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[117] 某月某日- nonsection genre - (2) - ※ログ終了※
JC IMPACTU (/) - 2011年09月19日 (月) 11時43分

前スレッドが35になりましたので、新しいスレッドを立てます。
前スレ同様、みなさまの「某月某日」として自由にお使いください。

Pass

[131]
キョウ (/) - 2011年09月22日 (木) 01時27分

JCさん、こんばんは

>現時点でそれを「改竄」「都合の悪い部分を編集」云々と、想定であれ馬さんのように論じるのは私からみれば「ざらざらした感じ」がするわけです。

私も馬さんのレスは一言余計かな〜と思ってました。ただ駒音で以前に「改竄」や「都合の悪い部分を編集」
したことがあったんじゃないかな?(違う掲示板だったかもしれません)


本日、駒音の喝采さんのレスで


>奨励会の級位者の将棋を中継されてもねぇ。三段リーグ最終日の中継の方が
>はるかにやってほしいなぁ。

>清水・マリカの一戦の方が、準決勝の中継ということで納得できるねぇ。

との記載がありました。
この人はいったい何様なんでしょうね?(笑)
これが奨励会の対戦だったら言いたいことは分かりますが、こちらも女流王座戦の準決勝なんですけどね。


あと、駒音でよく「公益法人なんだから情報公開しろ」みたいなことをよく目にしますが、
本当にそうなんですかね?
○○年度の決算報告書や貸借対照表みたいなのをいつでも閲覧できるようにする必要があるだけで、
常にタイムリーに名人戦契約の進捗状況等の情報をHPに載せる必要は無いと思うのですが。

Pass

[134]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月23日 (金) 12時28分

キョウさん

>ただ駒音で以前に「改竄」や「都合の悪い部分を編集」したこ
>とがあったんじゃないかな?(違う掲示板だったかもしれませ
>ん)

私は在籍が短かったこともあって、その件については存じ上げません。ただ、特別掲示板で藁人形氏が「派手な削除」をされたことはリアルにみていましたから「なるほど、ここはそういうところなんだ」と痛感した記憶はあります。

喝采氏については、私は殆ど議論したことがありませんので、印象にないのですが、想像力逞しい方だなぁと感じた程度です。

「情報をオープンに」といっても、交渉過程や経緯まで含めて逐一、公開しなければいけない義務などはないと思います。それは連盟と毎日新聞で協議し、結果が示されれば「いい」と私は考えています。

ニフティの名人戦について、それが朝日・毎日のwebページで無料公開される(連盟のモバイルサイトにおけるコンテンツ追加も含めて)というならば、利用者側からみれば、それは結構なことだとも思っています。LPSAに関しても、結局は連盟とLPSAという当事者間の問題ですし、それを解決するためには、この二者が様々な条件提示をして、合意できる点、不同意の点、妥協できる点を見出さない限り、それらは解決しないわけです。

これは瑣末なことですが、私は駒桜とLPSAファンクラブ、2つの更新を行いました。どちらも「更新(継続)記念品」のようなものがあるとの話で、駒桜からは、デザイン的に勘弁して欲しいと思うような風呂敷が届きました。LPSAからは未だに新しい会員証だけで何も届かない。

正直、それが欲しくて更新したわけではありませんから、いいのですが、それならば記念品差し上げますみたいなことをwebに書くべきではありません。こういう地道なことができていないということについては、私は不満があります。そのことだけはここに記しておきましょう。正直、駒桜みたいな記念品であれば、どうせ使わないのですから、もらっても困るのですが(笑)

Pass

[138]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月26日 (月) 20時15分

某月某日

「モテキ」「極道めし」を家内と鑑賞。最近の邦画は益々「漫画、劇画」の原作映画化が顕著である。私の世代には「漫画にも劇画」にも、おそらく差別的な感情はない。故にそのことだけをもってこのような現象を嘆くというわけでもない。

ただ、そればかりというのも些か寒々しいものがある。漫画・劇画の原作映画化というのは、固定読者、ファン層の来場が期待できることもあって、制作側のリスク回避には貢献できる面もあるのかもしれないが、テレビシリーズの映画化、漫画、劇画の映画化ばかりでは、些か哀しいものがある。

かって「人間交差点」という劇画が登場したときに、私はそのコミックス発売日を楽しみにしていた。矢島正雄原作、弘兼憲史画
による作品である。「これは中間小説の題材」だった。例えば赤塚不二夫などは初期作品から、プロダクション化による漫画制作を取り入れていたし、アイデア会議から、様々なキャラクターが生まれもした。

小説は、合作が全くないとは言わないが、大部分、作家がひとりで「こしらえる」ものである。脚本なら、そこに「夏の海」と書けば、後は撮影の問題だが、小説の場合、それはどんな海なのかを描かねばならない。描こうと思えば、いくらでも書ける。心象を言葉にするという問題もある。表現形式の違いとはいえ、おそらくこちらの方が、遥かに手間暇がかかる。

最近、文芸ジャンルの新刊刊行が激減している。書店に足を運ぶと、そのことがよくわかる。

決して豊かな時代ではない。私にはそう思えてならないのである。

Pass

[139]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月26日 (月) 22時38分

監督が誰であれ、内容がどうであれ、主演、助演を問わず「この俳優さんが出演した映画は必ずみる」と決めていた役者さんが私には二人いる。杉浦直樹さんと夏八木勲さんである。その内のおひとり、杉浦直樹さんが21日、肺腺がんで亡くなられた。ご冥福をお祈りしたい。

「岸辺のアルバム」「父の詫び状」「あ・うん」特に「あ・うん」の門倉修造役は代表作と申し上げていいだろう。向田邦子さんは、このドラマの続篇構想があったと言われる。それも飛行機事故で藻屑と消えてしまった。「あ・うん」は映画化もされ、後にはTBSで久世信彦氏演出によるスペシャルドラマも制作されたが深町幸男演出に比べれば、作品のクオリティは比較にならない。

夏八木勲さんは「白昼の死角」(1979年東映)の鶴岡七郎役(主演作)をみて以来、注目してきました。
最近では↓の作品に出演されていましたね。



結末は些か荒唐無稽になってしまいましたが、もし「このようなインサイドストーリー」が存在するというなら、なかなかに想像力を掻き立ててくれる作品でした。

Pass

[148]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月27日 (火) 22時26分

升田幸三・大山康晴(その1)

升田幸三・大山康晴(その2)

升田幸三・大山康晴(その3)

