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「言葉の対局室・別館」リレー将棋対局室

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[124] 棋界雑感
まるしお (/) - 2013年09月12日 (木) 22時12分

――――――――――――――
 将棋界のあのことこのこと
 拍手したり、憤慨したり
 感想・提言・叱責 等々
――――――――――――――

Pass

[154] 精神文化を語る人
まるしお (/) - 2013年09月15日 (日) 21時37分

 「将棋世界」2013年7月号に載った内館牧子の文章が波紋を呼んでいるようだ。
 たとえば次のブログ記事。

「英の放電日記」――内館牧子氏『月夜の駒音』〜「精神文化を学べ」〜 について――

 ふだん私はこの人の巻頭エッセイはすっ飛ばしている。しかし今回は上記ブログ記事で興味を持ったので読んでみた。

 何ともびっくり。
 凄い文章である。
 皆さんはこれをどう思われるか。

 以下はその全文。

――――――――――――――――――――――――――――――
 月夜の駒音 第44回 「精神文化を学べ」 内館牧子

 『週刊新潮』(13.4.25号)に、次の記事があった。
 〈入玉でコンピュータと引き分け
     「塚田九段を泣かせた非礼感想戦」〉
 これはご承知のように、現役棋士五人と五種類の将棋ソフトが対戦した「電王戦」の第四局である。この団体戦は、早くから話題になっていた。
 同誌によると、入玉で引き分けた塚田九段が涙した理由のひとつは、今回のソフト「Pella α」を開発した五十代男性のひと言だったという。
 「入玉への対策はしていましたが、なおざりだった。名局と言われた前の2戦と比べて、つまらない将棋になってしまった。勝ちを逃したけど仕方ないです」
 同誌はこの言い分に対し、「ベテラン棋士」の言葉として
 「棋士は自分が指した悪手を"つまらない手"だと言うことはあっても、"つまらない将棋"だとは絶対言いません。(中略)やはり、それは相手に対して、尊敬の念を持って戦っているからです」
 と書いている。うなずく人は多かろう。
 私は開発者の発言を読んだ時、「五十歳にもなって、教養がないんだなァ。相手にするだけ無駄だわ」と思った。
 むろん、開発者としては、人間に圧勝するソフトを開発することは第一義だ。しかし、衆目が集まる中で戦う以上、少なくとも将棋界の精神文化を、ザッとであっても学んでおこうと思うのが、その人の教養というものだ。この五十歳男性は、「将棋」という相手の舞台で開発の仕事をしながら、その文化や伝統、歴史などにはまったく無関心だったのだろう。とにかく強いソフトを開発することに心血を注いで来たのだろう。だが、たとえそうであっても、相手への敬意として文化や精神を学ぶ姿勢が教養というものだ。
 一方、4月19日の秋田魁新報に、比較すると面白い記事が出ていた。囲碁棋士の井山裕太さんが、張*(木偏に羽)棋聖からタイトルを奪い、碁界初の六冠となった際の様子である。終局後、井山さんは張さんの気持ちに配慮し、喜びを表さないよう努めていたことに、周囲は気づいていたという。二十三歳の井山さんの態度に対し、五十歳の開発者は「つまらない将棋」と言った。これを「開発者は部外者だから」で看過してはなるまい。井山さんの態度について、同紙は書いている。
 「自分には喜びでも相手にとっては悲しみであることを、若き天才はよく分かっているのだ」
 こういう抑制の精神は、将棋、囲碁のみならず、柔道や相撲などの武道にも、日本独特の文化として共通する。「中高年」と呼ばれる年齢になってもなお、それさえ知らぬ人に腹を立てたり、泣いたりするのは無駄以外の何ものでもない。
               (『将棋世界』2013年7月号)
――――――――――――――――――――――――――――――

 「五十代男性」と、まるで犯人扱いをしており、これはもう名誉毀損にもなりそうな内容。
 「将棋世界」もよくこんなものを載せたなあと思う。
 むしろ載せる側の見識を疑うのだが…。

Pass

[162] 精神文化を語る人(2)
まるしお (/) - 2013年09月16日 (月) 14時05分

 「週刊新潮」の記事は私も読んだが、「これは何とも的はずれだなあ」と感じた。「塚田九段を泣かせた非礼感想戦」などというタイトルが如何にもゴシップ的でいやらしい。塚田九段の涙と伊藤英紀氏の発言を強引に結びつけており、いくらなんでもこれには相当な無理がある。

 実際はどうなのか。
 それは電王戦の中継を見た者には明らかだ。
 内館氏はこの映像を確かめもせず、的はずれな週刊誌記事のみを唯一の拠り所として、「将棋世界」に「精神文化を学べ」などと的はずれを二乗したようなとんでもない論を展開してしまった。

 ちゃんと取材しなさいよ!

 電王戦のアーカイブは当時公開されており、プレミアム会員でなくても後から見ることができた。私もそれを見ている。その映像で塚田九段の涙の現場を確認し、伊藤氏の発言がどのようになされたのかを見て欲しかった。
 そうすれば内館氏もきっと違った感想を持ったと思う。「精神文化を学べ」と主張するに際して塚田九段と伊藤英紀氏を例に持ち出すのは的はずれだと、さすがに内館氏も思うだろう。

 内館氏は最近の「将棋世界」で、あの小学生名人戦で大泣きした少年のことを書いているが、これも実際の映像を見ていないのだ。
 私はあの場面を見てとても厳粛な気分になった。「ああ、これに比べて、まるで日常を消化するように行われているプロの対局とはいったい何なのだろう」と思ったものだ。

 「将棋世界」の巻頭エッセイ。それはいわば雑誌の顔。そこに、取材もせずに「精神文化を学べ」とトンチンカンな文章を書く内館牧子。あの文章、伊藤氏に対して無礼千万なのはもちろんだが、落涙した塚田九段に対しても失礼だろう。内館氏はあの場で展開された人間ドラマを何も分かっていないのだ。

Pass

[169] Re:精神文化を語る人
マキ (/) - 2013年09月17日 (火) 16時44分

>ちゃんと取材しなさいよ!
>伊藤氏に対して無礼千万なのはもちろんだが、落涙した塚田九段に対しても失礼だろう。

まるしおさん、2回に渡る長文ありがとうございました。

私はまるしおさんのご意見に全面的に賛成です。将棋世界は毎号買っているので、件の「巻頭エッセー」も読んだはずですが、すっかり失念しておりました(反省)。

書いているうちに、読んだときに「違和感」を感じたのを思い出しました(ちょっと違うんでネ?という程度ですが)。

「駒音掲示板」の頃からまるしおさんの文章は愛読していて、今回のように怒ったりする方とは思っていなかったので、意外でもあり、逆に嬉しかったです。

怒るべき時には怒るのだ! カックイー

次回も期待してます。




Pass

[170] 取り上げていただき、ありがとうございます
英 (/) - 2013年09月17日 (火) 18時04分

『放電日記』の英です。
拙記事を取り上げていただき、ありがとうございます。

 内館氏のエッセイは、なるほどと感じることもあります。
 『将棋世界』誌で、棋士が将棋サークルを巡って挑戦を受けるという企画がありました。その時、ある大学の学生たちが、着の身着のまま(Tシャツ)で対局をしていたのを見て、「専門家に来ていただいているというのに、上級な学問を学び教養を身につけるはずの大学生が礼を失するとはけしからん」という主旨のエッセイを書いていました。
 これには拍手を送りたかったです。

