【広告】Amazonから1月31日から開催スマイルセール!

「言葉の対局室・別館」リレー将棋対局室

本掲示板は「リレー将棋対局室」です。
リレー将棋や棋戦情報、詰将棋、次の一手検討などにご活用ください。
上記以外の「議論」に発展する内容は「言葉の対局室」にてお願い致します。
本掲示板では1スレッドの上限を100に設定しています。継続する場合は、新しいスレッドを立ててください。

合計 今日 昨日

ただいまの閲覧者

ホームページへ戻る

名前
メールアドレス
タイトル
本文
アップロード
URL
削除キー 項目の保存


RSS
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[243] ■ 名局賞推薦 ■
まるしお (/) - 2013年09月26日 (木) 20時41分

 名局賞はどの将棋になるか、ということを考えながら印象に残る対局をリストアップしていきましょう。

――――――――――――――――――――――――――――――
 ・名局賞に値する対局を推薦して下さい
 ・推薦理由明記
 ・自薦の他に、「誰々がこの将棋を絶賛していた」という情報も
――――――――――――――――――――――――――――――


Pass

[383] 衝撃手順
まるしお (/) - 2013年10月09日 (水) 18時28分

―――――――――――――――――――――――――
A級順位戦「三浦弘行−羽生善治」(2013.9.9)
―――――――――――――――――――――――――

【推薦者】さっちん・高見泰地四段


 さっちんさんが、「魔法にかかったみたいだ。これは名局賞もしくは升田賞の有力候補。というかもう決定でしょうね」と断言。
 囲碁将棋チャンネルの「月刊順位戦10月号」で本局を解説した高見泰地四段も、「羽生三冠の将棋の中でも名局の一つ」と絶賛していた。

 とにかく、図から▽8六飛▲同銀▽4七馬が衝撃。
 一見、何を意味しているのか分からないが、こうして飛車損をしても▽7八歩が打てれば勝ちという読みは凄い。

Pass

[384] 見ているだけでも疲労困憊の名局
まるしお (/) - 2013年10月09日 (水) 18時30分

――――――――――――――――――――――――――
王座戦第二局「羽生善治−中村太地」(2013.9.18)
――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】まるしお


 終局は午後11時21分。203手の大熱戦。
 後半100手は中村玉を羽生が延々と追い回す展開。中村は入玉を果たし、5九地点まで遁走したが、そこからまた押し戻す羽生。

 攻める方も凄かったが、中村の凌ぐ姿もまた凄かった。

 王座戦第二局「羽生善治−中村太地」棋譜(2013年09月18日)

Pass

[385] 先崎、絶賛
まるしお (/) - 2013年10月09日 (水) 18時32分

―――――――――――――――――――――――――――
NHK杯戦「ア一生−鈴木大介」(2013.9.22 放送)
―――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】先崎 学 八段


 後手アの粘り強い指し手が印象的な一番。苦しい場面が続いたものの、先手鈴木に決定打を与えない。凌いで、凌いで、とうとう212手。

 この長丁場を制したアに解説者の先崎八段も感心することしきり。先崎解説者に、「今年度の名局賞の候補」とまで言わしめた一局。

 NHK杯戦「ア一生−鈴木大介」棋譜(2013年09月22日放送)

Pass

[386] 中原名人も誉めた一局
まるしお (/) - 2013年10月09日 (水) 18時34分

―――――――――――――――――――――――――――
女流王位戦第四局「甲斐智美−里見香奈」(2013.6.5)
―――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】まるしお


 これは凄い将棋だった。「●○●」で1勝2敗のカド番となった甲斐の踏ん張りが実を結んだ一戦。

 百十手を越え、甲斐は残り数分という持時間。対して里見は一時間弱を残していた。こういう中、以後七十手ほどを、慎重に、暴発せずに指し切って甲斐は勝利する。(結局最終第五局も制し、里見からタイトルを奪取!)

