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[222] JC IMPACTUのひとりごと-喜怒哀楽- ※ログ終了※
JC IMPACTU (/) - 2011年10月25日 (火) 01時35分

つい数分前まで、私はこういうスレッドを立てるつもりはありませんでした。寝るつもりだった。しかし、こういう発言にぶつかると私はカッとなる(笑)私にも喜怒哀楽という感情は当然のことながらある。

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昨日の女流王座戦を改めて並べ返してみる。桃ちゃんすごい。何が凄いって清水さん相手に最後まで自分のペースで戦い抜いたこと。相掛かりを受けてたったことも(私はできんもん)、時間配分も、ハイペースな進行に清水さんを乗せたことも。タイトル戦はじめてとは思えない。
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↑は石橋四段の10月23日のツイッターにおける発言。

「女流王座戦」の棋譜をきちんと並べてみるというのは、結構な心がけである。改めて、ということは当日も何がしか接していたということだろう。当然とはいえ、勝負師たるもの、こうでなければいけない。「私には関係ない」では困るのである。

「桃ちゃんすごい」まではいい。同門の後輩棋士の活躍である。惜しみない称賛を贈るというのも、あるだろう。

しかし、しかしである。

>(私はできんもん)

この一言は一体何なのだ。そんなもん、何の自慢にもならない。

大体、石橋さんだって、女流棋戦で加藤さんと当たることだって将来あるのだから、こんな弱気な台詞を吐いてどーするというのだ。そんな弱みをみせて、どーするのだ。

貴方の師匠である清水さんは中井さんにそんなことは口が裂けても言わない。彼女の「天辺」という著書を読めば、それはよくわかる。(私はできんもん)じゃダメですよ。そんなことは勝負に生きるなら口にしてはいけないし、将棋について、あらゆることをやる、苦手を作らないということを目指すべきではないか。

芹澤さんが生きていたら「破門」ですよ「破門」

これではまるでもう「ひとごと」ではないか。

石橋さんがここを読んでいるかどうかはわからないが、こういうところに何かを記せば、案外それは当人に伝わるということもある。怒ったついでにもう少し書く。

連盟の「駒桜」会員には所属棋士のブログがあって、棋士が色々な話題を提供している。あえていうなら、貴方の師匠の清水さんは、開設以来一度も発言していない。私はそういうサービスなと望まないから、別に何ら不満はない。そういうことをする間を惜しんで、彼女は別のことに時間を費やしていると思っているし、そういう信頼を清水さんは醸し出している。

別に何も書くなと言うわけじゃない。私が怒っているのは、(私はできんもん)などと、いけしゃあしゃあと書く、如何にも現代っ子の貴方の姿勢についてなのだ。

一体、あなたは「幸ちゃん凄い」と言われたいとは、もう思わないのか。それで貴方は幸福なのか。何も感じないということか。

ったく何を考えているのか。情けなくなってしまう。これでは強くなれるはずも、強さを維持することも、到底できはしないではないか。

Pass

[251]
JC IMPACTU (/) - 2011年11月09日 (水) 01時07分

将棋部の部員が増えたこともあり、今日は若手のメンバーと久しぶりに平手で将棋を指した。4局指して、全て完膚ないほどに、叩きのめされるように負けた。一人はプロの棋士から「実力六段」とのお墨付き。もうひとりは連盟で二段の腕前。前者に勝てるとはこちらも思っていない。しかし指すほどに気持ち悪いほどこちらが悪くなるという将棋は辛い。

アマチュア同士で対局すると、普通感想戦はおろそかになるというか、してくれないものである。彼はそんなことは勿論なく、丁寧に一局を振り返ってくれる。見事なほど一手一手に意味があるのだ。「序盤、わからくなったら玉を固める」「三手先を読んでその局面から相手の次の一手を考える」「一度受けて攻める習慣を」「攻めに迷ったら大駒にまずは注目」局面をたちどころに再現し、手を進めてくれる。強いとはこういうことなのだということが否応なく示される。

連盟二段との若手とは十五秒将棋。中盤から終盤が強い。間違わない。ハッタリが効かない。勝てば二コッと笑う。それを「実力六段」が解説してくれる。

実は、この年齢になると「もう将棋なんて、そんなに上手くはならない」と言う思いが強かった。しかし、これだけ完敗すると、変に吹っ切れるものがある。負けて判ることがある。

中途半端な知識など全部忘れて、再入門する気持ちで取り組んでみよう。地道に地道に、もう一度時間を割いて、集中して将棋に取り組んでみたい。

Pass

[253]
JC IMPACTU (/) - 2011年11月14日 (月) 22時52分

明日は放課後、社内で部員同士の対局。

「どうやっても勝てない」相手と指すというのを辛くないといえば嘘になる。そう、勝負と考えずに「指導」を受けると考えよう。ううう、ぅぅ(泣笑)

Pass

[254]
JC IMPACTU (/) - 2011年11月17日 (木) 20時28分

前回の若手との対局、定跡形を外しても、捩り合いになっても勝てない。双方にミスはあるのだけれど、終盤が弱すぎるのだ。

Pass

[271]
JC IMPACTU (/) - 2011年12月01日 (木) 00時28分

「某月某日」でビストロさんと「放送禁止用語」についてのやりとりをさせていただいた。
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「放送禁止用語」だって、結局はそういう危険を避けるための自衛策だろう。どこかの圧力団体とか、運動家に言いがかりをつけられそうな言葉は、あらかじめ排除しておくというわけだ。まさか差別的な言葉をひとつ減らせば、世の中から差別がひとつ減るなんてことを信じているわけではあるまい。

乞食という言葉を使わなくなったからといって、乞食の生活が楽になるわけじゃない。乞食をホームレスと呼ぶようになって何年経ったか知らないが、それで世の中が少しでも変わったのか。

乞食と言えなくなって、ホームレスと呼ぶようになった。ホームレスを日本語にすれば宿無しだ。乞食は放送禁止で、宿無しはOKという根拠がよくわからない。だいたい、ホームレスという言葉はなんだかよそよそしくて好きになれない。

まぁそれは感覚の問題なのだろうが、俺は乞食という言葉の方が、愛情というか優しさを感じる。貧乏人が貧乏人に注ぐ最後のぎりぎりの優しさ、路傍で行き倒れていたらどこかに埋めて石でも置いてやるくらいの、ぎりぎりの優しさではあるけれど。

タチの悪い子供が、ただの慰みにホームレスを暴行して殺してしまったなんてニュースをよく聞くようになったのも、彼らを乞食と呼んではいけなくなってからのような気がする。
(北野武「超思考」(2011年2月10日初版発行・幻冬舎刊より引用)
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乞食はこの社会に存在しないってことになって、大人はみんなただ無視するだけになった。道端の乞食の横を通り過ぎるとき、乞食をじっと見ているのはそういう大人の理屈を知らない子供だけだ。
(北野武「超思考」(2011年2月10日初版発行・幻冬舎刊より引用)
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例えば日常生活の会話、対話の中で「人を不快にさせるであろう言葉」を用いないように努めている面が私にはある。それは自主規制という意味合いとは少し異なっていて、ある意味、ことばが「音」として発せられる時に、そういうことでコミュニケーションの阻害要因を作りたくはないという面がある。

ただ、この本にあるように「言葉を柔らかくするだけで」人は現実という問題から目をそらしてしまうという点、それは顕著になったなぁという実感が私にもある。

例えば芸能にしても文学にしても映像にしても、ある時代に不当な扱い、いわれのない差別を受けた人々を描こうとするときに、その時々の言葉を用いなければ表現できないということは、間違いなくある。ただ、その言葉だけに拘泥するあまり、時代の本質というものが描かれにくい様相が露骨にみえてきた。

例えば、ある時代から手塚治虫氏は「障害者を描くこと」をやめた。ブラックジャックという氏の代表作を注意深く読み込んでいくと、そういう面に気がつく。

放送局が障害者を主題にしたテレビドラマを制作する。そのこと自体は評価されるべきことだ。しかし、それは「美しく」作るのである。葛藤の本質に踏み込まない。視聴者はそういうものを「みたくない」という刷り込みが作り手側にあったりする。そして視聴者からは「嘘っぽい」という意見が寄せられても「ドラマ」ですから、で何とはなくお茶を濁してしまう。何か違うなぁという気がする。

言葉にしてもそうだ。抗議があった時に「向き合う」ことが面倒くさいものだから、使うべき必要や必然があるにもかかわらず、言い換えてしまう。安易に言い換えるのである。

考えに考えて言葉を用いることは必要だ。しかし、そのこととさして考えもせずに言い換える。それ以上の「思考」は停止してしまう。

私は北野武監督の映画について、さっぱりわからないものがいくつかある。北野武以外の新人が持ち込んだら、鼻で笑われるし相手にもされないのではないかと首を捻る作品がある。

ただ、氏は時に「優しさを滲ませた作品」を気恥ずかしそうにみせてくれる。それはこの人の魅力のひとつだ。いずれにしても自分のやりたいことだけをやるという立場を彼は確立したのである。

そして、熱意を見極めた者をこれだけ育てた人は珍しい。

Pass

[279]
JC IMPACTU (/) - 2011年12月08日 (木) 23時26分

ビストロさんが「(対局終了後)の指し手に踏み込まない今の棋界」というものを嘆いている。

二上九段と森八段(当時)の第40期棋聖戦第1局、この時の立会は米長邦雄九段。氏は驚くほど観戦記者やアマチュアに懇切丁寧な解説をしている。挙句というと変なのだが、終了後(二上九段圧倒的優勢な将棋を森八段がじりじりと逆転した)の感想戦で、米長九段は敗者を前にこう述べた。

「もう少し先へ進めて、百回勝ちがあるいくつかを観戦記者用に易しくやってみましょう」と。

こう指されていたら「投げていた」という森に対して米長九段は辛辣な言葉を吐く。「ウソつけ。投げるもんか。そんな程度で投げるもんならもっと前に投げてんだろ」

これは、プロ棋士の、しかもA級棋士の米長さんだからこう振舞えるという面が、当然のことながらある。しかし、今、例えばタイトル戦の感想戦で正立会がこういうことを言うだろうか。言わないような気がする。

仮に言ったとしよう。おそらくそれもまた「感想戦」だけの場で霧消してしまい、観戦記という活字にならない。この棋聖戦の観戦記は芹澤博文九段が書かれた。一観戦記者なら、どこかで躊躇してしまうのではないだろうか。

棋士と棋士の距離が変わった。棋士と観戦記者の距離はもっと変わった。一言でいうなら「遠くなった」ということである。森八段が中原名人に毒ついたような、田中(寅)八段(当時)が谷川名人に噛みついたような、そんなことにはもうならないし、実は観戦記者の一部にも「勝ち負けだけを伝えればいい」みたいな風潮すらあるのかもしれない。

