玄鳥 定例句会

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8 ようやくに春めきし風句座の窓   投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時55分)[19297]
1点 主宰


月番 > どちらの句会も換気をしながら、寒さに耐えられたことでしょう。3月の句会はホッと出来ました。 (2021年03月13日 (土) 08時50分)[19315]

杏花 > ようやくに惹かれました
とりわけ神戸北区は春が遅いです
やっと暖かくなり
窓を開ける柔らかい手のひらを感じます
(2021年03月13日 (土) 13時27分)[19330]

洋子 > 今日は東灘支部の句会でした。句会の窓から春めいた風が入ってくるかなと期待して出かけたのですが、今日は少し肌寒い曇天、小雨でした。冬の間も、窓を少し開けて、換気をしながらの句会でしたね。
早く暖かくなりコロナも収束してほしいものと切に願うこのごろです。 (2021年03月16日 (火) 22時00分)[19360]

榮一 > 教室でも句会でもドアや窓は開けてくださいと一応は言われます。まさに現在の景です。春めきし風に先ずは安堵を覚えます。 (2021年03月19日 (金) 11時00分)[19403]

世話人 > 作者は樋口進二さんでした。 (2021年03月20日 (土) 00時56分)[19420]
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9缶蹴りの缶の行方や犬ふぐり 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時55分)[19296]
6点 宜子 杏花 保子 義之 眞佐子 柊子


月番 > 勢いよく蹴られた缶を拾いに行った公園の片隅での発見でしょうか。 (2021年03月13日 (土) 08時53分)[19316]

杏花 > 私達の子供の頃は遊具もなく
外で遊ぶことががほとんど
缶けりは楽しい思い出です
作者もそうだつたのかしら
楽しさが伝わってきます。 (2021年03月13日 (土) 11時01分)[19324]

宜子 > 缶蹴りの缶は子供の頃の遊んだ思い出。その缶の行方は、子どもが成長してその後と読みました。季語の「犬ふぐり」が少し寂しいです。幼友達を懐かしく思い出しているのでしょう。 (2021年03月14日 (日) 21時19分)[19344]

眞佐子 > 子供の頃の缶蹴りを思い出していただきました。今いぬふぐりが満開です。 (2021年03月17日 (水) 22時59分)[19377]

保子 > 足元の犬ふぐりの中に空き缶が転がっていた。遠い日を思い返しているのでしょうか。 (2021年03月17日 (水) 23時37分)[19380]

柊子 > 犬ふぐりは幼い頃を思い出すきっかけになるような気がします。子供心にもあった理不尽な思い出が犬ふぐりの中に転がっている気がしました。 (2021年03月18日 (木) 16時08分)[19389]

榮一 > 缶蹴りの缶の行方に類想感がありそうです。広場の犬ふぐりも見えてきますが。
(2021年03月19日 (金) 11時03分)[19404]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2021年03月20日 (土) 00時58分)[19421]
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10青麦ののぎのつんつん以呂波歌 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時54分)[19295]
6点 宜子 義之 加津子 循子 剛 進二


月番 > つんつんが可愛いと思いましたが、以呂波歌との関係が分かりません。教えてください。 (2021年03月13日 (土) 08時54分)[19317]

義之 > リズムが良く絵本のような俳句ですね。麦畑の中を探検する少年の姿が見えます。いろは歌も小学生の頃覚えたように記憶しています。

(2021年03月13日 (土) 14時45分)[19337]

宜子 > 「禾(のぎ)のつんつん」のオノマトペに、「以呂波歌」は妙に味わいがありました。義之さんも書かれているように、何故か少年の匂いがします。中七の効果かと。 (2021年03月14日 (日) 21時26分)[19345]

加津子 > リズムでいただきました。楽しい句です。 (2021年03月16日 (火) 11時56分)[19356]

> 大麦も小麦も、穂の先に針状の突起、禾(のぎ)を伸ばして成熟を知らせる。私の地方は米作が主で麦は少ないが、イネ科の植物は刈り取りの際に、禾の細片が皮膚に食い込んで、チクチクと残るので「はしか」と呼ばれる。
弘法大師の作と云われた伊呂波歌は七五調の韻文、手習い歌としてその昔、教育に広く使用されたと文献に在る。、つんつんのオノマトベと、青麦という言葉から、確かに、少年の匂いがすることは間違いない。
(2021年03月17日 (水) 10時40分)[19366]

循子 > 若い頃、コレットの「青い麦」という小説があり、映画にもなりました。何十年経っても、忘れられないフランスの青春物です。掲句は中七が紛れもなく日本の男の子であり、下五の伊呂波歌が決定打となりました。ほんとに楽しい句です。 (2021年03月17日 (水) 15時33分)[19373]

榮一 > のぎは禾も芒もあるそうです。 (2021年03月19日 (金) 11時06分)[19405]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年03月20日 (土) 00時59分)[19422]
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11走り根につまずく鴉春疾風  投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時53分)[19294]
5点 紫翠 美保子 洋子 加津子 剛


月番 > つまずいた鴉と目が合ったら「見たな!」なんて仕返しされそうです。 (2021年03月13日 (土) 08時57分)[19318]

洋子 > 月番さんのコメントに思わず笑ってしまいました。本当に鴉と目があったら、何かされそうです。見なかったふりをして、目を伏せて通り過ぎましょう。句は春疾風の強風ぶりをしっかりとあらわしているように思いました。 (2021年03月13日 (土) 11時40分)[19325]

紫翠 > 自身に置き変えると笑えない句ですが、軽妙なタッチの表現が良かったと思います。 (2021年03月14日 (日) 10時49分)[19342]

美保子 > 春疾風に身を屈めて歩いて走り根につまずくなんて本当に人間みたいですが鴉はかなり賢いので、ありえそうです。 (2021年03月15日 (月) 22時55分)[19350]

加津子 > 面白い句と思いました。飛んだり走ったりするのが下手な鳥や動物もいるんだろうなと不器用な自分と重ねあわせています。 (2021年03月17日 (水) 09時54分)[19365]

> 鴉のもつイメージは殆どがマイナスである。確かに悪さもするし悪行三昧である。日本神話の中で神の使いと云われた、八咫烏もゐるのに。吹き荒れる春の嵐の中で、走り根に躓いた、唯我独尊の鴉のばつの悪さ。面白い。 (2021年03月17日 (水) 11時12分)[19368]

榮一 > 疾風にあおられて走り根に躓いたようです。理屈に合った句です。何もない時に躓けば面白さがでそうです。 (2021年03月19日 (金) 11時10分)[19406]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2021年03月20日 (土) 01時00分)[19423]
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12 春の雨しょうことなしに米をとぐ  投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時52分)[19293]
6点 保子 義之 鈴子 剛 千尋


月番 > 仕方なくお米を研いでいるこの方に何があったのでしょう? (2021年03月13日 (土) 08時58分)[19319]

杏花 > なか7に悩みました
何処
か行く予定だったのでしようか
我が家にとどまり食事の支度に心残りでしようね (2021年03月13日 (土) 14時06分)[19334]

千尋 > むかしは今のように便利なコンビニもなかったし、スーパーの惣菜コーナーも今ほど充実して無かったと思います。ですから、しょうことなしにお米をといでご飯の仕度をしたことがわたしにも何回かあったと気付きました。原因は何だったかはもう忘れてしまいましたが、その時の切ない気持ちが蘇りました。
ですから身につまされていただきました。希望の明るみのある「春の雨」です。 (2021年03月16日 (火) 01時31分)[19354]

保子 > しょうことなし 日頃使っているようで使わない言葉。ある種の浮遊感から 米をとぐ というしっかりとした現実。春の雨が優しい。 (2021年03月18日 (木) 00時03分)[19381]

> 「しょうことなし」の、類語としては、(やむを得ず 、仕方なく、 拠ん所なく 、否応なし、なすべき方法がない等)と色々とある。人間 食わなければ生きていけないし、米を研ぎながら、自覚のような事や、自責めいた気分なってゐる作者のように見える。コンビニやスーパーのレンジ飯、お握りに、飽き飽きとしてしまい、朝 冷たい水でたった一合の米をとぐ、私も負けずに。千尋さんと同じく、厳しい寒さが少しづつ抜けて行く、春の雨が降る。 (2021年03月18日 (木) 11時37分)[19385]

鈴子 > しょうことなしにの一語がやさしくやわらかく胸を打ちました。米をといでおられる音も聞こえてきます。 (2021年03月18日 (木) 19時47分)[19390]

榮一 > 「しょうことなし」がこの句の分かれ目ですね。悪くない句です (2021年03月19日 (金) 11時13分)[19407]

世話人 > 作者は森内洋子さんでした。 (2021年03月20日 (土) 01時01分)[19424]
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13寂しくて空に留まる紙鳶  投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時52分)[19292]
3点 宜子 保子 美保子


月番 > 擬人化の句です。私にはまだ擬人化の句に手が出せません。 (2021年03月13日 (土) 09時01分)[19320]

義之 > 「紙鳶」が春の季語、いかのぼりと読むのですね。無季の句かと早とちりをし、選を外しましたが心惹かれる一句でした。 (2021年03月13日 (土) 14時37分)[19335]

宜子 > 「紙鳶」は、いかのぼり、凧ですね。春の季語です。「とんび凧」なんてもいいますね。上五「寂しくて」と措かれているので、擬人化とも読めますが、それより作者の心情が「空に留ま」らせたと読みました。凧が空に高く揚がってしばらく動かない。それを見ている作者。その距離が少し寂しいのかもしれません。 (2021年03月15日 (月) 06時07分)[19346]

