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BBS言葉の対局室

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2013年8月27日(火)22時より「言葉の対局室・別館」リレー将棋対局室を開設致します。

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[331] 某月某日- nonsection genre - (5) - ※ログ終了※
JC IMPACTU (/) - 2012年01月16日 (月) 20時42分

某月某日- nonsection genre(4)-のスレッドは35で終了します。
そののちに、こちらのスレッドをご活用ください。

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[334]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月19日 (木) 00時19分

ビストロさん

>でも 棋士が人間が 将棋盤に全力で向かって棋譜をつむぐことだけはじゃましてはいけないし尊重しなくてはいけないと私は思いま
>す。

はい、何とはなく言わんとすることは、わかるような気がします。というよりは「わかりたい」と思いますね。

 
>その辺 寅さんの立ち位置はしっかりしているなあと思いました。

私と寅金氏と共通点があるとするならば「将棋が好き」ということくらいで、掲示板における文章表現のスタイル、事象、対象の捉え方、方法、まるっきり違いますので、この点について何かを申し上げることは控えます。例えば私自身「HN」で何かを記すにあたっても、自分なりに「課していること、定めていること、決してやらないこと」があるのですが、こういう点をみても、接点はありませんので。おそらく寅金氏も、そうお考えでしょう。こういう点は「双方の考えが極端に違う」ことは、まぁ、あまりないというのが私の経験則としてもあります。

>なんであんなに仲が悪いんでしょう。

私は寅金氏と馬さんが「(web上で)仲が悪い」などと考えたことは一度もありません。逆にビストロさんが「何故そう思われるのか」実に不思議な気がしました。

例えば「盤側」でペン倶楽部の問題を最初に取り上げたときに、両者はやりとりをされていたと記憶しています。確か「駒音」で寅金氏は、馬さんとリアルに会ってみたいということも書き込まれていたように思います。馬さんは、私のように「駒音撤退宣言」を行ったわけではありませんが、おそらくは「駒音」に再登場されることは「ない」ような気がしますし、ただ、それだけのことではないでしょうか。


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[336]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月20日 (金) 00時23分

「名人戦」の契約については、基本的な合意は相当前にできていたし、共催という点についても「プレ」はなかった。そのことは私が知った時点でここにも記したし、確か、瞬間的にアクセスが上昇したような記憶もある。共催で「増額」となったことは事実と申し上げていい。

それ自体は喜ばしいことである。ニコニコ動画との契約も含めて、一定の資金調達が実現したわけだから、それは普及活動も含めて、将棋ファンに還元されることが期待できるからだ。名人戦、王将戦がモバイルサイトで閲覧可能になったことも、ファンの一助になったことは間違いない。

実は今日、日頃からおつきあいのある他企業いくつかの将棋部の面々と呑む機会があった。ううむ、ちょっと悩むというか、それもまた現実かという思いに駆られたのである。こんな話だった。

「LPSAが開催している将棋イベントが、震災による影響でスポンサーが減ってしまい、ウチの将棋部にも一口○○円での協賛依頼がありましてねぇ」

「ええ、うちにもそういう話はLPSAの棋士からダイレクトに支援要請がありましたよ。できる対応はしますし」とJC。

私に話を向けた方、仮にA氏としておこう。実は、将棋部の中でも誰もがLPSAファンクラブの会員でもないことから、私もA氏も「会員」というだけで、何かこう突っ込んだ話になってしまう。

「いいですねぇ、連盟は。一応は裕福で。LPSAの場合、免状収入もありませんし、何より露出機会は限られるし、こんなミニマムな単位で集金しないとしんどいのでしょうかねぇ」

そう問われると「返す言葉」がすぐにはみつからない。

「うーん。今はそうですが、石橋さんや中井さんが、清水さんや里見さん、加藤さんとタイトルを賭けて戦う時が必ずきますよ。そしたら風向きは変わります」

A氏は一瞬微笑んで、そして泣き出した。「JCさん、そうですか、本当にそうなると、そんな機会がくると思いますか」

A氏は真面目な方である。はぐらかす答はできない。

「信じましょう。彼女たちに叶わなければ、彼女たちが指導してきた女のコたちが、その世界を目指しますよ」

「でも、でも、その子たちが奨励会を目指したいと言ったなら、LPSAではいられないじゃないですか」

「それだけが幸せとは限らないでしょう」

「でも、頂点を目指せないということじゃないですか」

ついに私は、言葉を呑みこんだ。A氏は私よりも遥かに将棋は強く、若くもある。だから「鋭い」のだ。

Pass

[339] ある意味で
ポン太 (/) - 2012年01月20日 (金) 23時32分

今回の米長会長のコンピューターとの対戦で対局料が一千万円で、それで米長氏がえらく得をしたような記述や、対戦自体が無意味であるような論調が、駒音ならず、週刊誌によると他の棋士にもあるようですが、全く情けない話ですね。
私はこんな値段でよく米長氏は戦ったと思います。負ければ今回のようにボロクソに言われるのにです。私は今回の戦いとその後の記者会見で勝負師(士)としての米長を見直しました。つまり勝つためには何でもする、負けたら悔しさが表に滲み出るようなところです。私は今回の勝負とその後の会見は、まさに金の取れる興業だと思います。
連盟が許したなら一千万円の対局料でCPUと戦って、負けてもこれほどの話題になる棋士はどれほどいるのでしょうか。
このCPUとの対戦に尻込みしたりするような棋士は、あるいは端から匿名でぶつぶつ言うような棋士は、棋士として失格と言うよりは、ある意味で、人生の敗残者だと思います。
ところで、LPSAはどうなるのでしょうか。自分は生来の女好きで、駒桜もLPSAも会員ですが、JC様やそのお知り合いの方が案じられているように、連盟の清水氏が若い奨励会員に負け、LPSAの女流が連盟の女流に比べて活躍が少ない今、いよいよLPSAは存続が困難になるのではと心配します。経済的にも困難なようなことがJC様の掲示からも伺われますが、今後もおそらくよほどのLPSAの女流の活躍があったとしても団体としてはどうでしょうか。世間の目は、女性の棋士に関しては、女流対奨励会女性に重きを置くでしょうから、個人としてLPSAの女流が注目されても、団体としてはどうでしょうか。なんとか連盟と手打ちするのも一つの方法のように思います。私が思うだけですが、米長氏と手打ちするのはそれほど難しくないのではないでしょうか。

Pass

[340]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月21日 (土) 12時02分

ボン太さん

実は明日「三丁目の夕日64」をカミさんと鑑賞することもあり、まずはこのスレで拙見を述べてみたいと思います。

例えば今回の「ボンクラーズ対局」「魂をカネに換えた」「金儲け主義」という話があります。滑稽な主張だなぁと思うんですよ。本当に(笑)