加藤桃子一級の女流王座戦第4局の▲5五歩は「ポカ」である。次の一手問題なら「悪手」の見本になる。しかし、だからといって加藤一級を誰も断罪などしない。それだけで「弱い」などとはいわない。

だからむしろ、その背景を描いた上で、加藤一級の本局後の切り替えの自信とか、大きさとか、そういうものを読者に伝えるということを誰か担ってくれないものか。私はそう思う。

少なくともこの局面の▲5五歩は「次回に温存すべき」「これは一局ですね」などというような手ではないのだから。

Pass

[303]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月05日 (木) 17時40分

年末年始、今年はとりわけ「のんびり」と過ごすことができた。
報道番組とスポーツ以外は、益々テレビをみなくなる。それでもこの番組だけは録画したいとは思っている。

原作は山崎豊子、テーマは沖縄返還を巡る「外務省機密漏洩事件」である。私はこの原作を単行本が発売されるたびに楽しみに読んだ。文藝春秋に連載されていた時には、あえて読まなかったのである。この作家の作品は「骨太」だから、どうしてもまとめて読みたくなってしまうのだ。

実は原作は、私には期待外れだった。というのは、私が最も知りたいことが、やはりここでも描かれることはなかったからである。

私はこの「機密」を仮に毎日新聞が新聞紙上で報道していたのであれば「情報は誰のものか」「知る権利とは何か」という点において、それを「伝える義務がある」と判断するメディアを評価こそすれ、批判するつもりは毛頭ない。問題は、記者が知り得た情報を新聞記事にする以前に社会党の代議士に漏洩したことなのである。何故N記者は堂々と、それを新聞紙上で情報提供者を守りながら掲載するという手段をとらなかったのか。情報それ自体を道具にしたことによって、この問題は一気に「情を通じた話」へと転落してしまった。それは「新聞記者」がやってはいけないことである。

この事件は澤地久枝さんが「密約」というノンフィクションとして既に発表しているし、2010年には諸永裕司が「ふたつの嘘」(講談社刊)という優れた作品を世に問うている。山崎豊子さんは毎日新聞に在職していたこともあって、私は非常に期待したのだが、その点が踏み込まれていなかった。今回、ドラマ化されることによって、この点を埋めてはくれないだろうかということが、私自身、僅かに期待しているところでもある。

正月休みに入る直前、あるメディアの編集部から私に電話が入った。よくも悪くも今年は「日本将棋連盟」が雑誌メディアで話題になるのかもしれない。率直に申し上げれば、新聞メディアが連盟について、あれこれと取り上げることについては、勿論立場的にはメディアの方が強いのだけれど、内輪のトラブル程度ではそれは記事にならない。というか、おそらく別の団体も含めて、そのようなアピールをしていないというのが実際のようでもある。つまりは、そのことで「将棋界」が良くなるとは、あまり考えていないということのようだ。

例えば今年から連盟のモバイルサイトでは「順位戦」「王将戦」の中継が可能になっている。私も利用者だが、流石に毎日にらめっこするつもりはないけれども、時折はアクセスすることになるのかもしれない。女流棋戦における話題作り、早々に開催される「永世棋聖対CPU」などなど話題作りは現実に成功しているし、A級順位戦も谷川十七世名人の好調など、往年のファンをひきつける状況にある。「駒音」では、相変わらず「米長会長に対する批判」がみてとれるものの「CPUに負けたことで永世棋聖を返上しろだのやめろだの」という論調には説得力がない。あれでは単なる悪口である。

私に電話をしてきた担当者に「web駒音」に「米長さんに対するコメントが沢山ありますよ」と実は伝えたのだが「当てにならないですよ、あそこは」との評価だった。「読んでいて面白くないじゃないですか」とのこと。まぁ、面白くするために何か発言しているというわけでもないのだろうが。

米長邦雄会長を私自身は好きではないし、昨年の将棋ペンクラブの一件をみても、批判されて仕方のない面は多々ある。ある意味「世に出た人」なのだから、もう少し「和」というものを考えていただき、物事すべてを「勝負事」にせず、将棋を愛する人々に慕われるようになって欲しいものだ。

「今のA級棋士は、社会と接する機会がごく一部の人を除いては少ないから、将棋以外のことは益々考えない。会長という職は将棋以外のことを考えなければならないから、こんなに誰も会長になりたいという人がいない時代も珍しい。なれそうもない者ばかりがちらちらと見上げるばかりで.....」

古参の棋士と話していたら、こんなボヤキに遭遇した。関東の棋士がだらしなさすぎるのだそうである。「もともと谷川十七世には誰も何も期待はしていませんよ」

新年早々、厭な話を聞いてしまった。

Pass

[306]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月05日 (木) 18時45分

「米長邦雄の家」の対局掲示板サイトに次のような書込みがあった。3つほどここに掲載しておきたい。(対局型掲示板)

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(無題) 投稿者:中川 投稿日:2012年 1月 2日(月)20時23分29秒
将棋界の独裁者へ
  お前はいらん
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(無題) 投稿者:中川 投稿日:2012年 1月 2日(月)20時41分29秒
谷川へ
わしを見習え
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NHK新春お好み将棋対局で思うこと 投稿者:将棋ファン 投稿日:2012年 1月 3日(火)03時49分53秒

人間好き嫌いはあり、また過去にいろいろおありにはなったのでしょう。ただ、あなたの加藤先生に対する相変わらずの発言や対応は、ライバル対決がテーマとは言えジョークの域を超えており、新春の番組で普段より多くの視聴者がいることを考えると、どういうものかと思いました。非常に残念です。
貴方にも加藤先生にも、ともにファンの方がいらっしゃるということをお考えか?

仮にも、公益社団法人の長であるあなたがこのような対応をしているとなると、将棋自体の世の中に対する印象が悪くなってしまいます(私が一番懸念すること)。
いいかげん私怨は乗り越え、器の大きさを身に着けて欲しいものです。

少しは羽生先生の対応を見習われてみては?
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「中川」氏と称するこの発言、勿論「中川大輔八段」であるはずもないと私は考える。従って、このふたつの発言はともかく、「将棋ファン氏」の書かれたこの発言を米長邦雄会長はどうされるのか、些か興味がある。

氏の掲示板には「対局以外のコメントは原則削除します」と示されているから「削除」したところで、その掲示板のルール上は予め告知されていることを考えれば、削除されても「文句」のいえないものではある。

ただし「将棋ファン氏」の書かれたものについては、これはいちゃもんや因縁という内容とばかりはいえない。視聴者によっては同じような印象を有された方もいらっしゃるだろうと思うからだ。「将棋ファン氏」の発言を、発言者ご自身が削除されるということは考えにくい。米長永世棋聖というか会長というか米長企画というか、果たしてこのコメントを「削除か」「放置か」はたまた「res」なのか、いわゆる「運気」を大事にされる会長がどう対応されるのか、改めて後日、私の番組の感想も記してみたい。






Pass

[307] 加藤一二三九段と米長邦雄永世棋聖
JC IMPACTU (/) - 2012年01月06日 (金) 21時52分

そういえば、米長邦雄永世棋聖はヤマダ電機の「上州将棋まつり」でも、加藤一二三九段とは「合わない」ことを漏らして、聴衆の笑いをとっていた。この二人が「気が合わない」ことなど古い将棋ファンなら誰でも知っていて、毎日新聞の井口記者は両者の対局中、米長さんの「振舞い」にはっきりと「不快」であることを表明し、それは観戦記として掲載された。そのうち誰かに聞いてみようと思っているのだが、おそらくは米長さんに近かった加古さんは井口記者を先輩として非常に尊敬されていたという。加古さんは「井口記者の米長評」をどう読んだのだろうか。ふとそんなことを思った。

「新春お好み将棋対局」は私も拝見した。勝っても負けてもどうということのない勝負ではあるが、往年のライバル対決であることに間違いはなく、実際、対局に入れば有吉九段など対抗心がありありと画面から伝わってくる。将棋一筋の有吉九段と、華のある内藤九段。中平記者が「棋士・その世界」でお二人を取り上げてからは、私もこの二人の勝負に注目するようになった。実は私自身、駒を並べるときに有吉九段のように、升目の下線に駒を揃えたりもする。こういう習慣はもう、生涯変わることがない。

内藤九段、有吉九段をみていると、それはある意味「将棋」を通じての「好敵手」という感じがする。周囲がどうこういうほどに険悪云々という感じは全くしない。何かのタイトル戦(中原VS内藤戦)だったか、それは確か中原十六世名人が勝たれたと記憶しているが、感想戦で内藤九段がある指し手を悔やみながら「アリキチのようにここは指さなきゃいかんかったな」と、何度かその指し手を繰り返し、ついに中原十六世名人が吹き出した場に居合わせたことがある。しかしそれは不思議と爽やかな風景でもあった。

米長永世棋聖は加藤一二三九段を何かと引き合いに出す。以前からである。しかし私は加藤一二三九段が、そのことに応じたことも挑発に乗った姿もみたことがない。対戦成績は米長九段が6割くらいだが、いわゆる「器」の大きさ、人間としての真面目さを考えれば、加藤九段の方が遥かに魅力的だ。人は不器用と呼ぶにしても、である。

まるで駒と戯れるように将棋を愛し、おそらくは自身の読みを全て言葉にされようとするから、あれだけ早口になり、顔面を紅潮させながら、懸命に語り続ける。真面目な方である。将棋の神様に嫌われるはずがない。私は加藤一二三九段には、生涯現役であり続けて欲しい。加藤さんが中原十六世から奪取した「名人戦」最終局を語る時の「興奮と感動」のシーンを、私はいくつかの番組でみたことがあるのだけれど、中原ファンの私でも、つい笑いが漏れてしまう。

今年の「新春お好み対局」私は羽生善治永世名人が、ついに最後まで米長会長と目線を合わせることがなかったという点が、実はいちばん興味深かった。正確にいうと「顔をみない」のである。

米長邦雄永世棋聖も自虐的な人である。芹澤九段も自虐的だったが、その「質」は、実は全く異なる。芹澤さんにはその背景に「透明な」「凛とした」ものがあった。やぶれかぶれではあったけれど、主張については、はっきり言ったり書いたりもした。おそらく、米長さんの周囲に「米長さんが何を考えているか」判る者など誰もいないはずだ。そのブラックボックスを、米長会長自身が愉しんでいる、そんなところだろう。

