玄鳥 定例句会

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8・荒梅雨やひたすら響く呼び出し音 投稿者:世話人 (2025年06月15日 (日) 06時27分)[25109]
2点 義之・宜子・


月番 > なんの呼び出し音でしょうか? (2025年06月15日 (日) 10時19分)[25126]

宜子 > おそらく電話の呼出音と思います。荒梅雨の雨音と、チリリと鳴り続ける呼び出し音は耳に残ります。 (2025年06月16日 (月) 05時26分)[25132]

月番 > 確かに電話の呼び出し音でしょうね。鳴り続ける呼び出し音と荒梅雨のとりあわせ。ちょっと不気味な感じが、、、。
(2025年06月16日 (月) 09時18分)[25133]

義之 > 呼び出し音は固定電話でしょうか。ベルが鳴り響く中」、なかなか受話器を取ることが出来ません。激しい雨音が室内に響く中、突然の電話の鳴りやまぬ呼び出し音に何か緊迫感が感じられます。 (2025年06月18日 (水) 10時03分)[25144]

月番 > 作者は家の中にいて、その音が聞こえているのですが、受話器をとれない状況にある、ということでしょうか?なるほど!
私はうっかりと読んでしまって、テレビドラマの一場面を見ているような気になっていました。
作者の立ち位置を考えることが大切ですね。
(2025年06月18日 (水) 10時42分)[25146]

榮一 > 固定電話の呼び出し音であればなるほどとおもいます。ただ荒梅雨との取り合わせでは呼び出し音はそんなに響く感じではありません。雨音と呼び出し音は音が重なってうるさく感じます。 (2025年06月21日 (土) 07時33分)[25171]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2025年06月22日 (日) 12時59分)[25186]
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9・掲げ上ぐ薬缶や顔の玉の汗 投稿者:世話人 (2025年06月15日 (日) 06時26分)[25108]
0点


月番 > 薬缶から口飲みをしているのでしょうか? (2025年06月15日 (日) 10時21分)[25127]

榮一 > 薬缶を高く掲げて水をのんでいるようです。夏の部活です。それもラクビーなどの激しい部活のようです。玉の汗からそんな想像ができます。ただ、顔は邪魔のようです。 (2025年06月21日 (土) 07時55分)[25172]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2025年06月22日 (日) 13時00分)[25187]
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10・いまだ青き枇杷を仰ひでゐたるかな 投稿者:世話人 (2025年06月15日 (日) 06時24分)[25107]
4点 孝子・保子・眞佐子・剛・


月番 > どういう思いで青い枇杷の実を仰いでいたのでしょう? (2025年06月15日 (日) 10時23分)[25128]

保子 > いまだ青い枇杷 を主に17音。読みながら実況中継されているような気分です。ゐたるかな で、見上げていた姿勢そのままで現実に戻る。臨場感でしようか。 (2025年06月17日 (火) 21時21分)[25139]

月番 > 子供のころの思い出でしょうか? (2025年06月18日 (水) 11時45分)[25147]

眞佐子 > 私の場合は柿でした。見上げていても赤くならない柿を捥いで包丁で皮を剝こうとしたところ包丁で指を切ってしまい叱られた思い出があります。今も左の人差し指に跡があります。いまだ青き枇杷で思い出しました。 (2025年06月19日 (木) 20時33分)[25159]

月番 > 木なっている実はとって食べたいですもんね。 (2025年06月19日 (木) 22時21分)[25163]

榮一 > 思わせぶりな句ですね。いまだ青きは永遠に青いのかもしれません。 (2025年06月21日 (土) 08時00分)[25173]

> 枇杷の実が熟するのはこの季節である。最近枇杷を食べた記憶もないが好物のようである。橙色に熟すのを待っているのだろう。いまだ青きとは作者の謙遜のように思える。 (2025年06月22日 (日) 11時10分)[25176]

世話人 > 作者は岡部榮一さんでした。 (2025年06月22日 (日) 13時01分)[25188]
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投稿者:世話人 (2025年06月15日 (日) 06時17分)[25105]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時42分)[25035]
句会の用意ができました。沢山の書き込みをお願いします。今月の月番は鈴木美保子さんです。宜しくお願いします。


世話人 > 句会は5月15日〜峨月21日です。 (2025年05月15日 (木) 17時44分)[25036]

世話人 > 5月21日です。 (2025年05月15日 (木) 17時45分)[25037]

月番 > 月番の鈴木美保子です。岡部先生毎月お世話になり、ありがとうございます。爽やかな季節もほんの一時ですぐに梅雨入りのようです。句会は家に居ても書き込みできますので、沢山の書き込みをよろしくお願いします。随分久しぶりの月番ですので、皆様の書き込みで助けて下さい。 (2025年05月15日 (木) 19時47分)[25038]

月番 > 句会の期限も終わりに近づきました。選をして下さった句だけでもご意見を頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2025年05月19日 (月) 22時58分)[25061]

世話人 > 期日が来ましたので作者を発表します。月番の鈴木美保子さんありがとうございました。 (2025年05月23日 (金) 08時55分)[25092]

世話人 > 来月も宜しくお願いします。 (2025年05月23日 (金) 09時08分)[25103]

月番 > 岡部先生すべての句へのご指導、書き込みありがとうございます。久しぶりの月番、皆様の書き込みのおかげで楽しいものとなりました。ありがとうございました (2025年05月23日 (金) 21時46分)[25104]
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1・夏めくや空き缶に鳴る乾燥剤 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時37分)[25034]
1点 義之・


月番 > お菓子やのりの缶の最後に残った乾燥剤でしょうか。それとも、空き缶に乾燥剤をあつめていらっしゃるのでしょうか。たしかに乾燥剤は夏、必要なものです。 (2025年05月15日 (木) 19時51分)[25039]

義之 > 「夏めく」と云う季語から初夏の爽やかさが伝わってきます。乾燥剤の入った空き缶から、昭和時代の子供の頃を思い出します。作者が手に取った空き缶には何が入っていたのでしょうか。月番様が書かれているように「海苔」或は「菓子」なのかも知れません。振ればからからと鳴る乾燥剤の音に少年・少女時代を思い出したのでしょう。 (2025年05月21日 (水) 09時33分)[25075]

