玄鳥 定例句会

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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時42分)[20905]
2 縁の下に潜むのら猫涅槃西  3点 剛 千尋 榮一    


月番 > 木造一軒家の縁の下。一昔前までは縁の下は野良猫の棲家。その野良猫と涅槃西の取り合わせです。 (2022年02月12日 (土) 21時28分)[20910]

千尋 > 野良猫は住処をある程度のサイクルで寝ぐらを転々としているようです。涅槃という言葉からかこの猫はお寺の縁の下を住処の一つにしている猫かなと思いました。北風を避けられ陽射しの差し込む縁の下は気持ち良さそうです。身を伸ばしてうたた寝しながら春を待っているのでしょう。 (2022年02月16日 (水) 11時53分)[20954]

月番 > 「涅槃西」からお寺の縁の下、たしかに。千尋さんのコメントを読み終わった時、猫がぐーーっと、伸びをしていました。 (2022年02月16日 (水) 15時54分)[20959]

柊子 > 教えてください。
この定例句会は選句の時間がたっぷりあり、知らない事を調べられる有難い時間です。
この「涅槃西」、私の持っている歳時記では「涅槃西風」をネハンニシと読ませています。「涅槃西」もあるのでしょうか? (2022年02月16日 (水) 16時38分)[20967]

月番 > 「涅槃西」ですね。手元の歳時記ではどの歳時記も確かに「涅槃西風」ですね。「涅槃西」でもよいのか?ちなみに「俳句データベース」に検索かけたら、「子季語」として「涅槃西」がありましたが、あまり定着してないようです。どなたかお知恵を貸してください。 (2022年02月16日 (水) 16時50分)[20969]

作者 > 「涅槃西風」のまちがいです。おっちょこちょいでした。もうしわけありません。 (2022年02月16日 (水) 18時21分)[20970]

柊子 > 月番さま
作者さま
いつかは使ってみたいと思い、確認させて頂きました。
さっそくにありがとうございました。 (2022年02月16日 (水) 18時53分)[20971]

作者 > 「涅槃西風」のまちがいです。おっちょこちょいでした。もうしわけありません。 (2022年02月16日 (水) 19時34分)[20972]

月番 > 作者さん、早速の書き込み有難うございます。「涅槃西風」勉強になりました。 (2022年02月16日 (水) 20時27分)[20974]

千尋 > 何かちょっと、と思っていましたが、風が無かったのですね。でもこの句からは風を感じていました。 (2022年02月16日 (水) 23時44分)[20978]

千尋 > あと、猫は涅槃図には入れてもらえてません。入られる時も待っているようにも。 (2022年02月17日 (木) 11時38分)[20983]

> 犬も猫も人間に親しい動物だが、何の因果か時には捨てられる。神社や仏閣、年代の古い家などの縁の下は野良には住みやすい。人間だって極まれば棲むだろう。人に捨てられて野良となった猫に、厳しい寒さの冬が終わろうとしてゐる。お釈迦様の入滅の日にあたる涅槃。西方浄土からの西風が優しい。 (2022年02月17日 (木) 13時10分)[20987]

月番 > 「西方浄土からの西風が優しい」剛さん、季語の持てる力でしょうか。 (2022年02月17日 (木) 14時26分)[20989]

孝子 > お寺の縁の下にいる野良猫をおもいました。涅槃西風だと頂いてました。一字を気にする小さい人間です。 (2022年02月17日 (木) 16時43分)[20995]

榮一 > 涅槃会のころに吹く柔らかい風です。春の風とも言えます。それほど厳しい風ではありません。縁の下の潜んでいるのはそれなりの訳がありそうです。猫は元来狭いところを好みます。春の猫は恋の季節です。毎夜の徘徊で疲れていそうです。涅槃西風が優しいです。
(2022年02月19日 (土) 11時09分)[21011]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時56分)[21026]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時41分)[20904]
3 薄氷や防犯センサー誤作動す 5点 柊子 美保子 加津子 眞佐子 紫翠


月番 > 最近、どこにでも防犯カメラが設置されているようです。そのセンサーが「誤作動」しました!薄氷との繋がりは? (2022年02月12日 (土) 21時31分)[20911]

柊子 > 早春の不安定な気候、防犯センサーに頼る生活、またその誤作動と揺らぎが度重なるのも春ならではと思い頂きました。 (2022年02月13日 (日) 14時18分)[20932]

月番 > 揺らぐものの重なりですね。 (2022年02月14日 (月) 18時25分)[20940]

かつこ > 季語との取り合わせの不安定な所に惹かれました。 (2022年02月15日 (火) 16時19分)[20947]

加津子 > 加津子です。 (2022年02月15日 (火) 16時20分)[20948]

美保子 > 実際には違うでしょうが、薄氷と防犯センサーの誤作動で氷柱がポトンと落ちて防犯センサーが動いたように感じました。面白い所に着眼されたと思いました。 (2022年02月15日 (火) 20時59分)[20951]

月番 > 一句を読んで、できる風景、情景は人それぞれです。読者の読みが正解です。正解は読者の数だけあります。氷柱が落ちて防犯センサーが作動しましたか!実際の生活ではあってはならないことでも、詩の世界では起こりえます。句が面白いと、読み方も楽しいです。 (2022年02月16日 (水) 15時59分)[20960]

紫翠 > 取り合わせが絶妙です。薄氷のイメージをうまく使ったと思います。 (2022年02月17日 (木) 11時05分)[20981]

月番 > 季語との取り合わせ・・俳句の最大の特徴と醍醐味です。 (2022年02月17日 (木) 14時29分)[20990]

眞佐子 > 一昨日は晴れ、今朝から20pの雪が積もりました。防犯センサーも誤作動しそうな天候です。薄氷と防犯センサーーの誤作動がうまく合っているのではないでしょうか。 (2022年02月17日 (木) 20時31分)[21000]

榮一 > 氷が張るほど冷えたようです。冷えたから防犯センサーが誤作動を起こしたのかもしれません。通常はあまり起こることではなさそうです。取り合わせなのか因果関係なのか迷います。 (2022年02月19日 (土) 11時14分)[21012]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時57分)[21027]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時41分)[20903]
4 野水仙橋の上には椅子一つ  3点 柊子 眞佐子 紫翠 


月番 > 橋の上に椅子?なんのために置かれた椅子でしょう。 (2022年02月12日 (土) 21時33分)[20912]

柊子 > せせらぎに掛かる木の橋に木の椅子が一脚。一休みしつつ、「もうすぐ春ですよ〜♪」なんて口ずさんでいそうです。 (2022年02月13日 (日) 14時21分)[20933]

紫翠 > 「野水仙」と「椅子一つ」の取り合わせが上手く、響き合っているように感じます。中七は工夫の余地がありそうに思います。 (2022年02月14日 (月) 10時51分)[20938]

月番 > 一休みしてもらうための椅子でしたか。野水仙ですものね。 (2022年02月14日 (月) 18時27分)[20941]

千尋 > 野水仙といえばどうしても越前や淡路島の水仙群を思います。斜面に群れて咲いていますので橋ある景が浮かんで来ませんでしたが、川の土手の可愛らしい水仙の群もあると思い直しました。がやはり橋の上に椅子それも一つがわかりにくいです。 (2022年02月16日 (水) 12時45分)[20957]

月番 > 「椅子一つ」に、なんで?と思うのではなく、そのままの情景に浸ればいいのでしょうね。どうしても意味を追いたくなります。 (2022年02月16日 (水) 16時02分)[20961]

紫翠 > 水仙の花は群生していても孤独感があるように感じています。私だけの印象かもしれませんが。 (2022年02月17日 (木) 11時26分)[20982]

千尋 > わたしも水仙には孤独感感じます。ナルシスの化身と言われているからか孤独が似合うと思います。 (2022年02月17日 (木) 11時42分)[20984]

眞佐子 > 木の橋に椅子が一脚あり釣り糸を垂れている人がいるような気がしました。川辺には野水仙も咲いていると思います。子供の頃小川で鮒を釣ったのを思いました。 (2022年02月17日 (木) 20時58分)[21001]

榮一 > ぽつんとある橋の上の椅子は印象的です。何故と疑問を抱けば詩は崩れます。ただ「には」は消化不良のように思えました。 (2022年02月19日 (土) 11時19分)[21013]

榮一 > 野水仙はいいと思います。 (2022年02月19日 (土) 11時21分)[21014]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時58分)[21028]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時40分)[20902]
5 梅園の水琴窟の静寂かな  2点 孝子 紫翠 