この対局の契約というのは、何も人間にだけに対価が支払われるわけではありません。「連盟」に支払われる費用の中の一部として米長会長の「対局料」がある。「連盟」への収入は、普及活動を始め、ファンにも還元されるわけです。そのために、今回は米長会長が戦ったということ。

変な話ですが、米長さんの対局料が500万でも1000万でも2000万でも、私はいくらでもいいと思っています。プロの報酬ですから、対価を得るのは当然で、逆にそれが低いものであれば、それこそ棋士は、自らの経済的な価値を「安売り」したことになる。

負ければ何を言われても耐えなければいけない世界です。米長さんは会見の中で「自分が弱かったから」そう、敗因はこの一言に尽きる。コンピューターが強かったと言わないのが、私は「いいなぁ」と思いました。別に白旗あげたわけではないんだと。

米長会長に対する「好き嫌い」という感情。これは誰にもあります。私は「一度対立したら物事全てを勝負事にしてしまうことについて、一考願えれば」など、私なりに思うことも存しますし。

ただ、CPUに負けたことで、相当数の人々が「米長邦雄として最善を求めて戦った結果、研究と対策を尽くして臨んだ結果、届かなかった」ことをわかっていますし、だからこそ「敗者」に拍手を惜しまなかった。それは、勝ち負けだけではない、ここまでの過程をみての評価、感動だったのだと私は思います。棋士総体の存在が貶しめられるどころか、むしろ評価は高まったんじゃないかなと思いますね。

「渡辺竜王VSボナンザ」の件は盤側で述べるつもりですが、観戦後のお客様のインタビューでは興奮冷めやらずという感じで「感動した。よかった」という声が聞かれました。なるほど、一部の方々からみれば「そんなのは将棋ファンじゃない」とでも言うつもりなのかもしれません(苦笑)

米長邦雄永世棋聖が注目される、スポットライトを浴びる、評価を受ける、それが腹立たしく苦痛でたまらない、不快だという人がいます。まぁ、そこに会長の人徳という問題があるのでしょうが、このイベントが棋界に与える影響や評価を考える際に、属人的な視点で「因縁」つけるようなことは、私は恥ずかしくてとても言葉にできませんね。ましてそれを「正義面」して語るようなことは尚のこそ。その程度の矜持は私にもあります。

LPSAは、何より蛸島さん、山下さんという「女流棋界のはじまり」に貢献されたお二方がいらっしゃいます。私はLPSAの活動がアマチュアの育成、ガールズ将棋プロジェクトも含めて、地味であっても、意義深いことを担っているということを思うと、辛いなぁと思います。

連盟と違って映像メディアへの露出機会が事実上ありませんからね。「囲碁将棋チャンネル」で今とは全く違う、連盟在籍時代の彼女たちの映像をみると、そのことを痛切に感じます。知られる機会が少ない。強くならないと話題に上らない。人は忘れっぽいものですから、コアな人々ですら、いつまでも支援はしない。維持が厳しい。

私が出来る仕掛け、今は頭の中で考えているだけですが、ちょっと動いてみようと思っているところです。

>米長氏と手打ちするのはそれほど難しくないのではないでしょうか。

いえ、世界中でこんなに難しいものはないと私は思います。

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[341]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月21日 (土) 15時43分

早くも新刊が発売される。羽生前名人、佐藤康光九段が棋譜をどう読み解かれるのか、実に興味深い。森下九段も参加されるようだ。驚きと共に、何やら感慨深いものがある。

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題 名: われ敗れたり 〜コンピュータ棋戦のすべてを語る〜
出版社: 中央公論新社
定 価: 1300円
発売日: 2月10日
予約受付:日本将棋連盟販売部のみ(来週追って公表します)
内 容: 以下の通り

<内容>
○どうして私とコンピュータとが戦うことになったのか
○100日前(10月6日)に振り駒をした意図は
○それからどのような姿勢で日々を過ごしたのか
○コンピュータの強さ、弱点をどのように分析したのか
○プロ仲間、コンピュータ将棋の研究者達の意見、感想
○対局当日はどうだったのか
○初手の△6二玉は新米長玉なのか、奇策だったのか
○ニコニコ動画の反響の大きさとヤフーニュースについて

次いで、本文の次には自戦解説です。コンピュータ側の見解も数人加わってもらいました。
棋士では羽生、谷川、康光、森下先生方の他、若手です。

今後
68才の私の体調や、阪田三吉、大山康晴両先人が68才の時どうであったのかの比較。
コンピュータとプロとはどうなるのでしょうか。
来年の5対5の結果予想も書きました。
(ttp://www.yonenaga.net/taisenroku.html)より。
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Pass

[342]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月23日 (月) 22時06分

「誤った前提の上にどんな仮定や議論を積み重ねたところで、畢竟、それは無意味である」

王将戦が最後だのなくなる可能性があるだのと言う前に、誰も主催社に、具体的にそういうことを問い合わせない。電話一本で済む話である。私は「ありえない」と直感したが、いいかげんなことを書くことは、本掲示板の読者に申し訳ないので、東京本社にきちんと確認させていただいた。問い合わせれば、冒頭のような話など「虚構」以外のなにものでもないことがわかる。

実に面白い。

Pass

[343]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月24日 (火) 22時45分

「三丁目の夕日ོ」をカミさんと鑑賞。前作よりはよく仕上がっていた。「出演陣が変わらない手法」というのは「男はつらいよ」もそうなのだけれど、子どもたちの成長がよく目立つ。

本作の主題は「父性の愛情」である。ただ、残念なことに、何でもかんでも「言葉」にして説明し過ぎるのだ。故に深みに欠けるきらいがある。続編を作ろうと思えば、次は万博のྂということになるのかもしれないが、そうなると舞台は大阪である。鈴木オートの慰安旅行といってもねぇ.....(笑)

三谷幸喜といえば、今や日本で唯一といっても過言ではない、オリジナルの喜劇作品を撮る監督である。「有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」あり得ない話、空想はどんどん大きくなっている。こういう場合、風呂敷は大きな方が面白い。この三作というなら私はやはり「ステキな金縛り」かとなると、実はそうでもない。「ザ・マジックアワー」だ。

喜劇に徹した作品というものは、ありそうで、実はない。

Pass

[345]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月27日 (金) 00時34分

カミさんと二人、同一のテーマで求めに応じて寄稿する機会があった。今年の春には活字になる予定である。

締切は1月の中旬だったが、私は依頼を受けて2日間でとりあえず第1稿を仕上げた。字数にして5600字弱である。こういうときに私はカミさんの原稿をみない。スタイルも文体も違うということがあるし、みてしまったばかりに、こちらの筆が鈍ってしまうということがある。

カミさんというか、女性といっていいのかわからないが、彼女は私とは全く対照的で「みせろみせろ」とそれはもう実にやかましい(笑)本人は一枚も書いていないのに、である。