美保子 > 何が寂しいのかと想像が膨らむ句でした。涙をみせたくなくて、しばらく、空に留まっていようかなという所でしょうか。今はドローンなどという便利な物で高い所からでもどんな角度でも見えますけど、昔なら凧にのって、空から下を眺めてみたいと思ったものです。話はそれますが、コロナ禍で、大河ドラマもドローンを駆使して撮影されていて、逆手にとって、中々やるなと楽しみにみています。 (2021年03月15日 (月) 23時07分)[19351]

保子 > 紙鳶の動きを見上げている作者。その動きにいつのまにか自分の心を投影したのかなと思いました。 (2021年03月18日 (木) 00時15分)[19382]

循子 > 「寂しくて」は宜子さんや保子さんの書かれたとおり、作者の心情だと思いますが、擬人化だとしても、直情的に出し過ぎのように感じます。
(2021年03月19日 (金) 10時54分)[19402]

榮一 > 「寂しくて」でいただきませんでした。特に「て」はどうかと思いました。「よ」も考えましたが。 (2021年03月19日 (金) 11時19分)[19408]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2021年03月20日 (土) 01時01分)[19425]
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14鳥雲に托鉢僧の笑窪かな 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時51分)[19291]
5点 紫翠 美保子 加津子 眞佐子 鈴子


月番 > 若い僧が見えてきますが、「鳥雲に」との取り合わせに困っています。教えてください。 (2021年03月13日 (土) 09時04分)[19321]

杏花 > 実家播州三木ではこの時期
お寺さん祈禱に回ります
托鉢僧が瞼に浮かびました
都会では見れない景ですね。
(2021年03月13日 (土) 13時39分)[19333]

紫翠 > 「笑窪」の言葉選びで、内容が豊かになり、取り合わせの効果が倍増したように感じます。 (2021年03月15日 (月) 10時40分)[19347]

美保子 > 托鉢僧やお遍路さんというと足下を詠んだ句が多いと思うのですが、紫翠さまの書いていらっしゃるように笑窪でぐんと人を惹きつけてくれるように思いました。 (2021年03月15日 (月) 23時23分)[19353]

加津子 > 托鉢の僧の人間らしさが笑窪に見えていただきました。「鳥雲」の景が目の前にすっと浮かびました。 (2021年03月17日 (水) 09時41分)[19364]

眞佐子 > 托鉢の僧は若い僧だとおもいました。若い僧の笑窪が素敵です。 (2021年03月17日 (水) 23時07分)[19378]

鈴子 > 眞佐子さんと同じく若い托鉢僧と思いました。笑窪がなんともいえない可愛さです。 (2021年03月18日 (木) 20時22分)[19392]

榮一 > 鳥雲に、托鉢僧の笑窪は意表をつく配合です。その意表がかえって作為を感じさせたようにも思います。面白い句ですが。 (2021年03月19日 (金) 11時26分)[19409]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2021年03月20日 (土) 01時02分)[19426]
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15庭の梅鶯色の恋の二羽 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時50分)[19290]
1点 循子


月番 > 毎年、「うぐいす色をしているのは鶯ではなくて…」と自分に言い聞かせていますが、メジロがやってきたのでしょうか? (2021年03月13日 (土) 09時07分)[19322]

千尋 > マンションの1階の庭ですが、毎年春はお隣のさくらんぼの桜に、ついでにうちの小さな枝垂れ梅に鶯色の鳥が来ます。ほとんどは目白ですが、鶯もほんのタンマに来ます。辛抱強く待っています。二羽だったかも。 (2021年03月13日 (土) 20時13分)[19340]

千尋 > 因みにお隣の桜は東北生まれのせいか梅の時期に咲きます。昨日の嵐で散ってしまいました。 (2021年03月13日 (土) 23時59分)[19341]

循子 > たんまにでも鶯がやって来るなんて、千尋さんスゴイですね。ふつう鶯は姿を見せないと聞いています。公園でも殆どが目白ですものね。 (2021年03月17日 (水) 15時43分)[19374]

千尋 > 神戸といっても、もうもうはずれのはずれの舞子です。住宅地が増えて鳥たちの塒は少なくなって来ていますが、うちのマンションの前はおだいじんさんの邸宅の裏庭がそのまま公園になっているので鳥も虫もなんとか生き残っているようです。鳴き始めると朝からうるさいくらいですよ。わたしの苦手な虫もいっぱいいて元気です。 (2021年03月18日 (木) 01時54分)[19384]

榮一 > 我が家の庭にもつがいの目白と鵯が来ています。鳴き声はしていても高枝にいる鶯は姿を見るのも一苦労です。ただ、藪鶯の頃は低い枝から枝を渡っているのをよく見かけました。鶯色ならば目白のつがいの様です。 (2021年03月19日 (金) 11時38分)[19410]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2021年03月20日 (土) 01時03分)[19427]
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16かき卵の淡きとろみや春の風邪  投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時50分)[19289]
10点 杏花 宜子 保子 美保子 義之 洋子 鈴子 進二 千尋 主宰


月番 > 片栗粉でとろみを付けてから、卵を流すとふんわりします。身体も温まりそうです。 (2021年03月13日 (土) 09時09分)[19323]

杏花 > 薬苦手な私
風邪薬にいつも
生卵 父の教えを守っています (2021年03月13日 (土) 13時33分)[19332]

美保子 > かき卵も若い頃は失敗もしました。十分に熱くなっていないおつゆに卵を入れて、ふんわりと黄色く成ってくれなかったりしました。さすがに年の功であまり失敗しなくなりました。風邪気味の時のかき卵うどんは食欲がない時でもすっと入ってくれるようです。食べ物の句はおいしそうにと言われますが、おいしそうですし、色味もネギか三つ葉がのっていれば、色味もきれいですね。 (2021年03月15日 (月) 23時18分)[19352]

洋子 > 春の風邪にはとろとろのかき卵がぴったりで、おいしそうで、風邪もじきに治るだろうと思います。 (2021年03月16日 (火) 22時05分)[19361]

千尋 > 卵のとろみ、黄色が春ですね (2021年03月16日 (火) 23時40分)[19363]

保子 > 優しい気持ちになります。 (2021年03月18日 (木) 00時17分)[19383]

榮一 > 春の風邪に暖かい汁ものはありがたいです。淡きとろみがいいですね。 (2021年03月19日 (金) 11時43分)[19411]

世話人 > 作者は和田柊子さんでした。今月も最高点です。来月も月番をお願いいたしますね。 (2021年03月20日 (土) 01時04分)[19428]
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3月の句会 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 00時48分)[19288]
準備します


進 二 >  一つの会場に集合しての全国大会としては、最後となったメリケンパークオリエンタルホテルからあの日に写した写真でしょうか。今や懐かしいですね。先日、ホテルを外から見ますと灯りの付いている部屋はほんの僅かで残念に思いました。早く、この地球という星に日常が戻って来ることをいのるばかりです。 (2021年03月13日 (土) 14時41分)[19336]

世話人 > ワオー、進二さん、見つけていただけてありがとうございます。 (2021年03月13日 (土) 20時00分)[19339]

杏花 > 昨日娘とビッセル神戸応援に
ノエビアスタジアム神戸へお行きました
ハーバーランドです
夜の
神戸港
はそれは美しい
神戸に住む私達の誇りです
作者
にありがとう! (2021年03月15日 (月) 15時17分)[19348]
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2月句会 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 12時07分)[19149]
みなさま 句会準備が整いました。
まだ寒い日はありますが、日差しには春が感じられるようになりましたね。
今月の月番は石田剛さんです。宜しくお願いします。


   句 会  19日(金)まで
   作者発表 20日(土)の予定です


> 今月の進行を務める石田剛です。どうか宜しく願います。今月の句会へ投句してからPCのメールの送受信が不能になり、回復に到らず今日になりました。幸いな事に他の機能は何ともありません。ただ投句集は開けず選は出来ませんでした。富山は、正月の7日の午後から降り出した雪は、9日頃まで降り続き1メートルを超える大雪に見舞われました。珍しくは無いのですが、この二、三年は小雪に過ぎてゐましたので、テレビなどの報道の通り大混乱は必至でした。 (2021年02月12日 (金) 19時53分)[19153]

世話人 > 剛さん
 メールが不通な状態なのに普通の対応に感謝いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 (2021年02月13日 (土) 01時38分)[19164]

世話人 > ただ今、作者の名前を書き込ませていただきました。
主宰、参加者のみなさまありがとうございました。
投句締切は毎月5日です。
来月こそは不行き届きのないように頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。 (2021年02月20日 (土) 02時06分)[19285]

> 参加の皆さま有難うございました。月番の役が果たせず御免なさい、私事ですが、句会の期間中、寒波に居坐られて雪が降り難儀致しました。特に16日〜18日までは野暮用に時間を取られて、前回ほどではありませんが、疲れました。昨夜まで富山の積雪は50p、今日は陽が射して春1番が吹きました、気温も上がり雪も解けます。皆様も感染症に気を付けてお過ごしください。 (2021年02月20日 (土) 12時47分)[19286]

千尋 > 剛さん、月番ありがとうございました。ほんと!感謝申し上げます。
世話人の自分を含めてです。できる範囲で出来るだけ、協力してこそネット句会が成立していると思っています。これからも玄鳥のネット句会をお願いいたします。 (2021年02月21日 (日) 23時01分)[19287]
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1 展望台の開放中止猫の恋 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 12時00分)[19148]
2点 千尋 柊子