月番 > 梅園に水琴窟はありそうです。「静寂」とあるので人の気配がしません。 (2022年02月12日 (土) 21時35分)[20913]

紫翠 > 情景描写に魅かれたのですが、上五を「紅梅や」などと切って表現すると作品に深みが出るように感じます。「や・かな」を避けたのだと思いますが、避ける工夫もありそうです。 (2022年02月15日 (火) 11時06分)[20946]

月番 > 下五を「かな」としているので「や」は使えなかったのですね。「や」で切って「かな」を変える推敲もできそうです。 (2022年02月16日 (水) 16時07分)[20962]

孝子 > わが大田区の池上梅園をおもいました。丘陵斜面を利用下閑静な庭園でもとは日本画家の伊東深水の屋敷跡で現在は大田区の管理下にあります。茶室もあり、水琴窟もあり、ほんとうにこの句のままです。紅梅白梅野梅緑愕たのしめます。静寂はいいすぎかともおもいますが。 (2022年02月17日 (木) 17時04分)[20996]

榮一 > 梅園の茶室の傍らの水琴窟のようです。それだけで絵になりそうです。静寂は蛇足のように付け足されたように感じます。次の水が落ちて音を響かせるまでの作者の想いです。 (2022年02月19日 (土) 11時27分)[21015]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時59分)[21029]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時39分)[20901]
6 お取り寄せ霞ケ浦の寒の鯉    0点


月番 > 霞ヶ浦の鯉は特産品なのでしょう。なぜ無点なのか、どなたか書き込みお願いします。 (2022年02月12日 (土) 21時38分)[20914]

月番 > 「霞ヶ浦の寒の鯉」はわかるのです。きっと問題は上五の「お取り寄せ」という報告かと思います。
届いた立派な鯉の描写が欲しいかと。 (2022年02月16日 (水) 16時20分)[20964]

作者 > ふるさとのと思いましたが、あまりにあたり前かとおもいました。寒鯉は鯉の煮物。煮付けでかたくしまった、煮付けは最高です。卵があるのもないのも時々夫婦で、無性に食べたくなり、電話してとりよせます。季語が使えると思ったのですが,詩がないですね。食いよくだけでした。昔親が町工場をしていたころ、帰省下子が土産に生きた鯉を新聞紙に包んで土産にもtt来たときは、母が、二度上げ、三度上げして中華ふうの鯉のあげあんかけしたのもなつかしいです、 (2022年02月17日 (木) 17時16分)[20997]

榮一 > 寒鯉は美味とされています。霞ケ浦であれば天然物のようです。ただ全体的に報告の域を出ていないようです。作者が思うほど感動が伝わってこないようです。 (2022年02月19日 (土) 11時31分)[21016]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時01分)[21030]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時38分)[20900]
7 横並びの二人スマホに春探す   1点 洋子


月番 > この二人はきっとカップル。春を探しているし。ね、洋子さん。 (2022年02月12日 (土) 21時40分)[20915]

洋子 > カップルでしょうね。今頃のカップルはデートの時も片時も離さずスマホをのぞき込んでいるんですかね。手をつないで、歩き回って、春の息吹をかぎ取ったら、もっと楽しいと思うんですけど。半ば呆れて選をしました。 (2022年02月13日 (日) 11時46分)[20930]

月番 > せっかくのデートなのに、スマホばっかり。春を探すならおしゃべりすればいいのにね。老婆心ながら。 (2022年02月14日 (月) 18時32分)[20942]

孝子 > 二人でこれからどこに行こうかとさがしているのでしょうか。今はスマホがあれば食べ物やさん喫茶店、公園べんりですよね。横並び,向かい合わせにわざわざ言う必要がわかりませんでした。 (2022年02月17日 (木) 17時22分)[20998]

榮一 > スマホの中の春。あるといえば春の情報です。二人並んで春の何を探しているのか。全体的に中途半端に感じました。 (2022年02月19日 (土) 11時37分)[21017]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時02分)[21031]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時38分)[20899]
8 悉く地震の千片冬の星      2点 保子 剛        


月番 > 地震(ない)の千片がイメージ出来ないでいます。冬の星が千片ではないでしょうし。 (2022年02月12日 (土) 21時43分)[20916]

> 地震と云えば阪神淡路と東日本だろう。遭遇された方々には何とも申し上げようが無い。その被害やその後の生活等に頭を項垂れるばかりで言葉を持たない。この句の千片はどのようにでも受けられるが、あの地震で無くしたもの、失ったもの総てと理解してこの句に1点を投じた。雪の降る地に棲めば冬の夜空を望むべきも無いが、あの星たちの神秘な瞬を思う。 (2022年02月17日 (木) 13時53分)[20988]

月番 > 冬の夜空に瞬く星たちは、大地震の際の命や瓦礫の集まりだったのですね。胸が痛みます。
(2022年02月17日 (木) 14時44分)[20992]

保子 > 鎮魂の一句と思います。素直にいただきました。 (2022年02月18日 (金) 14時11分)[21003]

榮一 > 星が夜空に散らばるように地震の残骸が散らばっている光景です。いまだに片付かない残骸が心に潜んでいるのであろう心情です。ただ、悉くはどうかとおもいます。 (2022年02月19日 (土) 11時43分)[21018]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時03分)[21032]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時37分)[20898]
9 大木の鼓動の伝ふ寒の明け
8点 柊子 美保子 孝子 義之 保子 鈴子 千尋 榮一


月番 > 寒明けなら、木の鼓動が伝わりそうです。高点句のひとつ。 (2022年02月12日 (土) 21時45分)[20917]

義之 > 幹に耳を当てれば水の音が聞こえると云われます。一度その音を聴いてみたいものです。 (2022年02月13日 (日) 09時00分)[20927]

柊子 > 地中から一気にごくごくと春の水を吸い上げている音が聞こえてくるようで頂きました。 (2022年02月13日 (日) 14時24分)[20934]

美保子 > 大木というだけでも惹かれます。小学、中学時代を過ごした、高原の狭野神社には杉の大木があり、姉妹三人で手を繋いでもやっと一回りの杉の大木が何本もありました。小さい頃には水の流れる音の事には気も留めなかったものですが、今は聞いてみたいです。でも耳も遠いので、色々な事が不自由です。掲句のように、音に対するあこがれは増すばかりです。 (2022年02月15日 (火) 20時51分)[20949]

千尋 > 割合最近、NHKで放送された「大樹に会いに行く」を思い出しました。各地のそれぞれの大木にはそれぞれの神々しさがありました。寒の明けからは木からは春へのパワーがいっぱい出ている気がしてます。 (2022年02月16日 (水) 12時30分)[20956]

月番 > たしかにパワーを感じる句ですね。日本の自然には八百万の神々が宿るといわれます。その信仰のようなものがこの句のはじめにあるように思われます。
美保子さん、歳を重ねて見えるものが有るというのは時々実感します。水の音もね。 (2022年02月16日 (水) 16時15分)[20963]

孝子 > 千尋さんのテレビ私も見て増した。確か正月三が日の夜明けにも見たきがします。巨木は魅力的ですね・作品としての大きさ、品のよさ。大好きです。 (2022年02月17日 (木) 17時32分)[20999]

榮一 > 何百年を生きてきた大木です。その大樹も冬には葉を落として休眠します。寒が明けて春の日差しを感じれば目覚めるのです。鼓動は長い歴史を生きてきた大樹の実感です。「明け」は「明」としたい。
(2022年02月19日 (土) 11時49分)[21019]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時04分)[21033]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時29分)[20897]
10 立春や夫婦それぞれ行く処       
10点 美保子 加津子 洋子 宜子 保子 剛 鈴子 紫翠 
千尋 榮一


月番 > 夫婦といえども、それぞれのお付き合いが。今月の最高点句です。 (2022年02月12日 (土) 21時47分)[20918]

加津子 > お二人とも健康で幸せなご夫婦と思いました。 (2022年02月14日 (月) 10時32分)[20937]

美保子 > お二人が書かれているように、健康で幸せな夫婦であればこそ、春、行きたいところ、行くところはそれぞれで、きっと沢山あるのでしょうね。今はコロナが収まったらと付け加える事がほとんどなのが、何とも言えず寂しいかぎりです。 (2022年02月15日 (火) 20時54分)[20950]

紫翠 > 「立春」の効果で中七下五が活きて、立ち上がったように思います。 (2022年02月16日 (水) 11時10分)[20953]

