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[53] 日本将棋連盟の「免状」について
JC IMPACTU (/) - 2011年06月14日 (火) 05時29分

私も「免状」を有している。申請料という名目だったのかな。対価を支払った。名人戦で中原名人が米長邦雄永世棋聖に敗れた時である。会長は当時、二上達也九段。竜王は羽生善治現名人、中原名人の名が入った免状でなければいけなかったので、慌てて申請した記憶がある。

「将棋世界」の段級位認定コースを卒業して得た資格だった。しかし、こんなもの、というと語弊があるかもしれないが、実際の段位とは乖離が甚だしいものである。しかも、それは自分がいちばんわかっている。「練達二長ケタルヲ認メ」られても困るのである。だから私の場合は、今まで「将棋」を通じて得た様々な恩恵に対する感謝のしるし、記念としての寄付というような感じだった。小学校四年から今日まで、生涯の趣味として出会えたのだし、それは私にとっては「プラス」に働いたと思っている。

そもそも、私は取得した段位を将棋仲間に語ったことなど一度もない。理由は簡単。伴う実力が全く備わっていないということを自分自身が強烈に自覚しているからだ。実戦レベルで、その段位を語れば「嘘」になる。人前に出せない「段位」など、本来の意味はない。故にこれは「寄付」ということになる。それ以上でも以下でもない。

だからこういう免状は、例えばアマ棋戦で優勝、準優勝することによって得た「証(あかし)」とは全く異なる。人によっては全く「紙きれ」である。文部科学省の大臣に「五段免状」を贈呈したからといって、本人がそんな棋力があると思っているわけでもなく、換金できるものでも、自体に価値のあるものでもない。そういうものに「賄賂性」はないと私は考えているし、眦を決してどうこう言うような問題でもない。そして、文部大臣に無料で贈呈した免状を俺は対価を支払って得たのだ、どうしてくれるなどと憤ったり悔やむつもりも毛頭ない。私にとっては「寄付」という感覚の申請だったからである。

例えば、今、組織力の強い支部、子供さんの多い支部で、例財的にも恵まれたところでは、普及指導員や支部長が「免状申請」を積極的に勧めている。例えば子供たちにとって、羽生名人、渡辺竜王の直筆署名による免状というものは、人によっては「励み」になるのかもしれない。頑張ったご褒美のようなものである。別に米長会長が「個人」で濫発しているわけではないのだから、そのこと自体を責めるつもりは、私にはない。

ただし、免状などなくとも、将棋を強くなる方法はいくらでもある。棋力に伴う自分の実力というのは、自分だけがわかる。というか、自分にしかわからない。

私の友人が以前、こんな一言を漏らしたことがある。「将棋は好きだ。面白い。個々人のプロ棋士も魅力的だ。尊敬もしている。しかし、将棋連盟というあの組織の有様だけは、たまらなく嫌だ」「たまらなく」というところに彼は一層の力を込めた。

中原十六世名人には、以前、女性問題を巡る大きなスキャンダルがあった。しかし、私は以後も中原十六世名人が好きである。そのことで、名人を嫌いになったことなど一度もない。女性問題というのであれば、米長邦雄永世棋聖の方が、より「本能的」である。そういう面を私は好まない。倫理云々以前の問題において。

米長邦雄会長は、出世をされた。世に出たという意味である。その点における氏の実績は実績として私は素直に認めたい。大乱世に新棋戦の設立も含め、それなりの辣腕をふるえた棋士はあまりいない。例えば大山康晴十五世名人の頃に比べれば、趣味、娯楽の多様性が全く異なる。こういう時代には、仕掛けていくリーダーというのは組織内で一定の支持を受ける。外部とのパイプも強い。だから、というと変な話だが「米長さんのようにはなれない」自分を前にして、棋士の殆どが沈黙するのである。

今の内閣総理大臣にはリーダーとしての求心力が完全に失われている。しかし米長邦雄会長には「求心力」があるのだろう。彼の社交性や調整力に「強さと期待」を感じる棋士がいるのだろう。でなければ、とっくに「倒閣」が始まっているはずだ。

おそらく今年の秋には「米長邦雄会長VSコンピューター」の対局が実現する。清水さんの敵討である。前にも書いたが、対外的にはこの話題はそれなりに盛り上がる。解説に加藤一二三九段や清水さんを揃えれば、ある意味、男性棋士と女性棋士の「一丸となった姿勢」を打ち出すこともできる。勝ち負けじゃない。効果なのだ。そういうことが、この人は巧い。

「駒桜」ならぬ「駒刀」(男性棋士ファンクラブ)でも作るんじゃないかという気がしないでもない。

先日、東京在住の棋士と会う機会があった。5月の総会についての詳細について話を伺った。匿名であろうが実名であろうが、書ける話と書けない話はいつもつきまとうのだけれど、そのことでちょっと悩んでもいる。「将棋は好きだが将棋連盟の体質はたまらなく嫌い」というのがわかるような気がした。

しかし、ここまで書いた以上は、私なりに「偏ることなく」淡々とある程度は伝えるべきなのかな、と思ってもいる。少し考えてみたい。

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