玄鳥 定例句会

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15 やはらかく水押してゆく鴨の胸  投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時21分)[18810]

洋子 義之 美保子 鈴子 加津子 進二 真佐子 
保子 宜子 千尋(10点)


月番 > 水面の鴨たちは見ていて見飽きることがありませんね。まさに掲句の通りの生態です。 (2020年12月13日 (日) 13時45分)[18847]

美保子 > 上五も中七も下五も言葉がやさしくて、最後、鴨の群ではなくて鴨の胸である所が丸い鴨の胸を強調していて素敵だと思いました。 (2020年12月15日 (火) 23時42分)[18862]

洋子 > 美保子さんのおっしゃるとおりです。このコロナの暗く恐ろしい時代にほっと心の安らぐ景です。 (2020年12月16日 (水) 09時33分)[18866]

加津子 > 私も「鴨の胸」に景が浮かびました。 (2020年12月16日 (水) 14時14分)[18869]

宜子 > やはりこの句の眼目は「鴨の胸」ではないでしょうか。水に泳ぐ鴨を詠んだ句は何句もあると思いますが「胸」まで書いたところで、その胸毛の柔らかさが最後に残ります。十七音を最後まで力を抜かずに書ききった感がありました。気持ちの良い句と思います。 (2020年12月16日 (水) 22時00分)[18879]

月番 > 宜子さん、しっかりとコメントして頂きありがとうございます。まるで女性美を描く、著名画家の芸術作品を見ているかのごとくです。 (2020年12月17日 (木) 18時17分)[18893]

進 二 >  私は上五中七の措辞に引かれました。眼に浮かびますね。 (2020年12月17日 (木) 19時33分)[18896]

眞佐子 > 宜子さんに同感です。鴨の胸毛の柔らかさを上手に読まれた句だと思いました。

(2020年12月17日 (木) 21時11分)[18899]

合鈴子 > 情景がはっきりと見えて来て気持ちの和む句と思いました。「やはらかく水押してゆく」それが鴨の胸と表現された作者の方の感性の賜物と思います。 (2020年12月17日 (木) 21時16分)[18900]

鈴子 > すみません、眞佐子さんの書き込みと色が重なりました。 (2020年12月17日 (木) 21時24分)[18901]

保子 > 心和む作品。水の眩しさも感じます。 (2020年12月18日 (金) 19時22分)[18913]

栄一 > 兼題が鳥で鴨も鳥ですが迷いました。鳥類ならばすべていいのかどうかです。出題をよく読んでいなかったので何とも言えません。この句は取ろうと思いましたが鴨が引っ掛かりました。悪くない句です。
(2020年12月19日 (土) 11時20分)[18931]

世話人 > 作者は村上直さんです。今月の最高点を得られましたので、来月の月番をお願いします。 (2020年12月20日 (日) 04時04分)[18949]
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16 美しき女怒れば冬の鳥        投稿者:世話人 (2020年12月12日 (土) 17時45分)[18809]

  柊子 美保子  (2点)


月番 > 分かりそうで分からない、採られた方、宜しく。 (2020年12月13日 (日) 13時47分)[18849]

柊子 > 冬の鳥は他の季節の鳥に比べてほとんど鳴く声を聞きません。私自身が本気で怒った時は黙りこんでしまうタイプなので、美しいはともかく、妙に納得してしまい頂きました。 (2020年12月17日 (木) 17時12分)[18891]

月番 > 小説や映画等、男女の関係は永遠なるテーマで、私の最も愛する文学・詩歌の世界です。深刻な関係の男と女、柊子さんの書き込みで、雷鳴のごとく共感いたしました。「美女の沈黙程、恐ろしきもの無かれ」 (2020年12月17日 (木) 18時10分)[18892]

美保子 > 冬の鳥は寒禽とも言うと歳時記に載っています。禽と言う言葉は何か、荒々しさを含んだ言葉として使われると思っていましたが、柊子様の書かれた通りではないかと言う気がしてきました。友人にも、けんかしたら、一週間でも口をきかないという人がいて、次の日の朝には忘れてしまう夫に怒っても仕方ないと、でも、この句は黙ってしまう、女の方ですね。
(2020年12月17日 (木) 20時30分)[18897]

栄一 > 寒禽です。冬に民家に下りて来る代表格は鵯やメジロですが野山の盛んな時ではメジロは夏で鵯は秋となっています。鵯の甲高い声が聞こえてきそうですがそれではあまりだと敬遠しました。 (2020年12月19日 (土) 11時28分)[18932]

世話人 > 作者は枡室杏花さんです。 (2020年12月20日 (日) 04時06分)[18950]
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17 鳥渡る霧島山に別れ告げ 投稿者:世話人 (2020年12月12日 (土) 17時43分)[18808]

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杏花 > 霧島山に行かれたのでしようね
私も夫と出かけたことがあります
噴火跡にて山上迄行けず
ふもから眺めていました
濛々と湧き出る煙
懐かしくおもいますが
鳥渡るはどうでしようね
私なら鳥渡る霧島山のふもとなり (2020年12月13日 (日) 12時52分)[18830]

月番 > 霧島山は宮崎県と鹿児島県の県境にまたがる霧島山系の火山群、冬を前に日本から去り南方に渡っていく鳥たちがいる。「鳥渡る」は秋の季語。敬遠された方の一つの理由かも。 (2020年12月13日 (日) 13時51分)[18850]

孝子 > 季語を大事にしたいと思っているので秋の季語鳥渡るだけでもう選からはずれています。やはり十二月に秋の季語は無理だと思います。 (2020年12月18日 (金) 11時04分)[18907]

栄一 > 鷹の渡りかと思いましたが季節が違うように感じてやめました。燕のように南の鳥が南へ帰ることも考えましたが鳥の名が浮かんできませんでした。 (2020年12月19日 (土) 11時33分)[18933]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2020年12月20日 (日) 04時07分)[18951]
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十二月定例句会 投稿者:世話人 (2020年12月12日 (土) 17時41分)[18807]

  句会準備中 m(_ _)m

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十一月定例句会 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時35分)[18659]
句会の皆様
  11月は気候もよく、紅葉見物など旅行の季節ですが、
 今年はやはり今ひとつ盛り上がらないようです。
 できる範囲で楽しむしか無いのでしょう。
 句会の準備ができました。今月は石田加津子さんが
 月番を務めてくださいます。よろしくお願いします。
                世話人 宜子

   句会  13日〜19日  作者発表 20日

             


加津子 > おはようございます。皆様よろしくお願いいたします。村の緊急事項で朝から自転車で飛び回っています。午後には、落ち着きそうです。すみません。
(2020年11月13日 (金) 09時20分)[18660]

月番 > 主宰先生ありがとうございました。
宜子様ありがとうございました。皆様のご協力ありがとうございました。 (2020年11月19日 (木) 22時52分)[18779]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。主宰先生はじめご参加の皆様、熱いコメントを頂き、感謝申し上げます。おかげさまで今月も無事、幕を下ろすことができました。コロナ禍がなかなか収まりませんが、来月も揃ってこの句会でお会いしましょう。有難うございました。宜子 (2020年11月20日 (金) 02時56分)[18797]

故・紀平節子の兄 > 世話人(山内宜子様) 月番(石田加津子様)、突然の割り込み投稿の失礼をお許しください。
私、故・紀平節子の兄の勲と申します。
玄鳥俳句会のみなさまへお伝えしておきたく下記のページに掲載させていただきました。

玄鳥HPの特集ページ内のお知らせ 「玄鳥俳句会のみなさまへ」 をご一読いただけたら幸いに存じます。 (2020年11月20日 (金) 06時12分)[18800]

山内宜子 > 紀平様
玄鳥HPへの投稿、有難うございます。
早速、特集ページ拝読し、節子さんのご遺影にお参りさせていただきました。
ネット句会では、お兄様、節子様には、本当にお世話になりました。お兄様にはこのあともお世話くださる由、有り難いことと思っています。宜しくお願い申し上げます。

(2020年11月20日 (金) 07時45分)[18801]

石田加津子 > ご家族のこころの籠ったお見送り、綺麗な節子様でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。 (2020年11月20日 (金) 15時49分)[18802]

鈴木美保子 > どちらにお悔やみの言葉を伝えればいいのかと思っておりました。ネット句会は節子様はお仕事を続けられながら、お世話をして下さっていることは聞いておりましたが、お兄様までお手伝いして下さっていたのですね。ありがとうございます。心より節子様のご冥福をお祈りいたします。 (2020年11月23日 (月) 20時09分)[18803]

杏花 > 宜子様
心配おかけしました
再度入会よろしくね
やはり寂しいです
ゆっくりと頑張つて見ます
支部の雑用も明日も会館へ申込みに出かけます
宜しくお願い致します。 (2020年11月26日 (木) 20時23分)[18804]
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1 一戸建の大きチラシや冬薔薇  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時26分)[18658]
洋子  (1点)


月番 > チラシを見ている作者の庭には冬薔薇が咲いているのでしょうか。 (2020年11月13日 (金) 11時52分)[18662]