第59期王座戦第3局は、この時点で99手目▲8二竜。ヘボな私にはもう渡辺玉はつかまらないようにみえてしまう。そのタイトル戦を確認しながら、途中からここに紹介した映像に私は魅入られてしまった。番組に登場する中原誠十六世名人の肩書は日本将棋連盟会長となっていた。それもまた懐かしい。

このドキュメンタリーの最後をみて、私は胸中を揺さぶられた。泣きはしないものの、揺さぶられるものがあった。古いと言われればそれまでだが、この二人の「存在感」というものは、羽生前名人や渡辺竜王とは、やはりまるっきり違う。重厚感が違うのである。絵になるのだ。重圧感が降り注ぐようだ。

初見の方は、ぜひご覧いただきたい。必見である。

Pass

[149]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月27日 (火) 23時31分

(148)で中原誠十六世名人の出演云々と記しましたが、それはこちらの番組でした。
コメントは画面右下のボタンで非表示にできます。





Pass

[150]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月29日 (木) 00時32分

某月某日

茨木のり子さんの詩の中で、私はこの作品が最も好きだ。
今日、たまたま「3年B組金八先生」のCS放送でこの詩が紹介されて、しみじみ「いい詩だなぁ」と感じ入った。

-----------------------------------------------------------
         「自分の感受性くらい」

            茨城のり子

   ぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするな

      みずから水やりを怠っておいて

    気難しくなってきたのを友人のせいにはするな

      しなやかさを失ったのはどちらなのか

       苛立つのを近親のせいにはするな

       なにもかも下手だったのはわたくし

     初心消えかかるのを暮らしのせいにはするな

       そもそもがひよわな志にすぎなかった

      駄目なことの一切を時代のせいにはするな

         わずかに光る尊厳の放棄

          自分の感受性くらい

         自分で守れ ばかものよ

-----------------------------------------------------------

「政治漂流」というものが続いて、もうどれくらいになるのだろう。私は少なくとも「綱領」すら存在しない、いわば寄せ集めでしかない政党に期待したことなど一度もない。ただし、小泉純一郎のように「自分の方針に逆らう者は全て抵抗勢力」という対立型の運営が正しかったかとなると、これもまた疑問である。少なくともこの時期に、長老は若手・中堅の政治家を育てることを止めてしまった。そして何より「YESかNOか」という、二項対立だけが際立つようになった。シンプルなことは、綺麗にみえるけど、そんなものは現実的ではない。

原発にしても「推進」と「脱原発」の対立構造だけでは、所詮、どちらも進まないだけのことなのだ。そういうことをはっきりと口にする政治家がいない。「調整能力」が存在しない。

しかし政治は「ノーサイド」になどなりはしない。呉越同舟の政党が二大政党ではこの国の舵取りなどはできない。対立型だけではいけないが、政治というのは「マイサイド」を闘わせる場でもある。夢物語ではない。

「理想のない政治家は政治家ではない」しかし「現実を見ない政治家」というものは、もっと始末が悪いとしみじみ思う。

私の感受性もだんだんと年齢と共に低下していくのだろうが、棄ててはいないし、自分で守らなければいけない。

Pass

[152]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月29日 (木) 23時21分

某月某日

もうここに記してもいいのかもしれない。
どうやら「名人戦」についての共催は、来年度以降も継続されるようだ。「王将戦」も「朝日杯オープン」も引き続き開催される。契約金については、ここには書かない。連盟の説明会では「3つの棋戦併せて」的な説明が示されたようだ。ただ、こういう説明の方法に「意味」があるとは、正直、私には思えない。

これは朗報と申し上げていいのかどうか、日本将棋連盟のモバイルサイトで「名人戦」「王将戦」の棋譜中継は行えるようになるそうである。電子メディア部としては、快哉を叫んだというところか。

私は、東京、大阪のふたつの情報について出席者も含め、複数の情報を得た。特に「関西」については「説明している側が、理解した上で話をしないのだから、聞く方はわかるはずがない」そんな声が複数あった。私は思わず声が出てしまった。

「谷川専務理事は何か説明をされないのですか」

「いいえ。ただただ黙っていました」

不思議なことだ。私には、ただただ不思議なことだらけだ。

「公益社団法人の年会費として、棋士は10万円の会費が求められます」

そのことは私も以前「将棋世界」で読んだことがあるので承知していた。10月にはその会費を棋士の所得から一括、天引きするのだそうだ。「10万円に満たない棋士は相談に応じます」との報告があったそうである。

「2年間は黒字で乗り切りたい。そのあとにはよくなります」

何がどうよくなるのか。具体的な説明はなく、そんなことを言われても判る者は誰もいない。わかるというのは「2年間耐え忍ぶ」ことが至上命令だということ。こういう報告というのも実に奇妙ではある。

「言いたいことを言った棋士には拍手がありました。しかし執行部、専務理事、常務理事は回答しないのです」

少なくともこういう世界を「一任」とは言わない。さて「さわやか日記」はこのことをどう説明するのだろう。私は些か、そのことが楽しみでもある。

どうやら語句の理解が、私と連盟執行部のみなさんとは「違う」のかもしれないが。

Pass

[156]
ビストロ (/) - 2011年10月03日 (月) 14時51分

JCさんの書かれた 記事が興味深かったので
駒音で紹介させていただいたのですが・・・

(普段のJCさんの言動から、断りをいれなくとも問題ないか
 と思い・・)

JCさんは問題ないかと思うですが、↑のアクセス数をみて
ちょっと不安になってきました。

派生してどなたかに迷惑がかかる可能性もありますでしょうか。
すみませんでした。

Pass

[157]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月03日 (月) 19時57分

ビストロさん

>JCさんは問題ないかと思うですが、↑のアクセス数をみて
>ちょっと不安になってきました。

一応、さきほど「管理データ」だけはざっと眺めてみました。「小さな町の言葉芝居」がNHKで放送された、という感じでしたね。そのデータ内容について、ここで触れることはしませんが、非常に興味深い現象がいくつかみられました。

私は「web上で何かを語る」ことは「世界の中心で愛を叫ぶ」ことと同義だと考えています。その意味でビストロさんのリンクについて、どうこう申し上げるつもりは一切ありません。ルール上も何ら抵触することでもありません。「読まれて困る内容」を書いたつもりもありませんし。

匿名大型掲示板にも該当記事が貼りつけてありましたが「駒音」の金と銀さんの反応や匿名大型掲示板のRESの方が興味深かったですね。それと、これもどうこういうつもりは全くありませんが、私はビストロさんがリンクされるとしたら「駒音」ではなく「盤側」なのだろうなと、ここに当該発言を登録した際に、それは一瞬、頭をかすめなくもありませんでしたが、その予想は外れました。これも私個人としては「なるほど面白い」と感じました。