 しかし、取材不足や検証不足の記事もあり、この回の記事は非常に残念でした。しかも、「精神文化を学べ」という高尚なテーマ、ことさら熟慮が必要です。
 私は、この対局を当日視聴しており、内館氏のエッセイを読んで、異を唱えるため記事を書いたのですが、勘違いがないか確認するため、アーカイブを何度も見直しました。

 原稿料を受け取り、将棋世界の巻頭エッセイを書く。まさに精神文化と呼ぶべきものですし、プロとしての仕事のはずです。
 批判した内容が、そのまま内館氏に跳ね返って来ても不思議でない内容です。
 さらに、まるしおさんの仰るように、『将棋世界』の巻頭エッセイに載せてしまう編集部も批難されるべきです。

 かなり怒りを持って記事を書いたのですが、3か月以上経っているのにもかかわらず、こうして取り上げていただき、うれしく思います。

[177]
さっちん (/) - 2013年09月17日 (火) 21時32分

横綱審議会委員としての内舘牧子さんしか知りませんが、好印象はありません。マスコミにのせられたのか、マスコミを煽ったのかは定かでありませんが、朝昇竜を引退に追い込んだ張本人の一人だと思っている。

 気迫溢れる土俵上の所作は それだけでも絵になっていた。ガッツポーズはだめ、品格がない、などのバッシングは今回の批判記事と合い通じるものがあるような ないような・・

朝昇竜が去ってからの大相撲は全くつまらない。勝負事は力が拮抗しているからこそ面白い。ほぼ優勝者が決まっているような土俵を誰が見るのだ。今場所もまた白鳳だろう。

しかし なぜ内舘牧子さんが将棋世界にエッセイを書いているのだろう?東京都教育委員会で米さんとお知り合いになったのか?。
熱烈な将棋ファンなのか?
編集部の何か思惑があったのか?

 まあ どうでも良いことですが。

Pass

[180] コメント、ありがとうございます。
まるしお (/) - 2013年09月18日 (水) 18時23分

 マキさん、私は実は結構怒っているんですよ。
 以前米長会長が所司七段を連盟に呼びつけて異端審問のようなことをしましたね。あのときはもう怒りに震えるという感じでした。

 また、少し前に藤森四段・その母・塚田師匠を呼んで、新四段に、お前はLPSAに行ったらどうか、などと嫌みを言ったそうですが、もうこうなったら精神文化もへったくれもない。(内館さんにはそういうところを批評して欲しいものです)


 英さん、わざわざ当別館を訪ねていただいて恐縮です。
 あの文を書くにあたり何度もニコニコアーカイブを確認したとのこと。敬服します。他にも細部まで検証されていてとても説得力がありました。


 さっちんさん、相撲協会は内館さんを「使った」のではないでしょうか。よく分かりませんが。
 「将棋世界」の巻頭は中原名人に登場願いたい。

Pass

[441] LPSA 頑張っています
さっちん (/) - 2013年10月15日 (火) 13時19分

石橋幸緒女流四段 作詞家デビューか?

ハラブログ

こうゆうのを見ると LPSAが女性達への将棋普及にいかに貢献しているのかが良く分かる。

やはり みんなで 温かく応援していただきたいものですね。

 もう一つ ブログの紹介

クリック



Pass

[447]
世渡り下手爺 (/) - 2013年10月15日 (火) 18時17分

『内館氏はどのくらい将棋を御存知なのだろうか?』彼女のエッセイを読んでいつも感じていたことです。

『伝統や精神』を重んずるならば、最初からコンピューターとの対戦などしなければ良かったのでは、と思いますよ。これは、将棋棋士側の『奢り』が生んだ結果でしかないのでは?

次回の電脳戦ではハードは主催者側から提供がされる統一の物とか。前回、私も多くの人も機械側の有利と見ていましたのも、ハード面での無制限な並列処理から出たものであり、今回は棋士側が有利となるでしょうね。で、将棋では人間が未だに優秀とでも云いたいのですかな?

それもこれも、『伝統や精神』を蔑ろにしたエンターテイメントとしての将棋の現われであり、つまらない『茶番劇』でしかありませんね。

チェスの世界では、もう『人間対機械』などは下らなくて注目すらあびませんよ。『機械対機械』のソフト開発者同士の戦いでしかなくなってしまっております。大駒一枚ほど人間とは『大差』がついてしまいましたからね。

Pass

[577] もりのぶさん
さっちん (/) - 2013年10月24日 (木) 23時54分

時々訪れる 森七段のブログは気が休まるというか ほっとすると言うか 上手くいえないですが ほんわかとさせてくれる。

森信雄の日々あれこれ日記

 何気ない日常が綴ってあるのだが 飾らない性格、気取らない性格がにじみ出ていて とても共感させられることが多い。今日も例によってヨウムの金太郎の話題や弟子の対局、アドバイザー棋士の仕事などが語られていた。

その中に「ビッグイシューも購入」とあった。ビッグイシュー?? 聞いたことないな、早速検索する。 ネットはほんと便利。で、次のサイトに行き着いた。

ビッグイシューサイト

ほう、こんな形の支援活動があったのか。知らなかったなあ。で、森七段は積極的に関わっているのか、この人は動物だけでなく人にも優しい。

森七段のことを知ったのは「聖の青春」を読んでのこと、そのときも なんて朴直な人だろうと思ったが、あらためて 村山聖九段の師匠が森七段であって良かったと思えてくる。

さらに 時々ネット将棋をするとの記事もあった。ユーザー名は金太郎か金ちゃんか。おそらくそんな所だろう、今度見かけたら挑戦してやろう。 二枚落ちだが(いや六枚落ちか)受けてくれるかな?

Pass

[728] 解説者の質
まるしお (/) - 2013年11月07日 (木) 19時49分

 テレビ棋戦の解説者
 ――――――――――

 少し前の「スカパー秋の十日間大開放」により、今期銀河戦のブロック戦初戦を二試合見ることができた。

 感じたのは解説者の質。
 対戦者の最近の将棋などは、解説を引き受けるからには調べてくるのが当然だが、私の見たその解説者はそんなこともしていないらしい。
 かといって話術が巧みなわけでもない。
 聞き手の女流ともかみ合わない。

 いったいどういう基準で解説者を選んでいるのだろう。
 そんなわけで、この対局は見ていてちっとも面白くなかった。

 どうもブロック戦のはじめの方はそんな傾向があるような気がする。以前もそう感じたことがあるのだ。
 アマにとって解説は大事なもの。
 こちらはその対局を生き生きと解説して欲しいのに……。

 棋士にもいろいろなタイプがあるだろう。適材適所、それぞれの得意な方面で仕事をして貰えばいいのであって、「アマにその対局を生き生きと伝える意欲」のない人に解説の仕事を依頼するのはやめて欲しいと思った。

Pass

[735] 関係者の皆様 聞いておくんしょ
さっちん (/) - 2013年11月08日 (金) 00時11分

>テレビ棋戦の解説者

ニコ生でもTVでもいいですが 私の希望する解説者は、今度の名人戦は 解説中原、聞き手渡部 解説渡辺、聞き手石橋。

女流棋戦は 解説神吉、聞き手香川  

他には解説先崎、鈴木、あとは売り出し中の若手、聞き手は清水、室谷。

こんな所でいかがでしょうか、関係者の皆さん。

Pass

[1333] またもめてるよ
さっちん (/) - 2013年12月21日 (土) 08時37分

「将棋世界」2013年7月号に載った内館牧子の文章に関して9月15日、まるしおさんが本欄で次のようにコメントされている。

「五十代男性」と、まるで犯人扱いをしており、これはもう名誉毀損にもなりそうな内容。
 「将棋世界」もよくこんなものを載せたなあと思う。
 むしろ載せる側の見識を疑うのだが…。