洋子 > 一戸建ての家の大きなチラシは、やはり羨ましい思いでながめます。新築でしょうか。それとも売りに出されたのでしょうか。
売りに出されたのだとしたら、冬薔薇が少し寂しげにひびきます。新築だったら、冬の薔薇でも薔薇は薔薇ですから、豪華な感じに響きます。どっちだろうと思いながらいただきました。 (2020年11月16日 (月) 14時25分)[18710]

月番 > 冬の薔薇は、寂しげですが凛としています。皆様の読みもお聞かせください。 (2020年11月17日 (火) 09時37分)[18733]

栄一 > 少し内容が瑣末すぎるようです。住宅の折込み広告は日常的に入ってきます。特別感はないですね。 (2020年11月19日 (木) 14時12分)[18761]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです (2020年11月20日 (金) 02時24分)[18780]
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2 禰宜の掃く箒の音や石蕗の花  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時24分)[18657]
孝子 紫翠 洋子 保子 鈴子 真佐子 千尋 (7点)


月番 > 少し丁寧な感じがしますが、取られた方お願いします。 (2020年11月13日 (金) 11時53分)[18663]

千尋 > 丁寧ってほんとうですね。揃いすぎでしょうか。でも、破綻のない句だ安心して読ませていただきました。 (2020年11月15日 (日) 01時59分)[18684]

月番 > 穏やかな景色ですね。 (2020年11月15日 (日) 11時31分)[18694]

洋子 > 景がよく見え、石蕗の花の鮮やかな黄色もよく見えます。
(2020年11月16日 (月) 14時29分)[18711]

洋子 > 字の色が重なってばかりですみません。 (2020年11月16日 (月) 14時30分)[18712]

鈴子 > 歩いて10分位の所に神社があり静かな佇まいの中に厳かな雰囲気が漂って来ます。落葉を掃く箒の音に気持ちが落ち着くように思います。 (2020年11月16日 (月) 21時20分)[18719]

孝子 > 学校に校門はいってすぐに神社があり、挨拶をしてから学校にはいるというところだったので、神社とか禰宜とかは身近に感じます。この句でどこに思いがいったかというと音でした。季語も好きですし、気持ちのよい句です。
(2020年11月16日 (月) 22時00分)[18721]

眞佐子 > 小学校、中学校の頃は毎朝神社の鳥居の前でお辞儀をして学校に行ったのを思い出しました。清々しい気持ちでいただきました。石蕗の花も良かったです。 (2020年11月17日 (火) 10時18分)[18735]

紫翠 > 上五中七は工夫の余地がありそうですが、「石蕗の花」で落ち着いた雰囲気を醸し出し成功したように思います。 (2020年11月17日 (火) 10時43分)[18739]

栄一 > 悪くない句です。ただ、内容的には新味が薄いように思います。石蕗の花は好きですが。 (2020年11月19日 (木) 14時14分)[18762]

世話人 > 作者は石田加津子さんです (2020年11月20日 (金) 02時25分)[18781]
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3 おにぎりは歌芒野を背に担ひ 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時22分)[18656]
紫翠  (1点)


月番 > 月番には難解な句でした。歌で切れるのでしょうか。 (2020年11月13日 (金) 11時50分)[18661]

宜子 > おそらく〈おにぎりは歌/芒野を背に担ひ〉と読むのだろうと思います。そのように読むと、おにぎりを頬張りつつ、背景は芒野という景にはなるのですが、「担ひ(にない)」が分かりづらかったです。どなたか鑑賞をお願いしたいです。 (2020年11月15日 (日) 10時19分)[18687]

月番 > ちょっと恥ずかしいのですが、おにぎりを食べながら歌?って思ってしまいました。紫翠様お願いします。 (2020年11月15日 (日) 11時55分)[18697]

紫翠 > 鑑賞は宜子さんが書かれた通りだと思います。「背景を背負ったように感じつつ」と言うことだと思います。「歌」は「歌うように楽しい気持ちで」ということだ感じています。どちらも散文に直すと「ように」がつかわれると思います。この作品では、「ように」をとり隠喩となっています。(4)で比喩について宜子さんが分かり易く説明しておられますがそれに準じていると思います。「俳句は比喩の詩」とも言われています。また俳句で使われる言葉は、【詩の言葉】ですから辞書や辞典で引く意味とニュアンスが違ってきます。 (2020年11月16日 (月) 11時29分)[18707]

月番 > 紫翠様ありがとうございます。比喩について隠喩、直喩、暗喩と3つもあることに俳句の奥深さを改めて感じました。「感じる」易しいようで難しいです。 (2020年11月16日 (月) 12時41分)[18708]

月番 > 月番の理解の情けなさが露呈してしまいました。暗喩と隠喩はイコールですね。紫翠様、宜子様すみません。 (2020年11月16日 (月) 12時45分)[18709]

洋子 > 宜子様、紫翠様、比喩についての書き込みどうもありがとうございました。勉強になりました。「俳句は比喩の詩」、「俳句で使われる言葉は【詩の言葉】」・・・。もう一度心にしっかりと刻みこもうと思います。句の意味は宜子様、紫翠様と同じように読みました。
(2020年11月16日 (月) 14時39分)[18713]

洋子 > 又色が重なってしまいました。コロナ惚けかもしれません。 (2020年11月16日 (月) 14時42分)[18714]

栄一 > おにぎりには歌があると言うことか。 (2020年11月19日 (木) 14時16分)[18763]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2020年11月20日 (金) 02時27分)[18782]
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4 穴掘って社会的距離秋の暮  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時20分)[18655]
紫翠 宜子 主宰  (4点)


月番 > 3番に続き月番には、難しい句です。「穴掘って」は作者の心情でしょうか。 (2020年11月13日 (金) 11時57分)[18664]

宜子 > 「穴掘って」は、なにかの比喩と思います。コロナ蔓延の世の中の閉塞感かと。一般にいわれる「ソーシャルディスタンス」ではなく「社会的距離」がいい感じです。 (2020年11月15日 (日) 10時26分)[18688]

紫翠 > 宜子さんの書かれた通り比喩的表現と思います。「秋の暮」の着地が上手く決まっていると思います。 (2020年11月15日 (日) 11時13分)[18693]

月番 > 比喩というと「ごとし」「ようだ」と思いがちですが、そのような表現を持たない比喩があるのですね。 (2020年11月15日 (日) 11時50分)[18696]

宜子 > 比喩には直喩と暗喩(隠喩)があります。「ごとし」「ようだ」は直喩です。俳句の場合、直喩以外は暗喩です。俳句は「もの」に喩える文芸なので、暗喩、喩えになります。この句の場合も、決して本当に穴を掘ったのではなく、喩えとしての穴でしょう。 (2020年11月16日 (月) 04時37分)[18705]

月番 > 比喩に直喩と暗喩があるのを初めて知りました。ありがとうございます。 (2020年11月16日 (月) 09時11分)[18706]

栄一 > 人は誰もが自分の穴を掘って入っているということですね。今般は特にその穴が社旗的距離の認識として表に出たと言うことか。秋の暮が句に対して無責任で面白い効き方をしているようだ。 (2020年11月19日 (木) 14時22分)[18764]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時28分)[18783]
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5 真二つの急須の蓋や稲光  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時19分)[18654]
美保子 義之  (2点)


月番 > 何か不吉な感じが稲光で増しているようです。
(2020年11月13日 (金) 11時59分)[18665]

義之 > 歳時記で「稲光」は遠くのために雷鳴が聞こえず、光だけが見える場合や、雨を伴わないものをさすことが多いとある。夏の雷鳴と違ってピカッと光るだけで、気にも留めないものである。作品は「真二つの急須の蓋や」と大げさであるが、こちらも老人にとっては些細な出来事なのだ。実りの秋を迎えた日常の一コマなのである。 (2020年11月14日 (土) 08時20分)[18678]

月番 > 義之様「稲光」についての解釈ありがとうございます。不吉なと書き込みをしましたが、日常の些細な一コマの「やっちゃった」という稲光なんですね。 (2020年11月14日 (土) 14時54分)[18683]

作者 > 自解は避けるべきですが、作品の背景をと思います。玄鳥八月号の節子さんの作品「走り茶や急須の蓋に穴ひとつ」からの追悼句のつもりです。 (2020年11月15日 (日) 11時33分)[18695]

月番 > 作者様ありがとうございます。節子様の「走り茶」の句は、心に残っています。私事ですが、2月に姉が急死してかけつけた時、一人暮らしの姉の小さな急須が目に入りました。節子様と同年齢で、横浜に住んでいましたので、「走り茶」の句を目にした時姉と重なりました。ありがとうございました。 (2020年11月15日 (日) 12時05分)[18698]

美保子 > まるで、稲光で急須の蓋が割れたように思わせる句で面白いと思いました。自慢ではないですが、本当によく、お茶碗、コップを割ります。稲光のせいに出来たらと思います。 (2020年11月16日 (月) 22時03分)[18722]

栄一 > 前説が無ければ理解できない句です。それは作者の独善が過ぎると言うことです。想いが強すぎたようです。 (2020年11月19日 (木) 14時26分)[18765]

