支配層は緊縮がお好き。
[6901]グッキー
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2017年07月17日 (月) 16時06分
『歴史的に見て、英国の保守党は緊縮が好きだ。いつもこれをやっている。例えば、1929年のウォール街での株価大暴落後。せっかく第4回選挙法改正で21歳以上の女性に選挙権が与えられ、労働者階級の女性たちの投票の影響で労働党政権が発足していたにもかかわらず、これは国の非常事態だってんで挙国一致内閣が組閣され、事実上の新政権の支配者は保守党になる。 で、何が起きたかというと、やっぱり緊縮だ。世界恐慌は緊縮で乗り切るしかないとか言い出し、その結果どうなったかといえば、スラムを広げ、困窮する北部と裕福な南部に国を分断。失業者が増えると「この人たちを税金で養っていくのは我々なのか?」と中流階級が不安と不満を感じ始めて、そのムードを緩和すべく、政権は失業保険で生きる人々を懲罰的に扱い始める』 https://news.yahoo.co.jp/byline/bradymikako/20170324-00069042/
フーバーは均衡財政で鉱工業生産を半分に減らした。 日本は井上蔵相の旧平価での金解禁『強靭な経済(旧平価での金解禁で強い企業が残れば良いと)』とやらで倒産ラッシュ。 弱い企業が倒産して行けば、強い企業が弱い企業に成るということが分からない。 経済は循環するもの。
自分に痛みを感じず愚かな支配層は、自由な市場と言う 悪魔崇拝で事態を乗り切ろうとする。
如何に財政破綻という声に対抗できる経済理論が必要か お分かりに成ったでしょうか?
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