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[713] 読書 映像関連の会議室【1】 ※ログ終了※
JC IMPACTU (/) - 2012年07月17日 (火) 07時25分

今日は上半期芥川賞、直木賞の受賞作発表の日です。

ということが理由でもありませんが、読書、映像関連のスレッドを立ててみました。表題に関する幅広い話題の場になればと思っています。

チャンネル銀河というCATV局で8月から松本清張特集が放送されます。殆どが未見の作品ばかりですので、今から楽しみでもあります。中でも注目しているのが、8月8日(水)23時から放送予定の『最後の自画像』です。脚本は向田邦子。

この作品には駅路/最後の自画像(新潮社刊)という解説書が刊行されています。出版当時「映像をみることができないのでは」と、買い求めなかったのですが、今回の放映決定で、本を入手しました。

本書には「駅路」(原作)と「最後の自画像」(脚本)が共に収録されています。私はとりあえず原作のみを読みました。以前にも読んだ記憶がありました。

この作品を向田邦子はどう脚色し、結末を変更し、松本清張を唸らせたのか。興味の尽きないところでもあります。

さて今日の直木賞、受賞作がでるなら貫井徳郎の『新月譚』だと思いますが、果たしてどうなりますか。

Pass

[714] 第147回直木賞受賞作
JC IMPACTU (/) - 2012年07月17日 (火) 19時23分

第147回直木賞受賞作は辻村深月「鍵のない夢を見る」に決定しました。

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[715]
JC IMPACTU (/) - 2012年07月17日 (火) 22時20分

第147回直木賞の受賞作が決定。
桐野夏生選考委員の講評によれば貫井徳郎の「新月譚」は最初に落ちた「3作品」に含まれていたとのこと。小説家が主人公という設定が選考委員の評価に影響を与えたのだろうか、それにしても意外な気がした。

辻村深月の受賞作は読みながら「いつかどこかにあったような既視感」のようなものが私にはついてまわったのだけれど、選考委員の評価は違うものをみていたのか。改めて再読してみよう。

渡辺明竜王の新刊「明日対局」を書店で買い求める。五段時代からのブログを書籍化したものだが、随所にある「補足コメント」が「今の視点」で記されており、なかなか面白かった。

ある意味、羽生永世名人のように「ビジネス論」を語ったりはしない。失敗や笑い話も沢山ある。ただし、氏が「名人」に就いたときに、どういうスタンスをとるのか。四十歳になった時に竜王は「どこにいるのか」その点は些かに興味深い。

Pass

[716] 楽園のキャンバス読了
ポン太 (/) - 2012年07月18日 (水) 19時28分

本日体調を崩したので、家におりましたので楽園のキャンバスの残りを読了しました。またJC様の掲示して頂いた直木賞の講評も読みました。講評のなかに作中作が弱いという指摘があったようですが、私も実は最初そう思いながら読みましたが、最後になってその素人臭さがこの本のネライだと思いました。勿論ながら講評者のかたと私が感じた弱さが同じとは限りませんが。
ただこの作者はおそらく展覧会企画の専門家だと思いますが、まあ小説ですのでなんらかまわないとはいえ、通常、絵画の鑑定はこのようなやりかたをすることは絶対にありません。私は日本の高名な作家達の鑑定現場に、社長のお供で何度かいあわせましたし、超有名美術館の購入予定作品の評価鑑定会にもお供しました。鑑定というのはなんというか、微妙な部分もあると思います。少なくとも簡単に白黒つくようなものは鑑定対象になりません。まあ本音を言えば、学芸員達は作品の真贋に携わることはしないと思います。
こんなことをいっては身も蓋もありませんが、内外の有名美術館の中には贋作を所有していると思われるところもいくつかあると聞きます。
つまり、なかなか真贋はみただけでは判らないものだと思います。まず文献的な検証と最近では科学的な検証をするので、有名作家であればあるほど慎重になると思います。
作品を所有者から価額を付けて引き出し、美術館に納入するという作業はかなり時間がかかりますので、またいろいろな思惑をそれぞれが持っていますので、高名な作家作品であればあるほどかなりいろいろあることが多いです。そしてそのダーティな部分も含めて、時には真贋の責任も含めて通常はその作品の取り扱い画商が全責任を負います。少なくとも私が業界の小僧だった頃の有名画廊主はそうでした。
この作品のなかに、クリスティーズやサザビーズや懐かしい名前も出てきました。わたしは業界から完全に離脱して20年くらいたちますが、現状の日本の美術市場は完全に冷え切っていると聞きます。またあの当時のことを想い出したら書かせて下さいませ、一時はあえて忘れようとしたため、かなり本当に忘れてしまいましたが。
次は出星前夜を読みたいと思いますが、他にも藤原伊織!をはじめ読みかけと未読があるので迷ってしまいます。