千尋 > 立春の効果でみなさんが書かれた健康的なご夫婦の姿も思いましたが、後期高齢者所帯ではちょっと違うシーンも浮かんで来ました。夫婦が同じ施設に入れない場合があるようです。こちらを思っても立春、梅の花は膨らみはじめます。 (2022年02月16日 (水) 12時11分)[20955]

月番 > 季語の「立春」は、良い仕事をしてくれているようです。 (2022年02月16日 (水) 16時23分)[20965]

> 立春から思うに、暗さは微塵も無い。お互いに行く先を知っている、長年連れ添った夫婦の暗黙の了解かも知れない。読者に謎かけをしてゐる様である。病院であってもデイケアであっても、何となく明るい。私のように羨ましい人もゐるだろう。 (2022年02月17日 (木) 14時30分)[20991]

鈴子 > なんと羨ましい事、と思いながら選をしました。それぞれの弾んでいる気持ちが読み取れます。剛さん、わたしも羨ましく読ませてもらいました。 (2022年02月18日 (金) 20時39分)[21006]

洋子 > 立春ですから、春になった、という気持ちが強くあらわれていて、
楽しい所にでかけるのでしょう。
夫婦それぞれが、自立した生活をもっていて、そしてまた、時には一緒に行くこともあるのでしょう。いいですね。 (2022年02月19日 (土) 10時35分)[21007]

榮一 > 気持ちがいいですね。一緒の時は一緒に別々なときは別々です。立春が自立の証のようです。それぞれに行くところがあって素敵です。 (2022年02月19日 (土) 11時54分)[21020]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。今回の最高点でした。次回の月番をお願いしまぐ。 (2022年02月20日 (日) 16時06分)[21034]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 17時18分)[20895]
11 ゆさわりの黙と座つてゐたるかな  
  8点 美保子 義之 洋子 宜子 保子 眞佐子 鈴子 千尋 


月番 > 「ゆさわり」は、鞦韆、ぶらんこのこと。黙と座っている人はどんな?高点句のひとつ。 (2022年02月12日 (土) 21時51分)[20919]

義之 > 黒澤映画の「生きる」を思い出してしまう一句です。 (2022年02月13日 (日) 08時57分)[20926]

月番 > ブランコに腰掛けている志村喬ですね。印象的な場面です。「ブランコ」ではなく「ゆさわり」としているのはどうでしょう。 (2022年02月14日 (月) 18時40分)[20944]

洋子 > ふらここ、ゆさはりは古語。
鞦韆の歴史は紀元前7世紀にさかのぼる。唐代に玄宗皇帝が半仙戯と名付けた。
漢詩には蘇東坡の「春夜」が有名。「春宵一刻直千金 花有清香月有陰 歌管楼台声寂々 鞦韆院落夜沈沈」
ここまで調べて、このゆさわりは、志村喬が座っているのもいいけれども、蘇東坡の世界に浸ってぶらんこに座っていると読むのもいいなあと思いました。
(2022年02月16日 (水) 21時24分)[20976]

月番 > そうなんですよね洋子さん。志村喬が乗っているのは「ぶらんこ」かな、と。でも作者さんはわざわざ「ゆさはり」という古語を措いてます。もう少し違う場面をと思っていました。「春宵一刻直千金」なら「ゆさはり」。調べていただいて有難うございます。勉強になりました。 (2022年02月17日 (木) 10時07分)[20979]

眞佐子 > 黙と座ってゐいたるかなで志村喬が一番に浮かびました。ゴンドラの唄もこの映画で覚えたような気がします。ブランコではなく「ゆさわり」とされたのも春の愁いが含まれているような気がします。 (2022年02月18日 (金) 19時47分)[21004]

鈴子 > ゆさわり、季語を調べて初めて知りました。こんな時間が遥か昔の私自身にもあったような気がしました。 (2022年02月18日 (金) 20時01分)[21005]

世話人 > 作者は岡部榮一でした。 (2022年02月20日 (日) 16時08分)[21035]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 16時33分)[20892]
12 隙間なし寒八州の寒気かな     2点 義之 洋子 


月番 > 「寒八州」は「関八州」では?でも、もしかしたら「寒八州」 (2022年02月12日 (土) 22時04分)[20923]

義之 > 選句集では「関八州」でした。最近関東の大雪に関するニュースが、話題になっているようです。 (2022年02月13日 (日) 08時49分)[20924]

洋子 > 関東の大雪はすごいですね。新型コロナの蔓延もすごく、思わず、「関八州のコロナかな」と思ってしまいました。 (2022年02月13日 (日) 11時40分)[20929]

月番 > 今年の関東の冬は、コロナ禍と大雪の影響大の二月でした。二重に閉じ込められています。鍵がふたつ掛かっていて、なかなか外に出られません。 (2022年02月16日 (水) 16時28分)[20966]

榮一 > 今年の立春以後の寒気を感じます。関八州はそれなりに面白いです。 (2022年02月19日 (土) 11時59分)[21021]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時10分)[21036]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 16時26分)[20890]
13 父のことで従妹と喧嘩春立つ日     0点


月番 > 人がいっぱい登場します。「父・娘又は息子・従妹」お父様になにが?想像をたくましくして、どなたか鑑賞を。 (2022年02月12日 (土) 21時58分)[20921]

義之 > 「春立つ日」が「腹立つ日」を連想させて、ちょっと敬遠してしまいました。 (2022年02月13日 (日) 08時52分)[20925]

月番 > 義之さん、鑑賞をして頂き有難うございます。「春立つ日」の前が「喧嘩」ですからね。思わず「腹立つ」を連想しますよね。 (2022年02月14日 (月) 18時44分)[20945]

榮一 > 具象性が薄いです。喧嘩の父のことも意外に見えなかったようです。 (2022年02月19日 (土) 12時01分)[21022]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時11分)[21037]
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投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 15時56分)[20887]
14 クレーンの斜めに停止犬ふぐり     2点 加津子 眞佐子 


月番 > クレーンが斜め・・不安定です。犬ふぐりとの取り合わせは? (2022年02月12日 (土) 22時00分)[20922]

義之 > 「犬ふぐり」との取り合わせを考えれば「クレーン」は「クレーン車」とした方が分かり易いと思いました。 (2022年02月13日 (日) 14時46分)[20935]

加津子 > クレーンが好きで景色の中にあるとじっと見てしまいます。実景だと思います。数年前の富士の裾野は第2東名の工事でクレーがたくさん立っていてキリンが群れている様でした。 (2022年02月14日 (月) 10時27分)[20936]

月番 > クレーンって、どこにあってもドーンと存在感がありますよね。なにかに似ていると思ったら加津子さんの「キリン」でした!人間社会の中の「キリン」ですね。

義之さんが提案してくれました〈クレーン車斜めに停止犬ふぐり〉
上六ですが〈クレーン車の斜めに停止犬ふぐり〉
いかがでしょう?ご意見ください。 (2022年02月16日 (水) 16時40分)[20968]

美保子 > 月番様の推考後はとても分かりやすくなりました。犬ふぐりは大好きな花で状況もよくわかったつもりでしたが、何か切れたイメージで選をしませんでした。 (2022年02月16日 (水) 19時45分)[20973]

月番 > クレーン車と犬ふぐり・・・いいですよね。 (2022年02月16日 (水) 20時39分)[20975]

洋子 > 犬ふぐりは青い可憐な花、誰がこんな名前を付けたんだろう、という思いの俳句が昨日の東灘句会で出て、皆さんの共感を得ていました。なんとあの牧野富太郎博士が付けた名前とか。犬ふぐりの話で盛り上がった句会でした。余談でした。でもクレーン車の止まっているあたりには犬ふぐりが一杯咲いていそうな気がします。 (2022年02月16日 (水) 21時32分)[20977]

月番 > そうでしたか!!名付けたのは植物学者の牧野博士でしたか!教えてくれてありがとう!でもなんで犬のふぐり?見た目からは連想しにくそうですが。 (2022年02月17日 (木) 10時12分)[20980]

洋子 > 種なのか、小さな豆のような塊ができます。それが、犬の睾丸に似ているというのが主宰先生の御説明でした。 (2022年02月17日 (木) 13時02分)[20986]

月番 > また一つ、勉強することができました。「犬ふぐり」納得して使うことができます。洋子さん感謝! (2022年02月17日 (木) 14時54分)[20993]

眞佐子 > クレーン車と犬ふぐりの取り合わせが良いと思います。近くに土木工事用の車が並んでいる所があります。(クレーン車の斜めに停車犬ふぐり)良いですね。 (2022年02月17日 (木) 21時21分)[21002]