世話人 > 作者は小川翠さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時30分)[18784]
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6 美容院の逆さ時計や冬立つ日 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時17分)[18653]
紫翠 義之 保子 鈴子 加津子 剛 進二 
真佐子 宜子 (9点)


月番 > 美容院ですが、男の方が4人も取られています。お願いします。 (2020年11月13日 (金) 12時04分)[18666]

義之 > 逆さ時計は、鏡に映った文字盤が裏返しに見える時計の事だろうが、言葉通りだと上下が反対の意味で、ありえない光景である。美容院の施術椅子に仰向けに頭を垂らした姿勢で、壁の時計が上下逆さまに見えたのであろうか。立冬と云うのに美容院の中は適温で快適なのである。 (2020年11月14日 (土) 08時54分)[18680]

紫翠 > 上五中七と下五の取り合わせで、日常を離れた奇妙なイメージが広がる奥行きのある作品と思います。 (2020年11月14日 (土) 11時59分)[18681]

月番 > 書きこみありがとうございます。見たことが無いので、わからないのですが、「逆さ時計」は、元々表示が逆さまで鏡越しに見ると普通に見えるらしいです。美容院の鏡は非日常と日常を映しているのでしょうか。 (2020年11月14日 (土) 14時38分)[18682]

宜子 > 少し肌寒い立冬の頃、美容院の椅子に座りながら、鏡に写った時計にふと、一瞬、別の世界に意識が行ったのだと読みました。美容院って、入るときと出るときでは気分が変わるものです。 (2020年11月15日 (日) 10時31分)[18689]

保子 > 鏡文字の事と思いました。美容院に行っても最近は週刊誌ばかり読んでいるので、懐かしくいただきました。 (2020年11月16日 (月) 19時20分)[18717]

鈴子 > 美容院の椅子に案内されると、担当の美容師さんとの会話で始まりゆったりと過ごして来ます。逆さ時計も鏡文字も初めて知りました。 (2020年11月16日 (月) 21時58分)[18720]

孝子 > すみません。消えてしまいました。以前既視感があり、とれなかったのですが、ネットでみると逆さ時計として販売されてました。 (2020年11月16日 (月) 22時14分)[18724]

眞佐子 > 私の行く美容院では最近逆さ時計が掛けられました。鏡に写る時計は逆さ文字ではなく普通の文字に見えます。時間を気にする時などは便利です、冬立つ日もすきでした。 (2020年11月17日 (火) 10時28分)[18736]

月番 > 美容院の中の時間は、ゆったりして日常から離れた素敵な空間です。義之様の書き込み美容院に行ってらっしゃるようですね。 (2020年11月17日 (火) 18時07分)[18742]

> 鏡の中の時計では無く、ふと見た壁の時計の違和感だろうと思う。何処かでこの時計に遭遇してゐるのかも知れないが記憶にない。立冬と逆さの時計の因果などはあろうはずが無い。頭の毛を触って貰った後の心地良さ。宮本さんや小川さんの書かれた通りである。 (2020年11月18日 (水) 11時13分)[18753]

進 二 >  私は同じ散髪屋に70年近く通っていますが、壁の時計を意識して見た記憶は全く無い。先ずは確かめてと鏡の前に置時計を持って行って眺めた所、当たり前ながら数字・メーカー名がそっくり左右逆に写っている。それだけで、真に奇妙な気分ななりましたが、長い秒針がそこを逆に回っているのと相まって、オーバーに言えば違う星に置いて行かれたかのような感じさえしてきました。「冬立つ」どころではない。愉快な句に一票を投じました。 (2020年11月18日 (水) 18時09分)[18755]

月番 > 進二様、70年ですか。凄いですね。歴史ですね。 (2020年11月19日 (木) 00時32分)[18760]

栄一 > 映像動的に理解できる句です。ただ、理髪店、散髪屋、美容院などの鏡越しの時計には既視感が残ります。 (2020年11月19日 (木) 14時29分)[18766]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時32分)[18785]

杏花 > 進二さま
70年?
信じられません
進二様はもっとお若いはずです
10年程間違いではないですか?
(2020年12月05日 (土) 16時12分)[18805]
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7 白菜を二つに割って二人かな  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時12分)[18652]
孝子 直 (2点)


月番 > 二人で半分に分けたのでしょうか。 (2020年11月13日 (金) 12時06分)[18667]

孝子 > いただいた白菜、おおきいねといいながら二つにわって、さあどうしようかなと、二人はいるだけでも、楽しいだろうと思いました。 (2020年11月16日 (月) 22時18分)[18725]

月番 > 「二人かな」は二人暮らしという事でしょうか。 (2020年11月17日 (火) 22時20分)[18747]

栄一 > 特に意味はなさそうであるが何かを示唆することもないようである。言えば作者の伝えたいことが伝わってこないもどかしさがある。 (2020年11月19日 (木) 14時33分)[18767]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時33分)[18786]
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8 石蕗咲いて淋しき庭の輝けり 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時09分)[18651]
鈴子 進二  (2点)


月番 > 石蕗の花の黄色に心が洗われます。 (2020年11月13日 (金) 12時09分)[18668]

千尋 > どうしても既視感が拭えません。石蕗の大きな花は冬場には貴重な黄色ですね。 (2020年11月17日 (火) 13時44分)[18741]

鈴子 > 石蕗の花を見るとほっとした気持ちになります。掲句は選をしましたが、淋しき庭の輝けりとまでは少し丁寧すぎると思いもします。 (2020年11月17日 (火) 20時01分)[18746]

進 二 >  石蕗の花は、毎年決まって門柱脇と勝手口側に、いつの間にか咲き、いつの間にか無くなっている。植えた訳ではなく自然に咲き始めました。輝くというより控えめにまたたいている感じ。そこに味を感じています。句自体は、少し説明を感じないでもなかったですが。 (2020年11月18日 (水) 18時44分)[18756]

栄一 > 黄色い石蕗の花は意外と目立ちます。初冬の庭は冬の花が咲き始めるまでは淋しいようです。意味的にはよく分かりますがその意味的が問題です。
(2020年11月19日 (木) 14時42分)[18768]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時34分)[18787]
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9 通り雨沢を転げる鬼胡桃 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時08分)[18650]


月番 > 作者の目の前の景を詠んだ句と思います。書き込みお願いします。 (2020年11月13日 (金) 12時11分)[18669]

孝子 > くるみは季語としても、それだけでも好きな素材です。上五にもうすこし工夫があればいただきたかったのですが。 (2020年11月16日 (月) 22時24分)[18726]

栄一 > 沢は渓流ですね。渓流を転げる鬼クルミに違和感を覚えます。深読みすれば渓流の岩場ということかもしれませんが。 (2020年11月19日 (木) 14時48分)[18769]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時37分)[18788]
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10 置き去りの行事あれこれ冬に入る 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時06分)[18649]
孝子 直 洋子 保子 淳子 加津子 剛 宜子  (8点)


月番 > 予定通りにいかない生活もあっという間の11月です。思う事はいっぱいあります。 (2020年11月13日 (金) 12時16分)[18670]

宜子 > 11月って、なんとなく中途半端ですよね。この句、ある種の達観かなと。いろいろやり残したことはあっても、それも人生だし、生活だしと。「置き去り」と言いつつ、それほどの緊迫感はありません。「あれこれ」ですから。「冬に入る」程度のやり残しのようです。 (2020年11月15日 (日) 10時37分)[18690]

洋子 > 一番大きな置き去りの行事は全国大会でしたね。そのほかにも、いろいろと・・・。一番大きなダメージは学業関係ではなかったでしょうか。入学式も運動会もそそくさと終わらせられた孫がかわいそうでしたが、それなりに楽しくやっているようですが・・。 (2020年11月16日 (月) 14時49分)[18715]

保子 > 置き去り 少々抵抗?がありましたが、実感としては確かにそんなふうに思いました。 (2020年11月16日 (月) 19時27分)[18718]

孝子 > 置き去りにやはり、もう少し違ういいかたはなかったのかなとおもいましたが、やはり実感ですね。 (2020年11月16日 (月) 22時28分)[18727]

> コロナ禍の為、中止や延期を余儀なくされた行事は数多である。置き去りとは、云い得て妙である。私は家族等で予定し楽しみにしてゐた旅行等、また地域の催し等と思えたが、どうであろうか。あれもこれもと作者の心境が伺える。この厳しい冬を耐え忍べば春である。コロナ騒ぎが依然として続いてゐるが、何となく新しい年の希望が見えて来るではないか。 (2020年11月17日 (火) 10時28分)[18737]

加津子 > この一年を言いえている句と思いました。 (2020年11月17日 (火) 22時38分)[18749]

栄一 > まさにコロナ禍の行事のあれこれですね。 (2020年11月19日 (木) 14時50分)[18770]

なお > 11月になるとパソコンが、動かなくなった。宜子様に助けて頂きました。電話で読み上げて頂き何とか参加させて頂きました。ありがとうございました。

(2020年11月19日 (木) 19時35分)[18778]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時39分)[18789]
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11 凛として秋明菊の白さかな  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時05分)[18648]
直 進二  (2点)


