三戸ゼミ掲示板 ―大学院版―
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[ No.549 ]
2014年度春学期第14回 大学院三戸ゼミ報告
投稿者:
2014年07月10日 (木) 08時49分 |
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【日時】7月9日(水)13:00〜20:00 【場所】国社棟604室 【出席】 三戸先生 (博士後期1年)中村さん (博士前期2年)岩田さん、阪本さん (博士前期1年)黄さん、陳さん、唐さん (研究生)孫 (学部生)木田さん
1.先生のお話し
60年代CSRー公害、反社会的企業活動しない−市場以外にも責任がある 80年代社会貢献ー豊かな社会、巨大な利潤(ブランド) 「社会貢献」社会を健康に維持発展活動する。社会的話題 豊かさ−自由、平等 商品化、市場かー便利さ、快適、面白い 20世紀ー大企業、社会的器官
個の誕生(人権=自由と平等ー豊か) 豊かさー最も合理的ー資本主義経済(市場、株式会社) 株式会社ー大企業、20世紀ー資源、環境(人口の問題)ー資本主義限界 個の尊敬ー宗教ー生態学
2.坂本さんの修士論文テーマ報告 目次:@前回の課題 A 修士論文テーマと問題関心ー社会的責任研究におけるバーナード理論の貢献、応答・役割・結果責任とバーナードの責任概念 B 飯野要約ー第8章 主著への自己批判と責任優先説 C 先行研究ー社会的責任議論における3つの責任概念 D 結論と夏休みに取り組む課題
3.岩田さんの修士論文テーマ(仮)
⑴日本における「三方良し」からCSVへの歴史的展開に関する研究
⑵儒教思想が企業倫理に与える影響
岩田さん『CSV経営ー社会的課題の解決と事業を両立する』の発表 第一章 次世代経営戦略としてのCSV 第二章 すでに働き出している日本のCSV 第三章 地域発のCSVビジネス 第四章 明日の日本への道しるべ
4.ドラッカー『企業とは何か』第十二章「完全雇用の可能性」 ご質問を書きましょう
5.OB会 集合場所は、横浜中華街近くの「万国橋会議センター」 日期:2014.7.19(土曜日) 午後1時から
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[ No.552 ]
投稿者: 黄 徐全
2014年07月10日 (木) 23時26分 |
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ドラッカーは「企業の目的は顧客の創造だ」ととらえている。 それを実現するためには、マーケテイングとイノベ―ションが必要である。 それができたうえで、企業が維持・存続することができるようになる。 そして、企業がゴーイング・コンサーンとして、社会に生きている人々の雇用を守っている。 先生のおっしゃったように、環境問題、資源問題、エネルギー問題の以外に、雇用の問題が一番重要であるというのは納得できる。ドラッカーが考えているロジックから見ると、完全雇用の実現をできるかどうかは産業社会の未来を決める。配ったレジュメにも書いている。 ドラッカーが言っている「完全雇用」の中身とは何かを吟味しなければならないと考えている。 また、「完全雇用」と言えば、失業率は0%だよね。 これは本当に実現できるか、世界中に100か国あまりがあり、いずれにしても、失業率は0%と言える国はないだろう。こうすると、産業社会の未来がないと意味しているか。 「完全雇用」の対象となるのは誰か、社会を構成している諸個人だと思うけれども、このなかで、社会における地位、機能を得ないホームレスも含めているか。 |
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[ No.554 ]
投稿者: 中村貴治
2014年07月12日 (土) 22時04分 |
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ドラッカー『企業とは何か』第十二章「完全雇用の可能性」への質問
レジュメ2ページ: 8-9行目「完全雇用政策は循環的不況を克服だけじゃなくて、 労働人口の増大と生産性の向上に合わせて、経済成長を可能にしなければならない」 28-30行目「不況を克服できなければ、社会は、経済発展ではなく、経済安定を経済活動の目的として位置付けることになる」
⇒「経済安定を経済活動の目的として位置付ける」ことが、いけないのはなぜでしょうか? 「労働人口の増大と生産性の向上」が挙げられていますが、それに合わせることが理由でしょうか。 だとすれば、この章の議論は労働人口と生産性の増大が当然であった、 1940年代〜戦後数十年にしか厳密には当てはまらないものでしょうか? |
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[ No.555 ]
投稿者: 唐楠
2014年07月12日 (土) 22時23分 |
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「完全雇用」の概念は曖昧ですが、失業率が0%という意味ではないと思う。 ドラッカーは、社会の全員に望みの仕事を与えられる経済体制はありえない(p.246)とおしゃった。 そして、「必要とするものは、大規模かつ長期の失業を防止し、能力と意欲のある者に生きる機会を与えることである」(p.247)。 これがドラッカーの「完全雇用」の意味でしょうか。ほかの何かの意味があるか。 |
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[ No.556 ]
投稿者: 阪本
2014年07月12日 (土) 23時08分 |
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完全雇用とはどのように雇用されていることであるのか。 非正規雇用や、アルバイトも企業に雇用されていることになるのだろうか。
完全雇用を実現させるための人材教育は誰が担うべきなのか。 企業…完全雇用を実現させるために新人研修等の人材育成に投資するべきか 社会、大学や他機関…良き社会人の教育を担うべきか
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[ No.557 ]
投稿者: 孫嬌
2014年07月13日 (日) 11時36分 |
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質問がありがどうございます
黄さんへ
完全雇用の意味は大規模かつ長期の失業を防止し、能力と意欲のあるものに生きる機会を与えることである。唐さんも書いてある、完全雇用は0%の失業率ではない、それで自由企業体制は社会の全員に望みの仕事を与えられない意味と同じです。 完全雇用の対象は会社に対して政策であると思います。雇用する基本的に平等したいのですが、個人の状況も関わています。例えば、病気で仕事ができない人もいます。両面で見なければいけないと思います。
中村さんへ
私はその部分を書いたのは不十分でした。申し訳ございません。指摘していただいてありがとうございます。もう一度見直し、その「経済安定を経済活動の目的として位置づけることになる」っていうのは本当に経済安定な意味ではないだと分かりました。リスクとチャンスの放棄、変化の禁止、発展の抑制になる意味だと分かりました。
唐さんへ
完全雇用の意味はほかにあるかどうかわかりません。今まで私の理解はそれだけです。今後資料を調べて、確認したいと思います。
坂本さんへ
非正規雇用、アルバイトも企業に雇用されていると思います。「能力と意欲のある者に生きる機会を与えること」っていうのは完全雇用意味の一部分です。ですから、アルバイトでも仕事機会をもらえる人、雇用になると考えました。
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[ No.558 ]
投稿者: 岩田之之
2014年07月13日 (日) 21時03分 |
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遅れてしまって、申し訳ございません。 第十二章についての質問をさせていただきます。
完全雇用とは、すべての働ける人間を働かせるということでしょう。 しかし、無理に雇用を創出すると、デメリットも出てくるのではないか。 たとえ、働ける人であるが、雇用基準に満たさない場合はどうするのか。 その場合も雇用してあげると、頑張り屋さんにとって不平等になってしまうのではないか。
また、雇用は本当に唯一の手段ですか。 雇用創出ではなく、起業創出のできる産業社会はいかがでしょうか。 |
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[ No.559 ]
投稿者: 孫嬌
2014年07月16日 (水) 13時43分 |
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岩田さんへ 返信がおくれてしまって、申し訳ございませんでした。 今日、先生の話しを聞いたら、岩さんに伝えたいと思います。 またよろしくお願いします |
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