Pass

[720] すみません
ポン太 (/) - 2012年07月21日 (土) 02時58分

今スカパーであまりにも詰まらない映画を見たので、怒りの気持ちで書いています。大変申し訳ないです。
そのクソ映画は、タオの月、という馬鹿特撮映画です。どうして日本ではこのような、ゴミ映画が存在しうるのでしょうか。
この映画だけでなく、どうも日本の映画にはこの手のゴミクズが多いように思います。今日はどこまでクズか見極めようと思い、我慢して、明日は久しぶりの午前休、見ましたが、本当にあきれました。海外映画もダメなものも多いでしょうが、良くも悪くも輸入担当者の評価が入っているためでしょうか、クズ度が低いように思えます。
この映画は97年製作らしいですが、そのご邦画が改善したとは思えません。なぜなら、その後の映画をスカパーで見たときも、5分でやめるケースが多いからです。あの詰まらないクズ映画を撮る監督や製作者はちゃんと昔の名作をはじめとする映画に関する勉強をしたのでしょうか。もちろんJC様おすすめのような名作があるのもわかりますが、こんなゴミ映画に予算を使うケースがかなり多いように思います。
こんなクズ映画を製作して恥ずかしくないのかと思います。
もう朝三時ですが、七人の侍の最初の部分をみて寝ます。

Pass

[721]
JC IMPACTU (/) - 2012年07月22日 (日) 12時28分

ポン太さん

>なかなか真贋はみただけでは判らないものだと思います。

そのとおりですね。実は私の趣味のひとつに、カミさんと共同で好きな作家の署名本を蒐集するというものがあります。ここでは山口瞳を例に出しますが、例えばヤフーオークションの出品に「どう考えても筆跡その他からこれは偽物である」と一目瞭然なものが出品されることがあります。

そういうものにも入札が入るのです(笑)
「大変良い出品者です」という返礼コメントをみると、何かこう私の方が頭を抱えたくなってしまいます。

絵画の真贋というのは本当に難しいのでしょうね。

>そのクソ映画は、タオの月、という馬鹿特撮映画です。

私もリピートがあればぜひ録画して拝見したいと思います。実はポン太さんが「何故、このような子供向けの特撮映画をみる羽目になったのか」その光景を想像して微笑ましく思いました。

日本の特撮というのは、まだまだ洋画に遠く及ばないという面はありますが、それでも現在公開中の「海猿」はCGも含めて、なかなかうまく仕上げていました。

映画の7割は「脚本」だと私は思っています。この骨格がダメな場合、演出や役者や監督がどう頑張ってもどうにもなりません。

私にとってのダメな映画ベスト1は変わらないのではないかと思うほどはっきりしています(苦笑)



数年前にDVDが発売され「私(見る側)に問題があるのではないかと」視聴してみましたが、ラストシーンで激怒しながら笑いましたよ。本当に(苦笑)

ポン太さんにお薦めするつもりは毛頭ありません。50周年記念大作が1週間かそこらで打ち切られたというのは当然のことです。しかし、東宝経営陣はよくもまぁこの作品の映像化にGOを出したなぁと今でも不思議で仕方ありません。

Pass

[727] びびってしまいました
ポン太 (/) - 2012年07月26日 (木) 00時13分

がんばれ羽生さんご推薦の出星前夜とJC様お薦めの新月タン(漢字が出ません)を購入したのですが、あまりの分厚さにちょっと今は読めないです。秋に涼しくなってから読みます。
藤原伊織も髭は途中で休読しています。結局最後に読もうと思っていた、テロリストのパラソルを読むことにしました。
七月31日のパレードを是非見たいのですが、はたして録画できるでしょうか!
ところで、ロンドンオリンピックをみて酒を飲み過ぎないようにします。

Pass

[731]
JC IMPACTU (/) - 2012年07月30日 (月) 22時26分

ポン太さん

>結局最後に読もうと思っていた、テロリストのパラソルを読むことにしました。

なるほど最後まで「W受賞作」を残されていたのですね。「(食事で)好きなものを最後に口にする」という、実は私はその口なのですが、ふとそんなことを思い出しました。

ある選考委員は「声を上げて泣いた」と記されています。それは少し大袈裟では、という気はするものの、後半、胸に迫るシーンはあります。「群れない主人公の乾きにも似た風景」が散りばめられていて、何よりも「会話の文章」が抜群に巧い作家ですから、絶対に損はありません。

