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[31] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第17回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月19日 (土) 10時21分

「"バカ"になった日本」

一つの原理でしか理解ができない。
一つの原理でしか納得できない。
一つの原理しか認めることができない。
というのは、「単純」、
「馬鹿」「頭が悪い」ということだ。

社会なんて、
たった「一つの原理」だけでやっていけるはずがないじゃないか!

と、前回書いた。

(未完)


[30] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第16回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月19日 (土) 10時20分

「米国でも言葉狩り」(2011.2.16朝日新聞)

今月出版された、M.トウェイン「ハックルベリー・フィンの冒険」の新版では、
差別用語"ニガー"を中立的な"奴隷(slave)に言い換えていると、
新聞(「読売新聞」2011.2.17)にあった。

"ニガー"は200回以上つかわれているそうだが、
黒人生徒が傷つく恐れがあるとして、
教材としては敬遠される傾向にあったという。
原典の出版時から一部図書館では禁書となっていたそうだ。

勿論、この改変には賛否両論が多いというが、
ヨーロッパでも、こんな「言葉狩り」をやっているのだろうか?
「人権(平等)」の生誕地にもあるのだろうか?

伝統に立ち、
いまだ「身分(貴族)や階級(地主・資本家・労働者)」を残している。
「進歩」思想を生みながら、
「街の佇まい」を変えまいとし、
「言葉」を守りぬこうとする。

「ダブル・スタンダード」で生きる
「したたか」で「一筋縄ではいかぬ」ヨーロッパ。

つまり「利口」ということだ。
一つの原理でしか理解ができない。
一つの原理でしか納得できない。
一つの原理しか認めることができない。
というのは、「単純」、
「馬鹿」「頭が悪い」ということだ。

人間なんて、
たった「一つの原理」だけで生きていけるはずがないじゃないか!
社会なんて、
たった「一つの原理」だけでやっていけるはずがないじゃないか!


[29] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第15回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月19日 (土) 09時26分

「自由において選択するは"目的(動機・欲求)"か"手段"か」

「神は十戒を与えることにより、人間に自由を与えた」という解釈を、
あなたはすんなり理解できる・納得できるだろうか?

「殺してはならない(第6戒)」とすることで、
人間を憎しみから解放し、

「**(確認後掲載)淫してはならない(第7戒)」
「盗んではならない(第8戒)」により、
欲望から解き放った、というのである。

いかがかな、納得できただろうか?

解放されて、自由に選択できるようになったのは何か?
「動機」を形成する「感情と欲望から解放される」となると、
天国の門をくぐるため(目的)に、神の教えのままに、
神が「よし」と言われる生き方をすることとなろう。

なるほど!
「プロテスタンティズムの倫理」や
「サイモン意志決定論が価値前提(目的)を問わない」のもわかる気がする。

それにしても、
「感情・欲望の否定・離脱」は仏教や道教などでも説かれているが、
「良き後生」を与えることにおいては共通だが、
「合理性」を生むか否か、ずいぶん違うもんだなぁ…。


[28] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第14回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月19日 (土) 09時19分

「表参道も"カモン中国観光客"」

原宿・表参道も中国人むけにビジネスの取り組みを始めたという。
「春節記念セール」や店員の中国語教育や各店舗の中国客対応チェック等々。
「そろそろ対応しなければ…」と言う。

「しなくていい!!」
「ファッションの町」を捨てるのか!?

「おしゃれ」とは「我慢」だ。
デブもだらしない格好・姿勢、グチ・酔っぱらい、等々。
「我慢」できないからそうなるのだ!!
みな「恰好悪い」!

自分たちも「ブームに乗ろう」
「売り上げを増やそう」
なぞ、最高に「おしゃれ」じゃないぞ。

マナーが「違う」中国人観光客がいない
「おしゃれな街」を残してくれ!!


