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時々、企画段階で無理のある物が出てくる事についてどう思いますか?追記&フォロー
[98]絶太 [ Mail ] [ HOME ] 2012年10月12日 (金) 11時55分
こんにちは、絶太と申します。

映画の感想を読んで思いましたが、中には企画の時点で無理があったと言いたくなるようなものもあると思いました。例えば、2010年10月に上映された「おまえうまそうだな」は最近(今年の9月)でもどこかで上映会があったらしくそちらでは地味に需要があるのかと思いますが「映画の企画は無理がある」と思わされる映画にも感じられました。

原作については知らないので何とも言えませんが、映画のプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける話」という要望や企画や宣伝の「心温まる」路線の強調は無茶だと思いました。野生の恐竜の話を「心温まる」「女の人が泣ける」路線を全面に押し出そうとした映画の企画は無理があったと思います。そして、そういう意図を受け入れて作るとなると、どうしても中途半端な出来になってしまうのでは?、と思います。

仮にも恐竜世界で捕食者と非捕食者の問題も出てくる映画で、ショートアニメや漫画でもないのに「女の人が泣ける」「心温まる」路線ばかり与えられて、それを受け入れながら作るスタッフも苦労したのでは?

例えば恐竜物ならハードな世界があってその中で、生まれる愛や友情が良いのです。なのでやたら、「女の人が泣ける」「心温まる」ばかり強調するとハードな世界の中で生まれる愛や友情の良さも半減しますし、作品としても抑揚のないものになると思います。子供だって場合によってはシビアだし媚びられるのを嫌になる事はあると思います。子供向けの作品や書籍でも子供にわかるように伝えた、ハードな話のやつもあります。

スタッフとしては「捕食する側とされる側のテーマの話だったから、やっぱりそこから逃げて作る事は出来ない」「自然描写も含めて、ちょっとリアルに世界観を作らなくてはいけない」「人の生き死についてはあまり嘘をついちゃいけないと思う」 と寧ろ客観的とも言える発言”も”していました。お母さん恐竜がまた子供を生んだ所についても「お母さんにも普通の女性としての性がある」「生々しい感じが出るといいなとは思っていました。」と発言していましたからね。ちなみに2011年アニメージュ8月号の「この人に聞きたい」というインタビューで発言していました。

このような発言を見て上層部の拘りとスタッフの拘りが多少なりとも違ったのかな、と思いました。このような媒体や企画の都合もあって、表現規制の制約は強かったのでしょうがその枠の中で表現しようとしたのかもしれません。プロデューサーからは「とにかく女の人が泣ける話を」と言われたようですが、それについても「人が死ぬか別れるかと言う小手先のテクニックで泣かせたくない」って言ってるんであって”可哀想な話”が嫌だと言ったわけではありません。実際、キャラが死ぬシーンで泣かせるより虚しさとか冷徹さを表してる漫画アニメドラマはあります。インタビューの画像はURL先です。
2011年アニメージュ8月号はAMAZONで中古販売してるかもしれません。

このように大人の事情とはいえ、上層部とスタッフのやりたい事が違ってくると大変だと思いました。
企画段階からして間違ってると、どんなスタッフが作っても何か引っ掛かりのある物が出来上がります。料理に例えると、「例えどんなシェフでも材料がアレだったら・・・」という事と似てます。

~追記&フォロー~
企画段階でズレてる作品だと作る側(スタッフ)や演じ手も苦労すると思いますが、商業的な事情もあるので仕方ないのかなとも思います。無茶な企画だとどんなスタッフが作っても、引っ掛かりが出てしまうのですがその方が儲かったり、人気出たり、需要があったりする作品もありますよね。

http://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493の「おまえうまそうだな」スタッフのインタビューの発言で見たときは何だか裏の大人の事情も絡んでる事を感じて難しいな、と思いました。予告や作品解説のイメージとはかけ離れた、アクションとかエンターテイメント性とか捕食とか生死とかについて語ってて驚きました。ハートウォーミング関係の事はあまり触れていませんでした。「何か上層部サイドとは違う考えでも持ってたんじゃ・・・」と思わされる発言も目立ちました。ただ、驚いたのと同時に「上層部とスタッフでズレがあれば中途半端な出来にもなるよな」と納得したのも事実です。とにかく裏の事情ってのものが感じられて、人によっては萎えたり夢が壊れると思うかもしれません。


映画の企画について
[99]氷河二代目@最近の映画事情。 [ Mail ] [ HOME ] 2012年10月12日 (金) 19時07分
方向性が制作サイド、監督、その他でてんでばらばらだと、悲惨なことになっちゃうでしょうね。
私もいくつも映画見てきましたが「何がいいたかったのかさっばり」という映画もたくさんありました。
そういうのってやっぱり、作る側もかわいそうだし、演じる側も気の毒なことになります。

映画化という過程にはさまざまな人が関わっていたり、会社の事情があったり、思惑があったりしますけども、そこらの統一が図れていないと、いわゆる「駄作」と呼ばれるものができますね。
「おまえうまそうだな」が駄作とまでは言いませんが、迷走したのは確かだと思います。

子供向けでもしっかりしてるなと感じたのは「ヒックとドラゴン」ですね。
オチのつけ方に、子供むけだからといって妥協してないところを感じました。

結局は作る側がどういう情報を発信したいかを、きちんとすり合わせていく、ということでしょうね。





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