大乱世には似合うという面が米長会長にはある。火中の栗は誰も拾わない。

Pass

[329]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月16日 (月) 07時19分

昨日「運命の人」の初回放送をみた。

四十数年前の【時代】をそのままに再現することは、難しいとはいえ、新聞記者が新聞記者らしくない。全くそう「みえない」のである。当時、あんなネクタイの柄ではないし、幅も背広の襟幅も違う。外務省秘書が、あんなしなだれるような感じで、機密漏洩に積極的に手を貸したわけでもない。
裁判記録ひとつみれば、わかりそうなものである。脚本が酷すぎるのだ。

当時の政治家、特に自民党与党の殆どが鬼籍に入り、今は野党であるのをいいことに、メディアの正義だけが強調される展開が、既にみえている。これも一種のポピュリズムだ。

かくして、視聴者には「このドラマの内容は事実であり、それが真実だ」というイメージが、あっさりと形成されてしまう。

当時のジャーナリストが、この番組をみたなら【噴飯物】という以外の言葉はみつからないのではないだろうか。

Pass

[344]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月26日 (木) 00時53分

中川常務理事が昨年「辞表」を出した。願いではなく「届」である。撤回するつもりはないと提出した。おそらくこれは事実だろうと思っている。そういう話を複数から聞いた。

「辞表を出した人間」が辞めさせられたというのも、実は変な話である。しかし、これもまた理由がある。おそらくこの話は「矛盾」しない。そういう話が複数から入ってきた。

とりあえずは「おそらく」と冒頭に示しておく。

おそらくはあの時、辞表を出したのは中川常務理事だけではないということ。そこから先はもう魑魅魍魎というか何というか...。

では何故、中川常務理事、あえていうなら「だけ」が辞任したのか。賢明な読者ならば想像がつくはずだ。そして、週刊新潮はこの問題を(今日時点では)取り上げるということをしない。したくともできなかったというのが正しいのすもしれないが。

実はもうひとつ、別の問題もある。それこそ週刊誌メディアが飛びつきそうな話だ。その噂が「真実」であれば、そう、数ヶ月もすれば、否応なくこれは具体的になる。故にこれ以上は言及しない。

形を変えても歴史は繰り返されるのだろうか。

Pass

[346]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月27日 (金) 01時47分

上達しないけれども将棋が好きで、定期的にプロ棋士の先生に指導をいただき、LPSAのイベントにも何度か参加した。「大山康晴全集」(重たい本である)を引っ張り出しては、棋譜を並べる。わかったふりはできても、わからないことの方が圧倒的に多い。たまにはCPUソフトと対戦する。容赦なく負ける。たまに勝った時には嬉しいのだけれど、それでも「人間と対戦する」方が何といっても面白い。

時々、棋界の方々、将棋に携わる方々と話をする機会がある。棋士は今では「自らを語らなくなった」或いはひとりの棋士を多角的に語る書き手の存在も今はもういない。棋譜のない棋士の本は本当に限られている。

例えば大山康晴十五世名人は「人生論」に関する著作が沢山ある。将棋に卓越した才能を有するからといって、例えば盤上の勝負と人生の勝負を同列には捉えられないし、今の米長会長のように「政治色」を強く打ち出すことについて、私は否定的な立場にある。勿論、大山十五世名人の「人生論」というのは、そういうものではなかったし、あれほどの大棋士になれば、自らの人生を顧みることも、勝負を論じることも「求めに応じて」という部分があったのかもしれない。ただし当たり前のことではあるが、大山十五世の「人生論」を読んだからといって、誰も大山名人のようにはなれないし、追体験が可能になるというわけでもない。ただ、大山名人だからこそ語れる「リーダー論」は存在した。

組織内部では特に晩年、大山批判は少なからずあったけれど、氏はファンは本当に大事にされた。

芹澤九段は多才な方だったから、機書以外の多くの著書を残した。その生き方は「記録ではない、しかし間違いなく記憶に残る棋士」でもあった。没後、二十年以上が経過しても、例えば私のサイトに「芹澤さん」のキーワードで訪問してくださった方が少なからずいらっしゃる。私がまとめた内容の稚拙さについては恐縮するばかりだが「風化しない」という氏の存在が、私には本当に嬉しかった。

氏の作品には「破天荒」なものが特に晩年、沢山ある。しかしおそらくは、芹澤さんが連盟会長でもあったなら、そんな内容は決して書かなかったと私は確信している。また、芹澤さんという方は、子供には本当に優しかった。そして大事にされた。

中原名人は唯一の反論を除けば、ご自身を語ることをされない方である。それはある意味「禁欲的」なことなのだ。出たがりでも出しゃばりでもない。威風堂々とされている。それは誰にも真似のできないこと。将棋に愛された棋士は誰かといえば、私は今でも中原名人の姿が最初に思い浮かぶ。

米長邦雄永世棋聖は、ある意味、中原名人のように、芹澤九段のように、内藤九段のように、有吉九段のように「なれなかった」と私は思っている。ご本人はおそらく、最もそのことを自覚されているという気もする。

「なれなくても」いいと、私は思う。なれないから「ダメ」ということにもならないのだ。本当は。棋士としての米長邦雄九段のファンは今でも多い。私も中原VS米長戦は夢中になって観戦した。49歳悲願の名人位を達成したときに、喝采を惜しまないファンは本当に多かった。

他者を信じない。最後に信用できるのは自分だけ、という考え方がある。しかし、米長会長は今、ご自身を信じることができるのだろうか。その点が私にはやはり、わからなくなってきている。

だから独裁というよりも「不安」なのではないだろうか。確信的な独裁というなら、実は引き際も早い。永劫、不安を抱え続けるリーダーというのは、ある意味、引き際というものがない。不安であり続けるというのは、そういうことだと私は感じてもいる。

Pass

[347]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月28日 (土) 11時56分

今日は私も将棋絡みのことで午後から外出するので、とり急ぎ示しておきます。

駒音で喝采氏がここでの私の発言を引用されている。そこにはこう記されている。

------------------------------------------------
(まずいことなら何らかの方法でお知らせいただければ削除する)
------------------------------------------------

まずいことなどあるはずがない。改竄されては問題だが、そうでない限り、御自身の判断でお決めになればいいことである。web駒音のように時に「削除」が横行する掲示板では、そういうことに慎重になられるのかもしれないが、私の発言に関しては気にされることはない。というか、駒音に引用されて困るようなことを書いたつもりも毛頭ない。

寅金氏の私に対するコメントについては、笑いながら拝読させていただいた。願わくばNo.38772にあるような、

-----------------------------------------
その為には、中原名人と米長は御意見番として最高顧問で実務からは勇退して貰い運営は世代交代するべきだな!
-----------------------------------------

こういうところで安易に中原誠十六世名人が、あたかも米長永世棋聖と共に「泥沼」に塗れているような妄言をばらまかないでいただきたいものである。

ついでにこれも回答しておこう。

---------------------------------------------
LPSAに行ったりペンクラブにいったりと、
知人の伝聞を劇場的に積極的に聞きまわるのは、
何か目的を持っていられるのか、
---------------------------------------------

指導対局を受けにいくためである。また蛸島さんや山下さんという女流棋士の「はじまり」を作った方々が所属していて、石橋さんも高柳門下のおひとりとして、粉骨砕身、運営に取り組まれているし、そのことを応援しているという面もある。

ペンクラブは最近平手の将棋を指す機会が激減しているから諸先輩方に教えていただける機会を頂戴しているということ。また何より湯川博士氏、湯川惠子氏が重責を担っていらっしゃるし、山口瞳さんがその発足に尽力されたという点からも、末席に加えていただいたという経緯がある。

それ以上でもそれ以下でもない。一昨年、将棋寄席の会場で湯川惠子さんを「探し回ったこと」はあった(笑)著作にサインをいただきたかったからなのだが、私が本の持参を忘れてしまったというお粗末な話がある。昨年も忘れてしまった。今年は万難を排して忘れることがないようにしたい。

Pass

[360]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月06日 (月) 03時23分

明日の準備もようやく終わり、今から眠るところ。

http://www.yonenaga.net/w_syogi.htm

ということだそうで、少なくとも来年度の棋戦は無事に開催されるということのようである。名人戦の5年契約。この実現は棋士にとっても朗報であろう。

いい将棋でファンを楽しませて欲しいものである。

この実績は実績として評価しなければいけないものだとは感じる。ただし、それはそれとして、という視点も必要なのだ。棋戦契約が本当に一定の安定をみたというのであれば、どうか今からは、公益社団法人という看板、すなわち「椅子が人を作ることの重要性」に目を向けて欲しい。私は切にそれを願う。

それができるのかできないのかを見極めるのは会員ひとりひとりなのだ。

Pass

[369]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月10日 (金) 00時36分

今週の週刊文春に先崎学八段が「意味深」なことを書かれている。

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心機一転で迎えた一月も二連敗して、暗い気分が続いている。こうなるといけない。私はこの連載のタイトルではないが、気分に浮き沈みがあるほうで、今は深く沈んでいる。家に閉じこもってニートみたいな生活をしている。ネットで碁ばかり打っている。小人閑居して、不善をなさないようにしいつか来る春をじっと待っている。
加えて、ここのところ神経が疲れるはなしが多い。悩み多き棋士生活である。自分には直接関係がないことなのにやっぱり悩んでしまう。
(週刊文春2月16日号「先ちゃんの浮いたり沈んだり」より引用)
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或いは見当違いなのかもしれないが、私は先崎八段のこの独白めいた心境を理解したいと思っている。

阿川佐和子さんの「この人に会いたい」では日本航空会長の稲森和夫氏が登場されている。

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損得でなく善悪で判断しなれけりゃならんのです。しかし善か悪かを判断するには立派な人間性を持っていなければならないから、まずは人間としてどうあるべきかという、そこから考えていこうじゃないかと。
(週刊文春2月16日号(この人に会いたい)より引用)
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「経営者は、まず人間として素晴らしくなくてはならんと思っているのです」という稲森会長のメッセージ。頭が下がる。

こういう方に連盟を支えていただけたらなぁと思わなくもない。

ただしこの対談のキャッチには「自分で責任をとらない人たちから勝手なことを言われても、私は聞く耳持たない」とある。日本将棋連盟米長邦雄会長も、おそらくはこの表題には賛同されるのではないかと、私は勝手に想像している。

優れた人間性に裏打ちされているからこそ、このメッセージは多くの人々の共感を生むのではないか。そんな気がしてならない。

Pass

[374]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月13日 (月) 22時11分

正直に申し上げれば、私は「駒音」を撤退後も、定期的にこの掲示板にアクセスをしてきた。勿論、全てではないが、何人かの方の発言については、注視してきたという面もある。私とは考え方の異なる発言者の多い場所ではあったが、それでも「こういう考え方がある」ということについて、参考にした面もあった。

しかし、ここ数日の発言を見るに至っては、何かもう「読む気すら失われつつある」という気分になってきている。フリーペーパーでも「読まない」ものが沢山あるのと同じことだ。

