欧州左翼の衰退
[6404]グッキー
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2017年02月23日 (木) 15時35分
シリザのツィプラスは緊縮拒否、ユーロ残留を掲げて選挙に勝った。 しかしこれが無理なことは誰の目にも明らかだった。何か対策が有るのかと思ったが何にも無かった。 単なるポピュラリズムに過ぎなかった。
さんざん粘って交渉して、最後は国民投票までしたが、ECBに資金供給を絞られ無条件降伏、トロイカの召使に成り下がった。
通貨が無ければ創れば良い。ドラクマが信用が無ければ各自治体に地域通貨を創れば良い。 こんな簡単なことも考えられないほど愚かだった。
ポデモスのイグレシアスはシリザを友党と呼び選挙応援をした。 破竹の勢いだったポデモスも、これによって勢いを失ってしまった。
労働党のコービンも理想は良くても、それを実現する経済理論、政策が無い。 これによって欧州の極左は単なるポピュラリズムということが明らかと成り勢いを失ってしまった。
極左が勢いを失ったことで極右が台頭して来た。 国民戦線のル・ペン、イタリアの五つ星運動、しかし極右にもまた現状を打開する経済理論は無い
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