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[123] 心に残った名作
JC IMPACTU (/) - 2011年09月19日 (月) 21時03分

【異人たちとの夏】(予告編)



原作は山田太一氏、第1回山本周五郎受賞作品です。私はこの作品をみて、結婚前でしたか、本作の「肝」のシーン、今半別館の主人公(風間杜夫)と両親(片岡鶴太郎・秋吉久美子との別れのシーンの場所をどうしても尋ねてみたく、浅草を訪れ共々、食事をしました。その結果、実は「制作側から申し入れがあったものの、ロケ場所として「今半別館」は提供されず、セットでの撮影ということがわかったのは、まぁご愛嬌でした。

この作品も原作に忠実に描かれています。名取裕子のラストシーンは全く不要という多くの人々の主張には私も同意しますが、大林監督によれば「あのシーンを削っては、なかなか公開には至らなかっただろう」とのこと。それもまた、わかるような気もしなくもありません。

劇場で公開されれば、万難を排して足を運びたい1本です。何度でも、何度でも。


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[124]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月19日 (月) 22時04分

【ディアドクター】予告編



西川美和という監督の才能に私は打ちのめされました。この映画の主題は「偽医者」という問題ですが、笑福亭鶴瓶の「善」たる部分「悪というよりは弱たる部分」が見事に描かれていたと思います。賞の権威云々はさておくとしましても、この作品に「日本アカデミー賞最優秀作品賞」が与えられなかったということに、私は今も失望しています。

【ゆれる】予告編



私は「ディアドクター」をみて、前作にあたる「ゆれる」という作品をみました。法廷シーンが、それは例えば「HERO」のように潤沢に予算を投下するわけにはいかないことから、些か辛い面はありましたが、それを引いても余りあるほどの仕上がりになっています。私は監督は脚本も兼ねた方がいい作品ができると思っていますし、原作の存在しないオリジナルの強さに惹かれる面もありますので、この作品にも非常に満足しています。

【エンディングノート】予告編



10月1日公開です。私の死生観は、本作をみたことで少し変わったかもしれません。

【小説吉田学校】予告編



吉田茂=森繁久彌というのは、よく似ているなぁとこの映画をみて私は改めて認識しましたが、少なくとも今の政治家は首を洗ってこの作品を正座してみてみろと言いたいですね。

さて、今日の最後に

これはテレビドラマの主題曲です。



このドラマが放送されたのは1978年。年の暮近く、友人と地元のやきとり屋で酒を呑んでいる時に田宮二郎自殺の第一報を知りました。のちにフジテレビでこの作品はリメイクもされましたが、やはり、役者の厚みが違ったのかな、という気はしています。

【エンディングノート】を除き、いずれもDVD化されています。


Pass

[125]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月20日 (火) 02時05分

【マルサの女】予告編

伊丹十三氏の第1回監督「お葬式」をみた時に、こういう平凡な題材を「映画に仕上げた」ということで、私は感心した記憶があります。この作品も「ラストシーン」が美しいものでした。



【東京タワー】予告編



遠くに故郷をもつ人にとっては、ある意味、これは辛い映画でもあります。この作品は「TVドラマ化」もされましたし、どちらも甲乙つけ難い出来でした。私は、今、女優さんでだれがいちばんうまいかといえば、樹木希林さんだと、私は勝手に思っていますね。予告編をみていても、涙がでそうになります。

【板尾創路の脱獄王】予告編



板尾創路さんというのは不思議な魅力をもった方です。主演であれ脇役であれワンシーンであれ、この人が出ると見事に記憶に刻まれる。ラストが強く印象に残る作品でした。

【あの夏、いちばん静かな海】予告編



北野武監督の中で最も好きな1本です。

Pass

[128]
JC IMPACTU (/) - 2011年09月21日 (水) 01時01分

【東京物語】予告編



小津監督も「完全主義者」ですから、ダメ出しの数は相当だったようで、大坂志郎(末弟役)の「墓に布団は着せられぬ」など何度言わされたかわからず、ラストシーンで撮影後、周吉(笠智衆)が立ち上がると湯気が上ったという逸話が残されています。

あのエンディングにおける映像の僅かな傾きが、周吉の心象を見事に表現しているわけですが、そんなことに目がいくようになったのは、私が「大人」になってからのことです。

実は私、おそらく初めて披露すると思いますが、周吉が形見分けに紀子に渡したものは、何故、腕時計だったのか、ということは実は「大きな意味」があると思っています。「帯どめ」でもなく「アクセサリー」の類でもなく何故、腕時計だったのか。つまりは「腕時計」でなければならなかったというのが、私なりのテキストの読みなのですが。