別に駒音の誰彼について恨み辛みがあるというわけではない。おそらく直接に会えば、ごくごく普通の方々なのだろうという気もしてはいる。

ひとつは、あまりに事実誤認が多いのである。そういう発言に接すれば、どうしてもその「誤認」を取り上げたくもなるし、事実に即した説明もしたくなる。しかし、私は「そういうこと」をするために、自身の掲示板を開設したわけではない。私は「駒音」の書き手としては、ほんの短い間そこで過ごしたことを除いては完全に撤退したし、以後も、あまりに酷いものについては、硬軟使い分けながら、その指摘を盤側でもここでも行ってきた。

しかし「事実誤認」を述べる、発言することは実は簡単なことなのだけれど、それを指摘して事実を示すというのは、実に手間暇のかかることなのである。こんなことを繰り返していれば、私自身、書き手として「駒音」から、本当に撤退したことにはならない。ここ一週間、私はそんなことを考えてもいた。

例えば、その事実誤認に関しては、決して私だけではなく、棋界のことにほんの少し関心を有しているならば、誰もがわかる内容のものである。私は「誰かそういう人」が、出てくるかどうかも眺めていたが、そういう気配もない。そしてこれは決して秘匿すべき内容ではない。些細なことと言えば、それまでだが、それが頻繁に出現し、更には根拠の全くない、或いは極めて乏しい座標から、話がやたら大きく膨らんでいく。そういうものを読んでいると、何かこう、私のような凡人には「理解を超えた世界」にしかみえなくなってきたという面が強い。

私自身、ここでも盤側でも米長邦雄会長のスタンスについては、批判的な論調の内容を少なからず発信してきた。ただし、それはそれとして「評価できる」面については、その旨を記してきた。別にこれは「バランス」というような感覚のものではない。できるだけ、それが完全に履行されていると胸を張る自信はないけれど、そうすることが「(匿名の言論)にあってはフェアである」と考えてきたからだ。評価は一切しない、ただただ弾劾するという言説には、おそらく説得力は「ない」と考えているし、そういう言葉が読み手に響くことも極めて難しいと思うからだ。

最近の「駒音」でのいくつかの発言は、私を解き放ってくれるには十分な役割を果たしてくれた。そう思っている。読むことの空しさのようなものから離れたいと願うようになった。

軸足がこれではっきり定まったような気もしている。

Pass

[375]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月15日 (水) 21時23分

本スレッド[374] の発言をここに記した後に、本掲示板の読者から「駒音」におけるそれ以降の喝采氏の発言がメールで送られてきました。お気遣いに感謝申し上げますが、今後は、どうぞそのようなことは、無用とお考えいただければ嬉しく思います。私自身はもう名実共に「駒音」を卒業したいと考えておりますので。

ひとつだけ申し上げるならば、別に当該書籍を読まずに当該書を論じることも、書き手の自由だと思っています。ただ私は超能力や透視能力を持ち合わせていませんので、書影をみればたちどころに記述内容がわかるなんてことは勿論ありませんし「読んでいない本の書評」など、それがどんなものであっても怖くてできません。またそういうものに「価値」はないと考えてもいます。

だから、私は「そういうことはしない」好き好んで自分を貶めるようなことはしない、それだけのことです。

Pass

[382] やっと辿りついた・・・
寅金 (/) - 2012年02月17日 (金) 01時42分

こんばんは

「アンタへの返事書いた」と言われてあっちこっちのサイトを見ても無いし、メール?知ってるのかなと思い、アウトルックがおかしいのか見つからなかったのでまあいいかと思ってましたが、
ま〜ずぼらして積極的には探さなかったのですが、
この様な掲示板を作っておられたのですね。

まだざっとしか見てませんが、
量的にも質的にも充実しているので、
周知が謙虚に過ぎるとおもいますね。

と言うか、私への返答を書いたと言うなら、
意外にネットが苦手な私には教えて貰わないと困ります。

と言う訳で、記述の中での回答は拝読させて頂きました。


「喜怒哀楽」を記す。 
技は人それぞれですが通底にある心が伝われば、良いですね!

では〜 

Pass

[383]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月17日 (金) 07時37分

寅金さん

おはようございます。

>周知が謙虚に過ぎるとおもいますね。

確か「盤側」では開設の際に、ちょっとだけ告知をさせていただいたという記憶があります。ただ、正直に言うならば「駒音」や「盤側」を競合視するつもりが私には全くありませんでしたし、
「動画の貼り付け」とか「文字クリック機能」とか、そういうことが出来る場所を自分で作ってみたかったというのが、単純な動機でしたから、事更に周知をする必要など全くなかったのです。

それでも時々、駒音の人々が私の管理するサイトについて話題にされていたようですし、いつだったかビストロ氏が、このサイトに私が書いた記事について、貼りつけられたことがあって、その時にはアクセスカウントが急上昇したということがありました。

誰もがアクセス可能な環境にしていますが、私の中では何とはなく「自分の隠れ家」みたいな意識が抜けませんね。第一、周知したから人が来るという、そんな単純なものでもありませんし。

>と言うか、私への返答を書いたと言うなら、
>意外にネットが苦手な私には教えて貰わないと困ります。

寅さんはご存知だろうと思っていましたので。
それだけのことです。他意はありません(笑)

で、せっかくお見えいただきましたので、寅さんに一言お伝えをしておきたいと思います。私は寅さんが駒音に書かれたとおり、貴方とペン倶楽部の新年会で会い、大勢の中で酒席を共にしましたが、それを寅さんがwebに書いたことについては、ちょっと驚きました。それは、日常の趣味、交流の場であり、いわば私の私的な、プライベートな活動だからです。

勿論、ここにも書きましたとおり、教えてくださる方はいらっしゃいましたが、別に本気で「プライバシーの侵害」云々と考えているわけでもありません。おそらく寅さんは、或いはリアルな私を捉えながら、ご自身で「許容範囲」と判断して書かれたものだろうと私は推測しています。

ただ、私は駒音には勿論、盤側にもここにも、そういう記述をしたことはありません。あの日、私は夜を徹して呑んでいましたがそういうことについても、具体的に誰と何をみたいなことを書くつもりもないわけです。相手も「書かれる」などということは想定だにしていないでしょうから。

つまり、私は他者の「プライベートな部分」については、本人がそれを開示しない限りは言及しないというスタンスなんですね。自ら自身の活動について「書く」ことは自由ですが、そこに他者を道連れにはしないわけです。

寅さんが書かれた内容に、私は「悪意」といったものを微塵も感じておりません。その点は誤解のないようにしていただければと思いますが、そのこととこの問題は少し「別」だと思います。

例えば、私はあの日休日でしたが、もし私が「仕事」をサボってこの会に参加していて、仮にそのことを「寅さんの書込み」で、私の仕事上の関係者が知る、そんな確率も実はゼロではありません。そうなれば、web上では完結しなくなり、妙な物議を生み出す(笑)ことにもなるわけです。私はそういうことを他者に対してはひとつの可能性として考えながら発言をしています。

それと、寅さんが述べた「リアルなJCのイメージ」など、掲示板上では全く関係がありません。掲示板では「発言したこと」が全ての尺度になる。となると、そんな現実の人間像はノイズでありおそらくは読み手、参加者の「邪魔」になります。少なくともweb上では、そのようなどんな評価も意味などないし、極論すれば意味など持たせてもいけないという考え方が私にはあります。
「関係のないこと」を持ち込んでも、持ち込まれても、双方にあまりいいものは生み出さないということではないでしょうか。

例えば「ペン倶楽部新年会」に出たくとも出席が叶わない方もいらっしゃると思います。私も自分の郷里に住んでいれば、遠いということで断念したと思います。そういう意味では私も寅さんも恵まれているということになるのでしょう。

私がそんなことを寅さんの駒音における発言から考えた、ということをせっかくの機会ですから、ここに残しておきたいと思います。

それともうひとつ、寅さんは棋書、評伝の類を読まれると思いますので、ひとつ紹介しておきましょう。

東海の鬼 花村元司伝 鈴木啓志著 森下卓推薦です。

実はこの本で著者は中原誠十六世名人への取材を行っています。「対局中、棋士の中で一度も厭な思いをしなかったのは花村元司九段」と十六世名人は述べています。ここでも取り上げたいと思いますが、花村九段の魅力が描かれた一冊でした。私には面白かったですね。

>技は人それぞれですが通底にある心が伝われば、良いですね!

なるほど、寅さんは私より遥かに「ロマンチック」ですね(笑)

Pass

[387]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月23日 (木) 23時14分

さきほどまで、連盟職員の方々と酒を呑んでいた。あえてその方々の性別を明らかにしないが、目を腫らした方がいたということだけは、ここに記しておく。

「今だから語れる話」という類の話が世の中にはある。例えば私が視聴している日曜日のドラマ「運命の人」においても、原作とはまた違った視点で、読売新聞の渡辺恒雄氏は多くのことを語られるようになった。

しかし「日本将棋連盟」にあっては、おそらくこういうことにはならないのだろう。どれだけ時間が経過しても「今だから語れる話」にならない。敢えて申し上げるなら「いかなる大義名分も何もない」からである。

私は願う。

かっては違ったのかもしれない。しかし、人は気がつく。気がつくことによってのみ、人は変わる。

変わる事実に遭遇したならば、どうか現場に勤める人々の味方になって欲しい。言葉にならない、言葉にできない人々の「代弁者」という役割を担って欲しい。耳を傾けて欲しい。でなければ、どんな人材も決して育つことはないのだから。

Pass

[391]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月29日 (水) 20時45分

「駒音」を名実共に卒業して、2週間近くになる。私があの板に書いていた頃は、それなりに楽しくもあったが「盤側の談話室」に少なからぬ参加者が集うようになって、その回数も減り、今では定期的なアクセスも全くしなくなった。そう決めた時に「不自由や欲求があるかな」と一瞬思いもしたが、何の不自由もなかった。基本的に「私の関心や知りたいことや興味」が、もうあの掲示板にはないのだな、と感じてもいる。

ここでは私自身が管理者ということもあるのだけれど、今後も根拠の極めて希薄な憶測や推測や「後だしジャンケン」の類は厳に戒めるつもりだ。でなければクオリティが上がらないと考えるからである。


Pass

[403]
JC IMPACTU (/) - 2012年03月09日 (金) 00時16分

「盤側の談話室」棋戦・将棋界雑談スレ(14)に、3/8発売の「週刊新潮」記事についての感想を記しておいた。「面白おかしく書かれた」というだけの記事である。

笑ってすませるおつもりなのだろうか。棋士のみなさんは。

Pass

[404]
JC IMPACTU (/) - 2012年03月09日 (金) 21時19分

私が「言葉の対局室」というHPを開設したのが昨年の2月25日のことである。その後、BBSの開設を3/15と決定したが、東日本大震災という悲報に接し、2回ほどそれを延長した。