本日深夜の「パレード」どうぞ録画か無事うまくいきますように。


Pass

[736] テロリストのパラソル読了
ポン太 (/) - 2012年07月31日 (火) 17時59分

テロリストのパラソル読了しました。なかなか面白かったですが、一番印象に残ったのは、あのホットドッグを食べたいなということです。藤原氏は大阪出身ですので、多分あれはそのころ関西の駅の近辺でミニバンでホットドッグ屋を展開していた、大名堂?とかいう店のホットドッグに近い気がします。わたしも自宅近くの駅に出ていたので、よく食べました。たしか40円と50円の2種類があったと思います。いつのまにか見なくなりましたが。ウーン懐かしい。
作品内容は、公安はもっと怖くてズル賢く巧妙やで、というようなつっこみどころもありましたが、よくかけていると思います。
ただ、藤原氏の作品の中では真ん中くらいのできでしょうか。
あの主人公のその後は興味があります。シリウスの道では浅井が主人公のことを、このあと数年で亡くなったようなことを言ってましたが、藤原氏が生存なら後日談が書かれたかもしれないと思うととても残念です。
パレード、録画できたかどうかも判らないので、週末子供が来るのを待ちます。
直木賞受賞の鍵のない夢を見るを読み始め、2作読みましたが、嫌いではありませんが、これならテロリストのパラソルのほうが、かなり面白く良く書けているような気がします。また、私的には、盤上の夜や、楽園のキャンバスのほうがいまのところ好きです。
また読後感を投稿させてくださいませ。

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[738]
JC IMPACTU (/) - 2012年08月01日 (水) 16時50分

ポン太さん

確かに「テロパラ」の「ホットドッグ」は美味そうなんですよね。特に凝ったものでもない、実にシンプルで(笑)

藤原伊織氏の場合は「放蕩の果てに」というと何ですが、どうしても「乱歩賞の賞金を手にしなければ」という逼迫した状況にありました。それで「W受賞」となったわけですから、これは立派なことだと思います。痛快といえば痛快ですよね。

>パレード、録画できたかどうかも判らないので、週末子供が来るのを待ちます。

私は録画したものを昨日、改めて視聴してみましたが、やはりよかったです。二重の意外性がありますし。

辻村さんの作品は「悪くはない」と私も思います。過去の候補作に比べればいちばんよかったという気もします。少なくとも破綻はありません。

ただ、私はやはり貫井さんに受賞してほしかったですね。

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[769] 鍵のない夢をみる読了
ポン太 (/) - 2012年08月15日 (水) 09時35分

やっと5作全部読みましたが、JC様のような専門家からみれば悪くない作品かもしれませんが、私はどうもこの手の作品は嫌いです。
このような論点の作品は着眼点は面白いのですが、私にとっては、下品なしもねたを読むような気になるのです。
まあ、私も年をとって許容範囲が狭くなったというのが本当のところなのかもしれませんが。
次は何を主として読むか悩ましいです。大部の出星前夜か新月たんかあるいは別のものか。
パレード採れていたようです。じっくり通しでみますので、また感想を書かせて下さいませ。

Pass

[770]
JC IMPACTU (/) - 2012年08月15日 (水) 11時37分

ポン太さん

>このような論点の作品は着眼点は面白いのですが、私にとっては、下品なしもねたを読むような気になるのです。

申し訳ありませんでした。ハズレ作になってしまって。

書店員OBの方と、受賞発表時にメールのやりとりをしたんですね。彼女はデビュー当時から辻村に注目していて「いつか賞をとりますよ」と話してくれました。彼女曰く「しかし、この作品じゃないと思います」と苦笑していました。

ただ私は、いわゆる今の「女の子」の感じが、うまく表現されていたという印象は有しています。それと、相田みつをが怒るだろうなぁ、これ読んだらと(苦笑)

毎年この日は岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を視聴することにしています。併せて「連合艦隊」もさきほどまでみていましたが、何度目になるかもうわからないくらいですけれど、泣いてしまいます。

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[782] 新月たん 虐殺器官
ポン太 (/) - 2012年08月22日 (水) 21時52分

新月たんと虐殺器官をとりあえず読み始めました。
虐殺器官はジャンル的にはSFになるようですが、まだほんの少し読んだところですが、戦闘場面がありました。そして今日、戦争写真家の山本美香氏の最後の映像をテレビで見ました。
なんといいますか、小説では戦闘と死は描くものでも、実写では戦闘でも死もそこに普通にあるもの、という想いを覚えました。
子供に教えてもらった、YOUTUBEで見たイラクやアフガニスタンでの戦争映像も同じように感じました。たんたんと流れる実際の戦争場面を見ると、本当の恐怖を感じます。
新月たんはこれからです。虐殺器官も新月たんも読了したらまた投稿させていただこうと思います。

Pass

[783]
JC IMPACTU (/) - 2012年08月24日 (金) 16時17分

ポン太さん

出張の移動中にこの本を読了しました。私の年齢になると、感性も鈍りますし、少々のものを読んでも、面白さに感動するということはないのですが、これは傑作です。あえて断言したいと思います。

カミさんからも「おとうさん、これは直木賞確定よ」と興奮気味のメールが届きました。ぜひご一読を。

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[787] 微笑む人
ポン太 (/) - 2012年08月25日 (土) 12時17分

微笑む人を早速注文しました。とても楽しみです。
ただ、ふと思ったのですが、またアマゾンで注文してしまいました。街の本屋さんで買うのは、専門雑誌の定期購入や年に数度の専門書の注文だけになりました。専門書もほとんどは出版元に注文しますから、年にほんの数冊だけを本屋さんで購入します。
結局、早く読みたいものはアマゾンで注文してしまいます。
う〜む、やはり街の本屋さんを大事にしなくては。
微笑む人が到着したら、虐殺器官と新月たんを中断して、読みます。また投稿させて下さいませ。

