市場経済の欠陥
[6198]グッキー
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2016年12月15日 (木) 04時04分
市場経済は経済主体間に拮抗力が無いので不公正に出来て居ます。 『アメリカ資本主義ー拮抗力の概念、J・K・ガルブレイス』 「経済主体は良い意味の緊張を保った拮抗力が無ければ成らない」
と言われてもすべての経済主体の拮抗力など無理です。 だから市場経済は少しでも拮抗力を創ろうと、独禁法、労働法、労働組合法、借地借家法、大店法、その他、数多くの法律を創って、強者を抑え、弱者を保護して来た歴史です。 フェアトレード商品が有るということは、アンフェアトレードが有るということの証明です。
しかし現代は市場が不公正だということを、みんな忘れてしまった。市場を自由にするのが良いなどという愚かな思想まで出て来た。 格差が拡大し破綻に向かって行くわけです。
『寡占による超過利潤が投資では無く貯蓄へ向かえば経済は破綻する、ガルブレイス』 資金循環が成り立ちませんね。大恐慌の原因
グローバル化は労働力を大競争時代にし、賃金の下方平準化に向かわせます。 先進国は公租公課、公共料金、地代家賃、高い教育医療費というハンデを背負って競争しなければ成らないので賃金奴隷化に向かいます。
このすべての市場経済の欠陥を無効果できるのが、国民発行通貨+地動説経済です。 貧困を無くし貯蓄を抑えることが出来るので無効化することが出来ます。
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