榮一 > 乾燥剤にもいろいろありそうだが最近の乾燥剤は小さなビニールの袋に入っているものが多い。空き缶の中に残っているものであれば袋に入った乾燥剤のような気がする。振れば音はしそうであるが乾いた音は期待できないように思う。その音を想像すると夏めく感じが薄れそうな気がして取れなかったです。句の感じは悪くなかったのですが。 (2025年05月21日 (水) 11時01分)[25078]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 08時56分)[25093]
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2・風に舞う百メートルの鯉幟 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時37分)[25033]
2点 保子・眞佐子・


月番
加須市ジャンボ鯉のぼりで百メートルの鯉のぼりが検索できます。作者はご覧になられたのでしょうか。羨ましい限りです。しかも、無風ではなく、鯉のぼりがおよいでいたのですね。 (2025年05月15日 (木) 20時06分)[25040]

眞佐子 > 月番さんありがとうございました。加須市のジャンボ鯉幟検索してみました。壮快だろうなと想像でいただきましたが、土台の組み立てから見られた良かったです。 (2025年05月19日 (月) 11時04分)[25060]

保子 > テレビで見ただけですが、気持ちのいい風景だと思います。実際に見てみたいです。 (2025年05月20日 (火) 12時37分)[25069]

榮一 > ニュースで見ました。実に大きな鯉幟でした。その大きさに関心はしたが画面の中では迫力はさほどもありませんでした。実際に見たらもっと違う景色になったのではないかと思います。その臨場感が欲しいです。 (2025年05月21日 (水) 11時05分)[25079]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2025年05月23日 (金) 08時57分)[25094]
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3・麦の秋生家に帰る一両車 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時36分)[25032]
8点 孝子・宜子・保子・美保子・眞佐子・剛・義之・榮一・


月番 > 故郷を離れて暮らしていらっしゃるのでしょうか。一両車と言えば、四半世紀も昔、宍道湖の畔を走る一畑電鉄に乗って、もう一度乗りたいと思い出します。一両車に麦の秋と言えば郷愁を掻き立てられるようです。 (2025年05月15日 (木) 20時14分)[25041]

宜子 > 月番さんが書かれているように、
「生家」「一両車」と揃うとまさに郷愁を呼びますね。久しぶりに見る生家への思いを表すのに、季語の「麦の秋」は、よく響いているようです。 (2025年05月17日 (土) 19時58分)[25049]

月番 > 宜子様、書き込みありがとうございます。本当に「麦の秋」と言う季語は生家を思い浮かべるのにふさわしい季語ですね。 (2025年05月17日 (土) 21時40分)[25052]

眞佐子 > 家の前に出ますと100メートル先にあいの風とやま鉄道が走っています。その向こうは一面の田んぼですがいまは麦が植えられ黄色一色の麦の秋です。掲句の麦の秋と一両車がよかったです。 (2025年05月20日 (火) 11時48分)[25065]

> 年齢を重ねても、生家の記憶は消える事は無い。麦の秋も一両車も郷愁を誘うに相応しい言葉であり、大戦の空襲で焼失した生家も折に触れて思い出す。私の住む地のローカル線も乗る人も少なくなり廃止寸前であるし、いずれ私たちもこの世からゐなくなると思いながら、羨ましい景色の一句である。昔の週刊新潮の表紙絵の世界である。 (2025年05月20日 (火) 12時07分)[25067]

月番 > 先の戦争で空襲でご実家をなくされたのですね。大変なご苦労を経験されていらっしゃるのですね。富山は以前句会で書いておられましたが、文化も豊かで海の幸山の幸も豊かで誇れるものが豊富な印象があります。 (2025年05月20日 (火) 20時38分)[25073]

月番 > 剛様と色が重なってしまいました。申し訳ありません。 (2025年05月20日 (火) 20時40分)[25074]

義之 > 一見淡々と景色を詠んだだけの俳句の様ですが「生家に帰る」の措辞が作品に深みを与え良かったと思います。「麦の秋」は個人的には北陸地方を思い起こします。 (2025年05月21日 (水) 09時58分)[25077]

榮一 > 生家は地方の田舎のようです。一両車がかろうじて走っているようです。車社会が鉄道を駆逐してきたからです。それでもかろうじて残っているのは老人のためのような気がします。トンネルを抜けて大きく右に曲がり海沿いをしばらく走って農地の中をしばらく走れば生家が見えてくるのです。そんな景色を想像させてくれる句です。 (2025年05月21日 (水) 11時18分)[25080]

孝子 > 私にとっては想像の世界でしかない風景ですが、そのまま見えてくる世界で羨ましく頂きました。息子が入院して三週間絶食で点滴だけの毎日で遅くなりました。申し訳ありません。 (2025年05月21日 (水) 23時27分)[25088]

月番 > 孝子さま息子さんのご病気、心配ですね。我が家の娘も抗生剤が合わなくて薬剤性腸炎とかで十日ほど入院でもう大丈夫そうです。三日絶食と聞いただけでかわいそうと思ったのに三週間もとはご心配でしたね。早くお元気になられますように。 (2025年05月22日 (木) 23時03分)[25091]

世話人 > 作者は森内洋子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 08時58分)[25095]
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4・貝風鈴帰らぬものを招きけり 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時34分)[25031]
1点 洋子・


月番 > 帰らぬもの をどのように解釈するかは読者にゆだねられているのでしょうか。懐かしいものをととらえてもいいのでしょうか。 (2025年05月15日 (木) 20時18分)[25042]

洋子 > 昔の思い出ではないでしょうか?子供の頃、海辺の町、夏休みで、こどもたちが集まり、貝風鈴をつくったりして遊びました。軒先で時々なる風鈴の音を聞くと、あの仲間たちはどうしているかなあと思い出すのです。
(2025年05月18日 (日) 08時38分)[25056]

