【広告】Amazonからスマイルセール!2月3日まで開催中

BBS言葉の対局室

言葉の対局室管理規定 をご一読、ご了承の上、ご参加ください。
「将棋」に関する話題、提言、人物記、その他「あらゆるジャンル」の議論をお楽しみください。
本掲示板では1スレッドの上限を35に設定しています。継続する場合は、新しいスレッドを立ててください。

2013年8月27日(火)22時より「言葉の対局室・別館」リレー将棋対局室を開設致します。

合計 今日 昨日

ただいまの閲覧者

ホームページへ戻る

名前
メールアドレス
タイトル
本文
アップロード
URL
削除キー 項目の保存


RSS
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[88] 世渡り下手爺氏の発言を読んで考える。
JC IMPACTU (/) - 2011年08月21日 (日) 12時58分

g世渡り下手爺氏の発言「駒音」
>60.  世渡り下手爺 - 2011/08/12(Fri) 17:33 No.34815 を拝読させていただいた。以下、私なりに考えることをここに述べてみたい。

>私は、棋士は将棋という興業による「プロの人気商売」をして
>いると思っております。「人気商売」をしている人間や組織が
>社会との折り合いがつかなくなれば衰退するしかないのではな
>いでしょうか。

そう、本当に「社会との折り合い」がつかなくなれば、あえて書くなら「こんな組織」は衰退してしまう。例えば、来期の名人戦で、毎日新聞社が契約の継続を放棄する。朝日新聞社は、単独掲載とはいえ、毎日新聞の負担金まで肩代わりすることはないだろうから、契約金は激減する。その金額交渉が拗れて、最後には、まぁ、そんなことにはならないだろうけれど、朝日も契約更新を断念する。棋戦の自主運営ができるほど、連盟の財務は豊かではない。webというファンの課金だけで、運営などできるはずはないからだ。

>社会と対応しファンを大事にすることが肝要であることは子供
>でも判る一般社会常識です。

で、ここが難しい。「ファンを大事にする」とはどういうことなのか。「ファンとは何か」である。

例えば「米長邦雄の家」でご本人自ら「web対局」を行っている。参加者は少なからずいる。web上とはいえ、永世棋聖の指導対局を堪能している方もいらっしゃるだろう。で、彼らは彼らなりにそれぞれの地元で普及活動も行っている。「米長さんを好きな将棋ファン」である。彼らは「大事にされている」と、それぞれ自覚されていることだろう。勿論、彼らは米長会長を挑発もしないし議論もふっかけないし、批判もしない。

おそらくは大部分の将棋ファンにとって、連盟が潰れでもしない限りは、米長会長でも谷川会長でも佐藤(康)会長でも、実は誰でもいい。名人戦や竜王戦、王位戦などといったタイトル戦の手に汗握る対局を堪能できれば、それでいいのだ。バカボンのパパではないのだけれど。

金と銀氏は「自分にとって将棋などは遊び」という趣旨のことを駒音に書かれた。最近でも「自分には関係のないこと」という発言もいくつかみられる。馬さんも盤側で升田幸三実力制名人の言葉を引き「世の中に必要なものかどうか」について見解を述べられた。

全てのアマチュアにとって「将棋」は趣味であり、遊びと断じることもできる。ただしプロ棋士にとっては「遊び」ではない。かって山口瞳氏は「アマチュアはいいんだよ。いつでもやめられる」ということを述べた。私にしても学生時代から比べれば、将棋と接する時間など激減している。仕事があるからだ。

「米長会長でも谷川永世名人でも誰でもいい」というのは日本将棋連盟の大部分の収入はBtoBである。もちろんファンからの収入も免状や書籍の販売、指導対局などあるのだけれど、棋戦の運営資金は、メディアからの対価である。これが命綱なのだ。