榮一 > クレーンの斜めのアームの停止はよく目にする光景です。というよりアームの斜めの停止は必然です。高空の遠景と足元の近景の配合ですが意外と見えてこなかった印象です。 (2022年02月19日 (土) 12時06分)[21023]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年02月20日 (日) 16時11分)[21038]
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2月定例句会 投稿者:世話人 (2022年02月12日 (土) 15時45分)[20886]
準備中

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初句会 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時49分)[20778]
やっと東京でも学校が始まり孫将軍さまたちは我家から出て行ってくれました。が、今度は雪こそ降りませんが冬将軍さまがいらしているようです。暗く低く空は神戸中の街をも包んでいます。

さあ句会の準備ができました。みなさま書き込みをお願いいたします。
何でも書き込んでくださいませ。

柊子さん、月番をお願いいたします。



   句 会   12日(水)〜19日(水)
   作者発表  20日(木)        の予定です。


柊子 > 句会の皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
今日は日中に初句会もあり、一日中俳句に浸っております。健康で好きな俳句に関われることに感謝しつつ、月番を務めさせて頂きます。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。 (2022年01月12日 (水) 18時39分)[20779]

月番 > あと一日あります。まだ書き込みがお済みで無い方、どうぞよろしくお願いいたします。 (2022年01月18日 (火) 14時32分)[20848]

世話人 > ただ今、作者のお名前を掲載させていただきました。
千尋は今月でいったん世話人の任務を終了させていただきます。一年の間、参加して下さった方々には色々不備があったにも係わらずご協力いただきましてありがとうございました。
来月は主宰先生がお世話をしてくださるとのことです。 (2022年01月20日 (木) 16時28分)[20884]

月番 > 主宰先生、全句に渡りご指導頂きありがとうございました。
書込みをして下さった皆さま、ありがとうございました。
千尋さま、お世話役ありがとうございました。おかげさまで毎月、句会を楽しませて頂きました。
では、来月の句会を楽しみに閉会します。皆さま、お身体に十分注意してお過ごしください。
(2022年01月20日 (木) 16時40分)[20885]
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1 人日やクレーン降りきしヘルメット 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時36分)[20777]
3点 洋子 加津子 眞佐子


月番 > 人日は七日ですね。七日にもなれば、ほとんどの仕事は始まっていることでしょう。
以前は車にも正月飾りを付けたことを思い出しました。このクレーンにはお飾りが付いているのかしら? (2022年01月12日 (水) 18時44分)[20780]

洋子 > 四日に街に出たら、もう人々がそれぞれの場所で立ち働いていました。七日目ごろにはもう、ヘルメットをかぶって、きりりといでたちをした男の人たちが、颯爽と働いておられるのですね。
正月惚けをしていられないと身の引き締まる思いです。 (2022年01月14日 (金) 10時56分)[20800]

加津子 > ヘルメット姿の日本を支えている人に尊敬の念で頂きました。 (2022年01月16日 (日) 16時31分)[20818]

眞佐子 > ヘルメットの人がレーンから降りて来る様子が人日の季語に合っているのではないかと思いました。 (2022年01月17日 (月) 09時29分)[20833]

榮一 > 新年になつて人を占う日の1月7日が人日です。働く人と人日の取り合わせですがもう一つ人日感が薄いように思います。 (2022年01月19日 (水) 02時24分)[20853]

世話人 > 作者は進二さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時08分)[20869]
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2 リハビリの如き動きの四日かな 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時35分)[20776]
4点 柊子 加津子 鈴子 保子


月番 > 三が日を過ぎると、松の内とはいえ日常生活が少しずつ戻ってきます。三が日はお雑煮でしたが、四日から朝食にいつものスムージーを作り、背筋がシャッキとしました。皆さまの四日はいかがでしたか? (2022年01月12日 (水) 18時50分)[20781]

加津子 > 二家族は3日に帰り、布団を干して閉まったりカバーの洗濯とあぁ忙しい4日。体はギクシャクするし年を感じた今年の4日でした。実感です。 (2022年01月15日 (土) 15時49分)[20808]

鈴子 > 暮れから正月三日までの働き、目に見えるようです。月番さんの四日の朝食オシャレですねー私の朝食はご飯に味噌汁定番の納豆で一年が始まります。 (2022年01月16日 (日) 15時29分)[20816]

保子 > 最近ちょっと休憩をとっただけで心と体のバランスが取れません。この作品 四日かな 言い得て妙!そのとおりと思いました。 (2022年01月16日 (日) 22時24分)[20829]

柊子 > そろりそろりと日常生活に戻っていく感じをリハビリと表現なさったことが面白く、頂きました。 (2022年01月18日 (火) 13時55分)[20843]

榮一 > リハビリもいろいろありそうです。四日との取り合わせからすれば三日間はほぼ動いていなかったということのようです。リハビリの動きは日常の動きの様です。 (2022年01月19日 (水) 02時30分)[20854]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時09分)[20870]
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3 日を送り月を送りし春の海 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時34分)[20775]
2点 美保子 鈴子


月番 > 「春の海」は初春(ハツハル)の海だと思うのですが、私の持っている歳時記には春の季語としかありません。
おとりになった方はどう解釈なさったのか教えてください。 (2022年01月12日 (水) 18時55分)[20782]

美保子 > 春の海は確かに春の季語でした。一月の句として選をしました。その上で、日を送り月を送りしと言う言葉に惹かれました。ゆったりとした穏やかな海は日も月も送り続けている。何か永遠を感じる句だと思いました。でも、当季雑詠ではないですね。 (2022年01月15日 (土) 22時11分)[20811]

鈴子 > 日を送り月を送りしの語句に惹かれました。作者の人生感のようなものが読み取れる気がします。
季寄せを開いて見ました。「春の海終日のたりのたりかな 蕪村」の句がありました。

(2022年01月16日 (日) 16時57分)[20820]

榮一 > 春の海は春の季語です。新年ではなさそうです。日常に送る月日が年輪になっていくようです。
(2022年01月19日 (水) 02時34分)[20855]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2022年01月20日 (木) 16時10分)[20871]
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4 焼きたてのパンの香連れて年賀客 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時34分)[20774]
6点 義之 千尋 美保子 剛 進二 主宰


月番 > 最近は高級食パンブームで、近所にも何軒もでき、食べ比べをしている人も少なくありません。お年始先に若い人がいれば尚の事、喜ばれそうです。 (2022年01月12日 (水) 19時00分)[20783]

進 二 >  この句、「パン提げて」でなく「パンの香連れて」で佳句を確立させてでしたね。良かったと思います。 (2022年01月15日 (土) 14時29分)[20806]

美保子 > 出掛けるぎりぎりまでパンを焼いてその香りとともにお年賀に来られたのか、パン屋さんで焼きあがる時間に合わせて買って来られたのか、いずれにしても、年始先の喜ばれる顔を思い浮かべながらの用意だと言う事が想像できる句です。 (2022年01月16日 (日) 10時51分)[20814]

千尋 > この頃は三ヶ日から開いているお店が多いように思います。でも、この句の正月早々の客さんは自慢の妻の自慢の焼き立てのパンをお年賀がわりに持っていらっしゃったのではと思いました。
元旦は結構早い時間帯から年賀や門礼のお客さんが来てなあと思い出しました。
門礼や草の庵にも隣あり  子規 (2022年01月16日 (日) 19時27分)[20822]

榮一 > 若い賀客のようです。パンの匂いが意外で今時を感じさせます。新鮮な感じです。 (2022年01月19日 (水) 02時39分)[20856]

世話人 > 作者は柊子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時12分)[20872]
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5 初日さす厨に湯気の漂えり 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時33分)[20773]
4点 美保子 千尋 保子 眞佐子


月番 > 元旦には湯気まで清らかさを感じ、胸いっぱいに吸い込んでしまいそうです。これは台所を預かっている者の特権でしょうか。 (2022年01月12日 (水) 19時04分)[20784]

美保子 > 我が家は長い事、お雑煮は二日までと決めています。今年はお天気もよく、本当に初日さす厨でお雑煮を作りました。一か月帰ってくれた娘も年末に帰ったので、二人ではお雑煮だけでおなか一杯ですので、お節を並べる事もしませんでした。家でお雑煮だけでも作れるのは幸せなのかもしれませんね。 (2022年01月15日 (土) 22時58分)[20812]