まぁ、いずれにしましても何らたいしたことではありません。気にされることはありませんよ。

ビストロさんとは以前モバイルサイトの話をしたことがあったと思いますが、私自身は、名人戦や王将戦がモバイルサイトで公開されることについて、現状の価格を維持した上での「公開」であるならば、それは評価していいことだと考えています。コンテンツが増えるわけですし、特に名人戦のA級については、利用者としても嬉しいですよ。

今のニフティサイトのようにB1からC2までの順位戦を全てモバイルサイトで取り上げるというわけではないのだろうな、と想像しています。それはそれで構いませんし、よりコンテンツを楽しみたいというのであれば、ニフティで観戦すればいいと思っています。

現状、全ての棋戦を継続でき、主催も変わることなく、モバイルサイトもコンテンツが増える。総体的には評価していいと私は思います。金と銀さんは「執行部総退陣」と鼻息が荒いご様子ですが、大多数の将棋ファン、モバイル会員からは歓迎されるだろうと考えます。米長会長は嫌いだから、そんなことはどうでもいいというのであれば、それはあまりにも幼い。この点について、ビストロさんに意見を求めるつもりはありませんが、一利用者としては異存のないところです。私は、ですよ。

契約金の問題については、何であれどうであれ、棋士の大部分は「一任」もしくは「沈黙」もしくは「声を集めて改革しよう」という動静にありませんし、それを「納得した」と強弁されても、それでも反旗を翻さないというなら、そういう組織について、どうこう言っても仕方ありません。

私の想像ですが、今の執行部は将来の「新・将棋会館建設」ということを念頭に考えているのかもしれないな、そんなことを思っています。千駄ヶ谷も関西も、手狭であることは間違いありませんから。

過日、私は寅金氏が駒音で話題にしていた「将棋連盟が甦った日」を入手すべく手配をし、あとがき全文を読みました。近々このことについても述べてみたいと思います。

Pass

[159]
ビストロ (/) - 2011年10月03日 (月) 20時42分

 私は、過程はどうあれ、携帯サイトで、名人戦 王将戦が見られるのは大変うれしいです。

 そもそも、私は、「無料中継」というものがどうして成り立つのか不思議で仕方がありません。

 コメント付きで棋譜を見られるのですから、(CMが入るなど)スポンサーがつくか、有料でかまわない、というのが私の考えです。

 将来的には、例えばタイトル戦の第一戦は無料、あとは有料とか、そんな形になっていくのでは?


(もちろん、無料で主催者や棋士にメリットがあるなら、ファンにとっても それにこしたことはありません。 そういうすばらしいモデルを誰かが構築してくれればいいのですが・・)

Pass

[174]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月07日 (金) 00時14分

米長永世棋聖VSコンピューター「ボンクラーズ」の対局が決定した。概要はURLで。名付けて「電王戦」なのだそうである。

解説は渡辺明竜王、米長永世棋聖の前に坐る棋士(コンピュータの指し手を再現する方)は米長氏が意中の方を決定するそうだ。

「プロ棋士で、真面目で、私をイライラさせないこと」という条件だそうである。既に内心では3人くらいに絞り込んでいるとのこと。

谷川浩司十七世名人と予想しておきたい。

米長邦雄連盟会長には驚かされることが多いけれど、それはそれとして区別して、ここでは私は「にんげん」をやはり応援したい。

[175]
ビストロ (/) - 2011年10月07日 (金) 19時12分

 以前、ここに「対PC戦では 米長さんを応援する」
と 「棋士米長ファン」の私は書きましたが、
ちょっとわからなくなってきました。

 実際 その場面にならないと どちらに感情移入するか
わかりません。
 仮に米長さんが 勝った時の その後を考えると
やっぱりこてんぱに負けたほうがいいのかも。

 これは「人間対PC」 とは別の視点ですね

Pass

[177]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月08日 (土) 12時12分

ビストロさん

>仮に米長さんが 勝った時の その後を考えるとやっぱり
>こてんぱに負けたほうがいいのかも。

負けたら負けたで、それもまた大変なような気もしますが(笑)

記者会見で米長永世棋聖は以下のような趣旨のことを述べていました。

「前立腺癌を患って、現在68歳。現役を離れて随分なるけれど、それでも「やれる」ということに挑戦したい。今から100日、毎日最低4時間は将棋の勉強をします。弱くなっていますから」

そのことは立派だと私は思います。だから「人間のチカラ」をみせて欲しい。私はそのことを期待していますね。今から。

Pass

[178]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月09日 (日) 02時34分

某月某日

「盤側の談話室」(将棋ペン倶楽部)スレッドで天秤左氏からの問いにお答えさせていただくことも含めて、拙見を記した。「web駒音」の私に関連する発言も読ませていただいた。

誰に対してどうこう云々ではなく、web「駒音」で私に対して寄せられたコメントについて、上記が「回答」になっている点を除いて、いくつか述べておきましょう。

◆間接議論は如何なものか。この掲示板での議論はご免被るとい うのは卑怯千万。

「駒音」で議論するつもりはない、しかし議論そのものを忌避したことなど私はほぼありません。私が「駒音」に在籍したときにそういうことをした記憶もありません。ご免被るという理由は過去にも書きましたし、↑にも記しました。その上で、何故、こういう発言になるのか、私は不思議です。もう少し言えば、私は世渡り下手爺に「間接的な問いかけ」をしましたが、それに答えていただくもよし、無視されるもよし。実はそれだけで充分という面があります。

◆これ以上はここ駒音で議論の俎上に乗せるのをやめてくれ、と仰りたいのでしょうか。

そういう立場に私はありませんし、いかなる意味においてもそれは参加者各人が自由に判断すべきことと考えます。私自身が撤退宣言をした掲示板に対して、議論しろだのするなだのと、そんな傲慢不遜なことを押しつけるはずなどありません。そういうことについてどれだけ「自由であることが大事なことなのか」を、私は事あるごとに主張してきました。

◆ここで貴方様が仰る「スタンスの差」とは、具体的にはどのようなものなのか。

それは世渡り下手爺氏の対応を踏まえての話です。今の時点で申し上げるつもりはありませんし、私の感覚では「順序」が違います。そんな「先回り」は意味がないと思っています。ただし、それは世渡り氏に対する回答を「強要」するといったことでも全くありません。