進行役 > 各地に展望台があります。何で開放が中止なのか解るような気がします。のどかで少し煩い猫の恋よ。  (2021年02月12日 (金) 20時00分)[19155]

杏花 > 神戸ポートタワー
コロナの為か閉鎖されています
観光客も少ないし
閉鎖は仕方ないですね
卒業旅行の方々には
残念です
またの機会に是非お越し願いたいですね
(2021年02月14日 (日) 14時24分)[19184]

千尋 > 展望台ではよくアベックに遭遇します。遠望のきく場所からはロマンスが生まれやすいのでしょう。展望台に上がれないカップルのがっかり感、猫の恋が皮肉に効いていますね。 (2021年02月15日 (月) 13時18分)[19203]

柊子 > 全国に住民より多くの猫がいる猫島があるとは聞いていますが、閉鎖された人気のない展望台です。日向ぼっこも恋もさぞかし自由に…猫の気持ちで楽しくなりました。 (2021年02月15日 (月) 16時21分)[19206]

榮一 > 新型コロナの存在が裏側にあって句として広がっていかないようだ。 (2021年02月19日 (金) 08時31分)[19250]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時48分)[19269]
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2 富士山は日本の形福寿草  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時59分)[19147]
3点 杏花 加津子 義之


杏花 > 日本と言えば富士山
亡き兄が富士山へ行った
写真を思い出しました
小さい頃から富士山の絵をよく書きました
山と言えば富士山日本の形
私は福寿草で頂きました
ありきたりな言葉ですが
新年ですから富士山がいいですね。 (2021年02月12日 (金) 17時25分)[19151]

月番 > いつ見ても富士山には感動します。見える所に住む人が羨ましい。大きな景色に、多分黄色と思う福寿草     (2021年02月12日 (金) 20時09分)[19156]

義之 > 福寿草は「元日草」とも称し新年の季語です。上五・中七で「富士山は日本の形」と力強く言い切ったところが、良いですね。新幹線から元日の富士を眺めた経験を持つ方もいらっしゃると思います。横浜での単身赴任の時代を思い出しました。 (2021年02月14日 (日) 14時48分)[19185]

加津子 > 我が家からは、山北の山に遮られて富士山のほんの頭しか見えませんが、御殿場の友達から、散歩の折の紅富士、パール富士、ダイヤモンド富士が送られてきます。富士の裾野で介護に頑張っている友へのエールの句に感じました。 (2021年02月14日 (日) 23時28分)[19188]

> 静岡のどの辺りだったか忘れたが、初めで富士を見たのは、北陸の中学生の頃だった。米原から東京に向かう汽車の窓に、裾野からせり上がる日本一の山に感激した。何につけても富士は日本を代表する山である。「形」と言い切って気宇壮大と思う。富士は登る山では無く眺めるのが良い。そして新年の寄せ植えの鉢に見える福寿草。 (2021年02月16日 (火) 10時23分)[19222]

榮一 > 日本を代表する山ではあるが形に違和感を感じて曖昧模糊としている。 (2021年02月19日 (金) 08時35分)[19251]

世話人 > 作者は紫翠さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時48分)[19270]
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3 鳥一羽抜けし図鑑や春立ちぬ 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時58分)[19146]
4点 紫翠 洋子 美保子 主宰


> 春に先駆けて、夢のある図鑑から鳥を発たせたのは鋭い。雀や鳩ではあるまい。 (2021年02月12日 (金) 19時58分)[19154]

洋子 > 読んだ瞬間「追悼句」と思いました。春にさきがけて、消えていった命。そして季節が巡って春になった。いつまでも喪失感を引きずっていてはいけない。春に向かって進んでいこう・・・。そんな思いでいただきました。 (2021年02月14日 (日) 09時41分)[19180]

紫翠 > 日常を離れての飛躍した発想に注目しました。下五の「春立ちぬ」で明るいイメージが広がったのですが、洋子さんの「追悼句」に取り合わせ句の多様性を感じました。 (2021年02月15日 (月) 10時54分)[19190]

杏花 > 皆様の評にかんどうです
すぐそこに
  春到来です
俳句の素材いっぱい
春よ来いと歌いたいですね (2021年02月15日 (月) 20時21分)[19213]

美保子 > 追悼句とまで思いが至りませんでしたが、洋子さまの書き込みにとても納得しています。益々、掲句が素晴らしい句に思えました。 (2021年02月15日 (月) 23時06分)[19217]

> 少し先のローカル新聞に、白鳥の「北帰行」が、記事として掲載された。昨年の秋、この島国に大陸から渡って来て越冬した渡り鳥達は、対岸のシベリアへ旅立つ季節になった。図鑑の中の渡り鳥の一覧から、白鳥や白鶴等が一羽づつ抜けて行く。待ち望む春は近い。 (2021年02月17日 (水) 11時32分)[19237]

千尋 > 絶滅種が抜けた新しい図鑑かと思いましたが、わたしに詩心が無かった! (2021年02月18日 (木) 18時38分)[19246]

榮一 > 写真に撮られて図鑑に閉じ込められた鳥が再び羽ばたいて図鑑から抜け出て自由に大空を飛ぶのです。作者の願望のようです。 (2021年02月19日 (金) 08時43分)[19252]

世話人 > 作者は宜子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時49分)[19271]
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4 バレンタイン少女の手の中白いチョコ  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時57分)[19145]
1点 義之


月番 > バレンタイン等はもう縁が無くなりましたが、白いチョコに何かの意味が有るらしい。   (2021年02月12日 (金) 20時10分)[19157]

義之 > 「少女の手の中白いチョコ」にミステリアスな想像力を喚起させられ頂きました。ただ、助詞等が省略されているせいで、三段切れっぽいところは気になります。掲句は句の内容からは一句一章の句と思いますが、取り合わせの句と思考を拡げれば、「バレンタイン」に代わるもっとふさわしい季語が見つかりそうです。もう一点、中八の解消には「少女の胸に白いチョコ」等、工夫の余地はあると思いました。 (2021年02月14日 (日) 10時45分)[19183]

循子 > 幼いときからチョコレートはカカオ色と思いこんでいるので、白いものはチョコとは思えないのですが…兎も角この少女が白いチョコを好きな相手に贈ろうと思ったのは、自分の心映えを白で伝えたかったのでしょう。愛らしいけれど、句としてやや三段切れっぽいのが、気になりました。 (2021年02月15日 (月) 11時18分)[19191]

榮一 > よく理解できる句ですが説明的で常識的です。 (2021年02月19日 (金) 08時45分)[19253]

世話人 > 作者は杏花さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時50分)[19272]
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5 病院にフレイルポスター春浅し 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時57分)[19144]
3点 柊子 保子 義之


月番 > フレイルと云う言葉を、関東の友人の年賀状で始めて知りました。当地ではこの文字を新聞などでは見かけません。何でだろう。 (2021年02月12日 (金) 20時12分)[19158]

義之 > フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階と言われているようです。正に現在の私です。上五の「病院に」は、やや説明的であり、もっとインパクトのある措辞があるように思いました。 (2021年02月14日 (日) 15時00分)[19186]

循子 > サルコペニアとかフレイルとかのポスターは、そうそうどこにでも貼ってあるものではないと思うので、「病院に」は義之さんの書かれてるとおりと思う。 (2021年02月15日 (月) 12時46分)[19198]

柊子 > 先日、年上の友人に転ばないでね!と言ったその日に転んだ私です。季語が良いと思い頂きました。
病院に、をそこまで読みとれず、勉強になりました。 (2021年02月15日 (月) 17時04分)[19210]

美保子 > 最近、時々、見かける「フレイル」とはと検索して、納得したところに暮らしの手帳が届き、「フレイル」の説明や気を付けるべき事が詳しく出ていました。30年程膠原病の筋肉の病気でフレイルよりも少し進んだ状態かなと自分で思っていますが、まだ、手抜ながらも家事をやれているので、よしよしとなだめて、すかして生活しています。確かに病院にでは説明になるのですね。益々、説明の句ばかり詠んでしまっているのでどうしたものか。 (2021年02月15日 (月) 23時03分)[19216]

保子 > フレイル 新聞や雑誌で最近見かけます。意識して過ごす事が大事だと思いました。あまり気にせず選句しました。 (2021年02月17日 (水) 23時27分)[19240]

榮一 > 病院の説明は余分だと思う。フレイルのポスターに何を感じたかを出したいものです。 (2021年02月19日 (金) 08時49分)[19254]

世話人 > 作者は進二さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時50分)[19273]
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6 立春の街にあふれる警告音 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時55分)[19143]
3点 杏花 加津子 鈴子


月番 > 北陸はまだまだ雪に見舞われる日が有ります。暦の上だけの待ち遠しい春です。 (2021年02月12日 (金) 20時14分)[19159]

杏花 > 新年早々コロナのため街は静かな雰囲気
神戸三宮地下街も
人は少なく不安な日々
どうなることでしよう早く元の日々が
戻りますように、、、

(2021年02月13日 (土) 07時55分)[19165]

循子 > 警告音とは救急車や消防車の音のことでしょうか? (2021年02月15日 (月) 11時30分)[19192]

加津子 > 選をする時に「音」に悩みましたが、音なき音と感じていただきました。 (2021年02月15日 (月) 12時44分)[19197]

千尋 > もうずいぶんと時が経ちましたが「街に溢れる警告音」というというとまず、自分が体験した神戸の地震のことを思い出してしまいました。それで句の中に入って行けませんでした。 (2021年02月15日 (月) 12時57分)[19201]