Pass

[789]
JC IMPACTU (/) - 2012年08月26日 (日) 23時41分

ポン太さん

>微笑む人を早速注文しました。とても楽しみです。

いわゆる新作といわれる作品の中で、本作は自信をもっておすすめすることができます。私はミステリーが好きで、日本のものを中心に読んできましたが、読後感も含めて、こういう独特のものに出会ったことはありませんでした。

>結局、早く読みたいものはアマゾンで注文してしまいます。

私の場合は、勤務先の近くに大型書店がいくつかありますので、新刊本をアマゾンで買うということはまずありません。例えば品切・絶版本とか他の商品ですね。

本も好きですが、書店も好きなんですね。きっと。

書店員の方ともOBを含めて、未だにおつきあいが続いていますが、今からは益々「ブックアドバイザー」としての役割が求められると思います。

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[805]
JC IMPACTU (/) - 2012年09月04日 (火) 00時01分

稀にではあるが「芥川賞」も「直木賞」も「受賞作なし」ということがある。

わが母の記あなたへもみたが、不出来な作品とは思わないけれど、日本アカデミー賞かといわれると、首を捻らざるをえない。特に前者は脚本が酷過ぎる。原作を原作のままに脚本化すれば、間違いなくもっといい作品になった。何でもかんでも台詞に置き換えてはいけない。

終の信託は、未見だが、周防正行監督と朔立木という原作を考えれば(原作を読んだ上で申し上げるなら)今年の邦画のベストはこれになるのかな、と思っている。

いや、この作品があった。



西川美和監督の「ディア・ドクター」という作品は直木賞候補にも選出された。この監督の作品には「ハズレ」がない。類稀なる力量である。

日本アカデミー賞は、発足早々に黒澤明監督から「候補も受賞も拒否された」という経緯がある。最優秀作品賞など、この協会から認定されても意味などないというのが、黒澤監督の考えにあった。

そのことを今、どうこう言おうとは私は思わない。
ただ、受賞作を「無理矢理」決めなくてもいいとは思っている。それもひとつのカンフルになると考えるからだ。

Pass

[814] 微笑む人読了
ポン太 (/) - 2012年09月12日 (水) 01時18分

なんと言いましょうか、う〜んと言う感じです。
アガサクリスティや綾辻行人がしたような、ミステリーの枠組みを破壊するように見えても、実は幅を広げた、というのとはまるで違います。アクロバティックなトリックでもなく、論理的な新トリックでもない。他の人の感想なども読みましたが、両極端の感想ですね。
私のような藤原伊織の主人公に涙するような単純な者には、ある種のとまどいも覚えます。
昔、ローレンスオリビエの探偵スルースを見た時のような、近いところではユージュアルサスペクトを見た時のような、なんやらわからないが、見事だ、と思うような感じでもない。
おそらく作家は、その読後感も含めて、いやおそらくはこの読後感のある種の疎外感がネライなのかもしれないと思ってしまいます。約束事を破るのはミステリーの常ですが、これは約束事を破るのではなく、約束事など存在しないということだとおもいます。やはり、う〜むですね。
ただ、とても面白いもの、奇妙なものを読ませてもらったと思います。
ところで、JC様が教えて下さったので、連盟の広報写真を見ましたが、我らがY会長の変貌ぶりには驚きました。
なにもわからない私ですが、なんらかの重篤な健康問題が発生したのではと、とても心配になります。
毀誉褒貶いろいろあるにしても、なんといっても将棋界には貴重な千両役者ですから、頑張っていただきたいものです。
ところで、パレードほとんど録れてませんでした。また息子に馬鹿にされながら、次の機会を待ちます。

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[816]
JC IMPACTU (/) - 2012年09月13日 (木) 21時34分

ポン太さん

「微笑む人」私には実に不思議な作品でもありました。作者はここで「ノンフィクション=取材の積み重ね」というスタイル〈勿論虚構ですが)を選びとったわけですが、最後に読者が突き離されたといいますか、ただ、ひとりの「人間」に潜むミステリアスな部分は、読んでいて唸りましたね。私は。文学色の強い作品だと感じました。

>ただ、とても面白いもの、奇妙なものを読ませてもらったと思います。

そう言っていただけますと何かこうホッとするものがあります。

10月末には横山秀夫の久しぶりの新刊「64」が文藝春秋より刊行されます。私の信頼する書店スタッフの方は「版元の話ではなかなかよさそうですよ」と、彼も発売を楽しみにしていました。私は「半落ち」という作品を高く評価していまして「評価しない」という人も少なからず周囲ではいるのですが(苦笑)

カミさんがニコニコ笑いながら、私を歌舞伎町に連れて行き「さぁ、半落ちの主人公と同じことをやってみましょう」と勝ち誇ったように口にしたのを今でも覚えていますよ〈笑)