◆駒音の住民の投稿を盤側に転載するのを自粛したといいながら、世渡りさんの投稿を盤側に転載した。

◆越境投稿は、やめたほうがいい。

自粛をしてきましたし、今回、それを覆しました。ただし、それには理由があります。私はいつも不思議に思うのですが、web上における「言論の自由」を叫ぶ人々が、そのことを叫びながら、時に「自粛」「やめて欲しい」と、その一方で「規制」をしたがるというのが。

矛盾しているとは考えないのかなぁと。

「駒音」と「盤側」の投稿者が「仲良しクラブ」である必要など、私はないと思いますし、それぞれが「是々非々」の立場で、自分の信念に従って、いい大人なのだから、自由に振舞えばいいし、それに対して抗議するならすればいいし、無視するならすればいいのです。

少なくとも、私は私の発言について、ここじゃないとダメなんて主張する、規制するなんてことは「対局室」のものであれ「盤側」のものであれ、そんなことで文句を言おうと思ったことなど一度もありません。

Pass

[179] たいへんでしたね
ポン太 (/) - 2011年10月09日 (日) 04時24分

JC様もペン倶楽部の話題で大変でしたね。私自身はこのことを駒音と盤側とJC様の情報でしか知り得ませんので、Y会長はエゲツナイ奴だなあ、と思うぐらいですが、今回のJC様の記載されたことや転載についての皆さん、駒音盤側両方の記載の方がかえって興味深かったです。JC様の転載についてどうこう言うのは、百歩譲ってまあ良いとしても、記載内容やその関連についての誤読というか、ほとんど悪意かと思うような推論の多いのにはビックリしました。勿論そういう方は少数ですが、どちらにもおられるのですねそういう方が。まああえて問題をグチャグチャにしたり、曲解することで、楽しんでおられるのかもしれませんね。それと、後出しじゃんけんのような論法も見受けられ、ほとんど笑ってしまうと言うか、ある意味その根性に感心します。これからもなにとぞ、JC様の善意であてこすりのない、誠実な議論を書いて下さいませ。

Pass

[180]
wiggin (/) - 2011年10月09日 (日) 18時00分

JC IMPACTUさん

はじめまして? でお願いします。こつこつとカウンターを回していました。


ポン太さん はじめまして

ポン太さんが↑でJCさんに、「やさしいレス」を入れてますが、JCさんの名誉を考慮するならば不適切です。
薬にも用法があるように、正しく用いましょう。


一般人には良薬でもJCさんには劇薬です!

副作用として、「牛の涎」が止まってしまう恐れがあります!



JC葬儀委員長様

「牛の涎」お願いします。

Pass

[181]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月09日 (日) 22時13分

ポン太さん

>ペン倶楽部の話題で大変でしたね。

「大変」ということでもありませんでした。何か「疾しさ」を抱えながら、というような手続きも措置も一切ありませんでしたしね。私自身に。

>JC様の善意であてこすりのない、誠実な議論を書いて下さい
>ませ。

おそらく「善意」とか「悪意」というようなことを、私は発言する時には念頭にない、と自分自身では思っています。主張すべきは主張するというだけのことですよ。評価は第三者が示すことだと考えていますし、それを気にしていたら、是々非々のスタンスが揺らいでしまいます。盤側にも記しましたが、そういう意味でも私はおそらく「優しくはない」ですね。そういうことは自分自身でも自覚しています。

ただ「発言する」ということは「読者」に向けて書いている面が当然ありますから、大事なこと、重要なことについては、それはやはり言葉を尽くしたいとは思っています。

Pass

[182]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月09日 (日) 22時24分

wigginさん

>はじめまして? でお願いします。こつこつとカウンターを回
>していました。

こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。

>JC葬儀委員長様

>「牛の涎」お願いします。

葬儀委員長ですか。確か駒音で馬さんが「発言禁止」の処分を受けた時に「盤側」で葬儀委員長だったかに立候補したことがありましたね。全然湿っぽくない葬儀でしたが(笑)

いわゆる「長文」を書くということは、あまり苦にはなりません。それでも馬さんの長文には時に圧倒されますが(笑)

引用してコメントしてもコメントしても、全然終わらないんですよ。そういうことがあって、体力勝負みたいなやりとりでした。

Pass

[183] なによりです
ポン太 (/) - 2011年10月10日 (月) 00時40分

JC様の意気軒昂なことなによりです。私が、善意、と言ったのはJC様の議論に、当てこすりや、詰まらない皮肉や、為にする攻撃がないと感じたためです。価値観は相対的な物と思いますので善悪の評価は、私はしません。若干言葉が足りませんでしたね。すみません。
しかしながら、将棋の世界にしても、他の世界にしても、人間というのは何故こんなに争うことが好きなのでしょうか。おそらく、Y会長は、以前JC様が記載しておられましたが、彼の考える将棋界の話に限定するならば、すべてを勝負と考え、勝ち負けをはっきりさせようという姿勢がすべての出発点かもしれません。それに基づくかれの、常識はずれの行動に我々部外者が振り回されているのでしょうか。そしてほんとうの利害関係者である棋士達は自分の利害に関係ない、むしろY会長は、外部に対して何をしようと、棋士たちに恩恵をもたらしているということで、いまのところ良しとしているのでしょうか。そうなると、結局は、時間の経過がすべての答えを導き出すのでしょうか。

Pass

[184]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月10日 (月) 09時45分

ポン太さん

おはようございます。

将棋に関する掲示板に限らず、時にそれらを眺めていると、色々なコミュニケーションの「かたち」に遭遇することがあります。これは「web駒音」での出来事でしたが、例えば米長会長の子息についての発言がありましてね。「どこに勤めているだの七光だの云々」という話です。私は決して道徳的な人間ではありませんがそういう類のものをみた時に「ああ、こういうことだけはしないようにしよう」とは思いました。親父への批判が勢い余って、いわば「子息」というだけで、自身が明かしてもいない個人情報が晒され、センシティブな話題が繰り広げられる。ネタにして面白がっているように私にはみえました。そして、管理者は勿論のこと、参加者のひとり、誰もそういうことを咎めない。

例えば「人権」これも「侵害の程度」というものがあります。小さなものから大きなものまで、沢山ある。米長邦雄会長は、法的にみても「公人」ですから、批判の対象としては、私人と同じではなく様々な制限を受けます。公人という性格上、それはやむをえない面はあります。限度はそれでもありますが。ただし子息は「公人」ではありません。

いわばそういうことを発言する。咎めもしない。そういう「場の空気」を事実上、容認する人々の「人権」とは何だろうかなぁ、とは思わなくもありません。「坊主憎けりゃ」みたいな話というわけでもないでしょうに。「気に食わない奴の息子に人権もプライバシーもあるか」というわけでもないでしょうに。