千尋 > 実家の台所は南西にあり、もうその実家より長く暮らしている我が家の台所も南西向きです。ですから台所に朝日が入るのは遅い時間となります。
朝に日のさすお台所には憧れがあります。この句の場面は若水を汲んで沸かたところでしょうね。新春らしく初句会に相応しいと思いました。 (2022年01月16日 (日) 19時37分)[20823]

保子 > 湯気満ちる台所。そして初日。作品を読んでいるだけでも幸せ気分を味わいました。 (2022年01月16日 (日) 22時31分)[20830]

眞左子 > 我が家では孫夫婦も来て九人分の雑煮とお節を作り賑わいますが、台所は北西にありますので初日には会えません。掲句の初日さす厨がとても羨ましいです。 (2022年01月17日 (月) 09時45分)[20834]

榮一 > 新年の早朝の厨の気配は悪くありません。上がる湯気の中の初日もまずまずです。ただ「です」は緩いように思います。初日より淑気を配合したい句柄です。 (2022年01月19日 (水) 02時50分)[20857]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時13分)[20873]
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6 赤提灯コートで覆ふ燐寸の火 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時32分)[20772]
3点 孝子 保子 剛


月番 > 昭和の飲み屋さんでの風景が見えてきます。平成生まれには燐寸を擦れない人もいそうです。 (2022年01月12日 (水) 19時08分)[20785]

保子 > ついこの前迄マッチは必需品でした。この作品はコロナ禍の今からは大分遠い頃の赤提灯。ふっと寺山修司の短歌を思い出しました。 (2022年01月16日 (日) 22時15分)[20828]

洋子 > 「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」ですね。私も思いました。大好きな短歌です。
(2022年01月16日 (日) 22時38分)[20832]

> 赤提灯は兎も角として、最近は見たことも無い燐寸。この燐寸の火は言うまでもない、すきま風の屋台で煙草に火を入れる事だろう。煙草を吸う事に何のお咎めも無かった、働きに働いた時代は遥かだが、まさに不健康の時代であった。終電車を降りて馴染みの駅前の屋台で、また軽く吞んで住処へ眠りに帰る。4、5時間の眠りを貪って、また新しい日を始めた、過ぎ去った時代がとても懐かしい。 (2022年01月18日 (火) 11時35分)[20842]

榮一 > マッチから百円ライターになって煙草を吸わなくなってマッチもライターも必要がなくなって十年が余りました。屋台の店も神戸では見かけることもありません。懐かしい光景と仕草です。 (2022年01月19日 (水) 02時58分)[20858]

世話人 > 作者は義之さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時13分)[20874]
名前

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7 眼光る不動明王滝凍つる 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時32分)[20771]
5点 義之 美保子 進二 加津子 主宰


月番 > 不動明王は悪を断ち切るために恐ろしい
表情をなさっているとか。ぜひ疫病のコロナにも力を発揮して頂きたいです。
背負われている迦楼羅炎と凍った滝の対比がいかがでしょうか? (2022年01月12日 (水) 19時14分)[20786]

進 二 >  この句の上五中七に対する季語の配合は相当に難しいと思いますが、「滝凍つる」の選択はお見事だと受け止めました。 (2022年01月15日 (土) 14時47分)[20807]

加津子 > 我が町の洒水(しゃすい)の滝は、日本100選の滝です。夏の滝まつりは俳句大会が開かれます。冬の滝の句を作りたいと思うのですが、寒くて行けないでいます。この句も如何にも寒そうですが、不動明王の眼が効いています。 (2022年01月16日 (日) 16時44分)[20819]

義之 > 一山内に佇む大小の寺院やそれらの塔頭を思い浮かべる。山中の小道には、小さな滝もあろう。さて不動明王であるが、金堂の極彩色の仏像よりも、小道の傍らにある摩崖仏や小さな石像が掲句には似合っているように思う。

(2022年01月18日 (火) 09時50分)[20839]

柊子 > 加津子さま
箱根の帰り、洒水の滝に行った時は俳句大会の後だったのでしょうか。張り出された句に玄鳥にいらっしゃる方のお名前を見た覚えがあります。私も冬には行く気になれません。 (2022年01月18日 (火) 14時29分)[20847]

加津子 > 滝まつり俳句大会は、60数年の歴史があります。コロナで2年中止していますが、再開して欲しいとの声があると先程妙子さんから聞いたばかりです。コロナが治まりましたら、ぜひ、新緑の季節にお越し下さい。 (2022年01月18日 (火) 16時03分)[20851]

榮一 > 不動明王は大日如来が教化し難い衆生を救うために憤怒の姿を仮に現したものとされているようです。眼を光らして睨んでいるのはそのためのようです。戒めと滝が凍てる現実がよく合っているようです。少し理屈めいているところは気になりますが。 (2022年01月19日 (水) 03時09分)[20859]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時14分)[20875]
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8 琺瑯のポット磨きし三日かな 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時30分)[20770]
5点 宜子 柊子 千尋 加津子 主宰


月番 > お正月にのんびりしていると、大掃除でし忘れた所がやたら目に入ってくる事は経験あり!です。今年は冷蔵庫の扉でした。 (2022年01月12日 (水) 19時18分)[20787]

宜子 > 「琺瑯のポット」という存在感で選びました。硬さ、重たさ、手触り・・・お正月の三日でも、思わず磨いてしまいそうです。アルミや、ステンレスだったら磨かないかも。 (2022年01月13日 (木) 20時35分)[20795]

加津子 > 琺瑯のポット、色もカラフルでお洒落ですね。欲しくなりました。宜子様と同じくステンレスよりは優しく扱いそうです。 (2022年01月16日 (日) 17時01分)[20821]

千尋 > 毎日使うポットだから大掃除の時には気にならなかったのでしょうか。三日にお茶を入れようとしてふとポットを見たら、汚れが気になったのでしょう。琺瑯には原色で無地のものが多いですよね。ちょっとした曇りも気になるのかもしれません、わたしは違いますが。因みに我が家では赤のポットと白のポットを未だに交互に使っています。季節を問わず年中冷たい麦茶を欲しがる子ども達の影響によります。 (2022年01月16日 (日) 19時48分)[20824]

柊子 > 琺瑯って、たとえ冷蔵庫から出したばかりでも、目は温かみを感じます。角張っていないからでしょうか? キュキュッと良い年の始まりを感じました。 (2022年01月18日 (火) 14時07分)[20844]

榮一 > 現役時代には正月三日も賀客などの相手で忙しく過ごしていたものです。現役を離れて長くなるとその忙しさもなくなります。掲句は実感です。 (2022年01月19日 (水) 03時16分)[20860]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時15分)[20876]
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9 返事する猫を相手の小春かな 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時29分)[20769]
4点 宜子 孝子 剛 鈴子


月番 > 猫好きな方には、たまらない至福の時間でしょう。うちにいる老犬も最近、返事が上手になって、私の愚痴を聞いてくれます。 (2022年01月12日 (水) 19時22分)[20788]

宜子 > 目のあった猫にミャーとか鳴かれたら、もう堪りません!!まして陽気は小春。ホントに至福の時間です。 (2022年01月13日 (木) 20時38分)[20796]

鈴子 > 小さな公園で見かける光景です。耳に小さな切込みのある子猫たち、だれかがベンチに掛けるとどこからか集まってきます。小春が心地良いです。 (2022年01月18日 (火) 15時15分)[20850]

榮一 > 犬猫を飼ったことがないので掲句の実感がわきません。のんびりとした感じは伝わってきますが。 (2022年01月19日 (水) 03時19分)[20861]

榮一 > 雰囲気は嫌いではありません。 (2022年01月19日 (水) 03時20分)[20862]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時16分)[20877]
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10 下戸上戸揃いて春を迎えけり 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時29分)[20768]
6点 紫翠 宜子 洋子 柊子 千尋 保子


月番 > 呑める人も呑めない人も集まって、賑やかな新年をお迎えのようです。今は屈託なく集まれないので、余計に賑やかさが羨ましい限りです。 (2022年01月12日 (水) 19時27分)[20789]

宜子 > 少し散文調なのが気になりますが、新年の賑わいを活写しているようです。 (2022年01月13日 (木) 20時41分)[20797]

洋子 > 我が家は次男夫婦と、小中の孫二人、我々夫婦と娘ですが、夫はほとんど飲まず、娘は、嫌いではなさそうで、ちょいちょい、口に運んでいるのですが、特に、目の周りが赤くなって、パンダみたいになります。次男は体質的に合わないらしくて、すぐ真っ赤になり、ソファーにひっくり返って寝てしまいます。一番強い長男は、中国に足止めされて帰ってこられません。2番目に強いのが私で、体質的に強いらしく、赤くもならず、しらっとして、少しずつ杯をかさねています。そのうち足を縺れさせて、転んだこともありました。このようにして、年越しをやっています。今年も楽しかったです。 (2022年01月14日 (金) 11時08分)[20801]