「みてもいいけど邪魔にならないの? それは」と尋ねてみる。「邪魔にならない」と即答。そして一読。「褒め上手」ではあるのだけれど、そんな内々の評価に喜べるというものではない。

でカミさんはどうかというと、年が明けて締切日が近づいているのに、のんびりしたものである。「書きたくないなぁ。書くことないんだけどなぁ」と期限をまるで忘れたかのように笑っている。

いよいよその数日前、PCの前に坐って「うん」とか「ああ」とか言いながらキーボードを叩き始める。途中、一箇所だけ「ここからどうしようか」と質問。こういう時に添削なんてことはできたものじゃない。それで感じが全く変わってしまうからだ。本人もそれは十分承知している。

で、そこから数行を「私ならこうする」ということで書いてみる。「なるほど」といいながら、カミさんはまた考える。最終稿をみたが、私が提供したエピソードだけを生かし、後は私とは全く違うまとめ方をしていた。掲載誌を棋士の方にもお送りしようと思っている。悔しいが(笑)私には書けない文章だった。

文章というのは不思議なものだ。難しいものだとしみじみ思う。

Pass

[348] シリウスの道読書中
ポン太 (/) - 2012年01月29日 (日) 12時51分

今シリウスの道を読んでいるのですが、子供達の出身地の描写がとても良いですね。藤原氏は高津高校出身なので、おそらく彼自身があのへんの出身でしょうし、真田山公園は高津高校の隣です。ただ現在のあのあたりは大阪で最もよいところだと思います。まあ失礼をしょうちで言えば、また大阪の通例でもありますが、この閑静な地域に隣接する、文中にもあった、今里にまで行くとかなり庶民的な町です。子供達はあの辺の住民だと記載されていたようですが、実にいきいきと大阪の町を走り抜けているなと思います。わたしが今読んでいるのは、半沢智之とであったところです。他の書評を見ると、テロリストのパラソルの登場人物が出てくるようで、私が読んだ範囲では、バーのシーンだと思いますが、なかなか魅力的な人物のようですね。
テロリストのパラソルはどうでしたか?私は学生運動が主題になるようなものは避けてきたのですが、慧眼のJC様お勧めなら読ましてもらおうかと思うのですが。
ところで全く話がかわりますが、25か27の連盟の棋士会でなにか大変なことが、爆弾発言のようなことが起きたのですか?新潮や駒音では中川氏がなにかぶちまけるようなことが書いてあったようですが。もしなにかJC様がご存じで、また記載して良いようなことなら、ゲスの勘ぐりだと笑って、教えて下さいませ。

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[350] 追伸 すみません
ポン太 (/) - 2012年01月29日 (日) 13時08分

今、前に、JC様が私に、テロリストのパラソルについてご教示頂いているところを再読しました。失念しておりました。申し訳ありません。作品としては藤原氏のなかで一番有名だが、できは他の藤原作品に比して、まあまあというところですか?

Pass

[352] 読みました
ポン太 (/) - 2012年01月31日 (火) 09時38分

ありがとうございました。しかし、わたしのお願いは(N氏)の件は、まさにゲスの勘ぐりのようでしたね。大変恥ずかしいです。このことをJC様に聞くつもりはありません。有り難い対応どうもありがとうございました。重ね重ね、申し訳ございませんでした。

Pass

[353] シリウス読了
ポン太 (/) - 2012年01月31日 (火) 20時29分

JC様本当に失礼で迷惑な要望をして申し訳ありませんでした。
ところで、シリウス読了しました。この小説はなんといったらよいのか、企業小説ですか、推理小説というわけでもないような、あるような。とても面白いのですが、特に大企業の会社員の経験が2年しかないわたしには、広告代理店の業務の一端を知ることが出来て、興味深い訳です。おそらく、学生時代にこの本を読めば、この業界にとても興味を覚えたと思います。私の頃でも、大人気業界でした。ところが、今回読みまして、自分には向いていないな、この業界に入らなくて良かった、と思いました。自分は大企業の会社員をやめた後、バブルの少し後まで、とてもバブリー?な業界に身を置きましたが、上辺はともかく実はとても地味な、業界だというところが、規模は全く違いますが、広告業界とにているなと思います。まあそのときの我々は広告業界よりもっと水商売に近いのですが、また今で言うコンプライアンスに問題が少しあるような業界でしたが、その業界も広告業界もどちらも共通の不安定さがあるような気がするのです。不安定な業界と言うより、そこで働く人間を不安にする、いつこの仕事から抜けれるのかという不安、業界といったら言い過ぎかもしれませんが。ただ私のような臆病者には、広告業界にまさにそういう不安を覚えたであろうということです。
もしかしたら、藤原氏は大阪人でありながら、クールな登場人物を創造したのは、広告業界にいたからかなと思います。やせ我慢をしてでも風を切って歩いていこうと言うことでしょうか。
次は、JC様のご教示を得てから、テロリストのパラソルを読もうと思っていましたが、その当時の私が居た業界に関係すると思われる、ひまわりの祝祭を読みます。恥ずかしながら、その業界に関する本もどちらかというと避けていたのですが、まあ今では懐かしく読めると思います。また読後感を投稿させて下さいませ。

Pass

[354]
JC IMPACTU (/) - 2012年01月31日 (火) 22時27分

ポン太さん

連盟絡みの件は、全く気にされないでください。今日、ちょっとnetを泳いでみましたが、まぁ、この会長は全然懲りていないことがよくわかりました。流石に嫌気がさしましたね。

藤原氏は大手広告会社の出身だけあって、プレゼンの描写は中々巧みでしたね。確か退職前には自身が属する業界のことは書けなかったという趣旨の記事を読んだ記憶があります。

改めて「テロパラ」については、私も拙見を述べてみたいと思います。「ひまわり」は受賞第一作ですが、ある意味、こちらを先に読まれた方がいいかもしれません。テロパラを読まれたのちに、その感じについて述べてみたいと思います。

藤原さんには、もっともっと作品を書いて欲しかったですね。

Pass

[355]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月02日 (木) 00時54分

羽生前名人が勝った。最終局を待つことなく70期の名人挑戦権を獲得。谷川十七世の50歳名人復位は消滅した。そして、この棋士は、今からどこへ向かうのだろう。虎視眈々という選択肢は高速流に残っているのだろうか。或いは唯々諾々か。

将棋の神様は、谷川十七世に何を告げるのだろう。いや告げることなく背中を向けて、一度も振り返らないのか。その先の未来も老人が走り続けるのか。老いを隠して、何かを隠して。