 「週刊新潮」のコラムでも、甲斐の師匠・中原誠十六世名人が誉めていた一局。

 女流王位戦第四局「里見香奈−甲斐智美」棋譜(2013年6月5日)

Pass

[387] 歴史的悪手もまた名局の条件
まるしお (/) - 2013年10月09日 (水) 18時36分

―――――――――――――――――――――――――――――――
女流王座戦挑戦者決定戦「里見香奈−本田小百合」(2013.9.6)
―――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】大沢一公


 二年連続同一カードとなった挑戦者決定戦。
 終盤、何度か本田に勝ちがあった。しかし時間に追われる中、本田はそれらを全て逃し、最後に悪手を指して万事休す。
 はっきり言って、最終盤の本田の指し手はヘロヘロだった。しかし、だからこそ本局は名局なのだと言う人がいた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
 110手目△5四同金の次が、第二のハイライト。本田の▲7五金打が、棋史に残る偉大な悪手。△6八竜で、一遍に受けなしになってしまった。
 以下の指し手は、見るに忍びない。私ならグワーッと叫んで投げるところだが、朝から一日かけて作り上げた必勝の局面を、たった一手の悪手で棒に振ってしまったのだ。本田が投げきれない気持ちは痛いほど分かる。
 が、里見は的確に寄せの網を絞る。本田は投了を告げるしかなかった。
 本局、もし本田が83手目に▲6一飛と下ろしていたら、本田の快勝局として、自選次の一手に収録されただろう。しかしそれを逸し、111手目▲7五金打としたことが、皮肉なことに好局を名局に昇華させてしまった。繰り返すが、幻の▲6一飛と▲7五金打で、女流棋史に永遠に語り継がれる名局になったのである。
(大沢一公「一公の将棋雑記」より)
―――――――――――――――――――――――――――――――――

 本田はインタビューに応じられず、口元をハンカチで押さえながら席を立ったという(二分程で戻る)。
 歴史的悪手もまた名局の条件か。

 「一公の将棋雑記」より、「第3期女流王座戦・挑戦者決定戦の一局を振り返る」

 女流王座戦挑戦者決定戦「里見香奈−本田小百合」棋譜(2013年9月6日)

Pass

[807] 恐るべき大局観
まるしお (/) - 2013年11月12日 (火) 21時15分

―――――――――――――――――――――――――――――――
竜王戦第三局「渡辺明竜王 vs 森内俊之名人」(2013.11.7〜8)
―――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】森下 卓 九段(ニコニコ生放送にて)


 この春の名人戦第三局「▲森内−▽羽生」と同一局面になる。
 そのときは先手が指しやすいとの結論だった。
 これを渡辺は後手番であえて採用。
 先手、▲8二角の打ち込みから▲9一角成と香車を取って万々歳かと思いきや、後手渡辺はなんとも悠長に、玉を囲って端歩を突く。

 これが渡辺の研究とは恐れ入る。
 以下、細い攻めをつないで勝ってしまった。
 観ていて狐につままれたような構想。

 とは言え、終盤は手に汗握る攻防で、最後に詰めろ逃れの詰めろをかけた名人だったが、実はもう一つの別の詰み筋を竜王が用意していたという劇的幕切れ。
 興奮いっぱいの一局だった。

 竜王戦第三局「渡辺明竜王 vs 森内俊之名人」棋譜(2013.11.7〜8)

Pass

[1575] 永瀬拓矢、ここにあり。
まるしお (/) - 2014年01月08日 (水) 18時54分

―――――――――――――――――――――――――――――――――
棋王戦挑戦者決定戦「三浦弘行九段 vs 永瀬拓矢六段」(2014.1.7)
―――――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】まるしお


 その対局が名局となるには「場」の存在が重要だ。
 C級の消化試合にも名局は生まれ得るかもしれないが、やはり注目される闘いという「場」が一局を名局たらしむるのも事実。