月番 > 宮崎も海に沿った土地ですので、海岸に貝殻が沢山ありそうですが、頑張っても、風鈴を作るほどに拾った記憶はありません。素晴らしい思い出ですね。 (2025年05月18日 (日) 10時16分)[25058]

榮一 > 貝風鈴の乾いた音が帰らぬものを招くと詠っているが、帰らぬものの実態が見えてこないようです。作者は分かっているほど読者には伝わらなかったような気がします。帰らぬものを具象化したいです。 (2025年05月21日 (水) 11時22分)[25081]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時00分)[25096]
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5・昼休みのIDカード若葉風 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時31分)[25030]
3点 宜子・洋子・榮一・


月番 > 勤めていたのは結婚前の一時期で、その頃はIDカードなどと言うものはなかったのです。季語が若葉風ですから、貴重な昼休みを詠んでいらっしゃるのでしょうか。 (2025年05月15日 (木) 20時30分)[25043]

宜子 > 題材の新しさで選びました。昨今はカタカナやアルファベットで書かれた情報が溢れるようになりました。慣れるのにエネルギーが要ります。それでも今やIDカードなしでは動けない世の中。掲句はもうすっかりデジタル社会に順応し、使いこなしている現代人。そう思えるのが季語の「若葉風」でしょう。 (2025年05月17日 (土) 20時14分)[25050]

月番 > IDカードが当たり前の会社勤め、羨ましいような、でもとてもそういう生活についていけないだろうと想像しています。 (2025年05月17日 (土) 21時45分)[25053]

洋子 > 新入社員がお昼休みにIDカードを付けて外にでて、大きな伸びをしている景が浮かびました。
緊張した勤務もやっと午前中が終わり、ほっとして外にとびだしたのです。若葉風が緊張をほぐしてくれます。よくきいている季語とおもいます。 (2025年05月18日 (日) 08時27分)[25055]

月番 > 掲句の場合、新入社員かもしれませんね。まだまだ、緊張して、それが新鮮で「若葉風」に色々託されていますね。 (2025年05月18日 (日) 10時21分)[25059]

榮一 > 都会の中のビル街の一角にある公園の景のようです。サラリーマンが昼食を終えて木陰のベンチに座って談笑している景を想像します。若葉風が良く効いています。 (2025年05月21日 (水) 11時26分)[25082]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時01分)[25097]
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6・青い空女系家族の鯉のぼり 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時30分)[25029]
7点 孝子・洋子・保子・眞佐子・剛・紫翠・榮一・


月番 > 女系家族の庭に鯉のぼりですから、おじいちゃんなんか待ちに待ったと言う思いがあったのではないでしょうか。 (2025年05月15日 (木) 21時14分)[25047]

洋子 > お父さんは入り婿さんなんでしょうか?そして生まれたのも三人とも女の子。女の子でもいいのです。青空に堂々と鯉のぼりをおよがせたらいいのです。 次の代には男の子が生まれるかもしれないし。

(2025年05月18日 (日) 08時47分)[25057]

紫翠 > 「女系家族」がよかったと思います。俳句になじまない言葉と思いますがピッタリと決まっています。 (2025年05月20日 (火) 10時33分)[25062]

眞佐子 > 女系家族の所に初めての男の子が生まれて嬉しい鯉幟と思っていただきました。 (2025年05月20日 (火) 12時06分)[25066]

> 私事だが弟二人と妹が生きてゐる。何れも戦時中に生まれて、青い空の鯉幟も、飾られたお雛様も見ることは無かった。当時の生活状況などの話になると、二人の弟は涙ぐむ。何故か意表を突いた女系家族の鯉幟である (2025年05月20日 (火) 12時10分)[25068]

榮一 > 女系家族であれば雌鯉の赤い鯉幟ばかりのような気がします。一番上の青い大きな鯉幟はさしずめ父親です。青い鯉幟はこれ一つです。青い空を背景に赤い鯉幟が連なっているのも壮観で華やいでいます。女系家族ならではの景です。 (2025年05月21日 (水) 11時32分)[25083]

孝子 > 初め何なのか不思議な句だと感じましたが、もしかしたら保育園とか幼稚園で
鯉のぼりを作って、女の子も一緒に作って意気揚々と持ち帰り飾ったのかも知れないと思いました。 (2025年05月21日 (水) 23時35分)[25089]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時02分)[25098]
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7・鼈といふ字をなぞる五月かな 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時27分)[25028]
1点 義之・


月番 > 初めて目にする漢字なのではないかと思います。「すっぽん」でいいのでしょうか。五月の季語との関連は? (2025年05月15日 (木) 21時09分)[25046]

義之 > 先ずは季語の確認であるが、俳句で五月といえば新暦の世界で云う爽やかな季節では無く六月の梅雨時分のじめじめした季節と認識する必要がある。次に難読漢字である。月番様の書かれた通り「すっぽん」と読むのであろう。今はネットで検索すればすぐに分るが昔なら辞書が在っても読めなかった。ネット時代の今や、俳句に難解語や難読語はつきものである。「すっぽん」と云う難読漢字を何とか覚え込もうとなぞっている作者が見えてくる。一年後に自分の句帳に本句を見た時正しく理解できれば幸いである。 (2025年05月21日 (水) 09時50分)[25076]

榮一 > 鼈はなかなか書きにくそうな字です。書きたいとも思わない字画であり筆順も分かりません。なぞる気分が五月に合うのかどうかもよく分かりませんでした。
(2025年05月21日 (水) 11時36分)[25084]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時03分)[25099]
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8・外壁の補修工事や夏燕 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時26分)[25027]
2点 孝子・剛・


月番 > 燕が巣を作ってから補修工事が始まったのでしょうか。それは慌てているかもしれません。 (2025年05月15日 (木) 20時52分)[25045]