鈴子 > この冬の東京は自粛自粛の
放送放映があふれました。怖がりの私は美容院のカットに行きたくても電車に乗る事が不安でいまだにカットに行けずにいます。警告音はパトカーから流れる放送と取りました。 (2021年02月16日 (火) 21時01分)[19235]

榮一 > 作者にはよく理解できているようですが警告音がよくわかりませんでした。 (2021年02月19日 (金) 08時53分)[19255]

世話人 > 作者は剛さんでした。月番おつかれさまでした。 (2021年02月20日 (土) 01時51分)[19274]
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7 神主の家々巡る寒の明け 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時55分)[19142]
2点 宜子 循子


月番 > 伝統のある行事のようです。最近は若い神主さんも見かけます。 (2021年02月12日 (金) 20時15分)[19160]

杏花 > 実家播州三木です
懐かしい光景です
都会では見られないですね
地方の神主様の情に感謝申し上げます。


(2021年02月13日 (土) 08時35分)[19168]

循子 > 昔は神主さんも 住民たちにとっては身近な存在でした。今は橿原神宮にでもお参りしなければ、見掛けることも無い。地方では未だ寒明けに、このような風習が残っているのか。懐かしく思いました。 (2021年02月15日 (月) 11時41分)[19193]

宜子 > 季語の「寒の明け」で、神主さんの佇まいが清々しく見えました。神主さんが家々を巡る習わしは今は、少なくなったでしょう。 (2021年02月16日 (火) 20時20分)[19230]

榮一 > 地方によっては節分の行事の一環で神主が氏子の家を回る風習があるのかもしれないがよく知らない。知らないと疑問が勝ります。 (2021年02月19日 (金) 09時03分)[19256]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時52分)[19275]
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8 お見舞は能登の水飴春告草  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時54分)[19141]
9点 紫翠 宜子 加津子 千尋 美保子 進二 鈴子 循子 保子


月番 > 沢山の方が採られました。金沢に勤めてゐた頃に何度か能登を廻りました。何といっても、食べ物が豊富で海の幸が売りの能登半島ですが、水飴は知りませんでした。 (2021年02月12日 (金) 20時27分)[19161]

紫翠 > 作者の想いがほのぼのと伝わる。 (2021年02月13日 (土) 11時24分)[19173]

循子 > 能登の水飴は知りませんが、春告草もよく効いて、優しい句と思いました。 (2021年02月15日 (月) 11時52分)[19194]

加津子 > 作者さまの優しい気持ちを感じました。能登の水飴は、知りませんでした。先日北前船の特集で能登が出ていました。水飴も歴史があるのでしょうね。 (2021年02月15日 (月) 12時52分)[19199]

千尋 > ネットで検索すると「能登のじろ飴」がありました。がそれには関係なくお見舞いにのど飴と春告草に優しさと暖かさを感じていただきました。 (2021年02月15日 (月) 13時06分)[19202]

杏花 > 能登は吟行
と夫と何度か行きました
お箸
にクルクル巻いてくれた
お店の方を
思い出しました
のとはのどかで食べ物も美味しく良い観光地ですね
サッカーのサポターで能登から来られる人と仲良くなりよくお土産頂き貝殻に水飴詰めたのをいただいたことがあります
(2021年02月15日 (月) 17時02分)[19209]

美保子 > 皆さんが書いて下さったので、もう書くことがないくらいです。本当にみず飴と春告草の取り合わせだけで、お見舞いの気持ちが伝わりますよね。書き込みを読んでいるだけで、能登に行ってみたくなります。二人の姉や母は金沢の叔母と一緒に能登も回ったのです。 (2021年02月15日 (月) 23時16分)[19218]

洋子 > ネットで検索しますと、「奥能登おばあちゃんの味水あめ」という項がありました。麦芽を使うということで思い出しました。子供のころ、年末とかにお使いにいくとそこのおばあちゃんから、箸の先に黄金色の水あめをくるくる巻きつけて、50円玉くらいのぼんぼりのようにしたのをお駄賃にいただきました。それが嬉しくて、嬉しくて、ふんわりと積もったボタン雪をまぶして、なめながらか帰ったものです。母も時々作ってくれました。今も一番のあこがれのおやつです。お店で売っている無色透明の水あめとはちがい、小金色です。私がなめていた水あめが能登のおばあちゃんの水あめと同じものかどうかわかりませんが、母も確か麦芽を使うといっていたので、同じようなものと思いました。なつかしいです。
(2021年02月16日 (火) 09時50分)[19221]

保子 > 透明感があり穏やかな感じがしました。 (2021年02月17日 (水) 23時16分)[19239]

進 二 >  能登は俵屋のじろ飴、目にしたことはありませんが水飴と言うことですから昨今気になる呼吸器に良さそうですね。この句の場合、梅と書かずに「春告草」としたのも一層、季感が出て良かったと思います。 (2021年02月18日 (木) 15時39分)[19241]

鈴子 > 能登の水飴は目にした事もありませんがつややかで美味しそうと想像しました。進二さんが書いておられるように「春告草」と表現された事がとても魅力的でした。 (2021年02月18日 (木) 20時15分)[19247]

榮一 > やはり能登の水飴にこだわりました。 (2021年02月19日 (金) 09時09分)[19257]

世話人 > 作者は柊子さんでした。最高得点句でしたので、来月の月番をお願いいたします。 (2021年02月20日 (土) 01時53分)[19276]
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9 回転ドア抜ければ春の足音す 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時53分)[19140]
3点 洋子 進二 眞佐子


月番 > 回転ドアは苦手です。タイミングがとれないのです。春の足音は何の音なんだろうか、想像して下さい。    (2021年02月13日 (土) 11時08分)[19170]

洋子 > ハイヒールのコツコツ通る音、春何番かの少し荒い風が吹き抜ける音、幼子が泣いたり、叫んだりして親を追って走っている音、あるいは、花が咲いて、春が来たよ〜と言っているような視覚的な音の感じ・・・?
(2021年02月15日 (月) 14時03分)[19205]

杏花 > 神戸山手に住んでいた頃
坂を下ると元町商店街
よく大丸へ行きました
回転ドアが初めてできた日のことが懐かしいです。
(2021年02月15日 (月) 20時05分)[19211]

眞佐子 > 雪国に居ますと冬はゴム靴の音ばかりです。ハイヒールのコツコツの音が春の音に感じます。こち吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな菅原道真の歌が思われました。 (2021年02月16日 (火) 20時06分)[19228]

進 二 >  拘束感を感じる回転ドアを抜ければ、そこには街路樹を抜ける風音、人々の足音、すっかり早春の音に。面白い展開に。 (2021年02月18日 (木) 15時56分)[19242]

榮一 > 俳句の一つのパターン型のようで予定調和を思ってしまいました。 (2021年02月19日 (金) 09時14分)[19258]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時54分)[19277]
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10 如月や紺の袴と二尺袖 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時52分)[19139]
6点 進二 洋子 千尋 循子 眞佐子 主宰


月番 > 云わずと知れた、女子大生の一生に一度の卒業式。現代はレンタルが多いようであるが、その昔は多分自前も有ったろうと思う。親の負担は如何ばかりか。 (2021年02月13日 (土) 11時55分)[19175]

洋子 > 月番さんと同じく女子大生の卒業式を思いました。雪が降って大変な年もありましたね。 (2021年02月14日 (日) 09時44分)[19181]

循子 > 振袖と普通の着物の袖との中間を二尺袖と言うようですが、礼装にも行けるところから、紺の袴と合わせて卒業式の定番となりました。時は如月。いいですね。 (2021年02月15日 (月) 12時18分)[19195]

循子 > 文明開化の頃にまで連想が広がります。 (2021年02月15日 (月) 12時55分)[19200]

世話人 > 進二さん、みなさま、すみません。
天盛りに漏れがありました。進二さんの点を加えて5点から6点になりました。 (2021年02月16日 (火) 18時00分)[19225]

眞佐子 > 娘の卒業式はずいぶん昔になってしまいました。孫はもう少し先になりますが紺の袴と二尺袖で卒業するのかなあと思っています。 (2021年02月16日 (火) 20時19分)[19229]

進 二 >  今年は真に残念な状況も生じたかと思いますが、大事なことは卒業後に、どう過ごすかということになりますので、頑張って欲しいと思います。民族衣装のある国に暮らせて良かったと感じる一時でもありますね。この句の場合、季語を「如月や」にして締まったように思います。 (2021年02月18日 (木) 16時30分)[19243]

榮一 > 今年も卒業の季節になりました。式典はコロナの影響で随分と縮小されそうです。それでも懐かしく思い出される時が来るのかもしれません。あの時は・・晴にも褻(け)にもありますから。 (2021年02月19日 (金) 09時22分)[19259]

世話人 > 作者は義之さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時54分)[19278]
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11 一つ開く始発のドアや牡丹雪  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時51分)[19138]
7点 進二 杏花 宜子 鈴子 保子 義之 主宰


杏花 > 一つ開く 意味が伝わってきます
早朝の乗客の
少ない情景が意味していますね
神戸北区は寒く2月には雪がチラチラ今日も今にも降りそうに寒いです
三宮と3度ぐらい差があります。 (2021年02月13日 (土) 08時03分)[19166]

月番 > 都会でもローカルでも、始発の電車は寒々しい。牡丹雪の舞う朝方に一つだけドアを開いて、更に寒さが増した。 (2021年02月13日 (土) 11時39分)[19174]