この掲示板のアクセスカウンターは管理者のアクセスはカウントされない。開設の宣伝めいたことをしたこともない。そもそもそんなことをしようと考えたこともなかった。私の備忘録みたいな色合いが強い性格のものである。

最近は定期的に何人かの方々からメールを頂戴するようになった。必ずしも全ての方々に返信を差し上げたというわけでもない。その点をまずお詫びしたいと思います。

そういう方々にはできる限りは、本BBSの発言として残したつもりである。昨日もある方からかなり長文のメールを頂戴した。「何でも鑑定団」についてのJCの意見を聞きたい、というものである。ご丁寧にも「駒音」における世渡り下手爺氏の発言などが貼りつけてあった。

私はこの問題については当時「盤側」でメンバーとやりとりを重ねてきた。そういう意味では、尽くした感もあるのだけれど、この掲示板で表明するのは初めてのことかもしれないから、再度、整理をしてみよう。

2010年9月3日朝日新聞記事をまずお読みいただきたい。

この記事の最後にテレビ東京(制作著作)のコメントが掲載されている。

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「鑑定結果は番組独自の見解であることを、番組中で視聴者に伝えており、違う見方があっても、それを否定するものではない」としている。
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それともうひとつ、この記事を熟読していただければわかることだが、本記事の中には「番組上で将棋盤を鑑定した者の氏名」は一切、どこにも出てこない。これも当然のことである。何故ならば番組の制作著作権を有する放送局が、キャスティングも含めて番組上のあらゆる責任を負うのである。故に連盟は局に抗議をしているわけだ。それに対して局は上記のような見解を正式に発表した。はっきりいえば「ケリ」はこれでついている。賢明な読者のみなさんには既におわかりのことと思う。この記事において朝日新聞は「将棋盤を鑑定した者」のいかなる名誉も棄損していない。ここは重要なポイントである。

当時、連盟の米長会長は「回想録」において「テレビ東京が鑑定者の情報開示を求めるというなら、対応する」更には「裁判でも何でも受けて立つ」と明言している。誤解を怖れずに言うならばそれはそれで一貫した姿勢になっている。

貼りつけられた世渡り下手爺氏の発言(駒音No.40081)には次のようなコメントが示されていた。私はもう、その確認のためにあのサイトにアクセスなどする気は毛頭ないので、送られた発言の一部をそのままご紹介する。送信者が**(確認後掲載)するとも思えないので。

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私と致しましては、その問題をうやむやのままにするつもりもさらさらございませんし、これは報道協定違反にかかわる問題であるとも考えており、引き続き、その実態を解明する所存です。万が一、朝日新聞社がしっかりとした返答を出来ない場合には、その件を司法の手に委ねるつもりです。
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世渡り下手爺氏はよほどこの「報道協定」という言葉がお好きなようである。というのは当時も氏はこの言葉を用いられていて、私は盤側の誰だったかと「ここで使われている報道協定」という言葉がさっばりわからないとやりとりしたことがあったのだ。

はっきり言う。一体誰と誰が「報道協定」をこの件で結べるというのか、朝日新聞と連盟?? 朝日新聞とテレビ東京?? まさか朝日新聞と世渡り下手爺氏?? もしそんなことがあるというなら、それこそあらゆるメディアがこぞって「珍事」と話題にするだろう。というか、そんなことは絶対にあり得ないのである。

報道協定をクリックしていただきたい。こういうことを誰も指摘しないというなら、私の理解を完全に超えた場所ということになる。

つまり、世渡り下手爺氏の知りたいことを妨げていることがあるというのであれば、それは

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「鑑定結果は番組独自の見解であることを、番組中で視聴者に伝えており、違う見方があっても、それを否定するものではない」としている。
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という正式なコメントを発表した「テレビ東京」ということにしかならない。世渡り下手爺氏は「(今回の)違う見方には到底、承服できない」というスタンスなのだから。こんなもの子供が考えてもわかる理屈である。そして再度述べるけれども朝日新聞の当該記事は「将棋盤の鑑定者」について一切言及していないし、故に名誉も棄損していない。

だから世渡り下手爺氏が納得がいかないというならば、自ら出演した番組の制作著作局「テレビ東京」に対して、自身の名誉を回復すべく協力を要請するというのが、この場合の筋である。それに協力しないというなら「テレビ東京」に矛先を向けるのが普通の感覚であろう。テレビ東京の求めには応じると連盟トップは明言しているのだから、その方が遥かに早道という面もある。

まさか「報道協定違反にかかわる問題」などという奇妙奇天烈な世界に例のない解釈をもって朝日新聞を提訴されるおつもりであろうか。ならば、私は今回の件については、朝日新聞社に対して同情を禁じ得ない。メディアというものは新聞も週刊誌も「訴訟」には慣れているから、まぁ不思議な案件がひとつ増えただけということ以上のものではないだろうが、私は司法に一体何を問おうとしているのか、言葉を失うというのが正直なところだ。

世の中には色々な方がいるなぁと痛感させられる。こういう時期にこの問題を振り返ると、併せて「人間の本当の幸福とは何か」ということについて、しみじみ考えさせられる。

Pass

[415]
JC IMPACTU (/) - 2012年03月23日 (金) 01時53分

ああ、今日は目が冴えてしまって眠れない。家庭内飲酒は一切しないのだが、何故か酒は適当に置いてあり、これを書いたらウィスキーをロックで呑んでペットに潜ろう。

今週の週刊文春に先崎学八段がこんなことを書いている。氏は最終局に勝って、降級点を免れた。ある棋士と「降級点はあるのに昇級点がないのは哀しい」という話になり笑ったことを思い出した。

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杉本君と、深い話になる。一年の打上げということで、かなり本音が出る。棋士には、棋士同士でしか分り合えないという話があり、またそれが棋士同士でははなしにくいものでもある。勝負師というのは、ここが困ったものなのだ。
(週刊文春3/29号 「先ちゃんの浮いたり沈んだり」より引用)
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私はここでも他でも「米長邦雄会長」は物事すべてを勝負としてのみ捉えているのではないかということを記してきた。おそらく羽生前名人、渡辺竜王から奨励会の新入会員に至るまで、更には引退棋士も含めて「勝負師」であるという自覚だけが、彼らを支えているといっても過言ではない。よくも悪くもである。

それを「趣味にしている者」は、確かに「勝負の世界に生きる勝負師の世界観」など、おそらくはわからないのだろう。つまり徹底した「個人」というものだけが問われるのだ。それが証拠に千駄ヶ谷の騒動を嗤いながらも「羽生-森内」の名人戦には注目する。私だってそうだ。米長会長とボンクラーズの対局が行われた際に、私は「駒音」はそんな棋戦は見向きもしないと思っていたが、寅金氏が棋譜を紹介していて面喰ったことがある。無視はできないのだ。

おそらくは棋士にとって「連盟」というものは、企業人の「職場」というような認識がない。毎日決まった時間に出勤して仕事をして食事をして仕事を終えて帰るというわけでもない。連盟の棋士という「資格」だけの問題なのかもしれない、極端なことを言えば。

だから組織の問題という捉え方をしない。それを考える機関も習慣もない、そういうことなのだろうか。

Pass

[420]
JC IMPACTU (/) - 2012年03月27日 (火) 01時46分

読むことも手紙の類を書くことも好きな私が、相変わらず難渋している。返事を書いてもすぐに削除の繰り返し。

ここに書くのも変な話だが「返事を書けません」という理由ならば、いくつか思いつく。実名のメールで、組織で、連絡先まで書いてあるのだから、電話を差し上げて、その旨を述べるという方法もある。仕事ではないから、そうしたところで悪いということにもならない。まして不義理云々ということでもない。

しかし、私自身「将棋に楽しませてもらった」という今までを思えば、そういうスタンスにもなかなか踏み切ることができない。

面識のある棋士のおひとりに手紙を差し上げることにした。久しぶりに「肉筆」で綴ってみよう。

Pass

[425] 山下カズ子五段を思い出しながら
JC IMPACTU (/) - 2012年03月31日 (土) 11時21分

山下カズ子女流五段が2012年4月1日付で「ツアー女子プロ」に転向されることが発表された。女流棋界の正に草分け的な存在のお一人であり「NHK将棋の時間」の記録係も長年、担当されてきた方である。1946年生まれということは、65歳。中原誠十六世名人よりも先輩だ。

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山下カズ子女流五段「ツアー女子プロ」転向のお知らせ

このたび、当協会所属・山下カズ子女流五段は女流棋士規程より2012年3月31日をもって公式戦出場資格がなくなることとなりました。これに伴い、本人より「ツアー女子プロ」転向希望の届出があり、理事会はこれを受理しましたので、2012年4月1日付で登録いたします。

「ツアー女子プロ」とは当協会公認のプロ資格で、LPSA公認棋戦や準公認棋戦(1dayトーナメント等)に出場することができます。ツアー女子プロに認められたのは渡部愛ツアー女子プロに次いで2人目、女流棋士からの転向は初となります。
 
詳細は下記の通りです。

・期間 2012年4月1日〜2013年3月31日まで(1年更新の契約制)
・資格 LPSA公認棋戦、準公認棋戦(1dayトーナメント)に出場可能
・呼称 山下カズ子ツアー女子プロ
※普及活動においては山下カズ子五段と表記します。

<プロフィール>
1946年12月8日生まれ(65歳) 石川県鹿西町出身 LPSA番号 3
1972年 女流1級
1974年 女流初段(女流棋士1期生6名の内の1人)
1988年 女流五段
2012年 ツアー女子プロ転向

タイトル戦登場6回、獲得4期(第4−7期女流名人位戦 1977−1980年度)
第8回将棋大賞女流棋士賞受賞
(LPSA公式HP「お知らせ」より引用)
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公式出場資格が「なくなる」というのは「引退」なのか、女流棋士という「資格の喪失」なのか、私にはこのあたりがさっぱりわからない。呼称が「ツアー女子プロ」で、普及時は「五段表記」というのもわからない。剥奪されたというならともかく、公式出場資格が「なくなった」というだけで、何故(なにゆえ)にこういう不可解な呼称の「すみわけ」が求められるのかも全くわからない。個人的には実に不快である。礼を失しているではないか。