私が最も将棋に夢中になった時代、その「最後の棋士」彼の膝が笑っている。

Pass

[356] ひまわり読了
ポン太 (/) - 2012年02月04日 (土) 22時51分

ひまわりの祝祭読了しました。絵画の話だから、わたしが昔、小僧さんで所属していた業界が書いてあるかと思ったら、全くその記載はなく、ただ一言暗黒大陸?との記載があっただけでした。しかしながら、話は悲惨な結果でしたが、とても面白いですね。主人公が、とても饒舌なところが、他の作品の主人公とかなり異なる点ですね。しかし、藤原伊織は面白い。私にとっては、学生時代の山川方夫(すべての本を当時の知人に貸したまま、現在は一冊も持ってません。)いらいの全著書読破を目指しています。藤沢周平や山本周五郎も短編中心ですし、その他の作家も熱中しても全部読了ではありませんでした。結局、藤原氏の作品数があまりにも少ないからでしょうか。本当に残念です。あとは、今読んでいる遊戯と、蚊トンボ白髭とテロリストのパラソルです。うーん読んでしまうのが惜しい。
ところで、JC様に教えて頂いた本を読書し、こうして子供のように拙い読後感を報告させて頂くのが、こんなに楽しいとは、50代後半なのに、とても意外な発見です。またいろいろ教えて下さいませ。
私は、紙で読む将棋好き、実戦は30年以上してません、なのですが、将棋界への関心はずっと持っていて、結構本や雑誌は読んできました。その素人の私が見ても、現在、プロ将棋界がおかれている事態は大変な激動期だと解ります。あせってもダメ、躊躇してもダメ、とても難しい時ですね。これは日本の将来や、卑小なわたしの将来と同じでは!

Pass

[357]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月04日 (土) 23時11分

ここ数日、出張先で仕事をしていた。

「将棋世界」の最新号がまだ配本されていないエリアである。仕事を終え、比較的大きな支部に足を運んだが、そこにも販売用は
配本されていなかった。このエリアは、おそらく「米長邦雄永世棋聖の圧倒的なファンが多い地域」である。ご神影さながらに米長会長の大きな写真が飾られていた。

将棋を指す時間はなかったのだが、周りの方々と何とはなく棋界の思い出話をしていると、ちょっと呑みにいきませんかという話になる。居酒屋に移動。小一時間話をさせていただいた。

私が伺ってみたかったのはこの一言に尽きる。

「米長邦雄永世棋聖(会長)の魅力はどこにあるのでしょう」

「華がある」「連盟の立役者」「大乱世には米長さんしかいない。中原会長時代が続いていたら、赤字は続き、公益社団法人も実現できなかった」「自分が悪者になることを厭わない。そういうことは米長会長しかできない」「敗者(CPU)の美学を教えてくれた」「財界・政界とのパイプは大山さんを凌いでいる」.....。

私は特段驚かなかった。評価の側に立つならば、ここに示したものはそう突拍子もないものではない。

「米長さんの偉いところはね、食える棋士はいい、食えない棋士を守っているということなんですよ。MだのKだのは、そういうこともわからず、感謝の念もないから干されるんだ」

私はこのようなことを述べた。

「少なくとも二上さん、中原さんの時代は会長に対する批判がこれほど巻き起こるということはなかった。現実に今も、傾聴に値する批判はあるのですよ。現実に恐怖政治に近い面がある。異なる意見は潰す。仕事を与えない。職員は平気で飛ばす。そういう組織が変だとは思わないのですか」

さんざん好き勝手に「将棋以外の問題まで絡めて」中原十六世名人を誹謗中傷されて、私も黙ってはいられない。

長老の方が私の顔を睨みつけるようにしてこう呟いた。
「年齢(とし)はいくつかな」

私は答えた。長老氏曰く。「田中角栄という総理を知っているだろう。現職当時は金券政治だ、数の論理だとさんざん批判されたが今は再評価の動きもあるだろう。米長さんというのはそういう人なんだよ」

「それは違いますよ。田中角栄の再評価というのは色々な面がありますが、田中元総理はご自身が豪雪の新潟選挙区出身ということもあり、選挙区に住む人々の艱難辛苦、すなわち都会と地方の生活格差を埋めるために努力をされたという面がある。その意味で、弱者を虐めるような立場ではなかったし、あれだけ高齢者を大事にされた方もいない」

それだけ言って、勿論自分の呑み代に相当する金額(足りないということは絶対にないと確認した上で)を置いて、一礼してホテルに戻った。ホテルに戻って一人で呑んだ。泥酔したわけではないが。

明日、将棋世界を求めてみるが、読売新聞の西條記者と米長会長のCPU対局後の会見のやりとり、或いは後の新聞記事、この字面をいくら追っても「背景」なんてみえてはこない。この両氏は「似ている」ということだ。つまり近親憎悪のようなものだと私は思っている。その火花が散ったというだけのことで、別に読売新聞と連盟がどうこうというわけではない。

だから大多数の棋士は、まぁ、のんびりしたものである。

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[358] 読書の愉しみ
JC IMPACTU (/) - 2012年02月05日 (日) 12時53分

藤原伊織氏の「ひまわりの祝祭」は受賞第一作としては「失敗作」という評価が当時、少なからずありました。ポン太さんもご指摘のとおり「登場人物のキャラ」が、前作とはかなり異なっていまして、いわゆる「ハードボイルド」な感じではありません。「作家の迷い」という書評も当時みましたが、私は「失敗作」というほど酷いものとは全く思いませんでした。ただし、以後の作品において、こういう傾向が影を潜めたのは、ポン太さんも既にご承知のことと存じます。

「蚊トンボ」は舞台の設定、ストーリーの作り方に或いは違和感を覚えられるかもしれませんが、藤原伊織にしか作れない情緒豊かな世界観や魅力あるインテリヤクザなど、私には間違いなく記憶に残る一冊となりました。(私自身は「雪が降る」を読んだ時にこの作家の凄さを確信したという面があります)ご一読をお勧めしたいですね。

「テロパラ」は、**作ではないにしても藤原伊織という作家を決定づけた一作でもあります。声を上げて泣いてしまったという某選考委員ほどの思い入れはありませんが(それは、私が全共闘運動というものを評価しないからだと思っています)ぐっとくるところはありましたよ。乾いた感じが交錯する一瞬というものは。

藤原伊織を読み終えた後に、私から、いくつか紹介したい作品を挙げてみたいと思います。或いは既にお読みかもしれませんが。

Pass

[359]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月06日 (月) 01時58分

読書の合間に今月号の「将棋世界」に目を通す。

「森下卓九段が見た花村将棋」という記事は、何というか私の心に染み入る内容だった。

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私は将棋を覚えたのが小4の正月と遅く、実戦不足を心配してくれたのでしょう。通算で千局ほど、多い日は1日に五番、十番と教えてくれました。とにかく番数をこなすこと、そして一生懸命やることが大事だと教わりました。一生懸命できればその方法はたいした問題ではないと。
(「森下九段が見た花村将棋」将棋世界3月号より引用)
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師匠とこれだけ将棋を指した棋士は森下九段をおいて他にはないだろう。中原誠十六世名人は、入門当時、芹澤家を日曜日毎に「襲撃」したが、それでもこれほどの番数は想定できないし、師匠の高柳八段もそういう指導はされていない。