義之 > 「一つ開く始発のドアや」から早朝の鉄道車両の一景を想起します。最近のローカル線では、乗降に際しドアの開閉ボタンを自らが操作するシステムが一般的です。不特定多数が利用する鉄道では、時に戸惑う乗客の姿も見かけます。ホームから乗り込んできた一人の客は、ドアを締めることに気付かず、開けっ放しのドアから寒風が流れ込んできます。発車までまだ数分、私も立ち上がってドアを閉めた経験があります。僅か17文字から社会の縮図が垣間見えてくるようです。座五を締めくくる牡丹雪が印象的です。 (2021年02月15日 (月) 07時54分)[19189]

世話人 > すみません。こちらにも漏れがありました。
6点から7点になっております。
(2021年02月16日 (火) 18時01分)[19226]

進 二 >  篠山に向かう福知山線が直ぐに浮かびました。やがて着く下車駅の景なと思い浮かべながら揺られて行きます。牡丹雪ですから寒さが残る中にも春のドアは、開き初めているのですね。季語の選択も巧みでしたね。 (2021年02月18日 (木) 16時47分)[19244]

進 二 >  千尋さん、何やかやとお世話様です。今月もいい句会で終わりそうですね。 (2021年02月18日 (木) 16時55分)[19245]

鈴子 > 遠い日の故郷を思いだしました。汽車と呼んでいた頃です。牡丹雪手のひらにそっと受けてみたくなりました。 (2021年02月18日 (木) 20時22分)[19248]

榮一 > 北国の電車です。ドアを一つだけ開けて待つのは寒さ対策です。最近は釦で手動で開けることが可能になっているようですが。 (2021年02月19日 (金) 09時26分)[19260]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時55分)[19279]
名前

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12 プーチンと名付け猫の仔飼ひ馴らす  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時50分)[19137]
2点 紫翠 主宰


月番 > 大国のトップですが、プーチンさんを俳句で見たのは初めでです。「飼ひ馴らす」に 諧謔が有る。 (2021年02月12日 (金) 20時34分)[19162]

杏花 > ブーチン 俳句になるなんて?
俳句っていいですね!
なんでも謳う事ができ
作者が楽しみです (2021年02月15日 (月) 20時41分)[19214]

紫翠 > 下五の「飼い馴らす」はやや勇み足かなと感じますが発想に注目しました。俳句の一面をうまく活かした作品と思います。 (2021年02月16日 (火) 10時56分)[19223]

榮一 > 狙い過ぎかもしれませんが遊び心に敬意を表します。皮肉のようでもありそうです。 (2021年02月19日 (金) 09時30分)[19261]

世話人 > 作者は循子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時56分)[19280]
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13 僅かなれど初の嬉しき蕗の薹 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時49分)[19136]
1点 洋子


月番 > 蕗の薹は苦いという記憶があります。誰かから戴いたのではなく、自分で摘んだ僅かな初物に、感激?    (2021年02月13日 (土) 11時07分)[19169]

洋子 > 田んぼの上に厚く残る堅雪。その下の方から溶けてきて、ちょろちょろと雪解水が流れ出すあたりに新鮮な緑の蕗の薹がのぞきはじめます。待ち望んだ春がきたのです。雪国に住む者の喜びです。
実家で食べたことはありません。食べるものではなかったと思います。蕗みそは大好きですけど、てんぷらはちょっと・・です。
(2021年02月14日 (日) 09時54分)[19182]

循子 > 千尋さんから頂いて蕗を植えました。蕗の薹が毎年顔を出し、その度に友人が天ぷらにすると云って持ち帰りましたが、今年はダメでした。蕗の薹は「僅か」であるから嬉しいのですよね。 (2021年02月15日 (月) 12時31分)[19196]

千尋 > あら、循子さん。これからじゃないでしょうか。我が家の夫が植えた蕗は父の植えた茗荷に負けたらしいです。蕗の薹二つ欲しいです。 (2021年02月15日 (月) 13時42分)[19204]

杏花 > 初物の蕗の薹
揚げ物に少し苦みがあり
お酒のあてにいいですね。 (2021年02月15日 (月) 20時16分)[19212]

榮一 > 僅かは蕗の薹に含まれていそうです。 (2021年02月19日 (金) 09時32分)[19262]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年02月20日 (土) 01時57分)[19281]
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14 春の雪こうせつ流して移動中 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時30分)[19135]
3点 杏花 美保子 眞佐子


月番 > 「南こうせつとかぐや姫」ですね。安保闘争の挫折から、四畳半フォークと云われた「神田川」は、一世を風靡しました。 (2021年02月13日 (土) 12時58分)[19176]

義之 > 正直「春の雪降雪流して移動中」と解釈していました。月番様のコメントで句が見えてきました。
(2021年02月13日 (土) 14時40分)[19177]

杏花 > 下駄を鳴らして
だいすきな唄声が聞こえてきます
今どきにぴったりですね
移動中に惹かれます
しばらくテレビにお目にかかりませんが
お元気なのでしようか? (2021年02月15日 (月) 20時51分)[19215]

美保子 > 南こうせつさんは九州に住んでいらっしゃるので、ローカル番組でも時々お見掛けします。今は耳をかなり遠くなったので、音楽も苦手ですが、昔は娘が自分の好きな曲を送って来てくれたものです。春の雪でも、タイヤは普通の物ではだめですか。南国の人間の変な疑問に北国の方お答えくださいますか。でも、車の移動とは限らないのですね。 (2021年02月15日 (月) 23時40分)[19219]

> 食い物を売る移動販売車。はたまた、夕刻に出て行く赤提灯の屋台もどきか。冬の終はりが近い春の雪は風情がある、少し積もっても陽が射せば、溶けて消える、淡い春の雪。「貴方はもう忘れたかしら」で始まる神田川は、50年も前のフォークソング。その時代を懐かしんでゐる様に見えたのだが。 (2021年02月16日 (火) 15時37分)[19224]

眞佐子 > 義之さんの降雪流し面白いですね。南こうせつ懐かしいです。私は雪国ですが車の運転は出来ません。我が家の車四台は四月頃まで冬タイヤです。春の雪でも普通タイヤは怖いらしいです。 (2021年02月16日 (火) 20時34分)[19232]

美保子 > この冬、富山の大雪の様子を何度もテレビで見ました。そして、地震に続いて北海道の大雪、本当に心配が続きます。タイヤの事を教えt下さってありがとうございます。大分の方に行くには注意が必要な時期があるようです。熊本赴任中、お正月に帰る時、途中でチェーンを巻いた記憶があります。話がそれてすみません。 (2021年02月16日 (火) 22時02分)[19236]

榮一 > 南こうせつ氏の歌を流しながら春の雪の中を移動しているのですね。流すとなればスピーカでも付いていなければなりません。其のところにガテンがいきませんでした。 (2021年02月19日 (金) 09時41分)[19263]

世話人 > 作者は千尋でした。車中でCDを聞いてるはずでしたが・・。 (2021年02月20日 (土) 02時00分)[19282]
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15 街角のピアノ演奏チューリップ 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時29分)[19134]
7点 加津子 千尋 柊子 鈴子 循子 保子 眞佐子


杏花 > 神戸地下鉄終点名谷駅に
ピアノ設置されています
次男の宅へ行って
見かけました
今もあるのでしようか
義之様にお聞きしたいです

(2021年02月13日 (土) 08時11分)[19167]

月番 > NHKのBS放送に、「空港、駅、街角ピアノ」なる番組がある。置かれたピアノを気持ちよさそうに弾く人達は多い。楽器は音痴で触ることも有りませんが、ピアノを弾けることが出来る人の何と羨ましい事よ。 (2021年02月13日 (土) 11時19分)[19172]

千尋 > BS1の空港、駅、街角ピアノ毎回見ています。神戸でも、杏花さんの書かれたように名谷駅、新神戸駅やその他の地下鉄の沿線になどあるようです。最近、舞子駅前のビルの中にも街角ピアノが置かれました。
夕方に通りかかると学校帰りの高校生が弾いています。よく響いてとても気持ち良さそうです。一度挑戦してみたいと思っていますが、そのためには相当練習しないと無理のようですが。この句「チューリップ」が明るく効いているように思いました。 (2021年02月14日 (日) 01時33分)[19178]

義之 > そろそろ類句が増え新鮮味が薄れてきたかと選を敬遠しました。神戸市の地下鉄の終点は名谷駅では無く西神中央駅です。 (2021年02月14日 (日) 08時40分)[19179]

千尋 > そうそう、そう言われれば西神中央駅でした。神戸に来てもう40年になりましたが神戸の地図はまだまだ不案内です。最近、駅ピアノ神戸として西神中央駅が再放送されてました。
この頃、句会に出るチャンスが無いので類句?には不感症シンドロームかも。 (2021年02月14日 (日) 19時58分)[19187]

柊子 > 弾むピアノとチューリップが揺れていたら、うつうつと暮らす毎日がきらきらしそうです。
横浜では関内駅の地下通路にピアノが、地上に出れば横浜球場の周りをチューリップが埋め尽くす春です。 (2021年02月15日 (月) 16時46分)[19208]

加津子 > 何時だったかピアノの先生と生徒さんが弾いていました。季語のチューリップでいただきました。 (2021年02月16日 (火) 09時01分)[19220]

鈴子 > 駅のコンコースでピアノを弾いているのをテレビで見た事があります。誰でも自由に弾けるピアノ「
駅ピアノ」と聞きました。ゆったりとした自分の時間を楽しんでおられる優雅な時間。あの景と重なりました。 (2021年02月16日 (火) 19時47分)[19227]

眞佐子 > テレビで「駅ピアノ」と言う番組を見ました。さまざまな人達が駅ピアノを弾いておいででした。ピアノが弾けると良いなと思います。季語のチューリップが良かったです。 (2021年02月16日 (火) 20時47分)[19233]

