分)[21074]

義之 > 水蒸気で曇った窓ガラスに手形が残っているのでしょう。春の夕方とは言え、列車はまだ残る寒気の中を驀進しているのでしょう。 (2022年03月15日 (火) 13時19分)[21086]

孝子 > 電車の好きな子供たちは多いですね。そのままの情景が若いころの自分にだぶっておもいだされます。コロナなんかにびくびくしないころは、窓に手形はよくありましたね。春夕焼の季語もきいてると思います・ (2022年03月17日 (木) 18時39分)[21108]

鈴子 > なんとも穏やかな春の景と思いました。子供の頃乗った汽車、窓の汚れを素手で大きく拭いたことなど思い出しました。 (2022年03月18日 (金) 16時28分)[21116]

榮一 > この句で気になったのは「には」です。その言葉からすればほかには大人の手形や犬の足形などがあるのかもしれません。「春夕焼車の窓に子の手形」などでよさそうです。 (2022年03月19日 (土) 10時37分)[21131]

世話人 > 作者は柊子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時07分)[21145]
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13・啓蟄や川の向こうのゴルフ場 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時39分)[21041]
7点 柊子・加津子・宜子・剛・保子・紫翠・榮一


月番 > 東京と神奈川の境の多摩川の河川敷を思い出しました。そんなに大きくない川越しにゴルフ場が見えるのかもしれません。 (2022年03月12日 (土) 17時05分)[21068]

紫翠 > 取り合わせが活きた作品。「啓蟄」が効いていると思います。 (2022年03月14日 (月) 11時26分)[21081]

加津子 > 春の陽ざしに誘われて外へ出てみるとコロナ禍の中でも、何となく人が動きだしたように思える。「啓蟄」が言いえていると思いました。 (2022年03月15日 (火) 22時41分)[21092]

柊子 > 川の向こうにはゴルフ場の芝の緑が柔らかく光っていそうです。その柔らかさで頂きました。 (2022年03月16日 (水) 16時37分)[21097]

> 今はそれほどでは無いが、昔、ゴルフは猫も杓子もの時代が有った。
雪の降らない人口密集地は近間に河川敷のゴルフ場も多い。春を待ちかねた啓蟄の虫達のように、少し暖かくなった陽の下へと人間もわらわらと繰り出すのだ。土手に遮られて見えないが、声でも聞こえるのだろうか。
(2022年03月18日 (金) 10時34分)[21110]

榮一 > ゴルフ場がある景としては特別なことではありません。見ていると次から次へカラフルな服装のゴルファーが過ぎていきます。その景が啓蟄の様子に重なります。具体的なものと季語の取り合わせの妙です。 (2022年03月19日 (土) 10時45分)[21132]

世話人 > 作者は孝子さんでした。 (2022年03月20日 (日) 17時08分)[21146]
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3月句会 投稿者:世話人 (2022年03月12日 (土) 13時33分)[21040]
準備中

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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時58分)[20907]
コロナが猛威をふるっています。各位には十分にご注意くださいますようにお願い申し上げます。2月の準備ができました初めての世話人にて画面がばらばらで申し訳なく思っております。宜しくお願いします。

    句会は13日(日)〜19日(土)
    作者発表は20日(日) の予定です。
    
     月番は山内宜子さん宜しくお願いします。


  


月番 > 主宰先生
句会のご準備、有難うございます。コロナ禍の今、句会がお休みになっているところもあるかと思います。ネットなら感染を気にせずに意見交換が出来ます。大いに利用しましょう!
主宰先生、ご指導のほどお願い申し上げます。
では、2月の句会を始めます。宜子 (2022年02月12日 (土) 21時20分)[20908]

世話人 > 今、気が付きました。従来通りであれば主宰の選は2点であったようです。今回は1点で計算しています。宜しくお願いします。次回から2点にいたします。 (2022年02月19日 (土) 10時47分)[21008]

世話人 > いろいろなご意見ありがとうございました。作者を発表いたします。なお、従来通り最高点の作者が次回の月番となりますので宜しくお願いいたします。 (2022年02月20日 (日) 15時53分)[21024]

月番 > 主宰先生、今月も全句に亘ってご講評、ご指導を頂き、感謝申し上げます。
ご参加の皆様、たくさんの書き込み、有難うございました。
来月の月番は和田柊子さんです。よろしくお願いします。
それでは2月の句会を終了いたします。宜子 (2022年02月20日 (日) 18時49分)[21039]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時46分)[20906]
1 白魚のうごくと光る命かな 7点 柊子 孝子 義之 加津子 宜子 剛 
鈴子 榮一


月番 > 選者を数えると8点になります。
今月の高点句のひとつ。春の季語白魚の動きを捉えました。 (2022年02月12日 (土) 21時25分)[20909]

義之 > 白魚は群れで常に泳ぎ回っていると思います。そういう意味では「動くと光る」に少し違和感を感じましたが、透明な魚体は命そのものです。生きたままの白魚を餌にメバル釣りをしたことを思い出しました。
(2022年02月13日 (日) 09時10分)[20928]

柊子 > 「光る命」に待ちわびた春の躍動感でいただきました。 (2022年02月13日 (日) 14時15分)[20931]

月番 > 「光る命」が作者の発見でしょうか。 (2022年02月14日 (月) 18時23分)[20939]

加津子 > 「光る命」は白魚から発する言葉をキャッチしたと思いました。私には、じっと向き合う事が欠けていると反省しました。 (2022年02月16日 (水) 11時04分)[20952]

月番 > 「光る命」は白魚からの信号と受け取る加津子さんの気付きもステキです。じっと向き合う時は詩人の眼でと思っています。 (2022年02月16日 (水) 15時50分)[20958]

> 湘南や三浦半島の白魚は美味である。水揚げされた白魚は目の細かい網の中で盛んに動く。まさに「生きとして生ける」ものの感がある。この世に生きている物の全てと、作者の感動でしょうか。 (2022年02月17日 (木) 12時51分)[20985]

孝子 > 中七下五に引かれました。白魚のような小さいものにも光る命。いわんやほかの命のおもさとか、深く考えさせられました。 (2022年02月17日 (木) 16時36分)[20994]

世話人 > 点数が間違っていました。8点です。 (2022年02月19日 (土) 10時48分)[21009]

榮一 > 白魚は半透明です。横向きになると黒が見えるそうです。河口で春の一時にしかとれない魚で春の風物のようです。昔は各地で捕られていたようですが数が激減しているようです。踊り食いが美味なようです。動くと光るは白魚の生態ようまく捉えているようです。 (2022年02月19日 (土) 10時59分)[21010]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時55分)[21025]
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