 今回の棋王戦に於ける永瀬拓矢、実にあっぱれであった。羽生三冠を二度倒し、存在感を示した。
 挑戦者決定第二局の本局も、ギリギリのところを踏ん張り続け、見応えがあった。敗れたとはいえ「場」に相応しい内容で、永瀬将棋ここにありというところを世間に知らしめたと言えるだろう。

 タイトル初挑戦は逃したが、今後の永瀬からは目が離せない。

 棋王戦挑戦者決定戦「三浦弘行九段 vs 永瀬拓矢六段」棋譜(2014.1.7)

Pass

[1580] まだ21でしょ
さっちん (/) - 2014年01月08日 (水) 19時44分

>タイトル初挑戦は逃したが、今後の永瀬からは目が離せない

次の注目すべき対局は 棋聖戦の2次予選 対深浦九段戦ですね。
勝てば、決勝トーナメント(ベスト16)

また、今期の残り対局もまだかなり残っており、
最多勝、勝率1位の可能性も大有り

C2に居るのが不思議でございますねぇ

Pass

[2054] 終盤が凄かった
まるしお (/) - 2014年02月03日 (月) 19時30分

――――――――――――――――――――――――――――――――
第39期棋王戦第一局「渡辺明棋王 vs 三浦弘行九段」(2014.2.2)
――――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】北浜健介(ニコニコ生放送にて)


 終盤、これほどハラハラドキドキの展開になるとは驚く。
 北浜解説によると、後手が▽4五歩と突いて飛車が働くようになれば三浦挑戦者の勝ち。確かに頷ける判断だ。
 そして実際に114手目、▽4五歩が実現する。
 5五の天王山まで逃げ延びてきた渡辺玉ももはやこれまでかと思われた。

 ところがここから、▲5二銀打▽3二玉▲3四香が渡辺棋王の返し技。
 北浜八段はここらへんの棋王の読みの深さを何回も絶賛し、「名局です」と繰り返していた。

 追われ追われてついに5五の都まで逃げのびてきた渡辺玉が、その位置を逆利用して三浦玉を寄せ切る。
 なんともスリリングな攻防。
 私も堪能した。

 第39期棋王戦第一局「渡辺明棋王 vs 三浦弘行九段」棋譜(2014.2.2)

Pass

[2501] 午前二時終局の激闘
まるしお (/) - 2014年03月08日 (土) 16時50分

――――――――――――――――――――――――――――――――
A級順位戦最終局「久保利明九段 vs 三浦弘行九段」(2014.3.7)
――――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】将棋ブログ執筆者の各氏


 午後九時、早々に最後の降級者が決まり、残り全てが「消化試合」となってしまった冴えない「将棋界のいちばん長い日」。
 ところがどっこい、そんな声に反発するかのように凄い勝負が繰り広げられていたことを今朝知った。

 なんと、終局は午前二時頃だったという。
 それから三時過ぎまで感想戦をし、さらにその後、三浦は他の四局の棋譜を朝五時過ぎまで並べていたというのだから凄まじい。

 二人共、午後九時までは降級の可能性があった。
 対局者は屋敷の降級決定を知らずに二時まで指し続けたのだろうか。
 秒読みの中、トイレは大丈夫だったのか。
 271手という大激闘はここ四半世紀のA級長手数記録だとか。