保子 > 以前も駅ピアノの句はありました。今回も視点の面白さで頂きました。画面を見て思うのは立っていると普通の人なのにこんな素晴らしい事が出来る!という事!感嘆します。 (2021年02月17日 (水) 23時12分)[19238]

榮一 > 神戸も街角にピアノをよく見かけることが多くなりました。特に駅の構内や地下街のスペースです。真夜中のテレビはEUが多いです。句も珍しくなくなりましたですね。 (2021年02月19日 (金) 09時47分)[19264]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 02時01分)[19283]
名前

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16 ペコちゃんのサブレの缶や日脚伸ぶ 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時26分)[19133]
4点 紫翠 宜子 美保子 柊子


月番 > 店の前の置物ですが、通りすがりによく頭を叩いた記憶があります。今でも在るかしらと思ってゐます。「日脚伸ぶ」が句に添ってゐる様に思いました。   (2021年02月12日 (金) 20時42分)[19163]

紫翠 > 焦点を絞った簡潔な表現が良かった。「日脚伸ぶ」の着地でイメージが広がる。 (2021年02月13日 (土) 11時16分)[19171]

柊子 > 女の人はお菓子の缶が捨てられません。缶を目当てに買うことも。私は古い洋服の釦やレース編みのビーズを小さな缶に入れたりしています。
この方は何を入れているのでしょう? 春を待ちながらの手仕事の姿が浮かび頂きました。 (2021年02月15日 (月) 16時33分)[19207]

宜子 > ペコちゃんは「不二家」ですね。
「不二家のサブレの缶」ではなくて、「ペコちゃん」であることが、楽しいですね。 (2021年02月16日 (火) 20時26分)[19231]

美保子 > 昔、ペコちゃんの頭を揺らす句を作ったことを思い出しました。その頃からペコちゃんは通り過ぎる事が出来ない存在だったようです。私も可愛い箱は大事に取っておく方です。刺繍糸やビーズを入れたり引き出しの仕切りにしたり、中々捨てられません。 (2021年02月18日 (木) 20時42分)[19249]

榮一 > ペコちゃん具体的で悪くないですね。 (2021年02月19日 (金) 09時58分)[19265]

鈴子 > 柊子さまペコちゃんのサブレの缶は甥の三歳になる女の子にプレゼントに買ったものですが、あまり可愛いので自分用にも一つ買ってしまいました。空き缶になったら気に入った包装紙など皺をきれいにして仕舞っておきます。今度のサブレ缶はペコちゃんいろいろのポーズの顔が24種ありどれも可愛いのです。 (2021年02月19日 (金) 12時01分)[19266]

鈴子 > 世話人さま月番さま、先ほど書き込みをした際、作者、とするところ名前を入れてしまいました。粗忽者でほんとに申し訳ありませんでした。 (2021年02月19日 (金) 12時21分)[19267]

世話人 > いやいや書き込みありがとうございます。 (2021年02月19日 (金) 22時11分)[19268]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 02時02分)[19284]
名前

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2月句会 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時19分)[19132]
準備します


世話人 > 奥琵琶湖の吟行、須賀浦の四足門の前にて。もう何年前かなぁ (2021年02月12日 (金) 12時17分)[19150]

杏花 > 懐かしい写真ありがとうございます
顧問先生
は吟行がお好きでした
よく梟句会から出かけましたね
千尋様
に随分
お世話になりました
楽しい思い出です。 (2021年02月12日 (金) 17時38分)[19152]

眞佐子 > 千尋さま奥琵琶湖の写真ありがとうございました。懐かしく思い出しました。 (2021年02月16日 (火) 20時51分)[19234]
名前

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2021年初句会 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時46分)[18976]
句会参加のみなさま
 句会準備が整いました。
今月の月番は宮本義之さんです。宜しくお願いします。
コロナがまだまだ広がりをみせているようです。こんなときお家でできるネット句会は有り難いことだとこの頃思います。

書き込みをお願いします。
                    世話人 千尋

予定通り   句 会  19日(火)まで
       作者発表 20日(水)とします


月番 > 月番の義之です。書き込みよろしくお願い致します。 (2021年01月12日 (火) 19時21分)[18997]

月番 > ネット句会も終盤に差し掛かりました。皆様の句評に毎日何度も目を通しています。思いもかけぬ視点からの句評に、しみじみとしたものを感じたり、少し驚いたりしながら楽しんでいます。月番冥利に尽きる気分です。 (2021年01月16日 (土) 18時08分)[19062]

月番 > 皆様の書き込み・主宰先生の全句に渡るご指導ありがとうございました。 (2021年01月19日 (火) 08時46分)[19104]

世話人 > 何とか予定通り作者を発表させていただくことができました。主宰、参加者のみなさまありがとうございました。
投句締切は毎月5日です。
来月もよろしくお願いいたします。 (2021年01月19日 (火) 17時01分)[19126]

> メールの送受信が不能になりました。 (2021年02月08日 (月) 10時00分)[19130]

世話人 > 剛さん、了解しました。 (2021年02月12日 (金) 00時14分)[19131]
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追加 着ぶくれて母は優しくなりにけり  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時38分)[18975]
1点 千尋


月番 > 感動的な追加の一句です。 (2021年01月12日 (火) 18時03分)[18979]

洋子 > 着ぶくれて丸まった母、心も丸く優しくなった母。ほっこりとする句です。いただきたかった句です。 (2021年01月13日 (水) 09時27分)[19004]

義之 > 私も一票投じたい一句です。 (2021年01月13日 (水) 11時12分)[19008]

杏花 > 神戸北区はさむいです
わたしの
表情そのものです。 (2021年01月13日 (水) 17時14分)[19018]

千尋 > 年老いた母親像が浮かんで来ました。わたしの祖母のイメージです。母はまだこの風格はありません。 (2021年01月14日 (木) 15時33分)[19027]

榮一 > 年老いた母のパターンです。母への情は不変ですね。
(2021年01月19日 (火) 06時25分)[19086]

世話人 > 作者は桝室杏花さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時34分)[19106]
名前

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1 たおれこむまえ一礼の二日かな 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時37分)[18974]
1点 杏花


月番 > 月番としてはお手上げの一句。杏花さん句評をよろしく。 (2021年01月12日 (火) 18時05分)[18980]

杏花 > 31日
 伊勢神宮
へお参りするのが我が家の
一大イベントです
亡き夫は一人っ子で神心深い
人で伊勢参りが一大イベント
鳥羽にて一泊
元日
を迎えます 今年は
コロナにて参拝
の人が
少なかったです。




(2021年01月13日 (水) 16時50分)[19014]

加津子 > 箱根駅伝の句かと思います。襷を渡した後、一礼をする選手が数人いました。 (2021年01月15日 (金) 00時26分)[19035]

月番 > 駅伝と云えば納得です。 (2021年01月15日 (金) 01時21分)[19036]

洋子 > 加津子様、納得です。2日ですもの箱根駅伝ですよね。この後大学生は倒れて泣くんですよね。
(2021年01月15日 (金) 12時00分)[19040]

加津子 > 洋子様、泣くかどうかはちょっと。けれど、8番の句のようなあと数秒で襷を襷を渡せなかった時は、見ている方ももらい泣きです。 (2021年01月16日 (土) 12時48分)[19050]

榮一 > 箱根駅伝ですね。精根尽き果てた感じが欲しいところです。 (2021年01月19日 (火) 06時27分)[19087]

世話人 > 作者は久野孝子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時44分)[19115]
名前

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2 ディズニー行夜行バスより初日の出 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時37分)[18973]
1点 孝子


月番 > ディズニーには立派な宿泊施設が整っていますが、中には夜行バスで訪れる方も多いのでしょう。開門と同時に、目標のアトラクションに一目散、初日の出とありますからよほどのディズニーファンなのでしょうか。

(2021年01月12日 (火) 18時10分)[18981]

杏花 > 夜行バス似ていかれたのですね
楽しさが伝わつてきます (2021年01月13日 (水) 17時16分)[19019]

榮一 > 昔、金曜日の夜に淡路から夜行バスに乗ってディズニーに行って日曜日の夜に帰って来る若い女子がいたことを思い出します。今年はコロナの影響はなかったのですかね。

(2021年01月19日 (火) 06時33分)[19088]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年01月19日 (火) 16時36分)[19108]
名前

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3 顔位洗っておいでとお元日  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時36分)[18972]
4点 柊子 千尋 加津子 剛


月番 > 誰が誰に言っている言葉なのでしょう。正月を迎える人もそれぞれ様々、採られた方々の書き込みをよろしくお願いします。 (2021年01月12日 (火) 18時14分)[18982]

加津子 > 30年目の我が家の風景です。普段は寝坊の子供たちを起こして皆で食べるお雑煮。恥ずかしながら、娘たちに言っていた言葉です。 (2021年01月13日 (水) 15時09分)[19012]

加津子 > 30年前の間違えです。 (2021年01月13日 (水) 15時10分)[19013]

杏花 > 元日のほのかな家族の
情景ですね
私も
よく言ったものです
平和な
元日ですね (2021年01月13日 (水) 17時19分)[19020]

千尋 > 大晦日は子供にとっては夜更かしする初めてのチャンスです。夜更かしは冒険のようで楽しいのですが次の朝が起きられない。
元日の朝はなぜかお父さんもお母さんもきれいな着物でもうお膳の前で待って座っている。とりあえず座に座ろうとしたけど、まだ顔洗って無かった〜。子供はここらあたりが子供。
今では無くなってしまった元旦のテンションを思い出しました。 (2021年01月14日 (木) 20時38分)[19030]