月番 > あらためて菊の白さはいいですね。 (2020年11月13日 (金) 12時18分)[18671]

宜子 > ネットで調べますと秋明菊は、中国から来た頃、菊に似ているところと、そのたたずまいがこの世のものとは思えない美しさから「秋冥菊」とも書かれていたようです。そしてその花言葉は「薄れゆく愛情」や「淡い思い」・・作者さんは「白さ」と書き加えています。もしかしたら節子さんへの追悼句かもと、いまは感じています。「暗喩」ですね。 (2020年11月18日 (水) 06時02分)[18750]

月番 > 宜子様ありがとうございます。繰り返し読んでみると「白さかな」に節子さんが浮かんできます。 (2020年11月18日 (水) 09時11分)[18752]

進 二 >  ご存知のようにこの菊には華やかさは感じませんが、通りすがりに「あ、これ秋明菊だよね」と確かめ合うような菊であった記憶があります。地味ながら凜とした所も感じます。そんな花も味がありますね。 (2020年11月18日 (水) 18時59分)[18757]

栄一 > 凛の形容が全てですね。秋明菊、残菊、冬薔薇なども同様ですね。
(2020年11月19日 (木) 14時58分)[18771]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時41分)[18790]
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12 枯野行きしショーンコネリー男振り 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時03分)[18647]
美保子 淳子  (2点)


月番 > お二人はファンだったのでしょうか。お願いします。 (2020年11月13日 (金) 12時38分)[18677]

宜子 > お二人より先に失礼して書き込みます。ショーンコネリーといえば、007ですが、007以後の映画に魅力を感じているファンも多いようです。ハンサムとか、イケメンなんて軽さではない「男振り」がいいですね。「枯野」ですから。 (2020年11月15日 (日) 10時43分)[18691]

美保子 > 特別にファンと言うわけでもなかったのですが、「枯野行きし」に納得してしまったのです。ああ、そういう事かと。男振りの言葉もいいと思いました。 (2020年11月15日 (日) 20時54分)[18700]

月番 > 若い頃は様々な職業について苦労したようで、エリート俳優にコンプレックスを持っていたようだと今朝の新聞にありました。そのような所も男振りに通じる様ですね。 (2020年11月15日 (日) 23時24分)[18703]

栄一 > 先日亡くなっようですね。そのことからすれば枯野は必然のようです。男ぶりはまさにその通りですが。 (2020年11月19日 (木) 15時00分)[18772]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時42分)[18791]
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13  凩の夜はチャルメラを連れ出せり 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 22時00分)[18646]
直 美保子 義之 淳子 主宰  (6点)


月番 > 「チャルメラを連れ出せり」がわかりませんでした。 (2020年11月13日 (金) 12時23分)[18672]

義之 > 私も「チャルメラを連れ出せり」が分かりませんでしたが、木枯らし吹く夜の屋台のラーメン屋が見えてきて、週刊新潮の表紙絵を思い出し、詩的な雰囲気に共感し頂きました。 (2020年11月14日 (土) 08時35分)[18679]

美保子 > もちろん、屋台のラーメンだと思うのですが、独身の方が仕事で遅くなって、明星チャルメラをすすっているのもありかなと思いました。すみません。 (2020年11月16日 (月) 22時07分)[18723]

千尋 > 「チャルメラを」ではなくて「チャルメラに」でしたら分かります。
今はもう来てないと思いますが、昔はごくたまにですが実家の前をラーメン屋さんがチャルメラのテープを流しながら通りました。その音を聞くと父が食べたくなると言い出して、急いでラーメン丼を持って二人で買いに行きました。今のように丼の使い捨てがまだ無くてラーメン屋の車が家の前で待っているのでラーメン屋さんが気の毒だし、ご近所に恥ずかしいからと丼は持って行ってました。ああー懐かしいです。色々なことを思い出しました。 (2020年11月17日 (火) 02時16分)[18729]

月番 > 助詞の使い方難しいです。 (2020年11月17日 (火) 09時29分)[18732]

栄一 > チャルメラを連れ出すのはまさに凩の夜ですね。食べるとか食べないとかは別にして凩の夜がチャルメラを連れてくるのです。遠くで鳴っているようです。 (2020年11月19日 (木) 15時05分)[18773]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時44分)[18792]
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14 右に寄る癖のカートや十二月  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 21時58分)[18645]
孝子 美保子 保子 淳子 鈴子 加津子 剛 真佐子
  進二 宜子 千尋 (11点)


月番 > 今月の最高得点です。確かにカートには癖がありますね。 (2020年11月13日 (金) 12時24分)[18673]

宜子 > このように書かれて、月番さんと同じで、あぁ、確かにと思いました。なぜか、なんてどうでもよくて、少しばかりの苛立ちがあるのです。作者さんの十二月感かもしれません。 (2020年11月15日 (日) 10時47分)[18692]

美保子 > 確かに、動きの悪いカートってありますね。ご自分のカートと言う事も考えられますよね。癖と言う事に気づいていらっしゃるのですから、ご自分の物でしょうか。十二月感。これだけで十分な選評だと思いました。 (2020年11月15日 (日) 21時14分)[18701]

月番 > そうですね。最近は我が田舎でもカートで買い物に行く人が増えています。 (2020年11月15日 (日) 22時54分)[18702]

眞佐子 > スーパーのカートですが、私の押し方が悪いのかどこか摩耗しているのかわかりませんが、左にばかり寄るのに時々出くわすことがあります。急いでいる時など困ります。十二月が上手く付いていると思います。 (2020年11月17日 (火) 10時39分)[18738]

鈴子 > 両手にスーパーの袋を下げて帰宅する私を見て近所の友人がカートを貸してくれたのですが、上手くカートを操れなくて?転びそうになった事があります。作者は癖のあるカートを上手く使い熟されてる日常なのですね。羨ましいです。 (2020年11月17日 (火) 19時45分)[18745]

> スーパーマーケットに限らず、今やあの車輪のくるくる回る買い物台車は何処にもある。食い物の調達やドラックストアに時々出向くが、確かに昔の乳母車のように真っすぐには動いてくれない。苛々する事もある。気忙しい12月とマッチさせて面白い。 (2020年11月18日 (水) 11時37分)[18754]

進 二 >  メモに書いてきた品々を買物ゲームよろしくカートに。さあ列の短いレジに並んでと、カートを押しに掛る。「あら、右側の車輪がスムースに回らないわ。右に寄るじゃない。」歳末シーズンに於けるちょっとした主婦の奮闘ぶりを句に。読み手側にも覚えのある景で高点句に。実感の強さでしょうね。 (2020年11月18日 (水) 21時38分)[18758]

月番 > 一昔前は、買い物は女の仕事で男の人は見かけませんでしたが、最近は田舎でも、熟年の男の人が一人で買い物をしています。男女を問わずの実感ですね。 (2020年11月19日 (木) 00時21分)[18759]

栄一 > ありそうな景ですね。十二月はどうですかね。 (2020年11月19日 (木) 15時08分)[18774]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。今月の最高点を得られました。つきましては来月の月番をお願いします。 (2020年11月20日 (金) 02時46分)[18793]
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15 十三夜女体ひとつの湯が溢る 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 21時57分)[18644]
洋子 千尋 主宰  (4点)


月番 > 溢れるほどの湯に浸かっていると幸せを感じます。 (2020年11月13日 (金) 12時26分)[18674]

洋子 > 満杯にはってあったお風呂に入ったら、その人の体の分だけお湯があふれたということで、豊かな情緒を感じました。少し寂しげな十三夜という日が満たされたような。
(2020年11月16日 (月) 14時57分)[18716]

千尋 > 「女体」は「体」だけでも十分かしらとも思いました。が、露天風呂などに入ったときはもちろん、マンションの狭いお風呂でもお湯を多めに張って入ったときにざざっと流れる音を聞くのは気持ちが良いものです。十三夜ともなれば夜は冷えてくるのでなおさらでしょう。関係ないかのですが、アルキメデスの法則を思い出しました。溢れたお湯の分の体重は軽くなっているので肩などを動かします。あれっ違う方に行ってしまった。 (2020年11月17日 (火) 01時55分)[18728]

洋子 > 私もアルキメデスがちらついてしようがありませんでした。 (2020年11月17日 (火) 09時18分)[18731]

月番 > 豊かな体を想像して、湯船のお湯の音して溢れる様子をアルキメデスに思いを巡らすとは凄いですね。月番にはとてもとても、学校で習ったかしら状態です。 (2020年11月17日 (火) 18時20分)[18743]

栄一 > 十三夜が意味深ですね。遊び心もあるようです。男としてはざま〜みろと言われた気がします。 (2020年11月19日 (木) 15時10分)[18775]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時48分)[18794]
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16 詩を書くや我墨を摺る冬の朝   投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 21時46分)[18642]


月番 > ご自分の詩を筆で書かれるのでしょうか。朝の静寂な時間を感じます。 (2020年11月13日 (金) 12時30分)[18675]

月番 > 皆様、書き込みをお願いいたします。 (2020年11月17日 (火) 22時27分)[18748]