井上ひさしという作家がいます。彼の作品には私にとっても「いいもの」がいくつかありますし、人権擁護、尊重という立場を鮮明に打ち出し、日本国憲法、差別について論じた作品もいくつか存しています。しかし、氏は家庭内では「DV」としか言いようがない行為を繰り返してきた。前夫人がそのことについて2冊の著作を残しています。彼は「家族の人権」というものを蹂躙し続けた。

私は以前、大手出版社の役員に「井上先生の執筆が進むために、奥さん、すみませんが二、三発殴られてください」なんてことが本当にあるのですか、と酒を呑みながら伺ったことがあります。その役員は「うーん、作家というものは.....」みたいなごにょごにょした話を苦しそうに語られました。「大きな人権にしか関心がないというか.....。ご家族に対しては、誰のおかけで生活できてるんだ、みたいなそういう感じはありました」これは前奥様の著作にも示されています。

人間は完璧にはなかなかなれない。しかし私はこの話を伺ったときに「井上ひさしの語る人権」に何ともいえない滑稽さを覚えたものです。

私は「駒音」に書き始めるまでにwebでは10年以上のブランクがありました。途中から「何かここは私からみれば、変なところだなぁ」と感じるのにそう時間もかかりませんでしたし、書き手として参加した短い時期に「ああ、こういうことだけはしたくないなぁ」という出来事に沢山遭遇しました。改めて気がつく機会を頂戴したと思っています。

>当てこすりや、詰まらない皮肉や、為にする攻撃がない

まぁ、この一文だって読む人によっては「あてこすり」と怒るぼ方もいらっしゃるだろうとは思います。ただ、こういうことを私が書いて「公人と私人の人権」について考える機会を読者のみなさんがふと思ってくだされば、私にとっては「望外の喜び」でもありますし、JCの人権論はおかしいと言うなら、ここに書けばいいのです。私が以前のブログから掲示板を作るという理由には、「反論権を完全に保証した環境の構築」というものがありましたから。

私、結構「皮肉」は好きですし、毒舌も嫌ではありません。その時には「ユーモア」を忘れないように、とは心がけているつもりです。ポン太さんのその他の論点については、次回、改めて発言してみたいと思います。

Pass

[185]
ビストロ (/) - 2011年10月10日 (月) 18時15分

>井上ひさしの語る人権

以前、プーチン(大統領時代だったか?)が、
「世界平和を言うのは簡単だが 隣国を愛するのは難しい」
といったことを言ったと思います。

 プーチンは嫌いですが、この言葉はなかなか 国際問題の難しさを言い当てていると思います。

 井上氏の言動を見て、ちょっと連想したので書いてみました。

 つまり、
「全体を見た正論と 自分と利害のぶつかる場合の各論の違い」
でしょうか・・
 
 な〜んて全然関係ないかも

Pass

[186]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月10日 (月) 23時08分

ビストロさん

「表裏井上ひさし協奏曲」(西館好子)さんの作品を読むと、前作の「修羅の棲む家」に比べて、トーンは少し違います。そういう意味では、この本は単なる「暴露本」ではありません。それは、著者も今では既に別の家庭に入り、前夫も亡くなり、三人の娘たちの「母親」としての西館さんが色濃く反映されているからなのでしょう。殴られ続けることに耐えたのは何故だろうと私は、時々本書を閉じ考えたのですが、このふたりは「夫婦」でありながらも「イコールパートナー」みたいな面があるのですね。「井上ひさしという作家は自分だけのものではない」という使命感と理想、それだけが彼女を支えた、そんな気がしてなりません。

アマゾンのレビューにありますが「井上ひさしが唾棄するように批判した天皇ならびに天皇制。しかし家庭ではその井上ひさしが天皇そのものだった」というのは、これも皮肉なことです。

>「全体を見た正論と 自分と利害のぶつかる場合の各論の違い」

私の友人に高等学校の教員に就いている者がいます。西館好子さんの本を彼も読んでいて、感想を聞いてみました。

「そういうことをまともに考え出すと教師なんて、恥ずかしくてとてもやっていられない」

これもなるほどと、私は思いました。

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[187]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月11日 (火) 00時14分

ポン太さん

>将棋の世界にしても、他の世界にしても、人間というのは何故
>こんなに争うことが好きなのでしょうか。

色々な世界の中で「競合関係」というものがあります。競合に勝てば収益も上がる、全て反映されるというわけでもありませんが、従業員の所得も潤う。企業間での競合というのは、いわば勝負事です。

私は最近の米長会長をみていると「従業員200名前後の中堅企業の剛腕経営者」のような印象を有しています。しかし、米長会長は「経営者的な常識とか、ルールとか、そういうものは持ち合わせていないように」みえるわけです。「将棋という勝負の世界だけが、米長邦雄氏を作っている」以上、この方の基準には「勝つか負けるか」しかない。

米長永世棋聖の勝負哲学に「(昇降級に)関係ない将棋こそ、全力を尽くして戦う」というものがあります。今、米長会長のLPSAに対するスタンスをみていると、私、そう思いますよ。はっきり言えば、今後おそらく、いかに少子化とか趣味の多様化という現象が顕著化しても、それで別に「LPSAが日本将棋連盟を脅かす」というような構図には「ならない」と私は思います。ただ、米長邦雄会長にはそんなことは関係ない。競合は潰す。そのためだけに突っ走る。それはこの人の「哲学」ですから、それは誰が意見しようと具申しようと変わることはない。米長さんは、ただただ、自分の哲学に殉じること、それだけが至上です。

だから「憲法違反」だの「人権侵害だの擁護」だのと、声を枯らしたところで、それは届かない。だから私はそういう視点での切り口では何かを論じようという気には全然ならないのです。届かない言葉を紡ぎ続けるなんてことは、空しい。

もし米長会長のこのスタンスが変わることがあるとするならば、現実的には「そういうことをしていると損だということを、はっきりとわかる何か」を示すことができた時でしょう。それは果たして何だろうかな、と思うことはあります。

連盟のビジネスモデルというのは、いわば「B to B」です。収益構造を支えているのは「メディア」ですから。これはもう疑う余地がありません。だから極端なことをいえば「LPSAとの共存、或いは完全な相互不干渉が履行されなければ、棋戦契約金は半分にします」と、そういう話になれば、今日の景色は激変するでしょう。