紫翠 > 正月の情景を独特な角度で上手く表現されていると思いました。 (2022年01月15日 (土) 10時49分)[20805]

千尋 > ほんと正月の情景です。我が家はわたしと血の繋がっている人はみんな上戸、良く喋る楽しい上戸です。正月など行事があって親族が集まった時には呑めない人は血縁者の配偶者でちょっとつまらなさそうです。がそれなりに巻き込まれて正月はカルタやトランプなどなどして遊びます。注、わたしの夫は酒豪でした。
紫翠さんはビールがお好きですよね。大会が恋しいです〜。 (2022年01月16日 (日) 20時01分)[20825]

保子 > みんな気分良く過ごせる幸せ。素敵な一年になる事でしょう。 (2022年01月16日 (日) 22時35分)[20831]

柊子 > 国際結婚をした長女家族と新年を迎えました。最初に潰れたのは外国人の息子でした。あと十年元気でいられたら、孫とも酌み交わすことができます。がんばろー! (2022年01月18日 (火) 14時13分)[20845]

榮一 > 下戸上戸の言葉が面白いかどうかのようです。下戸も上戸も普通にいることからすれば内容は意外に平凡のように思います。 (2022年01月19日 (水) 03時24分)[20863]

世話人 > 作者は剛さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時16分)[20878]
名前

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11 寺町の裏は花街雪あかり  投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時27分)[20767]
7点 紫翠 洋子 孝子 義之 眞佐子 剛 鈴子


月番 > 作者さまはどこに立って雪あかりを見ておられるのか、想像してみましたが分からなくなってしまいました。
今月の最高得点です。とられた方々、教えてください。 (2022年01月12日 (水) 19時34分)[20790]

洋子 > 「寺町を過ぎて花街雪あかり」のようによみました。 寺町も花街も白一色の雪の中に鎮まりかえっている美しい景です。 (2022年01月14日 (金) 10時50分)[20799]

紫翠 > 情景を淡々と表現しているような感じが、下五の「雪明り」で非日常の幻想的な世界を広げたように思います。 (2022年01月16日 (日) 10時17分)[20813]

眞佐子 > 我が家の嫁の実家が金沢の寺町です。少し裏手には花街があります。この頃は雪明かりが美しいと思います。金沢の花街を思っていただきました。 (2022年01月17日 (月) 09時59分)[20835]

義之 > 京都は雪という気象ニュース、きっとこのような映像があっても不思議でないと思う。 (2022年01月18日 (火) 09時53分)[20840]

> 通称、寺町と呼ばれる町は各地にあるようだが、正式の町名として知られるのは金沢である。加賀百万の城下町は城を挟んで犀川と浅野川が海へ注ぐ観光の都市である。この句の花街は昔の遊郭の名残だろうと思うが、現代の加賀百万は東と西に観光客用の茶屋として名残をとどめてゐる。金沢の寺町には西の茶屋街が隣接しているが、ほんのりと雪が降り積もれば、寺も裏の花街もそれなりの風情はある。 (2022年01月18日 (火) 15時03分)[20849]

鈴子 > 金沢の花街を思ってと眞佐子さんの書き込みにふっと以前仕事で何度も出かけたことのある金沢を思い出しました。花街の雪あかり一度観てみたいと思いました。 (2022年01月18日 (火) 16時24分)[20852]

榮一 > 死者と生者が背中合わせで悪くはないと思いましたが「裏」はどうかと思いました。ただ雪明りが救っているようです。 (2022年01月19日 (水) 03時29分)[20864]

世話人 > 作者は宜子さんでした。最高点でしたので来月の月番をお願いいたします。 (2022年01月20日 (木) 16時17分)[20879]
名前

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12 交番の窓に萎れるシクラメン 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時27分)[20766]
6点 紫翠 千尋 義之 美保子 進二 主宰


月番 > 一番近くにある交番は、ほとんで警察官がいないので、連絡したい時はそこから電話をかけることになっています。
このシクラメンはどなたが置かれたのでしょう? (2022年01月12日 (水) 19時38分)[20791]

紫翠 > 現代の世相を風刺漫画のように、軽いタッチで上手く伝えていると思います。 (2022年01月14日 (金) 10時46分)[20798]

進 二 >  多分、ご近所のおば様が時折、花をお持ちし、時には水も注いでいるのだと思います。当の警察官は多忙にかまけて水まではと言うことでしょう。
実景を切り取ったスナップの句。 (2022年01月15日 (土) 16時08分)[20810]

美保子 > シクラメンを置かれたのは昔から付き合いのあるご近所さんでしょうか。お巡りさんは忙しかったり、花にそこまで気が回らず、置いて行った方が時々、あらまあとお水をやっているのではと想像します。ありがちな風景ですが、俳句にされたところが面白かったです。 (2022年01月16日 (日) 16時25分)[20817]

千尋 > 年末年始は交番も町の人も忙しかったのでしょう。
ちょっと忘れられたシクラメン。シクラメンは強いので気付いた誰かが水をちょっと上げれば来年も花を咲かせてくれることでしょう。 (2022年01月16日 (日) 20時06分)[20826]

義之 > 歳時記を調べてみた。冬から晩春まで長い花期を持つ。傍題に「篝火草」「豚の饅頭」。やはりここはシクラメンが良い。萎れても次から次へと新しい花芽が顔を出す。 (2022年01月18日 (火) 10時01分)[20841]

榮一 > 交番に警察官を見ることが少なくなりました。ジャンバーを着た人を見ることはありますがそれもたまにです。年末年始は花に向く余裕がないぐらいに忙しいのかもしれません。しおれたシクラメンはそんな光景ですね。 (2022年01月19日 (水) 03時35分)[20865]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時18分)[20880]
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13 初夢の龍玉を手に昇りゆく 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時26分)[20765]
   


月番 > 力強く、何か良いことが起こりそうな初夢ですね。とられなかった理由も教えてください。 (2022年01月12日 (水) 19時44分)[20792]

榮一 > 目出度い昇竜ですね。ただ今年は寅年です。見る夢が違うようです。 (2022年01月19日 (水) 03時37分)[20866]

世話人 > 作者は孝子さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時19分)[20881]
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14 寝不足の鏡去年の顔映る 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時25分)[20764]
4点 紫翠 洋子 孝子 進二


月番 > 賑やかな年越しをなさったのでしょうか? 早く顔を洗って、今年の顔になってくださいませ。お正月ですよ〜。 (2022年01月12日 (水) 19時47分)[20793]

洋子 > 主婦はこんなものですね。大晦日の後の片付けが午前2時頃になるんですもの。でも早く顔を洗って新年の顔につくりかえましょう。 (2022年01月14日 (金) 11時14分)[20802]

進 二 >  座五の動詞「映る」が
少し説明ぽくしているかなと思いましたが、句意には同感でしたので頂きました。 (2022年01月16日 (日) 12時24分)[20815]

紫翠 > 鏡が寝不足という発想で採りました。まだ工夫の余地がありそうな気がします。 (2022年01月17日 (月) 11時00分)[20837]

洋子 > 鏡が寝不足だったんですか・・・。文法的にはそうとしか考えられませんけどね・・・。
発想としてはなかなか考えられませんでした。 (2022年01月17日 (月) 14時16分)[20838]

榮一 > 初鏡を斜に捉えた句です。新年の清々しさが欲しいです。寝不足だから去年の顔は作りすぎのようです。 (2022年01月19日 (水) 03時45分)[20867]

世話人 > 千尋の句でした。 (2022年01月20日 (木) 16時20分)[20882]
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15 初夢や辞書の金塊掘り起こす 投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時24分)[20763]
2点 柊子 眞佐子


月番 > すごい初夢です。金塊を掘り起こすなんて、今年に大きな期待ができそうです。 (2022年01月12日 (水) 19時50分)[20794]

眞佐子 > 私は初夢わ見なかったので金塊を掘り起こすに思わず微笑んでしまいました。楽しい句でした。 (2022年01月17日 (月) 10時06分)[20836]

柊子 > しょっちゅう辞書のお世話になっていますので、「辞書の金塊」と表現なさったことが身近に感じました。推敲に悩みながら眠られたのでしょうか。 (2022年01月18日 (火) 14時21分)[20846]