[27] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第13回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時44分

「世代を越えてコミュニケーション(後)」

対話は、相手との関係に依存する。
個人的・私的関係以外の人間との会話は、
「法、規則、契約」関係にないと、
そしてその限りでのみ
なされるようになってきているのだろう。

「上下関係」がなくなり、
「下のもの」には「立場」が「わからなく」なった現代。
「上のもの」には従う・「上のもの」の話を聞く、「文化・規範」が希薄化・消滅した現代。

「進歩」「革新(イノベーション)」が「正義」となり、
「伝統」は「旧弊」と同義となり、
「革新」を妨げるものとなり、
「文化領域」にのみ矮小化された。
なら、年長者(オジサン)の話なんか聞く必要なんかどこにもない!!
「また課長の自慢話が始まった!!」

その上に、
「嫌なことは我慢しなくていい」
「我慢・無理はしなくていい」
「好き・得意なことをやる方がいい」
等々がのっかった現代。

看護師さんくらいしか、
オジサンと「楽しそうに」話をしてくれなくなっているんだろうなぁ…。



[26] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第12回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時38分

「世代を越えてコミュニケーション(中)」

一旦書くのを中断して、また再開している。

体を拭いてもらうためだ(点滴の管が着いていたりして自分では自由に拭けない。)
終わると実に気持ちがいい。
やってくれたのは男の看護師だった。初めてだ。
彼も実に感じがいい。(この病院の看護師の感じは本当にいい。
入院しているものには実に大きい。)
「男の看護師は初めてだ」と話しかけると、
限られた時間の中で、いろいろ話してくれた。
(学校では1/6が男子だったそうだ。結構いるなぁ…。
精神科では必要とされているとのこと。なるほど。
介護士に比べて報酬が高い、とのこと。
管!!何をグズグスしている!?)

男の患者(オジサン)に対する女の看護婦(師)の関係は、
(男の目から見ると)どこかホステスと客を思わせる。
オジサンの相手をしてやり、不満の解消・癒しを与える役割・機能だ。
その背後には「性」が存在する感じだ。

だが、男の看護師の場合はどうなるだろうか?
彼は「看護師の仕事はけっこう力仕事が多い。患者の持ち上げなどは大変だ。」と言う。
彼は、「癒し」を機能とは捉えていないようだ。もちろん若いし、経験もまだ浅いであろうが…。

陳腐な結論になった感じがするのだが、
「相手の話を聞こう、会話をしよう、という姿勢を持てる・持てるかどうかが決定的。」
「看護師たちは、患者の世話をしよう、それが自分の役割だ、と思っている。
決して、当たり前だが、個人として会話しようとしているわけではないのだ。」

かつての日本社会には、"君臣"、"親子"、"師弟"等々が「上下関係(長幼の序)」としてあった。
だが現在では、それらの関係は「上下関係」ではなく、「機能関係」と変化した。
「上のもの」の「役割、立場(親・師・上司など)」は厳然と存在し続けている。
だが、「下のもの」のそれは?
「立場」は「個人」には存在しない。
そんな自分の「自由」を制約させるものはない!
「法、規則・ルール、契約」はあっても「立場」はなくなっているのではないか?


[25] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第11回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時35分

「世代を越えてコミュニケーション(前)」

看護婦(師)さんたちは大体20代、せいぜい30代前半だろう
(私の病室6人部屋を担当している十数名)。
患者の年代は40代と50代が一人ずつ、60代以上が4人。
年が20〜40離れている。

私の職場・周りだけではないと思うが、
最近では、世代が違い、年齢が離れると、
会話が成立しないというよりも、
若者は年輩者と会話しようとしないようだ。

だが、この病室では、気さくな声かけがある。
いま、私の前のベッドでは、
患者と看護婦さんがもう10分はおしゃべりを続けている。
(だから、この文章を思い立った。)
この人は特におしゃべり好きなようだが、
他に二人、これほどではないが、結構おしゃべりをしている。

この人たちは、入院してからの期間が相当長そうで、
それもあるだろう。
私が長くなっても、このようにはできそうもない。
年輩者側の要因、気さくさ等の性格・話題の豊富さは、
若い世代とのコミュニケーションを大きく左右しよう。

もう一方の若い世代の条件は何だろうか?
看護婦さん達は楽しそうに話しており、
決して無理に会わせている感じはない。
もちろん話題は他愛のないものだ。


[24] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第10回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時32分