>しかし、組織として営業努力をすることなく、新聞社と云うス
>ポンサーに「おんぶにだっこ」をし続け、その大事なスポンサ
>ーどうしを秤にかけて、棋戦の取り合いをさせるような営業の
>仕方では将来は見えませんね。

おそらくは、将来などみえたことは一度もないのだと私は思っている。単に景気に左右されて泳いできたという「脆弱な組織」だったのかもしれない。本質的な構造というものは。

人格識見はともかくとして、米長邦雄会長には、確かに会長就任後、それなりの実績というものがある。ある棋士は私にこう述べた。「仕事の場(新棋戦)を増やしてくれたという機会創出の面ではかなりの棋士が米長さんを評価していますよ。私もそうです。人間的には嫌いですけどね」

私は↑の棋士の意見というものが大勢を占めているのではないのかな、という気がする。誰でも「生活」を考えるのだから、そのことだけをもって、私はこういう意見を弾劾するつもりはない。

LPSAに関しては、米長さんが会長である限り、この問題は解決することはない。別にLPSAとしても、それで「不都合がない」というのであれば、自分たちの組織を強くすることに邁進する手もあろうかというもの。連盟の女流棋士もLPSAの所属棋士も、ごく一部を除けば、事実上、彼女たちは「レッスンプロ」なのだろうと思う。それも「生活」があるからである。そして、アマチュアにとって、それは需要がある限り、大事なものだと私は思う。

>まず、ファンを大事にしましょうね、連盟は。

連盟からいえば「ファンといえども種類がある。誰彼なく大事にできるものではない」ということなのだろう。私は米長会長であろうが中原十六世名人であろうが「人間が感情の動物である以上、完璧を求める」ことはしないから、ファンというような中傷的な言葉を用いたくはない。誰もが「私こそが真のファンだと」思っているはずだから。

あえていうなら「米長会長を刷新しようとする力が連盟内部にも結集しない。米長会長を刷新しようとするファンの力が及ばないという」原因はどこにあるのだろうか。棘は棘であっても、それ以上にはならない理由は何か。私はそんなことを考えながら、時折、駒音を眺めている。

Pass

[92] 寅金氏の【2011/08/31(Wed) 23:02 No.35378 】をみて考える。
JC IMPACTU (/) - 2011年09月01日 (木) 21時55分

駒音に寅金氏の次のような発言がある。

--------------------------------------------------------
73.  寅金 - 2011/08/31(Wed) 23:02 No.35378
ま〜ま〜、連盟からの回答期限が到来したばかりですので、
そんな焦らずに、詐欺。。。もとい、
鷺宮の住人様は裁判所からの<お手紙>をお待ちになってく
ださいね〜
--------------------------------------------------------

今日の昼、社内外の「将棋好き」が集まって食事をする機会があった。メンバーの中には司法関係者も含まれている。私の方から概略のポイントを説明して、いわゆる米長会長の回想録における実名開示を個人情報保護条例違反として立証できるか。文中の発言が、寅金氏に対する侮辱、名誉棄損を構成するかどうかについて水を向けてみた。勿論、私は掲示板に示された以上の情報について、知る立場にはないから、本当の背景がわかるというわけではない。

2011年7月16日に示された「会長回想録」の内容は、今日までに何ら修正された様子がない。「個人情報という以上、それが本人にとって保護されるべき内容であるかどうかが問題になります。表向き、寅金氏は米長邦雄会長ならびに米長企画に対して、削除要請を行ったようにはみえないし、例えばそれが拒否されたことを掲示板でアピールしているわけでもない。さて、そうなるとそもそもこの情報、すなわち寅金氏=実名の公表というものは、本人
にとって、真に保護すべき情報に値するのかという点が、ひとつポイントになるでしょう」

「反吐云々」については、本人ではなく「そのような指摘もあった」と記されている。つまり第三者の指摘という体裁をとっている以上、米長会長からの「侮辱、名誉棄損」という要因が成立するかについては、これまた難しい」