 眠い目をこすりながらニコニコ生放送や囲碁将棋チャンネルを観ていた人は大感動だったに違いない。

Pass

[2505] 熱局
さっちん (/) - 2014年03月08日 (土) 21時52分

中盤ははっきり三浦有利でしたね

 そこから 決め手を与えずジワリ、ジワリと差を詰めたのが久保段

次第に焦りの色を濃くする三浦 

 秒読みに追われて パッシッと指したつもりが駒が手につかず

数枚の駒が盤上に散らばる・・

 慌てふためきながら駒の位置を直す三浦九段

真剣勝負ならではの光景を見た思いでした

優勢であるはずの三浦が焦り 劣勢の久保は淡々の指し続け

 遂に逆転かと思われたとき 今度は久保が躓いてしまった

 詰まぬ玉を詰ましに行ったのだ

ここからは 泥沼の戦い 双方入玉模様でもつれにもつれる

 が、駒割ではっきり三浦の勝ちが決っても久保は投げなかった

刀折れ、矢が尽き 具足が破れ かぶとが脱げても最後まで戦い抜いた久保の気力は天晴れであった

いや〜^いい将棋を観戦できました!

Pass

[2781] 電王戦から一局
まるしお (/) - 2014年03月29日 (土) 16時45分

――――――――――――――――――――――――――――――――
第2回電王戦第2局「佐藤紳哉六段 vs やねうら王」(2014.3.22)
――――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】山本一成(ponanza 開発者)


 ponanzaの作者・山本一成氏が本局を分析し、「名局といっても良い」と述べている。
 この観戦記はコンピュータと人間の対比が良く描かれていて面白い。

 電王戦第2局 佐藤紳哉六段とやねうら王の観戦記(山本一成とPonanzaの大冒険)2014.3.28

 私自身は、佐藤六段の渾身の勝負手△6四歩あたりの攻防が印象に残った。
 △6四歩▲同角△6三香の後、やねうら王が反省して▲2五飛としたのには驚く。
 △6三香に▲3一角成の予定を断念し、読みを修正。
 ▲2五飛として角の丸損を甘んじた。

 間違えながらもぐっと踏ん張るコンピュータの姿。
 この対局の大きな見せ場だった。

Pass

[4131] マイナビ女子オープン史上に残る大激戦
まるしお (/) - 2014年11月29日 (土) 08時06分

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第8期マイナビ準々決勝「甲斐智美 二冠 vs 伊藤沙恵 女流初段」(2014.11.28)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【推薦者】中継室の記者

 第8期マイナビ女子オープン準々決勝「甲斐智美 女流二冠 vs 伊藤沙恵 女流初段」棋譜(2014.11.28)

 中継室で「名局賞候補だ」という声が上がったそうだ。
 中継ブログにも、「マイナビ女子オープン史上に残る大激戦」「歴史に残る激闘」という文字が並ぶ。

 私も終盤近くから観戦していたが、後手伊藤が70手目▽3七桂の勝負手を放ったあたりからもの凄い攻防になり、興奮した。

 

 この局面、7六の飛車と2七の金を狙う▽4九角の筋が実現すれば伊藤にもチャンスありと私も考え、▽2九銀などという手が浮かんだりしたが、いやいや▽3七桂ですよ、やはり。
 ここからの甲斐と伊藤の絶妙な遣り取りが素晴らしく、最後は甲斐玉が打歩詰で逃れているという局面が出現。

 この打歩詰が勝敗を決めた。伊藤はこの順では駄目だと悟り別の手を選んだが、甲斐の持駒が豊富すぎて、攻めを凌ぐことができなかった。
 しかし、甲斐が終局後、「ギリギリ打歩詰の変化になっていたのですが、最後それで下駄を預けられたときに詰ます順が読み切れていなかったので、ちょっとわからなかったです」と述べているので、イチかバチか下駄を預けてみたかった。ここら辺は勝負の機微なのだろう。

 伊藤沙恵は奨励会から女流に「降格」後初の対局。ライバルの加藤桃子や西山朋佳が現在も奨励会で奮闘中なので、まあ置いてきぼりを食ったようなものだが、気分一新、気張って欲しい。女流タイトルを獲り、男性棋戦の出場資格を得てそこで白星を上げる――これが私の希望だ。
 今回は残念だったが、終盤の勝負術は大したものだと感じた。期待したい。

Pass



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonから1月31日から開催スマイルセール!
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板