さすがにまるしおさんは洞察力が凄い。その伊藤さんが訴訟を起こしました。

伊藤氏のブログ

Pass

[1343] 信義に悖る連盟
まるしお (/) - 2013年12月21日 (土) 17時07分

 伊藤英紀氏が連盟を提訴したことについて
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 私は伊藤英紀氏が本当に気の毒だなあと思いますね。
 電王戦を盛り上げた大功労者じゃありませんか。

 インタビューを受け、刺激的な部分だけがピックアップされて煽り映像がつくられた。
 伊藤さんはコンピュータ側の「ヒール」にされてしまったんです。

 「まあでも、これで興行が盛りあがるのであれば、それも甘んじてお受けしましょう」

 これが伊藤さんの態度。大人の応対だった。
 そして電王戦は世間で大いに盛りあがったんです。
 だから連盟は伊藤さんに恩がある。

 それを、内館氏の的はずれな誹謗文章を、事もあろうに連盟の機関誌の巻頭エッセイとして掲載してしまう。
 これは恩を仇(あだ)で返すようなもの。
 「信義に悖(もと)るんと違いますか」と私は言いたいですね。

 もしあちらの世界だったら、谷川会長は指を詰めてお詫びせねば筋が通らない。

 私はそんなふうに感じました。

 自分が「将棋世界」の編集長だったらあの原稿は没ですよ。「ちゃんと取材して書いて下さい」と内館氏に返却するのが妥当。なぜそういう常識的なことができないのか不思議でなりません。


 以下、参考サイトにリンクを張っておきます。

 「将棋観戦記」〜伊藤さんの主張を全面的に支持します〜

 「英の放電日記」――内館牧子氏『月夜の駒音』〜「精神文化を学べ」〜 について――

Pass

[1345] 表敬
歩曼陀羅華 (/) - 2013年12月21日 (土) 22時48分

伊藤氏の件逸早くこちらで取り上げて居られたことを,他所で知りました.

皆さんのご意見に同感です.

Pass

[1351] マッド・ワールド
歩曼陀羅華 (/) - 2013年12月22日 (日) 12時01分

まるしお様>もしあちらの世界だったら、谷川会長は指を詰めてお詫びせねば筋が通らない。

御意.

>自分が「将棋世界」の編集長だったらあの原稿は没ですよ。「ちゃんと取材して書いて下さい」と内館氏に返却するのが妥当。なぜそういう常識的なことができないのか不思議でなりません。<

不思議な世界なのでせうよ.

1.先ず棋士は神か,さもなければ神官のように偉く,一般市民とは別格の立場に居ると思っている.

2.それ故,将棋ソフト開発者「風情」に対しては,何でも有り.

3.それに反比例して,編集長「如き」は,内館氏に物が言える力関係には無い.

4.谷川氏は「不思議な人」ですね.

この人は,「魂抜き」した仏像か位牌(米長氏のとは申しませぬが.)のようなものだと思えば良いのでせうか?

(蛇足) それにしては氏はLPSA苛めには妙に熱心で生臭い.

蛇足の蛇足 伊藤氏苛めも氏自ら手を下しているとすれば同様だ.

【お断り】 マッドは「×違い」と言う意味では全く有りませんから,読者諸賢に於かれて誤解されませぬよう,念のためお断りします.

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[1668] 読売「盤側」の記事
まるしお (/) - 2014年01月13日 (月) 21時45分

 読売新聞朝刊(2014.1.13)「盤側」欄の記事

―――――――――――――――――――――――――――――――――
日本将棋連盟はホームページで、2月から始まる第41期女流名人位戦へ出場する女流棋士の募集案内を出した。事実上、日本女子プロ将棋協会の現役女流棋士が対象。連盟は、協会とは団体として付き合わない方針を公言していて、それに伴うものという。
―――――――――――――――――――――――――――――――――

 なあんだ、そういうことなんですか。
 私は女流名人位戦がオープン棋戦になって、里見香奈の「参加しない自由」が認められたのかと思ってしまいました…。

Pass

[1800] 将棋のテレビドキュメンタリーが減っている
まるしお (/) - 2014年01月22日 (水) 20時32分

━━━━━━━━━━━
垂れ流し生放送の功罪
━━━━━━━━━━━

 ニコニコ生放送が将棋観戦の新スタイルをつくり出してきている。
 午前九時から十時間前後、お気に入りの棋士がずっと出演しているのなら私も観ていたいと思うが、しかし実際問題として普通の日に一日中PCの前に座っているなどということはできるわけがない。

 ニュース系のサイトを運営しているあるジャーナリストは言った。

 「編集無しでそのまま中継し続けるやり方がいちばん手間がかからない。編集ものの放送は、労力と資金が潤沢でなければできない」

 つまり、十時間の生放送というと一見凄いなあと思うが、実は安易な方法でもあるのだ。

 垂れ流し形式の将棋放送が増えた反面、きっちりと編集したテレビドキュメンタリーが減っているのではないか。
 たとえば、「将棋界の一番長い日」は毎年NHKで生放送されていたが、それと共に1〜2時間の編集ものが後日放送されていた。私もいくつか録画保存しているが、それは今観ても見応えがある。

 ところが、昨年三月の「一番長い日」はCS放送で「完全生中継」されたため、NHKは生放送から撤退、後日編集ものが放送されたが、今までのような濃密さはなく、何とも気が抜けたものだった。NHKのやる気が失せたのだろう。
 また、CSの「完全生中継」といっても、実態はニコニコと同じ垂れ流しである。たとえ録画していたとしても、後日そんな長時間のだらだら番組を観る気にはなれないだろう。

 竜王戦にしても、「羽生−渡辺(2008年)」「羽生ー渡辺(2010年)」「渡辺−佐藤」などはNHKや民放(「情熱大陸」)で優れたドキュメンタリーが放送されていた。
 また、「渡辺−ボナンザ」の対戦も秀逸な番組がつくられた。
 そういうものが少なくなってきているのではないか。
 今回の「渡辺−森内」の竜王戦は十連覇という偉業がかかった闘いであり、名人・竜王というビッグ2の頂上決戦でもあった。
 当然テレビドキュメンタリーがつくられてしかるべきなのだが、どうだったんだろうか。

 垂れ流し生放送はリアルタイム体験としてはそれなりに価値があろう。
 しかし、十年二十年後に観ても感動できる番組、制作者が渾身の力を込めた「作品」が今後ますます減っていくのならば、それはどうにも悲しい現象ではないのか。

