メキシコ、自由貿易、自由な市場の失敗例
[6862]グッキー
[ Mail ] [ HOME ]
2017年07月12日 (水) 03時40分
自由貿易はメキシコの農業、製造業を破壊した。 米製造業が移転して来ても雇用は増えず、賃金も上がらず国内経済は停滞したままだ。 年間四十万人もアメリカに移民が行くことがそれを証明している。
利益を得たのは安い労働力を使える大資本、大企業、それに追随したオリガルヒだ。 市場は強い者が儲ける、単にそれが実現しただけだ。
経済成長は如何に賃金が増え、需要が拡大するかだ。
需要=供給 これは天地が引っくり返っても変わらない。 百円の商品を買えば、必ず百円で商品を売った者が居る。 需要が増えれば企業は売り上げを増やそうと生産を増やす。 生産力に余力が有れば実質成長する。 生産力に余力が無ければ名目成長だ。
需要が見込めない限り企業は利潤が見込めないので 設備投資も生産増も行わない。 いくら笛と太鼓を叩いても、需要が見込めない限り 企業は設備投資を増やさない。 『需要が生産量を決定するケインズ』ということに成る。
どうやって賃金を上げ需要を拡大することが出来るか? 資金循環、資金が循環するとは商品が売れるということだ。 資金が循環し無いとは商品が売れないということだ。
つまり資金循環がスムーズに流れるようにすれば良い。 それには天気の時は傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げる 銀行通貨制度ではとても無理だ。 大企業、富裕者にしかお金を供給できず、貧困層には お金を供給できない銀行通貨制度では無理だ。
通貨は本来の発行権者たる国民が発行してこそスムーズに流れる。 通貨が減価せず金利により増殖するシステムでは、 通貨が無限増殖し地球が通貨で溢れてしまう。 現行の通貨制度では確実に破綻するように出来ている。 国民発行通貨http://blog.goo.ne.jp/gultuki24 ーーーー
メキシコという依存経済 http://www.diplo.jp/articles17/1704-1mexico.html
|
|