> 昨年の正月の能登大地震は富山でも震度5強を記録した。震度4位なら何度も身に覚えはあったが、経験の無い揺れに驚愕した。この地震から早1年半が過ぎようとしてゐるが、学校や公共の機関等は取り急ぎ補修や耐震の補強工事を迫られたようである。春には毎年巣を架けて子育ての燕も来なかった所も有ったと聞いた。今年はどうやら燕が渡って来た喜びのように思えた。 (2025年05月20日 (火) 16時26分)[25070]

月番 > 剛様の書き込みのようなことならば、どれほどうれしいことでしょう。復興のほんの一歩。大きな一歩ですね。 (2025年05月20日 (火) 20時19分)[25071]

榮一 > 補修工事ですから元ある形はそのままです。つばめは毎年同じところに帰ってきて営巣すると教えられました。春に来たつばめは一度子育てを終えています。夏燕は二度目の子育てっをしている燕です。一度目より北へ移動するそうです。能登を想像するのは能登に近いからかもしれません。それも一景ですね。 (2025年05月21日 (水) 11時45分)[25085]

孝子 > 夏つばめの斡旋がよいと思いました。 (2025年05月21日 (水) 23時39分)[25090]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時04分)[25100]
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9・洗いざらしの紺の木綿や子供の日 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時25分)[25026]
2点 美保子・紫翠・


月番 > 小さい頃は木綿の服は当たり前でした。紺の木綿と言うのは地域のものでしょうか。 (2025年05月15日 (木) 21時17分)[25048]

紫翠 > 「子供の日」の着地が見事に決まったと思います。 (2025年05月20日 (火) 10時35分)[25063]

月番 > 自分の周りには子供は誰もいなくなったとおもっていましたが、色々な事を思う子供の日でいいのですね。 (2025年05月20日 (火) 20時24分)[25072]

榮一 > 洗いざらしの木綿と言えば浴衣を思い出します。古い浴衣は最後は赤子のオムツにされたものです。近年は紙おむつの便利なものがあって使い捨てです。昔の回顧の感慨なのかもしれません。 (2025年05月21日 (水) 11時52分)[25086]

世話人 > 作者は岡部榮一さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時05分)[25101]
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 10・海渡る桜前線青嵐 投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時06分)[25025]
3点 宜子・美保子・紫翠・


月番 > 北海道に住む人でなくても津軽海峡を桜前線が超えたとのニュースは特別なものがあります。 (2025年05月15日 (木) 20時49分)[25044]

宜子 > 「海渡る桜前線」って、いいですよね、美保子さん。 (2025年05月17日 (土) 20時17分)[25051]

美保子 > 海を渡るのが「桜前線」です。日本ならではの感性ですよね。 (2025年05月17日 (土) 21時54分)[25054]

紫翠 > やはり下五の「青嵐」の着地が見事だと思います。ただ「桜前線」と「青嵐」で季感がだぶるのを何とかしたい気がします。 (2025年05月20日 (火) 10時44分)[25064]

榮一 > 海峡は津軽海峡のようです。桜の花も北海道に渡って久しい年月を経ています。弘前の桜から函館山の桜が思われます。桜前線も北海道ともなれば夏の風情かもしれません。夏の季語の青嵐は北海道としても必要がなさそうです。 (2025年05月21日 (水) 12時01分)[25087]

世話人 > 作者は久野孝子さんでした。 (2025年05月23日 (金) 09時06分)[25102]
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投稿者:世話人 (2025年05月15日 (木) 17時04分)[25024]
只今、調整中です。

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投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時42分)[24970]
句会の準備ができました。今月の月番は小川紫翠さんです。宜しくお願いします。15日〜21日(月)までの句会です。沢山の書き込みを宜しくお願いします。


榮一 > 腰が痛くて椅子に座っておれなくて苦戦しています。 (2025年04月19日 (土) 06時14分)[24979]

紫翠 > 遅れて申し訳ありません。
宜しくお願いします。 (2025年04月19日 (土) 11時53分)[24993]

世話人 > 今月も書き込みをありがとうございました。ネット句会に入るには従来の入り方では入れません。メールの添え付けでお送りしております四角の緑の個所をクリックして入ってください。それを消さないでください。お願いします。月番の小川紫翠さんお疲れ様でした。期日になりましたので作者を発表します。 (2025年04月21日 (月) 08時40分)[25013]
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1・逃げ水やつかみそこねた夢の跡 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時37分)[24969]
2点 孝子・洋子


孝子 > 私はいつも夢を見ている。寝て見るほんとの夢。学生の時の試験、仕事の時の。でも今でも一番多いのは映画のような、何故関連もないのにと不思議だが、途中で起きた時はまた夢の映画の続きをみたいと努力していたが不思議なことに、この処、夢の中味が全く思い出せ無いことです。こんな夢人間としていつも句にしたいと思っていたのでこの句の季語とのことを鑑み一番に頂きました。 (2025年04月18日 (金) 11時41分)[24976]

榮一 > 逃げ水の実態をイメージした句のようです。夢の跡は観念的のように感じます。 (2025年04月19日 (土) 06時18分)[24980]

洋子 > 確かに逃げ水のイメージ化のようですが、追っても捕まらないので、つかみ損ねた夢に例えられたのは納得がいくと思っていただきました。 (2025年04月19日 (土) 11時31分)[24990]

紫翠 > 孝子さん、洋子さん書き込み有難うございます。 (2025年04月19日 (土) 11時57分)[24994]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時00分)[25014]
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2・チェーホフの風に捲るる花筵 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時35分)[24968]
1点 宜子


宜子 > ロシアの文豪チェーホフ。花の下で「桜の園」なんか読んでいるのでしょうか。なにかしら豊かな感じがします。 (2025年04月17日 (木) 08時46分)[24971]

榮一 > 花見の時の莚です。昨今はブルーシートを桜の木の下に敷いててありそうです。それが風で捲られているのです。チェーホフ晩年の戯曲に桜の園があります。没らくしてゆく貴族の話です。チェーホフの風を象徴的に使っています。現在のロシアを風刺していそうだが難しいです。 (2025年04月19日 (土) 06時35分)[24981]

