古くからのメンバーのひとり
昨日の「帰国子女と親のその後」に参加しました。
久しぶりにお会いする方々からの「帰国後の子育てとその後、そして自分自身の現在」は、20年前後の歳月を経た、子育てと女性の生き方についての味わい深い貴重なお話として、興味深く聴かせて頂きました。記憶に新しい間に、その一部を紹介します。
・帰国後はいろいろとあったが、それを家族で乗り 越えた今、現地に残り教育を受け続けるという選 択をした子どもたちの落ち着かない状況などを知 るにつけ、これでよかったかなと思う。
・「周囲の基準から自由であることができる」とい う生き方をしていることが、子どもたちが海外経 験で得たことかもしれない。
・出産で戻った娘から「私が帰国後悩んでいたこと を言っている?」と問われ、親の知らないところ での、子どもの葛藤や頑張り、成長に改めて気づ
かされた。
・帰国後の子育て経験の中で培われた人間関係が今 の自分の生き甲斐にもつながっている。
・・・・等など。
また、数度の海外駐在を経験され、このたび帰国された方との、嬉しい再会もありました。その方とは、渡航直前にお会いしてから早や5、6年に。かつて私も滞在した国に赴任されたのですが、時代とともに社会の在り方や学校教育を取り巻く環境も大きく変化していることを知りました。
「4か国を経験し、駐在員のおかれている立場は、時代や国によってそれぞれに違うと感じた」「大人の私がこの度帰国して感じるこのギャップは、幼い子どもにとってはハードな現場だと感じる」「帰国の子どたちの気持ちがわかるような気がする」等々、考えるきっかけが得られる、もっと伺いたい話が次々と。今回は時間が足りなかったので、次回2月17日にぜひこの続きを伺いたいと思いました。
場所を移したランチの場もとてもよかったです。
今回参加できなかった方々、ぜひ2月17日(水)にご参加を。
会を企画実施して下さったお世話係のお二人に感謝します。
[65]2016年01月15日 (金) 11時05分