トランプ相場と浮かれているが、
[6283]グッキー
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2017年01月12日 (木) 16時06分
これからトランプ経済政策の実体が見えて来る。 トランプの政策はjob.job.jobだ。 世界中で景気回復狸音頭を踊っているが、トランプが雇用の創出を掲げて選挙に勝ち、英国でブレクジットが通り、イタリアでネオリベ経済のレンティが国民投票で負けて退陣したように、世界経済の状態は悲惨な状態だ。
ヒルビリーの支持が有る限りトランプは力を持つが、雇用を創出出来ないようなら急速に支持を失う。 議員も選挙が有るからトランプがヒルビリーの支持を受けている限り無茶なことは出来ないだろう。
まずは貿易戦争、貿易戦争はババ抜きゲームだ。失業というババを押し付けるゲームだ。 中国も景気が悪いから必死に抵抗するだろう。抵抗する力も有りユーラシアという逃げ道も有る。
メキシコは悲惨だ。工場を取り上げられ、移民を拒否され、国境に壁を造れと言われる。 壁を造る金など出したらギロチン台行きの切符を買うようなものだろう。 資金の海外逃避が起き、ペソが暴落し、1700億ドルくらいの外貨準備も底をつくのでは無いか。 デフォルト危機と革命危機に陥る恐れが有る。
日本にも当然ババを押し付けて来る http://news.yahoo.co.jp/pickup/6226938 抵抗出来ないからババを受け入れるだろう。 リストラ、雇止めで失業者とホームレスが巷に溢れる。 健全財政なんて言ってれば中途半端な政策しか行わないだろう。 日本は輸出命、それ以外の景気拡大策を知らない。 アジアの成長を内需に何て、はっきり言えば輸出がしたいということだが、はっきり輸出重視と言えば、海外からゲンコツが飛んで来るので官僚言葉を使う。 保護貿易と円高が襲えばどうなることやら。
2月初めの予算教書で財政政策が見えて来るだろう。 議会は緊縮財政派が大多数、どこまで財政支出を伸ばせるのか? 公共投資と減税、軍事費削減のバランスはどうなるのか? 日本は軍事費負担、更に5000億円くらいふんだくられるのか?
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