宜子 > なんて素敵な「冬の朝」でしょう。枕草子の「春はあけぼの〜」を思ってしまいます。「我」が取れたら選んでいましたが、リズムを整えるための「我」だったかと思っています。 (2020年11月18日 (水) 06時06分)[18751]

栄一 > 詩を書くから墨をする冬の朝です。すべてを言って何が残るや・・です。 (2020年11月19日 (木) 15時13分)[18776]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2020年11月20日 (金) 02時50分)[18795]
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17 戒名は秋草の名節子の忌  投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 21時08分)[18640]

 義之 加津子 剛 真佐子 千尋 主宰 (7点)


月番 > 紀平節子様ですね。 (2020年11月13日 (金) 12時36分)[18676]

千尋 > 節子さんとは玄鳥を通してお友達にしていただいて20年にはなりましょうか。ですが彼女の宗教は存じておりません。なので戒名は存じ上げません。
未だに彼女が亡くなったなんて信じられない日々が続いており、そしてわたしが玄鳥に居る意味を考える日々が続いております。 (2020年11月15日 (日) 02時22分)[18685]

月番 > 千尋様ありがとうございます。そして投句をしていただいた作者様ありがとうございます。皆様にも心に届く句だと思います。千尋様の悩みは、玄鳥と共に生きた節子様に届くと思います。 (2020年11月15日 (日) 08時07分)[18686]

美保子 > ネット句会に入会した当時、節子様が句会の準備もして下さっていたのだと思います。何もわからない私は一句だけに絞ることが出来ずに、二句くらい投句して、節子様に選んで頂くようにお願いしたのだと思います。私には中々伝えられずに、大会に出席した支部の人に「どうしましょうか」と相談された事をなつかしく思い出します。おやさしかったのですね。亡くなってから、千尋様はじめ、お会いしたこともない私でさえ、胸が詰まる思いです。素晴らしい人生です。 (2020年11月15日 (日) 18時32分)[18699]

月番 > 玄鳥に入会したからこその出会いですね。 (2020年11月15日 (日) 23時29分)[18704]

杏花 > 脱会しました杏花です
節子さまに随分東京吟行にてお世話になりました
近畿大会にて
相楽園で楽しいお話した事が
又梟句会の東京吟行にて随分おせわになりました
ご冥福をお祈り申し上げます (2020年11月17日 (火) 08時54分)[18730]

> 横浜にいた頃港南区の宿舎に3年程暮らした。その頃、紀平節子さんは知る由も無かったが、その後何度かお会いして、車で5分くらいの所に住んで居られた事を知った。小柄で行動的でフットワークの良い方のように思えた。私などより可なり若かったと思う。突然の訃報に驚いたが、只々ご冥福を祈るものである。 (2020年11月17日 (火) 09時46分)[18734]

眞佐子 > 節子さまとは長くお付き合いさせていただきました。今年も横浜でお会いしましょうねと約束しましたのにコロナでお会いすることも叶いませんでした。彼女が亡くなったとは信じがたく今もあの可愛い笑い顔が目浮かび、何処からか現れそうな気がしています。 (2020年11月17日 (火) 11時44分)[18740]

月番 > 杏花様、皆様の節子様への思い嬉しいです。11月の月番の時に節子様への追悼句が2句も投句されて、皆様と共に節子様を偲ぶことが出来ありがとうございます。
選句されなかった方も思いがありましたら是非お願いします。それがご供養になると思います。 (2020年11月17日 (火) 18時28分)[18744]

栄一 > 追悼句です。秋草の名は相応しい気がします。冥福をお祈りいたします。 (2020年11月19日 (木) 15時15分)[18777]

世話人 > 作者は山内宜子でした。 (2020年11月20日 (金) 02時51分)[18796]

杏花 > 夫亡き後ネット句会脱会
しましたが
宜子様の説得にて再入会させて頂く
ことになりました
よろしくお願いいたします。 (2020年12月10日 (木) 15時45分)[18806]
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十一月定例句会 投稿者:世話人 (2020年11月12日 (木) 21時05分)[18639]

  句会準備中!!

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十月定例句会 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 21時15分)[18501]
定例句会の皆様

 十月に入って、すっかり秋めき、初冬の気配さえ漂い始めたようです。
今日10月12日は、池上本門寺の大祭、お会式の日です。でも、新型コロナによる三密回避のため、中止となりました。開いていればこの時間、外では
万燈に笛太鼓のお囃子、纏振り、題目の唱和と、にぎやかな行列が我が家の前を通っている頃です。静かな夜になりました。

 句会の準備が整いました。十月の句会を開きましょう。月番は久野孝子さんです。皆様の選評、鑑賞、よろしくお願いします。  世話人 宜子

   句会  13日〜19日  作者発表 20日


月番 > おはようございます。循子さま眼の具合いかがでしょうか。お大事にしてください。宜子さまお世話になります。10月の句会始まりました。皆様句評選評よろしくおねがいします。 (2020年10月13日 (火) 09時07分)[18502]

循子 > 月番さまお気遣い有難うございます。私の目は治るものではなく、加齢によるものだから仕方ないのだそうです。物全てが二重に見えて焦点が定まらず、PCのキーも同様。読書不能になったことが一番こたえます。
皆さまにはご迷惑をおかけして、申し訳ありません。 (2020年10月14日 (水) 14時08分)[18525]

月番 > 循子さま加齢といわれたら私たちにはあきらめるしかないですね。どうやって仲良く折り合いをつけるかですね。うちのほうの図書館にはものすごく大きな字と大きなほんがありますが、重たくて持ち帰るのが不可能で其処で読むだけですが、参考にしてください。今日はがらけいが使えなくなるので二人で一日がかりで疲れきってしまいました.機械は嫌いです。循子さんもいつもお世話してくださったので私たちは感謝しかありません。句会には参加していただきたいです。 (2020年10月14日 (水) 20時15分)[18527]

美保子 > 循子様、眼のお加減がお悪いとの事、心配しております。何とか句会に参加していただけるのはうれしいことです。宜子様、他の事でもいろいろお忙しいでしょうに、ありがとうございます。パソコンでなら、お手伝いできるかなと思ったりもしたのですが、私も目が見えにくいと循子様にお伝えしたばかりでした。母は百歳ですが、耳は全く聞こえず、眼だけは少しはみえるようで、私たちのラインを読むのが楽しみなようで、自分はアイパッドの音声に吹き込む事が出来るようになり、ぎりぎり、筆談器とアイパッドでコミュニケイションが取れています。私も補聴器が必要ですし、色々と不自由ながら、やれることがあるうちは頑張ります。 (2020年10月14日 (水) 21時02分)[18538]

世話人 > 今朝、循子さんから連絡がありました。目が疲れるので、句会の書き込みはしばらく休みますとのことでした。
循子さんの書き込みがないと寂しいですが、お体第一ですので、皆様、ご了承ください。宜子 (2020年10月16日 (金) 10時01分)[18552]

月番 > 句会も終盤に入り明日までの句会となりました。書き込みされた方。またまだの方、選句された句されない句にも勉強の場だと思いますので、いろんな評をいただけたら作者もうれしいです。主宰先生もご指導よろしくお願いします。この句会は先生方がたくさんいられるので私たちの励みにも勉強になります。20日の発表から私事留守にしますので、書き込みができないかもしれませんこと、お詫びさせていただきます。ラスト頑張りましょう。循子さまつらいのに有難うございました。 (2020年10月18日 (日) 18時04分)[18589]

栄一 > 急遽お世話になります。宜しくお願いします。 (2020年10月19日 (月) 09時34分)[18599]

月番 > 主宰先生すべての句に有難うございました、宜子さま世話人ありがとうございました。みなみなさま句会の参加ありがとうございました。 (2020年10月19日 (月) 21時50分)[18619]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。主宰先生、全句に亘ってご指導をいただき、感謝申し上げます。皆様、各句へのコメント、有難うございました。加津子さん、今月の最高点でした。来月の月番、よろしくお願いします。
それでは、また来月お会いしましょう。向寒の折、くれぐれもご自愛くださいませ。宜子 (2020年10月20日 (火) 06時22分)[18637]
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1 老人の頑張りに似て木守柿 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 21時01分)[18500]

 孝子 淳子 洋子 千尋 鈴子 進二 (6点) 


月番 > 木守柿のようすからよまれたのでしょうか。 (2020年10月13日 (火) 09時12分)[18503]

進 二 >  「老人」と「子守柿」の配合、誰しも思い付き易いものと言う面は感じましたが、それを嫌味なく簡潔に表現されている所を買わせて頂きました。 宜子さん、急なお引き受け有難うございました。 孝子さん、大会参加費の返金のお仕事、お手間な所、大変お疲れ様でした。有難うございました。    (2020年10月13日 (火) 11時58分)[18521]

月番 > 進二さんお忙しいのに早速有難うございます、。最初に書き込みしてくださる方は月番には神様みたいです。 (2020年10月14日 (水) 20時23分)[18529]