花村九段と小学生の森下八段が「盤」を前に坐っている。師匠はタバコをくわえて、この幼い子どもの指し手に何を思い、何を託そうとされたのか。微笑ましい限りだ。

私は花村九段が森下少年を甘やかしたとは露ほども思わない。どの道、対局が始まれば、この少年が全てを自分で乗り越えていかなければいけないことなど、双方百も承知の話である。その上で師匠は、一生懸命に弟子に指導を続ける。悪いことであるはずがない。森下九段は素晴らしい師匠と巡り合えたのだ。

米長邦雄永世棋聖がボンクラーズとの戦いを振り返って「引かれ者の小唄」と題した談話を発表されている。私は△6二玉という指し手について、とりたててどうこう述べようとは思わない。永世棋聖自らが研究を重ねに重ねて選択した一手である。勝てば勝ったで「そんなにしてまで勝ちたいか」みたいな意見もあったのだろうと想像できるのだが、ご本人が「引かれ者の小唄」と述べてもいることに対して殊更何かを述べようという気がしない。

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将棋盤、あるいは駒、升目、指し手等々、それらは慈しむべきであって、それらを冒涜すがごときは耐えられません。
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米長邦雄永世棋聖には「世渡り下手爺氏」が思い浮かんだのかも、と読んだらこれは「妄想」だろうか。勿論、世渡り下手爺氏には自身の主張が存在する。そのことについて私は何度か述べたのでここでは触れないが、世渡り下手爺氏からみれば「ちゃんちゃらおかしい」というところなのだろう。

リレー自選記は田中虎彦九段。「寅は死して何を残すか」というタイトル。私はご本人の弁よりも、耳を澄まして、黄泉の国の芹澤博文九段の声を聞いてみたい。

Pass

[361]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月08日 (水) 01時29分

ふと思うことがあって、将棋連盟の棋士番号・年齢・出身地一覧を眺めてみた。棋士番号が若いほど、この世界では先輩ということになる。

米長邦雄永世棋聖よりも先輩にあたり、尚且、ご存命の方をピックアップしてみたい。

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42番 加藤博二(87歳)
43番 丸田祐三(92歳)
52番 西本馨(87歳)
57番 二上達也(79歳)
60番 北村昌男(76歳)
61番 関根茂(81歳)
64番 加藤一二三(71歳)
65番 宮坂幸雄(81歳)
66番 有吉道夫(76歳)
67番 長谷部久雄(77歳)
69番 関屋喜代作(77歳)
70番 賀集正三(79歳)
71番 大村和久(83歳)
73番 剱持松二(76歳)
75番 吉田利勝(77歳)
77番 内藤國雄(71歳)
79番 佐伯昌優(74歳)
80番 木村嘉孝(80歳)
82番 木村義徳(75歳)
85番 米長邦雄(67歳)
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(年齢は2011年4月1日現在)

米長邦雄永世棋聖は20番目である。ちなみに芹澤博文九段は68番、大山康晴十五世名人は26番、中原誠十七世名人は92番である。

現在現役の最古参は加藤一二三九段、内藤國雄九段が次ということになる。加藤九段、有吉九段、内藤九段、みなさん、米長邦雄会長の先輩である。諸先輩のみなさんは、今日の連盟をどうご覧になっていらっしゃるのだろう。私は時に人が野心を抱くことを悪いとは思わないが、ここに挙げた諸先輩は「野心家」という感じはあまりしない。例えば加藤一二三九段は「朝日贔屓」の棋士だったけれど、それがイコール野心というものでもないような気がする。

谷川十八世名人(専務理事)は、将棋は別としても、例えば誰かと争ってまで「会長職」に就きたいという方ではないのかもしれない。つまり「政治」的なことを徹底して好まないのではないか、私はそんな気がしている。だから少々誰かが担いでも、神輿の上には「のらない」のではないだろうか。少なくとも米長会長からはっきりと「あとはまかせたよ」と言われない限りは、である。

別にそのことを責めるつもりは私にはない。会長職よりも会長を支えることの方が、よほど大変ではないかという気もするのだ。

その道を選ぶ、徹するというならば、これまた誰に止められるというものでもない。

少なくとも「経営」ということを考えるならば、米長会長の手腕というものは、評価に値する面がある。はっきりいえば「華」もある。それは否定できない。氏を「ええかっこしい」とは私は思わない。「ええかっこしい」ならば、もう少し全方位外交的なスタンスに立つはずだ。

私は最近、米長邦雄会長は「演じ続けている人」だという印象を有している。そういう意味で言うなら、演じることのできるキャラクターは今の棋界にはいない。だから結果として会長色全開という現象になる。「オレのようにやってみろよ、やれる者がいるのかい」そう問い続けている面もあるのかもしれない。

それを「道化」とみる人もいるだろう。「私にはとてもできない」と考える人もいるだろう。そして「将棋を指せる環境と収入が守られていれば、私たちはいい将棋を指す。そのことだけに専念する」という棋士がきっと多いのだ。

私は米長会長のスタンスに「虚勢」というものはあまり感じないのである。あの「強さ」は並大抵のものではないし、めげるという様子もみえない。次世代にはそういう図太さは、ないのかもしれない。米長会長にはそのことが、はっきりみえているのだろう。私はそんな気がしている。

Pass

[362]
ビストロ (/) - 2012年02月08日 (水) 10時38分

ちなみに 52番 西本氏は先日おなくなりになったようです。
(本筋には 全然関係ない です 一応・・・ すみません)

Pass

[363]
キョウ (/) - 2012年02月08日 (水) 16時04分

ビストロさんに便乗して・・・・

谷川さんは十七世名人ですね。
(これまた本筋には全然関係ないです・・・ すみません)


米長会長に関してはあまりよく分からないのですが、WEB駒音を
敵対心していた頃(今はどうか知りませんが)は肝っ玉の小さい
人だなと思いましたね。

まあ、私としては連盟内部にはあまり興味がないので、来年度も
棋戦が従来通り行われてる点では会長は頑張ってるなと思います。

Pass

[364]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月08日 (水) 23時28分

今日の「クローズアップ現代」NHKのスタジオでわぁわぁ言いながら視聴していました。

そのあと面々と酒を呑み、さきほど帰宅しました。いくつかのサイトを拝見しましたが、そう、ビストロさんを除いては、いわゆるメディア論的な視点、NHKの全国放送で話題が提起されるという意味からのアプローチという視点は皆無に近いという印象を有しましたね。拙見は、明日にでも述べることにしましょう。