周吉は紀子に「再婚」をしきりに勧めました。「わしらのことは忘れてもらって構わない」と。しかし形見に渡したのは腕時計。時計は時間を刻んできたものです。紀子と周吉夫婦の時間をこの腕時計だけは知っている。私は周吉はその言葉とは少し裏腹に「私たちとの時間を忘れないで欲しい。覚えていて欲しい」そういう想いが託されていたのでは、と感じました。

帰郷する紀子は、ある意味、汽車の中でおそらくそのことに気がついたのだと思います。そういう意味では、紀子の涙はそう単純なものではなかった。家族、血縁、人間の業、様々な思いが一瞬に去来した。それが汽車の中の紀子の表情だと私は感じています。「もう今では流行らない腕時計」は、やはり紀子にこそ託されなければいけなかった。そんな気がするのです。

Pass

[263]
JC IMPACTU (/) - 2011年11月21日 (月) 01時12分

西原理恵子さんという漫画家の「絵のタッチ」が苦手で、私はこの人の作品を殆ど読んだことがない。しかし、西原さんの作品を映画化したものは、いくつも私の心に残っている。いずれも劇場で鑑賞したが、例えば「女の子ものがたり」この作品を私は改めてCS放送で拝見したけれど、やはりいいのだ。ほんとうに。




この作品は「女の子ものがたり」というよりは、女の子が示した「男の友情」を描いた作品である。「あんたなんか友だちじゃない」このシーンに私は鳥肌が立った。



「酔いがさめたらうちに帰ろう」は西原さんの元夫、鴨志田穣さん原作の作品。永作博美さんの演技が光る。彼女の最新作「八日目の蝉」は、日本アカデミー賞の候補になるだろうが、再ブレイクの予感を十分に感じさせる作品でもあった。



「パーマネント野ばら」切なさとミステリアスが入り混じった作品でした。この視点は女性にしか描けないだろうという気がします。



「毎日かあさん」この作品は松竹系で全国に公開されたから、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。「酔いがさめたら...」と一緒にみると、双方の視点がよくみえてくる。ただし私は永作さんの「西原」の方が好きだった。

さて、12月はいよいよ「コトバのない冬」が日本映画専門chに登場する。ラストシーン、こんなに切ない映像表現を私は生涯、忘れることはない。DVD化もされているが、視聴環境の整われている方は、ぜひご覧いただければと思う。

私とカミさんが共に「絶賛」した数少ない一本である。(案外、なかなか評価は一致しないものなのだ)


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[335]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月19日 (木) 12時30分

某月某日(3)で第35回日本アカデミー賞、優秀賞作品を予想した。以下、その内容である。

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「武士の家計簿」(松竹)
「最後の忠臣蔵」(ワーナー・ブラザース映画)
「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)
「ツレがうつになりまして」(東映)
「ステキな金縛り」(東宝)
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1月16日に候補作が発表された。

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大鹿村騒動記(セディックインターナショナル)
最後の忠臣蔵(ワーナー・ブラザース映画)
ステキな金縛り(東宝)
探偵はBARにいる(東映)
八日目の蝉(松竹)
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そうか、松竹は「八日目の蝉」があったか。私は「武士の家計簿」を選択したが、これはもう、だからといって異論はない。原作(角田光代)もよかったし、永作博美さんの演技は素晴らしかった。この映画の本当の主演は永作さんである。井上真央さんじゃあない。

「大鹿村騒動記」原田芳雄さんの監督、主演作であり、遺作である。候補作のなかで、最も贅沢なキャストというなら本作だろう。公開日前後だったかに亡くなられたこともあって、観客動員に、そのことが力を貸した。
ただし、映画の出来として、優秀賞かと言われると違うと私は感じた。喜劇というなら、これだけのキャストを揃えた割には不完全燃焼である。ピリッとしない。オチも弱い。

「探偵はBARにいる」これも違う。悪くもないが良くもない。印象に残らなかった。

さて、正式なエントリーからどの作品が選ばれるか、である。

実は難しい。というのは「ステキな金縛り」という喜劇と「最後の忠臣蔵」「八日目の蝉」というヒューマニズム作品、おそらくこの3作の中から最優秀作は選ばれる。「喜劇」は低くみられるという映画人の意識から、果たして今回、それを脱却できるかどうか。興収というなら「金縛り」は断トツなのだけれど。

私にとっての三谷作品のベストといえば「ラヂオの時間」である。ただ今回はこの「ステキな金縛り」が最優秀作に選ばれて欲しい。

ただ、ただである。現実は「八日目の蝉」ということになりそうである。このラストは、私は本当に震えるほどに泣いた。


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