>連盟の広報写真を見ましたが、我らがY会長の変貌ぶりには驚きました。

私はあの写真に接した時にふと思いました。

米長邦雄氏は「世間とか健康とか命とか、そういうことにあまり拘ることなく生きてきたのだろうなぁ」と。

今後もそういう「生き方をされる」のだろうなぁと。

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[862]
ビストロ (/) - 2012年10月03日 (水) 13時12分

私は あまり映画に詳しくなく、話題になった映画を
半年後くらいにレンタルDVDで見るくらいですが、

映画「アルゴ」。
10月26日公開

これは予告編を見て 映画館で絶対見よう、と思いました。
見たらまた感想を書きます。

Pass

[863]
JC IMPACTU (/) - 2012年10月05日 (金) 00時57分

ビストロさん

この映画ですね。



確かに面白そうです。私もみることにしましょう。

郷里での仕事のため、2日ほど出張していました。見知った面々の前で「講義」のようなものを2つの会場で行ったのですが、見知った人々を前に話をするというのは恥ずかしさも手伝って、心底、気疲れしましたね。

母親の元気な姿に接し安心し、高校時代の悪友と「わぁわぁ」言いながら酒を呑み、プライベートも実に楽しかったのですが、みんな私と同じ「いい年齢」になってしまい「おい、こんなバカ騒ぎがあと何回できるんだろうね」などという声も聞かれるようになり、そんなことを考えるほど時間が過ぎたのだなと思うと、それはそれでしんみりするという面もありました。

私はこの週末、何本か映画をみるつもりですが、この作品に期待をしています。泣くだろうなぁという予感が既にしてありますね。



最近はもう、決まったアーティストの曲しか聴いていませんが、この映画の主題歌を担当した彼女の曲を聴いて、久しぶりに「琴線に触れる」という感じがわきあがってきました。


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[867] お久しぶりです
ポン太 (/) - 2012年10月10日 (水) 21時21分

JC様 お久しぶりです。忙しくて嫌になります。別送したように12日のオフミ会に参加できずに大変残念です。
本も、分厚いのを読む余裕がなく、横山秀夫の影踏みという連作集をポチポチ読んでます。10月末には横山氏の新作が出ると、JC様が書いておられましたので、とても楽しみです。
次回のオフミ会にはなんとか参加したいものです。
楽しいオフミ会を皆様でおすごしになられるのを願っております。

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[868]
JC IMPACTU (/) - 2012年10月11日 (木) 00時10分

ポン太さん

お久しぶりです。最近は私もあれやこれやと忙しく、宮部みゆきの最新三部作も、カミさんに「先に読んで」と渡しているような状態です。

オフ会は私が当初イメージしていたよりも多くの方々に参集いただくことになりました。まぁ、年に一度ぐらいのペースで実施できればと思っています。タイミングが合えば、ぜひご参加ください。

同一テーマで男性が書いた作品をご紹介します。女性のノンフィクションライターが書かれたものは、ポン太さんもお読みになられていますので。

しかし、この仕事の「経営」というものも、大変だなぁとしみじみ感じましたねぇ。

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[879] ぽちぽち読んでいます。
ポン太 (/) - 2012年10月20日 (土) 11時10分

やっかいな仕事や気苦労や取り越し苦労でなかなかゆっくり本を読めない日々が続いています。
JC様にお薦めいただいた、飛田の本を買ってぽちぽち読んでいますが、まだ半分くらいですが、ここまであからさまにいろいろなシステムを書いてしまうと、各署当局からの干渉が生じるのではとよけいな心配をしてしまいます。
横山秀夫氏の影踏みは泥棒の連作集でしたが、なかなか面白かったです。わたしは氏の警察ものはかなり読んでいますし、他のものも少し読んでいましたが、この作品はかなり面白く感じました。新刊の予約と、読んでない本二冊を思わず注文してしまいました。
別のところで、JC様は若松監督のことを書いておられましたが、
わたしは、大昔に世界革命宣言?と、水のないプールと、エロティックな関係ぐらいしか見ていません。世界革命宣言は、重信女史がパレスチナのどこかの村の木のしたで何か言っていたような気がします。見た時は映写状況も音声も最悪で、隣で馬鹿は喧嘩するしで良く覚えていません。
同じような状況下で見た映画のなかでは、沖縄を描いた、モトシンカカラヌー、のほうが圧倒的に良かったです。もう一度見てみたくもあり、見てみたくもない思いです。数年前にテレビで、沖縄のドキュメンタリーで、19の春という歌の場面で、この映画の一部がほんの少し出たと思います。
水のないプールは内田裕也が出ていたのではというくらいです。エロティックな関係は当時の、ビートたけしや宮沢りえをこの監督が、しかもパリロケしたという驚きがありました。
最近の重い映画を、これまた見たくもあり見たくもないというところです。寺島しのぶは魅力的ですし、そのご両親や母方の祖父は妻の父が懇意にさせていただいていたのですが、全く違う方で、才能を発揮されたなと思いますが。
ところで、JC様はノーベル文学賞をとられた莫言氏の作品は読まれましたか?

