地球は誰のものか?
[6144]グッキー
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2016年12月01日 (木) 06時45分
私の本来の主題は”地球は誰のものか”というものです。 子供の頃から地価上昇に不快を感じて居た。所得とは社会に何らかの富を提供し、その値として得るものだと理念が有ったからだと思う。
もうわ売れたほどの子供の頃だったと思う。アダム・スミスの「土地に掛ける税が一番良い税だ」ということだけ国富論の中で記憶に残っている。 地価は税によって上下する。税が高ければ地価は下がり、税が安ければ地価は上がる。
税を安く据え置いたため土地神話が出来たのだと思う。 その為、実勢価格、路線価、固定資産税評価額と一物三価に成ってしまった。
40年代だと思う。司馬遼太郎氏が「土地と日本人」という対談集の中で、子供の叫びだ!と言って地価上昇に警鐘を鳴らして居たのを覚えている。
そしてバブルが来た。みんな陽気に卑しくバブルに狂奔した。博打で儲けた時の顔のように陽気で卑しかった。 バブルが崩壊する何てほとんどの人が考えて居なかった。知ってる限り私だけがバブルが崩壊し、デフレの時代が来ることを知って居た。 キチガイと思われては困るので「土地は下がるよ」くらいにさらっとしか言うことが出来無かった。
それから土地問題を深く深く考え、地球を財産として他者から収益を得るから人間は卑しく成り、争い、奪い合い、戦争をするのだと思った。
人がオギャーと生まれた瞬間から、人は他者に地代を払わなければ生きて行けない、究極の搾取だ。 しかし地代はあらゆる物価に含まれて居るのでみんな気がつかない。
そして経済全般も考えて見て、市場経済は不公正に出来ているということに気がついた。通貨制度が欺瞞に満ちて居るということも気がついた。
土地、株、金融に携わる人達の顔は卑しく成る。不労所得を求め、生き馬の目を抜くような仕事をするからです。 汗水たらして働く人たちの顔は卑しく成らない
そして卑しい人達が社会を支配するように成り、愕然とするほど社会が腐敗して居ることを知った。 魂消ましたです。
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