大体、女流棋士の引退規定、公式出場資格、更には「女流棋士総則」たるものの存在も含めて、私はこれをweb上でみつけることはできなかった。(そう本気で探したというわけではないのだが)

http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50823784.html#

というものがある。ここではそのことについてはとりあえず触れない。一言だけ付言するならば『女流棋士の引退規定、公式出場資格』がきちんと議論され、手続を踏まえて決められたものであるのかどうかが、私にはわからないからだ。

http://joshi-shogi.com/lpsa/tour_prof/

↑には「LPSA公認プロ制度」(ツアー女子プロ)の概要が記されている。この制度はおそらく連盟でいうならば「フリークラス」に該当するものではない。「新人女流棋士の育成」施策とみるのが妥当だろう。となると、これは相当な拡大解釈ということになる。

「公式戦出場資格」を「(自動的な)引退」と解釈してみる。

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・原則として女流プロ棋士引退者にツアーライセンス取得試験資格を認めないものとする。
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「取得試験資格」がない者が「編入」できるのか、という点はある。しかし、ここには「取得試験資格」についても、実に便利な言葉として「原則として」という記述がある。更に言うならば、山下さんの場合は「取得試験資格」ではなく「編入」であるという、まぁ些かの強弁であり、詭弁に近い部分もあるが(苦笑)

例えば日本将棋連盟の棋士が(引退して、或いは資格上、引退させられて)まだいくつかの棋戦に参加したいという実例はおそらくないはずだ。まぁ、連盟はそんなことは認めない。

ただし、特例という言葉があるように「トップ、ならびに理事会が認めれば」それはそれでいいのである。少なくとも制度上としては。

編入を希望されたのは「山下さん」ご本人である。彼女は女流棋士として相応の実績も残し、LPSAにも参画された。参加できる棋戦も「LPSAの公認棋戦・準公認棋戦」である。石橋代表と理事会が受理すればいいことである。これは裁量権の範疇だと私は考えている。

「将棋を指すことを続けたい、やめたくない、成績云々ではなくそのことにかかわり続けたい」そういう選択をしたいという女性ひとり、あえていうならば「養う」ことがあっても悪いことではない。企業では認められないとか、趣旨が違うとか、そんな反論もあるかもしれないが、棋士の世界と企業を比較したところで、さしたる意味など実はありはしない。小さな組織でも、道を築いてくれた先輩に応えたいという矜持があり、それを自分たちで決めて、自分たちで支える。私はそれを「美しい」と感じるし、そういう感性を忘れたくない。

石橋代表には、この点では瑣末な批判など笑い飛ばして、そう、内心、胸を張っていただきたいと私は思っている。

ただし、山下さんに勝負では「決して負けない」という気概とプロ意識は、今まで以上に強くもって欲しい。そして、勝負が終われば、大先輩と有意義な交流を今後も続けていただきたい。そんなことを願っている。

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[438]
JC IMPACTU (/) - 2012年04月20日 (金) 00時56分

盤側の談話室で「運営問題、アクセス永久禁止提案」を巡っての議論が行われている。

参加者にとってその掲示板が身近なものになればなるほど、運営議論というのは、ある意味、重たいものになる。何故なら、参加者の「運営思想」という「生っぽい」ものがぶつかるからだ。自分たちが参加する、自分たちの、みんなのBBSという問題を巡っての議論だから、始まると色々なものがみえてくる。

「運営議論」のスレッドを立てたのは私だ。提案者から「早っ」と言われた。そして、私の身辺の動きも、これまた実に早かった。さっそく数通のメールが届く。二十年近く前にweb上で議論を重ねた「戦友」たちだ。私のシャドーキャビネットのようなものである.....。

と書くとバックボーンみたいだが、全然そんなことではない。彼らの関心はひとつしかなかった。

「JCの提案が棄却された場合に、あいつはまた〈撤退のご挨拶〉を書くのかどうか。或いは既にそのことを想定して準備をしているかもしれない」

酷いものである〈笑〉集計したところ「7対3でそれを用意している方が多い」という結果だったらしい。現実の私を知っている者の「見立て」である。勝ったチームは居酒屋でご馳走してもらえるのだそうである。負けたチームの負担で。

「いいんじゃないの。リアルの連中からも、こんなに遊んでもらって」なのだそうである。

しかし、彼らは私には一切アドバイスの類はしない。個々の発言者の論評もしない。ただただ、私の発言をみて、私の行間を読んでいる。私もアドバイスを求めない。求めたら瞬間から「馬鹿扱いされる」「自分で考えろ」の一言で終わり。そこには年齢も性別も一切関係がなく、辛辣な言葉が飛んでくる。それがわかっているから、私もそういうことをしない。

確かに前回の時には、私はある時期から「ご挨拶文書」を準備していた。最初からではないが、経過の中でふと「あ、これは却下されるな」という直感があった。「そうなんだ。では私の居場所はここにはないな」と感じた。

今日の段階では「5対5」なのだそうである。

ふふ、戦友ですら今の私の「気持ち」が判らない。面白いなぁと思う。

今回は棄却されても撤退しない。今回だけでなく、今後もおそらくそうだろうなと思っている。大体、撤退しても、すぐにまた戻りたくなるだろうと思うというか、確信できるものがあるからだ。素晴らしい掲示板だと思っている。いい「場」だと心底感じてもいる。

「枯れ木も山の賑わい」という言葉がある。花は咲かないかもしれないが、盤側の談話室という掲示板は、私のようなものにも「やりたいこと」「やってみたいこと」を次から次へと引き出してくれる。そんな「場所」になった。

「賭けの結果は出ているぞ」

そういうことを伝えておこう。この場所で。

Pass

[439]
JC IMPACTU (/) - 2012年04月21日 (土) 15時33分

「さくら」の散る季節になった。早いものである。

天に向かって、のぼる「さくら」もあるのだろうか。

Pass

[649]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月16日 (土) 11時53分

昨日、社外の仲間たちと楽しい酒を呑む機会があり、帰宅して「盤側」にアクセスをしてみた。「タガワ」についての論述がある。そしてご本人の「謝罪」と「謹慎」の意思表明。

今からここに記すことは「喜怒哀楽」というスレッドタイトルのいずれにもあてはまらない。「盤側」に書こうかとも思ったが、何とはなく「掲示板Kにおける2009年リモホ割れ事件回顧(4)」に続けて「述べる」という気がしない。

さりとて泥酔スレに書くようなことでもない。雰囲気がぶち壊しになる。新しいスレッドを「盤側」に立てれば、それこそ「無駄遣い」だの「マナー違反」などと、岡目八手氏から絡まれる可能性もあり、別に絡まれても構わないのだが、理不尽な主張を読まされて、本質がズレまくるというのも味が悪い。

故にここに記すことにした。

>天秤左さんの「関白宣言」じゃなくて、「転向宣言」と
>第6局会場のホテル名をさりげなく散りばめていますね〜♪
>どれくらいの時間で作詞したんでしょうね。

と(No.13570 2012/06/15(Fri) 13:53 Re: 泥酔スレ21歳)

盤側の談話室 http://bansoku.sakura.ne.jp/bansoku/joyful.cgi でおdさんが述べている。3分くらいではなかっただろうか。最初に「線香花火」と「転向花火」を絡めるという発想が浮かび、後は適当に仕上げたという感じだった。

「タガワ」の問題については「ホテルの名称」である。精霊流しの元歌は「線香花火がみえますか。空の上から」だが、そのまま空の上からと記すと羽生永世名人が黄泉の国の人になってしまうので、対局されたホテルの名称をお借りした。それだけのことである。

「盤側の談話室から距離を置いてみよう」と私がここに発言して随分と時間が立った。時々、私のHNが盤側に出てきていたが、対応しなかった。距離を置くとは「発言を控える」ということと同義だったから。そして「書くこと」よりも「読んでいるだけ」の方が楽でもあるから。

でそういう状況を楽しんでいると「ハグレモノ氏=JC IMPACTUではないか」という推理、疑惑が公然と書かれるようになった。webというのは「沈黙」に「無視、抗議、あきらめ」などなど、行使する側は時に色々な意味を込めるのだけれど、読み手にその意図が必ずしも伝わっているかどうかはわからない。「沈黙を守る、反論をしないということは、それを認めたことも同じ」という空気が蔓延することがある。

盤側に「【運営】「ハグレモノ氏」の発言について他」(No.12801 2012/05/26(Sat) 00:28)を書きながら、私は本当に気が重たかった。「これが私が十数年前は知らなかった今のBBSなのだな」と思いながらキーボードを叩いた。私は今でも不思議と推理を展開した方々には恨み辛みは全くない。それはそれで面白いことだったのだろうと、思わないこともない。私も調査提案をするに当たって「想像はした」からである。ただ「想像したこと」は書かなかった。私の場合は「名前が具体的に挙がった」わけだから、それはそれで私に対する「評価」なのだと考えてもいるし、それはそれで仕方のないことだ。

で、以来、私は「呼びかれられたら」時々は「盤側」で発言してみようと考えた。そもそも「距離を置く」ということは、私の場合、盤側とケンカするとか、盤側を嫌いとか、厭だとか、そんなことでは全くない。今でも「いい掲示板」だと思っている。

こういう主張を私は何度かしてきたが、もしその真意が伝わらないというのであれば、時々は気楽なことを発言する、足を運ぶほ
うがいいのかもしれないと思ったのである。

前に、盤側に記したことがあるが、私には今「心の底から応援したいという棋士」はいない。亡くなったり、引退されたりで、以前ほど「タイトル戦」に対する興味もなくなってきている。ビストロさんのように「勝利を収めた棋士の就位式」に足を運ぶというような対象が存在しない。フルセットの名人戦という期待はあったものの、どちらが勝っても嬉しいとか悲しいといった感情には至らない。

で、気楽に「盤側」で歌ったというだけのことだった。

私が駒音で活動した期間は2009年6月から2010年6月の1年間である。2009年6月以前の「騒動」や「技術的な問題」については全く知らないといっていい。特に「技術的な問題」については、関心がなかった。「書かれたことが全て」というスタンスでもあり、誰と議論しようかなぁと思いながら1年間を過ごした。

身の処し方を決めるのはご本人だから、それをどうこう申し上げるつもりはない。プライバシーの問題ではなし、当該発言の削除なども勿論求めない。誤った認識であれ、前提であれ、それもまた当該発言者からみた私への「評価」だと考えるからだ。

それに対する「喜怒哀楽」の感情が、不思議と私には湧き上がってこない。「距離を置けば」なりすまし疑惑が生まれ、気楽に書けば、それはそれで色々なことがある。まぁ結局は出来の悪い戯れ歌だったということなのだろう。私もまた、今後盤側で「戯れ歌」の類はやめることにする。誤解は盤側のみなさんのおかげで解消したが、当該発言を書かれた方は、それを書いている間におそらくは「得体の知れない気持ち悪さといやらしさ」を感じていただろうということは、何とはなく想像できるからだ。