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[890]
JC IMPACTU (/) - 2012年10月23日 (火) 23時35分

ボン太さん

ご返信が遅くなりました。申し訳ありません。

横山秀夫の新刊「64」がいよいよ発売となります。これは楽しみですね。「影踏み」はなかなか面白かったのですが、私は「半落ち」の衝撃が大きかったせいか「クライマーズハイ」のような長編に目が向いてしまいます。

>沖縄を描いた、モトシンカカラヌー

ネットを検索して「あらすじ」を読みましたが、なかなか興味深い内容ですね。何とか視聴機会を得たいものです。

私は若松孝二は「連赤」が初めてでしたね。長谷川和彦に撮って欲しかったという思いは今もありますし「太陽を盗んだ男」を大学の時にみたときには「この才能は凄い」と、当時入れ替え制ではありませんでしたから、続けて坐っていたものです。

>ところで、JC様はノーベル文学賞をとられた莫言氏の作品は読まれましたか?

というご指摘で思わず書店を訪れました。私の手にはおえないようです〈苦笑〉

先週発売された「週刊朝日」に掲載された佐野眞一の「ハシシタ」を何度か読み返しているのですが、なんでこういう記事が掲載されたのだろう、佐野眞一はどうしちゃったのだろうという疑問が私の中で回り続けています。

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[901] 64
ポン太 (/) - 2012年10月26日 (金) 22時21分

私はまたしてもアマゾンで64を予約注文しましたが、本日発送したとのメールが来ました。現在は、横山氏のルパンの消息を読んでいます。ルパンは氏の**作らしいですが、まだまだこれからというところです。64はJC様のお薦めもあり、あまりにも楽しみなので、いまの仕事私生活両方のドタバタが一区切りついたら、ぶっ通しで読みたいものです。
しかし、そんな時がくるのかしら!

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[913]
JC IMPACTU (/) - 2012年10月29日 (月) 00時44分



今年の公開作品は邦・洋画共にラインアップは当然、出揃っている。観てもいない映画の評価などできるはずはないのだが、この作品は、それでも私とカミさんの2012年「ベスト1」になるだろう。「尊厳死」が映画の主題だから、爽快感とかアクションとは全く無縁なのだけれど、監督の言葉を借りるなら「ある空間の中で、ある関係性の中で対峙した時に生まれる濃密な空気。その空気をこそ、描きたいと思ったのである」「『終の信託』は、終末医療や取調べという重いテーマを持ちながらも、まぎれもなくラブ・ストーリーなのである」という監督の狙いは見事に成功している。監督が意図を語っても、映像に反映されていない作品は沢山ある中で、これはもう見事という他はない。

この映画に用いられている「プッチーニ」の作品が私にはまたたまらない。大林宣彦監督の「異人たちとの夏」は、私が今でも滂沱の涙を流した作品であり、私の納棺の際には納めることをカミさんに頼んでいるが、本作にも「プッチーニ」の同じ楽曲が用いられている。

これほど映像に引き込まれた作品は稀である。監督に対する俳優陣の信頼感までがみえてくる。☆☆☆☆☆であることは言うまでもない。

Pass

[968] やっとこさ
ポン太 (/) - 2012年11月12日 (月) 21時12分

やっとこさにルパンの消息を読みました。後になればなるほど面白くなる作品でした。横山氏のストーリーテラーとしての巧みさが良く出た作品だと思います。これがデビュー作であのサントリーミステリー大賞佳作賞を取ったそうですが、今ウィキペディアでこの賞を調べたら、私が無知のせいもあるでしょうが、ずいぶん存じ上げない作家もいますね。私の知り合いに横溝正史賞を取られた方がおられますが、今は全く書いていないそうです。
やはり持続して書き続け、なおかつ売れ続けるとは大変なことです。次は震度0を読んでから、64を読もうと思いますが、JC様は64をすでに読まれましたか?
ところで、私が前にここで書かせていただいた、伊藤計劃の虐殺器官もなんとか読了しました。たいへん現代SF小説としての評価が高いようですが、わたしは不思議な読後感でした。内容はかなり面白いと思いますし、若いのに文章もかなりうまい。ただどうも、私が年寄りだからとは思いますが、映像的文章というか、上質の大人向けのアニメのような文章なのです。テレビゲーム的な印象もあります。
最近の流行にはもうついていけないのですが、もう少しこの作家の短編を読もうと思います。若死にされたので、長編はもう読めませんが。

Pass

[982]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月15日 (木) 22時13分

ポン太さん

随分と寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。

「読みたい本」を傍らに「読まねばならない本」と格闘する日々が続いています。横山秀夫の「64」は途中までですが、これを読み続けると、他の事にさし障るものですから、年末年始に改めて読み直すことになりそうです。しかし、いいですよ、これは。