乖離した主張は、乖離したままに流れていく、ということでもあるのですが。

Pass

[365] 再掲花錦戸まつのはこんぶ
ポン太 (/) - 2012年02月08日 (水) 23時29分

繰り返しですが、盤側で久しぶりに、JC様の投稿に反応して記載した、まつのはこんぶ、ですが是非大阪に行かれたときにおためし下さいませ。大阪人でもほとんど知られてませんが、例によって妻の父が過去に有名な東京の画家や役者に勧めても、また私が現在の東京の方に勧めても、かなり評判がよいのです。私は花錦戸とは何のユカリもありませんが、自信をもってお薦めします。私は馬鹿な、身体を壊すような食いしん坊で飲み助ですのでまた美味しい物を教えて下さいませ。すみませんが、梅干しはどうも苦手です。明太は昔、ちかえい、のものを食べて旨いと思いましたが、最近もっと小さな処の明太子を定期的にもらうようになって、大変旨いと思うようになりました。ただ、若干の味のバラツキがありますが。私は生で食べた後、何日かしたら表面をさっとあぶった食べ方も好きです。

Pass

[366]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月08日 (水) 23時35分

ビストロさん、キョウさん

私の誤認を指摘いただけましたこと、深く感謝申し上げます。どうも私には十六世名人以降の肌身に感じる記憶が希薄なのかもしけませんね。

ポン太さん

盤側でご返信いただきましたこと、深く感謝申し上げます。この件については、改めて、明日以降にご返信させていただきます。


Pass

[367]
キョウ (/) - 2012年02月09日 (木) 18時27分

JCさん

私は羽生さんが十九世だから谷川さんは十八世かと勘違いすることがあります。
(森内名人ごめんなさい)


ポン太さん

大阪市西区は私の実家から近いのですが「花錦戸のまつのはこんぶ」は
存じませんでした・・・
今度実家に帰ったときは購入したいと思います。
とにかく大阪の土産なら塩昆布(シオコンブではなくシオコブ)
が私もお奨めです!
私はおにぎりの具で食べるのが一番好きですね。

Pass

[368]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月09日 (木) 22時36分

さきほど、久しぶりにトップページの「評論」をUPしました。3ヶ月だったか放置すると広告が挿入されるものですから。

ビストロさんの大局観問題もこちらに書かせていただきました。お時間のある時にでも本BBS上部の(ホームページに戻る)をクリックしてみてください。

実は昨日から「サラの柔らかな香車」橋本長道を読み始めています。まだ1/4ですが「盤上のアルファ」よりは遥かにいい、と思いますね。「才能」とは何か「天才」とは何かということを考えさせてくれる作品だろうという予感がしています。

「花錦戸のまつのはこんぶ」は、私もぜひ購入してみたいと思いました。キョウさんの推薦される「塩昆布」も私は好きです。熱いご飯にのせてお茶漬けで食しますね。血圧の心配をしながらこういうものを食べるといって家内は笑いますが。

実はこの商品が一年ぐらい前からずっと気になっているのですね。併せて買い求めてみたいと思います。今度こそ。

あと、この商品は少しずつ頂戴しています。モノがモノですからちょっと値段は張りますが、絶品のひとつですね。

拙宅で欠かさない逸品です。これでいて家庭内飲酒は正月以外はしないというのも変なのかもしれませんが。

Pass

[370] とても楽しみです。
ポン太 (/) - 2012年02月10日 (金) 19時54分

早速、JC様のお薦めのうにを注文しました。私は、このタイプのうにを20数年前に、つまりバブルの時代にバブリーな職業についていたので、知人に貰ってよく食べましたが、その後そういうつき合いもなくなって食べれなくなりました。最近、生うにを塩水でつけた真空パッケージのものを食べてそこそこ旨いなと思っていたのですが、JC様のおかげで昔の本物が食べれてうれしいです。自分は生うによりどちらかというとこのような塩うにのほうが好きです。舞昆は何度も食べていますが、わたしにとっては、普通においしいというかんじです。ただ毎日たべても飽きないし、いつのまにかなくなっているかんじです。
キョウさん、花錦戸は西区にある料亭です。すっぽん料理でも有名な日本料理屋です。すっぽん以外の料理もうまいです。

Pass

[371] 追伸
ポン太 (/) - 2012年02月10日 (金) 20時10分

花錦戸は昔は錦戸という名前の料亭で、そのころからまつのはこんぶは有名でした。いつのころからか、花錦戸という名になっていたようです。私はずいぶん前、中学か高校のころからまつのはこんぶは食べていましたが、料亭のほうはバブルのころに行きました。立派な建物でしたが、南船場の方はネットによると、とりつぶされたようですね。肥後橋のほうも古い建物ですが、どうなっているのでしょうか。ヒルトンのなかに店があるので、そちらのほうが手軽です。

Pass

[372]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月11日 (土) 09時14分

ポン太さん

さっそくご予約されたのですか。ポン太さん早業ですねぇ。びっくりしました。

私は学生時代「下宿」したことによって、当時「いくつかの好き嫌い(食品)」は全くなくなりましたし、実は自分のどこかに「何がおいしいだの、この店は素晴らしいだの」と書くこと自体、何かこう「どうでもいい」というか、それ自体に「抵抗」を感じる世代のような気もするのですが、年齢のせいか、その一方で「食
は人間の楽しみのひとつ」という思いも強くなりました。

私は酒を呑むと「あまり何かを口にしない」(こんなことは自慢にも何もなりません」タイプでして、量は僅かでいいという感じなんですね。その私にも「忘れえぬ味」というものは、やはりあります。

今日は「甘いもの」を紹介してみましょう。

夫婦の大好物(1)なんですね。実はこの商品は他のメーカーからも「類似品」が出でいますが、盛上駒とプラ駒くらいの違いがあります。本家本元にはどこも全く及ばない。

日本茶を呑みながら「たばね」が出てくると、これでもう案外幸せだったりします。

もうひとつ、これも絶品です。

夫婦の大好物(2)なんですが、この商品には実は「物語」がありましてね。

私とカミさんが結婚する前の話ですが、ある時、私、入院していたんですけれど、病室にこの商品と「日本茶」が届いたんですよ。病院の食事というのは、やはり味気ないもので、カミさんはおそらく、美味しいお茶と何か一品、ということで考えてくれたのでしょうね。私にとってはど真ん中ストライクでありました。

変な話ですが、退院後「あれは病室で食べたから美味しかったのかなぁ」と考えもしたのですが、そんなことでは全くありませんでした。食卓のレギュラーでもありますし、正月はおせち料理と別に、この商品を近くの百貨店で買い求めますね。

Pass

[373]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月13日 (月) 21時24分

過日「盤側の談話室」に登録したものをこちらにも転載しておきます。

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米長邦雄会長が書かれた「われ敗れたり」を読んでみました。

対局後にゴーストライターがバタバタとまとめたという感じではありませんね。この本は。私にはそれはちょっと意外でした。まとめたというなら、よほど優秀なコーディネーターが存在したということになるのでしょう。