柊子 > 親が子に、祖父母が孫に言っているのかもしれません。ともかく普段から良好な家族関係でないと言えない温かな言葉だとうらやましく思い頂きました。 (2021年01月15日 (金) 10時06分)[19039]

> 昨今は、昔からの元旦の家族の景色は次第に失われつつあるが、この句のお元日は、それぞれの家庭にそれぞれの元旦があった、その昔を髣髴とさせる。親達はもう遥か遥か彼方であるが、大晦日の夜汽車等で帰省して、元旦の朝を田舎で迎える事が常だった。何も云うことは無い、ほろりと目頭と心に滲むものがある。 (2021年01月17日 (日) 10時41分)[19066]

循子 > 剛さんの書き込みで思い出すことがいくつかありました。
京都や大阪から天橋立方面行の夜行バスが出来立てのころで、こんな便利な交通網ができたのかと思いながら何回か利用しました。首を長くして待っていた父母と屠蘇を頂いたものでした。一読、時代と家庭のありようとにイメージが広がりますし、ありふれた言葉遣いに温かさが感じられるのは、柊子さんが書かれた通り。 好きな句です。

(2021年01月18日 (月) 11時50分)[19077]

榮一 > 帰省子ですね。悪くない句です。
(2021年01月19日 (火) 06時36分)[19089]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2021年01月19日 (火) 16時46分)[19116]
名前

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4 新しい自分を見たい初鏡 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時35分)[18971]
4点 杏花 進二 柊子 保子


月番 > 月番にはやや理屈っぽい句と思いましたが、四名の方が採られています。作者には何か重大な決意でもあるのでしょうか

(2021年01月12日 (火) 18時16分)[18983]

杏花 > 夫の三回忌法要も済ませて
これから 元気でいたいです
私も一人っ子 娘が
たよりです
そして 主宰をはじめ誌友の皆様に
励まされています
今年もよろしくお願いします。
(2021年01月13日 (水) 16時57分)[19015]

柊子 > 今年こそ!、と挑戦したいことがお有りなのでしょう。幾つになっても向上心を持っていたものと刺激を頂きました。 (2021年01月15日 (金) 10時00分)[19038]

保子 > 毎日をせせこましく過ごしているので、素晴らしい発想と思います。元気が出ます。 (2021年01月17日 (日) 23時19分)[19074]

進 二 >  元朝に当たって玄鳥世代(平均年齢79〜80歳)の我々が不図「ところで、私は今どんな顔になっているのかな?」と鏡を覗き込んだ景を詠まれたのだと読みました。ご本人も深く考えた訳ではないと思います。誰しも、そんなことが。 (2021年01月18日 (月) 11時49分)[19076]

榮一 > 少し作為的なものが出ている気がします。特に「見たい」に感じます。
(2021年01月19日 (火) 06時40分)[19090]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時38分)[19110]
名前

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5 一合ですます晩酌久女の忌 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時34分)[18970]
7点 紫翠 進二 孝子 循子 柊子 鈴子 剛


月番 > 晩酌の句をネットで調べてみると「花冷や一合と決め晩酌す」「一茶忌や二合の酒に満たされて」を見付けました。久女の忌がどう響いて来るのか皆様よろしくお願いします。 (2021年01月12日 (火) 18時36分)[18984]

千尋 > 久女は明治生まれの新しい女性と思われがちですが、案外古風、普通の主婦の考えの持ち主で明治の女性そのものとして生きた人だと思います。お酒は飲まなかったのでは?明治生まれの女性は外ではもちろん家でもお酒を飲むことはなかったでしょう。終戦後すぐに亡くなった久女には晩酌なんて高いハードルだったのでは。わたしの祖母は久女より一つ歳下ですが、正月など家族が集まった時みんなに勧められれば少し飲む程度でした。
もっとも、この句に久女が晩酌を楽しんだかどうかは別なことです。わたしは違和感を感じていただけなかったのですが。 (2021年01月14日 (木) 15時31分)[19026]

柊子 > この作者は推敲をしていたのですが思ったようにはいかず、一休みして晩酌を始めました。
久女が何度も山に登って、谺する山ほととぎすほしいままを得た(私の記憶ですが)ように、夕食後にはまた推敲に戻りたいので酔ってしまうわけにはいきません。
こんな景が浮かんできました。 (2021年01月15日 (金) 09時49分)[19037]

杏花 > 作者は余程
お酒ずきだったのかしら
一合
も飲べば充分でしようね
久女を想う気持ちが表現
されもっと飲みたかったのでしようか
お酒好きの男性を想像しています

(2021年01月16日 (土) 14時40分)[19052]

循子 > 久女については、いろいろの文献があって、興味は尽きませんが、この句に関しては、それほど深く考えずに、すっといただきました。久女が酒好きであろうとなかろうと、関わりはに気がします。
作者は晩酌を欠かさない人物でしょうが、今夜は一合にしとこうか。そういえば今日は久女の忌か…。久し振りに久女の句集を披いてみるかなあ。そんなところです。軽くてすみません。 (2021年01月16日 (土) 16時07分)[19056]

> 「一合ですます」と 云うことは、日頃はそれ以上に吞んでいる事になる、毎日呑んでゐると云う事だろう、下戸ではない。何ゆえに一日を締めくくる晩酌を止めるのか、何か心に翳の兆すことでもあったのだろうか、親の忌日だって呑むときは呑む、酒飲みとはそんな者である。生前の杉田久女は少なかぬ毀誉褒貶の在った俳人であるが、久女の忌日だったからではあるまい。たまたまである。意図された季語ではないように思う。 (2021年01月17日 (日) 10時06分)[19065]

紫翠 > 上五中七の印象と、久女の句の印象がアンバランスに感じられますが、それが逆に魅力なのかもしれません。幅のある久女の句を彷彿とさせるように感じられます。 (2021年01月17日 (日) 11時52分)[19067]

進 二 >  晩酌をする人は、予め今晩は、一本にしようかなどと余り考えない。一本目が終わる頃の気分や頭に浮かんだこと次第で、二本目は決まってくるように思います。この日はたまたま久女の忌、ご自身で理解している久女像が浮かび、何となく一本で止めておこうと考えられたのだと思います。説明ぽくない所がいいですね。 (2021年01月18日 (月) 12時24分)[19080]

鈴子 > 一合の晩酌で気分よく過ごされている作者の時間。羨ましくもなります。そんな気持ちで選をしましたが久女の忌との取り合わせの難しさを感じてます。 (2021年01月18日 (月) 22時02分)[19085]

榮一 > 忌日俳句の妙であるが難しいところです。酒好きな主人公が一合で収める感情と久女との係わりが難しいようです。久女が気になる俳人であることは間違いありませんが。 (2021年01月19日 (火) 06時54分)[19091]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時38分)[19111]
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6 正月や辰巳芳子の卵焼き 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時34分)[18969]
4点 進二 洋子 美保子 加津子


月番 > 辰巳芳子さんとは、結構ご高齢の料理研究家の様です。 (2021年01月12日 (火) 18時38分)[18985]

洋子 > 辰巳芳子さんの卵焼きなら、お正月料理にしても、立派なものでしょう。奥様?あるいはご自身、お料理の得意なかたなのでしょう。
黄金色の卵焼きが見えてきました。 (2021年01月13日 (水) 09時40分)[19007]

義之 > 句評から離れて申し訳ありませんが、卵焼きと云うか居酒屋の味に近い出汁巻き卵の再現に凝っています。山芋を少し加え、たっぷりの出汁でほとんど毎日焼いています。辰巳さんのレシピでトライしてみたいです。
(2021年01月13日 (水) 11時16分)[19009]

加津子 > 卵焼きは奥が深い。白い割烹着が見えてきます。義之様、味は塩味ですか。 (2021年01月13日 (水) 15時04分)[19011]

義之 > 関西は塩味が当たり前です。関東への旅行などで、甘い卵焼きに出会うと一瞬舌に違和感を覚えます。 (2021年01月13日 (水) 18時43分)[19022]

杏花 > 辰巳芳子様
94歳だったのですね
びっくりです
テレビでは
とても若く見習いたいものですね
次回の
料理番組出られる
でしようか?