榮一 > 辞書の金塊が何を示唆しているのかが読み取れませんでした。 (2022年01月19日 (水) 03時47分)[20868]

世話人 > 作者は紫翠さんでした。 (2022年01月20日 (木) 16時20分)[20883]
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投稿者: 世話人 (2022年01月12日 (水) 15時21分)[20761]
2016年近畿連合秋の吟行会


世話人 > たまたまこのパソコン机の抽斗から出て来ました。 (2022年01月12日 (水) 15時23分)[20762]

洋子 > 懐かしい写真をありがとうございました。でも私の入会する前の写真です。荻野美保さん、中田倫子さんらしい人が半分うつっていますね。 (2022年01月14日 (金) 11時20分)[20803]

宜子 > 千尋さん、もしあれば、全国大会の写真も見たいです。 (2022年01月14日 (金) 19時21分)[20804]

進 二 >  この写真は2016年の篠山への秋季吟行会の写真ですね。上座は主宰・進 二・芳子、左側では辰男・直・耕治・美保さんは読み取れましたが後2〜3人は読み取れませんね。  (2022年01月15日 (土) 15時51分)[20809]

千尋 > 相楽園の菊花展の時のものです。連合会の当番だった新神戸支部の義之さんが下さったCDに入っていました。
全国大会のもの見つけたらまた載せさせていただきます。みなさん見て下さってありがとうございます。 (2022年01月16日 (日) 20時12分)[20827]
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12月句会 投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 12時03分)[20650]
舞子は南に淡路島が鎮座しているからか、神戸の中では温暖なところです。毎日散歩で夕陽が海に沈んで夕焼けを見るのがこの頃の楽しみです。
12月の句会の準備ができました。みなさま書き込みをお願いいたします。
何でも書き込んでくださいませ。

剛さん、月番をお願いいたします。



   句 会   12日(日)〜19日(日)
   作者発表  20日(月)        の予定です。


月番(剛) > 句会のお世話をされる千尋さん、準備と前説有難うございます。
気温が10度を切ると寒いの実感が有りますが、今朝の富山は薄日が射して暖かく家の中は14℃でした。関東や関西圏とは違い、これからの北陸は時雨模様が続き、その果てに雪が待ってゐます。
嫌でも一年を振り返らなければ為らない月になりました。令和元年(2019年)の暮れから始まった新型コロナ騒ぎも終息しないし、来年は4年目に入りますが、何と一年の過ぎるのが早い事か。でも、街には少しづつ賑わいが戻りつつあるようです。忙しない歳末ですが、暇を見つけて戴いて句会の選評も宜しくお願い致します。
(2021年12月12日 (日) 14時39分)[20651]

鈴子 > お疲れ様です。先ほど9番の句家族しての句にに書き込みをしたのですが「家族の前に」棒線の1を書いてしまいましたので申し訳ありまぜんが削除して頂きたくお願いいたします。句はそのままで。お願いします。 (2021年12月15日 (水) 19時04分)[20687]

世話人 > すみません。削除や編集(部分的書き直し)は書き込んだご本人にしか出来ません。
そんな仕組みになっています。 (2021年12月16日 (木) 23時08分)[20699]

鈴子 > 世話人さまお忙しいところをすみませんでした。ありがとうございした。 (2021年12月17日 (金) 14時37分)[20712]

世話人 > ただいま作者を発表しました。

主宰先生、参加者のみなさま書き込みありがとうございました。
剛さん月番ありがとうございました。
来月の投句の締切も5日です。ご投句をお待ちしております。
みなさま良いお年を。 (2021年12月20日 (月) 01時13分)[20759]

月番(剛) > 句会に参加された皆さま有難うございました。富山はとても寒くて昨日の朝まで雪が舞いましたが、今朝は曇って北陸らしい佇まいです。雪が降ると満天星躑躅はすべて葉を落とし裸木となりますが、黄色から始まり真紅で終わる落葉は見事で毎日眺めてゐました。溜まった落葉は土に還ります。この気忙しい歳末を、皆様がお元気でお過しの事祈ります。 (2021年12月20日 (月) 11時51分)[20760]
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1 クリスマスの顔しておもちや売場かな 投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時55分)[20649]
3点 紫翠 進二 柊子


月番 > クリスマスの顔とは面白い、笑顔に限らず渋面もあるのかも知れないと、ふと思いました。 (2021年12月12日 (日) 14時48分)[20652]

柊子 > 月番さまの渋面に笑ってしまいました。毎年、娘たち経由の孫たちのクリスマスプレゼントが値上がりしています。そろそろサンタさんがいないことに気付いてくれないかしら?
肩の力が抜けた感に惹かれ、頂きました。 (2021年12月14日 (火) 13時33分)[20676]

紫翠 > さらりとクリスマスのおもちゃ売り場をしっかり伝えてくれる。俳句の利点を活かした上手い表現と思います。 (2021年12月16日 (木) 10時36分)[20694]

榮一 > クリスマスの顔をしているのは店なのかプレゼントのおもちゃを買いに来た人なのかが少し曖昧のように感じる。 (2021年12月19日 (日) 07時22分)[20726]

進 二 >  目的の売り場への移動中、不図、オモチャ売場を歩くことになり、子供を連れて歩いた頃を思い出し、そんな頃の表情になったのかなと受け止めました。いずれにせよ明るい句ですね。入力が主宰の後になってしまい済みませんでした。 (2021年12月19日 (日) 17時02分)[20741]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年12月20日 (月) 01時01分)[20744]
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2 物置の鍵を掴めり枯蟷螂  投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時54分)[20648]
5点 保子 美保子 洋子 加津子 主宰


月番 > 戸外の物置小屋でしょうか。若い蟷螂は緑色ですが秋も深まると色が抜けて文字通り枯れ色になりますが、雌は軒先などに卵を残します。 (2021年12月12日 (日) 14時57分)[20653]

洋子 > 枯蟷螂は 只そこにとまっているだけなのに、物置の鍵をつかんでいるように見えたとは何ともユーモラスですね。まさか忍び込むつもりでもないでしょうに。 (2021年12月14日 (火) 17時22分)[20681]

加津子 > 鍵に掴まっている枯蟷螂の姿が可笑しく思いました。 (2021年12月15日 (水) 20時54分)[20690]

保子 > この鍵を開けてはならぬとばかり死守してるかのよう。面白い状況と思いました。 (2021年12月17日 (金) 00時01分)[20704]

榮一 > 蟷螂は高いところで日当たりの良い雨の当たらないようなところを選んで卵を産むように思います。蟷螂の本能のようです。上に登っていく途中のようです。写生の句です。 (2021年12月19日 (日) 07時27分)[20727]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時02分)[20745]
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3 ベランダに雀降り立つそぞろ寒  投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時52分)[20647]
2点 美保子 剛


月番 > 温かい部屋の中から、戸外を眺めてゐる人間の視線。 (2021年12月12日 (日) 15時01分)[20654]

> 人間と共存していた身近な鳥が、何でゐなくなったのかよく解らないが、群れた雀等は見かけることも無い。雀が訪れたベランダは高層の住まいに思えたがどうだろうか。何となく、わけもなく。が、そぞろの意味のようだし、寒さへと季節が変わって行く、気持ちの陰りのように思えた。 (2021年12月15日 (水) 11時52分)[20685]

榮一 > 日当たりの良いベランダのようです。雀が少なくなっているように思います。そぞろ寒がすこし気になりました。 (2021年12月19日 (日) 07時30分)[20728]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時03分)[20746]
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4 凩や信号待ちのちんどん屋 投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時52分)[20646]
7点 洋子 義之 柊子 眞佐子 加津子 千尋 鈴子


月番 > 何か寂しい景色に見えますが。このちんどん屋さんも少しづつ少なくなり、消えてゆくのでしょう。田舎の暮らしでは見ることも有りません。 (2021年12月13日 (月) 09時26分)[20662]

義之 > もう何年もチンドン屋を見たことはありませんが、このような景をどこかで見てもおかしくない、そう思い頂きました。チンドン屋の扮装のまま、任地へ向かう又は帰任の一行なのでしょうか。 (2021年12月14日 (火) 08時34分)[20673]

柊子 > 営業中でも、ちんどん屋さんは信号を渡ることがあると思いました。洗濯機で洗えるような、ペラペラな衣装でしょう。凩にめくれ上がってパタパタしている景が見えてきました。 (2021年12月14日 (火) 13時41分)[20677]