Pass

[1805]
さっちん (/) - 2014年01月22日 (水) 21時56分

ニコ生放送は私的にはすでにマンネリです

よほどの棋士の解説でないと見る気がしない

見る機会があったとしても ネット対局をしながらですにゃ

面白いのは やはりスリリングな終盤

 棋士が苦悶する姿は美しい

なので 終盤の数時間で充分

Pass

[2089] 椅子対局
まるしお (/) - 2014年02月08日 (土) 22時18分

 「椅子対局」はなぜ駄目なの?
 ━━━━━━━━━━━━━━━

 天井カメラが現在の盤面を映している。
 ところが、先手の駒台に接するように、足首があるのである。
 棋士の左足首だ。
 それは非常にシュールな絵であった。

 銀河戦でのこと。足首を投げ出している御仁は前田祐司八段。
 あまりの巨漢ゆえに正座ができない。
 さらにアグラでもまだ厳しいらしく、「変形足首投げ出しアグラ」とでも言うような奇怪な姿。

 これはちょっと気の毒だった。
 銀河戦やNHK杯戦を手始めに、将棋界も椅子対局を導入してはどうなのだろう。

 椅子対局は升田幸三の時代から懸案事項だったという。升田の要望に対し連盟は否の回答だったのだが、少し前に亡くなられた観戦記者の山田史生氏は、最近までずっと連盟に「椅子対局導入」を働きかけていたらしい。

 お隣の囲碁界では、世界戦は当然のように椅子だし、日本での対局でも、棋士が畳か椅子かを事前に選択できるようになっているとのこと。
 将棋の場合、設備の問題もあって今すぐというわけにもいかないだろうが、テレビ棋戦ならすぐにでもなんとかなるのではなかろうか。
 (ちなみに、本日二月八日に行われた朝日杯準決勝・決勝の公開対局は椅子対局だった)

 まあ前田さんはもう慣れっこになっているんだろうが、見る方にはちょっと異様に感じた。
 今後もし巨漢棋士がタイトル戦に出てくるようなことがあったらどうなるんでしょうか。

Pass

[2093]
さっちん (/) - 2014年02月09日 (日) 09時48分

確かに 畳の上での着物姿の対局は絵になりますが・・

観戦するぶんには 将棋の内容と対局者の表情が見られれば充分

棋士は正座に慣れているとはいえさすがに長時間は大変でしょう?それとも平気なのかなあ。
いずれにしても 男性棋士は胡坐に成れますが女性はそういう訳には行かない。

まあ 切羽詰らないと、あるいは外圧がないと連盟は動かないでしょうね。 

Pass

[2154]
さっちん (/) - 2014年02月14日 (金) 08時20分


渡辺永世竜王への質問募集があります 渡辺ブログ

 送ってやろうかと思いますが どれがいいでしょうか?

(1)羽生世代が大手を振っていられるのもあと僅か すぐ俺の天下だと思っていますか?

(2)20世名人には間違いなくなれると思っていますか?

(3)実は連盟会長になって大鉈を振るいたいと思っていますか?

(4)将棋掲示板に投稿したことがありますか?

(5)24で指したことがありますか?

(6)この先消えてしまいそうな戦法はありますか?

(7)大和杯、達人戦がなくなりました。次に打ち切られるのはどの棋戦だとおもいますか?

(8)数ある棋書の中で自分の書いたものが一番面白いと思っていますか?

(9)独身だったら付き合ってみたい女流棋士はいますか?またそれはだれですか?

(10)時々ふと独身だったらなあと思うことがありますか?

Pass

[2462] NHKの撤退
まるしお (/) - 2014年03月06日 (木) 18時51分

 NHK-BS中継のない「将棋界の一番長い日」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今年、三月七日の「一番長い日」を観るには次の方法がある。

 ・名人戦棋譜速報(毎日・朝日)(有料)
 ・囲碁将棋チャンネルなどのスカパー完全生中継(有料)
 ・ニコニコ生放送(追い出されない場合は無料)
 ・NHK-Eテレ(3/30、将棋定時枠で特集放送)

 いろいろ選択肢があるようだが、私にとっていちばん大事だったNHK-BSの中継が去年から無くなったのが痛い。
 テレビの中継は気軽に録画できるし、やはりNHK、番組のつくりが安心できる。夕方の二時間と深夜の速報を録画し、夕方の方は夜の空いている時間に視聴して、翌朝、深夜の速報を確認といったスタイルが自分には合っていた。

 そのNHK-BS中継が無くなっただけでなく、後に放送していたドキュメンタリー「将棋界の一番長い日」も、去年はすっかり様変わりしてしまい、特別番組ではなく将棋定時枠での放送。また、内容もまるで緊張感がない薄っぺらなものに変貌。金をかけていないことが一目瞭然であった。

 もっとも、今年の「長い日」はまるで興味が湧かないのも確か。挑戦者がすでに決まっており、降級者も一人は確定。結局残り一人の降級は誰になるのかというだけの「長い日」になってしまっている。

 せめて前回、渡辺明が勝ってくれていたら…。

 そういうわけで、しょうがないから今年はニコニコで楽しむことにしようかな。プレミアム登録していないので追い出されるかも知れないが、まあそれならそれで良かろうという心境だ。

Pass

[2468]
さっちん (/) - 2014年03月07日 (金) 00時46分

ありゃりゃ

 全く関心がなくなっていたので気がつきませんでした

 もう 例の将棋界の一番長い日ですか

 こうなったら 勝敗予想で楽しもう!

○羽生善治vs● 郷田真隆   

○三浦弘行 vs●久保利明  

○渡辺 明 vs●佐藤康光  

○屋敷伸之vs ●行方尚史    

○ 深浦康市vs ●谷川浩司   なんか ありきたりだ

 

Pass

[2575] A級順位戦の結果
まるしお (/) - 2014年03月13日 (木) 17時25分

 おや、A級予想がそのままだ。
 ではさっちんさんの事前予想を採点いたそう。

 ○羽生善治 vs ●郷田真隆 正解!
 ○三浦弘行 vs ●久保利明 正解!
 ○渡辺 明 vs ●佐藤康光 不正解!
 ○屋敷伸之 vs ●行方尚史 不正解!
 ○深浦康市 vs ●谷川浩司 不正解!

 「2勝3敗」でしたね。
 予想は難しい。
 私は渡辺負けを予想しましたが、深浦が谷川に負けるとは思いませんでした。
 「三浦−久保」「屋敷−行方」は全く分からず。

 行方が二番目の成績で終えるというのも全く想像できず。
 郷田の陥落ぎりぎりも意外でした。

Pass

[2843] 里見香奈の本心は?
まるしお (/) - 2014年04月04日 (金) 20時04分

 遙かなる三段リーグ
 ━━━━━━━━━━

 三段リーグでの活躍を大いに期待していたのに、体調不良で休場を宣言した里見香奈。
 ところがマイナビ女子オープンの五番勝負だけはつとめるという。実際に第一局が行われたが、里見としては不甲斐ない負け方だったように思う。

 この「マイナビだけは出る」というのが私は気になってしょうがない。
 マイナビには悪いが、三段リーグへの挑戦に比べれば女王の座などちっぽけなものである。
 三段リーグだけに専念して、タイトルは全て返上、女流棋士活動はしないというのなら分かるのだが……。

 女流としての活動が三段リーグを勝ち抜くためにプラスになるというのならそれも良い。
 ところが逆で、タイトル戦には出るが三段リーグは休むというのでは、私の期待とはあべこべだ。

 将棋連盟はこう説明している。

 里見女流三冠の休場のお知らせ(日本将棋連盟)

 「本人のタイトル保持者として五番勝負に出場し責任を全うしたいとの強い要望を受け、役員会としてこれを了承いたしました」というのだが、果たして真相はどうなのか。
 「週刊文春」3月13日号に将棋専門記者の談話が載っており、「本人は当初〈今の体調では出たくない〉と消極的でした」としているのも気になる。

 また、「東京スポーツ」紙の記者が三月三日の会見をレポートしている。

 3・3里見香奈女流三冠休場会見ほぼ全発言・前編

 3・3里見香奈女流三冠休場会見ほぼ全発言・後編

 奇妙なのは、里見に質問しているのに島理事がしゃしゃり出て答えている場面がいくつもあること。
 体調の優れない里見に気を使うという見方もあるが、なんだか、下手なことは喋らせないぞという威圧の姿勢を感じないでもない。

 人気芸能人が必死で体調不良を訴えても、「このスケジュールだけはこなして貰わんと困るで」と強制する悪辣プロダクション。
 これは不埒な想像か?