洋子 > 最後まで枝に残っている柿を、老人のがんばりに見立てたのが面白いと思いました。老いの一徹というか、家族を守って踏ん張っている様子がとても良いと思いました。 (2020年10月15日 (木) 10時26分)[18541]

千尋 > 洋子さんと全く同じでなるほどと思いました。老人の頑張りが初めは微笑ましく、でももう一回読み直すと健気で、孤独で、もの悲しくて・・と少しづつ感じが変わってきました。
子守柿はやっぱり頑張っているのかな。 (2020年10月16日 (金) 10時47分)[18558]

孝子 > 木守柿は収穫のあとに一つだけ木に残しておく柿の実で諸説あるらしい。このひとつ残された実を見て、感じたのでしょう。老人の頑張りがよかったです。 (2020年10月16日 (金) 22時37分)[18569]

鈴子 > つややかな木守柿、さらりと詠まれた作者の端然としたお暮らしぶりが読みとれます。 (2020年10月17日 (土) 19時33分)[18579]

栄一 > 似て、如く等は直喩的に使う言葉です。比喩の面白さは一見関係がなさそうな関係です。この句は正直すぎるように思います。
(2020年10月19日 (月) 09時33分)[18598]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2020年10月20日 (火) 05時56分)[18620]
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2 生涯に押す印鑑や鳥渡る 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 21時00分)[18499]

 鈴子 真佐子 剛 保子 宜子(5点)


月番 > 今印鑑の必要性が取り沙汰されてるところですね。 (2020年10月13日 (火) 09時16分)[18504]

> 元勤め人にとっては、思いもかけない意外な一句であった。組織の中で生きる大方の人間は、朝の出勤簿に始まり、組織の意思決定が行われる、稟議書や決済文書等は、上へ上へと印章の決裁を受けるのが普通であった。何事も印鑑がついて回る世界だった。いま考えて見ても想像に及ばない。40年に及ぶ給与生活者は、感心してこの句を眺めております。     (2020年10月16日 (金) 10時31分)[18557]

眞佐子 > その昔経理事務をしていました頃、書類を作るたびに印鑑が必要でした。現在のようなインターネットの時代ではなく手書きでしたので大変でした。掲句の生涯に押す印鑑で昔を思い出していただきました。 (2020年10月16日 (金) 20時11分)[18560]

孝子 > 今取り上げられてるように印鑑をなくすということは、婚姻届の感激もその他もろもろ、太古からの歴史もなくなるかも、また絵や書芸術作品の落款もどうなるのかと、ほかのことに頭がいってしまいます。 (2020年10月16日 (金) 22時42分)[18570]

鈴子 > 生涯に押す印鑑を句の素材にされた事の意外性?、目の付け所が良かったと思いました。 (2020年10月18日 (日) 21時26分)[18592]

栄一 > 印章の歴史は古いものです。勤め人ならば印章は普通の感覚として疑問は持ちません。しかし面倒臭いときもあります。銀行印や保険契約印などで印章を忘れることがあり困ったこともあります。一律廃止は考え物ですね。句の疑問的な回顧はよくわかります。



(2020年10月19日 (月) 09時45分)[18600]

世話人 > 作者は小川紫翆さんです。 (2020年10月20日 (火) 05時57分)[18621]

杏花 > 先月脱会しました杏花です
生涯と思い娘の為にキッチンを新しくしました
この句のとうりです
惹かれました
作者が楽しみです。
(2020年10月26日 (月) 16時56分)[18638]
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3 蟄居して生まれし会話虫時雨 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時59分)[18498]

  剛 進二 主宰  (4点)


月番 > まさにこの時代性もうかがわれますね。 (2020年10月13日 (火) 09時18分)[18505]

進 二 >  春以来、毎年参加していた恒例の行事が次々中止となり、愚痴をこぼしていた中、思い掛けずに生じていたお二人での捨てがたい時間と空間に気付かれて佳句を物に。蟄居と虫時雨の配合は出来過ぎの感もいささかでしょうか。   (2020年10月13日 (火) 16時19分)[18522]

月番 > よくみましたら選者はみな男のかたですね。きれのよさでしょうか。 (2020年10月14日 (水) 20時26分)[18530]

> 昨今のコロナ騒ぎは、この社会に色々な事を人間に課して悪疫の終息を待ってゐる。三密の禁止など見慣れない言葉が飛び交い、今だに混乱の中にある。家族と家に閉じ籠る日が続いて、もう虫の集く季節になった。今まで会話が無かった訳ではあるまいが、家に籠る事で改めて、家族との絆のような会話と、私には思えたのだが、どうだろうか。春の季語に啓蟄が有るが、不始末を犯した江戸時代の武士が、家に籠る蟄居閉門を持ち出して、諧謔味があり面白い。 (2020年10月16日 (金) 09時41分)[18550]

栄一 > 蟄居などと大げさに構えながら家に籠って家人との会話は意外と広がったようである。二人して虫時雨に耳を傾けることも黙の会話のようである。
(2020年10月19日 (月) 09時53分)[18601]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。
(2020年10月20日 (火) 05時58分)[18622]
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4 旗靡く岩櫃城址こぼれ萩 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時57分)[18497]

  加津子 紫翆 循子(3点)


月番 > 群馬県の六文銭のお城でしょうか。 (2020年10月13日 (火) 09時21分)[18506]

紫翠 > 上五中七をうけて「こぼれ萩」が何とも言えぬ風情を醸し出している情緒ある作品と思います。 (2020年10月14日 (水) 10時49分)[18524]

月番 > 紫翠さまさっそくありがとうございます。 (2020年10月14日 (水) 20時28分)[18531]

加津子 > 岩櫃城、初めて知りました。真田の六文銭の旗が靡く壮大な城跡のこぼれ萩。今頃、里は林檎が赤く色づいている事でしょう。行ってみたくなりました。 (2020年10月15日 (木) 10時41分)[18544]

循子 > 旗靡くとこぼれ萩で頂きました。歴史フアンとしては昔の旗か今もあるのかわかりませんが、真田と六文銭にはひかれます。また城跡にこぼれ萩は址だからききます。 (2020年10月16日 (金) 22時17分)[18566]

栄一 > 城址にこぼれ萩の情感に惹かれるのは心持が優しいからであろう。それで良いのではないかとも思う。

(2020年10月19日 (月) 09時59分)[18602]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2020年10月20日 (火) 05時59分)[18623]
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5 月天心主は不在の象の檻  投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時56分)[18496]

 孝子 淳子 洋子 真佐子 保子(5点)


月番 > 不在の象はどこへ7いったのでしょうか。 (2020年10月13日 (火) 09時23分)[18507]

洋子 > 夜の動物園の様子です。月が中天に煌々と照り、からっぽの象の檻を照らしています。象は象舎の中で眠っているのでしょう。静かで美しい夜の動物園の景です。 (2020年10月15日 (木) 10時33分)[18542]

眞佐子 > 洋子さまと同じで月天心にあり象の檻を煌々と照らしている頃は象は眠っているのだと思います。動物園の夜の静まりかえっている様子だとおもいます。 (2020年10月16日 (金) 20時24分)[18561]

孝子 > まず第一に月天心の季語が好きで。この句には季語があってると思いました。不在の象は眠ってるのかもしれない。ただ私は眠ってるよりも違う方向のが面白いと思いました。 (2020年10月16日 (金) 22時48分)[18571]

栄一 > 夜の景か昼の景か迷います。夜の景であれば大きな動物園では無理がありそうです。昼の景では月天心はイメージしにくいです。もっとも小田原城には像がいましたが何年か前に死んで句のような状態になったようですが。

(2020年10月19日 (月) 10時06分)[18604]

作者 > 「象の檻」は軍の巨大アンテナの俗称です。今も米軍や自衛隊の施設として役目を果たしているものと思われます。ご参考まで。
(2020年10月19日 (月) 11時56分)[18617]

月番 > 作者の思いと読み手の思いがまったく違ったわけですがそれでも高点になるのは句としておもしろいですね。それにしてもしらないこととはいえ専門語なんでしょうね。 (2020年10月19日 (月) 21時45分)[18618]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時00分)[18624]
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6 空き瓶の浮くに向きあり鳥渡る 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時54分)[18495]

 加津子 義之 真佐子 進二 主宰  (6点)


月番 > 空き瓶はどこに浮いているのでしょうか。 (2020年10月13日 (火) 09時27分)[18509]

進 二 >  阪神間の河川がまだ充分に整備されず、ゴミの分別収集も不十分であった頃、底に何がしかの水水の入った空き瓶が立ち泳ぎ状態でプカプカ流れていく景はちょくちょく目にしました。そう言えば底に入った水の量と水流によって傾ぎ方が異なっていましたね。回想の景でしょうし「鳥渡る」もほどよく響き合って。私にとっては懐かしい景です。 (2020年10月13日 (火) 17時09分)[18523]

月番 > 進二さまありがとうございます。矢張り作者も選者もみたもののつよみですね。 (2020年10月14日 (水) 20時31分)[18533]

千尋 > 舞子の海岸沿いにすんでいるせいか川、河は浮かびませんでした。海に浮いてどこに向かうのでしょう、行き着く先はどこなのでしょうか。
そこのあたりに迷いが生まれました。 (2020年10月14日 (水) 23時25分)[18540]