そんな中で

映画プロデューサー風雲録という本を読みました。著者の升本喜年氏には「田宮二郎、壮絶!」という名作があり、白い巨塔ファンの私としては実に面白くこの本を読みました。今では「東宝」のひとり勝ちみたいな邦画界ですが、小津、大島、山田、木下の時代の中で、升本氏がこの世界を如何に泳いだのか、今なら書けるという話に満ち溢れています。

さて、明日、衆議院が解散となります。

橋本-石原のトップ交渉、とてもうまくいくとは思えませんし、これで「電撃」などという話になれば、権力の目的化という醜い図式が更に加速するように思えます。

Pass

[983] 注文しました
ポン太 (/) - 2012年11月16日 (金) 00時59分

映画プロデューサー風雲録を早速注文しました。ここでも何度か書かせていただいた妻の父は、商業演劇が中心で長い間興行界にいましたが、当然ながら映画関係者とも仕事のつきあいがありました。その父が最近病気がちで、あまり外出できなくなりました。好きなミナミにも行けません。その父にこの本を読んでもらおうと思います。JC様のおかげで、ささやかな親孝行ができます。ところで厚かましい話ですが、このような興行界に関係した本でなにか面白い本があれば教えていただけませんでしょうか。

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[987]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月17日 (土) 10時58分

ポン太さん

ポン太さんの奥様のお父様となりますと、私よりも高齢でありましょうし、光栄なこととはいえ、本の選択、なかなか身の引き締まるものがあります。いやぁ、こういう話は私も好きですから、今日は多角的なジャンルからのおすすめをご紹介してみましょう。

第一級の黒澤論として、まずこの一冊をご紹介しましょう。現在は文春文庫に収録されています。私自身、「脚本が良くても監督や俳優がそれを引き出すことに失敗するというケースはありますが、ダメな脚本は誰がどう映像化してもダメ」だと思っています。その意味で、橋本氏が黒澤監督をどう支え、なぜ決裂し、以後の作品をどう捉えたかというのは、本著にあますところなく記されています。読み応えのある作品でした。

未完の大作これも現在は文春文庫に収録されています。今、黒澤監督がこの作品の監督を任せられ、自殺未遂に追い込まれたことを知る方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、私は黒澤監督のこの作品はみたかった。佐藤監督が後任監督として本作を仕上げ、それも素晴らしい作品でしたが、そのこととは、また別の話なのです。

東映と東宝の境界線を考える時に、あえていうならばその後の明暗を考えるときに本著は新書ですが、第1級の資料だと思います。升本喜年氏は「松竹の体質の変遷」を「映画プロデューサー風雲録」に示しましたが、この本は東映と東宝の体質、映画制作の思想を見事に浮き上がらせています。

この俳優の決定版としては本著をお薦めします。私の好きな小林信彦から付き人まで、本当に沢山の方が氏を語りましたが、読後感として残る「深み」が違いましたね。

映画演劇とは少しジャンルが異なりますが謎に溢れたプロデューサーの評伝として、私には本当に面白かったですね。プロデューサーは常に黒子、常に新しいものを考えるという原点がここにはあります。

波瀾万丈という女優を思い浮かべるときに私はこの方が思い浮かびます。原節子さん同様に。

何故この作家がと本著の元版が早川書房から出版されたときに首を捻ったのですが、以来、彼女の「三部作」をみるときのバイブルになりました。

この一冊を今日、明日は読んでみたいと思っています。

さて、きりがなくなりますね。最後にこの一冊を。

私が最も好きな脚本家というと躊躇なく今でもこの方を挙げますが、寝食忘れて読みました。「二百三高地」のエピソードなどは唸ってしまいましたね。

さてさて駆け足でご紹介させていただきました。お役に立てばいいのですが。

Pass

[998] ありがとうございます
ポン太 (/) - 2012年11月18日 (日) 00時24分

JC様ありがとうございます。85才の妻の父も身体は言うことを聞かなくなりましたが、頭は全くクリアーですので、今は自宅で、本を読むことと、テレビで劇場関係の番組を見るのが楽しみです。紹介していただいた本をぼちぼち購入して父に読ませてあげようと思います。私自身、東映と東宝の話はとても興味があります。原節子の真実とはなんでしょうね。
父は、10年か15年くらい前まではよく出版社や新聞社から本をかけといわれたようですが、当時は父の知り合いの役者や関係者に迷惑をかけてはいけないので断り続けました。今となっては気力も体力もなくなりましたが、時々面白い話をします。
今は皆なくなられましたが、往年の大女優や名歌舞伎役者の話は
なかなか面白いです。現存のかたたちの話を聞いていても、ヘーという話があります。
美空ひばりの母の事はあまり世間ではよくいわれていませんが、
美空ひばりも天才ですが、あの母も天才だったようです。
例の、美空ひばりと小林旭の結婚離婚も、父の話では小林旭に原因があったようです。ただ、父はその後の小林旭とはとても懇意で、何度も舞台をプロデュースしています。父曰く、小林旭は非常に腹の据わった、おおきな人だそうです。
いろいろな役者の嫌なところも聞きましたが、結局人は見かけによらぬものですね。