私も似たような感覚を有している。「訴訟というのはこの場合、個人間の争いですから、当人にどの程度の不利益が生じたのかという点が、問題になります。寅金氏という方は、そのことによって本当に立証可能な社会的不利益を有したのでしょうか。まぁこのことについては、どっちもどっちというか、駒音には米長邦雄氏に対する名誉棄損が濃厚な発言も散見していますし、私が米長氏の弁護を引き受ければ、その点をつきますね。個々の発言者何人かと、web上における管理義務を怠ったということで、管理者には沙汰を賭けてやりとりさせてもらいます。駒音のみなさんには勿論、そういう覚悟をもって言論活動に励んでいらっしゃるのだとは思いますが」

で、面白いことにここにはマスコミの方もいらっしゃったのだが「駒音」というサイトで何か揉めているという、ごくごく軽い認識しかなく、その背景を深く知る者は誰もいなかった。そういうことに関心がないのである。つまり米長会長の貢献度をうまく伝えることに成功していると申し上げていいのかもしれない。

なるほど、そんなものかと、改めて思った。優先順位ということか。

Pass

[93]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月05日 (月) 01時37分

米長会長を「好きか嫌いか」といえば、私自身、後者に属するなぁという自覚が私にはある。元々、私は中原誠十六世名人のファンであるし、往年の「中原VS米長」のタイトル戦を愉しませてもらったが、米長邦雄永世棋聖を応援したことは一度もない。理由はと言われても困る性質の問題ではある。米長さんよりも好きな棋士がいたとしか応じようがない。

米長永世棋聖が中原さんから名人位を奪取した。次年度の挑戦者は羽生善治十九世名人。この時だけは、私は米長永世棋聖を応援した。元々、戦前から羽生十九世有利のコメントや雰囲気が蔓延していて、五十歳名人に、何とかそれらを吹き飛ばす対局をみせて欲しかったし、私自身、中原十六世名人のリベンジを確信していたから、もう一度「中原-米長」の名人戦を堪能したかった。

私なりに「駒音」での一連の流れをみていて、法というものの難しさをしみじみ感じることがある。訴訟というのは、国民の権利として有するものだから、そういう決着を望むというのであればそれは個人の自由だから、それは好きにすればいい。

ただ、依然として私には不思議なことがある。少なくとも駒音をみている限り、寅金氏が名誉感情を棄損されたと思っているように私は全然みえない。勿論「こころ、内心の問題」というものは、言葉に全て表現できるものではないから、表に出ないところで、氏が悶々と苦しんでいるということはあるかもしれないが、私の想像力をどれほど働かせても、そういう感じはしない。もう少し言うならば「被害者」にみえないのである。

わかりやすく書いてみよう。「おお、米長会長がやり損なった。しめしめ」と、まぁ、そんな感じにしか映らない。

寅金氏は、おそらく「市井の一将棋ファン」なのだろうと推測している。どこかの連盟支部に所属していらっしゃるのだろうが、支部会員の中にも「米長会長の熱狂的ファン」から「アンチ米長」まで、様々な立場の方がいらっしゃる。

氏はLPSAの支援者である。(と断言しても、首を捻る方はそれほどいらっしゃらないだろう)私は、駒桜もLPSAも両方ファンクラブに所属している。いずれにしても「女流棋界」が、数としてもう少し増えないことには、この世界が広がらないと感じているから、ささやかなことを続けている。

で、寅金氏は「社会的に不利益を被っている状況にあるのか」といえば、実際はどうかわからないが、見た目にはそういう印象が全くない。会長回想録に抗議した結果、現状の状況が尚も続いているという状況であれば、ある意味、勝負になるかもしれないと私は一瞬、感じたが、前回にも記したとおり、そういうわけでもないような気がする。

「連盟会報」云々といっても、寅金氏は数年来、駒音で発言を続けてきた。数十の発言で、米長会長が「ぶち切れた」という印象はない。つまり「突然」ではないという見方もできるのである。