しかし、そう言わせるほどの「魅力」はLPSAにはない。前述したような主張、要望というものは実は必ずしも「横車」にはならないと私は考えますが、そういう火種を作ってまで動くというほどのものがLPSAには存しない。なくても困らないということなのでしょうか。

大半の棋士は「将棋だけに専念する環境を作りたい」山田道美九段は氏について語られた資料を拝見する限り、棋界の中では稀な人格識見共に備えた魅力あふれる方でしたが、氏は「理事」だけは固辞しました。平身低頭、それはどうか勘弁して欲しいということでした。それはおそらく、氏は強靭な体力の持主ではなかったということと、将棋の研究だけに専念したいという気持ちが強かったからでしょう。

ただ、今の時代、それでホントにいいのかなぁとは思います。

「今のところ良し」というよりは「かかわりたくない」という感じではないのかな、という気がしています。

「執行部に逆らえば仕事を奪われ、干される」というのは、今日、比較的公然と語られるようになりました。ならば「逆らって仕事を奪われても、対局だけで何とでもなる」という棋士が中心に動かないといけないはずなのですが、そうなる気運は一向にみえません。これはすなわち「追認」に等しい。

案外「この不景気の中、米長会長は次々に施策を打ち出し、各界でPRも怠りなく、棋戦も増え、公益化も果たした」つまり、こういうことは米長会長にしかできなかったのだから、というのが、おそらくは総体的な評価として強いのでしょう。

ならば、それはそれとして「認める」ところから始めていかないといけない、ということでしょうね。私もそういう面で「評価」しているところはあります。

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[189] 乱世の雄
ポン太 (/) - 2011年10月12日 (水) 23時49分

確かに、米長会長は平和な統治者より、強権的な独裁的な統治者だと思います。今のような将棋界はおそらく大変な過渡期なのでこの時期の豪腕指導者には、温厚な中原氏や二上氏より、かれが向いているのかもしれません。良く言えば、リークワンユーやマハティールのような開発独裁により国力を向上させ、民主化は次の指導者に委ねるということなのでしょうか。最近、谷川永世名人に帝王学を授けていると見えないこともないのはそのせいでしょうか。しかしながら、米長氏の性格はやはり変わっていると思います。ある意味、大きな損得勘定はできても、小さなというか身近な損得勘定が苦手なのかなと思います。
話はかわりますが、昔、芹澤八段がテレビで、多分日曜日に、伊藤果氏や内藤国雄氏や蛸島女流や将棋好きの演出家や講談の田邊一鶴とともにしていた番組は何だったでしょうか?忘れてしまいました。あのときに感じたことは、芹澤氏の優しそうで、ある意味臆病そうなあの眼差しでした。遠い遠い昔の話です。

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[190]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月14日 (金) 01時55分

ポン太さん

>最近、谷川永世名人に帝王学を授けていると見えないこともないのはそのせいでしょうか。

数日前でしたか、将棋関係の仕事をしている友人から、自宅に電話がありました。少しばかり酒が入っていたようです。声も大きいし、受話器の向こうから様々な音も飛び込んでくる。

「JCさん、会長はさぁ、年明け早々のコンピュータ対局が終わったらさぁ、勝っても負けてもその後の記者会見でさぁ、勇退するなんて、そういうことってさぁ、あるのかなぁ」

私は一瞬考えました。「将棋人生最後の大勝負」を終えた米長会長が、その結果如何を問わず「会長も引退する」引き際として考えれば、それはそれで「絵」にはなるかもしれません。しかし、

「ないでしょう、そんなことは。貪欲な方だから、自ら降りることはないのかもしれませんね」

そう私は答えました。何か明確な「根拠」があるというわけではないのですが。

私は谷川十七世名人は「会長」には向かないと思います。そして連盟総体としても、関西の所属棋士を「会長」ということになると、実際には一波乱も二波乱もあるでしょうし、関東から候補者を擁立という気運も出てくる気がしますね。「政(まつりごと)から最も遠く、政を最も嫌う人」という評を私は何人かの関係者や棋士から聞いたことがあります。純粋と申し上げてもいい。

話は変わります。今月号の「中央公論」に掲載された米長邦雄会長と梅田望夫氏の対談を読んでみたのですが、私はどうも変なところに目が行ってしまうのか、と自分で苦笑してしまいました。

米長会長は「1月14日の対局は『永世棋聖・元名人の引退棋士』として指すつもりです」と述べています。十段位(現、序列1位の竜王戦)を2期という実績があるのですから、元十段・竜王の、と言った方が読売新聞は喜んだだろうになぁ、と(笑)

それと「元名人」という曖昧な表現ではなく、第51期名人と、そこははっきりして欲しいのです。第51期(だけの)名人と、そう名乗るべきとは言いませんが。

これは既に情報としてもオープンになっていますが、来年は「名人位400年祭」ということで、1月から1年間、歴代の名人が何かするという催しが開催されるそうです。1月4日には「森内VS羽生」という永世名人同士の特別対局。米長51期名人は「CPU対局」ということになるわけですね。亡くなられた名人にもご協力いただいているそうです。

とりわけ、木村十四世名人のご遺族に失礼な振舞のないことを私は祈念しています。

森下九段が梅田氏の質問「今、157人の棋士がいるなかで米長先生の強さはどれくらいと思いますか」に答えて「三〇位〜四〇位の間」と述べたそうです。実は何位と答えたかということは、さしたる問題ではなく、森下九段がそう応じたことに、私はホントに驚きました。仏様のような方ですよ、森下さんは。

米長51期名人は、この対局に向けて坂田三吉をイメージしているんですね。「68歳でA級順位戦に復帰、2年間で7勝8敗」というのはそれまでのブランクを考えれば素晴らしい成績だと私も思います。坂田三吉氏の墓参りにも行かれるとのこと。こういうことをサラッと述べるあたりが、なるほど米長会長だと私は思います。

「コンピュータを何台つなげようとご自由に」と先方には伝えてあるとのこと。「米長邦雄の将棋人生、最後の大勝負と思って勝ちにいきたい」という決意です。「駒を並べたときから勝負が終わるまで、一度でも自分の方が形勢不利になれば、そのまま負かされるものだと思って指すつもりです」

こういうことを言われると、やっぱり私は観戦しますね。

>番組は何だったでしょうか?