洋子 > 2,3年位前、近くの神戸大学に「モダンチンドン」だったかという名前のチンドン屋のサークルがあって、時々町に出ていました。人を喜ばすにも、木枯らしの中で信号待ちをするようなつらい思いの時があるのですね。 (2021年12月14日 (火) 17時27分)[20682]

鈴子 > 会社勤めをしていた頃は商店街でちんどん屋はよく見掛けたものですが最近は見かけることもありません。懐かしい光景が浮かんで来ます。 (2021年12月15日 (水) 19時19分)[20688]

眞佐子 > 富山では毎年4月に全国のちんどん屋さんが集まって技を競い合うチンドンコンクールがあります。ここ2年はコロナで中止になりましたが、ちんどん屋さんが町を練り歩くのを見られないのが残念です。掲句の凩の中信号待ちのちんどん屋さんは寒くて大変ですね。 (2021年12月16日 (木) 21時01分)[20695]

千尋 > コロナ禍の前ですが、三ノ宮の高架下のパチンコ屋さんの前でちんどん屋さんを毎年のように見かけました。毎年同じ人たちが演奏していたことに気付き驚いたことを思い出しました。
そこは角っこのパチンコ屋さんなので信号を渡って来る人たちを待っているように見えました。 (2021年12月16日 (木) 23時17分)[20700]

千尋 > 「凩や」が、この頃見かけられないちんどん屋に響きすぎかもしれません。確かクラリネットは音大生のアルバイトと聞きました。今、どうされているのか気にしても仕方ないことが気になります。 (2021年12月18日 (土) 20時13分)[20724]

榮一 > 何年もチンドン屋を見ていません。チンドン屋は新規開店や大売り出しの宣伝に利用されたように思います。昔は商店街の暮れの大売り出しなどの宣伝んで見かけたものです。悪くない句ですが凩が厳しすぎる様です。 (2021年12月19日 (日) 07時35分)[20729]

千尋 > ええっ?三ノ宮のダイエーの斜向かいのパチンコ屋で見かけませんでした?勤労会館へ向かうとき必ず通りますが…。毎年来てました。 (2021年12月20日 (月) 00時01分)[20743]

世話人 > 作者は孝子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時03分)[20747]
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5 返り花小さき羽虫のホバリング 投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時51分)[20645]
5点 保子 孝子 鈴子 剛 主宰


月番 > ヘリコや鳥はよく見ましたが、昆虫も矢張りホバリングをするのですね。 
この季節の昆虫も生きるため羽搏く。
(2021年12月12日 (日) 19時37分)[20658]

保子 > 科学番組などで花の前で鳥が激しく羽ばたくのを観た事を思い出しました。返り花が効いていると思います。実は羽虫がよくわかりません。夏の季語のようでもありますし。 (2021年12月17日 (金) 00時25分)[20705]

> 桜や梅などの花には咲くべき本来の季節がある。「春に咲くべきなのに、初冬の小春日和の気温や日照時間が春と一致したために春と勘違いして開花する現象。これを帰(返)り花という」と、文献にある。小さな翅のある昆虫は名も知らぬが、花に浮かれ出るのだ。作者の優しい目は冬に向かう小さな虫の生命力を見た。 (2021年12月17日 (金) 09時59分)[20709]

孝子 > ホバリングなかなか使わない言葉で新鮮でした。細かなところによく目がいってると思いました。季語もよかったです。新鮮な気分でいただきました。 (2021年12月17日 (金) 18時40分)[20713]

鈴子 > ホバリング、初めて知りました。羽虫の動きをに見逃さない作者の観察眼に感服です。 (2021年12月18日 (土) 10時32分)[20721]

榮一 > 返り咲きはあたたかな日が続いたときに見かけます。さくら、つつじなどです。天気の良い日に小さな虫が花の周りを飛ぶのを見かけることがあります。その光景をうまくとらえました。 (2021年12月19日 (日) 07時40分)[20730]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時04分)[20748]
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6 十字架の棒になりたる冬夕焼  投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時50分)[20644]
  


月番 > 十字架と冬夕焼け。魅力のある配合ですが、棒になりたるが、どうしても腑に落ちない、私でした。 (2021年12月12日 (日) 19時36分)[20657]

> 夕焼けの下の教会の尖塔や墓地に並ぶ十字架は、キリスト教の象徴である。キリストが背負った十字架から、喩えてよく云われる「十字架」が、重いとか、圧し掛かる等、この十字架の棒は心象的な物とも思えたが、素直に考えれば、この句の「棒になりたる」は、冬夕焼けに十字架の棒のようになって立ち尽くしている、作者自身だったのだろうと思う。 (2021年12月18日 (土) 19時07分)[20723]

榮一 > 十字架は縦棒と横棒で構成されます。棒がどちらを指すのかあるいは全体として捉えているのかがイメージできませんでした。棒になったのは作者自身で間違いないようです。阿部公房の戯曲に「棒になった男」があった。そのイメージはあるように思う。冬の夕焼けは寂しいですね。 (2021年12月19日 (日) 07時50分)[20731]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時05分)[20749]
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7 玉子酒革の表紙の独和辞書 投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時49分)[20643]
7点 保子 進二 義之 眞佐子 千尋 宜子 主宰


月番 > 風邪を引きこんだら玉子酒と昔から言われておりますが、試したことは有りません。表紙が革製の書物なら、重厚に見える、増してや独和辞書ですから似合います。  (2021年12月12日 (日) 19時35分)[20656]

宜子 > 月番さんの書かれているように、ドイツ語辞書に革の表紙は似合いますね。硬そうな辞書に温かな玉子酒がまたいいですね。 (2021年12月13日 (月) 21時55分)[20668]

義之 > 老医師の書斎の景が見えてきます。 (2021年12月14日 (火) 07時57分)[20671]

眞佐子 > 孫が大学生の頃ドイツ語を専攻した話を聞きましたが、私は独語辞書は硬そうで開いたこともありません。掲句の玉子酒との取り合わせが好きで頂きました。 (2021年12月16日 (木) 21時16分)[20696]

保子 > 革の表紙の辞書と玉子酒の取り合せが良かったです。 (2021年12月17日 (金) 00時31分)[20706]

孝子 > 革表紙の辞書。私も高校のときに、思い切って、高価な英語辞書を買いました。長く使うと、なじんで大事に今ももっています。独和が、語呂的に、私が仏和のせいか固く感じました本当は玉子酒の是非がわからないです。 (2021年12月17日 (金) 18時51分)[20714]

榮一 > 独和辞書など目にとめたことも無ければ触ったこともありません。革の表紙の独和辞書の存在感は知らなくても感じられました。玉子酒は過ぎた日を懐かしんでいるようです。 (2021年12月19日 (日) 07時55分)[20732]

進 二 >  具象のみで佳句をものにされましたね。今、私は羊革の独和辞書をPCの脇に置いて反省しております。高校時代とその後と併せて四年間独語を選択しながら、俳句とは結び付けることが出来なかったことを。この辞書は父が使っていたもので、昭和十一年の発行ですが、まだ十分に使えます。玉子酒は、場所を得て座っていると思います。 (2021年12月19日 (日) 18時43分)[20742]

世話人 > 作者は柊子さんでした。今月の最高得点でしたので来月の月番をお願いいたします。 (2021年12月20日 (月) 01時06分)[20750]
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8 デパートにてビーフシチューのクリスマス  投稿者: 世話人 (2021年12月12日 (日) 11時48分)[20642]
2点 進二 千尋


月番 > 平仮名が綺麗に収まりました。デパートの食堂でささやかな家族の生誕祭。私には望むべきも無い事で、とても羨ましい。     (2021年12月12日 (日) 19時53分)[20659]

千尋 > 子供の頃のことを思い出しました。デパートに行くと必ず食堂に行ってお子さまランチをねだりました。デパートのマークの旗が立ってました。
デパートの食堂のメニューに和定食、Aランチ、Bランチ、ラーメン、お寿司などなど何でもありました。ビーフシチューもありましたね。その頃はそれでも贅沢だったように思います。ケーキは父親が会社で注文したバターケーキでした。この句からその頃のクリスマスの情景やそれに纏わることが浮かんで来ました。 (2021年12月16日 (木) 23時36分)[20701]

榮一 > 懐かしいです。子供のころのごちそうはデパートの最上部のフロアーの大食堂の料理です。たいていはハンバーグやミックスフライです。悪くないクリスマスです。ただビーフシチューは意外でした。工夫は「にて・の」以外はカタカナということです。クリスマスにかけたようです。 (2021年12月19日 (日) 08時03分)[20733]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2021年12月20日 (月) 01時07分)[20751]
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