最後に述べておきたい。

私は書き手に「謹慎」などを求めるつもりは全くない。

さて、私も「A3」を今、再度拾い読みしている。明日にでもポン太さんへの返信を別スレに示すことにしたい。

Pass

[651]
ハグレモノ (/) - 2012年06月17日 (日) 15時22分

JCさん はじめまして

私は、ここ1カ月ほど(過去ログあされば正確なことは分かるかもしれないが、その気はありません)盤側を覗いてすらいないので、どんなことが話題になっているかまるで知りませんでしたが、

>「ハグレモノ氏=JC IMPACTUではないか」という推理、疑惑が公然と書かれるようになった

のですか、驚きですね。

JCさんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今のところは、今後も2度と盤側を覗くつもりはないので、議論がどうなっているのか全然分かりませんが、誤解は解けたのでしょうか。

もし、JCさんが希望されるのでしたら、盤側でも別の場所でもどこでもJCさんの「無実」を証明しますよ。以前にも盤側で言いましたが、ある種の「証拠」自体は提出できますので。盤側は2度と覗かないと決めましたが、他人に迷惑をかけているのであれば、やむを得ないので、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。

実のところ、私が盤側に書き込み始めたころ、JCさんが書き込みを自粛されましたよね。それが、たまたまなのか、私を避けていたのかよく分かりませんが、私としては好都合と思っていた側面はあります。つまり、私をJCさんの別名と勘違いする人がいるかな?と。それで、盤側在籍中はあえてJCさんへの言及を避けていました。しかし、このような大事になるとは思いもしませんでした。


それにしても、もう盤側への書き込みを止めて1カ月くらい(?)になるのに、盤側の皆は私のことを忘れずに覚えていてくれたのですね。ありがたいことです。


それから、一つだけ確認ですが、私とJCさんが別人であることは管理人の筒井さんには分からないものなのですか?
私はシステムについては、全然分からないので。
あるいは、仮に分かってもそれを管理人が表明するのは問題があるということなのでしょうか。

Pass

[652]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月17日 (日) 23時06分

ハグレモノさん

正直に申し上げれば、この件でハグレモノさんが「言葉の対局室」を訪ねていただけるとは全く想定していませんでしたので驚きました。まずは感謝の念をお伝えしたいと思います。

-------------------------------------------------
JCさんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今のところは、今後も2度と盤側を覗くつもりはないので、議論がどうなっているのか全然分かりませんが、誤解は解けたのでしょうか。
-------------------------------------------------

誤解がとけたかどうかというのは、私には「わかりません」ね。
ただ「盤側」で、私ができることについては全て尽くしたという気はしていますし、その点において、これ以上の「できること」は私には想像できませんから、その意味では「終わったこと」という実感があります。「盤側の談話室」は公開運営ですから、当時、私は下記のような質問を行いました。(過去ログに収録されています)

-------------------------------------------------
No.12801【運営】「ハグレモノ氏」の発言について他
JC IMPACTU 2012/05/26(Sat) 00:28
http://bansoku.sakura.ne.jp/bansoku/joyful.cgi

管理者:筒井村重さま

「盤側の談話室」管理規定には次のような記載があります。

---------------------------------------------------------------
3.マルチハンドルの疑いが濃厚な場合は、掲示板上でその旨指摘する

マルチハンドルに関する付帯規定

・変更元を明示しないハンドル変更は原則禁止

・多重ハンドルの疑いがある場合は、管理者が疑問に思った場合、参加者のアピールがあった場合調査を行う

・管理者は参加者の要請に基づいて調査した結果について、以下の3通りに区分して結果を報告する

・別人である可能性が高い

・回線は異なるが別人とは断定できない(一方は携帯で、一方は固定回線であるケースなど)

・同一人物の可能性が高い(リモホが同じ、同一地区、同一プロバイダの場合など)

・疑いをかけられた当人からの調査結果に対する反論、弁明は認める

---------------------------------------------------------------

昨今「盤側の談話室」において、JC IMPACTUという具体的なHNを挙げて「ハグレモノ氏=JC IMPACTUではないか」という記述がいくつかみられます。

具体的には、

---------------------------------------------------------------

>3日前に気づいた気がした人 =JCさん(この線は今でもちょっと気に残る)。
(No.12738 2012/05/24(Thu) 19:52 「Re: 泥酔スレ(18)であろう」スレッド
恵子氏発言)

---------------------------------------------------------------

---------------------------------------------------------------
>ひえ〜  JCさん??? それは考えなかった。 本当? あの掲示板原理主義者が??
>そりゃ 私にはわからんわけだ。
(No.12747 2012/05/24(Thu) 22:37 「Re: 泥酔スレ(18)であろう」スレッド
ビストロ氏発言)

---------------------------------------------------------------

また、私のHNこそ出てきませんが、

---------------------------------------------------------------
>そしてそういう「言葉の対局」を読ませていただく私のような者は、
(No.12719 2012/05/24(Thu) 10:40 「Re: ROMの独白(ひとりごと)室」スレッド 駒台は掌氏発言)
---------------------------------------------------------------



---------------------------------------------------------------
>そして同じように、「  」さんの温かみのある、文学的な文章も大好きで、
(No.12730 2012/05/24(Thu) 17:22 「Re: ROMの独白(ひとりごと)室」
スレッド 駒台は掌氏発言)
---------------------------------------------------------------

すなわち、私が「言葉の対局室」というBBSサイトの管理者であり「文学的な文章」(私自身は「言葉に好かれたい」という思いは常にありますが、文学的かどうかを考えたことなどは一度もありません。ただそういう指摘は過去に本会議室でも受けた記憶があります)ということを考えれば、100%事実無根であるにもかかわらず、私に対しての錯誤が存在している、という状況かと捉えています。

はっきり申し上げますが、

私は「盤側の談話室」でJC IMPACT ならびにJC IMPACTU以外のHNになりすまして、発言をしたことは一度もありません。正確に言うなら私の操作ミスから「とんぐりさん」のHNになったしまったことが一度ありますが、この点についても、本掲示板で説明と謝罪をしています。また家内が発言したことが一度だけありましたが、この時も事前に予告を行い、私のHNに(wife)という記述を追加し、誰にでも「わかるように」対処しました。

そして、今後本サイトに発言する場合でも「JC IMPACTU」以外のHNを用いることは絶対にありません。

私は現在「言葉の対局室」というサイトで管理業務を行う立場にあります。そこには「多重HN」についてもいくつかの具体的対策を講じていますし、管理規定にも明文化をしています。そういう者が「他のサイトでは別のHNを用いて発言する」などという、そんな破廉恥極まりないことを行えるはずがないのです。

管理者である筒井さんは、私のホスト情報はおわかりかと思います。所詮「地獄の証明」であることは承知していますが、今のような状況を前に、私がこれを「無視」することは、つまらぬ誤解とデマを広げることにもなるという懸念から調査要請をお願いすることにしました。

現状の推移について、管理者が指摘をされないということは、或いは「指摘する確信がもてない」ということなのか、とも考えてはいますが、上述しましたような根拠、背景をご検討いただき、調査に着手していただければと思います。

また、ハグレモノさんにも「私はJC IMPACT(U)ではない」ということをここで明言をしていただきたいと思います。少なくとも貴方と私は、そのことをはっきりわかっているわけですから。

駒台は掌さんが、本件で何かあるようでしたら、遠慮なくお問い合わせください。その議論には応じます。

また、私のアクセス環境について、管理者から調査上、何か問い合わせたいということがありましたら、本スレッドにお示しください。開示をしたいと思います。

もう一点です。これは要請ではなく見解の確認とお受け止めください。

雑談スレ(37)で筒井さんは「管理規定2」に該当するとの判断から当該発言者の発言削除を行われた旨、記しています。それはそれで管理者の専決事項ですし、削除対象者からの「反論」もないようですので、問題はないというのが私の認識ですが、「どのスレッド」の「誰(HN)」の発言を削除されたのかを具体的にお示しになるという考えはありませんか、ということです。

「書いたものが全て」である以上、削除されるような発言を「誰」が残したのかについては、利用者全員で共有すべきことかと私は思いますし、開示が望ましいと私は考えております。ただし、管理者が「それは削除された本人と、そこに扱われた情報の対象者だけがわかればいい」という見解でしたら、それもまた「管理手法」の問題ですから、この点について、いかなる見解が示されたとしても、それ以上の「やりとり」を行うつもりはありません。

以上、よろしくお願い致します。
-------------------------------------------------

原文中の「地獄の証明」は馬さんより「悪魔の証明」の間違いではないかという指摘をいただきました。

筒井さんからは丁寧な回答をいただきましたが、要は「ここの投稿者の誰かと同一人という証拠は無し」ということでした。私が調査を依頼した段階で既に着手をされていたようです。

このスレッドはその後も何人かの方々がコメントを残されています。長くもなりますし、ここに引用はしませんが、確認されるということであれば過去ログに残っていますのでご覧ください。

-------------------------------------------------
もし、JCさんが希望されるのでしたら、盤側でも別の場所でもどこでもJCさんの「無実」を証明しますよ。以前にも盤側で言いましたが、ある種の「証拠」自体は提出できますので。盤側は2度と覗かないと決めましたが、他人に迷惑をかけているのであれば、やむを得ないので、どうぞ遠慮なくおっしゃってください。
-------------------------------------------------

そのご判断はお任せします。ただ、私自身は、このハグレモノさんの発言で、私が運営で「ハグレモノさんに呼びかけた目的は」達成されたと考えています。

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実のところ、私が盤側に書き込み始めたころ、JCさんが書き込みを自粛されましたよね。それが、たまたまなのか、私を避けていたのかよく分かりませんが、私としては好都合と思っていた側面はあります。つまり、私をJCさんの別名と勘違いする人がいるかな?と。それで、盤側在籍中はあえてJCさんへの言及を避けていました。しかし、このような大事になるとは思いもしませんでした。
-------------------------------------------------

いえいえ、ハグレモノさんを「避ける」などという意識は全くありませんでした。私が距離を置いた理由は全く別のことです。

ただハグレモノさんが「私と勘違いされることが好都合」という感覚は不思議でした。あんまりいいことないでしょう(笑)

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それから、一つだけ確認ですが、私とJCさんが別人であることは管理人の筒井さんには分からないものなのですか?
私はシステムについては、全然分からないので。
あるいは、仮に分かってもそれを管理人が表明するのは問題があるということなのでしょうか。
-------------------------------------------------

筒井さんは明確に表明されています。それはやはり「盤側」の過去ログを直接ご覧いただいた方がいいと思いますし、その上で筒井さんに問い合わせられる方が変な紛れを生まずに済むと考えています。私は盤側の管理システムを知りませんので。