紫翠 > 主宰のあとは書きにくいと思いまが、宜しくお願いします。 (2025年04月19日 (土) 12時01分)[24995]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時01分)[25015]
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3・受験子の双子ふたつの進路かな 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時33分)[24967]
4点 美保子・保子・義之・宜子


美保子 > 姪の子供が双子で今年大学生になりました。最近は推薦で秋には進路が決まって進学先を教えてくれました。姪だけでなく義姉たちはうれしさも倍、負担も倍なのだろうと想像しています。 (2025年04月17日 (木) 21時38分)[24974]

榮一 > 理にかなっています。双子だから常に同じだとは限りません。一人一人の進路があっていいのです。それぞれの進路に感銘したようです。 (2025年04月19日 (土) 06時38分)[24982]

紫翠 > 当然のように思いますが、現実はなかなかこのようにならないのかもしれません。 (2025年04月19日 (土) 12時19分)[24997]

義之 > 双子と作者の関係を親、兄弟、叔父叔母、いとこ等と色々想像することも楽しいですね。他人とすれば、担任の先生でしょうか。掲句から何となく愛情が感じられます。 (2025年04月19日 (土) 14時51分)[25004]

世話人 > 作者は久野孝子さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時02分)[25016]
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4・椿寿忌や歳時記繰れば蚊の骸 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時31分)[24966]
2点 義之・剛


榮一 > 虚子の忌日の四月八日です。釈迦の誕生日でもあります。歳時記を捲って虚子忌のページを開けたら蚊の骸が見つかったようです。それだけのような句です。 (2025年04月19日 (土) 06時44分)[24983]

紫翠 > 義之さん、剛さん宜しくお願いします。 (2025年04月19日 (土) 12時22分)[24998]

義之 > 季語が動くのかなと思ったのですが、虚子忌と蚊の骸との取り合わせに何となく共感を覚えました。上五で「椿寿忌や」と強く切っているので、歳時記で椿寿忌を調べていたと考えました。薄く標本の様になった蚊の姿が見えてきました。 (2025年04月19日 (土) 15時01分)[25005]

> 岡部さんが書かれましたが、かのホトトギスの大虚子の忌日で、法名の「虚子庵高吟椿寿居士」から、椿寿忌(ちんじゅき)とも。ホトトギスは「花鳥諷詠」「客観写生」を旗印にして、歌舞伎社会の世襲のように主宰が続いてゐるが、孫の稲畑汀子さんが亡くなり、曾孫の稲畑廣太郎さんの時代であるが、少し変わったようにも思える。歳時記に季語を探すことを私はしないが、歳時記に季語として載ってゐるのだろう。偶然、歳時記に押しつぶされた運の悪い蚊の末期である。 (2025年04月19日 (土) 19時44分)[25009]

世話人 > 作者は岡部榮一さんです。 (2025年04月21日 (月) 09時05分)[25017]
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5・一冊に広がる会話花菜風 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時29分)[24965]
4点 美保子・孝子・宜子・紫翠


美保子 > 母が元気な頃は母の気に入りの本が似ていて新刊が出ると届けてうれしそうな顔を見るのが楽しみでした。一冊の本について母だけでなく姉たちにも薦めて話が広がる経験を何度もしました。花菜風の季語がやさしくてぴったりだと思いました。 (2025年04月17日 (木) 21時33分)[24973]

孝子 > 高校の頃は日本文学全集を始めとして、世界、歴史、と毎月学校の帰りに小遣いで集めてました。その赤い日本文学全集の本を白州正子の本箱に見つけた時は感激でした。今はその処分に悩んで居ます。字の乗ってるものはなかなか処分できません。今は図書館で借りるのが多いのですが、友人に新刊の流行りの本を、好きな人が、よんだけど見るとくれて一頻り、この句のようで季語の優しさに嬉しくなります。 (2025年04月18日 (金) 11時53分)[24977]

榮一 > 話題の一冊のようです。直木賞や芥川賞や本屋大賞もありそうです。若い学生たちのようです。本が特定されていないので広がる会話が想像つきません。想像力がないのかもしれませんが。 (2025年04月19日 (土) 06時49分)[24984]

紫翠 > 下五の「花菜風」がどのように働くのか興味があります。 (2025年04月19日 (土) 12時27分)[24999]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2025年04月21日 (月) 09時06分)[25018]
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6・春日傘くるくる回し別れ行きし 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時27分)[24964]
1点 剛


榮一 > 直木賞を取った故藤原伊織著のテロリストのパラソルを思い出しました。その中に出てくる短歌「殺むるときもかくなすらむかテロリスト蒼きパラソルくるくる回すよ」が象徴的に使われています。青春の群像のような小説です。この句もそんな若かりし頃の思い出のような気がします。わかれゆきしの6音が余韻になるのかどうか分かりません。小生ならば自分のこととして「別れ来し」としそうです。 (2025年04月19日 (土) 07時12分)[24985]

紫翠 > 剛さんの書き込みが楽しみです。 (2025年04月19日 (土) 12時30分)[25000]

> 私の若い頃を思うと、真夏の炎天下でも日傘をさす人は少なかった様な気がしないでもない。テレビ等の中継で都市の人波を見ると、今や女子に限らず男子でも日傘をさす、フアッションの時代である。この日傘は恋人であろうか。くるくる傘を回してさよならの挨拶。「別れ行きし」は、「行きし(な)に」と、帰る途中を云ってゐるのだろうと思う。 (2025年04月19日 (土) 19時42分)[25008]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2025年04月21日 (月) 09時08分)[25019]
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7・菜の花はおしゃべりが好き人が好き 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時25分)[24963]
4点 美保子・眞佐子・義之・榮一


美保子 > 春先に線路際などに菜の花を見つけると気持ちが明るくなります。話しかけたくなりますね。 (2025年04月17日 (木) 21時41分)[24975]

榮一 > 可愛らしい句です。一面の菜の花の持つ趣のような気がします。菜の花の黄色に一気に幼き頃に引き戻されます。 (2025年04月19日 (土) 07時17分)[24986]