「遊び」と「余力・余裕」 2011.2.12

入院するはめとなった。
突然のこと故読むものがない!
そこで何か売店で買ってきてくれ、と頼んだ。
『週間現代』  号である。
そこから、何点か拾ってみたい。
(週刊誌ゆえ事実系については避けた方が無難であるので、「
言葉」や「見方」などに絞りたい。)

@おちまさと(プロデューサー)「逆転満塁サラリーマン〜ピンチをチャンスに変える仕事術〜」(p.113)
は、こんな言葉から始まっている。

「あなたの『心のハンドル』に"あそび"はありますか?」
車のハンドルに"あそび"があるように、
仕事でもこの"あそび"の部分が必要だと私は考えています。……。
"あそび"とは、別の言い方をすれば「余力」と言えるかもしれません。」

とあり、村上春樹が、小説を書いているとき、
"乗ってきた"と思ったら筆を置き、
その方が次の日に書き始める意欲が高くなる、
というエピソードを語っている。

"あそび"の重要性については大いに頷かされることだし、
このエピソードもなかなか参考になる話だ。

そのあと、「モテる人の共通点は『余裕』があること」ではないでしょうか。
……この「余裕」も"あそび"のひとつです。」とある。

だが、「"あそび"="余裕"」であっても、
「"あそび"="余力"」だろうか?

一番最初にあるように、
「あなたの『心のハンドル』に"あそび"はありますか?」が、本テーマなら、
「"あそび"="余裕"」であっても、
「"あそび"="余力"」ではないと思うのだが…。



[23] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第9回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時29分

「言葉と思考」

「この雪おかしいです。
靴やばいです。
めっちゃ寒いです。」

2011.2.16の朝のニュースで、
昨晩深夜の新宿でインタビューされた若い女性の言葉。

「おかしいのは、やばいのはお前の言葉の方だ!」
というのでは、ツッコミとしてもつまるまい。

「今晩の雪 すごいですねぇ…。
靴が大変です。
本当に(またはすごく)寒いです。」
我々なら、こういう風に言うところだろうか…。

だが、「表現・言葉は違うが、言いたいことは同じ」
と思っていいのだろうか?と、ふと気づいた。
これまでは、そう思ってきた。
「あれが、若者の・今風の言い方なんだなぁ…」と。

でも、違うんじゃないだろうか?
彼(女)達と私(達)との表現の仕方・言葉の使い方が違えば、
感じ方も・考え方も、言いたい内容も違うのではないだろうか?
「おかしいんじゃないか?」と「ムカツク」。
同じだろうか?
私たちは電車の中で着替え・化粧はできないし、床には座れないのだ。

同じ現代日本社会に生き、同じ現象を見、
「同じ」日本語をしゃべっているはずなのだが…。


[21] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第7回)」 名前:三戸 投稿日:2011年02月18日 (金) 13時18分

「河村革命B〜対決と話し合い〜」

議会と首長との関係、二元代表制が問題視されている。
(「ねじれ」による停滞で、衆参二院制も問題視されてきている。)

河村のやり方が強引だという。
市議が言うならわかるのだが、
TV、コメンテーター・学者までもが言う。
法案・予算案を首長が議会にかける。
議会が(数の論理で)否決する。
どうすればいいんだ?

「相手(議会・議員)が賛成する法案を出せ」
ということをおそらくみんなは思っているのだろうなぁ…。

さもなくば、「話し合いをしろ」と言う。
現実問題として話し合いができるのか?
野党が"YES"と言うのか?
しかも、議員報酬削減だぜ!?

議会が本当に「話し合いの場」、
「話し合いでものごとを決めている場」
と思っているのだろうか!!!!????
与野党の議席数で決まるんじゃないか!
議会の場での話し合いで、
相手(野党)を納得させることで決まっているんじゃないこと位、
もうみんなわかっているはずなのに…。
話し合いの仕方を見て、
有権者は次の投票の判断材料にはするけれど…。

大体、「話し合い」をしたら、「談合」と非難するじゃないか!!!!!!!

「話し合い」を本当に信じているのか???
その「話し合い」って何だ?
「議論」か、そうじゃないのか?
「論理」を本当に大切にしているのか?
そうじゃないだろ!?
「もめる」「対決・対立」「トラブル」「コンフリクト」等々が嫌なんだろ?




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