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[25] 週刊将棋5/11号「公益社団法人」特集を読んで
JC IMPACTU (/) - 2011年05月10日 (火) 21時12分

駒音の「米長会長礼賛」というスレッドで表題記事について触れられたコメントがいくつかある。世渡り下手爺氏は、勿論、当該記事を読まれて、コメントをされているし(「公益法人として相応しいか」スレッド)そこでは

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「全部を書くと、とんでもない長文になりますので、気になる方は今週の週間将棋(引用者註:ママ・週刊将棋)を見ていただければと思います」(98.  世渡り下手爺 - 2011/05/08(Sun) 13:44 No.31347 より一部引用)
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ということだから、問題提起「そのもの」についての異論はない。ただ、私は不思議で仕方ないのだが、その発言にコメントするという時に、当該記事にどれだけの参加者があたるのか、ということなのだ。私は、こういう時には、手間暇をかけてでも当該記事を入手する。全体を読んでみたいと思うからだ。それと匿名で発言するといっても、自分で記事を実際に読んでみないと全体のトーンも含めて、イメージがわかないというところがある。

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A:「タイトル料が高額ではないか」との指摘もあったようだが、連盟側は賞金が上がってきた経緯や高額な賞金を設定しているからこそ棋士が切磋琢磨した結果、将棋文化が発展してきたことを粘り強く主張して理解を得たため、すでに解決している。

ん?将棋文化が発展したのは高額な賞金体制だったからなの?
(98.  世渡り下手爺 - 2011/05/08(Sun) 13:44 No.31347 より一部引用)
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では具体的に第23期竜王戦・第24期竜王戦の賞金をここに記してみよう。

第23期竜王戦タイトル戦7番勝負
賞金:優勝3900万円 準優勝1500万円
対局料:保持者:750万円 挑戦者:0
竜王防衛の場合:計4650万円

第24期竜王戦タイトル戦7番勝負
賞金:優勝4200万円 準優勝1550万円
対局料:保持者:600万円 挑戦者:0
竜王防衛の場合:4800万円

ちなみに前期第23期の契約金は3億4300万円(消費税別)。約6割が予選、本選、7番勝負の賞金・対局料、約2割が運営費、約2割が給与だったそうだ。さて、この具体的な数値をみて、優勝賞金4200万円が高いか安いか。竜王戦は名人戦よりも賞金の高い最高額の棋戦である。私個人は、契約金の2割くらいは優勝賞金でいいのではないかという気もするが、現在の賞金が不当に高額であるとかバブル云々とは全く思わない。

>ん?将棋文化が発展したのは高額な賞金体制だったからなの?

という世渡り下手爺氏の問題意識は実に面白い。棋士というのはプロであり、そのプロである以上、タイトルと同時に高額な賞金というのは、切磋琢磨(勝つことによって収入が増える)の起爆剤となるのは当然ではないだろうか。プロとアマの決定的な違いだ
し、でなければ、そもそもプロの世界はどんなジャンルでも隆盛しない。

ただし「名人」と「竜王」どちらに就きたいかと問われれば「名人」と答える棋士は今でも多いのではないかと思う。名人にはそれだけの重みと伝統が存するからだ。それ以外の棋戦は、ある意味、名人という一冠に及ばない。だからこそ読売新聞社は棋界最高の賞金額を設定し、序列に拘ったのだ。免状署名でも原則、名人と竜王以外のタイトル保持者が署名することはない。

賞金のためだけではないだろうが、プロである以上、高額な賞金は魅力である。当たり前のことだ。だからこそファンも名人戦と竜王戦にはとりわけ注目が集まるのである。

普及貴金を増やさないのかという指摘については、今回の制度改革により、普及に重点を置く(社会貢献へ公益への発揮を目指す)という方針が示されているから、この点をしばらくみてみないとわからない。

私は普及と対局は車の両輪のようなものだと捉えているから、それはバランスをとってやればいいと思っている。この新聞の一面には「棋士・被災地へ」と題したイベントの模様や5月4日の連盟イベントの概要が速報として報じられていた。実はこれも社会貢献のひとつであり、普及活動の一環でもある。5月4日は私も参加したが、安価で楽しめた一日でもあった。

別に私は世渡り下手爺氏がそういうことに一言も触れないことを悪いとは思わない。興味がないことには、人は何かを語ろうとは概ねしないものだからだ。

それと米長会長が賞与を得ることについては、規定上、何ら違反するものではない。

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(13)  その理事、監事及び評議員に対する報酬等(報酬、賞与その他の職務遂行の対価として受ける財産上の利益及び退職手当をいう。以下同じ。)について、内閣府令で定めるところにより、民間事業者の役員の報酬等及び従業員の給与、当該法人の経理の状況その他の事情を考慮して、不当に高額なものとならないような支給の基準を定めているものであること。
公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律
(平成18年6月2日法律第49号)
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不当に高額にならないものであれば、別に構わない。約250名の企業として考えると2009年度で約30億円だそうだから、パーヘッドとして考えると案外に脆弱な組織ではある。

日本棋院の資料を添付しておいた。

真面目に考えても仕方ないのだと思ってはいるが、駒音で世渡り下手爺氏ほか何人かの方々は「どういう日本将棋連盟」ならば理想だと思っているのだろう。米長会長辞任を求めているのだろうということだけはわかる。では新体制は誰なのか。今までと骨格の部分で何をどうしたいのか、さっぱりわからない。



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