紫翠 > 先日菜の花畑を見に行きましたが、圧倒されて句になりませんでした。 (2025年04月19日 (土) 12時38分)[25001]

義之 > 菜の花がいいですね。コスモスの花ではこの句の良さは半減すると思いました。一面の菜の花畑の映像が浮かび上がります。 (2025年04月19日 (土) 15時05分)[25006]

眞佐子 > 風に揺れる一面の菜の花を見ているとおしゃべりをしているように見えます。菜の花が話しかけてくるようです。 (2025年04月19日 (土) 19時40分)[25007]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時10分)[25020]
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8・髭面や今朝一番の蜆汁 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時22分)[24962]
1点 保子


保子 > 今朝一番の蜆汁 今朝一番 がちょっと分かりにくかったです。無精髭と朝の蜆汁の取り合せは面白い。 (2025年04月17日 (木) 18時16分)[24972]

榮一 > 深酒でもしたような翌朝の蜆汁です。旨そうではありますが。 (2025年04月19日 (土) 07時19分)[24987]

紫翠 > 「髭面」なのは休日かなと思いました。 (2025年04月19日 (土) 12時44分)[25002]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時12分)[25021]
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9・髯剃って明日は四月の顔になる 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時20分)[24961]
5点 保子・眞佐子・洋子・榮一・紫翠


榮一 > 暫くは髯も剃らずにいるのです。特段用事もない年齢にはそんな時はままあることです。しかし明日は髯を剃ってさっぱりとして4月を向かえるのです。永く勤め人であった生活者にとって新年と言える4月は新たな出発の初めです。永年の習いのようです。4月の顔が活きているようです。
(2025年04月19日 (土) 07時30分)[24988]

洋子 > 四月は新年度のはじまりなんですね。髭面を剃って、さあ頑張ろうと張り切っている人の姿がすがすがしくみえてきます。
体調を崩して鬱々と暮らしていた私は、明日は四月馬鹿の顔だなあととぼけたことを考えていました。 (2025年04月19日 (土) 11時38分)[24991]

紫翠 > 「四月の顔になる」は見事な表現と思います。 (2025年04月19日 (土) 12時46分)[25003]

眞佐子 > 髯も剃って新年度に向かって頑張ろうとする気持ちがみえました。四月の顔が良かったです。 (2025年04月19日 (土) 19時51分)[25010]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時13分)[25022]
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10・手を繋ぎ眠る姉妹や豆の花 投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時16分)[24960]
6点 眞佐子・孝子・剛・洋子・榮一・紫翠


孝子 > 私は一人子ですし子供も女の子がほしかったのに男三人。こういうけしきは縁がありませんでした。羨ましい限りですし、柔らかい感じなんだろなと想像してます。季語の豆の花がちょっとつきすぎるかなと思いながら羨ましい気持ちで頂きました。 (2025年04月18日 (金) 12時00分)[24978]

榮一 > 微笑ましい句です。豆の花が抜群です。 (2025年04月19日 (土) 07時32分)[24989]

洋子 > 可愛らしい景です。
豆の花がぴったりと思いました。 (2025年04月19日 (土) 11時41分)[24992]

紫翠 > 姉妹をうまく表現されたと思います。兄弟ではこのようなことはないように思います。 (2025年04月19日 (土) 12時13分)[24996]

眞佐子 > 手を繋いで眠る姉妹と豆の花が上手く合っていると思いました。 (2025年04月19日 (土) 19時55分)[25011]

> 豆の花と云えば俳句では蚕豆や豌豆の花を指すのが多いらしいが、私の記憶に残るのは水田の畦に植えられた大豆、その茂る葉陰に、ひっそりと咲く大豆の花。10年前に亡くなったが、北陸と関東を行き来してゐた家人とその姉をふと思った。 (2025年04月20日 (日) 10時40分)[25012]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2025年04月21日 (月) 09時14分)[25023]
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投稿者:世話人 (2025年04月15日 (火) 03時14分)[24959]
只今、準備中。

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投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時23分)[24898]
お待たせしました当方のパソコンより玄鳥俳句会のページに入れなくなりましたが大鷹言語さんのメールのBBsから入ることができました。なお、ぺージに入れない人がいるかもしれませんので念のため大鷹さんおメールをお送りいたします。その指示に添えばはいれるかと思います。宜しくお願いします。
なお、今月の月番は松谷眞佐子さんです。宜しくお願いします。


月番 > 今月の月番の松谷眞佐子でございます。岡部先生には大変のところ句会の準備をしていただきありがとうございました。皆さんの書き込みお願いします。 (2025年03月16日 (日) 13時44分)[24899]

月番 > 私のパソコンも玄鳥句会に入れなくなりましたので、先生のメールにありました緑のマークのところから漸く繋げることが出来ました。 (2025年03月20日 (木) 19時35分)[24926]

月番 > 句会は明日「3月22日」で終わりますので、まだご意見のある方は書き込みをお願い致します。 (2025年03月21日 (金) 23時13分)[24936]

世話人 > 期日になりましたので作者を発表いたします。当番の松谷眞佐子さんお疲れさまでした。 (2025年03月23日 (日) 17時15分)[24947]

月番 > 先生には全部の句のご指導をいただきありがとうございました。皆さんの書き込みありがとうございました。色々有りましたが今月の句会を終わります。 (2025年03月23日 (日) 20時17分)[24958]
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1・蝶々やダブルデエトの遊園地 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時16分)[24897]
1点 洋子・


月番 > 蝶々二匹と二人連れのダブルデートでしょうか。春の暖かさが感じられます。 (2025年03月16日 (日) 13時50分)[24900]

洋子 > 遊園地で二組の子供たちが遊んでいます。砂場、ぶらんこ、鉄棒、滑り台、、、。そして空には二匹の蝶々が縺れあいながら遊んでとんでいます。楽しい、のびのびとした、春の景色が見えてきました。 (2025年03月16日 (日) 16時17分)[24911]