 里見香奈が心の底から「タイトル保持者として五番勝負に出場し責任を全うしたい」と思っているのなら、それは立派だと思う。
 しかし、そう言わされているのではないかという連盟への疑義も拭いきれない。
 一ファンとしては、とにかく、一刻も早く健康になって貰いたい。
 五番勝負でまた疲弊し、体調が回復せず、次回三段リーグも欠場などということになれば最悪である。

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[2849] 会見内容
歳三 (/) - 2014年04月04日 (金) 23時20分

 まるさん。東スポの記事のことは知りませんでした。感謝。

 『本館』に、この件について感想を書かせていただきます。

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[2859] 大変な状態
まるしお (/) - 2014年04月06日 (日) 16時24分

 里見の病状についての談話
 ━━━━━━━━━━━━━

 「週刊文春」の記事と三月三日の記者会見から里見香奈の病状についての談話を抜粋してみました。
 正直、大変な事態だと感じます。
 また、膝の故障で正座がきついということも書かれていますが、山田史生さんが長年働きかけていたように、将棋界にも囲碁界同様椅子対局を導入したらどうなんでしょうか。(朝日杯公開対局は椅子でしたし……)


 ●森雞二の談話――

 三ヶ月くらい前に本人から「将棋を指して一時間くらいすると体がフラついて苦しくなるんです」と打ち明けられたんです。精神状態が相当不安定になっていると感じました。


 ●畠山鎮の談話――

 昨年五月くらいから、顔色が尋常ではないくらい悪い事がありました。「このままではマズい」と不安を感じたほどです。奨励会員は勝つ事でしかプロへの道は開けない。凄まじい重圧で体を壊す子供も珍しくない。盤の前に座ると熱を出す子もいました。里見さんはそんな過酷な戦いに加え、女流タイトル保持者として多方面での付き合いや過密な対局日程をこなしていた。常識では考えられないストレスだったと思います。


 ●将棋専門記者の談話――

 本人は当初「今の体調では出たくない」と消極的でした。しかしこの棋戦では昨年、女流棋士の石橋幸緒さんがボイコット騒動を起こした過去があり、連盟は主催者マイナビに“借り”があった。とてもタイトルホルダーの不出場を言い出す空気ではなかったのです。


 ●里見の知人の談話――

 実は彼女は何年も前から膝の軟骨部分を傷めていて、対局時の正座がかなり苦しくなっているんです。男性なら胡座で考える事もできますが、女性は足を崩しにくいですから長時間の対局は辛いはずです。


 ●里見自身の談話(3/3)――

 1年ほど前ぐらいから体調が悪くなり、高熱が出たりとか、吐き気を催したり、そういう症状がだんだんひどくなってきたので、ここは休場して、心身ともに完璧な状態に戻したいと思った。

 三段に昇段するまで気を張り詰めてやってきたので、それが終わってホッとしたというか、体調もだんだん悪くなって、昨年末あたりに考えた。年が明けて女流名人戦を戦うにあたって、何とか体が戻ってくれないかなと思いながらやってきたけれど、悪くなる一方で、これ以上やっても悪化する一方だろうなという気がした。苦渋の選択というか、すごく苦しかったけれど、本当に、自分の後先のことを考えると、ここで休むのが一番いいかなと思った。

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[2864] まとめ感謝
歳三 (/) - 2014年04月06日 (日) 20時07分

 『文春』の記事は見た覚えがありますが、まとめていただくと、かなり深刻に見えてきますね。
 特に、東スポの記者会見の記事をあわせると。
 
>●将棋専門記者の談話――
>本人は当初「今の体調では出たくない」と消極的でした。しか
>しこの棋戦では昨年、女流棋士の石橋幸緒さんがボイコット騒
>動を起こした過去があり、連盟は主催者マイナビに“借り”
>があった。とてもタイトルホルダーの不出場を言い出す空気で
>はなかったのです。

 小生は、この部分を読んで、石橋さんのマイナビ対局断念の責任の大半は連盟にあるにもかかわらず、どういうつもりでこの談話を載せたのかと、短絡的に考え、『文春』もこの程度だったかと、記事の他の部分も軽視していました。

 しかし、冷静になって見直せば、一つの雰囲気を伝えているのは確かなのでしょう。

 里見さんは、気の毒な限りですね。もしLPSA所属だったら、どういうことになっていたのでしょうかね。 

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[3142]
大吉 (/) - 2014年05月13日 (火) 11時53分

雑感を少々。
囲碁ではインターネットで打つ「ネット碁」に対して、碁会所等で人と打つことを「生碁(なまご)」というけれど、将棋には「ネット将棋」に対する言葉がない「生将棋」では語感が悪い。

既にあるのだけれど私が知らないだけなのか、また提案等がありましたらご案内いただければと思います。

隣の家に我が家に無いものがあるとうらやましい、我が家にも欲しい。


Pass

[3144] これからもときどき顔を見せて下さいね。
まるしお (/) - 2014年05月13日 (火) 18時40分

 大吉さん、お久しぶりです。
 お元気だったでしょうか。

 さて、「生将棋」というのはなんとも妙な感じですね。私は「リアル対局」で良いのではないかと思いますが……。

Pass

[3157] 言葉は生き物ですが・・
さっちん (/) - 2014年05月14日 (水) 12時23分

生碁打つ?

 リアル将棋指す?

違和感がありますにゃ(古い人間なもので)

 敢えて ネット囲碁、ネット将棋と区別する用語は要らないでしょ

 普通に囲碁、将棋でよろしいおま
 

Pass

[3190]
大吉 (/) - 2014年05月19日 (月) 12時06分

各位の感想書き込み感謝。
早口言葉の、「生麦、生米、生卵」の刷り込みが原因か、妙に「生碁」の語感が良くチョトうらやましく感じたのでした。議論はできませんが、語感の良い言葉を考えています。

Pass

[3273] 伸びやかに、しなやかに
まるしお (/) - 2014年05月29日 (木) 19時33分

 小学生将棋名人戦
 ━━━━━━━━━

 ようやく録画した「決定!こども将棋名人」(5/25放送)を見終えた。

 昨年は森内名人に勝ち筋(相手玉の詰み)を指摘され泣き崩れてしまった子供がいて厳粛な気分になったものだが、今回も準決勝で敗れた子の涙が止まらない。
 プロ将棋では決して見られない崇高な姿を子供の将棋に見る。

 決勝戦は面白かった。
 解説の船江五段もびっくりするような玄人はだしの応酬があったり、詰みを目指して果敢に踏み込んだり、それを受け切って攻守逆転したりと、これはもう好局間違いなし。
 賞状授与にあたった中川理事も、これまでの小学生名人戦の中でも屈指の好局と褒めていた。