心象の問題として「ログ提出」を求められた際に、果たしてどういう判断が示されるのか、という気がする。米長会長は準公人的な立場であり、プライバシーに関して「一定の制限」が課せられるわけだが、それでも全て、何もかにもというわけではない。

勿論、寅金氏が例えば「代理紛争」の一方の解決者として手を挙げているとは、私は思わない。LPSAにも顧問弁護士や法律的な支援者はいるわけだから、心底、どうにもならないということになれば、組織として、法的手段に訴えるはずである。しかし、今のところ、そういう動きもなさそうである。私は何度か述べてもきたが、LPSAはLPSAとして、争うというよりは自立の選択をとったのだろう。米長連盟会長が続く限りは、このふたつの団体の統合などあり得ない。というか、それは「幸せにならない」と私は思っている。ある意味、女流組織がふたつあってもみっつあってもファンは困らないといえば困らない。強くなれば、評価も露出も自然とついてくる。

精神的苦痛というのも難しい問題だ。少なくとも「web駒音」での活動をみる限り、氏を「苦痛」に追い込む要因は、今のところはなさそうにみえる。私は寅金氏が「連盟を敵」だと認識しているとは考えていない。現に氏は「連盟会長としての米長邦雄氏をターゲットにはしない」と宣言している。

そういう意味では私闘ということになるのだろう。その大義は何だろうかと考えると、私にはあまりそれがみえないのだ。

米長会長、米長体制は「正会員」の圧倒的な支持によって成り立っている。この場合、支持が多いことが「正しさ」を意味するわけでは必ずしもない。
しかし、例えばあらゆるクーデターというものは、その勢力図が拮抗、もしくは逆転しない限りは成功しない。成功するためにはその勢力を塗り替える努力と実績が必要不可欠になる。

そうはならないというのが現状だろう。当事者抜きの「改革」というのは難しい。何故ならば、組織刷新が行われたところで、正会員の「生活」までを考えるわけではないからだ。いい悪いというよりもこれは「現実」である。

「人はパンのみに生きるものではない」そのとおりである。しかし「パンがなければ人は生きられない」これも事実だ。

つまり「パンの問題を抜きにして」何ができるのだろうかと私は思っている。体制がどう変わろうと誰が会長になろうとなるまいと食える棋士は食える。食えない棋士は食えない。そして「生きていくことと、生活していく」ということは、良くも悪くも違うということなのだろう。

私は今のトップ棋士たちが、例えば「敗者には何もやるな」みたいな思想に染まらないことは、それはそれで評価している面がある。むしろ金銭的には彼らが下支えしているということも、当然自覚しながらのことだろう。

彼らは「将棋は難しい」と、ずっとずっと、そう思って戦っているのだろうな、そんなことを考えたりもするのだ。そういう姿はやはり美しい。

Pass

[151]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月29日 (木) 02時07分

私のささやかな趣味として、愛読する作家の「署名本」蒐集がある。サイン会で入手したもの、古書店で買い求めたもの、新刊書店経由で購入したもの、様々である。愛読する作家が亡くなってもう「新作」を読めないという淋しさから、何とはなく始めたというか、始まったようなものだが、それでも、年月を増すごとにいいものが欲しくなる。

いいものとは何か。初版の極美本で献呈名が入らず、何か識語が記されていて、毛筆、落款まであれば満足ということになる。そういう趣味が昂じると時に作家が限定で出す「私家本」やら「限定本」まで手が伸びてしまう。「本など文庫本でも重版でも、読めればそれでいいではないか」と笑う方は沢山いる。「そのとおり」だと私も思う。上述した本を「読む」ということはない。時々、眺めて、それで気が休まる。蒐集というのは、そういう趣味を持たない方には大抵が「滑稽にみえる」ものだ。私自身、そうだろうなぁと思う。しかし、それでもなかなか止められない。

