悪魔崇拝の使徒たち、
[6592]グッキー
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2017年04月18日 (火) 19時52分
欧州の知識人たち、右も左も悪魔崇拝者だ。 自由な市場、自由貿易による見えざる神の手、実は見えざる悪魔の手を崇拝して止まない。
寡占市場では 減産→失業、賃金下落→需要減→減産→という悪魔のスパイラルが働くのは簡単に分かるのに誰もそのことを言わない。
コーポレートクラシーに取っては寡占市場では悪魔の手が働くということに成れば、大資本、大企業に取っては大問題だからろう。
ひたすら規制緩和、イノベーション、競争力と頓珍漢なことを言って誤魔化そうとする。
市場は拮抗力が無いから不公正に出来ているのに、規制緩和と言い、派遣解禁、弱い者の保護を取り払い、大店法廃止、大企業への規制を無くそうとする。まるで逆のことをやって居る。
イノベーションはミクロの企業が生き残りの為に考えることで、ゼロサムゲームだから政府が言っても仕方の無いことだ。
競争力、輸出に活路を見つけようとしても、純輸出はゼロサムゲーム、失業の輸出だと叩かれ為替が円高に成るだけだ。
見えざる悪魔の手により貧困に落とされた者たちが今、世界中で反乱を起こそうとしている。 しかしどうしたら良いか知って居る者は居ない。
トランプは貧困は第一級の政治力により選ばれたが、所詮、彼も見えざる悪魔の手、自由な市場の信奉者だ。 自由貿易というドグマは壊そうとしている。
EUも真ん中あたりは悪魔崇拝者だ。極左と極右が何んとかそれに反旗を翻そうとしているが、まだ問題の本質を理解して居るか怪しい。
フランス大統領選どうなるのだろう? 極左か極右が勝てば世界に大激震を呼び込むことに成る。 世論調査は当てに成らない、社会は動いている。
ヨーロッパの熱狂 http://www.diplo.jp/articles17/1703-1acharnement.html
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