月番 > 洋子さん書き込みありがとうございました。春の楽しい風景が見えますね (2025年03月16日 (日) 22時10分)[24914]

榮一 > ダブルデエトであれば四人の男女が遊園地で遊んでいるようです。陽気につられて蝶も二頭が戯れているのかもと思わせます。それだけで特に気になるものが無さそうです。ただ、若い四人は卒業前の高校生のような気はするが。
(2025年03月22日 (土) 05時45分)[24937]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時16分)[24948]
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2・樟脳の香りがふわり木の芽風 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時15分)[24896]
3点 義之・美保子・紫翠・


月番 > 樟脳は楠から作られます。楠の若芽の風でしょうか。爽やかです。 (2025年03月16日 (日) 13時58分)[24901]

義之 > 樟脳と云えば和ダンスが浮かび、何かのイベントでの和服姿の女性を連想する。木々の芽吹きは、種や地理的条件で様々な時期ではあるが、大方は三月から四月の初めである。掲句は卒業式や入学式の一景かもしれない。 (2025年03月19日 (水) 11時48分)[24921]

美保子 > 最近の防虫剤は無臭のものが多いのですが、昔は樟脳が当たり前で卒業式や入学式に着る物は猶更その時に出して着る事が多かったのだと思います。私は長女の小学校の入学式に着つけてもらった着物が苦しくてその後は結婚式以外では着物を着なくなりましたが樟脳の香りがふわりというと私も卒業式入学式を思い浮かべます。 (2025年03月19日 (水) 22時13分)[24922]

月番 > この季節樟脳の香りは卒業式や入学式が思われますね。 (2025年03月20日 (木) 19時45分)[24928]

榮一 > 樟脳の香りは懐かしい響きです。記憶は着物の匂いとも重なります。卒業式の母親の着物姿を思い出します。ただ、最近は匂いのする樟脳は販売していないように思います。記憶として過去のものかと思いますが。 (2025年03月22日 (土) 05時50分)[24938]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時18分)[24949]
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 3・花曇り性別のなき布地かな 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時14分)[24895]
3点 孝子・剛・榮一・


月番 > 花曇りのすっきりしない天気と性別のなき布地が合っているのではと思いますが。 (2025年03月16日 (日) 14時04分)[24902]

> この布地は洋服の服地だろうか。日本の男女間に存在した色んな格差は、社会が呼応して女性が各方面に進出した。変身とは云えないが性による格差が無くなりつつある現代、気怠い花曇りの下を往来する人々の格好は男か女か、見分けがつかない。目覚ましいと云うか、時代の変遷を思うに至る。

(2025年03月21日 (金) 10時14分)[24931]

榮一 > 服や着物の布地には本来僅かな性別がありそうだと考えられる。現在では洋服は男女の差は曖昧になっているようです。化粧と共に男女差はなくなってきたように思います。そんなところがこの句の本意のように思います。面白い観点です。 (2025年03月22日 (土) 06時00分)[24939]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時19分)[24950]
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4・右眼から落とす目薬春隣 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時13分)[24894]
3点 義之・保子・榮一・


月番 > 目薬はあまり使わない方なのでよく解りませんが右利きは右目から落とす方が落としやすいのでしょうか。 (2025年03月16日 (日) 14時09分)[24903]

義之 > 右からか左からかはそれは人によりけり、どちらでも良いことである。目薬をさしてふと春が近いことを感じたというそれだけの事である。 (2025年03月20日 (木) 15時40分)[24923]

保子 > 目薬をどちら側から?気にした事はなかったけど、なるほどそういう事もあるかも。屈託なく過ごしてきたけど、ある日ふと気づいたのかも。 (2025年03月21日 (金) 10時21分)[24932]

榮一 > 自分のことで言えば目薬はいつも左目から点します。右利きの人からすればそれが自然なようです。その点からすればこの作者は左利きかもしれない。そんなことを思わせる晩冬である。春が待ち遠しい気持ちが伝わってくるようです。 (2025年03月22日 (土) 06時11分)[24940]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時20分)[24951]
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5・和紙解けば雛の胸のふくらみぬ 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時12分)[24893]
2点 美保子・眞佐子・


月番 > お雛様を箱から出して包まれている和紙を解くとお雛様の胸のふくらみが感じられたのでしょうか。 (2025年03月16日 (日) 14時15分)[24904]

美保子 > 夫が熊本に赴任中に長女の初節句を迎えました。娘を抱っこして色々な所を見て回り、転勤が多くても飾れるようなそれでも七段飾りが欲しいと木目込みの可愛いお雛様を見つけました。今は本当にコンパクトなかわいらしいお雛様を見かけます。今なら絶対に七段飾りにこだわったりしないのにと。若くて初めての子供だったからでしょうね。掲句は薄い和紙を開いたらお雛様が待ってましたよと言っているような気がしました。 (2025年03月17日 (月) 23時51分)[24920]

眞佐子 > 我が家では娘のお雛様も孫のお雛様も誰も飾らなくなって仕舞いましたので掲句のお雛様の様子が懐かしくいただきました。 (2025年03月20日 (木) 19時41分)[24927]

榮一 > ひな人形ですね。箱から出してくるんだ和紙を除けば胸が膨らむのである。雛の胸も膨らむけれど女の子の胸も膨らむのです。少女の心のありようがよく分かる句です。少女の世界は男児には遠いものです。男兄弟の家族では尚更です。 (2025年03月22日 (土) 06時18分)[24941]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時21分)[24952]
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6・バーゲンを目指す自転車春一番 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時11分)[24892]
4点 剛・宜子・紫翠・榮一・


月番 > 春一番の風を切ってバーゲンを目指す自転車若々しいですね。 (2025年03月16日 (日) 14時19分)[24905]

宜子 > いくらバーゲンでも北風や炎天でしたら尻込みしますが、「春一番」なら軽やかに自転車を飛ばしそうです。「バーゲンを」で、リアル感がありました。 (2025年03月17日 (月) 09時53分)[24915]

月番 > 宜子さん早速書き込みありがとうございました。 (2025年03月17日 (月) 23時04分)[24918]