 出場の四人が全員プロ志望。
 道は険しいが、「伸びやかにしなやかに」育っていって欲しい。


 ※ 「伸びやかにしなやかに」――これは吉田拓郎の「吉田町の唄」という曲の一節、「伸びやかにしなやかに育てよ子供 やがて大地踏みしめ太陽になれ」より引用。

 「吉田町の唄」(You Tube)

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[3326] 生ビール、生魚、生将棋、雑感。
大吉 (/) - 2014年06月06日 (金) 08時21分

「生将棋」は語感が今一と思っていたけれど、チョット考え直しました、私は現在ネット将棋が中心で生将棋は一割未満です、将棋愛好家の高齢化等生将棋が貴重なものになっています。

プロ棋士がコンピュータに追い越されたこの時期、生将棋を見直す必要があるのでは。

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[3328] 番将棋??
さっちん (/) - 2014年06月06日 (金) 18時10分

なるほど〜 

大吉どのは 生将棋を広められますか

 じゃあ おいらは人と人が盤を挟んで指すってことで

番将棋と名付けましょう

 皆さん〜〜^ネット将棋と区別する時は番将棋でっせ

 って 番将棋なんてもう20年近く指してないや

Pass

[3332]
柳雪 (/) - 2014年06月06日 (金) 20時23分

ん?さっちんどの。。。

なんで盤将棋でなく、番将棋なの?番将棋は何番勝負の時では?

やっぱ、これは変態仲間じゃ^^。

Pass

[3336] 変態仲間?
さっちん (/) - 2014年06月07日 (土) 08時44分

おはようさんです

>なんで盤将棋でなく、番将棋なの?

あれ? ありゃ? 盤と打ったはずが・・

 どうも変態はおいらのパソコンみたいじゃ

で どう? ネット将棋に対抗して盤将棋 

Pass

[3443] 記録係に植山悦行七段
まるしお (/) - 2014年06月19日 (木) 17時25分

 引退棋士が記録係のアルバイト
 ━━━━━━━━━━━━━━━

 「将棋世界」2014年6月号で目を引いたのは記録係不足の記事。
 このためC級2組などは同一日一斉対局ができず、今期から二日に分けて行われるようだ。
 しかし驚いたのは、四月一日の王将戦予選「田中寅彦−武市三郎」の対局で植山悦行七段が記録係を務めたということ。

 植山はフリークラス規定により昨年引退。引退後は「生活のために将棋以外の仕事に就いた」そうだ。しかし記録係不足を聞き、志願。
 終局が深夜になった場合の時給は千円程度に換算されるらしい。
 午前十時開始で深夜零時終了の場合、一万数千円ということだろうか。
 一方、対局者の対局料は……?

 植山悦行――中井広恵の夫、三人の娘の父。竜王戦で4組に入ったこともあるが、順位戦はC2から上がることなく、降級点でフリークラスへ。2013年六月引退。現在五十七歳。

 なにか切ないものを感じないでもないが、まあ、棋士の人生、いろいろ。これもひとつの生き方だろう。

Pass

[3444] 記録係不足の記事についての疑問です。
大吉 (/) - 2014年06月19日 (木) 19時21分

@ 記録係は勉強になる収入にもなる一石二鳥の仕事ではないということなのか?

A 深夜労働は大変だから敬遠される?

B 四段になるまでは親掛かりで生活の心配のない奨励会員が多いのか?

将棋世界は読んでいません、ご案内をお願いします。

追記 20時50分 今ネットで見ることができました、周囲の環境が変わっているが、対局のシステムを変えられないことが問題。であれば仕方ないことです。

Pass

[3447] 試案
まるしお (/) - 2014年06月20日 (金) 05時09分

 大吉様。

 「将棋世界」に奨励会幹事・真田圭一七段の話が載っています。

 「四段昇段者が年間4人と限定されている現行の制度では、将来のこともあり、学生の奨励会員に学校を休め、とは言いにくいのです」

 また、未成年者を深夜まで拘束するというのも問題なのでしょう。

 しかし、学校が休みの土曜・日曜・祝日に対局を多くすれば記録係不足はだいぶ緩和されるのではないか。また、対局開始を午前八時(七時でも良いくらい)にして終局時間を早めて欲しい。
 さらに、奨励会退会者とのパイプを強くして、彼らにも休日アルバイトをして貰ったらどうか。

 ところが、現在の棋士は土曜・日曜・祝日は原則休日。
 タイトル戦以外はのんびりと十時開始。
 こういうところの改革は決して手を付けようとはしません。
 「奨励会員に良き修行の場を提供する」という意識が薄いのではないでしょうか。

 私の考えをまとめると、

 @ 棋士の一斉対局は土曜・日曜・祝日をメインとする
 A 対局開始時間を2〜3時間早める
 B 奨励会退会者とのパイプの強化

 ということになります。

Pass

[3454] 奨励会員について雑感。
大吉 (/) - 2014年06月20日 (金) 19時25分

まるしお様 ご案内感謝。
職場と生活を守る組織としては十分ですね。

しかし、奨励会員のイメージは、ふた昔前と比べると変わりましたねぇ〜。
生活と勉強のために少しでも多く記録係をするなんてことは無いのかな?、そんなことでは親掛かりの奨励会員に遅れを取ることになるのかな?。もし私が奨励会員の親だったら、学校を卒業することを望むでしょう。

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[3553] 勝負が日常化している?
まるしお (/) - 2014年07月03日 (木) 18時43分

 「世紀の大勝負」のない時代
 ━━━━━━━━━━━━━━

 毎日毎日将棋の対局があり、タイトル戦も次々と日程に上ってくる。
 しかし、「世紀の大勝負」というものにとんとお目にかかれない。
 「渡辺−森内」の竜王戦、「森内−羽生」の名人戦、どちらも大勝負ではあった。しかし、世の人々にとっては電王戦の方がはるかに興奮するのである。

 勝負は、それぞれが背負っているものが大きければ大きいほど面白い。今、棋士が背負っているものとは何なのだろうか。
 囲碁界のことだが、ウィキペディアの「橋本宇太郎」の項にこんな記述があった。

――――――――――――――――――――――――――――――
 これまで1期2年で行って来た本因坊戦を当の本因坊である橋本の了承もなく1期1年とする改定が行われた。この問題で関西棋院と日本棋院の対立がさらに紛糾し、関西棋院はこれまで事実上日本棋院の下部組織だった実態から、完全に独立した組織となることを宣言した。これにより日本棋院の最高位であった本因坊位が関西棋院に奪われた形となった。本因坊家が本因坊位を日本棋院に託した経緯もあり日本棋院には「本因坊位を剥奪しろ」という強硬な意見もあったが「実力で取り返すべき」という意見が大勢をしめ翌期以降の本因坊戦は、日本棋院と関西棋院の両方の棋士の参加で行われることとなった。
 翌年の第6期本因坊戦の挑戦者は日本棋院の坂田栄男七段となり、挑戦手合7番勝負は東西の緊張の中で行われた。橋本は一時は1勝3敗と追い詰められたが、第5局の行われる昇仙峡に向かう途中で身延山に参詣し、対戦場に着くと「首を洗って来ました」と記者にコメントを残し、心機一転その後3勝して防衛し、本因坊位を関西棋院に保持した。
――――――――――――――――――――――――――――――

