『我々の直面する重要な問題は、
その問題を作ったときと
同じ考えのレベルで、
解決することはできない。
アインシュタイン 名言・発言』

この名言が真実なら、現在の経済構造により問題が起きているのに、現在の経済構造の枠内で解決策を考えるのは阿呆としか言えない。

テレビも経済紙も現在の経済構造の枠内の発想の記事ばかりだ。
人類が阿呆に成ったとしか言いようが無い。

経済学は古典派、新古典派、新自由主義とも一貫して市場では”見えざる神の手が働く”ということで成り立っている。
これに異議を唱える者は誰も居ない。
こんなの単なる思い込みだと何で気がつかないのだろう。

ケインズは初めて「需要が生産量を決定する」と、従来のサプライサイド経済学よりデマンドサイド経済学への道を開いた。
そして「金利が一定以下に下がらないことが非自発的失業を生む」とマイナス金利の世界をかいま見せた。

ゲゼルは自然的経済秩序で「通貨は減価するのが正しい」と、マイナス金利の世界に道を開いた。

ガルブレイスは「経済主体間には良い意味の緊張関係の有る拮抗力が必要だ」と、制御されない市場には欠陥の有ることを示唆した。

みんなそれまでの常識の殻を破った発想だ。
今は常識の殻を破った発想は、無い、無い、無い、ネットの何処を探しても見当たらない。
進歩が止まっちゃってるｗ
進歩が無いと退歩しか無い。