(2021年01月14日 (木) 18時53分)[19029]

美保子 > 同じ位ご高齢の鈴木登紀子さんが亡くなられたことを聞いたばかりでしたので、辰巳芳子さんにはお元気で頑張って頂きたいと思います。義之様はご自分で卵焼きを作られるのですね。夫も卵焼きだけは作れますが、残念ながら、甘い卵焼きです。一応、出汁はいれるのですけどね。お蕎麦屋さんなどのはふんわりとした塩味ですね。お正月にちょっと丁寧に、巻きすで整えて、重箱に収まった卵焼きいいですね。 (2021年01月14日 (木) 22時12分)[19032]

洋子 > 辰巳芳子の卵焼きは心臓焼きと呼ばれて、卵を10個も使ったラグビーボールのような濃厚なもののようです。実は昔、子供やお嫁さんや7,8人集まるので、何か良いものはないかと尋ねたら友達が教えてくれたのがこれだったようです。卵を10個も使ってレシピの通りにやったはずなのに、みごとに失敗して、人には出せない卵焼き風のものをどう処分したんでしょう。コレステロールの高かった私がまさか一人で食べたわけでもなかったでしょうが。卵10個がもったいなく、うらめしく思ったものです。もう1度作ろうという気にはなりません。 (2021年01月16日 (土) 17時13分)[19060]

循子 > 居酒屋でドカンと出て来るだし巻き卵が一番美味しいと思っている人間ですが、辰巳さんの心臓焼きとはどんなお味だったのでしょうか。ひとの味覚や嗜好はそれぞれなので、難しいですね。
(2021年01月18日 (月) 12時01分)[19078]

洋子 > ネットで検索すると出てきますが、卵10個に砂糖大匙5,しょうゆ大匙3その他を加えて、一気にフライパンに入れて、しみだしてくるだし汁をまとめた卵に丹念にかけて、汁が出なくなるまでかけ続けて、、、というようなことなので、かなり甘い濃厚な味とおもいます。義之さんのお口には合わないかも。

(2021年01月18日 (月) 13時27分)[19081]

榮一 > 玉子焼きは難しいですね。専門店の玉子焼きのフライパンは熱伝導も良くて厚みも違います。家庭料理の玉子焼きは料理人が工夫した味付けです。辰巳芳子さんの玉子焼きは関東風ですね。句は平凡に感じました。 (2021年01月19日 (火) 07時02分)[19092]

作者 > 数十年前の新聞に写真つきで掲載されていたのが「辰巳芳子さんの卵焼き」です私の場合は年に一度12月31日につくります。去年の暮れにも作るつもりでしたがコロナ問題の事もあり手伝ってくれる友人と話あって中止にしました。洋子さんが詳しく書いてくださり嬉しかったです。有難うございました。新聞の切り抜きまさに洋子さんの書き込みのとうりです。洋子さんもう一度卵焼き作ってみませんか。気力と体力が要りますが・・・・ (2021年01月19日 (火) 10時36分)[19105]

世話人 > 作者は太田鈴子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時39分)[19112]

洋子 > 鈴子様ありがとうございます。私の教えていただいた友達は鈴子さんから教えていただいたということが、今日の支部の句会で分かりました。びっくりでした。もう私は、体力も気力もなくなったみたいで、とほほです。
(2021年01月19日 (火) 21時22分)[19128]

鈴子 > 洋子さんありがとうございました。洋子さんのお友達に卵焼きの造り方を教えた事があるなんてすっかり忘れていました。立ち仕事ですので今年頑張れたら作りたいと思っております。 (2021年01月20日 (水) 10時34分)[19129]
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7 お年玉短き礼の声変わり 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時33分)[18968]
8点 杏花 宜子 洋子 柊子 保子 剛 義之 主宰


月番 > 高得点もごもっとも、たった17文字のこの句から、様々な情報が導きだされてくるようです。 (2021年01月12日 (火) 18時41分)[18986]

宜子 > お年始に行って、お年玉をもらい「ありがとう」の声が、男の子なら声変わりか、女の子なら、ちょっと大人びた声に、成長を感じている大人たち。新年の華やぎを感じる良い句と思いました。 (2021年01月12日 (火) 21時35分)[18998]

月番 > 正に実景なのでしょうね。
(2021年01月13日 (水) 02時33分)[19002]

洋子 > 中一の男の子の孫がいます。声変わりして、あまりペラペラしゃべらなくなって、ぺこぺこ頭をさげます。まさにこの通りです。 (2021年01月13日 (水) 09時30分)[19005]

杏花 > 声変わりにてお年が想像できますね
お正月の親族の 年頃
でしようか
我が家の
孫たちをおもい
愛しさいっぱいにて頂きです (2021年01月13日 (水) 17時11分)[19017]

> もうお年玉をあげる人たちは、私にはもうゐない。声変わりをした孫たちは、既に思春期を越えて他県で暮らしてゐる、蔓延する悪疫の為この新年は帰省しなかった、寂しいものである。声変わりに、この一年間と云う時間の経過が在るし、その成長が有る。穏やかで円満な家族が見えるではないか。 (2021年01月14日 (木) 14時48分)[19025]

柊子 > 娘しか育てた経験がないので、男の子の孫の成長は驚きの連続です。いつまでもテレビ電話で無邪気にお喋りしてくれない!と、この句ではっと気付かされました。今を大事に感謝して頂きました。 (2021年01月14日 (木) 16時28分)[19028]

榮一 > 男の子の照れが感じられて面白いです。短き礼がいいですね。 (2021年01月19日 (火) 07時04分)[19093]

世話人 > 作者は石田加津子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時50分)[19119]
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8 繰り上げの号砲空に息白し 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時28分)[18967]
7点 宜子 孝子 鈴子 保子 加津子 眞佐子 主宰


月番 > 分かる人は分かる、ニュース性の強い時事句です。夏季の高温下、オリンピックのマラソンの発走時刻を、早朝に繰り上げようという試みの様です。 (2021年01月12日 (火) 18時44分)[18987]

月番 > 間違っていたら作者さんすみません。 (2021年01月12日 (火) 18時46分)[18988]

宜子 > 「息白し」で、箱根駅伝の復路を思いました。時間が間に合わず、襷の受け渡し無く繰り上げで走り出した次の走者。残念な思いと、ゴールまで頑張れ!の思いと。「号砲」にリアル感がありました。 (2021年01月12日 (火) 21時40分)[18999]

月番 > 宜子さんありがとうございます。道路を走る駅伝にはいろいろルールがあるようですね。スポーツに疎い月番はネットの情報だけが頼りです。 (2021年01月13日 (水) 02時29分)[19001]

加津子 > 応援は控えてくださいというのに我慢が出来ず、往路の応援に行ってしまった。広報車、ヘリコプター、白バイ、監督の乗っている車、今年の応援は、掛け声はなく拍手だけでした。あっという間に通り過ぎてしまう選手に力を貰います。 (2021年01月13日 (水) 14時58分)[19010]

鈴子 > 正月のテレビ番組で一番好きで見るのが箱根駅伝です。繰上げの号砲に走り出す選手の全身全霊が読み取れます。 (2021年01月15日 (金) 15時02分)[19041]

杏花 > 神戸では
元日 ハーバーランドから消防団が花火を
打ち上げられます
今年は
コロナで中止だったのでしようね

(2021年01月15日 (金) 18時15分)[19044]

眞佐子 > 私も箱根駅伝だと思い頂きました。繰り上げの号砲に走り出す走者もまだ到着しない走者も息がつまる思いで見ていました。 (2021年01月15日 (金) 19時27分)[19045]

榮一 > 箱根駅伝ですね。特に復路の様子です。襷を繋ごうと必死のランナーの頑張りを無常に切り捨てての一斉スタートの号砲はドラマですね。息白しは観客の息ですね。 (2021年01月19日 (火) 07時15分)[19094]

世話人 > 作者は森内洋子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時41分)[19114]
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9茅屋根の雪や垂木の結び縄  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時27分)[18966]
6点 進二 洋子 循子 美保子 千尋 眞佐子 


月番 > 雪の茅屋根と云えば、合掌造りでしょうか。五箇山集落を思い起こします。 (2021年01月12日 (火) 18時48分)[18989]

洋子 > 故郷秋田のお酒「雪の茅舎」が売りだされています。空港とかANAとかで宣伝に力をいれています。
思い出して懐かしくていただきました。
(2021年01月13日 (水) 09時37分)[19006]

美保子 > 白川郷に行った時に五箇山にも行きました。白川郷の屋根に近い所は弦で結ばれていたようです。それでもその時の事を思い出しています。富山は今年は雪が多いようで剛様の所などはどうなのでしょう。宮崎はさすがに雪は平地には降りませんが、とても寒くて、ずっと風邪がぬけません。 (2021年01月14日 (木) 22時18分)[19033]

眞佐子 > 五箇山の合掌造りだとおもいました。垂木の結び縄から合掌造りの建物の様子を良く見ておいでになると思いました。 (2021年01月15日 (金) 19時35分)[19046]

循子 > 茅屋根から滴り落ちる雪の雫まで見えてくるように感じました。 (2021年01月16日 (土) 16時34分)[19058]

進 二 >  ”垂木の結び縄”の具象の強さと、破調にもリズム性が出ていて、良い句になったと思います。 (2021年01月18日 (月) 13時38分)[19082]

榮一 > 具象的で悪くはない句です。特に合掌造りが見えてきます。それだけに伝達性は強いように思います。 (2021年01月19日 (火) 07時19分)[19095]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時47分)[19117]
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10 お正月金箔揺るる妻の盃 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時26分)[18965]
2点 眞佐子 主宰


月番 > いぶし銀の老夫婦の姿が見えてきます。 (2021年01月12日 (火) 18時49分)[18990]

杏花 > 夫婦にて静かにお正月を祝う幸せなひと時を想像しています
夫に先立たれた私にとって羨ましい光景です。 (2021年01月16日 (土) 14時45分)[19053]

循子 > お屠蘇は若年から順に頂くそうなので、多分年下の奥様がまず盃を受けられたのでしょう。おだやかな正月風景。
金箔はお屠蘇の酒に浮いている金粉とは別物でしょうか。盃が金箔を佩いているのかちょっと迷うところでした。 (2021年01月16日 (土) 16時29分)[19057]

眞佐子 > 盃が金箔なのか、金箔が酒の中に揺れているのか迷いましたが加賀のお酒は金箔が酒の中にキラキラ舞っているように見えますので加賀のお酒をおもいました。正月の風景が良く見えてきました。 (2021年01月16日 (土) 22時12分)[19064]

榮一 > いかにもお正月らしい句です。日頃は嗜まない妻にすすめる金箔入りの年賀のお酒です。今年は特に二人きりで祝ったのではないかと想像します。
(2021年01月19日 (火) 07時24分)[19096]

世話人 > 作者は和田柊子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時48分)[19118]
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