 一九五〇年代初頭のことだが、囲碁界のことはよく知らない私も、読んでいてわくわくしてくる。
 こんな「世紀の大勝負」が囲碁界にはかつてあったのである。

 これに比べると、竜王位の移動も名人位の移動も、将棋連盟という組織の中の小さな出来事に過ぎないように感じられる。
 将棋が世界レベルで発展し、外国の強豪に日本が脅かされる……そんな状況になれば、日本将棋の威信をかけた「世紀の大勝負」が見られるかもしれないが、道は遠い。

Pass

[3743] 奨励会三段の気概
まるしお (/) - 2014年08月26日 (火) 17時27分

 破天荒な序盤
 ━━━━━━━

 ▲7六歩▽9二香▲2六歩▽1二香。
 こんな出だしの将棋が公式戦であったんだそうだ。

 

 加古川清流戦。先手が佐藤慎一四段、後手は小泉祐三奨励会三段。
 「将棋世界」2014年8月号で触れられていたのだが、たまげた。
 結果は小泉勝利とのこと。

 また、昨年の同棋戦では、後手伊藤真吾四段(当時)に対し、
 ▲4八玉▽3四歩▲5六歩▽8四歩▲5七玉!

 

 これも敗れはしたものの熱戦だったという。

 こんな棋譜を見ていると、決まり切った序盤手順に安穏としている大半の棋士に凡庸さを感じてしまう。既成概念を打ち砕くという発想や気概がないのではないか。

 現在のプロ棋戦は白星至上主義で、「勝ってナンボ」の世界。だから冒険に対して臆病な面があるのだろう。小泉三段のような指し手は誰も怖くてできない。
 けれどもそれが勝負をつまらないものにしてはいないか。実際、前例をどこまでも辿る人真似将棋は、私にはもううんざりである。

 かつてNHK杯戦で渡辺明竜王が初手▲3六歩と突いたことがあった。林葉直子も初手に色々な筋の歩を突いたそうだ。
 棋士は、序盤でも、もっと色々な可能性を試して欲しいと思う。

 しかし奨励会にはもの凄い個性派がいるものだ。
 だがこの人、現在二十五歳。今期三段リーグも六勝十敗である。残り時間がない。
 来期、なんとか上って欲しい。
 こういう個性が埋もれてしまうプロ棋界なんて、なんとももったいないではないか。

Pass

[3752] 超個性的
さっちん (/) - 2014年08月27日 (水) 20時06分

>破天荒な序盤

 ひええええええ!!

こんな手あんの?
おいらのような凡人には意味不明だ
かろうじて1二香ぐらいだな 何とか分かるのは

5七玉はまったく分からんぜよ きっと本人にしか理解できない
深い 深い意味があるんだろう

でも アマチュアにはこんな将棋が面白く 魅力を感じるんだよね
こういった個性的な将棋をプロでも見せて欲しいですね
まるしおさん同様 なんとか三段リーグを抜けて欲しいと思います

Pass

[3754] 将棋の強さだけならコンピュータで間に合う?
大吉 (/) - 2014年08月28日 (木) 06時19分

さっちんさんが紹介された囲碁の藤沢里菜二段は囲碁通の棋友に聞くと、男性の九段に勝ってもニュースにならないくらい強い、タイトルを取るだろうとのこと、スター誕生だ。将棋界も初段でプロ棋士でよいのでは。

コンピュータに敗れたことがボディブローのように効いている、棋士の生活と職場を守るためにも多様な人材を取り込む必要がある、将棋連盟が決断するとを期待したい。

Pass

[3790] 永世竜王にまた一歩
さっちん (/) - 2014年09月03日 (水) 08時19分

糸谷六段 自分の世界に羽生を引き込みましたが 決められなかったですねぇ
羽生ファンはほっと一息 糸谷ファンははあ〜とため息

でも また一局しびれる将棋が見られると思えばいい結果だったかも
9/8を楽しみにしましょう

しかし 分かりきったことですが羽生は強いですね 対局数 勝率 勝数 総なめする勢いでございます

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[3868] 囲碁の関西棋院、賞金下位の棋士は対局料半減
まるしお (/) - 2014年09月14日 (日) 22時41分

 将棋ではなく囲碁の話題。
 関西棋院所属囲碁棋士の対局料に関するニュース。

 囲碁の関西棋院、賞金下位の棋士は対局料半減(YOMIURI ONLINE 2014.9.14)

 将棋界の対局料システムはどうなっているのでしょうか。
 段位や順位戦のクラスにより違ってくるのかな?

Pass

[3874] 記憶が正しければ・・
さっちん (/) - 2014年09月15日 (月) 10時34分

ほほう 弱い奴には金出すなですか 囲碁棋士も大変ですにゃ

「改革は伸び盛りの若手にとって好機で、中堅とベテランには刺激になるはずだ」

中堅、ベテランには刺激というより拷問でっせ 何かと出費がかさむ時であり 力は衰え始める世代でもある
プロの宿命だと言ってしまえばそれまでですがねぇ

しかし 将棋界も対岸の火事として傍観なぞ出来ないでしょうね 同じような改革の波がいつ来てもおかしくない
というか 米長政権下で一度やってますよね 

>将棋界の対局料システムはどうなっているのでしょうか。
 段位や順位戦のクラスにより違ってくるのかな?


田丸九段のブログで見た記憶がありますが 順位戦のクラスが下がるごとに対局料は3割減額されるそうです
いや2割5分だったか? A級の年間対局料を1000万とするとC2クラスは250万〜300万程ですね
他の棋戦の対局料などは段位も考慮されるようです

Pass

[3884] 日本棋院本院の和室、五部屋のみに
まるしお (/) - 2014年09月17日 (水) 18時13分

 またまた囲碁の話題。
 日本棋院本院六階をすべて洋室にする(つまり椅子対局にする)というニュース

 「畳より椅子、居心地いいっす 日本棋院、本院ほとんど洋室に改装」(朝日新聞 DIGITAL 2014.9.16)

 将棋連盟の場合とだいぶ違いますね。

Pass

[4039] う〜ん 大丈夫か?
さっちん (/) - 2014年11月11日 (火) 07時40分

里見女流2冠が女流棋戦だけは復帰するそうです
里見女流2冠の今後の対局
 

しかし 女流棋戦は復帰するが三段リーグは引き続き休場とは 
何か釈然としませんね  どう解釈したらいいのか

今の状態だと三段リーグでは勝てないが 女流棋戦なら何とかなる ってことか?

差し迫った女流名人位戦に穴を開けないためか? 連盟の意向が働いたのか?

う〜んスッキリしないなあ 三段リーグで指せないほど体調が良くないのでしょ?
まあスポンサーに迷惑はかけられないとのプロ根性だと考えられなくもないですが
 一方で なんとなく女流棋戦を嘗めていると言えなくもない

いずれにしても これほど長引くのは心配です
月並みですが 早く良くなって欲しいですね
 

Pass

[4041]
大吉 (/) - 2014年11月11日 (火) 17時39分

>しかし 女流棋戦は復帰するが三段リーグは引き続き休場とは 
何か釈然としませんね  どう解釈したらいいのか

まったく、まったく同感です。

将棋連盟は当人の意思を尊重して棋戦復帰を認めたとのことですが、椅子対局等対局負担の軽減策を実行して欲しいですね。



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[4043] 不可解なり
まるしお (/) - 2014年11月11日 (火) 20時28分

 里見香奈復帰の件。

 本館の方にもちょっと書いたが、女性の三段リーグ参加こそが歴史的快挙なのである。
 万難を排して三段リーグに臨んで欲しい。

 今回のような奇妙奇天烈な措置により、初の女性四段棋士誕生という可能性がさらに遠退いたように感じる。

 ひょっとして、連盟理事会は女性を四段にしたくないのか?