加津子 > 何故か、渡哲也の「浮浪雲」が浮かびました。水の流れに任せて浮かんでいる様子に、ひょうひょうと生きる主人公「雲」と渡哲也が重なりました。因みに1978年ころのドラマで、40年もたっているのに不思議です。 (2020年10月15日 (木) 10時58分)[18547]

眞佐子 > 昔は当たり前のように瓶などが流れているのを良く見かけました。瓶の形や水の入り具合によって向きが違ったように思いました。鳥渡るが良かったです。 (2020年10月16日 (金) 20時33分)[18563]

栄一 > 伊勢の海を思い出しました。海にも空き瓶が浮いて漂っていたものです。それを目掛けて小石を投げたことを思い出します。鳥が渡ってくれば西風がふく厳しい冬が近づきます。それも体の一部です。 (2020年10月19日 (月) 10時14分)[18605]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時01分)[18625]
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7 卵焼ききれいに焼けて秋深む 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時53分)[18494]

 美保子 直 剛 進二  (4点)


月番 > 卵焼きは初歩の料理ですが意外とむづかしいのですよね。 (2020年10月13日 (火) 09時25分)[18508]

美保子 > 夫は定年後三年程は家に居たのですが、今年度は週に三日程銀行に行くようになりました。現役の頃はお弁当でしたので、今回は社食にしてもらおうかと思ったのですが、できるだけはと作り始めました。その間にガスからIHに代わったので、卵焼きの火加減に慣れずに、やっと最近、変わらず焼けるようになりました。自分の事のようで頂きました。 (2020年10月14日 (水) 20時47分)[18536]

> 自画自賛の句である。誰に食べさすのだろうか。秋の深まりの中に平凡な日常の生活が見えて好ましい。今どきの男たちは料理とは言えない卵焼きくらいは、誰もが作れるが、一人で生活をしてゐた頃に何度かやって見たが、上手く綺麗に出来上がる事は無かった。矢張り卵焼きは、母親か連れ合いに限るなどと、手前勝手な事を書きました。 (2020年10月16日 (金) 13時51分)[18559]

> 私は卵焼きは好きですがいつも妻に作つてもらいます。他の事で、お返しいたします。
(2020年10月18日 (日) 19時04分)[18590]

栄一 > 物事がきれいに出来ることは嬉しいことです。まして卵焼きがきれいにできたならばなおさらかもしれません。秋の充実感のようです。 (2020年10月19日 (月) 10時17分)[18606]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2020年10月20日 (火) 06時02分)[18626]
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8 爽やかや父に貰いしオルゴール 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時50分)[18493]

 加津子 紫翆 直 洋子 千尋 鈴子 宜子(7点)


月番 > お父様とオルゴールですね。 (2020年10月13日 (火) 09時28分)[18510]

洋子 > 秋は物思いの季節。お父様にいただいたオルゴールを聞いて、いろいろ思い出しているのです。湿っぽくならず、さわやかと感じたところがよいと思いました。 (2020年10月15日 (木) 10時37分)[18543]

加津子 > 季語の爽やかにお父様との素敵な関係が見えて羨ましいと思いました。 (2020年10月15日 (木) 10時45分)[18545]

千尋 > お父さんに少女のころの誕生日に戴いたか、海外出張のお土産としていただいたのかそんなちょっと高級なオルゴールの音が聞こえました。秋の天気の良い日が一番美しく遠くまで響きそうです。
羨ましいことです。 (2020年10月16日 (金) 09時58分)[18551]

宜子 > オルゴールを通して、父と娘のありようが感じられます。オルゴールが良いですね。 (2020年10月16日 (金) 10時06分)[18554]

紫翠 > 作者の父への思いが良く伝わってきます。 (2020年10月17日 (土) 10時35分)[18576]

鈴子 > お父様から頂いたオルゴール、季語との取り合わせもさながら気持ちの良い一句と思いました。 (2020年10月18日 (日) 19時17分)[18591]

> 父親への思いが伝わります。 (2020年10月19日 (月) 05時24分)[18595]

栄一 > 父に貰ったオルゴールが爽やかな音を奏でていると言うことです。爽やかがもうひとつしっくりしませんでした。 (2020年10月19日 (月) 10時24分)[18607]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時03分)[18627]
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9 時と流れて揺れし方舟烏瓜 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時48分)[18492]

 義之 千尋 保子 (3点)


月番 > 方舟と烏瓜ですね。 (2020年10月13日 (火) 09時30分)[18511]

千尋 > 長い間流れて揺れて来た方舟はもうそろそろ地上に着きそうなんです。でもちょっと手前でひっかって赤くなって揺れている。
烏瓜って不思議な魅力があります。 (2020年10月16日 (金) 10時03分)[18553]

月番 > 千尋さま有難うございます。むづかしい句と思いましたが、烏瓜ほんとに不思議な魅力がありますね、大好きです。この赤い実の花が白いレースのようだなんて誰が想像できるでしょうか・見つけると頂いて肌色に枯れても家のどこかにゆれています。 (2020年10月16日 (金) 22時56分)[18572]

保子 > 時と流れ揺れてきた方舟、烏瓜の赤に癒されているのでしょうか。 (2020年10月17日 (土) 23時18分)[18581]

義之 > 旧約聖書によれば箱舟はやがてアララト山に漂着、ノアは鳩を飛ばし、やがて大地が洪水から蘇ったことを知り、家族や貴重な動植物と共に箱舟から降りるとあります。聖書には書かれていませんが、偶然に発芽した種が、揺れる船内で育ち、真っ赤な烏瓜が実っている様を、想像することも楽しいではありませんか。 (2020年10月18日 (日) 22時46分)[18594]

栄一 > 家の庭木に烏瓜を成らしているのを見たことがあります。なんとも羨ましい気持ちになったことを思い出します。 (2020年10月19日 (月) 10時30分)[18608]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2020年10月20日 (火) 06時04分)[18628]
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10 浄土にも咲くか憂き世の彼岸花 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時47分)[18491]


月番 > 彼岸花は梵語では天上に咲くという花の名ですね。 (2020年10月13日 (火) 09時36分)[18512]

孝子 > 今の時代ほんとうに憂き世ですね。この間関東の有名な高麗の巾着田の彼岸花が三蜜をさけるために一夜にして刈られたとありました。ショックです。何年もあこがれてみにいったこともありすごい量のはずです。前に多摩川に群生してるといわれ、つぼみをいただいてきたら満開になったら部屋いっぱい真かっかになたこともありました。浄土にも赤く咲き誇ってるのでしょうね・、 (2020年10月16日 (金) 23時06分)[18573]

美保子 > 彼岸花が一夜にして刈られたというニュースは私もびっくりしました。入場禁止位で良かったのではと、夫に文句を言いました。我が家の彼岸花は白いのが十本位でわずかですが、毎年咲きます。名前も彼岸花ですから、沢山咲いているのでしょうね。 (2020年10月18日 (日) 21時28分)[18593]

栄一 > 季語の彼岸花から発想した余情、抒情の情と言うより観念の句です。思うことは分かりますが。 (2020年10月19日 (月) 10時36分)[18609]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時05分)[18629]
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11 箱膳の艶やかな飯秋灯し 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時46分)[18490]

 孝子 淳子 美保子 紫翆 直 洋子 義之 鈴子 循子 主宰(11点)


月番 > 新米の光ってる様子日本人でよかったとおもうときですね、 (2020年10月13日 (火) 09時38分)[18513]

月番 > 今月のだんとつ高点句です。たくさんの評おまちしています。 (2020年10月13日 (火) 09時43分)[18515]

美保子 > 宮崎は超早場米は七月に出荷が始まりますが、普通作は今月で姉の知人がえびの米を届けてくれます。とてもおいしいのに安くしてもらって、助かっています。新米への思いはとても深く、娘にも毎年送ります。箱膳ですので、どこか優雅な和食のお店でしょうね。今は自粛から
with コロナならば、外食も大丈夫なのかなと美術館の近くのレストランに行ってみたら、どちらもかなりすいていて、これからは気を付ければ、少しは外に出るのもいいのかなと思い始めています。艶やかな飯 で皆さんの笑顔まで見えてくるようです。 (2020年10月14日 (水) 20時22分)[18528]

月番 > 美保子さまありがとうございます。もう新米めしあがってるなんてうらやましいです。本当においしいものには笑顔ですね。 (2020年10月14日 (水) 20時36分)[18534]

千尋 > 取られた方達が新米と言われたことに驚いています。
箱膳と言うと丁稚さんたちが食べる食器だと思っています。 (2020年10月14日 (水) 23時19分)[18539]

洋子 > 艶やかな飯、で新米だろうと思いました。箱膳は料亭とかの高価なものではなく日常的に使われていて食器などを最後に収納して片付けるというようなものと思いますので、家族での食事のように思います。秋灯下で新米を食べている幸せな一家の景が見えました。 (2020年10月15日 (木) 10時49分)[18546]