Pass

[1002]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月19日 (月) 00時43分

ポン太さんとやりとりをしていることを知っていたかのように、私はこの本から、書店で呼びとめられたのだと感じました。「私を連れて帰って」と。ええ、もちろん読み始めているのですが。

戦後の芸能界を考える時に「興行と暴力団」というものを抜きに語ることはできません。実録小説という体裁をとっていますが、美空ひばりに関するエピソードも収録されています。

ぜひ、お義父さまにお勧めいただければと思いました。

Pass

[1004] 早速注文しました
ポン太 (/) - 2012年11月19日 (月) 20時47分

JC様に薦めて頂いた本を早速注文しました。この本が到着したら、義父に読ませてあげようと思います。また義父の読後感を投稿させて頂きます。

Pass

[1026] 義父は読了しました
ポン太 (/) - 2012年11月25日 (日) 17時17分

妻の父は先日より入院していまして、この本を入院する時に持っていきました。出てくる人はほとんどの方がよく知っている方ばかりだそうです。一緒に仕事した方ばかりで、とても懐かしいようでした。やくざも出てくる人のほとんどのひとは直接間接に知り合いのようです。それでも書かれていることのなかには知らないこともたくさんあったようです。
疲れてはいけないので、大声で当時のミナミやキタ、神戸その他で役者や漫才さんや劇場関係者ややくざやその他の関係者との交友録をしゃべるのをとめて、今日は帰ってきました。
読書している時やそれを私に語っているときには、あのとき、21才で、この本にも出てくるらしい伝説の興行師のM氏から、E橋S座をまかされ興業をどんどんうち、大当たりをだして、さまざまな人々と大阪神戸等を駆け抜けていた時に戻っていたのだとおもいます。
また機会があれば具体的なことを聞いてここに書かせて頂きたいです。ただ義父の今日の話でとても興味深かったのは、自分は興行界にいても堅気の側だったから、とても面白く良い思いをしたが、この本を読んであらためて向こう側の人間でなくて良かったと思う、と語ったことです。
ところで、映画プロデューサー風雲録も読んだようですが、感想は、とても面白かったが、この作者も、とても遠慮してかいているな、というものでした。自分もその辺りの配慮で、結局本を書いたりできなかったからの感想かもしれません。
わたしもこれから両方を読んでまた感想を書かせて下さいませ。

Pass

[1089]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月26日 (月) 22時28分

ポン太さん

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妻の父は先日より入院していまして、この本を入院する時に持っていきました。出てくる人はほとんどの方がよく知っている方ばかりだそうです。一緒に仕事した方ばかりで、とても懐かしいようでした。やくざも出てくる人のほとんどのひとは直接間接に知り合いのようです。それでも書かれていることのなかには知らないこともたくさんあったようです。
疲れてはいけないので、大声で当時のミナミやキタ、神戸その他で役者や漫才さんや劇場関係者ややくざやその他の関係者との交友録をしゃべるのをとめて、今日は帰ってきました。
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お義父さま、早く元気になられるといいですね。心より祈念申し上げます。また、ご案内した本を機に、お義父さまが往時の出来事に思いを馳せ、ポン太さんと会話が弾まれたということでしたら、私にとってもそれは望外の喜びでもあります。私の方こそ感謝申し上げます。

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また機会があれば具体的なことを聞いてここに書かせて頂きたいです。ただ義父の今日の話でとても興味深かったのは、自分は興行界にいても堅気の側だったから、とても面白く良い思いをしたが、この本を読んであらためて向こう側の人間でなくて良かったと思う、と語ったことです。
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ありがとうございます。私も楽しみにしております。

私も興行関係者を何人か存じ上げていますし、高校のクラスメートの父親は「映画館主」をされていました。二番館と三番館の中間みたいな「小屋」でしたが、クラスの連中と邦画のリバイバル作品をみにいった時に、客は私たち数人だけで、親父さんが「これじゃあダメだなぁ」と寂しく笑いながら、我々にポップコーンをふるまってくれました。何か申し訳なくて。

プロモーターというカタカナ言葉が普及してから、何かこう形が変わったような気がしますね。

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ところで、映画プロデューサー風雲録も読んだようですが、感想は、とても面白かったが、この作者も、とても遠慮してかいているな、というものでした。自分もその辺りの配慮で、結局本を書いたりできなかったからの感想かもしれません。
わたしもこれから両方を読んでまた感想を書かせて下さいませ。
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升本喜年氏は「テレビ現場」に出てからは、田宮二郎のことも含めて相当踏み込んだことを書きました。ただ氏もやはり同業者ですから、やはり「書けない」ことはあったと思います。

しかし松竹の監督は幸せだなぁと思いました。

Pass

[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2025年01月31日 (金) 12時12分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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