> 冬の終わりを告げる春一番が吹けば、解放的な気分になるのは人間である。地方都市は季節の折々に新聞等に挟まれて、チラシが大量に届けられる。特に休日を控えた前日などは、ずっしりと重たい新聞が届く。何のバーゲンかは知る由も無いが、心浮きたつバーゲンには春一番が良く似合う。 (2025年03月20日 (木) 16時13分)[24924]

榮一 > バーゲンの中身は読み取れませんが欲しいもののバーゲンであることであることは間違いがなさそうです。春一番は厳しいですがそれをものともせず漕ぐ自転車は秀逸です。執念の様なものを感じさせます。 (2025年03月22日 (土) 06時22分)[24942]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時22分)[24953]
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7・菜の花を千切って噛んで嗤ひけり 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時10分)[24891]
2点 孝子・義之・


月番 > この「嗤う」は使った事がありませんが普通の笑いではないですね。 (2025年03月16日 (日) 14時24分)[24906]

義之 > 「嗤う」とは人を軽蔑しあざけり嗤うという意味のようです。一方、菜の花は一面黄色の世界、黄色は狂気の色とも云われます。作者は菜の花畑の中を彷徨い、千切り噛んで、あほ面をして嗤っているのです。実は嘲笑している対象は他人では無く我が身なのでしょう。 (2025年03月17日 (月) 18時12分)[24917]

月番 > 義之さん面白いお話ありがとうございました。 (2025年03月17日 (月) 23時07分)[24919]

榮一 > 嗤うは笑うでよさそうです。其処に嫌味を感じます。作為が強く出る様です。 (2025年03月22日 (土) 06時24分)[24943]

世話人 > 作者は岡部榮一さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時23分)[24954]
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 8・半島の地震の跡や雪割草 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時09分)[24890]
3点 保子・紫翠・洋子・


月番 > 能登半島の地震の跡にも雪割草が咲くと良いですね。 (2025年03月16日 (日) 14時28分)[24907]

洋子 > 月番様のおっしゃるように能登半島の地震の後です。雪の下から雪割草が芽をだしています。災難続きだった能登半島に明るい希望が見えてきました。 (2025年03月16日 (日) 16時10分)[24910]

保子 > 雪割草 上五中七に対して予定調和のようによく効いていると思います。そこに少々残念感がありました。 (2025年03月21日 (金) 17時38分)[24934]

榮一 > 能登の地震から一年が過ぎましたが伝わってくるニュースでは遅々として復興が進んでいないと言うことのようです。倒壊した家屋の庭であったかもしれないところの雪割草のようです。春の希望を感じさせるようです。 (2025年03月22日 (土) 06時28分)[24944]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時24分)[24955]
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9・手のひらに命のぬくみ種をまく 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時08分)[24889]
6点 洋子・美保子・孝子・宜子・眞佐子・剛・


月番 > 人の命が感じられる句ですね。 (2025年03月16日 (日) 14時32分)[24908]

洋子 > 種には命のぬくみがあるというのはよく見るフレーズと思いましたが、この時期、種をまく人の掌の中の種は本当に命の温みが詰まっているということが実感できましたので、いただきました。 (2025年03月16日 (日) 16時23分)[24912]

月番 > 洋子さん書き込みありがとうございました。 (2025年03月16日 (日) 22時03分)[24913]

> 厳しかった冬を越えた人間の喜びの一句でしょうか。生きとし生きるものの総ては種から始まる。米か野菜か花かは知らねども、植物にも命が有って季節になれば、花咲かせて実を結び命を繋ぐのである。 (2025年03月20日 (木) 16時32分)[24925]

眞佐子 > 漸く雪も解けて何の種を蒔こうかと思案している私にぴったりの句でした。 (2025年03月20日 (木) 19時53分)[24929]

美保子 > 種まきから育てるのが苦手で。何かの手をぬいているのでしょうね。ですから、最近は苗を買ってきて育てる事が多いです。どこに遊びに行くわけでもないから、このくらいの贅沢はいいでしょうと自分に言い訳して、新しい苗を買ってしまいます。種の方が絶対に命をかんじますが、春の喜びは苗でもと。 (2025年03月21日 (金) 20時29分)[24935]

榮一 > 物の種に命は悪くないように思いますがどこかに既視感が漂うのも避けられません。命のぬくみや命ひしめくなどの表現があるからです。共感を呼ぶのは自然なことではあります。 (2025年03月22日 (土) 06時34分)[24945]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時25分)[24956]
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10・春寒や崩れ土塀の定規筋 投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時07分)[24888]
3点 保子・宜子・眞佐子・


月番 > 「定規筋」の事初めて知りました。白い水平線がひかれてた築地塀のことでお寺の格式を示すそうです。5本線が最高で金閣寺、東本願寺、聖護院、京都御所、二条城などがあるそうです。我が家のお寺の総本山の東本願寺も入っていたので驚きました。 (2025年03月16日 (日) 14時50分)[24909]

宜子 > 「定規筋」のある格式高いお寺の土塀、それが崩れたままなのが切ないです。 (2025年03月17日 (月) 09時58分)[24916]

眞佐子 > お寺の崩れた土塀で春寒が強く感じられました。 (2025年03月20日 (木) 20時00分)[24930]

保子 > 定規筋 知らなかったです。勉強になりました。崩れても定規筋の残る土塀。季語と相俟って凛としたものを感じます。 (2025年03月21日 (金) 10時27分)[24933]

榮一 > 御所や門跡寺院などにある築地塀に引かれた線を定規筋と呼ぶようです。筋の多さが格式を表すようです。5本が最上のようです。歴史と格式がある塀が崩れているのは悲しいことです。春寒は心象的に重なるようで近すぎる様です。定規筋の呼び方は知りませんでした。 (2025年03月22日 (土) 06時49分)[24946]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2025年03月23日 (日) 17時26分)[24957]
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投稿者:世話人 (2025年03月16日 (日) 10時05分)[24887]
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