見えざる神の手か?見えざる悪魔の手か?
[6458]グッキー
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2017年03月15日 (水) 09時27分
自由主義経済、「市場には見えざる神の手が働く」 つまり人々の利潤追求行動が集まって見えざる神の手に成るということだ。 各経済主体が利潤追求の為、合理的行動を取れば全体が合理的に成る。 各経済主体が価格原理により必要なものを生産する。
しかし寡占市場では「見えざる悪魔の手と化す」 寡占企業は減産により価格をコントロールしようとする。 価格原理が働かず、減産に安住する。 資金循環が滞り需要が減る。 失業が増え需要が減り、また減産が必要と、悪魔のスパイラルが起きる。
人々はこの悪魔の手を神の手と信じ行動している。 自由主義経済、自由貿易、自由な市場と悪魔崇拝の司祭が多すぎる。
そして「人間には理性が有るから反社会的行動は行わないだろう」という希望的観測により縁故経済に陥ってしまった。 そんな希望的観測が通用しないのは政治を見れば明らかだろう。 腐敗して居ることゴミの山の如し。
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