朝日放送制作の「日曜天国」だと思います。当時、私の住むところにはネットされていませんでしたので、一度も視聴する機会はありませんでした。

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[192] 私的な芹澤八段と坂田三吉
ポン太 (/) - 2011年10月15日 (土) 23時29分

そういえば日曜天国でした。ありがとうございました。あのゆったりした、ダラダラした雰囲気の中で、芹澤八段以外の出演者が内藤九段も含めて、どうもテレビのバラエティのテンポについていけないところも今になってはただただ懐かしい思い出です。芹澤八段の事と言えば、あの眼差し以外に特に感じたのは、非常に相手に対するフォローの良さでした。巧いとかいう技術面ではなく、相手の人が善意の人(誠実に対応しようとする人という意味に等しいと考えてください)であればあるほど、なんともいえず暖かいフォローする方だったと思い出します。それで私は彼に興味を持ち、エッセイなどを読みました。ただ私の好きな加藤一二三氏のことをボロクソに書いているのは少し驚きましたが、JC様の掲示された高柳氏の語録などにより、なんとなく理解出来ました。私が思うに、芹澤氏は、ある種ある意味魅力的であるにしろ無神経な加藤氏に、競り負けた自分が許せなかったのかなということです。全くの邪推ですが。
坂田三吉は昭和10年頃、私の母が住んでいた大阪の上本町の近くの東高津に住まいし、すでに著名人でした、その後どこかに転居しすぐに上本町8丁目の豪邸に住まいしたようです。母は三吉の末子の美代子さんと小学校の一時と夕陽丘女学校の入学から4年まで一緒だったようです。美代子さんは4年の時に東京に転校されたようです。母と美代子さんと中山千夏の母は仲がよかったので、後年、私の家に何度もこられ私も何度も両氏にお会いしました。母が三吉の自宅にいったら美代子さんの兄たちが麻雀していたりして、とても母達に優しかったようです。

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[193]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月18日 (火) 18時50分

ポン太さん

>私が思うに、芹澤氏は、ある種ある意味魅力的であるにしろ無神経な加藤氏に、競り負けた
>自分が許せなかったのかなということです。全くの邪推ですが。

私もそう思います。そしてつけ加えるならば、芹澤九段にとって、名人位、これだけはというか、それこそが、氏にとっては唯一絶対の「権威」だったのでありましょう。加藤九段が、名人位に届いたということは、ある意味「天才芹澤」の内的存在を完全に否定された、そういうことだったのかもしれません。負けた相手はしかも中原十六世名人だった。これも氏にはたまらなかっただろうと思います。

「人生は思い通りにはならない」そんなことは当たり前ではあるのですが、唯一絶対の価値を、人生観や将棋観も相当に異なる、自分が最も意識した人間がそれを手にした。おそらく嫉妬もあったのだろうという気はします。加藤九段に比すれば、氏はそれを手中にする位置にもいない。表面的にみれば「嫉妬など筋違い、お門違い」ということになるのでしょうが、だからといって、私は芹澤九段を嗤いたくはない。そんな気がするのです。

坂田三吉氏については、私も評伝やいくつかの資料を読みましたが、氏を題材にした「映画」が、それこそ暴虐無人というか、駒をクソ握りするような奇妙な人物像に描いてしまった「罪」というのは相当なものだと思います。

いつでしたか三谷幸喜の「古畑任三郎」で将棋のタイトル戦会場での「殺人事件」を古畑が解決するという内容がありました。監修は日本将棋連盟というクレジットも入っていたのですが、対局に使用された駒は安物の「彫駒」しかも、駒台は「ない」という実にお粗末なものでした。一体、どんなタイトル戦なのだと(笑)

こういうことには連盟は怒らなければいけません、ほんとに。

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[195]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月21日 (金) 00時24分

某月某日

さきほどまで、バリバリの現役棋士の方と食事、お茶をご一緒する。順位戦の話、女流棋士の話、アマチュアの将棋上達法についてなど。

氏はこのあと「連盟」に寄られるとのことだった。強い棋士はやはり違う。

「女流棋士について」その先生は以下のような意見を述べられた。

「大先輩のみなさんは、女流と男性棋士の将棋の実力差について、辛抱が足りないとか、守りが弱いとか、そもそも向かないとか仰いますが、そういうこと以前に、絶対数が少ないというのがいちばんの問題だと私は思っています。その少ない人数の中でのレベルの争いを続けていても、やはり、なかなか強くはなれないという面はあります。今、女流棋士は、その世界を目指す段階でLPSA、将棋連盟、どちらかを自分で選ぶことが可能です。強くなるという環境を本当に求めるのであれば、LPSAを選択するということは、益々、少なくなるでしょう。そこですね。問題は」

先生に谷川九段の今期について伺ってみた。

「理事職ということもあり、谷川十七世名人が、今、若手が研究している最新戦法をそれほどみているかといえば、ご存知ないかもしれません。しかし、現在の十七世名人は、そういった最新戦法に対しても、それを咎め勝ち切るという快心譜を何局も残しています。羽生前名人や渡辺竜王との対局が残っていますが、挑戦者になる可能性は十分にあると思います」

別のサイトで「A級にしがみついている谷川」というコメントがあり、私は思わず苦笑してしまったし、そのとおりの発言を残してもいるのだが、今年こそは期待できそうである。

そして私は更に確信した。
現会長が会長であり続ける限りは「LPSA」の連盟復帰は絶対にないということを。「LPSA」もそんなことは、決して望まないということを。

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[196]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月21日 (金) 01時04分

某月某日

来年1月に対局される「米長邦雄永世棋聖VSボンクラーズ」の一戦、「盤側の談話室」「web駒音」でも、あまり盛り上がらない。後者のサイトでは「コンセントが無けりゃ只のガラクタのパソコン」だの「引退耄碌棋士と機械が遊んで、将棋界になんか意味ある対局なの?」となかなかに激烈である。

私などはそういう発言に接するたびに苦笑してしまう。もしこれが「石橋幸緒対CPU」「中井広恵対CPU」「LPSAの女流棋士対CPU」であっても、この方たちは同様の発言をされるのだろうか。おそらく全く異なった「お祭り」になっているような気がする。私は占い師ではないけれど(苦笑)そういう「さま」がアリアリとみえるものだから、彼らのボルテージが上がれば上がるほど、些か滑稽な気がしなくもない。

私は「誰」と「CPU」の対局であっても、それは「人間」と「CPU」の対局となるわけだから、その注目の度合いに変わりはない。何度でも書くが「人間のチカラ」をみせて欲しいと願っている。純粋に将棋を楽しみたいということだ。

