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投稿者:世話人
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(2022年02月12日 (土) 17時42分)[20905] |
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2 縁の下に潜むのら猫涅槃西 3点 剛 千尋 榮一
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月番 > 木造一軒家の縁の下。一昔前までは縁の下は野良猫の棲家。その野良猫と涅槃西の取り合わせです。 (2022年02月12日 (土) 21時28分)[20910]
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千尋 > 野良猫は住処をある程度のサイクルで寝ぐらを転々としているようです。涅槃という言葉からかこの猫はお寺の縁の下を住処の一つにしている猫かなと思いました。北風を避けられ陽射しの差し込む縁の下は気持ち良さそうです。身を伸ばしてうたた寝しながら春を待っているのでしょう。 (2022年02月16日 (水) 11時53分)[20954]
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月番 > 「涅槃西」からお寺の縁の下、たしかに。千尋さんのコメントを読み終わった時、猫がぐーーっと、伸びをしていました。 (2022年02月16日 (水) 15時54分)[20959]
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柊子 > 教えてください。 この定例句会は選句の時間がたっぷりあり、知らない事を調べられる有難い時間です。 この「涅槃西」、私の持っている歳時記では「涅槃西風」をネハンニシと読ませています。「涅槃西」もあるのでしょうか? (2022年02月16日 (水) 16時38分)[20967]
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月番 > 「涅槃西」ですね。手元の歳時記ではどの歳時記も確かに「涅槃西風」ですね。「涅槃西」でもよいのか?ちなみに「俳句データベース」に検索かけたら、「子季語」として「涅槃西」がありましたが、あまり定着してないようです。どなたかお知恵を貸してください。 (2022年02月16日 (水) 16時50分)[20969]
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作者 > 「涅槃西風」のまちがいです。おっちょこちょいでした。もうしわけありません。 (2022年02月16日 (水) 18時21分)[20970]
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柊子 > 月番さま 作者さま いつかは使ってみたいと思い、確認させて頂きました。 さっそくにありがとうございました。 (2022年02月16日 (水) 18時53分)[20971]
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作者 > 「涅槃西風」のまちがいです。おっちょこちょいでした。もうしわけありません。 (2022年02月16日 (水) 19時34分)[20972]
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月番 > 作者さん、早速の書き込み有難うございます。「涅槃西風」勉強になりました。 (2022年02月16日 (水) 20時27分)[20974]
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千尋 > 何かちょっと、と思っていましたが、風が無かったのですね。でもこの句からは風を感じていました。 (2022年02月16日 (水) 23時44分)[20978]
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千尋 > あと、猫は涅槃図には入れてもらえてません。入られる時も待っているようにも。 (2022年02月17日 (木) 11時38分)[20983]
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剛 > 犬も猫も人間に親しい動物だが、何の因果か時には捨てられる。神社や仏閣、年代の古い家などの縁の下は野良には住みやすい。人間だって極まれば棲むだろう。人に捨てられて野良となった猫に、厳しい寒さの冬が終わろうとしてゐる。お釈迦様の入滅の日にあたる涅槃。西方浄土からの西風が優しい。 (2022年02月17日 (木) 13時10分)[20987]
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月番 > 「西方浄土からの西風が優しい」剛さん、季語の持てる力でしょうか。 (2022年02月17日 (木) 14時26分)[20989]
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孝子 > お寺の縁の下にいる野良猫をおもいました。涅槃西風だと頂いてました。一字を気にする小さい人間です。 (2022年02月17日 (木) 16時43分)[20995]
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榮一 > 涅槃会のころに吹く柔らかい風です。春の風とも言えます。それほど厳しい風ではありません。縁の下の潜んでいるのはそれなりの訳がありそうです。猫は元来狭いところを好みます。春の猫は恋の季節です。毎夜の徘徊で疲れていそうです。涅槃西風が優しいです。 (2022年02月19日 (土) 11時09分)[21011]
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世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年02月20日 (日) 15時56分)[21026]
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