さて、いくつか興味深い点について拾い上げてみましょう。米長会長が佐藤九段を説得する際に「遊びやで」と言ったことについて、私は何の関心もありませんし、そういうことに噛みつくつもりもありません。ある意味、棋士がCPUに負けて「段位が下がるわけでも、タイトルを剥奪されるわけでも」ありませんし、エキシビジョンですから、まぁ「遊び」といえば「遊び」です。

しかし米長会長はその「遊び」に精一杯真面目に、真剣に、勝ちに行くべく時間と研究を費やした。それで充分だというのが、私の意見です。このあたりのいきさつについては、上州将棋まつりのミニ講演会で米長会長が講演しています。私のサイトの「某月某日- nonsection genre - (4)」311にその動画があります。

前置きが長くなりました。米長会長は例えば、こういうことを述べています。

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今年五月のコンピュータ将棋の世界戦において、ボンクラーズが再び五位以内に入り、コンピュータ側の代表メンバーとなった場合には、来年の電王戦メンバーに私を加えてもらい、ボンクラーズと対戦させてもらえないだろうか、という思いはあります。
むろん、一度負けた私ですから、対局条件は当然、厳しいものにすべきでしょう。まず、対局料はゼロ円。そしてもし米長か負けた場合には罰金100万円を日本将棋連盟に寄付する、ということでどうでしょうか。これを理事会に申し出、私を除いた理事の会議で決めてほしいと、谷川浩司専務理事に申し出ようと思います。その結果どういう答が出るか、この本が出る時点ではわかりませ
ん。
ボンクラーズが出てくるのであれば、私がもう一度指したい。そして絶対に勝ちたい。それが将棋連盟会長としての立場を離れた、一人の将棋指しとしての私の希望なのです。
(「われ敗れたり」米長邦雄会長・中央公論新社、2012年2月刊より引用)
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もし米長会長からこのとおりの申し出があれば、理事会はその希望を尊重して欲しいと思います。変な斟酌などをせずに、ということですね。

実は、私は当日、米長邦雄永世棋聖は和服、正座の対局をされるのだろうというイメージがありました。だから、背広姿の椅子対局には正直、驚きもしたのですが、これにも理由がありました。年齢による膝の傷みなのだそうです。氏はもう「正座のできない身体」になってしまっているのだそうです。

実はこの本は他にもなかなか興味深い記述があります。ただ、私は次の一節を読んで、ああ、私は人間を応援する側であり続けるという確信を有しました。

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今回、私は敗れましたが、現役のプロ棋士も、いつの日かコンピュータに敗れる日が来るでしょう。そして、もっとも強い名人や竜王がコンピュータに負けてしまう日もきっとくるでしょう。「人間とコンピュータはどちらが強いのか」という問いについては、もしかしたら私が今回負けたことで決着はついているのかもしれないし、来年の五対五の団体戦で五ー〇で負けてしまって、「ああ、もう人間はコンピュータに勝てないのだ」という評価が確定してしまうのかもしれません。
私は、その日が一年でも、一日でも先送りになればいいなと願っていますが、それは私がプロ棋士であるからです。そして、その一方で「永遠にプロ棋士が負けないでいてほしい」という私の根底にある願望は、不可能な願望であることもわかっています。いつの日か負ける。そのことはやはり避けられないのです。
ただ、その日が来たとしても、プロ棋士が将棋を指す姿、あるいは脳みそを振り絞って考えている姿、人間の苦悶する姿勢、対局に打ち込む集中力、研究に向ける情熱、そうしたもろもろを含めて、プロ棋士という存在が人々から尊敬され、愛され、多くのファンの心をつかみ続けることを、私はただただ望んでいます。
(「われ敗れたり」米長邦雄会長・中央公論新社、2012年2月刊より引用)
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Pass

[376]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月15日 (水) 23時49分

いい機会かもしれません。この掲示板をお読みになっていらっしゃる方々の中には「何故、JCは駒音に書くことを止めたのか」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるだろうと思います。過去に「盤側の談話室」でもそのことに触れましたし、私の中ではケリもついていることですが、基本的なことをここに記しておきましょう。

「盤側の談話室」ここでは何故か私は寅金氏と議論をしていますが、私が撤退宣言に至った最大の理由は「盤側の談話室」RES511「米長邦雄永世棋聖 =内心の葛藤= Part2」2010/07/22(Thu) 00:16に記述があります。過去ログ倉庫をご参照ください。komaviewerでご覧いただければ、過去ログ倉庫の1番目に本スレは収録されています。

ただし、以来、私は世渡り下手爺氏の発言スタイルは変わってきたと思っています。それは勿論、私の発言が影響したものなどという思いあがった考えに立ってのものではありません。ただスタイルの変化はいいことだと思ってみてきました。主張や内容については、これは全く別の話です。

「駒音」には公開運営制度というものがありません。例えば発言削除や発言禁止について、異議をweb上で申し立てることはできない制度です。その点、盤側の談話室も本掲示板も公開運営制度を導入していますし、盤側の筒井管理人も、必要に応じて適宜、報告をweb上でされています。つまり管理者の措置に対して、賛否いかなる立場にたとうとも、それを表明する権利が保証されているということです。管理者の権限行使に至る経緯を、参加者の議論含めてオープンにするという思想は、私自身の根幹でもありますし、それは、管理者にとっても、自身のコマンド行使について、考える機会にもなります。つまり、管理者の暴走や誤りについても参加者は常にこれをチェックする機能を有しているということになります。すなわちそれこそが「管理者の独裁」を防止する機能にもなっているわけです。「駒音」には、そういう運営思想は微塵もないと申し上げていい。そんな場には、私はもう何も書きたくはありません。

馬さんが「発言禁止」の処分を受けたことがあります。私はその時に盤側で「葬儀委員長」に自ら立候補しましたが、あの時の様子は私は今も鮮明に記憶しています。「あんなことはすべきじゃない」と、私はもう既に撤退していましたが、それは私にとっては正しいことだったと確信しましたね。

しばらく前の話ですが、駒音のログが大量に消失したことがありました。この時の管理者の説明は実に不誠実なものでした。文系の私がみても、お粗末極まりないものだったという思いがあります。そもそも、この掲示板の管理者は一体何人いて、どうなっているのかも全然私にはわかりませんでした。やるべき原因究明を怠っているということです。そんな不安定なサイトに、私は何かを発言したいとは全く考えません。文系人間の私ですら、そういう事態に遭遇すれば、もう少し言葉を尽くします。

他にも色々と理由はありますが、ここに記したような点だけでも、私が「駒音に発言しない理由」はおわかりいただけるものと思います。

Pass

[377]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月16日 (木) 01時30分

ここで【376】を発言して、盤側で遊び、メールをチェックして寝ようと思ったら、web「駒音」で、JCさんのプライバシーが侵害されている旨のメールが数通。仕方なく、寝室のPCで当該発言を確認させていただいた。