蒐集する作家の署名を見慣れてくると不思議なもので、だんだんと真贋がわかってくるようになる。そして、献呈名の入っていないものは「偽物」が時に出てくる。オークションで買い求めることはまずないのだが、それでも時々サイトを眺めていると「あ、こりゃ変だ」というのが自然と判るようになる。一時期、神保町でも「開高健」のニセ署名本をつかまされたの見破っただのという話を古書店主から聞かされたことも、そんなに昔ではない。

「蒐集」というのは困ったもので、だんだんとコレクションの質が整ってくると、入手困難なものが、当然出てくるのである。同じコレクターでも、軽々に話ができない。競合相手は当然多い。従って、同好の士といえども肝心なことは言わない。みつかっても私はそれを吹聴しない。みせびらかすようで、そういうことはしたくない。そういう意味では、この蒐集という趣味を全てわかっているのは、私のカミさんだけということになる。

別に転売するために求めているわけでもない。ただ、仮に自分の命の時間がある程度、わかったときには「どうするか」は私の頭の中にはある。「散逸しない」ということをどうしても一義的に考えてしまうのだ。

駒音で世渡り下手爺氏が、今回の「王座戦」の対局者揮毫の問題について書かれている。詳しくはそちらを読んでもらうとして、今回に関しては、私は世渡り下手爺氏の「憤怒」はよくわかる。私は大内九段は好きな棋士のひとりだけれど、世渡り氏の言うとおりならば、いくら「江戸っ子」といっても、あまりに逸脱した行為だと、ここで苦言を呈しておきたい。

選ばれた駒を用いて将棋を指す。タイトル戦出場の棋士に与えられた名誉でもある。私はそのことに当事者は「感謝の念」を表するべきだと素直に思う。その駒の所有者がどうしようと、売買があろうとなかろうと、そんなことは実は関係がない。何がどうあろうと、その「駒」(道具)に対して、敬意を表するというのは、自然なことではないかと思う。対局地での求めに応じて、色紙を書くというのも、感謝の表れではなかったのか。

駒の制作者に対して、そもそも失礼極まりない。どんな思惑でそうなったのかはよくわからないが、極めて遺憾なことだ。第一、用いた「駒」には、そんな不当な扱いを受けなければいけない罪など全くないのである。

その「駒」が売られるというなら、それは十分な高値になるだろうし、両対局者は、ある意味、そのことを「誇っていい」と私は思っている。超一流の棋士ふたりなのだから。

何か卑しい思惑と目線に汚されてしまったような、こういう出来事は哀しい。

Pass

[252]
JC IMPACTU (/) - 2011年11月14日 (月) 22時49分

世渡り下手氏が「駒音」(2011/11/11(Fri) 01:34 No.36889)で下記のような発言を残されている。一部引用してみたい。

----------------------------------------------------
私が、今まで行動に移そうとしなかったことは、LPSAに対しての義理であ
り、LPSAが健全に活動が出来る状態であるのであれば、出来るだけ我慢を
するつもりであったからです。

しかしながら、連盟のLPSAに対する対応は日に日に増して悪くなっている
ようであり、今回の西村氏の発言には関係がなく行動を行う用意だけは十分に
しておりました。

その行動の矢先に拝見をしたものですから、一応内容を把握しておきたいだけ
の事です。

私は、自分のHP、ブログを例の新聞報道以来更新をしないことに決めており
ました。その間、その報道機関とは弁護士を通じての内容証明のやりとりを数
多く行ってもきましたし、実態に関しても詳細に調査を続けてきております。
現在は、そのような状況の為、ここにおきましても詳細は伏せておくべきであ
ると感じておりました。しかし、行動に移すことが決定をした以上、そのこと
だけはお伝えしなくてはならないと感じ、そのタイミングを見計らっていたの
です。