Pass

[655]
ハグレモノ (/) - 2012年06月18日 (月) 10時17分

JCさん

早速のご回答ありがとうございます。

JCさんの2回の書き込みを見て改めて思ったことがいくつかあります。

何か、思っていたより深刻な状況だったようですね。
ひょっとして犯罪者扱いに近い状態でしょうか。


>それにしても、もう盤側への書き込みを止めて1カ月くらい(?)になるのに、盤側の皆は私のことを忘れずに覚えていてくれたのですね。ありがたいことです。

などと軽口をたたいてる状況ではなさそうですね。

JCさんには、さぞ不快な思いをさせてしまったことと思います。改めてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。

ただ、書き込みの日時を見ると5月24日になっていて、少し時間がたっているから、やはり一段落したとみていいのでしょうか。

>その意味では「終わったこと」という実感があります。

そういうことであれば、お言葉に甘えさせていただいて、現状のままハグレモノというハンドルを棺桶送りにしたいと思います。

ただ、もし後日何かあるようでしたら、またこちらにお書きいただければ、相応の対応は取らせていただきます。


>ただハグレモノさんが「私と勘違いされることが好都合」という感覚は不思議でした。

これは、当時、私には他人の推理ミスを眺めてニヤニヤするという他人にはあまり自慢できない趣味があったからでした。
自分が積極的にJCさんの別名であると誤解させるような言動はしませんでしたが、その誤解を解くような言動も一切なかったのも事実です。

一度、どなたかから、「盤側で別名で書いているのでは」という趣旨の問いかけがあり、私にはその方がJCさんを念頭においているのではという認識がありましたが、あえて黙殺しました。

そういうことなので、JCさんが私と間違われ、苦労したという話においては、私も責任を感じずにはいられないのです。

ただ、盤側では一段落しているようなので、一安心です。
私自身もこれで一段落とする予定ですが、今後ともこのBBSはROMし続ける予定ですので、また何かありましたら、お声掛けください。


追伸です。

>また、ハグレモノさんにも「私はJC IMPACT(U)ではない」ということをここで明言をしていただきたいと思います。

先ほどのレスの際には、この一文を見落としておりました。
大変失礼いたしました。
それから、盤側を見るのをやめていたとは言え,当時JCさんの呼びかけに応えられなかったことを、重ねて深くお詫びいたします。JCさんがこのような一文を盤側に書き込むとは、相当にお辛い状況だったんでしょうね。
しかし、これで終わりにしてはなんだかJCさんに申し訳なさ過ぎて辛いですね。盤側に乗り込んで一言皆を怒鳴りつけてやろうかな。うーん。

Pass

[656]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月18日 (月) 18時49分

ハグレモノさん

>ひょっとして犯罪者扱いに近い状態でしょうか。

そんな印象は私自身にはありませんでした。

私が「運営」提案を行った際に、そこに列挙したHNの方々からはきちんとしたお詫びをいただきましたので。

今回の場合を例にとれば「ハグレモノさんは「誰」なのか」ということを「盤側の談話室」であれこれ述べることについて、別にルール上の規制が何ひとつ存するわけではありません。

そして「ハグレモノさん」も「私はJC IMPACT(U)である」という発言をされたわけでもありません。そういう意味では「悪い人」というと変ですが、そんな方は誰もいないと私は考えています。

私は筒井さんへの調査要請でも触れましたが、もし私が「言葉の対局室」の管理者でなければ、笑いながら今回の状況を眺めていたと思います。せいぜい「私ではありませんよ」程度のコメントは残すかもしれませんが、運営提案などという、ある意味不粋なことは断じてしませんでした。

サイトの管理者がそこに多重ハンドル、なりすましのルールを定めながら、別のサイトでは「なりすまし」を楽しむなどという行為は滑稽であり茶番であり無様であり恥ずべきことです。そんな「説教強盗」みたいな管理者のサイトに、信頼や信用などは生まれるはずがありません。故に今回、私は重い腰をあげました。

---------------------------------------------
JCさんには、さぞ不快な思いをさせてしまったことと思います。改めてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
---------------------------------------------

前述しましたとおり、誰も「悪い人」はいないのですから、ハグレモノさんが、それほど私に詫びるような内容のものではないと思います。

---------------------------------------------
ただ、書き込みの日時を見ると5月24日になっていて、少し時間がたっているから、やはり一段落したとみていいのでしょうか。
---------------------------------------------

この問題について、管理者である筒井さんから新たな発表はありませんし、更なる運営提案も示されませんから、私自身も含めて「一段落した」という認識でよいのでは、と思います。

---------------------------------------------
これは、当時、私には他人の推理ミスを眺めてニヤニヤするという他人にはあまり自慢できない趣味があったからでした。
自分が積極的にJCさんの別名であると誤解させるような言動はしませんでしたが、その誤解を解くような言動も一切なかったのも事実です。

一度、どなたかから、「盤側で別名で書いているのでは」という趣旨の問いかけがあり、私にはその方がJCさんを念頭においているのではという認識がありましたが、あえて黙殺しました。

そういうことなので、JCさんが私と間違われ、苦労したという話においては、私も責任を感じずにはいられないのです。
---------------------------------------------

ハグレモノさん同様、この推理ゲームに参加された方も「対象者探し」というお遊びに近い感覚ではなかったのかな、という気がしています。私も「管理者」でなければ、発言はしなかったでしょうが、内心「誰だろかな」と思いは巡らせたかもしれません。
基本的にはそういうことに関心は向かないのですが。

「自分に降り懸った火の粉は自分で払う」というのがwebコミュニケーションの大原則だと私は考えています。そもそも「不特定多数の言説に接する場」ですから「快不快」で考えても仕方がないと私自身思っていますし、それを「不快」というならば「やめればいいだけのこと」という気もしています。その点は案外、割り切りますね。私の場合は。

---------------------------------------------
追伸です。

>また、ハグレモノさんにも「私はJC IMPACT(U)ではない」ということをここで明言をしていただきたいと思います。

先ほどのレスの際には、この一文を見落としておりました。
大変失礼いたしました。
それから、盤側を見るのをやめていたとは言え,当時JCさんの呼びかけに応えられなかったことを、重ねて深くお詫びいたします。JCさんがこのような一文を盤側に書き込むとは、相当にお辛い状況だったんでしょうね。
しかし、これで終わりにしてはなんだかJCさんに申し訳なさ過ぎて辛いですね。盤側に乗り込んで一言皆を怒鳴りつけてやろうかな。うーん。
---------------------------------------------

少なくとも私はハグレモノさんが「盤側」に乗り込んで「怒鳴りつける」などということについては全く望みません。それを止めることはできませんが、あまり意味のあることとは思えません。

申し訳なさ過ぎるということも勿論ありませんが、それならばむしろ「ここで」「種明かし」をされてみてはいかがでしょうか。

「盤側」と「対局室」双方の読者は少なからずいらっしゃるような気もしますし、その内容如何によっては、筒井さんは何らかの処分を行われることになるのかもしれません。私は筒井さんではありませんから、そういう際に氏がどういう判断をくだされるかはわかりませんが、ハグレモノさんは「盤側」にアクセスする気もなければ、発言する気もないということですから、ここでの種明かしが、ハグレモノさんの「不利益」には必ずしも当たらないという気もしています。

その「種明かし」によって、共通の読者は「ああ、そういうことだったのか」と考えられるでしょうし、それがおそらく「みかけの解決」としては、最善なのかな、という気はしなくもありません。この案件そのものの。

勿論それが他者の個人情報やプライバシーにかかる疑いが強いものであれば、控えていただかなければいけませんが。

私自身は今回のハグレモノさんの言説で、私自身のことについては「終わったこと」だと考えています。故にこれは私からの要請というほどのものではありません。

ゆるやかな提案とお考えいただければ幸いですし「それは勘弁してくれ」ということであっても一向に構わない性質のものだと受け止めています。追伸が記されなければ、私もこういう提案はしなかったと思いますし。

Pass

[657]
ハグレモノ (/) - 2012年06月18日 (月) 20時01分

JCさん

私は、掲示板で特定の人とやり取りするときには、大体どういうレスが返ってくるか想定しながらやります。

今回のJCさんのレスは、いい意味でほぼ想像通りでほっとしました。私自身の人を見る目が曇っていなかったという意味でも救われました。感謝します。

特に、これと

>私が「運営」提案を行った際に、そこに列挙したHNの方々からはきちんとしたお詫びをいただきましたので。

これは

>少なくとも私はハグレモノさんが「盤側」に乗り込んで「怒鳴りつける」などということについては全く望みません。

助かりました。

実際、「盤側で恵子さんをやっつけて来い」とか言われたらどうしようと思っていました(JCさんが言うはずないですが。)。


それで、ご提案の件ですが、なかなか難しいですね。
今盤側について何か書こうと思えば、私自身のけじめとして盤側を読む必要があります。特に筒井さんのアナウンスとそれに対する皆の反応を、です。

ですが、今は盤側を見る気がありません。まあ、盤側を見ないというのは私の意地だけなので、そんなものは捨てても構わないのですが、1か月分の過去ログに目を通すというのはその量を考えるとちょっと気が進みません。

さりとて、今しばらく時間を置こうにも、時間がたてばたつほど過去ログは増えますので、これも現実的ではありません。


まあ、そういう訳ですので、一応この問題については、終わりとさせてください。ただ、前にも書きましたが、盤側は見ませんが、こちらは今後も拝見させていただく予定ですので、もし、この問題が蒸し返されるようなことがあれば、また、ご記載頂ければと思います。また、その他の問題でも書き込みすることがあるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。


あー、でも、本当はすべて明らかにしてそれで終わりにしたい気持ちもあるんですよね。なかなか魅力的な悪魔の誘惑ですね。

Pass

[658]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月18日 (月) 20時21分

ハグレモノさん

ご発言の趣旨、承りました。

私からのご提案というのは、

>今盤側について何か書こうと思えば、私自身のけじめとして盤側を読む必要があります。

にありますような「盤側」にアクセスするとか「読む」ということではなく、ハグレモノさんが消えた時点で残された「種明かし」をされてはいかがですか、という趣旨で書いたものでしたが、まぁ、そのあたりは書き手によって色々と考え方や判断もありますし、何度か記しましたとおり、私に関して「終わった問題」でもありますから、それ以上のことを求めるつもりはありません。

改めまして、どうぞよろしくお願い致します。

Pass

[663]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月19日 (火) 22時21分

斎田晴子女流五段が「体調不良」により、女流王座戦の対局が不戦敗となった。随分と以前から「くだらぬ噂」が棋士間の中で流れている。流れをみていると「ある出来事」も存する。

厭なことだ。ったく。つまらぬ噂であることを心底願いたい。

Pass

[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2025年01月31日 (金) 12時20分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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