『世界はアメリカの齎す秩序によって維持されねば成らない。ウォルフォウィッツ・ドクトリン』

アメリカは他国企業が他国で行ったことに罰金を科す。
内政干渉、国際法違反と言えるが誰もアメリカを止めることは出来ない。

ノルドストリーム2（バルト海経由ガスパイプライン）の建設に協力すると罰金を科される恐れが有る。
ノルドストリーム2を建設しないとアメリカの割高のガスを買う必要が出て来る。
シェールガスは水圧破砕法で採掘するので、ピークが早く供給が不安定。

ドイツなどは猛反発しているがどうなるのか？
これ以上、ロシア制裁に付き合わされて経済的損失を出すのは敵わないというのがドイツ財界などの考え。

アメリカがテロリストと認定すれば世界の何処に居ても爆撃して殺害する。
パキスタン、アフガン、イエメン、イラク、シリア、アフリカ諸国など爆撃を繰り返す。
明確な国際法違反だが、文句あるか！てなもので誰も止められない。
それどころかアメリカのご機嫌を取る為に有志国軍と言って参加する。

しかしアメリカの横暴もここまで、ロシア、中国が台頭して来て軍事的成功は望めない。
経済もTPPなどでアメリカのルールを世界に押し付けるのに失敗した。
これからも制裁による罰金を世界に科すことが出来るのか？失敗すればドル覇権が崩壊する。