たまたま、今回の件を知り、逆に各支部における方々が誤解を深める前に、そ
の布告をしておいた方が良いと個人的に感じたまでです。ご心配をして頂き感
謝をしております。これは、あくまでも私の考えは当時と全く変わっていない
ことをお伝えする形としての書き込みであります。

----------------------------------------------------

私はこの文章を読んで、一時期ほどに世渡り下手爺氏が「感情的に書き散らかした」コメントを記さなくなった。それはいいことだと思っているのだけれど、それとは別に考えることはある。

世渡り下手爺氏が「行動に移せば」LPSAは健全に活動できる状況になるのかどうか、である。第一、LPSAも一般社団法人であり、顧問もいれば、法律関係者の支援もいるだろう。本当に存続の危機がそこにあるなら、自分たちが自らしかるべき手段をとるはずである。というか、それでも「何もしない」組織というなら、それはもう組織の体を成していない。

勿論「勝ち目がない」という判断も組織的には「あり」だ。それでも「やらなければいけない」場合もなしとは言わないが、あえて、という判断は「しない」ということだろうと推測される。

私は最近、清水市代さんのことを時々思うことがある。例えば連盟のXmasイベントにも彼女は参加しない。いわゆる対局絶対中心主義だといってもいい。駒桜の「ブログ」に彼女が何かメッセージを発信したこともない。前にも書いたが、そのことを私は全く不満にも思わない。彼女が自身の将棋を「道の途中」であることを最も自覚しているのだろうと、そう思うからだ。勝負に生きる者が時々に「何が最も求められるのか」いちばんわかっているのは彼女かもしれない。実力をつける。勝つことに対する執念。毅然とした雰囲気。私はそのことに敬意を表したい。そこから先の「勝ち負け」というものは、ある意味別の話だ。

清水さんとCPUの対局の際、彼女は傍らに「米長邦雄会長」の写真を置いた。一瞬「それはないだろう」と私は感じた。だからそのことを以前に書いた。「高柳名誉九段や中原誠永世名人でない」その振舞は、私に違和感を感じさせたのである。

しかし、今考えると、それはそれでわかるような気もする。おそらく彼女は「そんなことを周囲がどう考えようと、我が道を進んだ」のである。高柳名誉九段や中原誠十六世名人の「写真」を飾れば、それはそれで物議を巻き起こしかねない。米長会長は当日会場に出席している。作る必要のない不協和音が生まれてしまうことになる。

試合後の会見のとき、米長会長の方が実は、遥かに悔しそうにみえた。私はこの時だけは(あえて、だけはと記す)米長邦雄会長に好感を覚えた。こうでなくちゃいけないと感じた。

話が横道に逸れてしまった。

「なんでも鑑定団」の一件は、盤の評価も含めて世渡り氏とテレビ東京、ひいては朝日新聞社との問題である。氏に鑑定を依頼したテレビ東京は「鑑定の多様性を認めた」そして、朝日新聞はテレビ東京のコメントも掲載している。連盟サイドも「テレビ東京からの要請があれば、連盟側鑑定者の情報開示含めて、公開に応じる」と会長自身が「回想録」に公表した。ならば、世渡り氏が自身の名誉を守るために行うことは、テレビ東京に対して協力を要請することだと、私は何度か記した。その考えに今も変わりはない。

おそらくテレビ東京は「米長さんと世渡りさんの喧嘩は勝手にやってください」ということだったのだろう。つまり、これはLPSA云々以前の「鑑定を巡る問題」の見解の相違に過ぎない。

だから、このことで「LPSAが健全に活動できることに役立つ」とは私は微塵も思わない。むしろ、更に奇妙な波風がおきることの可能性の方が高い。

だから私はそれを「大義」などとは考えない。喧嘩の延長ということでしかないし、むしろLPSAはそういうことに巻き込まれるべきではない。そう考えている。

Pass



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonからスマイルセール!2月3日まで開催中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板