 ※ 追記
 北野新太氏の取材記事が出ました。
 里見さんの発言が少し載っています。
 (本当はもっと突っ込んだ記事にして欲しいところだが……)

 里見女流名人、1月に復帰「不安はありますが、やるしかない」(スポーツ報知)

 

Pass

[4047] 良く分からん
さっちん (/) - 2014年11月11日 (火) 23時34分

記事見ました が 相変わらずスッキリしませんね
 体調が悪いのは肉体的な問題であり 休んでいても回復するのは難しいと思ったので復帰を決めたとありますが
肉体的な問題なら休まなきゃだめでしょ 

それに 棋士になるという夢は今も変らないと思っているんだったら復帰は三段リーグが優先じゃないのか? これを機会に女流棋士は休会して奨励会に専念すべきでしょう 諸事情からそれが出来ないのかな?

どうもこの辺りがスッキリしない原因かなぁ

Pass

[4063] 気さくやなぁ
さっちん (/) - 2014年11月14日 (金) 07時27分

いや〜このキャラいいわ

 ネタ提供かも知れないが 天下の2冠王が しかも立会人が
嬉しそうに撮影用のおやつをゲット

渡辺明は何事にも自然体なところがいいね 朋佳と桃子の感想も
にこやかに聞いていたにゃ


Pass

[4065] 日本シリーズ決勝戦
まるしお (/) - 2014年11月14日 (金) 19時56分

 天下の二冠王・渡辺明は愛さずにはいられないキャラクターでありますな。

 その渡辺二冠、今度の日曜日(11/16)に大勝負を控えている。

 日本シリーズ決勝戦「渡辺明二冠 vs 羽生善治四冠」
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 自分の保持する二冠以外は早々に敗退してしまった今年、面目を保つには非タイトル棋戦に優勝するしかない。
 銀河戦に続いて日本シリーズを制し、朝日杯でも……というのがファンの望みであります。

 JT杯日本シリーズ中継サイト

 午後四時十五分開演予定とのことだが、だいたい毎回遅れる。
 五時前くらいから観戦できればと思っています。(楽しみ!)

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[4142] 「待った」について
まるしお (/) - 2014年12月02日 (火) 22時16分

●「待った」三題

 加藤一二三の打ち直し
 ━━━━━━━━━━

 加藤一二三の「待った」(2005年5月26日放映の銀河戦)

 上のリンクは最近の「待った」事件として有名な動画。
 後手加藤が▽3七桂不成と打ち付けたのをもう一度取り直して裏返した事件(▽3七桂成とした)。
 対戦相手の阿部隆は抗議。だがこの抗議は記録係に「秒をきちんと読め」というのが本旨だったらしい。
 加藤が▽3七桂不成とした段階で秒読みが停止しており、それから駒を裏返して手を離すまでに五秒は経過している。
 結局将棋は加藤が考慮時間を一回使ったということで続行したようだが、結果は阿部の負け。阿部もすっきりとした心では指せなかっただろう。気の毒である。

 ところが、この放送を見た視聴者から連盟に、「あれは〈待った〉ではないのか」という声が寄せられたようだ。結果、加藤の「待った」と判断され、来期銀河戦の出場資格を失うことになる。

 ボクシングでも野球でも審判がいる。そして審判は(名目上)絶対である。
 上記事例を見ると、対局の場には審判がいるようで実はいないというのが分かる。記録や読み上げをするのは奨励会員や女流棋士だ。このようなケースで厳正な審判は出来難い。
 審判不在でもゲームが成立するというのを将棋の美徳とする向きもあるが、実際の現場では、テレビ画面に映し出されないだけで、似たようなケースが結構あるのではなかろうか。


 佐藤大五郎の受難
 ━━━━━━━━━

 これは「待った」が認められてしまったケース。
 1971年度B級1組順位戦での出来事で、「待った」というよりも反則という方が良いかもしれない。
 H九段が7五にある自分(先手)の歩で、7四にある相手(後手)の歩を取るという手なのだが、7四の歩を駒台に載せてから、自分の歩を空打ちして7五地点に置いてしまったそうだ。
 「これはおかしいでしょ」という佐藤の指摘に、H九段もそれを認めた。
 ところがそこへ別の棋士がやってきて空気が一変。H九段も前言を撤回してしまう。
 さらに別の棋士も加わり大騒動となり、ついには、「大五郎! 君はそんなことまでして勝ちたいのか」との暴言まで。誰も佐藤大五郎の側に付かない。

 それには理由があった。
 当時の佐藤は結構活躍しており、羽振りも良かった。その豪奢ぶりを見せびらかして悦に入るということもあったらしく、一部の棋士からは毛嫌いされていた。
 このときの記録係は桐谷広人だったが、理不尽な佐藤攻撃の一部始終を見ていたものの口は挟めない。桐谷自身も佐藤の普段の行動を快く思っていなかったから余計に口出しできなかった。(後に「あれは酷かった」と感想を漏らしたそうだが……)

 結局H九段の反則は無かったということにさせられ、原形に戻して将棋は指し継がれる。

 こうなると道理も何もあったものではない。
 審判不在の典型的ケースだ。

 私はこの出来事を河口俊彦の著作で知った。事件から相当後になって書かれたものだが、河口も佐藤の名誉のために書いておくべきだと考えたのだろう。


 戦時下の棋士の腐敗
 ━━━━━━━━━━

 その河口が「将棋世界」2014年11月号で戦時下の棋士の腐敗した様を書いている。
 呑む打つ買うに明け暮れる棋士。対局では「待った」がかなりあったという。
 反則意識が薄く、こうなると素人将棋のお手本などには到底なり得ない。

 詳しくはこの号の「−評伝−木村義雄」の冒頭部分を読んで欲しいが、戦後しばらくしてからも、B2順位戦「萩原淳 vs 加藤一二三」戦で明らかな萩原の「待った」があったと書いている。
 指してからしばらくして、加藤の考慮中に手を変えたというのである。

 審判不在。
 性善説ではいかない現実。
 棋士の意識の低さ。

 現在はどうなのだろうか。

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[4148]
升田がNo.1 (/) - 2014年12月06日 (土) 15時38分

↑に渡辺元竜王のおやつを食べる微笑ましい写真が載せられて
いるが、アサヒデジタルに今期将棋名人戦の食事&おやつの特集が
掲載されている。囲碁名人戦のも並行して載せられているのが面白い。
将棋棋士と囲碁棋士。言い伝え通り、囲碁の方が「お上品」で将棋は「庶民的」に感じるのは私だけかいな。。。と?

http://www.asahi.com/and_M/gallery/141204_meijinoyatsu_shogi/

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[4192]
升田がNo.1 (/) - 2015年01月12日 (月) 20時07分

羽生名人の英語によるインタビューの遣り取りがUP
されていた:
https://www.youtube.com/watch?v=JfJamyTbU-k&feature=youtu.be

恐らくスウェーデン・ストックホルムでのインタビューだろうが、
氏の英語力に正直驚いた。個人のみではなく組織人として積極的に世間と関わって欲しいと思い升田。

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