そういうことよりも「バリバリの現役棋士」氏は、この対局をどう予想しているか、伺ってみた。

「女流棋士よりは米長会長の方が強いでしょうが、引退から年月も経ち、盤駒から離れている期間も長いことを考えれば、勝負勘という面からも、近年の定跡、戦法では勝ち目は薄いように思われます。米長会長は雑誌のロングインタビューで、坂田三吉氏の墓参りをしたい、ということも含めて、氏のことを再三語っていますよね。手番は後手番にもなったことですし、おそらくセオリーどおりの戦いはしないでしょう。そう、京都、南禅寺の端歩です。△9四歩、この可能性は相当高いと私は思います。まぁ、普通の戦いにはなりませんし、会長はそれを避けると思います」

私は、こういう話を伺うと、やはり益々対局が楽しみになってくるのである。

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[197] 第1期女流王座戦
JC IMPACTU (/) - 2011年10月21日 (金) 20時46分

明日から、いよいよ第1期女流王座戦第1局の幕が開く。

私も興奮しながら「棋譜中継」を観戦することになるだろう。
そう、私は興奮するのである。何故か。

清水市代さんは高柳名誉九段のお弟子さん、加藤桃子さんは高柳門下の安恵八段のお弟子さん、つまりはこの将棋、高柳一門の対決でもある。

清水さんは「奨励会入会」を考えなかった。高柳名誉九段からみれば、それこそ「孫」のような存在。師匠もそれは望まなかったという面がある。そして彼女は「女流」の「天辺」をひたすらに目指した。ある意味、その夢は叶ったともいえる。その後、彼女にはそう早くない時期に「無冠」となる。冬の時代だ。

昨年の「あから」戦には女流棋士を代表して登場した。時間の配分に読み違いがあった。惜敗した。「CPUをどれだけ研究したと思っているのですか」私はその一言を、今も決して「負け惜しみ」などとは全く思っていない。

女流王座戦の後には女流名人戦にも登場する。第38期、リーグ戦は全勝。

加藤桃子一級は2006年、11歳で奨励会に入会。清水さんとは二周りの年齢差。彼女は「狼の将棋」の中で過ごした。さてさて、天辺のスタートに立てるかどうか.....。

棋士という環境の違い、目指したものの違い、価値観の違い、それら凝縮されたものの全てが盤上に舞う。名門高柳一門に属する二人には、どうか手に汗握る「素晴らしい熱戦」を期待したい。

金先生、高柳先生、そして芹澤九段もきっと、みている。

石橋幸緒四段には、私はできれば会場に足を運ぶなり、PCに張り付いてもらいたいと思っている。こういう日にどういう過ごし方をされるか、それは石橋さんの今後にも必ず影響を及ぼすと私はそう確信している。

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[198]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月22日 (土) 12時31分

女流王座戦

リアルタイムで視聴している。

ヘボな私としては「昼食休憩時」(60 △7八と)の段階では清水市代さん側(先手)を持ちたいような気になる。

次に清水さんが2二と、と、銀をとるにせよ、4筋から絡むにせよ、どこかのタイミングで▲7一銀と打った局面を思えば加藤さんの玉はいかにも狭いようにみえる。

芹澤九段ではないが「殴り合い」のような将棋である。例えばここまでの早過ぎる指し手や時間配分だけをみて「だから女流の将棋は」などと言わないで欲しい。

ある意味、全てを賭けた「意地の勝負」なのだ。

無責任な外野としては、次に▲7八銀とは指して欲しくないというか、清水さんはそうは指さないだろうな、という気もする。

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[200]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月22日 (土) 13時16分

女流王座戦昼食休憩時の図面

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[201] 暴論
ポン太 (/) - 2011年10月22日 (土) 19時23分

16才の奨励会1級に女流棋界の大ベテラン第一人者6段が負けるようでは、そもそも女流棋界とはなんなのでしょうか。この番将棋に女流6段が負けたら女流棋士など廃止するか、アマチュアの一部門にするべきで、対局料をもらうのなど片腹痛いです。女流棋士は棋界のホステス、対外接客係なのでしょうか。ホステスとしての報酬なのか?勿論いろいろな方がおられて、女流の権利というのもあるかもしれませんが、なんともはや不甲斐ない次第です。女流段位などどれほどの意味があるのでしょうか。AKB48と同じ程度のアイドルとしての、まさに興行的営業的価値の段位なのでしょうか。この番将棋に注目したいです。さらには、コンピューターと人間より、女流棋界の存亡をかけた勝負がみたいので、女性を含む奨励会級位者と女流代表者との複数勝負を見てみたいです。そもそも女流棋士という発想が、つまり出発点が間違いなのでしょうか。

Pass

[202]
JC IMPACTU (/) - 2011年10月22日 (土) 23時10分

ポン太さん

>16才の奨励会1級に女流棋界の大ベテラン第一人者6段が負けるようでは、そもそも
>女流棋界とはなんなのでしょうか。

「盤側の談話室」でもみなさんの意見を伺いたく、この問題についてのスレッドを立ててみました。そちらの方もご覧いただければと思います。

少なからぬファンの方々がポン太さんと同様の印象をもたれるのかな、とは思います。

ただし、奨励会員と女流棋士というのは、将棋の「経歴」というものが全く異なります。芹澤九段はかって男の将棋を「狼の将棋」女性の将棋を「羊の将棋」と述べました。この勝負如何では奨励会員の「将棋」と女流の将棋も「同様のレッテル」が貼られるかもしれません。

というか「奨励会員」のタイトル戦出場、しかも第1期の棋戦、対戦相手に「性差」はありません。これほど奨励会員の将棋が注目されることは、今までなかったように思います。奨励会と女流棋士では「環境が違う」などというのは、実はあまり説得力をもたないように思います。今は「どちらに」身を置くことも自由ですから。

「自分にとってより強くなる道はどちらか」「強さを維持し続けるというのは、どういうことなのか」が静かに、静かに問われようとしています。私は加藤一級もまた、相当のものを背負って登場していると思いますし、CPUに続き、清水市代さんが、再び「斬られ役」になってしまうと.....という危惧にも似た感情が私にはあります。

いずれにしても問われるものの多い棋戦になりそうです。

>女流段位などどれほどの意味があるのでしょうか。AKB48と同じ程度のアイドルとしての、
>まさに興行的営業的価値の段位なのでしょうか。

この五番勝負が終わるまで、宿題として預からせてください。

>そもそも女流棋士という発想が、つまり出発点が間違いなのでしょうか

棋士としての「生き方」は違うと思います。間違いであるかどうかは私にはわかりません。どちらが幸せなのでしょうか。そんなことを今日、考えました。

さて、このスレッドも終了です。私の方で新しいスレッドを立てておきます。




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[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2025年01月31日 (金) 12時31分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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