少なくとも私はここでもどこでも「ペンクラブの新年会に参加した」ということを記したことはない。従ってそこに誰がいたとかどんな話をしたとか、そういうことを書くつもりもないし、それは書いてはいけないことだと思っている。厳密に言えば、そういうことを了解なく開示するということは、プライバシーの侵害といえないこともない。なるほど、私が駒音に発言しないことを寅金氏は当然、過去の私との議論で承知しているから、それを知った上で「JCは抗議などしない」と見越したというのであれば、これはもう確信犯に近い(苦笑)

しかし、webというのは、一端書かれた内容は、その瞬間から事実上、情報管理が不可能になる。その上で、駒音の管理人氏がどういうジャッジを示すのか、興味がなくもない。これはいわばweb管理者の資質の問題でもある。例えば、ここで同じようなことが起これば、私ならしかるべき措置をとる。まぁ、何もしないのだろうなぁ、駒音の管理人諸氏は(苦笑)

まぁ、あの内容レベルの話であれば、とりたてて青筋を立てることでもないのだろうし、やんちゃなおじさんの悪戯にしては、やり過ぎだろうがと、まぁ、どうせ何かの機会で会うこともあるのだろうから、その時に厳重に抗議することにしよう(苦笑)

寅金氏と会ったことも事実だし、少しばかり話もしたが、少なくともそういうことについて、私はここに書こうとは全く思わない。別にそうたいした話をしたわけでもない。

本当はもう少し怒らなければいけないのかもしれないが(苦笑)今、私は「花村九段自伝」を読んでいて、その中の一節「しょんない、しょんない」という九段の口癖が、頭の中をかけ巡っている(苦笑)

Pass

[378] うにのことなど
ポン太 (/) - 2012年02月16日 (木) 20時27分

本日JC様お勧めの、うに、が到着しました。明日少し食べるつもりです。越乃寒梅の金無垢か大吟醸か朝日酒造の洗心か鶴齢の大吟醸かなにを飲むかひーひーと嬉しく今から困ってます。
いまは、金正男独占告白と快楽亭ブラックの立川談志論を読んでいるので、藤原伊織は少し休読です。そのうち米長会長のわれ敗れたりも来るはずです。連盟に申し込んだので、米長会長の揮毫を入れて頂いていたら嬉しいのですが。毀誉褒貶がいろいろあるにしろ、米長会長はスターだと思います。結局いずれにしろ、米長氏は将棋史に残る人だと思います。
ところで、直接間接に関わりのあるJC様には大変失礼だと思いますが、私は駒音のあの、やんちゃな、ある意味おおざっぱなところもまた面白く感じて愛読してます。盤側も馬さんはじめ博識なかたが多数おられ、とても愛読してます。それぞれに魅力があるといったことでしょうか。私のように、それぞれの書き手の誰も知らないからこそ言える無責任な言葉かもしれませんが。

Pass

[379]
JC IMPACTU (/) - 2012年02月16日 (木) 21時31分

ポン太さん

人間、食べることというのは、やはり生活の基本のひとつですから、届いた海胆、美味しく召し上がっていただければと思います。私は今日、早目に中華料理を食しました。

>連盟に申し込んだので、米長会長の揮毫を入れて頂いていたら嬉しいのですが。

大丈夫だと思いますよ。拙宅には今、中原十六世名人、芹澤博文九段、大山康晴十五世名人の色紙がありますが、ある意味、書として味わいを感じるのは米長永世棋聖ぐらいまでかなぁ、と思っています。渡辺竜王は、不思議な字を書かれるなぁという印象がありますが。

>毀誉褒貶がいろいろあるにしろ、米長会長はスターだと思います。

そうですね。それは私も感じます。多くのファンからみれば、米長会長は身近に感じられている面が強いと思いますよ。叩かれても負けない、強い存在というのは「ヒーロー」という面がありますから。

>結局いずれにしろ、米長氏は将棋史に残る人だと思います。

それは「米長さんのあと」がどういう会長像を描き、どういう連盟を目指すかという点にかかってくるという気がします。例えば佐藤栄作氏には「沖縄復帰」は果たせても、その政治姿勢からみれば「日中国交回復」はできなかったでしょうし、まぁ佐藤さん以外なら誰が就任しても果たせていたみたいな証言もあるのですが、田中角栄氏がそれを実現した。

まず考えられるのは「女流の統一」ということが実現するのかどうかという面があります。LPSAは果たして本当にそれを望むのかどうか、望んだとして「連盟」はそれを受け入れるのかどうか、ということですね。それは私にはわかりませんが、いずれにしても次の会長は、この点のリーダーシップを問われるはずです。

実は、私には次の「会長」という具体的なイメージが、ある意味全く想像できないという面もあるのですが。

>私は駒音のあの、やんちゃな、ある意味おおざっぱなところもまた面白く感じて愛読してます。

それはそれで全く構わないことだと思います。駒音にしろ盤側にしろ、或いはここにしろ、独自のカラーというものがありますし、それぞれを楽しむというのは、何ら悪いことではありません。私は今回、管理者という立場から、拙見を述べましたが、参加される方々に、私の考えを押し付けたり、強要するつもりは露ほどもありません。

どうぞお気になさることのありませんように。

Pass

[384] うに
ポン太 (/) - 2012年02月18日 (土) 00時25分

早速、うにをいただきました。米は奈良の米ですが、私の関与先の兼業農家のかたがほぼ趣味で作ったとても美味しい米と、越乃寒梅の金無垢と、例によって料理自慢の妻の父が作った、里芋と蛸の煮物と共に食しました。このうには、なんといっても素材と共に、塩梅が絶妙ですね。生のようでは勿論なく、従来の塩うにのようでもなく、とても絶妙です。前に記した私がバブルの頃に食べたうにともまた違います。この味をひょっとするとものたりない、値段の割りに物足りないと思う人がいると思います。しかし、それは洗心や金無垢や八海山大吟醸をさらっとしすぎて物足りないというのと同じでしょう。人によりに好みはありますが、これはかなりのものですね。まあこれが舌福というのでしょうか。わたしは、美味しいものは集中的に食べて、飽きるまで連続して食べてしまう最悪の食いしん坊ですが、これは大事に食べたいと思います。どうもいいものを教えていただいてありがとうございました。
前にJC様が記した鶏卵素麺は起原はポルトガルでしょうが、実際私がポルトガルに行ったときも、向こうののお菓子はかなり甘かったようです。私はほとんど甘いものを食べないのですが、妻に言わすとかなりの甘さだったようです。ただ、ほんの少しずつ、からめの、例えばシャルドネ種の白ワイン、と共に飲食するとかなり旨いのではないかと思います。一度取り寄せて試します。
わたしは食べるためと酒を飲むために生きているのだと、つくずく自省する次第です。
米長会長の本が、もうすぐ届くようなので、また読後感を書かせて頂きます。

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[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2025年01月31日 (金) 15時15分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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