三戸ゼミ掲示板 ―大学院版―
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[ No.563 ]
エフピコ(株)工場見学
投稿者:
2014年09月05日 (金) 22時46分 |
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【日時】9月05日(土)10:00-18:00 【場所】エフピコ愛パック(株)茨城工場、(株)茨城ピジョンリサイクル 【出席】 三戸先生、中村さん、阪本さん、木田さん、陳さん、黄、OGの鄒さん、藤田さん、坂本さん、安藤さん及び鎌倉投信(株)の方々
●今日、エフピコへの工場見学を通じて、各自が学んだこと、感想、疑問点等を書いてください。
⎾efupiko⏌
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[ No.564 ]
投稿者: 阪本
2014年09月06日 (土) 15時04分 |
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(1)リサイクルについて 使用済み食品パック、トレーの発生は、エフピコの企業活動による随伴的結果です。 そして、食品トレーの普及とその後のゴミの大量発生は、社会的課題と認識されるようになりました。 エフピコは、自社の商品の随伴的結果の解決のみならず、 他者のパックやトレーをリサイクルし、再利用を行うことで、 社会的課題を解決しているといえます。 この取り組みに対し、多くの企業は社会的存在としてエフピコの活動に共感、協力すべきであると思いました。
(2)障害者雇用について 私は、弱者と言われている人々(女性、障害者、高齢者ら)が、 会社で働くことを望むなら、 (会社で働くことが、社会に統合され、やりがい、生きがい、誇り、自信を持てるのであれば)、 そのようにしていくのが社会にとって良いことであると考えています。 何名かの方は、健常者がしたくない仕事を障害者にさせていると感じていたようですが、 私はそのようには思いませんでした。 何故なら、彼らは他の選択があるにも関わらず、働くことを選んだからです。 私は、これまで障害者は社会の経済発展の担い手にはなれないと考えられていたのではないかと思います。 それを、「会社の競争力には欠かせない人材」として位置付けたことにエフピコのすごさがあります。
社会の維持と発展には多様な人間が必要なのでしょうか? 私は、多様な人々がいるから、彼らをメンバーとして受け入れ、 社会を創っていくべきであると考えています。 且田社長や愛パックの従業員は、障害者の雇用における効率性をメリットとして述べていましたが、 彼らの思想の根本には、障害者の人権や尊厳という正義があります。 正義、哲学、思想によって価値を持つある事象を多くの人が納得するようなロジックにし、実行させていく、 その担い手は、正義や価値に立脚した人物であることがわかりました。 社会的器官となった企業が社会の課題を解決していくには、 そのような人物との出会い、 そして、それを受け入れる経営者の姿勢が会社の運命を決めるのです。
(3)社会的器官、社会的企業、大規模化(エフピコは中小企業なのか?それ以上なのか?) エフピコは、相次ぐ工場の設置と、グループ会社の設立によって会社規模を拡大していると思うのですが…。 (また、2005年には東証一部上場。「所有と経営の分離」も進行中か?) しかも、大規模化の理由は、製品の製造・販売における合理化だけでなく、 リサイクル、障害者雇用の実現を理由として。 19〜20世紀の「所有と経営の分離」が社会のインフラ系、消費者の豊かさの実現を背景とし、 資金調達の結果(+投資家の流動性の確保)が、大規模化の一要因でるのに対し、 エフピコの大規模化は、本業ではなく、随伴的結果に対する責任と、社会的課題に対する対応によって、もたらされている。 これは、21世紀の大規模化現象の形でしょうか。????
・社会的器官が社会的課題を解決し、社会的企業であろうとすることは会社規模の拡大をもたらすのか? ・社会的企業は(大規模化→)社会的器官化するのか?
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[ No.565 ]
投稿者: 黄 徐全
2014年09月06日 (土) 21時58分 |
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1.エフピコのリサイクル 使用済みのトレー、ボトルを回収し、リサイクル工場で一度原料に戻した上でまた新しいトレーを作り出す、 このトレーからトレーを作り出すリサイクルシステム「トレーtoトレー」「ボトルtoトレー」は、 世界で初めてエフピコが実現させていた。 このようなエコ型、循環型のトレーを生産するのはエフピコが他社に負けなく、 強い競争力を維持してきた武器だと思うようになった。
2.障害者雇用 エフピコは障害のある人が障害のない人と同様、その能力と適性に応じた雇用の場に就き、 地域で自立した生活を送ることができるような社会の実現を目指し、 障害のある人の雇用をしている。 障害のある人は我々と同じように、この社会に生きており、同じく人間なのに、 何故軽蔑するか、不公平じゃないか、 障害のある人を尊敬、雇用すべきだと思う。 そもそも日本における780万人あまりの身体障害者、知的障害者、精神障害者たちの力をどのように生かすか、 そして彼達のあるべき姿を現代社会にどのように位置づけるかを考えている。 ドラッカーと先生のおっしゃったように、彼らはエフピコで働くことを通し、 社会に統合され、地位、機能、やりがい、生き甲斐を持つようになったのはまさにエフピコと他社が異なり、 エフピコの凄さを改めて感じていた。
3.毎日我々が使用済トレー、ボトルが山ほど大量発生しており、ゴミの処理がすでに社会的問題になっちゃった。 780万人あまりの障害者を持つ日本はこの障害者雇用の問題を取り組まなければならない。 だから政府が企業に対し、雇用する労働者の2.0%に相当する障害者を雇用することを義務付けていた。 エフピコは以上の二つの社会的問題を積極的に取り組んでいる。 よって、エフピコは社会的企業なのかを考えている。 エフピコは次に高齢者、女性(弱者)、ホームレスを雇用するかを期待している。
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