美保子 > 箱膳は勘違いしていました。母が昔は一人ずつ食べ終えたら、食器を入れて仕舞っていたとよく聞いていたのでした。小説にも良くでてきますね。千尋様ありがとうございます。艶やかな飯はやはり、季語からも新米と思ってしまいます。 (2020年10月15日 (木) 20時08分)[18548]

鈴子 > 千尋さんありがとうございます。美保子さんと同様勘違いをしておりました。小学生の低学年の頃は真四角の膳でした。食べ終わると自分で茶碗類を洗ってお膳に戻して戸棚に仕舞ってました。あの頃のいろいろの事を思い出しました。 (2020年10月15日 (木) 20時38分)[18549]

循子 > 箱膳のあった家族の時代、なつかしくいただきました。秋ともしもきいてるとおもいます。 (2020年10月16日 (金) 22時21分)[18567]

紫翠 > 「箱膳」に取り合わせた「秋灯し」が効果的でしみじみとした情感が伝わります。 (2020年10月17日 (土) 10時46分)[18577]

> 近くの店は、全部新米です。とても美味です。 (2020年10月19日 (月) 05時32分)[18596]

栄一 > 箱膳は一人分の食器を入れておく箱です。主に使用人が食事をいただく時に膳となります。一時代までの商家の板の間です。庶民が精米の白い飯をいただくのは戦後随分とたったころの卓袱台からです。白い飯に秋ともしはしみじみとさせてくれます。 (2020年10月19日 (月) 10時54分)[18610]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。今月の最高点句でした。来月の月番をお願いします。 (2020年10月20日 (火) 06時07分)[18630]
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12 夜寒し実存主義の女王逝き  投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時44分)[18489]



月番 > 想像力のにぶい月番は女王がまったくわからなかったのがお手上げでした。 (2020年10月13日 (火) 09時40分)[18514]

洋子 > 9月23日に93歳で亡くなったフランスのシャンソン歌手、ジュリエット・グレコのことかなと思いました。 (2020年10月16日 (金) 20時30分)[18562]

月番 > 洋子さまありがとうございます。私は音楽はまったくだめなのでお手上げです。どなたか音楽につよいかたよろしくお願いします。 (2020年10月16日 (金) 23時09分)[18574]

循子 > 哲学者サルトルや作家カミュらと親交のあった歌手で「枯葉」「パリの空の下」などが有名。90歳近い齢で日本公演もありました。









(2020年10月18日 (日) 17時05分)[18586]

月番 > 循子さまありがとうございます。私がわかるのは淡谷のりこ岸ようこ高ひでお、越路吹雪とかでしたので (2020年10月18日 (日) 17時34分)[18587]

栄一 > グレコのことなのですね。モンタンやグレコの名前ぐらいは知っていてもシャンソンはあまり馴染がありません。もう一つイメージがわきませんでした。 (2020年10月19日 (月) 10時58分)[18611]

世話人 > 作者は安田循子さんでした。 (2020年10月20日 (火) 06時08分)[18631]
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13 真っ白の床屋のタオル天高し 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時43分)[18488]

 孝子 淳子 美保子 紫翆 直 真佐子 保子 剛 (8点) 


月番 > 高点句です。気持ちよい景色ですね。 (2020年10月13日 (火) 09時44分)[18516]

美保子 > 床屋や美容室の外に真っ白なタオルが干してあるのを時々見かけます。今の季節は爽やかに晴れ上がって、カラッとかわくだろうなと天高しで感じることができます。 (2020年10月14日 (水) 20時28分)[18532]

月番 > 美保子さんのとうりですね。我が家への曲がり角に美容院があっていつも道に張り出して黒いタオルがほしてあります。考えたらヘヤダイようのタオルなんでしょうね。やはり俳句には白ですね。 (2020年10月14日 (水) 20時49分)[18537]

眞佐子 > 我が家の前が美容院です。お天気の良い日はタオル掛け二つ三つ一杯の白いタオルが外干しされています。天高しが好きです。 (2020年10月16日 (金) 20時47分)[18564]

紫翠 > 簡潔な表現で清々しい気持ちの良い作品と思います。 (2020年10月17日 (土) 10時51分)[18578]

なお > 家の近くに三軒の床屋さんがあり、綺麗なタオルが,あります。 (2020年10月19日 (月) 05時53分)[18597]

> 床屋さんも今やチエーン店の時代である。私の住む地方も昔からの理髪店はその波に押しやられて細々と、何軒か生き残ってゐる。齢を取って少なくなったが、頭の毛も手入れせざるを得ない、私は安価な真っ赤なタオルのチエーン店に通う。タオル「真っ白」に、昔からの床屋さんの矜持が見えるようだ。

(2020年10月19日 (月) 09時59分)[18603]

栄一 > 私が行く床屋は茶色いタオルを使っています。真っ白いタオルは気持ちよさげです。天高しはなるほどと思います。 (2020年10月19日 (月) 11時03分)[18612]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時09分)[18632]
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14 鳥取部の里の大空雁渡る 投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時42分)[18487]

 千尋 宜子 主宰  (4点)


月番 > 鳥取部が月番はわかりませんでした。砂丘のことでしょうか。教えて下さい。 (2020年10月13日 (火) 09時49分)[18517]

宜子 > ネットで調べました→「令制前の部民の一つ。鳥を取って大王に献上したり飼育したりする品部。垂仁天皇のときに置かれたという。とりかいべ。とっとりべ。ととりべ。」と、あります。ですので「里の大空雁渡る」が納得できました。気分は古事記の世界でした。 (2020年10月16日 (金) 10時13分)[18555]

千尋 > わたしも知りませんでした。広辞苑によると鳥取部は「ととりべ」 と読んで大和政権で鳥を捕獲し飼育する技術を世襲していた品部とあります。
射水に鳥取の里があるようです。日本海の大空から鳥が渡って来るのには生命力などを感じます。 (2020年10月16日 (金) 10時28分)[18556]

月番 > 宜子さま有難うございました。字が読めないと調べることもできません。矢張り土地の方の知識でしょうか。 (2020年10月16日 (金) 23時14分)[18575]

栄一 > 屋敷から出れない人を慰めるために小鳥を飼ったようです。鶯やメジロなどを愛でたようです。又違う意味では鷹などを飼う餌にしたとも考えられます。そんな鳥取部があったようです。それも今は昔の如くです。 (2020年10月19日 (月) 11時10分)[18613]

世話人 > 作者は松谷真佐子さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時10分)[18633]
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15 幾松の店閉づ話秋の川  投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時40分)[18486]

 義之 宜子 循子 (3点) 


月番 > 木戸孝允に関係があるのでしょうか。
(2020年10月13日 (火) 09時51分)[18518]

循子 > 芸妓幾松が桂小五郎と隠れ住んだ京都の後の店がこの10月20日に店をとじるらしい。私は行ったことはないが格式ある店と思われる。京都は川の多い街だから多分店も川の近くにあるのではとおもわれる。歴史がひとつ閉じるのでしょう。 (2020年10月16日 (金) 22時29分)[18568]

義之 > 掲句を見て「ああそうなんだ」と一つのニュースに遭遇した思いです。「幾松の店」からから何となく、京都そして桂小五郎へと連想を繋いで行き、薩長土の志士達の活躍した幕末の景を思い浮かべました。 (2020年10月18日 (日) 11時27分)[18583]

栄一 > この間、閉館するとニュースになっていましたね。
(2020年10月19日 (月) 11時13分)[18614]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時12分)[18634]
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16 鞭買って今は良夜の街の中  投稿者:世話人 (2020年10月12日 (月) 20時37分)[18485]

 循子  (1点)


月番 > 循子さま。独選です。よろしくお願いします。 (2020年10月13日 (火) 09時54分)[18519]

循子 > 何だか物騒な句ですが、すごく腹立つことでもあって、鞭を買った。それだけで気が落ち着き、ぶらぶらと街を歩いて帰路につく。
空を見上げると望の月。血が逆流するほどの怒りは雲散霧消。
ここまでは勝手読み。たんに乗馬の鞭買って帰るところかも。
(2020年10月14日 (水) 14時39分)[18526]

月番 > 循子さまありがとうございます。乗馬用の鞭なら私もいただいたのですが、街の中とあるので無理かなと思いました。循子さんのよみがいいですね。 (2020年10月14日 (水) 20時45分)[18535]

美保子 > 循子様の書き込みを読まなければ、訳が分からないところでした。とても、おもしろいです。その通りだったら、すごいし、私もやってみたいです。鞭を買うだけで落ち着けるなら、何よりですけど、さて、鞭はどこで買えるのでしょうか。循子様、眼を大切にして、ネット句会に書き込み以外ででも、参加して下さるとうれしいです。でも、無理なさらないでくださいね。 (2020年10月16日 (金) 21時04分)[18565]

栄一 > 鞭は何処で買うのだろうなど要らないことを考えさせる句です。そんな無駄なことは考えずに、鞭を買ったんだ〜今は中秋の月をいただく街の中をブラブラしているのである。と思えば何か感じるのかもしれません。 (2020年10月19日 (月) 11時22分)[18615]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2020年10月20日 (火) 06時13分)[18635]
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